JPH0520493U - ヘツドホン - Google Patents

ヘツドホン

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JPH0520493U
JPH0520493U JP7327291U JP7327291U JPH0520493U JP H0520493 U JPH0520493 U JP H0520493U JP 7327291 U JP7327291 U JP 7327291U JP 7327291 U JP7327291 U JP 7327291U JP H0520493 U JPH0520493 U JP H0520493U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear
headphone
concha
protrusion
headphones
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7327291U
Other languages
English (en)
Inventor
光雄 宮田
Original Assignee
株式会社オーデイオテクニカ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オーデイオテクニカ filed Critical 株式会社オーデイオテクニカ
Priority to JP7327291U priority Critical patent/JPH0520493U/ja
Publication of JPH0520493U publication Critical patent/JPH0520493U/ja
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  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドホンの耳に当る面に突起を設け、この
突起を耳甲介腔に挿入することによってヘッドホンを位
置決めし、ヘッドホンのずれを防止し、長時間装着して
もユーザに負担をかけることもなく、しかも、小型で優
れた特性を発揮できるようにする。 【構成】 ドライバユニット4を内蔵し、音声信号を音
波に変換して伝達するヘッドホン1の耳に当るバッフル
5のバッフルカバー11に耳甲介腔に挿入可能な突起部
10を設け、ヘッドホン1を耳14に装着するときに突
起部10を耳珠および対珠によって形成された耳甲介腔
に挿入する。これによってドライバユニットが耳甲介腔
と正対し、ヘッドホン1は特定の特性を得ることとがで
きる位置に安定して保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、耳に装着し、音声信号を音波に変換して耳に伝達するヘッドホン に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘッドホンは一般には耳に被せるようにして装着し、音響変換機器、言い換え ればドライバユニットを耳の外側に位置させ、バッフル面を利用して低域までの 特性を確保するように意図されている。この種のヘッドホンは、頭の上にバンド を回して支持するヘッドバンドタイプのもの、バンドが顎の下を通る下掛けタイ プのものがある。
【0003】 このうち、ヘッドバンドタイプの耳のせ方式のものでは、耳に当る面が平なも の、大きな円弧状のもの、または環状のものがあり、それぞれヘッドバンドで両 耳間を挾むようにしている。また、下掛けタイプのものでは、上側でヘッドホン を支えるものがないことからヘッドバンドがずれないように耳掛けつるを付ける 場合が多かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ヘッドバンドタイプのものでは、耳に対して相対的な位置決め手段を 持たないことから頭を振ったりするとずれることがあった。そのため、耳との相 対的な位置がずれないようにつるを付けたり、耳全体をおおうような形状に構成 しているが、つるを付けたものでは、長時間装着していると、ヘッドホンの重量 がつるを介して耳に加わるので、ユーザの負担が大きくなる。また、耳全体を覆 うような形状のものは、耳よりも大きくなりやすく、重くなる傾向にあり、重量 が重くなると、やはり長時間装着するとユーザに負担をかけることになる。さら に、このような単に側圧によって耳に押し当てて保持するタイプのものでは、上 述のようにヘッドホンがずれることがあり、ヘッドホンがずれると所定の特性を 得ることができないという問題がある。
【0005】 これに対し、ヘッドホンの中でもインナーイヤータイプとして耳の耳珠の内側 の窪み、すなわち耳甲介腔に装着できるように構成されたものもあるが、これで は、ドライバユニットが小さいためどうしても低域が不足したり、自然な音場感 を得ることができないという欠点がある。
【0006】 この考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は 、ヘッドホンがずれることがなく、長時間装着してもユーザに負担をかけること もなく、しかも優れた特性を発揮できる小型のヘッドホンを提供することにある 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、音響変換機器を内蔵し、音声信号を音 波に変換して伝達するヘッドホンの耳に当る面に耳の耳甲介腔に挿入可能な突起 を設けた構成になっている。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、ヘッドホンを耳に装着するときに突起を耳の窪み、すなわ ち耳珠および対珠によって形成された耳甲介腔に挿入する。これによって音響変 換機器たるドライバユニットが耳甲介腔と正対し、ヘッドホンは特定の特性を得 ることができる位置に安定して保持される。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照し、この考案の好適な実施例について説明する。
【0010】 この実施例に係るヘッドホン1は、図2の分解斜視図に示すように、ヘッドホ ン本体2とイヤーパッド3とからなっている。ヘッドホン本体2は図1の装着状 態を示す断面図から分かるように、ドライバユニット4とバッフル5とから主に 構成され、バッフル5はバッフル止めねじ6によってケース7に取り付けられて いる。ケース7は緩衝材8を介して顎の下に回して側圧を与える弾性材からなる バンド9の一端が固定されている。
【0011】 バッフル5の前面には一部に突起部10が形成されたバッフルカバー11が取 り付けられ、その上から、発泡性の合成樹脂材からなるイヤーパッド3が被せら れている。突起部10の中央部およびドライバユニット4と対向するバッフルカ バー11の部分には多数の通気孔12が穿設されている。バッフルカバー11は 、図3にも示すように、ドライバユニット4をできるだけ耳甲介腔13に近くす ることと耳14との密着性を高めるため例えばR=50mm程度の曲率に形成さ れている。
【0012】 突起部10は耳甲介腔13内に位置すべく耳珠15と対珠16との間の間隙に 挿入され、耳珠15および対珠16に当った位置でドライバユニット4が耳甲介 腔13に正対させることができるような位置に形成されている。17は接続コー ドである。
【0013】 このように構成すると、耳14への装着は、突起部10を耳甲介腔13内に挿 入するだけで耳珠15と対珠16によって位置決めされ、その位置決めされた状 態でバンド9によって弾性的に保持され、装着時にずれることはなくなる。また 、上記位置決めは、耳甲介腔13に対してドライバユニット4が正対するように 選択されているので、最良の特性を示す位置にセットするように行なわれること になる。
【0014】 具体的には、ヘッドバンドタイプのものでは、突起部10が耳甲介腔13内に 挿入されるので、頭を振ったり、ヘッドホンが外部のものに当ったりした場合で もずれ難くなる。また、下掛けタイプのものでは、突起部10が耳珠15と対珠 16に当接して支持されるため、下にずれ落ちず、しかもヘッドホンが自然に耳 の中央に位置することになり、ドライバユニット4が耳甲介腔13に正対する。 これにより、特性の確保と従来では不可能であった耳のせタイプの中軽量タイプ のヘッドホンを提供することが可能になる。さらに、バッフルカバー11の曲率 を上述のようにR=50mmに設定したことにより、耳14との密着性が向上し 、低音域において十分な量感を得ることができ、音圧も高くすることが可能にな る。加えて、耳のせタイプでは、耳掛けつるその他の部材が不要となるため、小 型軽量に構成することができ、側圧も他の方式に比べて少なくすることができる 。
【0015】 なお、この実施例においては、下掛けタイプでバッフル5に突起部10を設け たものを例示しているが、ヘッドバンド式のヘッドホンにも適用できることは勿 論である。この他に、イヤーパッドを偏肉させて突起部を形成したり、バッフル の一部に突起物を付設して突起部を形成したり、イヤーパッドに突起物を設けて 突起部を形成してもよい。また、イヤーパッドを設けなくても良いし、イヤーパ ッドの代わりにバッフル面に植毛を施しても良い。
【0016】
【考案の効果】
これまでの説明で明らかなように、音響変換機器を内蔵し、音声信号を音波に 変換して鼓膜に伝達するヘッドホンにおいて、耳に当る面に耳甲介腔に挿入可能 な突起を設けたこの考案によれば、当該突起によって耳とヘッドホンとの相対的 な位置決めが行なわれるので、ヘッドホンがずれることがなく、側圧も小さくて よいので、長時間装着してもユーザに負担をかけることもない。また、突起によ ってヘッドホンを自然に耳の略中央に位置させることができ、小型で優れた特性 を発揮できるヘッドホンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るヘッドホンの耳への
装着状態を示す断面図である。
【図2】この実施例に係るヘッドホンのヘッドホン本体
からバッフルカバーを外した状態を示す斜視図である。
【図3】この実施例に係るヘッドホンの耳甲介腔に突起
部が挿入された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッドホン 2 ヘッドホン本体 4 ドライバユニット 5 バッフル 9 バンド 10 突起部 11 バッフルカバー 12 通気孔 13 耳甲介腔 14 耳

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響変換機器を内蔵し、音声信号を音波
    に変換して鼓膜に伝達するヘッドホンにおいて、耳に当
    る面に耳甲介腔に挿入可能な突起を設けたことを特徴と
    するヘッドホン。
JP7327291U 1991-08-20 1991-08-20 ヘツドホン Withdrawn JPH0520493U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7327291U JPH0520493U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ヘツドホン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7327291U JPH0520493U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ヘツドホン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520493U true JPH0520493U (ja) 1993-03-12

Family

ID=13513360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7327291U Withdrawn JPH0520493U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ヘツドホン

Country Status (1)

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JP (1) JPH0520493U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487133B1 (ko) * 1996-08-19 2005-08-29 소니 가부시끼 가이샤 이어폰
US8532324B2 (en) 2007-03-13 2013-09-10 Sony Corporation Headphone

Cited By (3)

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KR100487133B1 (ko) * 1996-08-19 2005-08-29 소니 가부시끼 가이샤 이어폰
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EP1971181A3 (en) * 2007-03-13 2016-09-07 Sony Corporation Headphone

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Legal Events

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Effective date: 19951102