JPH05204699A - デバッグ時識別子探索方式 - Google Patents

デバッグ時識別子探索方式

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Publication number
JPH05204699A
JPH05204699A JP4010474A JP1047492A JPH05204699A JP H05204699 A JPH05204699 A JP H05204699A JP 4010474 A JP4010474 A JP 4010474A JP 1047492 A JP1047492 A JP 1047492A JP H05204699 A JPH05204699 A JP H05204699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identifier
load module
hash value
debugging
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4010474A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yamanaka
拓也 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK, NEC Software Kobe Ltd filed Critical KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
Priority to JP4010474A priority Critical patent/JPH05204699A/ja
Publication of JPH05204699A publication Critical patent/JPH05204699A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】デバッグ時における識別子の探索速度を高速化
する。 【構成】コンパイルユニットファイル1を入力し、リン
ク処理2は、ロードモジュールファイル3を生成する。
そして、識別子探索のために算出したハッシュ値を添加
した形式の識別子情報であるハッシュ値付き識別子情報
をロードモジュールファイル3に出力する。デバッグ時
識別子探索処理4では、リンク処理2が生成したロード
モジュールファイル3を入力し、新たにハッシュ値を算
出せずにロードモジュール内の識別子情報に含まれるハ
ッシュ値を利用してデバッグ時の識別子探索を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバッグ時識別子探索
方式に関し、特に、デバッグ時の識別子探索速度の向上
をはかるためのデバッグ時識別子探索方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のデバッグ時識別子探索方
式の一例を示すブロック図である。従来のデバッグ時識
別子探索方式は、図5に示すように、ロードモジュール
ファイル51から、初期化処理52,ロードモジュール
入力処理53で、ロードモジュールの目的プログラムを
入力し、識別子探索テーブル作成処理54で、識別子情
報を認識する度に適切なハッシュ関数を用いて、ハッシ
ュ値とその名前とを対応付け、識別子探索処理55で、
そのハッシュ値をもとに、その識別子が存在するか否か
を調べていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデバッ
グ時識別子探索方式は、デバッグ時に、入力したロード
モジュール中に存在する識別子情報の処理を行う度にハ
ッシュ値を計算する必要があり、大規模なプログラムに
おいては、デバッグ速度の低下を引き起こしやすいとい
う欠点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデバッグ時識別
子探索方式は、コンパイルユニットをリンクすることに
よりロードモジュールを生成し、前記ロードモジュール
をデバッグするデバッグ時識別子探索方式において、前
記コンパイルユニット中に出現する識別子を探索する段
階でハッシュ値を算出し、識別子の情報を生成する際
に、識別子に対するハッシュ値を付加した形式の識別子
情報を生成して前記ロードモジュールに出力するリンク
処理を行い、前記ロードモジュールを入力し、識別子を
探索する際には、新たにハッシュ値を計算せずに前記ロ
ードモジュール内のハッシュ値を利用してデバッグ時識
別子探索処理を行うことにより構成されている。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0006】図1は、本発明のデバッグ時識別子探索方
式の一実施例を示すブロック図である。本実施例は、図
1に示すように、コンパイルユニットファイル1,リン
ク処理2,ロードモジュールファイル3,デバッグ時識
別子探索処理4から構成されている。以下に、各処理の
内容と制御の流れとについて説明する。
【0007】図2は、図1のリンク処理2の動作の一例
を示す流れ図である。また、図3は、ハッシュ値付き識
別子情報の一例を示す図である。図2に示すように、コ
ンパイルユニットファイル1を入力し、リンク処理2
は、初期化処理21,コンパイルユニット入力処理2
2,コンパイルユニット終了判定処理23を行って、翻
訳処理24では、識別子処理を行う際にハッシュテーブ
ルを生成し、図3に示すハッシュ値付き識別子情報を生
成して、ロードモジュールファイル3に格納する。
【0008】すなわち、初期化処理21では、コンパイ
ルユニットファイル1をオープンし、目的プログラムの
ロードモジュールファイル3をオープンし、制御をコン
パイルユニット入力処理22に移す。
【0009】そして、コンパイルユニット入力処理22
では、コンパイルユニットファイル1を入力し、制御を
コンパイルユニット終了判定処理23に移す。
【0010】次のコンパイルユニット終了判定処理で
は、コンパイルユニット入力処理22でコンパイルユニ
ットを入力しようとして、ファイルの終わりであること
が認識されたら処理を終了する。また、ファイルの終わ
りでなければ、翻訳処理24に制御を移す。
【0011】そこで、翻訳処理24では、コンパイルユ
ニット入力処理22で入力したコンパイルユニット中
に、識別子が存在すれば識別子に対応するハッシュ値を
計算し、識別子の探索を行ない、識別子の定義・参照で
あればハッシュ値付き識別子情報をロードモジュールフ
ァイル3に出力する。さらに、識別子処理以外の構文解
析や意味解析などの翻訳処理を行い、ロードモジュール
をロードモジュールファイル3に出力し、制御をコンパ
イルユニット入力処理22に戻す。
【0012】図4は、図1のデバッグ時識別子探索処理
4の動作の一例を示す流れ図である。図4に示すよう
に、リンク処理2によって作成されたロードモジュール
ファイル3を入力し、デバッグ時識別子探索処理4は、
初期化処理41,ロードモジュール入力処理42を行っ
て、ハッシュテーブルを作成・参照しながら、識別子探
索処理43を行う。
【0013】すなわち、初期化処理41では、ロードモ
ジュールファイル3をオープンし、制御をロードモジュ
ール入力処理42に移す。
【0014】そして、ロードモジュール入力処理42で
は、リンク処理2で作成されたロードモジュールファイ
ル3からのロードモジュールを入力し、制御を識別子探
索処理43に移す。
【0015】そこで、識別子探索処理43では、ロード
モジュール入力処理42で入力したロードモジュール中
にハッシュ値付き識別子情報が存在すれば、ハッシュ値
をもとにハッシュテーブルを生成・参照して、識別子の
処理をおこなう。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデバッグ
時識別子探索方式は、リンク時にコンパイルユニットを
入力してロードモジュールを生成するとともに、算出し
た識別子のハッシュ値をロードモジュールに出力するこ
とにより、ロードモジュールをデバッグするにあたり、
ハッシュ値の算出を省略させるので、デバッグ時識別子
探索速度が向上できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバッグ時識別子探索方式の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】図1のリンク処理2の動作の一例を示す流れ図
である。
【図3】ハッシュ値付き識別子情報の一例を示す図であ
る。
【図4】図1のデバッグ時識別子探索処理4の動作の一
例を示す流れ図である。
【図5】従来のデバック時識別子探索方式の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 コンパイルユニットファイル 2 リンク処理 3 ロードモジュールファイル 4 デバッグ時識別子探索処理

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパイルユニットをリンクすることに
    よりロードモジュールを生成し、前記ロードモジュール
    をデバッグするデバッグ時識別子探索方式において、前
    記コンパイルユニット中に出現する識別子を探索する段
    階でハッシュ値を算出し、識別子の情報を生成する際
    に、識別子に対するハッシュ値を付加した形式の識別子
    情報を生成して前記ロードモジュールに出力するリンク
    処理を行い、前記ロードモジュールを入力し、識別子を
    探索する際には、新たにハッシュ値を計算せずに前記ロ
    ードモジュール内のハッシュ値を利用してデバッグ時識
    別子探索処理を行うことを特徴とするデバッグ時識別子
    探索方式。
JP4010474A 1992-01-24 1992-01-24 デバッグ時識別子探索方式 Withdrawn JPH05204699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010474A JPH05204699A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 デバッグ時識別子探索方式

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JP4010474A JPH05204699A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 デバッグ時識別子探索方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05204699A true JPH05204699A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11751146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4010474A Withdrawn JPH05204699A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 デバッグ時識別子探索方式

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JP (1) JPH05204699A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021039394A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 任天堂株式会社 情報処理システム、情報処理方法、開発装置、および開発装置用のプログラム

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408