JP2001125793A - コンパイラシステム及びコンパイル方法並びに記録媒体 - Google Patents

コンパイラシステム及びコンパイル方法並びに記録媒体

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JP2001125793A
JP2001125793A JP30768999A JP30768999A JP2001125793A JP 2001125793 A JP2001125793 A JP 2001125793A JP 30768999 A JP30768999 A JP 30768999A JP 30768999 A JP30768999 A JP 30768999A JP 2001125793 A JP2001125793 A JP 2001125793A
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subprogramming
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Shinichi Tomari
慎一 泊
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NEC Software Kobe Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパイルユニットの規模を有効に縮小する
ことができ、また同様の修正箇所の修正に要する時間お
よび手間を軽減させることができ、さらに修正漏れを生
じることなく確実に全ての修正個所を修正することがで
きるコンパイラシステムを提供すること。 【解決手段】 入力装置1から与えられたコンパイル指
示に従って、コンパイラ21がプログラムソース31の
コンパイルを行った後、入力装置1から与えられた副プ
ログラム化指示が副プログラム化手段22に与えられ
る。副プログラム化手段22は、コンパイラ21の解析
結果をもとに類似した記述を検索し、類似記述が認識さ
れた場合は、この認識された類似記述を副プログラム化
して副プログラムソース32として出力し、プログラム
ソース31中の類似記述部分を副プログラム呼出し記述
に編集し、編集済プログラムソース33を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラムをコ
ンパイルするコンパイラシステムに関し、更に詳しく
は、プログラム中で類似した記述部分を自動的に副プロ
グラム化する機能を備えたコンパイラシステムおよびコ
ンパイル方法並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラムを作成する場合、プロ
グラム部品やマクロ等を利用して、プログラムの規模の
縮小を図っている。また、プログラムを部分的に修正す
る場合、重複または類似性の高い全ての記述個所に対し
て同様の修正を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
技術によれば、第1の問題点として、プログラム部品や
マクロ等の利用が行われていても、プログラム中に重複
または類似性の高い記述が多く存在するために、コンパ
イルユニットの規模を有効に縮小することが困難である
という問題がある。また、第2の問題点として、プログ
ラムの修正を手作業で行っているため、重複または類似
性の高い全ての記述個所を修正しようとすると、修正に
多大な時間および手間を要するという問題がある。さら
に、第3の問題点として、プログラムの修正を手作業で
行っているため、修正漏れが発生する可能性が高くなる
という問題がある。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、コンパイルユニットの規模を有効に縮小すること
ができ、また同様の修正箇所の修正に要する時間および
手間を軽減させることができ、さらに修正漏れを生じる
ことなく確実に全ての修正個所を修正することができる
コンパイラシステム及びコンパイル方法並びに記録媒体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、プログラムソースのコンパイルを行う際
に、コンパイラの解析結果をもとに副プログラム化を実
行する手段を有する。すなわち、この発明にかかるコン
パイラシステムは、プログラムをコンパイルするコンパ
イラシステムであって、コンパイル時に、コンパイルの
対象とされるプログラムソース中の類似記述部分を抽出
して該類似記述部分を副プログラム化すると共に、プロ
グラムステップ数が所定の上限値を満足する限度におい
て前記プログラムソース中の前記類似記述部分を前記副
プログラムの呼び出し文に編集する副プログラム化手段
を備えたことを特徴としている。
【0006】前記副プログラム化手段は、例えば、前記
類似記述部分を副プログラム化するか否かの指示を判定
する副プログラム化指示判定手段と、前記副プログラム
化指示判定手段により副プログラム化する旨の判定が下
されたことを条件として前記上限値を認識する上限値認
識手段と、前記プログラムソース中の類似記述部分を検
索して抽出する類似記述検索手段と、前記類似記述検索
手段により抽出された類似記述部分と、該類似記述部分
でのみ参照される情報記述部分とを副プログラムとして
生成する副プログラム生成手段と、プログラムステップ
数が前記上限値を超えない範囲内で、前記類似記述検索
手段により抽出された前記類似記述部分および前記情報
記述部分とを前記プログラムソースから削除して、当該
削除部分に前記副プログラムの呼び出し文を記述するよ
うに、前記プログラムソースを編集するプログラムソー
ス編集手段と、前記プログラムソース編集手段の編集結
果を出力する編集結果出力手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0007】この発明にかかるコンパイル方法は、プロ
グラムをコンパイルするコンパイル方法であって、コン
パイル時に、コンパイルの対象とされるプログラムソー
ス中の類似記述部分を抽出して該類似記述部分を副プロ
グラム化すると共に、プログラムステップ数が所定の上
限値を満足する限度において前記プログラムソース中の
前記類似記述部分を前記副プログラムの呼び出し文に編
集する副プログラム化ステップを含むことを特徴とす
る。
【0008】前記副プログラム化ステップは、例えば、
前記類似記述部分を副プログラム化するか否かの指示を
判定する副プログラム化指示判定ステップと、前記副プ
ログラム化指示判定ステップにおいて副プログラム化す
る旨の判定が下されたことを条件として前記上限値を認
識する上限値認識ステップと、前記プログラムソース中
の類似記述部分を検索して抽出する類似記述検索ステッ
プと、前記類似記述検索ステップにおいて抽出された類
似記述部分と、該類似記述部分でのみ参照される情報記
述部分とを副プログラムとして生成する副プログラム生
成ステップと、プログラムステップ数が前記上限値を超
えない範囲内で、前記類似記述検索において抽出された
前記類似記述部分および前記情報記述部分とを前記プロ
グラムソースから削除して、当該削除部分に前記副プロ
グラムの呼び出し文を記述するように、前記プログラム
ソースを編集するプログラムソース編集ステップと、前
記プログラムソース編集ステップでの編集結果を出力す
る編集結果出力ステップと、を含むことを特徴としてい
る。
【0009】この発明にかかる記録媒体は、プログラム
をコンパイルするコンパイル方法を実行するためのプロ
グラムが記録された記録媒体であって、コンパイル時
に、コンパイルの対象とされるプログラムソース中の類
似記述部分を抽出して該類似記述部分を副プログラム化
すると共に、プログラムステップ数が所定の上限値を満
足する限度において前記プログラムソース中の前記類似
記述部分を前記副プログラムの呼び出し文に編集する副
プログラム化ステップを実行するためのプログラムが記
憶されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。 <第1の実施の形態>図1に、第1の実施の形態にかか
るコンパイラシステムの構成を示す。図1を参照する
と、この実施の形態にかかるコンパイラシステムは、キ
ーボード等の入力装置1と、コンパイラ21を有するデ
ータ処理装置2と、コンパイラの処理対象とされるプロ
グラムソース31等の情報を記憶する記憶装置3と、デ
ィスプレイ装置や印刷装置等の出力装置4とを含む。記
憶装置3には、プログラムソース31に加えて、コンパ
イルにより生成される後述の副プログラムソース32お
よび編集済プログラムソース33が記憶される。
【0011】ここで、コンパイラ21は、この発明の特
徴部をなす副プログラム化手段22を備える。この副プ
ログラム化手段22は、プログラムソース31のコンパ
イルを行う際にコンパイラ21の解析結果をもとに副プ
ログラム化を実行するためのものである。すなわち、副
プログラム化手段22は、コンパイル時に、コンパイラ
21の解析情報をもとに、コンパイルの処理対象とされ
るプログラムソース31中の類似記述部分を抽出して該
類似記述部分を副プログラム化して副プログラムソース
32を生成し、プログラムステップ数が所定の上限値を
満足する限度においてプログラムソース31中の類似記
述部分を副プログラム32の呼び出し文に編集して編集
済プログラムソース33を生成するものである。
【0012】具体的には、副プログラム化手段22は、
特に図示しないが、上記類似記述部分を副プログラム化
するか否かの指示を判定するための副プログラム化指示
判定処理を実行する副プログラム化指示判定手段と、前
記副プログラム化指示判定手段により副プログラム化す
る旨の判定が下されたことを条件として前記上限値を認
識するための上限値認識処理を実行する上限値認識手段
と、プログラムソース31中の類似記述部分を検索して
抽出するための類似記述検索処理を実行する類似記述検
索手段と、前記類似記述検索手段により抽出された類似
記述部分と、該類似記述部分でのみ参照される情報記述
部分とを副プログラムとして生成するための副プログラ
ム生成処理を実行する副プログラム生成手段と、プログ
ラムステップ数が前記上限値を超えない範囲内で、前記
類似記述検索手段により抽出された前記類似記述部分お
よび前記情報記述部分とを前記プログラムソース31か
ら削除して、当該削除部分に前記副プログラムの呼び出
し文を記述するように、前記プログラムソース31を編
集するためのプログラムソース編集処理を実行するプロ
グラムソース編集手段と、前記プログラムソース編集手
段の編集結果を出力するための編集結果出力処理を実行
する編集結果出力手段と、を備えて構成される。
【0013】また、副プログラム化手段22の編集結果
出力手段は、その編集結果として、上述の副プログラム
化により得られた副プログラムソース32、編集済プロ
グラムソース33、および副プログラム化に関する情報
を出力装置4に出力する。さらに、コンパイラ21は、
コンパイル指示を受けた場合、コンパイルの出力結果と
してコンパイルユニット6を出力する。
【0014】次に、本実施の形態に係る図1に示すコン
パイラシステムの全体動作について詳細に説明する。先
ず、入力装置1から、コンパイル開始の指示(コンパイ
ル指示)、類似記述部分の副プログラム化の指示(副プ
ログラム化指示)、および副プログラム化された後のプ
ログラムソースのステップ数の上限値の指示(上限値指
示)が行われる。コンパイル指示が与えられると、この
指示に従って、コンパイラ21がプログラムソース31
のコンパイルを行なう。このコンパイルの際に、この副
プログラム化指示が副プログラム化手段22に与えら
れ、図2に示す一連の副プログラム化処理(ステップS
1〜S7)が実行される。
【0015】以下、図2に示すフローチャートに沿って
副プログラム化処理を説明する。この処理の実行に先だ
って、この副プログラム化処理により得られる後述の編
集済プログラムソース33のプログラムステップ数の上
限値を入力装置1から指定する。この上限値としては、
例えば、編集済プログラムソース33のプログラムステ
ップ数の上限値の他、編集済プログラムソース33およ
び副プログラムソース32の総プログラムステップ数の
上限値を指定してもよい。
【0016】ステップS1:先ず、副プログラム化手段
22は、上述の副プログラム化指示判定手段により副プ
ログラム化指示判定処理を行い、副プログラム化を行う
かどうかを決定(判定)する。この副プログラム化の指
示は、上述のプログラムステップ数の上限値と共に、予
め入力装置1から入力される。また、副プログラム化を
行わない旨の判定がなされた場合(ステップS1:N
O)には、副プログラム化処理を終了する。 ステップS2:これに対し、副プログラム化指示判定手
段により副プログラム化を行う旨の判定がなされた場合
(ステップS1:YES)、副プログラム化手段22
は、上述の上限値認識手段により上限値認識処理を行
い、入力装置1から指定されたプログラムステップ数の
上限値を認識する。
【0017】ステップS3:続いて、副プログラム化手
段22は、上述の類似記述検索手段により類似記述検索
処理を行い、コンパイラ21の解析結果をもとに重複ま
たは類似した記述(すなわち類似記述部分)を検索す
る。このとき、コンパイラ21の解析結果から、類似記
述部分で参照されているデータや呼び出し先の情報の記
述部分をも把握する。 ステップS4:続いて、上述の検索の結果から、類似記
述部分が有るか否かを判断し、類似記述部分がない場合
(ステップS4:NO)、副プログラム化を行わず、後
述のステップS7において副プログラム化結果出力処理
を実行して一連の処理を終了する。
【0018】ステップS5:これに対し、類似記述部分
が有る場合(ステップS4:YES)、副プログラム化
手段22は、上述の類似記述副プログラム化手段により
類似記述副プログラム化処理を行い、ステップS3(類
似記述検索処理)により認識された類似記述部分を副プ
ログラム化して、これを副プログラムソース32として
出力する。このとき、副プログラム化手段22は、例え
ばコンパイラ21の意味解析時に作成される「相互参照
情報」を利用することにより、抽出された類似記述部分
と、この類似記述部分でのみ参照される情報記述部分と
を一括して副プログラムとして生成する。
【0019】ステップS6:続いて、副プログラム化手
段22は、上述のプログラム編集手段によりプログラム
ソース編集処理を行い、プログラムソース31中の類似
記述部分を副プログラムの呼び出し文に書き換えてプロ
グラムソース31を編集し、編集済プログラムソース3
3を出力する。 ステップS7:続いて、副プログラム化手段22は、上
述の編集結果出力手段により副プログラム化結果出力処
理を行い、副プログラム化に関する情報を出力装置4に
出力する。この副プログラム化に関する情報としては、
例えば、プログラムソース31で副プログラム化された
記述部分に関する情報などがある。以上の一連の副プロ
グラム化処理によりプログラムソース31がた副プログ
ラムソース32と編集済プログラムソース33とに修正
されて再コンパイルが行われ、このコンパイル結果がコ
ンパイルユニット6として最終的に出力される。
【0020】この第1の実施の形態によれば、コンパイ
ル時に編集済プログラムを出力するするように構成され
ているため、常に最新の副プログラムが得られる。ま
た、既存のプログラムを修正せずに再コンパイルするこ
とにより、手間をかけること無く副プログラム化が行え
る。
【0021】次に、図3に示すCOBOL言語によるプ
ログラムを例とし、類似記述部分の処理のみに着目して
本実施の形態の動作を説明する。まず、入力装置1から
与えられたコンパイル指示に従い、図3に例示するプロ
グラムソース31を、コンパイラ21がコンパイルす
る。次に、入力装置1から与えられた副プログラム化指
示に従い、副プログラム化を行うか否かを、副プログラ
ム化判定処理(図2のステップS1)により決定する。
【0022】次に、上限値認識処理(図2のステップS
2)によりプログラムステップ数の上限値を認識し、類
似記述検索処理(図2のステップS3)により、図3に
示すプログラム記述部分31A(001030行から0
01080行部分)とプログラム記述部分31B(00
2010行から002060行)を検索して、これらの
プログラム記述部分に類似性があることを認識する。次
に、類似性がある場合、類似記述副プログラム化処理
(図2のステップS5)により、類似記述部分を副プロ
グラムソース32として生成し、これを記憶装置3に出
力する。
【0023】次に、プログラムソース編集処理(図2の
ステップS6)により、プログラムステップ数の上限値
を超えない限度において、図3のプログラム記述部分3
1A(001030行から001080行部分)、およ
びプログラム記述部分31B(2010行から2060
行部分)を、それぞれ副プログラム呼出し記述(編集済
プログラムソース33中のステップ番号「00103
0」の記述文)に編集して編集済プログラムソース33
を生成し、これを出力する。
【0024】最後に、副プログラム化結果出力処理(図
2のステップS7)により、図3のプログラム記述部分
31A(001030行から001080行部分)およ
びプログラム記述部分31B(002010行から00
2060行部分)を副プログラム化した際の情報を出力
装置4に表示する。この図3に示すプログラム例の処理
においても、類似記述部分のみにおいて参照される情報
も一括して副プログラム化される。以上により、プログ
ラムソース中の類似記述部分が副プログラム化されてコ
ンパイルが行われる。
【0025】<第2に実施の形態>次に、本発明の第2
の実施の形態について、図4を参照して説明する。な
お、図4において、上述の第1の実施の形態にかかる図
1に示す構成要素と共通する要素には、同一符号を付
す。本発明の第2の実施の形態は、コンパイラ21の上
述の一連の副プログラム化処理を実行するためのプログ
ラム(以下コンパイラプログラムと称する)を記録した
記録媒体7を備える。この記録媒体7は、磁気ディス
ク、半導体メモリその他の記録媒体であってよい。この
コンパイラプログラムが記録媒体7からデータ処理装置
2に読み込まれると、データ処理装置2内部にコンパイ
ラ21が構築され、このデータ処理装置2の動作を制御
する。データ処理装置2は、コンパイラ21の制御によ
り、上述の第1の実施の形態における副プログラム化処
理(ステップS1〜S7)を実行する。
【0026】すなわち、入力装置1からコンパイル指示
および副プログラム化指示が与えられると、プログラム
ソース31のコンパイルを行い、副プログラム化指示が
あれば解析結果を利用して類似記述のある個所を検索す
る。類似記述のある個所が発見された場合は、類似記述
を副プログラム化して副プログラムソース32として出
力し、類似記述のある個所を副プログラム呼出し記述文
に編集して編集済プログラムソース33として出力す
る。そして最後に、副プログラム化した際の上述の情報
を出力装置4に表示させる。
【0027】上述した第1および第2の実施の形態によ
れは、以下の効果が得られる。第1の効果として、コン
パイル結果であるコンパイルユニット6の規模を縮小す
ることができる。その理由は、プログラムソース31を
修正した後に行うコンパイル時に、プログラムソース中
の類似記述が副プログラム化されるためである。このと
き、プログラムステップ数の上限値を指定することによ
り、過剰な副プログラム化を防止することができる。し
たがって、副プログラム化に伴うコンパイルの処理時間
の増大を有効に抑制することができる。
【0028】第2の効果として、類似記述部分に対する
同様な修正が、副プログラムおよび副プログラム呼出し
記述部を修正するだけでよくなる。その理由は、プログ
ラムソースを修正した後に行うコンパイル時に、プログ
ラムソース中の類似記述が副プログラム化されるためで
ある。第3の効果として、類似記述部分に対する修正漏
れを防ぐことができる。その理由は、プログラムソース
を修正した後に行うコンパイル時に、プログラムソース
中の類似記述が副プログラム化されるためである。以
上、この発明の一実施の形態を説明したが、この発明
は、この実施の形態に限られるものではなく、この発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンパイル時に、コンパイルの対象とされるプログ
ラムソース中の類似記述部分を抽出して該類似記述部分
を副プログラム化すると共に、プログラムステップ数が
所定の上限値を満足する限度におい前記てプログラムソ
ース中の類似記述部分を副プログラムの呼び出し文に編
集するようにしたので、コンパイルユニットの規模を有
効に縮小することができ、また同様の修正箇所の修正に
要する時間および手間を軽減させることができ、さらに
修正漏れを生じることなく確実に全ての修正個所を修正
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかるコンパイ
ルシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態にかかるコンパイ
ルシステムの動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態にかかるプログラ
ムソースの一例を示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態にかかるコンパイ
ルシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:入力装置 2:データ処理装置 3:記憶装置 4:出力装置 6:コンパイルユニット 7:記録媒体 21:コンパイラ 22:副プログラム化手段 31:プログラムソース 32:副プログラムソース 33:編集済プログラムソース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムをコンパイルするコンパイラ
    システムであって、 コンパイル時に、コンパイルの対象とされるプログラム
    ソース中の類似記述部分を抽出して該類似記述部分を副
    プログラム化すると共に、プログラムステップ数が所定
    の上限値を満足する限度において前記プログラムソース
    中の前記類似記述部分を前記副プログラムの呼び出し文
    に編集する副プログラム化手段を備えたことを特徴とす
    るコンパイラシステム。
  2. 【請求項2】 前記副プログラム化手段は、 前記類似記述部分を副プログラム化するか否かの指示を
    判定する副プログラム化指示判定手段と、 前記副プログラム化指示判定手段により副プログラム化
    する旨の判定が下されたことを条件として前記上限値を
    認識する上限値認識手段と、 前記プログラムソース中の類似記述部分を検索して抽出
    する類似記述検索手段と、 前記類似記述検索手段により抽出された類似記述部分
    と、該類似記述部分でのみ参照される情報記述部分とを
    副プログラムとして生成する副プログラム生成手段と、 プログラムステップ数が前記上限値を超えない範囲内
    で、前記類似記述検索手段により抽出された前記類似記
    述部分および前記情報記述部分とを前記プログラムソー
    スから削除して、当該削除部分に前記副プログラムの呼
    び出し文を記述するように、前記プログラムソースを編
    集するプログラムソース編集手段と、 前記プログラムソース編集手段の編集結果を出力する編
    集結果出力手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載されたコンパ
    イラシステム。
  3. 【請求項3】 プログラムをコンパイルするコンパイル
    方法であって、 コンパイル時に、コンパイルの対象とされるプログラム
    ソース中の類似記述部分を抽出して該類似記述部分を副
    プログラム化すると共に、プログラムステップ数が所定
    の上限値を満足する限度において前記プログラムソース
    中の前記類似記述部分を前記副プログラムの呼び出し文
    に編集する副プログラム化ステップを含むことを特徴と
    するコンパイル方法。
  4. 【請求項4】 前記副プログラム化ステップは、 前記類似記述部分を副プログラム化するか否かの指示を
    判定する副プログラム化指示判定ステップと、 前記副プログラム化指示判定ステップにおいて副プログ
    ラム化する旨の判定が下されたことを条件として前記上
    限値を認識する上限値認識ステップと、 前記プログラムソース中の類似記述部分を検索して抽出
    する類似記述検索ステップと、 前記類似記述検索ステップにおいて抽出された類似記述
    部分と、該類似記述部分でのみ参照される情報記述部分
    とを副プログラムとして生成する副プログラム生成ステ
    ップと、 プログラムステップ数が前記上限値を超えない範囲内
    で、前記類似記述検索において抽出された前記類似記述
    部分および前記情報記述部分とを前記プログラムソース
    から削除して、当該削除部分に前記副プログラムの呼び
    出し文を記述するように、前記プログラムソースを編集
    するプログラムソース編集ステップと、 前記プログラムソース編集ステップでの編集結果を出力
    する編集結果出力ステップと、 を含むことを特徴とする請求項3に記載されたコンパイ
    ル方法。
  5. 【請求項5】 プログラムをコンパイルするコンパイル
    方法を実行するためのプログラムが記録された記録媒体
    であって、 コンパイル時に、コンパイルの対象とされるプログラム
    ソース中の類似記述部分を抽出して該類似記述部分を副
    プログラム化すると共に、プログラムステップ数が所定
    の上限値を満足する限度において前記プログラムソース
    中の前記類似記述部分を前記副プログラムの呼び出し文
    に編集する副プログラム化ステップを実行するためのプ
    ログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013513868A (ja) * 2009-12-09 2013-04-22 ザ マスワークス, インク グラフィカル状態遷移図モデルにおける再利用候補の正規化バージョン
US9424005B1 (en) 2009-12-09 2016-08-23 The Mathworks, Inc. Templatized component
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