JPH05203679A - 電流センサー - Google Patents
電流センサーInfo
- Publication number
- JPH05203679A JPH05203679A JP3127970A JP12797091A JPH05203679A JP H05203679 A JPH05203679 A JP H05203679A JP 3127970 A JP3127970 A JP 3127970A JP 12797091 A JP12797091 A JP 12797091A JP H05203679 A JPH05203679 A JP H05203679A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- alloy
- current
- crystal grains
- current sensor
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電流センサーの商用周波数における検出電流
の範囲を拡大る。 【構成】 特定の合金組成物を有し、この組成の少くと
も50%が微細な結晶粒からなり、前記結晶粒の最大寸
法で測定した粒径の平均が1000Å以下の平均粒径を
有する合金を磁心とし、これに1次および2次の巻線を
施し、この2次巻線に発光ダイオードを配置した検知回
路を備えたことを特徴とする1次巻線に流れる電流を検
知する電流センサー。
の範囲を拡大る。 【構成】 特定の合金組成物を有し、この組成の少くと
も50%が微細な結晶粒からなり、前記結晶粒の最大寸
法で測定した粒径の平均が1000Å以下の平均粒径を
有する合金を磁心とし、これに1次および2次の巻線を
施し、この2次巻線に発光ダイオードを配置した検知回
路を備えたことを特徴とする1次巻線に流れる電流を検
知する電流センサー。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次側巻線に発光ダイ
オード(LED)を付加したトランスにより1次側巻線
の電流を検知する電流センサーに関するもので、このセ
ンサーにより、負荷に電流が流れているかどうかを、離
れた場所からもLEDの点灯により検知することができ
る。
オード(LED)を付加したトランスにより1次側巻線
の電流を検知する電流センサーに関するもので、このセ
ンサーにより、負荷に電流が流れているかどうかを、離
れた場所からもLEDの点灯により検知することができ
る。
【0002】
【従来の技術】本発明の電流センサーに関する技術は電
気学会研究会資料マグネティクス研究会MAG−90−
122(1990)に開示されている。この原理を概略
すると以下のようになる。
気学会研究会資料マグネティクス研究会MAG−90−
122(1990)に開示されている。この原理を概略
すると以下のようになる。
【0003】(a)スイッチ3がONされると負荷2に
交流電流Iが流れ、磁心4が励磁されて、LED5の両
端に電圧Vが発生する。
交流電流Iが流れ、磁心4が励磁されて、LED5の両
端に電圧Vが発生する。
【0004】(b)電圧VがLEDのしきい値電圧Vs
を越えると2次コイルに電流が流れ、LEDが点灯す
る。
を越えると2次コイルに電流が流れ、LEDが点灯す
る。
【0005】(c)磁心の磁束密度Bは、B=∫(v/
N2 s)dtとなるから、Bが飽和値Bsに達すると、
Vは急激に減少し、2次側に電流は流れなくなる。
N2 s)dtとなるから、Bが飽和値Bsに達すると、
Vは急激に減少し、2次側に電流は流れなくなる。
【0006】(d)以上の磁心の飽和特性を利用するこ
とにより負荷電流Iが変化しても、LEDの明るさはあ
まり変化しない電流センサーができる。
とにより負荷電流Iが変化しても、LEDの明るさはあ
まり変化しない電流センサーができる。
【0007】なお、交流電流Iが1周期流れるときに、
LEDの点灯する時間Tonは、磁心の断面積S、飽和磁
束密度Bs、2次コイルの巻数N2 が大きいほど長くな
る。
LEDの点灯する時間Tonは、磁心の断面積S、飽和磁
束密度Bs、2次コイルの巻数N2 が大きいほど長くな
る。
【0008】(e)LEDを点灯させるための負荷電流
Iの下限値Imin は、2次電圧VがVS に達するときの
磁電流となるから、Imin は1次巻線の巻数N1 と磁心
の透磁率μの影響が強く、これらの値を大きくすれば、
Imin は小さくすることができる。
Iの下限値Imin は、2次電圧VがVS に達するときの
磁電流となるから、Imin は1次巻線の巻数N1 と磁心
の透磁率μの影響が強く、これらの値を大きくすれば、
Imin は小さくすることができる。
【0009】同文献によると、従来商品化されているフ
ェライト磁心に代って鉄系アモルファス薄帯を磁心とす
ることにより、磁心断面積、1次巻数、2次巻数を小さ
くしても同等のセンサー特性が得られたことが記されて
いる。これは、フェライトに比べて、鉄系アルモファス
の方が飽和磁束密度、透磁率が大きいためである。
ェライト磁心に代って鉄系アモルファス薄帯を磁心とす
ることにより、磁心断面積、1次巻数、2次巻数を小さ
くしても同等のセンサー特性が得られたことが記されて
いる。これは、フェライトに比べて、鉄系アルモファス
の方が飽和磁束密度、透磁率が大きいためである。
【0010】前記文献では、0.1〜4Aの負荷電流が
検知可能であるが、この範囲を拡げることのニーズは高
い。前記の如く、検知電流の下限値を小さくするために
は、1次巻数N1 を増せば良い。しかし、磁心形状を一
定にして、1次巻数N1 を増すと、導線を細くする必要
がある。一方、検知電流の最大値は、1次巻線に流せる
最大電流によって決まるから、導線を細くすると、検知
電流の上限値が減少してしまう。
検知可能であるが、この範囲を拡げることのニーズは高
い。前記の如く、検知電流の下限値を小さくするために
は、1次巻数N1 を増せば良い。しかし、磁心形状を一
定にして、1次巻数N1 を増すと、導線を細くする必要
がある。一方、検知電流の最大値は、1次巻線に流せる
最大電流によって決まるから、導線を細くすると、検知
電流の上限値が減少してしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、検知電流の上限値を減少させ
ることなくして、検知可能な負荷電流範囲を拡大した電
流センサーを提供することにある。
解決しようとする課題は、検知電流の上限値を減少させ
ることなくして、検知可能な負荷電流範囲を拡大した電
流センサーを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る、1次巻線
に流れる電流を検知する電流センサーは、一般式:(F
e1-a Ma)100-x-y-αCux Siy Bz M’α(ただ
し、MはCoもしくはNi、M’はNb,W,Ta,M
o,Zr,HfおよびTiからなる群から選ばれた少く
とも1種の元素であり、a,x,y,z,αはそれぞ
れ、0≦a≦0.3、0. 1≦x≦10、0≦y≦1
7、4≦Z≦17、10≦y+Z≦28、0.1≦α≦
20)により表わされる組成を有し、この組成の少くと
も50%が微細な結晶粒からなり、前記結晶粒の最大寸
法で測定した粒径の平均が1000Å以下の平均粒径を
有する合金を磁心とし、これに1次および2次の巻線を
施し、この2次巻線に発光ダイオードを配置した検知回
路を備えたことを特徴とする。
に流れる電流を検知する電流センサーは、一般式:(F
e1-a Ma)100-x-y-αCux Siy Bz M’α(ただ
し、MはCoもしくはNi、M’はNb,W,Ta,M
o,Zr,HfおよびTiからなる群から選ばれた少く
とも1種の元素であり、a,x,y,z,αはそれぞ
れ、0≦a≦0.3、0. 1≦x≦10、0≦y≦1
7、4≦Z≦17、10≦y+Z≦28、0.1≦α≦
20)により表わされる組成を有し、この組成の少くと
も50%が微細な結晶粒からなり、前記結晶粒の最大寸
法で測定した粒径の平均が1000Å以下の平均粒径を
有する合金を磁心とし、これに1次および2次の巻線を
施し、この2次巻線に発光ダイオードを配置した検知回
路を備えたことを特徴とする。
【0013】以下、本発明を図面を参照しながら詳説す
る。 一般式:(Fe1-a Ma)100-x-y-αCux Siy Bz
M’α(ただし、MはCoまたはNi,M’はNb、
W、Ta、Mo、Zr、HfおよびTiからなる群から
選ばれた少なくとも1種の元素であり、a,x,y,
z,αはそれぞれ、0≦a≦0.3、0−1≦x≦1
0、0≦y≦17、4≦Z≦17、10≦y+Z≦2
8、0. 1≦α≦20)により表わされる組成を有し、
この組成の少くとも50%が微細な結晶粒からなる金属
合金を磁心4とする。
る。 一般式:(Fe1-a Ma)100-x-y-αCux Siy Bz
M’α(ただし、MはCoまたはNi,M’はNb、
W、Ta、Mo、Zr、HfおよびTiからなる群から
選ばれた少なくとも1種の元素であり、a,x,y,
z,αはそれぞれ、0≦a≦0.3、0−1≦x≦1
0、0≦y≦17、4≦Z≦17、10≦y+Z≦2
8、0. 1≦α≦20)により表わされる組成を有し、
この組成の少くとも50%が微細な結晶粒からなる金属
合金を磁心4とする。
【0014】上記の磁性合金は、特開昭64−3192
2および特開昭64−68446に開示され高周波用磁
心材として知られている。本発明の電流センサーは、商
用周波数の50〜60Hzの範囲で使用される。
2および特開昭64−68446に開示され高周波用磁
心材として知られている。本発明の電流センサーは、商
用周波数の50〜60Hzの範囲で使用される。
【0015】なお、前記合金の結晶粒の残部が非晶質で
あるとさらに効果的である。そしてこの磁性合金は上記
記載の一般式で表される合金の溶湯を急冷して非晶質合
金とする工程と、巻線を施して通電したときに励磁され
る方向に磁場を印加しながら熱処理する微細な結晶粒を
析出させる工程を経て製造される。非晶質合金とする工
程では、非晶質合金は薄帯の形状に賦形されることを含
む。そして微細な結晶粒を析出させる工程では、これを
巻回して環状形状とした後に巻線を施して通電したとき
に励磁される方向に磁場を印加しながら熱処理すること
を含む。この電流センサーの磁心4は、環状磁心の周方
向に磁場を印加したものが、特性良好となる。
あるとさらに効果的である。そしてこの磁性合金は上記
記載の一般式で表される合金の溶湯を急冷して非晶質合
金とする工程と、巻線を施して通電したときに励磁され
る方向に磁場を印加しながら熱処理する微細な結晶粒を
析出させる工程を経て製造される。非晶質合金とする工
程では、非晶質合金は薄帯の形状に賦形されることを含
む。そして微細な結晶粒を析出させる工程では、これを
巻回して環状形状とした後に巻線を施して通電したとき
に励磁される方向に磁場を印加しながら熱処理すること
を含む。この電流センサーの磁心4は、環状磁心の周方
向に磁場を印加したものが、特性良好となる。
【0016】この磁心4には、巻線数N1 の1次巻線6
と巻線数N2 の2次巻線7を形成し、1次巻線6は商用
周波数50〜60Hzの電源1と抵抗2とスイッチ3と
で電流Iが流れる直列回路8を構成する。そして2次巻
線7はLED5を含む検出回路9を構成し、1次巻線6
に流れる電流をこの検出回路9によって検出する。
と巻線数N2 の2次巻線7を形成し、1次巻線6は商用
周波数50〜60Hzの電源1と抵抗2とスイッチ3と
で電流Iが流れる直列回路8を構成する。そして2次巻
線7はLED5を含む検出回路9を構成し、1次巻線6
に流れる電流をこの検出回路9によって検出する。
【0017】
【作 用】前述したように、1次巻数N1 を一定の条件
で、検知電流の下限値を小さくするためには、磁心の透
磁率を大きくすれば良い。このとき、LED5の照度を
保持するためには、飽和磁束密度Bsを一定にしておく
必要がある。
で、検知電流の下限値を小さくするためには、磁心の透
磁率を大きくすれば良い。このとき、LED5の照度を
保持するためには、飽和磁束密度Bsを一定にしておく
必要がある。
【0018】また、この電流センサーに用いた磁心材
は、商用周波数において高透磁率でかつ高飽和磁束密度
の材料であるので、検知電流の下限値を小さくすること
ができる。
は、商用周波数において高透磁率でかつ高飽和磁束密度
の材料であるので、検知電流の下限値を小さくすること
ができる。
【0019】
【実施例】図1に示す如く、鉄系アモルファスと前記特
定の磁心材を用いた2種の磁心に各々巻線を施し、2次
巻線7側にLED5を接続し、電流センサーとしての特
性を比較した。この2種の磁心4に巻数を変えて、3種
のセンサー(A〜C)を試作した。表1にA〜Cの相異
点と、以下に磁心形状等の条件を示す。
定の磁心材を用いた2種の磁心に各々巻線を施し、2次
巻線7側にLED5を接続し、電流センサーとしての特
性を比較した。この2種の磁心4に巻数を変えて、3種
のセンサー(A〜C)を試作した。表1にA〜Cの相異
点と、以下に磁心形状等の条件を示す。
【0020】(a)磁心材 ・鉄系アモルファスの磁心 アライド社製品番2605S2(組成;Fe78B13Si
9 )を周方向に磁場を印加して熱処理した磁心材。
9 )を周方向に磁場を印加して熱処理した磁心材。
【0021】・前記一般式で表される磁心 日立金属(株)製の品番FT−1H(組成;Fe73.5C
u1 Nb3 Si13.5B9 )を急冷法により非晶質薄帯を
作製し、周方向に磁場を印加して熱処理し、結晶化した
磁心材。
u1 Nb3 Si13.5B9 )を急冷法により非晶質薄帯を
作製し、周方向に磁場を印加して熱処理し、結晶化した
磁心材。
【0022】両者の磁心材の60Hzでの磁化曲線を、
図2および図4に示す。 (b)磁心形状 A〜Cいずれも、内径8mのボビンに幅3 mm の薄帯を
外径14 mm になるまで巻回した。重量から推定する
と、磁心材の占積率は、いずれも約85%である。
図2および図4に示す。 (b)磁心形状 A〜Cいずれも、内径8mのボビンに幅3 mm の薄帯を
外径14 mm になるまで巻回した。重量から推定する
と、磁心材の占積率は、いずれも約85%である。
【0023】(c)LED GaP系の赤色発光ダイオードを使用した。ダイオード
のしきい値電圧は約2.1Vである。
のしきい値電圧は約2.1Vである。
【0024】
【表1】
【0025】
【比較例】図1に示す回路で、負荷抵抗を100Ωと
し、電源は60Hz正弦波電流で、負荷電流Iを、変化
させながら、LED5の照度を測定した。
し、電源は60Hz正弦波電流で、負荷電流Iを、変化
させながら、LED5の照度を測定した。
【0026】照度の測定は、暗籍中に50 mm の間隔で
LEDとフォトダイオード(シャープ(株)製品番BS
500B)を配置し、フォトダイオードの出力電圧E
(10kΩ抵抗の端子間電圧)をOPアンプで増幅し、
マルチメータで読みとった。したがって、照度の絶対値
(単位:Cd)は、明確ではないが、出力電圧Eの数値
によって、相対比較をした。なお、電灯をつけた室内で
の目視実験によると、電圧100mV以上で、LED5
の点灯が確認可能であった。
LEDとフォトダイオード(シャープ(株)製品番BS
500B)を配置し、フォトダイオードの出力電圧E
(10kΩ抵抗の端子間電圧)をOPアンプで増幅し、
マルチメータで読みとった。したがって、照度の絶対値
(単位:Cd)は、明確ではないが、出力電圧Eの数値
によって、相対比較をした。なお、電灯をつけた室内で
の目視実験によると、電圧100mV以上で、LED5
の点灯が確認可能であった。
【0027】負荷電流Iと、LED5の照度相当の出力
電圧Eをプロットしたものを図2に示した。この図でわ
かるように、LEDの点灯が目視可能となるE>100
mVとなる負荷電流は、A〜Cでそれぞれ0.04A、
0.05A、0.06Aであるから、本発明の方が、1
次巻数N1 が減少しても、検知可能な電流範囲が拡くな
っていることがわかる。
電圧Eをプロットしたものを図2に示した。この図でわ
かるように、LEDの点灯が目視可能となるE>100
mVとなる負荷電流は、A〜Cでそれぞれ0.04A、
0.05A、0.06Aであるから、本発明の方が、1
次巻数N1 が減少しても、検知可能な電流範囲が拡くな
っていることがわかる。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、従来のフェライトや鉄
系アモルファス磁心に比べて、電流検知範囲が広く、特
性の良好な電流センサーが作製可能となった。またさら
に、鉄系アモルファスよりも、本発明の磁心の方が、磁
気ひずみが小さいために、加工時の磁気特性の劣化が小
さい点でも有利である。
系アモルファス磁心に比べて、電流検知範囲が広く、特
性の良好な電流センサーが作製可能となった。またさら
に、鉄系アモルファスよりも、本発明の磁心の方が、磁
気ひずみが小さいために、加工時の磁気特性の劣化が小
さい点でも有利である。
【図1】本発明に関する電流検知センサーの構成図であ
る。
る。
【図2】負荷電流とLEDの照度相当の電圧の関係を示
したグラフである。
したグラフである。
【図3】本発明の磁心の60Hzにおける磁化曲線であ
る。
る。
【図4】鉄系アモルファスの60Hzにおける磁化曲線
である。
である。
4 磁心 5 LED 6 1次巻線 7 2次巻線 9 検出回路
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式:(Fe1-a Ma)100-x-y-αC
ux Siy Bz M’α(ただし、MはCoもしくはN
i、M’はNb,W,Ta,Mo,Zr,HfおよびT
iからなる群から選ばれた少くとも1種の元素であり、
a,x,y,z,αはそれぞれ、0≦a≦0.3、0.
1≦x≦10、0≦y≦17、4≦Z≦17、10≦y
+Z≦28、0.1≦α≦20)により表わされる組成
を有し、この組成の少くとも50%が微細な結晶粒から
なり、前記結晶粒の最大寸法で測定した粒径の平均が1
000Å以下の平均粒径を有する合金を磁心とし、これ
に1次および2次の巻線を施し、この2次巻線に発光ダ
イオードを配置した検知回路を備えたことを特徴とする
1次巻線に流れる電流を検知する電流センサー。 - 【請求項2】 前記合金の結晶粒の残部が非晶質である
ことを特徴とする請求項1記載の電流センサー。 - 【請求項3】 請求項1記載の一般式で表される合金の
溶湯を急冷して非晶質合金とする工程と、巻線を施して
通電したときに励磁される方向に磁場を印加しながら熱
処理する微細な結晶粒を析出させる工程を含む製法によ
り得られた磁心合金を用いた請求項1記載の電流センサ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3127970A JPH05203679A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 電流センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3127970A JPH05203679A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 電流センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05203679A true JPH05203679A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=14973195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3127970A Pending JPH05203679A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 電流センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05203679A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007125690A1 (ja) | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Hitachi Metals, Ltd. | カレントトランス用磁心、カレントトランスならびに電力量計 |
US7473325B2 (en) | 2004-12-17 | 2009-01-06 | Hitachi Metals, Ltd. | Current transformer core, current transformer and power meter |
JP2017125723A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 着磁防止装置及びこれを用いた電流検出装置 |
EP3644328A1 (en) | 2018-10-26 | 2020-04-29 | Sumida Corporation | Coil wire, current sensor component, and current sensor |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3127970A patent/JPH05203679A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7473325B2 (en) | 2004-12-17 | 2009-01-06 | Hitachi Metals, Ltd. | Current transformer core, current transformer and power meter |
WO2007125690A1 (ja) | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Hitachi Metals, Ltd. | カレントトランス用磁心、カレントトランスならびに電力量計 |
US7837807B2 (en) | 2006-04-28 | 2010-11-23 | Hitachi Metals, Ltd. | Magnetic core for current transformer, current transformer, and watt-hour meter |
JP2017125723A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 着磁防止装置及びこれを用いた電流検出装置 |
EP3644328A1 (en) | 2018-10-26 | 2020-04-29 | Sumida Corporation | Coil wire, current sensor component, and current sensor |
US11506690B2 (en) | 2018-10-26 | 2022-11-22 | Sumida Corporation | Coil wire, current sensor component, and current sensor |
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