JPH05203055A - ピストン - Google Patents

ピストン

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JPH05203055A
JPH05203055A JP1029292A JP1029292A JPH05203055A JP H05203055 A JPH05203055 A JP H05203055A JP 1029292 A JP1029292 A JP 1029292A JP 1029292 A JP1029292 A JP 1029292A JP H05203055 A JPH05203055 A JP H05203055A
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JP
Japan
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oil
piston
lubricating oil
ring groove
piston body
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Withdrawn
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JP1029292A
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English (en)
Inventor
Taizo Shimada
泰三 嶋田
Takeshi Koyama
武 小山
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オイルリング溝および排油孔の形態を変えるこ
となく、排油孔の潤滑油排出能力を向上させ、潤滑油の
無駄な消費および公害化の抑制を図り得るピストンを提
供する。 【構成】ピストン本体20の外周面にオイルリング溝2
6を設け、排油孔29の一端部をオイルリング溝に開口
し、他端部をピストン本体内周壁に開口し、この排油孔
の他端開口部と狭小の間隙Sを存してベンチュリ構造を
なす案内翼30を設けたから、ピストン本体の下降時
に、この内周壁に沿って上昇する空気流が案内翼に案内
されて、排油孔の他端開口部と案内翼との狭小の間隙に
導かれる。この部分はベンチュリ構造となり、上記排油
孔に導かれる潤滑油に対して負圧を付与し、排油孔にあ
る潤滑油を強制的にこの他端開口部から吸い出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのシリンダ内
部で高速に往復運動をなすピストンに係り、特に、オイ
ルリングが掻き落としたシリンダ壁面に付着する潤滑油
の、ピストン本体における排油構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来より用いられるピストン
のピストン本体1を示す。これは、その上端面であるピ
ストンヘッド2に、シリンダ3内において燃焼室を形成
する凹部4が設けられる。
【0003】上端部周面には、ファーストリング溝5
と、セカンドリング溝6およびオイルリング溝7とが狭
小の間隔を存して設けられる。それぞれの溝5,6,7
には、対応する図示しないリングがはめ込まれる。特
に、上記オイルリング溝7のみ、排油孔8の一端部が開
口している。上記排油孔8は、水平方向に延出してピス
トン本体1の肉厚を貫通し、この内周壁に他端部が開口
される。
【0004】9は、ピストン本体1の内周壁に一体に突
設されるピストンボスであって、径方向に相対向して一
対設けられる。この中心部にピン孔10が開口してい
て、図示しないピストンピンが枢着される。
【0005】これらでピストンが構成されていて、上記
ピストンピンはコンロッドを介してクランク軸(いずれ
も図示しない)に連結され、シリンダ3内部で高速で往
復運動をなす。常に、燃焼にともなう高温と高圧にさら
される過酷な条件下で燃料が発生したエネルギを最初に
受け継ぐ重要な役割を備えるところから、軽くて丈夫で
あり、しかも熱伝導性がよいという材質的特性を有す
る。
【0006】ところで、上記オイルリング溝7には、た
とえば図11で示すようなオイルリング11がはめ込ま
れる。これは、その内周面にエキスパンダスプリング1
2が当接していて、上記スプリング12はリング11に
対して均一な放射状の圧力を及ぼすようになっており、
シリンダ3の真円度が悪い場合でも、シリンダ3によく
なじむ特徴がある。
【0007】上記オイルリング11は、その外周面がシ
リンダ3壁面に密着しているが、リング溝7に対してわ
ずかな隙間をもち、この隙間がピストン本体1の熱膨張
による増えを防ぎ、ピストン本体1がシリンダ3壁に張
り付くのを防いでいる。
【0008】上記ファースト・セカンドリング溝5,6
にはめ込まれる図示しないコンプレッションリングは、
シリンダ3内の混合気や爆発ガスおよび排気ガスを逃が
さない作用をなす。
【0009】これに対して、上記オイルリング11は、
上記各コンプレッションリングに適当な潤滑油を供給す
るとともに、シリンダ3壁に残っている余分な潤滑油を
掻き落し、潤滑油が燃焼室に入らないようにする役目を
持っている。
【0010】オイルリング11が掻き落した潤滑油の一
部は、オイルリング11に設けられる油逃がし孔11a
を介して排油孔8へ、もしくはリング溝7から直接排油
孔8へ導かれ、いずれもピストン本体1の内周壁へ出
て、下方部位のオイルパンへ滴下する。このような潤滑
油の掻き落し作用は、ピストン本体1の下降時に行われ
ることは言う迄もない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際のオイ
ルリング11の直径および板厚寸法は、ピストン本体1
の直径に合わせて設定される。このことから、リング1
1およびオイルリング溝7の高さ寸法を必要以上に多く
とることができず、したがってリング溝7に連通する排
油孔8直径は極く小さい。しかも、この排油孔8はピス
トンボス9の部分を避けて設ける必要があり、その数が
限定される。
【0012】これらの理由から、上記排油孔8の潤滑油
排出能力が小さく、供給量に対して不十分であって、オ
イルリング溝7に滞留する潤滑油の油圧が上昇する。そ
の一部は、オイルリング11とオイルリング溝7および
シリンダ3壁の隙間から漏れて、燃焼室側に漏出する。
漏れた潤滑油は燃料とともに燃焼してしまい、無駄に消
費されることになるばかりか、排気ガスに含まれる排気
微粒子に変わって公害の要因となる。そこで、上記オイ
ルリング溝7の潤滑油の油圧低減を図るため、排油孔8
の直径を大きくし、もしくはその数を増加させることが
考えられる。
【0013】この場合には、ピストン本体1の強度低下
の恐れがあるとともに、ピストン本体1の下降時に、こ
の内周壁に沿って上昇する空気流により排油孔8の潤滑
油がリング溝7側へ押し戻され、逆流してしまう。した
がって、リング溝7の高さ寸法は勿論、排油孔8の直径
および本数を全く変えることなく、排油孔8の潤滑油排
出能力を高める必要がある。
【0014】本発明は、上記事情に着目してなされたも
のであり、その目的とするところは、オイルリング溝と
排油孔の寸法形状を変えることなく、排油孔の潤滑油排
出能力を向上させ、潤滑油の無駄な消費および公害化の
抑制を図り得るピストンを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を満
足するために、ピストン本体の外周面にオイルリングが
はめ込まれるオイルリング溝を設け、このオイルリング
溝に一端部が開口し、他端部がピストン本体内周壁に開
口する排油孔を設け、この排油孔の他端開口部と狭小の
間隙を存してベンチュリ構造をなす案内翼を設けたこと
を特徴とするピストンである。
【0016】
【作用】ピストン本体の下降時に、ピストン本体の内周
壁に沿って上昇する空気流が案内翼に案内されて、排油
孔の他端開口部と案内翼と狭小の間隙に導かれる。この
部分はベンチュリ構造となり、上記排油孔に導かれる潤
滑油に対して負圧を付与する。したがって、排油孔にあ
る潤滑油は強制的にこの他端開口部から吸い出され、排
油孔に滞留することがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0018】図1に、ピストンを構成するピストン本体
20を示す。上端面であるピストンヘッド21に、シリ
ンダ22内において燃焼室を形成する凹部23が設けら
れ、上端部周面には、ファーストリング溝24と、セカ
ンドリング溝25およびオイルリング溝26とが設けら
れる。ピストン本体20の内周壁にピストンボス27が
一体に突設され、この中心部に開口するピン孔28に、
図示しないピストンピンが枢着される。
【0019】それぞれの溝24,25,26には、対応
する図示しないリングがはめ込まれる。また、オイルリ
ング溝26には、排油孔29の一端部が開口している。
この排油孔29の直径および本数は従来のものと同一で
あり、他端部はピストン本体20の肉厚を貫通し、内周
壁に開口している。上記排油孔29のピストン本体20
内周壁開口部と狭小の間隙Sを存して、一対の案内翼3
0が設けられる。
【0020】この案内翼30の断面形状を、さらに図2
で説明すると、下端部が略円形をなし、中途部の特に外
周面側はピストン本体20と所定の間隙を存するよう曲
成される。内周面側は、曲率半径が異なっていて、上端
部において湾曲成した尖鋭状に形成される。
【0021】換言すれば、上記案内翼30の断面形状
は、いわゆる巴形をなす。ここで必要なことは、案内翼
30と排油孔29との間隙Sは、案内翼30下端部にお
いて、排油孔29開口端部に対して広くとり、中途部に
向かって徐々に小さくなる。そして、中途部では均一な
部分を有し、上端部においては、ある程度広くなるよう
設定する。
【0022】図3に示すように、排油孔29は、左右に
4本づつ設けられ、左右それぞれのピストン本体20内
周側の開口端と狭小の間隙を存して一対の案内翼30が
設けられる。
【0023】なお説明すれば、同図において、31はピ
ストンピン孔28に枢支されるピストンピンにコンロッ
ドが掛合し、このコンロッドが位置する開口部であり、
ここに上記案内翼30が設けられることとなる。案内翼
30の両端部は、コンロッド開口部31周面に一体に連
結され、上記間隙Sは平面視で細長い矩形状に形成され
る。
【0024】このようにして構成されるピストン本体2
0がシリンダ22内で高速で往復運動をなし、エンジン
駆動が行われる。ピストン本体20の下降時に、オイル
リングはシリンダ22壁に付着する潤滑油を掻き落と
す。
【0025】シリンダ22壁から掻き落された潤滑油の
一部は、オイルリングに設けられる油逃がし孔を介して
排油孔29へ、もしくはリング溝26から直接排油孔2
9へ導かれ、かつピストン本体20の内周壁へ出て、下
方部位のオイルパンへ滴下する。
【0026】このとき、排油孔29の直径および本数
は、基本的に従来のものと全く同様であるが、上記案内
翼30を新設したので、ここに導かれる潤滑油は他端開
口部から極めて円滑に、ピストン本体20内周壁側へ排
出される。
【0027】すなわち、ピストン本体20の下降にとも
なって、特に、この内周壁に沿って上昇する空気流が生
じる。外周壁とシリンダ22壁との間隙には、オイルリ
ングが掻き落とした潤滑油が充満しているので、空気流
の発生はほとんど見られない。
【0028】ピストン本体20の内周壁に沿って上昇す
る空気流は、その一部が、頂部20aに到達する以前に
案内翼30に案内されて、排油孔29開口部との間隙S
に導かれる。ここに到達する以前は何らの障害物もない
ところから、一定速度の空気流であるが、間隙Sに集中
して導かれることにより、一挙に流速が増大する。
【0029】空気流は上記間隙Sを急速に通り抜けるの
で、排油孔29開口部に対して負圧を付与する、いわゆ
るベンチュ作用をなす。このことから、排油孔29に導
かれて充満する潤滑油は、排油孔29開口部から急速に
吸い出される。
【0030】ピストン本体20が下降運動をなす限り、
オイルリングはシリンダ22壁に付着する潤滑油を掻き
落とし、排油孔29には掻き落とした潤滑油が継続して
供給される。そしてこの間は、案内翼30とピストン本
体20内周壁との間隙Sからなるベンチュリ構造によ
り、排油孔29に導かれた潤滑油は強制的に吸い出され
て内周壁から滴下する。
【0031】排油孔29の排油効率がよくなり、それに
よりピストン本体20とシリンダ22との隙間から燃焼
室側に漏れる潤滑油の量が激減する。従来のような、燃
焼される潤滑油がほとんどなく、無駄な消費と、公害発
生の要因を阻止できる。ピストン本体20自体、一対の
案内翼30が並行して、新たに設けられるところから、
強度の向上につながる。
【0032】一般的なエンジンでは、図4に示すよう
に、たとえばコンロッド31の基端部に、図示しないオ
イルパンから吸い上げた潤滑油を噴出する噴出孔32が
設けられる。ここから噴出する潤滑油は、シリンダ22
壁面に衝突し、跳ね返りながら上昇する。
【0033】すなわち、オイルジェットとしてシリンダ
22壁に潤滑油を供給するのであるが、この噴出した潤
滑油の一部は、圧力があるので、排油孔29の他端開口
部から内部に侵入しようとする。あるいは、ピストン本
体20の内部にオイルミストが浮遊して、その一部が同
様に侵入しようとする。
【0034】しかしながら、ここには新たに案内翼30
が設けられ、ベンチュリ作用をなしているので、排油孔
29の他端開口部が噴出される潤滑油やオイルミストに
よって閉塞されることがなく、何らの障害にもならな
い。なお、図5に示すようなピストン本体20Aであっ
てもよい。
【0035】排油孔29の他端開口部と狭小の間隙Sを
存して一対の案内翼30が設けられることは、変わりが
ない。ただし、案内翼30相互間のピストン本体20A
の内周壁頂部においては、下方に突出する突部33を一
体に設けることとする。
【0036】換言すれば、案内翼30が左右に一対設け
られているので、案内翼30と排油孔29他端開口部と
の間の間隙Sに導かれた左右の空気流が、ピストン本体
20Aの内周壁頂部で衝突することなく、上記突部33
によって円滑に合流するよう案内される。したがって、
上記案内翼30がなすベンチュリ構造の作用がさらに効
率よくなされ、より一層の効果が得られる。
【0037】図6に示すような構成を採用してもよい。
案内翼30を備えたピストン本体20と、これを収容す
るシリンダ22などは、先に図1で説明したものと同一
でよい。
【0038】上記シリンダ22を備えたシリンダブロッ
ク34の特にクランク室35側に、圧縮空気の噴出装置
36を備える。この噴出装置36は、シリンダブロック
34に設けられる圧縮空気通路37から圧縮空気を取り
出してピストン本体20の内周壁に向かって吹き付け
る。
【0039】したがって、案内翼30と排油孔29との
間隙Sに導かれる空気流は、ピストン本体20の下降時
は勿論のこと、上昇時においても継続して、間断なく、
ベンチュリ作用をなすこととなり、より一層の効果が得
られる。
【0040】上記圧縮空気の噴出装置36は、図7およ
び図8に示すように構成される。すなわち、端部のみね
じ部38aを備えた六角ボルト38を備える。このボル
ト38の先端面から、ねじ部38aと連設される平坦周
面38bの一部に連通する空気案内孔39が設けられ
る。
【0041】ボルト38をシリンダブロック34のねじ
部34aに螺着した状態で、上記空気案内孔39は圧縮
空気通路37に連通する。このボルト頭部38cとシリ
ンダブロック34端面との間には、ガイド体40が介在
される。
【0042】このガイド体40は、上下端面が平坦で、
全体に偏平な形状をなし、上下平坦面には上記ボルト3
8の平坦周面38bが貫通する孔部41が設けられる。
そして、周面一部に噴出口体42が突設される。
【0043】上記圧縮空気通路37を導かれる圧縮空気
は、ボルト38の空気案内孔39に導かれてから、一旦
ガイド体40内に放出され、かつ噴出口体42の先端開
口から噴出する。このようにして、噴出装置36の構成
が簡素であり、かつ必要にして充分な効果が得られる。
【0044】上記噴出装置36は、図9に示すように、
エンジン回転数(Ne)と負荷(L)との関係におい
て、範囲Aにのみ圧縮空気を噴出するよう制御すると、
さらなる効果が得られる。
【0045】すなわち、エンジン回転数に係わりなく高
負荷の範囲Bは、ピストン本体20とシリンダ22との
間に発生する摩擦熱の上昇が大である。どちらかと言う
と、ここに供給される潤滑油を支障のない程度に残し
て、少しでも冷却に役立てるほうが、互いの焼き付き事
故発生を阻止する有効な手段となる。換言すれば、高負
荷の範囲Bは、ピストン本体が掻き落とす潤滑油の量が
少なくてよい。
【0046】これに対して、エンジン回転数に係わりな
く低負荷の範囲Aは、ピストン本体20とシリンダ22
との間に発生する摩擦熱の上昇が小さく、したがって排
油孔29の排出効率を高めて、潤滑油の燃焼室への漏れ
をより確実に抑制したほうが有利となる。このほか、本
発明の要旨を越えない範囲内で、種々変形実施が可能で
あることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
イルリング溝に一端部が開口し、他端部がピストン本体
内周壁に開口する排油孔の他端開口部と狭小の間隙を存
してベンチュリ構造をなす案内翼を設けたから、排油孔
に導かれる潤滑油に対して負圧を付与できる。排油孔に
ある潤滑油は、強制的にこの他端開口部から吸い出され
て、排油孔に滞留することがない。したがって、オイル
リング溝および排油孔の寸法形状を変えることなく、排
油孔の潤滑油排出能力を向上させ、潤滑油の無駄な消費
および公害化の抑制を図れる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる、ピストン本体の縦
断面図。
【図2】同実施例の、ピストン本体要部の拡大した縦断
面図。
【図3】同実施例の、ピストン本体の横断平面図。
【図4】同実施例の、ピストンおよびシリンダブロック
一部の縦断面図。
【図5】他の実施例の、ピストン本体の縦断面図。
【図6】他の実施例の、ピストンおよびシリンダブロッ
ク一部の縦断面図。
【図7】同実施例の、圧縮空気噴射装置の縦断面図。
【図8】同実施例の、圧縮空気噴射装置を分解した斜視
図。
【図9】同実施例の、エンジン回転数と負荷との特性
図。
【図10】従来例の、ピストン本体の縦断面図。
【図11】同実施例の、要部を拡大した図。
【符号の説明】
20…ピストン本体、26…オイルリング溝、29…排
油孔、30…案内翼。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストン本体と、このピストン本体の外周
    面に設けられオイルリングがはめ込まれるオイルリング
    溝と、このオイルリング溝に一端部が開口し他端部がピ
    ストン本体内周壁に開口する排油孔と、この排油孔の他
    端開口部と狭小の間隙を存して設けられピストン本体の
    下降時にピストン本体の内周壁に沿って上昇する空気流
    を上記間隙に案内し排油孔に導かれる潤滑油に対して負
    圧を付与するベンチュリ構造をなす案内翼とを具備した
    ことを特徴とするピストン。
JP1029292A 1992-01-23 1992-01-23 ピストン Withdrawn JPH05203055A (ja)

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JP1029292A JPH05203055A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ピストン

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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