JPH0520292A - 乱数パルス列発生回路装置及び信号処理装置 - Google Patents

乱数パルス列発生回路装置及び信号処理装置

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JPH0520292A
JPH0520292A JP3172239A JP17223991A JPH0520292A JP H0520292 A JPH0520292 A JP H0520292A JP 3172239 A JP3172239 A JP 3172239A JP 17223991 A JP17223991 A JP 17223991A JP H0520292 A JPH0520292 A JP H0520292A
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JP
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number pulse
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JP3172239A
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Inventor
Yukio Kadowaki
幸男 門脇
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウエア量が少ない乱数パルス列発生回
路装置を提供する。 【構成】 乱数パルス密度設定データを格納する記憶部
46と、一次乱数パルス列を送出する一次乱数パルス列
発生部47と、上記記憶部46の出力側が接続され他の
入力側には上記一次乱数パルス列発生部47が接続され
該一次乱数パルス列発生部47から供給される一次乱数
パルス列と上記記憶部46より供給される乱数パルス密
度設定データとの論理積演算を行う論理積演算部40等
と、上記論理積演算部40等が接続され該論理積演算部
の出力データの論理和演算を行う論理和演算部44と、
を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば神経細胞回路網
を模倣したニューラルコンピュータ等の信号処理回路網
に使用される乱数パルス列発生回路装置及び当該乱数パ
ルス列発生回路装置を使用した信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実際に生成したデータではなく当該デー
タに近似するデータを使用した計算である、いわゆる近
似計算を行う場合、上記近似するデータを生成するため
に乱数の発生が必要であるが、一つの乱数パルス列を発
生するための従来の乱数パルス列発生回路は、図7に示
すように疑似乱数発生器1、パルス密度値を格納するレ
ジスタ2、及びこれらの差を調べるための加減算器3よ
り構成される。このため一つのシステム内で多数の乱数
パルス列を必要とするようなアプリケーションでは、加
減算器3の回路規模が大きいことより、乱数パルス列発
生部分の回路構成が非常に大きくなり一つのLSIで一
つのアプリケーションを構成することは困難になる。こ
のように多数の乱数パルス列を必要とするアプリケーシ
ョンの一つとしてニューラル ネット システムがある。
以下の従来技術説明では、ニューラル ネット システム
に限定して説明する。
【0003】尚、パルス列とは、ある大きさの信号又は
数値をパルス密度変調したものであり、ある数の大きさ
を表現している。又、パルス密度とは、パルス列で数の
大きさを表現する場合、パルス列をある単位時間で区切
り(以下フレームという)、このフレーム内でパルスが何
回“1"になっているかを計数した計数値をいう。例え
ばフレームを100とするとパルス列が100回入力さ
れたときにパルスが“1"になっている個数にてパルス
列の密度を決定する。そして乱数パルス列とは、“1"
である上記パルスがランダムに発生するパルス列をい
う。
【0004】生体の情報処理の基本的な単位である神経
細胞(ニューロン)の機能を模倣し、さらにこの「神経細
胞模倣素子」をネットワークにし、情報の並行処理を目
指したのが、いわゆるニューラル ネットシステムであ
る。ニューラル ネットシステムは、図6に示すように
複数の入力信号、例えば入力信号x1ないしx5のそれぞ
れについて、下記の数1に示すように、各入力信号に対
応する重みW1ないしW5との乗算を行い、それらの乗
算結果値を加算した加算結果を非線形処理して出力する
ニューロンから構成されている。
【0005】
【数1】
【0006】又、非線形処理を行う関数は、シグモイド
関数と呼ばれ下記の数2にて示される。
【0007】
【数2】f(x)=1/(1+e-x
【0008】上記数1に示す積和計算を実行するため
に、乗算器と加算器とを使用する方法があるが、通常、
上記ニューラル ネットシステムでは、1000以上の
ニューロンを使用し、各ニューロンには数十から数百の
入力信号が供給されるので、ニューラル ネットシステ
ム全体では上述した積和計算の数は膨大な数となり、ハ
ードウエア化が困難である。そこで、ハードウエア量を
減少させるため、数1に示すように入力データxiと重み
係数Wiとの値をそのまま使用し演算結果を求めるので
はなく、上記入力データと重み係数とをパルス密度で表
し、入力信号と重み係数の積を論理積で置き換え、これ
らの積出力値の加算を論理加算で置き換える方法があ
る。この方法は図8に示す回路にて達成される。
【0009】即ち、例えば論理積回路31には、それぞ
れそれらの大きさに比例した密度のパルス列で表された
入力信号x1と重み係数W1とが供給される。同様に、
他の論理積回路32ないし35には、入力信号x2ない
しx5及び重み係数W2ないしW5が供給される。これ
らの論理積回路31ないし35の出力は、論理加算回路
36に供給され、論理加算回路36の出力データがこの
ニューロンの出力yとなる。
【0010】ここで上記数1における算術積を論理積に
置き換えているが、入力信号と重み係数をパルス密度で
表す場合、当該パルスの発生がランダムであればあるほ
ど論理積の結果が算術積の結果に近付く。よって発生さ
せるパルス列として乱数パルス列を使用する必要があ
り、この乱数パルス列の発生回路として上述した図7に
示す乱数パルス列発生回路4が必要となる。
【0011】上記乱数パルス列発生回路4を構成する疑
似乱数発生器1は、図9に示すように本例では4段のフ
リップフロップ50ないし53を直列に接続したシフト
レジスタであり、最終段のフリップフロップ53の出力
側は初段のフリップフロップ50のデータ入力端子に接
続される。又、フリップフロップ50の出力側は、上記
フリップフロップ53の出力側が一方の入力に接続され
る2入力排他的論理和回路54の他方の入力側に接続さ
れる。排他的論理和回路54の出力側はフリップフロッ
プ51のデータ入力端子に接続される。そして各フリッ
プフロップ50ないし53のそれぞれの出力データが疑
似乱数発生器1の出力データとなり、ALU3へ送出さ
れる。尚、図9では排他的論理和回路54は一つのみ設
けているが、複数設けてもよい。このように構成するこ
とでnビット構成の疑似乱数発生器1は,2n-1の周期
(図9に示す構成では4ビットであるから24-1=8回
毎)にて同じ値を送出する。この意味で“疑似"乱数発生
器である。尚、1サイクル間で発生するデータは乱数で
ある。
【0012】又、上記のような疑似乱数発生器の構成は
他にも考えられるが、考慮すべきことはnビット長のシ
フトレジスタループを設けると、当該シフトレジスタは
n-1の周期にて同じ値を繰り返し出力するので、AL
U3から送出する疑似乱数パルス列からなるデータも2
n-1回の周期で繰り返されることである。
【0013】レジスタ2には、発生させる乱数パルス列
に重み付けを行うための重み係数が格納されており、当
該格納値を変化させない限りレジスタ2からは常に同じ
格納値がALU3へ送出される。ALU3は、疑似乱数
発生器1の出力データがレジスタ2の送出する重み係数
よりも小さければ“1"を送出し、その逆の場合には
“0"を送出する。このようにしてALU3からはレジ
スタ2に格納された重み係数に応じた乱数パルス列が送
出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところがニューラル
ネット システムのように非常に多くの乱数パルス列を
必要とするシステムでは、非常に多数の上記乱数パルス
列発生回路4が必要となるが、当該発生回路4を構成す
るALU3の回路規模が大きく、したがって乱数パルス
列を発生する回路全体では回路規模が非常に大きくなり
一つのLSIで全システムを構成することは困難である
という問題点がある。本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので、ハードウエア量が少ない乱
数パルス列発生回路装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、乱数パルス密
度設定データを格納する記憶部と、一次乱数パルス列を
送出する一次乱数パルス列発生部と、上記記憶部の出力
側が接続され他の入力側には上記一次乱数パルス列発生
部が接続され該一次乱数パルス列発生部から供給される
一次乱数パルス列と上記記憶部より供給される乱数パル
ス密度設定データとの論理積演算を行う論理積演算部
と、上記論理積演算部が接続され該論理積演算部の出力
データの論理和演算を行う論理和演算部と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0016】
【作用】AND回路等から構成される論理積演算部に
は、例えばアップダウンカウンタである記憶部に格納さ
れ、上記論理積演算部から送出される乱数パルス列に付
加するパルス密度を設定するための乱数パルス密度設定
データと、一次乱数パルス列発生部が送出する一次乱数
パルス列とが供給される。論理積演算部を複数設ける場
合、論理積演算部から異なるパルス密度を有する乱数パ
ルス列を送出させるため、それぞれの論理積演算部に対
して上記記憶部を設ける構成を採ることで、各論理積演
算部へ送出する一次乱数パルス列は同じでも良いことに
なる。尚、上記記憶部がmビットの乱数パルス列設定デ
ータを格納するものであれば、一つの記憶部にてm個の
論理積演算部に対して乱数パルス列設定データを送出す
ることができる。
【0017】非常に多くの数の乱数パルス列を必要とす
るシステムでは、上記論理積演算部、上記記憶部、及び
上記論理和演算部が複数必要となる。一方、mビットの
パルス列設定データを格納する1個の記憶部とm個の論
理積演算部とを1セットとしたとき、当該セットが複数
存在する場合であっても、上述したように従来と同様に
ALUを含む回路である一次乱数パルス列発生部は、m
本の一次乱数パルス列を発生すれば良く、したがって上
記ALUの数は上記論理積演算部、上記記憶部、及び上
記論理和演算部の数に関係なくm個となる。このよう
に、本発明の乱数パルス列発生回路装置における上記の
各構成部分は、必要な乱数パルス列の本数と同数のAL
Uを設ける必要がないように作用し、回路規模の大きい
ALUの使用を控えることで乱数パルス列発生回路装置
全体の回路規模を縮小するように作用する。
【0018】
【実施例】本発明の乱数パルス列発生装置48の一実施
例を示す図1において、プリロード又はシフト入力が可
能な4ビットのアップダウンカウンタ46には、プリセ
ットを行う場合の入力データD0ないしD3が供給さ
れ、これらの入力データD0ないしD3は、アップダウ
ンカウンタ46に供給される制御信号LOADが“1"
のときアップダウンカウンタ46に供給されるクロック
信号CKの立上りによってアップダウンカウンタ46に
ラッチされる。尚、上記入力データD0ないしD3は、
図7を参照し説明したレジスタ2に格納する上記重み係
数に相当するデータであり、本乱数パルス列発生装置4
8を構成するOR回路44の出力データである乱数パル
ス列に重み付けを行う、即ち乱数パルス列のパルス密度
を設定するためのデータである(以下アップダウンカウ
ンタ46に格納されているデータを乱数パルス密度設定
データという)。又、このように乱数パルス密度設定デ
ータを格納する構成部分を例えばRAM(読出専用メモ
リ)とせず、カウンタにて構成したことで格納データの
書き替えを容易に行い得るという利点がある。
【0019】アップダウンカウンタ46の出力端子A3
ないしA0は、それぞれ2入力AND回路43ないし4
0の一入力側に接続される。これらのAND回路43な
いし40におけるそれぞれもう一方の入力側には、乱数
パルス列を発生する一次乱数パルス列発生部47の出力
側が接続される。
【0020】この一次乱数パルス列発生部47は、図7
に示した構成を有する乱数パルス列発生回路4を図2に
示すように4つ設けたもので、各レジスタ2−0ないし
2−3にはそれぞれのALU3から送出する一次乱数パ
ルス列 w0ないしw3に対応した重み係数が格納されて
いる。よって、上記一次乱数パルス列 w0ないしw3の
パルス密度は従来同様上記レジスタ2−0ないし2−3
の格納データを変化させることで変化させることができ
る。尚、一次乱数パルス列発生部47はALU3を複数
含むことより、含まれるALU3の個数によっては回路
規模が大きくなる場合がある。したがって一次乱数パル
ス列発生部47は、本乱数パルス列発生装置48とは別
設するのが好ましく、本実施例ではそのように構成して
いる。又、上記AND回路40ないし43の出力側は、
乱数パルス列データを送出する4入力OR回路44に接
続される。
【0021】このように構成される乱数パルス列発生装
置の動作を以下に説明する。本実施例の乱数パルス列発
生装置も基本的に図8を参照し説明したような動作を行
う。即ち、アップダウンカウンタ46は、外部より供給
されるクロック信号に同期して乱数パルス密度設定デー
タの各ビットデータをパラレルにAND回路40ないし
43に送出する。一方、一次乱数パルス列発生部47よ
り送出される一次乱数パルス列データw0ないしw3も上
記クロック信号に同期してAND回路40ないし43へ
送出する。AND回路43ないし40は、上記クロック
信号に同期して供給される上記両方のデータの論理積演
算を行い、その結果をOR回路44へ送出する。OR回
路44も上記クロック信号に同期してAND回路43な
いし40から供給される上記論理積データの論理和演算
を行い、一つの乱数パルス列として出力する。尚、各出
力データの具体例については以下の説明内で適時行う。
【0022】上述したように本実施例による乱数パルス
列発生装置を構成することで以下に示す効果を奏する。
即ち、例えば乱数パルス列が100本必要である場合、
従来の乱数パルス列発生器では、図7に示す構成にてな
る乱数パルス列発生回路を100個設ける、即ち回路規
模の大きいALU3を100個設ける必要があった。一
方、本実施例の乱数パルス列発生装置では、アップダウ
ンカウンタ46、AND回路40ないし43、及びOR
回路44を1セットとした場合、当該セットを100セ
ット設け、各セットのAND回路40ないし43には共
通して一次乱数パルス列発生部47より一次乱数パルス
列 w0ないしw3を送出する。したがって、一次乱数パ
ルス列発生部47を当該乱数パルス列発生装置と同一装
置内に設けるか否かに拘わらず、上述した例のように乱
数パルス列発生装置が4ビット構成であれば、上記AL
Uの数は一次乱数パルス列発生部47に設ける4つのみ
でよく、又、アップダウンカウンタ46、AND回路4
0ないし43、及びOR回路44による回路規模は一つ
のALUの回路規模に比べ半分以下の規模にて構成でき
るので、本実施例の乱数パルス列発生装置は従来の乱数
パルス列発生器に比べ回路規模を激減させることができ
る。
【0023】又、本実施例による乱数パルス列発生装置
では上述したような構成を採ることで、上述した効果の
他にさらに以下に示すような効果を奏する。アップダウ
ンカウンタ46において、格納されている乱数パルス密
度設定データの内、アップダウンカウンタ46の出力端
子A3より送出され、AND回路43に供給されるデー
タD3が最上位ビット(MSB)データであり、出力端子
A0から送出され、AND回路40に供給されるデータ
D0が最下位ビット(LSB)データである。よって、図
2に示すように構成される一次乱数パルス列発生部47
において、各レジスタ2−3ないし2−0に格納するデ
ータを予め制御することで、上記出力端子A3の接続さ
れるAND回路40に供給する一次乱数パルス列 w3の
パルス密度を最も大きくし、以下 w2、w1、w0の順に
パルス密度を小さくし、上記LSBデータの供給される
AND回路43に供給される一次乱数パルス列 w0のパ
ルス密度を最小とする。即ち、一次乱数パルス列発生部
47から送出される一次乱数パルス列 w0ないしw3に
おけるパルス密度の関係は、w0<w1<w2<w3とな
る。
【0024】2入力AND回路40ないし43の出力側
は、4入力OR回路44に接続されているので、4入力
OR回路44の出力データは、式Aにて表される。 D0・w0+D1・w1+D2・w2+D3・w3 … 式A ここで・は論理積、+論理和を示し、D0ないしD3は
上記出力端子A0ないしA3より送出される各出力デー
タを示している。
【0025】式Aより明らかなように、アップダウンカ
ウンタ46の出力データD0ないしD3のビット位置に
対して上記のようにパルス密度が設定された一次乱数パ
ルス列 w0ないしw3が論理積演算され、その結果が論
理加算演算されているので、OR回路44より送出され
る乱数パルス列は、アップダウンカウンタ46に格納さ
れる値、即ち上記D0ないしD3が大きい程密度が大き
くなり、アップダウンカウンタ46の格納値が小さい程
密度が小さくなる。
【0026】このように、本実施例による乱数パルス列
発生回路装置では、アップダウンカウンタ46に格納さ
れる乱数パルス密度設定データを変化させることでOR
回路44より送出する乱数パルス列のパルス密度を変化
させることができ、又、一次乱数パルス列発生部47に
設けられるレジスタ2−3等の格納値を変化させること
で一次乱数パルス列発生部47の出力である一次乱数パ
ルス列 w3等を変化させ、それによってOR回路44よ
り送出する乱数パルス列のパルス密度を可変とでき、さ
らにこれらを組合わせ、上記一次乱数パルス列 w3等を
調整することで上記乱数パルス密度設定データの大小に
対応したパルス密度を有する乱数パルス列をOR回路4
4より送出することができる。
【0027】又、一次乱数パルス列発生部47の出力信
号である一次乱数パルス列 w0ないしw3のパルス密度
が小さい方から20、21、… と固定化されるように、
一次乱数パルス列発生部47に設けられるレジスタ2−
3等の格納値を設定すると、上記式Aは、以下の式Bに
て表される。 D0・20+D1・21+D2・22+D3・23 …式B 式Bは、式の内容が論理演算であることを除けば、アッ
プダウンカウンタ46の乱数パルス密度設定データを2
進数表現したものと同じである。但し、ここではD0な
いしD3は、“1"又は“0"の固定値であり、パルス列
のフレームをFとするとFは23より大きい値であり、
0ないし23は、20/F、21/F、22/F、23/Fをそ
れぞれ表したパルス密度の大きさを表している。
【0028】図3を参照し具体的に説明すると、上記F
の値を例えば16とすれば、一次乱数パルス列発生部4
7から送出される一次乱数パルス列 w3は、図3内アに
示すように、23/F即ち8/16のパルス密度であり、
一次乱数パルス列 w2は、図3内イに示すように、22/
F即ち4/16のパルス密度であり、同様に一次乱数パ
ルス列 w1は2/16のパルス密度であり、一次乱数パ
ルス列 w0は1/16のパルス密度である。
【0029】一方、アップダウンカウンタ46に格納さ
れる乱数パルス密度設定データは、上述した場合と同様
に最上位ビットデータD3がAND回路43へ、上位よ
り2桁目のビットデータD2がAND回路42へ、下位
より2桁目のビットデータD1がAND回路41へ、最
下位ビットデータがAND回路40へそれぞれ送出され
る。上記乱数パルス密度設定データ(D3 D2 D1 D
0)が図3に示すように例えば(0111)とすると、A
ND回路43ないし40では、上述したパルス密度を有
する一次乱数パルス列 w3ないしw0と上記乱数パルス
密度設定データ(0111)とが論理積演算されその結果
データがOR回路44にて論理和演算される。よってO
R回路44より送出される乱数パルス列において、図3
アないしオに示すように最もパルス密度の高い一次乱
数パルス列 w3は上記乱数パルス密度設定データの最上
位ビットデータが0であることより出力されず、一次乱
数パルス列 w2ないしw0が論理和演算され出力され
る。よって図3 オ に示すようにOR回路44から送出
される乱数パルス列のパルス密度は、本例では7/Fと
なる。これは上記式Bにおいて、D0=1、D1=1、
D2=1、D3=0を代入した結果に等しくなる。
【0030】ところが式Bでは、論理演算を行っている
ため、一次乱数パルス列 w0等が2本以上同時に“1"
になったとき、同時刻に当該一次乱数パルス列に対応す
るアップダウンカウンタ46の出力データも“1"であ
る場合には、OR回路44の出力データは“1"であ
り、算術演算とは異なった結果となってしまう。そこ
で、一次乱数パルス列発生部47において、同時刻に複
数の“1"のデータのパルスが出力されないように制御
する。このように制御し、かつ上述したように一次乱数
パルス列w0等のパルス密度を20等に固定化すること
で、上記式Bの結果データは演算結果データと等しくな
る。即ち、パルス密度を構成する分子の数、上記例では
“7"は、アップダウンカウンタ46の格納値、上記例
では(0111)の2進数表現に等しくすることができ
る。
【0031】このように、一次乱数パルス列発生部47
から送出する一次乱数パルス列のパルス密度の分子の
数、即ちフレーム内に現れるパルスの数を2のべき乗と
し、かつ乱数パルス密度設定データのLSBからMSB
に向かい20、21、22、…と対応させてAND回路に
供給し、これらのAND回路の出力データをOR回路で
まとめることによって、乱数パルス密度設定データの2
進数表現に等しい密度の乱数パルス列をOR回路から出
力することができる。即ち、アップダウンカウンタ46
に格納する値によってOR回路44から送出される乱数
パルス列の密度を定量的に制御することができる。
【0032】次に、上述したような乱数パルス列発生装
置48をニューラル ネット システムに応用した場合を
以下に説明する。図4において、上述した例が適用可能
なように4ビット構成であって、乱数パルス列発生装置
が4つ設けられた場合を示し、図1及び図8に示す構成
部分と同じものについては同じ符号を付し、その説明を
省略する。尚、乱数パルス列発生装置48−0ないし4
8−3のそれぞれの構成は、図1に示す回路構成と同じ
であるが、それぞれのアップダウンカウンタ46へ供給
されるクロック(CK)信号、LOAD信号等の記載は省
略している。
【0033】又、一次乱数パルス列発生部47は別設さ
れ、一次乱数パルス列w3を送出する一次乱数パルス列
発生部47の乱数パルス列出力端子は、乱数パルス列発
生装置48−0ないし48−3のそれぞれに設けられる
AND回路43に接続され、一次乱数パルス列 w2を送
出する一次乱数パルス列発生部47の乱数パルス列出力
端子は、乱数パルス列発生装置48−0ないし48−3
のそれぞれに設けられるAND回路42に接続され、そ
の他同様に一次乱数パルス列 w1を送出する出力端子は
各AND回路41に接続され、一次乱数パルス列 w0を
送出する出力端子は各AND回路40に接続される。
【0034】乱数パルス列発生装置48−0に設けられ
るOR回路44の出力側は、入力データx1が供給され
るAND回路31に接続され、乱数パルス列発生装置4
8−1に設けられるOR回路44の出力側は、入力デー
タx2が供給されるAND回路32に接続され、乱数パ
ルス列発生装置48−2に設けられるOR回路44の出
力側は、入力データx3が供給されるAND回路33に
接続され、乱数パルス列発生装置48−3に設けられる
OR回路44の出力側は、入力データx4が供給される
AND回路34に接続される。これらのAND回路31
ないし34の出力側は、OR回路36に接続される。
尚、AND回路31ないし34並びにOR回路36の構
成については図8に示すように従来の乱数パルス列発生
回路に使用されている構成である。又、実際のニューラ
ル ネット システムでは、例えば乱数パルス列発生装置
48−0、AND回路31から構成される部分が多量に
設けられ、又、設けられた上記乱数パルス列発生装置と
同数の一次乱数パルス列 w0等が、別設される一次乱数
パルス列発生部47から送出される。このように構成さ
れるニューラル ネットシステム乱数パルス列発生装置
の動作を以下に説明する。
【0035】乱数パルス列発生装置48−0等の動作は
上述したので説明を省略する。乱数パルス列発生装置4
8−0等に設けられるOR回路44から送出される乱数
パルス列は、AND回路31等に供給されている入力信
号x1等と論理積演算が行なわれ、それぞれの結果はO
R回路36にて論理和演算がなされる。
【0036】乱数パルス列発生装置48−0等に設けら
れるOR回路44から送出される乱数パルス列 W1等
は、上述したようにアップダウンカウンタ46、一次乱
数パルス列 w0等によって重み付けがされているので、
入力信号x1等に対して所望の重み付けがされた乱数パ
ルス列をOR回路36から送出することができる。又、
上述したが、ニューラル ネット システムにおいて多量
に設けられる乱数パルス列発生装置48−0等には大き
い回路構成となるALUを含まないので、入力信号x1
等の演算回路としてALUを含む従来のニューラル ネ
ット システムに比べ全体の回路構成を激減することが
できる。
【0037】図5に示す回路は、図4に示す回路より送
出される乱数パルス列におけるパルスの発生をよりラン
ダムにするための回路である。図4に示す回路装置で
は、乱数パルス列発生装置48−0ないし48−3には
一次乱数パルス列発生部47より同時刻に同じ一次乱数
パルス列 w0ないしw3が供給されるため、各乱数パル
ス列発生装置48−0等より送出される乱数パルス列W
1等の間で相関関係が生じる場合があり、乱数パルス列
W1等におけるパルスの発生が完全な乱数ではなくなる
場合がある。図5に示す回路はこの点を改善するための
回路である。尚、図5において図4に示される構成部分
と同じものについては同じ符号を付しその説明を省略す
る。
【0038】一次乱数パルス列発生部47(不図示)から
送出される一次乱数パルス列 w0ないしw3は、乱数パ
ルス列発生装置48−3及び本例では4ビットのレジス
タ82に送出される。レジスタ82に格納された一次乱
数パルス列 w0ないしw3のデータは、乱数パルス列発
生装置48−2及び4ビットのレジスタ81へ送出さ
れ、レジスタ81に格納された一次乱数パルス列 w0な
いしw3のデータは、乱数パルス列発生装置48−1及
び4ビットのレジスタ80へ送出され、レジスタ80に
格納された一次乱数パルス列 w0ないしw3のデータ
は、乱数パルス列発生装置48−0に送出される。
【0039】このように構成することで、一次乱数パル
ス列発生部47より送出される一次乱数パルス列 w0な
いしw3は、乱数パルス列発生装置48−0ないし48
−3のすべてに同時刻に供給されることはなくなり、上
記相関関係が発生することもなく、乱数パルス列発生装
置48−0ないし48−3から送出される乱数パルス列
W0ないしW3におけるパルスはほぼ完全に乱数的発生
させることができる。したがって、後段の論理積及び論
理和演算の演算結果値を算術演算の場合の結果に近付け
ることができる。
【0040】尚、上述したすべての説明では、アップダ
ウンカウンタ46に格納される乱数パルス密度設定デー
タは4ビットとし、よってAND回路43等も4つ設け
たが、勿論これに限るものではなく任意のビット数にて
構成することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数本の乱数パルス列を必要とする場合、論理積演算部、
上記記憶部、及び上記論理和演算部は複数必要となる
が、従来と同様にALUを含む回路である一次乱数パル
ス列発生部は、それぞれの記憶部がm個の論理積演算部
に対して乱数パルス密度設定データを送出しているとす
れば、m本の一次乱数パルス列を発生すれば良く、した
がって上記ALUの数は上記論理積演算部、上記記憶
部、及び上記論理和演算部の数に関係なくm個となる。
したがって、必要とする乱数パルス列の本数と同数のA
LUを設ける必要がなくなり、回路規模の大きいALU
の使用を控えることで乱数パルス列発生回路装置全体の
回路規模を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乱数パルス列発生装置の構成の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す一次乱数パルス列発生部の構成を
示すブロック図である。
【図3】 一次乱数パルス列発生部から送出される乱数
パルス列の一例を示す図である。
【図4】 図1に示す乱数パルス列発生装置をニューラ
ル ネット システムに応用した場合を示すニューラル
ネット システム乱数パルス列発生装置の構成を示す回
路図である。
【図5】 図4に示すニューラル ネット システム乱数
パルス列発生装置を改良した回路の構成を示すブロック
図である。
【図6】 ニューラル ネット システムを構成する一つ
のニューロンの演算動作を説明するための図である。
【図7】 従来の乱数パルス列発生回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】 ニューラル ネット システムを構成するニュ
ーロンから出力されるデータを論理積及び論理和演算に
て作成するための論理回路図である。
【図9】 従来の疑似乱数発生器の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
40ないし43…AND回路、46…アップダウンカウ
ンタ、44…OR回路、47…一次乱数パルス列発生
部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乱数パルス密度設定データを格納する記
    憶部と、 一次乱数パルス列を送出する一次乱数パルス列発生部
    と、 上記記憶部の出力側が接続され他の入力側には上記一次
    乱数パルス列発生部が接続され該一次乱数パルス列発生
    部から供給される一次乱数パルス列と上記記憶部より供
    給される乱数パルス密度設定データとの論理積演算を行
    う論理積演算部と、 上記論理積演算部が接続され該論理積演算部の出力デー
    タの論理和演算を行う論理和演算部と、を備えたことを
    特徴とする乱数パルス列発生回路装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶部は乱数パルス密度設定データ
    のセット、リセット、アップカウント、ダウンカウン
    ト、シフト動作が自在に行えるレジスタである、請求項
    1記載の乱数パルス列発生回路装置。
  3. 【請求項3】 上記一次乱数パルス列発生部として疑似
    乱数パルス列発生器を使用する、請求項1記載の乱数パ
    ルス列発生回路装置。
  4. 【請求項4】 上記一次乱数パルス列発生部は、上記論
    理積演算部へ送出する一次乱数パルス列のパルス密度に
    ついて上記記憶部から上記論理積演算部へ送出される乱
    数パルス密度設定データの下位ビットデータに対応する
    上記パルス密度よりも上位ビットに対応するパルス密度
    の方が大きくなるように上記パルス密度を制御可能であ
    る、請求項1記載の乱数パルス列発生回路装置。
  5. 【請求項5】 上記論理積演算部へ送出する乱数パルス
    列が m 本存在する場合、上記一次乱数パルス列発生部
    は、上記記憶部から上記論理積演算部へ送出される乱数
    パルス密度設定データの最下位ビットから最上位ビット
    へ対応してそれぞれ20、21、22、… 2m-2、2m-1
    個の1であるパルスを有する乱数パルス列を発生する、
    請求項1記載の乱数パルス列発生回路装置。
  6. 【請求項6】 上記論理積演算部へ送出する乱数パルス
    列が複数本存在する場合、上記一次乱数パルス列発生部
    は、単位時間内では1本の乱数パルス列のみが1のパル
    スを送出する、請求項1記載の乱数パルス列発生回路装
    置。
  7. 【請求項7】 結合の重み値を保持する結合係数記憶部
    と、上記重み値に相当するパルス密度を有する乱数パル
    ス列を発生する乱数パルス列生成部と、教師信号に対す
    る誤差信号に基づき生成される重み値の更新値あるいは
    重み値の修正情報に応答して上記結合係数記憶部の内容
    を更新あるいは修正する記憶内容変更部と、を有する神
    経細胞模倣素子により構成され、自己学習により結合の
    重み値を獲得する信号処理装置において、 上記結合係数記憶部及び上記乱数パルス列生成部として
    請求項1記載の乱数パルス列発生回路装置を使用したこ
    とを特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】 上記信号処理装置内に上記乱数パルス列
    発生回路装置を複数有する場合、一次乱数パルス列発生
    部が送出する一次乱数パルス列にそれぞれ異なる遅延を
    与えそれぞれの上記論理積演算部へ遅延した一次乱数パ
    ルス列を送出する遅延部を備えた、請求項7記載の信号
    処理装置。
  9. 【請求項9】 上記一次乱数パルス列発生部は別設され
    る、請求項1ないし6記載の乱数パルス列発生回路装置
    並びに請求項7及び8記載の信号処理装置。
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