JPH05202873A - 遊星運動を行うハイパートロコイド状配置の容積移送式装置 - Google Patents
遊星運動を行うハイパートロコイド状配置の容積移送式装置Info
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- JPH05202873A JPH05202873A JP4309523A JP30952392A JPH05202873A JP H05202873 A JPH05202873 A JP H05202873A JP 4309523 A JP4309523 A JP 4309523A JP 30952392 A JP30952392 A JP 30952392A JP H05202873 A JPH05202873 A JP H05202873A
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- directrix
- planetary motion
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/08—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing
- F01C1/10—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
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- F01C1/104—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member one member having simultaneously a rotational movement about its own axis and an orbital movement
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適用範囲の広い、遊星運動をなしハイパート
ロコイド配置を有する容積移送式装置を提供する。 【構成】 円筒形ピストン11と、円筒形包囲部材10と、
これらのピストン及び包囲部材に回転可能に連結された
クランク軸とを含み、ピストンの準線または包囲部材の
準線がハイパートロコイド状であるか、ハイパートロコ
イドから等距離にある。これにより、本装置は、どのよ
うな形態の流体をも給送することができ、流体を流入流
出できる選択された分配の性質に応じて、機械エネルギ
ーを油圧エネルギーに、又はその逆に変換することがで
き、適用範囲を広くすることができる。
ロコイド配置を有する容積移送式装置を提供する。 【構成】 円筒形ピストン11と、円筒形包囲部材10と、
これらのピストン及び包囲部材に回転可能に連結された
クランク軸とを含み、ピストンの準線または包囲部材の
準線がハイパートロコイド状であるか、ハイパートロコ
イドから等距離にある。これにより、本装置は、どのよ
うな形態の流体をも給送することができ、流体を流入流
出できる選択された分配の性質に応じて、機械エネルギ
ーを油圧エネルギーに、又はその逆に変換することがで
き、適用範囲を広くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形ピストン(雄部
材)と、それを包囲している円筒形の包囲部材(雌部
材)と、ピストン及び包囲部材の形状を定めている円筒
形表面の軸線に平行な軸線を有するクランク軸とを有し
ており、この軸がピストン及び包囲部材と回転可能に連
結している、コンプレッサ、ポンプ等の容積移送式装置
に関するものである。
材)と、それを包囲している円筒形の包囲部材(雌部
材)と、ピストン及び包囲部材の形状を定めている円筒
形表面の軸線に平行な軸線を有するクランク軸とを有し
ており、この軸がピストン及び包囲部材と回転可能に連
結している、コンプレッサ、ポンプ等の容積移送式装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これらの装置では、ピストンの形状を定
めている円筒形表面は、その軸線に対して対称度SP を
示し、包囲部材のそれはSC の対称度を有しており、S
P 及びSC は、それらの値の差が1になるように選択さ
れている。さらに、ピストン及び包囲部材の配置は、こ
れらの部材が直接的に接触するように選択されている。
めている円筒形表面は、その軸線に対して対称度SP を
示し、包囲部材のそれはSC の対称度を有しており、S
P 及びSC は、それらの値の差が1になるように選択さ
れている。さらに、ピストン及び包囲部材の配置は、こ
れらの部材が直接的に接触するように選択されている。
【0003】上記記載に合致する遊星運動を行う多数の
容積移送式装置が知られている。例えば、メカニズム及
びマシン理論、Vol .25、No. 6(1990)の"Projektiere
n der Zykloidenverzahnungen hydraulischer Verdrang
ermaschinen"「油圧装置におけるサイクロイド・ギヤの
構造」と題する記事に記載されている装置が挙げられ
る。
容積移送式装置が知られている。例えば、メカニズム及
びマシン理論、Vol .25、No. 6(1990)の"Projektiere
n der Zykloidenverzahnungen hydraulischer Verdrang
ermaschinen"「油圧装置におけるサイクロイド・ギヤの
構造」と題する記事に記載されている装置が挙げられ
る。
【0004】これらの遊星運動装置では、互いに差が1
になるSP の値を特定するため、ピストンの外形を定め
ている円筒形表面の軸線が、クランク軸との回転連結軸
線に一致し、またこの円筒形表面の軸線はクランク軸の
他方の軸線に平行である必要がある。さらに、互いに差
が1になるSC の値を特定するため、包囲部材の内側形
状を定めている円筒形表面の軸線が、クランク軸との回
転連結軸線に一致し、またこの円筒形表面の軸線はクラ
ンク軸の他方の軸線に平行である必要がある。SP =1
の場合、ピストンの外形を定めている円筒形表面の軸線
は、それがクランク軸の軸線の一方に平行でありさえす
れば、任意に選択できる。SC =1の場合、包囲部材の
内側形状を定めている円筒形表面の軸線は、それがクラ
ンク軸の軸線の一方に平行でありさえすれば、任意に選
択できる。SP 及びSC が共に1以外である場合、ピス
トン及び包囲部材の形状を定めている円筒形表面の軸線
の各々は、それが回転可能に連結されていない方のクラ
ンク軸の軸線に平行である。
になるSP の値を特定するため、ピストンの外形を定め
ている円筒形表面の軸線が、クランク軸との回転連結軸
線に一致し、またこの円筒形表面の軸線はクランク軸の
他方の軸線に平行である必要がある。さらに、互いに差
が1になるSC の値を特定するため、包囲部材の内側形
状を定めている円筒形表面の軸線が、クランク軸との回
転連結軸線に一致し、またこの円筒形表面の軸線はクラ
ンク軸の他方の軸線に平行である必要がある。SP =1
の場合、ピストンの外形を定めている円筒形表面の軸線
は、それがクランク軸の軸線の一方に平行でありさえす
れば、任意に選択できる。SC =1の場合、包囲部材の
内側形状を定めている円筒形表面の軸線は、それがクラ
ンク軸の軸線の一方に平行でありさえすれば、任意に選
択できる。SP 及びSC が共に1以外である場合、ピス
トン及び包囲部材の形状を定めている円筒形表面の軸線
の各々は、それが回転可能に連結されていない方のクラ
ンク軸の軸線に平行である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の記事に記載され
ている容積移送式装置と本発明による装置との差異は、
包囲部材及びピストンの配置にある。実際、既存の装置
では、ピストンまたは包囲部材のいずれかが、短縮内転
トロコイドまたは外転トロコイドであるか、非延長(す
なわち通常または短縮)内転トロコイドまたは外転トロ
コイドから等距離にある曲線である準線を有している。
これらの曲線はすべて、狭い範囲でしか選択できない1
つまたは2つの仮パラメータを有しているだけである。
これらの曲線を用いた場合、最近の装置に見られる望ま
しい技術的制約の全てに対応することは不可能である。
ている容積移送式装置と本発明による装置との差異は、
包囲部材及びピストンの配置にある。実際、既存の装置
では、ピストンまたは包囲部材のいずれかが、短縮内転
トロコイドまたは外転トロコイドであるか、非延長(す
なわち通常または短縮)内転トロコイドまたは外転トロ
コイドから等距離にある曲線である準線を有している。
これらの曲線はすべて、狭い範囲でしか選択できない1
つまたは2つの仮パラメータを有しているだけである。
これらの曲線を用いた場合、最近の装置に見られる望ま
しい技術的制約の全てに対応することは不可能である。
【0006】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】反対に、本発明の主題である装置は、はるかに
多くの仮パラメータを有する配置であり、場合によって
は実現を容易にする技術的利点を備えている。本発明に
よれば、雄または雌部材の一方が、内転トロコイド、外
転トロコイドを有するかまたはペリトロコイドに縮退し
たハイパートロコイドを除いて、二重点も後退点も有し
ていない閉ハイパートロコイドから等距離にある曲線で
あると見なされる準線D1 を有している。本発明の範囲
内において、準線D1 は、そのようなハイパートロコイ
ドからゼロの距離にあり、従ってそのものであると見な
されるものでもよい。ハイパートロコイドの定義は、フ
ランス特許第7336639 号に記載されている。
多くの仮パラメータを有する配置であり、場合によって
は実現を容易にする技術的利点を備えている。本発明に
よれば、雄または雌部材の一方が、内転トロコイド、外
転トロコイドを有するかまたはペリトロコイドに縮退し
たハイパートロコイドを除いて、二重点も後退点も有し
ていない閉ハイパートロコイドから等距離にある曲線で
あると見なされる準線D1 を有している。本発明の範囲
内において、準線D1 は、そのようなハイパートロコイ
ドからゼロの距離にあり、従ってそのものであると見な
されるものでもよい。ハイパートロコイドの定義は、フ
ランス特許第7336639 号に記載されている。
【0007】本発明による装置の他方の部材は、それぞ
れの中心及び半径がO1 、R1 及びO2 、R2 である2
つの円C1 及びC2 によって定められる相対的遊星運動
におけるD1 の包絡線である準線D2 を有しており、こ
れらの円R1 及びR2 はそれぞれ準線D1 及びD2 に一
致して、滑らないで内接状態で互いに接触ながら回転
し、|O1 O2 |で中心が特定化される。
れの中心及び半径がO1 、R1 及びO2 、R2 である2
つの円C1 及びC2 によって定められる相対的遊星運動
におけるD1 の包絡線である準線D2 を有しており、こ
れらの円R1 及びR2 はそれぞれ準線D1 及びD2 に一
致して、滑らないで内接状態で互いに接触ながら回転
し、|O1 O2 |で中心が特定化される。
【0008】本発明による装置は、D1 によって形状が
定められる装置の性質及び半径R1及びR2 の比較値に
基づいて、4種類に分類される。以下にその分類を説明
する。
定められる装置の性質及び半径R1及びR2 の比較値に
基づいて、4種類に分類される。以下にその分類を説明
する。
【0009】D1 がピストンの準線であり、D2 が包囲
部材の準線であって、E=|O1 O2 |である場合に、
R1 =SP E及びR2 =SC E=(SP +1)Eで定め
られるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD1 の外側
包絡線であると見なされる装置。(分類I)
部材の準線であって、E=|O1 O2 |である場合に、
R1 =SP E及びR2 =SC E=(SP +1)Eで定め
られるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD1 の外側
包絡線であると見なされる装置。(分類I)
【0010】D1 がピストンの準線であり、D2 が包囲
部材の準線であって、E=|O1 O2 |、SP >1であ
る場合にR1 =SP E及びR2 =SC E=(SP −1)
Eで定められるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD
1 の外側包絡線であると見なされる装置。(分類II)
部材の準線であって、E=|O1 O2 |、SP >1であ
る場合にR1 =SP E及びR2 =SC E=(SP −1)
Eで定められるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD
1 の外側包絡線であると見なされる装置。(分類II)
【0011】D1 が包囲部材の準線であり、D2 がピス
トンの準線であって、E=|O1 O2 |、SP >1であ
る場合にR2 =SP E及びR1 =SC E=(SP −1)
Eで定められるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD
1 の内側包絡線であると見なされる装置。(分類III )
トンの準線であって、E=|O1 O2 |、SP >1であ
る場合にR2 =SP E及びR1 =SC E=(SP −1)
Eで定められるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD
1 の内側包絡線であると見なされる装置。(分類III )
【0012】D1 が包囲部材の準線であり、D2 がピス
トンの準線であって、E=|O1O2 |である場合にR2
=SP E及びR1 =SC E=(SP −1)Eで定めら
れるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD1 の内側包
絡線であると見なされる装置。(分類IV)
トンの準線であって、E=|O1O2 |である場合にR2
=SP E及びR1 =SC E=(SP −1)Eで定めら
れるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD1 の内側包
絡線であると見なされる装置。(分類IV)
【0013】本発明による他の装置は、上記の4種類の
いずれかに属する装置からの派生的なものであることは
明らかである。実際、少なくとも一部分がD2 に対する
D1の運動におけるD1 の包絡線であると見なされ、ま
た少なくとも一部分が、分類IまたはIIの場合にはこの
包絡線の外側にあり、分類III またはIVの場合にはこの
包絡線の内側にある準線D2 を使用して、その異なった
部分を連結して閉曲線を形成することができる。
いずれかに属する装置からの派生的なものであることは
明らかである。実際、少なくとも一部分がD2 に対する
D1の運動におけるD1 の包絡線であると見なされ、ま
た少なくとも一部分が、分類IまたはIIの場合にはこの
包絡線の外側にあり、分類III またはIVの場合にはこの
包絡線の内側にある準線D2 を使用して、その異なった
部分を連結して閉曲線を形成することができる。
【0014】複素平面O1 XY上でZ1 (κ)を描く準
線D1 のパラメータ等式について説明すると(κは運動
パラメータである)、R1 及びR2 で定められたD2 に
対するD1 の相対運動におけるD1 の包絡線の等式Z2
は、以下の2つの関係式から複素平面O2 XY上に極め
て容易に得られる。
線D1 のパラメータ等式について説明すると(κは運動
パラメータである)、R1 及びR2 で定められたD2 に
対するD1 の相対運動におけるD1 の包絡線の等式Z2
は、以下の2つの関係式から複素平面O2 XY上に極め
て容易に得られる。
【0015】 Re={Z1 Z3 −R1 Z3 expi(−γ)}=0 (1) Z2 =(R2 −R1 )expi{−γR1 /R2 } +Z1 expi{γ(1−R1 /R2 )} (2) 但し、γはクランク軸に対するD1 の回転角度、Z3 は
κに関する導関数Z1からの共役複素数である。
κに関する導関数Z1からの共役複素数である。
【0016】等式(1) は、γとκとの間の関係を定め、
これを等式(2) に代入した時、単一の運動パラメータγ
またはκの関数としてZ2 を定めることができる。D1
の特定位置γ’に対応した設定値{κ’}を見つけるこ
とに理論的な重要性がある場合、κ”によって定められ
るD1 の特定点で接触が得られるようにする{γ”}に
よって定められるD1 の位置の設定値を見つけることの
方が数値的にはるかに簡単であることがわかるであろ
う。また、Z2 は内側及び外側包絡線に対応しており、
これらの包絡線を区別して、製造しようとする装置の分
類に合わせてそれらの一方を使用することが妥当であ
る。この区別は、例えばD1 及びD2 の接点における曲
率半径の比較に基づいて行われる。
これを等式(2) に代入した時、単一の運動パラメータγ
またはκの関数としてZ2 を定めることができる。D1
の特定位置γ’に対応した設定値{κ’}を見つけるこ
とに理論的な重要性がある場合、κ”によって定められ
るD1 の特定点で接触が得られるようにする{γ”}に
よって定められるD1 の位置の設定値を見つけることの
方が数値的にはるかに簡単であることがわかるであろ
う。また、Z2 は内側及び外側包絡線に対応しており、
これらの包絡線を区別して、製造しようとする装置の分
類に合わせてそれらの一方を使用することが妥当であ
る。この区別は、例えばD1 及びD2 の接点における曲
率半径の比較に基づいて行われる。
【0017】D2 に対するD1 の遊星運動は、3種類の
方法で本発明の主題である装置によって実現される。
方法で本発明の主題である装置によって実現される。
【0018】クランク軸を不動にして、ピストン及び包
囲部材を移動可能に製造することができる。
囲部材を移動可能に製造することができる。
【0019】ピストンを不動にして、包囲部材内の軸を
移動可能に製造することができる。
移動可能に製造することができる。
【0020】最後に、また原理的にはこれが最も単純な
方法であるが、包囲部材を不動にして、軸及びピストン
を移動可能に製造することができる。
方法であるが、包囲部材を不動にして、軸及びピストン
を移動可能に製造することができる。
【0021】本発明の主題である装置に対して保持され
る絶対運動を無視した場合、ホィールE1 及びE2 がそ
れぞれピストン及び包囲部材に一致し、基本半径がそれ
ぞれR1 及びR2 である平行軸線の内接歯車機構によっ
て絶対遊星運動が得られる。
る絶対運動を無視した場合、ホィールE1 及びE2 がそ
れぞれピストン及び包囲部材に一致し、基本半径がそれ
ぞれR1 及びR2 である平行軸線の内接歯車機構によっ
て絶対遊星運動が得られる。
【0022】接触しているピストン及び包囲部材の表面
の配置が十分に制御可能である場合、また装置によって
搬送される流体に十分な潤滑性がある場合、歯車機構を
なくして、ピストン−包囲部材接触によって相対遊星運
動を直接的に促進することができる。その場合、具体化
が非常に簡単になる。
の配置が十分に制御可能である場合、また装置によって
搬送される流体に十分な潤滑性がある場合、歯車機構を
なくして、ピストン−包囲部材接触によって相対遊星運
動を直接的に促進することができる。その場合、具体化
が非常に簡単になる。
【0023】本発明の主題である装置の機械的機構は無
視して、これらの装置は油圧エネルギを機械エネルギ
に、またはその逆に変換する。装置に対する油圧エネル
ギの導入または取り出しは、公知の容積装置に使用され
ている、当業者であればすぐに適用できる従来技術によ
って包囲部材及び/またはピストン内に設けられた1組
のフラップ弁、ポート及び/または弁によって実施され
る。吐出量を変更できるようにするため、流体を分配す
るこれらの構造部を調節可能にすることもできる。それ
が調節可能か否かにかかわらず、流体の分配は、流体の
性質(すなわちそれが非圧縮性か、圧縮可能であるか)
及びエネルギ変換の方向(油圧エネルギを発生する装
置、すなわちコンプレッサまたはポンプであるか、機械
エネルギを発生する装置、すなわちモータであるか)に
合わせられる。
視して、これらの装置は油圧エネルギを機械エネルギ
に、またはその逆に変換する。装置に対する油圧エネル
ギの導入または取り出しは、公知の容積装置に使用され
ている、当業者であればすぐに適用できる従来技術によ
って包囲部材及び/またはピストン内に設けられた1組
のフラップ弁、ポート及び/または弁によって実施され
る。吐出量を変更できるようにするため、流体を分配す
るこれらの構造部を調節可能にすることもできる。それ
が調節可能か否かにかかわらず、流体の分配は、流体の
性質(すなわちそれが非圧縮性か、圧縮可能であるか)
及びエネルギ変換の方向(油圧エネルギを発生する装
置、すなわちコンプレッサまたはポンプであるか、機械
エネルギを発生する装置、すなわちモータであるか)に
合わせられる。
【0024】分類Iに属する特に重要な装置の1群とし
て、準線D1 が複素平面上で次式を満足させるものがあ
る。 Z1 ={(1+S)/2}Eexpi{κ(1/S)−κ} +Rm expi {κ(1/S)} +{(1−S)/2}Eexpi{κ(1/S)+κ} (3) 但し、Z1 は準線D1 の母線点の付随値を表し、各点
は、1回で曲線を横断できるように0ないし2Sπの範
囲で変動する運動パラメータκの特定値で指定され、S
は複素平面の原点に対するD1 の対称度を表す整数であ
って、任意に定められ、expiは虚指数関数を表し、E及
びRm は、比E/Rm の値を間接的に定めるものであ
る、対応の曲線が二重点も後退点も備えていないことを
条件として自由に選択される2つの長さである。
て、準線D1 が複素平面上で次式を満足させるものがあ
る。 Z1 ={(1+S)/2}Eexpi{κ(1/S)−κ} +Rm expi {κ(1/S)} +{(1−S)/2}Eexpi{κ(1/S)+κ} (3) 但し、Z1 は準線D1 の母線点の付随値を表し、各点
は、1回で曲線を横断できるように0ないし2Sπの範
囲で変動する運動パラメータκの特定値で指定され、S
は複素平面の原点に対するD1 の対称度を表す整数であ
って、任意に定められ、expiは虚指数関数を表し、E及
びRm は、比E/Rm の値を間接的に定めるものであ
る、対応の曲線が二重点も後退点も備えていないことを
条件として自由に選択される2つの長さである。
【0O25】
【実施例】図1及び2は、ピストンの2つの特定位置に
おける、分類Iの装置の軸線に垂直な断面を示してお
り、SP =2、SC =3、E=10mm、R1 =20mm、
R2=30mmであって、その準線D1 が、S=SP 、Rm
=45mmで等式(3) を満足させている。図1及び2に
おいて、準線D2 を有する包囲部材10が、準線D1 を有
するピストン11を包囲している。D1 及びD2 間の3つ
の接触点U1、U2、U3が図1に示されている。図3
は、準線D1 12を示しており、図4は、包囲部材に対す
るD1 の幾つかの位置を示しているが、図面をわかりや
すくするために包囲部材は図示されていない。
おける、分類Iの装置の軸線に垂直な断面を示してお
り、SP =2、SC =3、E=10mm、R1 =20mm、
R2=30mmであって、その準線D1 が、S=SP 、Rm
=45mmで等式(3) を満足させている。図1及び2に
おいて、準線D2 を有する包囲部材10が、準線D1 を有
するピストン11を包囲している。D1 及びD2 間の3つ
の接触点U1、U2、U3が図1に示されている。図3
は、準線D1 12を示しており、図4は、包囲部材に対す
るD1 の幾つかの位置を示しているが、図面をわかりや
すくするために包囲部材は図示されていない。
【0026】この装置を調べることによって以下のこと
がわかる。 Z3 =−i{{(1/ S) −1}{( 1+ S)/2} Eexpi{ −κ( 1/ S) κ} +{( 1/ S)}Rm expi{-κ( 1/ S)} +{( 1/ S)+1}{( 1−S)/2} Eexpi{ −κ( 1/ S) −κ} }
がわかる。 Z3 =−i{{(1/ S) −1}{( 1+ S)/2} Eexpi{ −κ( 1/ S) κ} +{( 1/ S)}Rm expi{-κ( 1/ S)} +{( 1/ S)+1}{( 1−S)/2} Eexpi{ −κ( 1/ S) −κ} }
【0027】これから、次式が演繹される。 Re {Z1 Z3 } =−ERm sin(κ) −{(1- S2)/ 2} E2sin( 2κ) 及び Re{ R1 Z3 expi(-γ)}= {(1/ S) −1}{( 1+ S)/2} R1 Esin{−κ( 1/ S)+κ−γ} +{( 1/ S)}R1 Rm sin{−κ( 1/ S)−γ} +{( 1/ S)+1}{( 1- S)/2} R1 Esin{- κ( 1/ S)-κ- γ} もし、κ+ κ( 1/ S)+γ=(2λ+ 1) π、但しλ=
0,1,s=2 (4) ならば、 sin{ー κ- κ( 1/ S)-γ} =0 であり、また、R1 =SP E=SEであるから、 Re{ R1 Z3 expi(ーγ)}={(1/ S)-1}{( 1+ S)/
2} SE2sin( 2κ+ π} +{( 1/ S)}SERm sin{κ
+ π} または、 Re{ R1 Z3 expi(ーγ)}={(1ーS)/S)}{(1+ S)/
2} SE2sin{2κ+π} +{( 1/ S)}SERm sin{κ+
π}
0,1,s=2 (4) ならば、 sin{ー κ- κ( 1/ S)-γ} =0 であり、また、R1 =SP E=SEであるから、 Re{ R1 Z3 expi(ーγ)}={(1/ S)-1}{( 1+ S)/
2} SE2sin( 2κ+ π} +{( 1/ S)}SERm sin{κ
+ π} または、 Re{ R1 Z3 expi(ーγ)}={(1ーS)/S)}{(1+ S)/
2} SE2sin{2κ+π} +{( 1/ S)}SERm sin{κ+
π}
【0028】従って、等式(1) は実際に等式(4) と同時
に実証される。
に実証される。
【0029】等式(2) の一般式から、R2 =( SP +
1) E=( S+1) Eという事実と共に等式(4) を考慮
に入れたZ2 の式が得られる。
1) E=( S+1) Eという事実と共に等式(4) を考慮
に入れたZ2 の式が得られる。
【0030】 Z2 =Eexpi{ーγ( S/ S+ 1)} +{( 1+ S)/2} Esxpi{ κ( 1/S)ーκ+ γー γ( S/ S+ 1)} + Rm expi{ κ( 1/ S)+γー γ( S/ S+ 1)} +{( 1ー S)/2} Eexpi{ κ( 1/ S)+κ+ γー γ( S/ S+ 1)}
【0031】これを簡単にするため、 A={(1+ S)/2} E とすると、次のようになる。 Z2 ={Aexpi(ーκ)+Rm - Aexpi(+κ) }{expi{ κ
( 1/ S)+γー γ(S/ S+ 1)}} または、再び等式(4) を考慮に入れると、 Z2 ={Aexpi(ーκ)+Rm - Aexpi(+κ) }{expi{(1
/ S+ 1)(2λ+ 1) π} }
( 1/ S)+γー γ(S/ S+ 1)}} または、再び等式(4) を考慮に入れると、 Z2 ={Aexpi(ーκ)+Rm - Aexpi(+κ) }{expi{(1
/ S+ 1)(2λ+ 1) π} }
【0032】この式の項{Aexpi(ーκ)+Rm - Aexpi(+
κ) }は、縦座標軸に平行で横座標点Rm 及び縦座標0
を通る直線部分を表している。その長さは4A、すなわ
ち(1+S)2Eである。
κ) }は、縦座標軸に平行で横座標点Rm 及び縦座標0
を通る直線部分を表している。その長さは4A、すなわ
ち(1+S)2Eである。
【0033】その積{Aexpi(ーκ)+Rm - Aexpi(+κ)
}{expi{(1/ S+ 1)(2 λ+ 1)} }は、λ=0,
1,s=2、すなわち60゜、180 ゜および300 ゜である
時に{-( 1/ S+ 1)(2 λ+ 1) π} だけ回転させた同
じ直線部分を表している。
}{expi{(1/ S+ 1)(2 λ+ 1)} }は、λ=0,
1,s=2、すなわち60゜、180 ゜および300 ゜である
時に{-( 1/ S+ 1)(2 λ+ 1) π} だけ回転させた同
じ直線部分を表している。
【0034】等式(4) にも当てはまるκ及びγの値で等
式(1) を解いた時に得られる結果から、D2 は、(1+
S)2Eの長さで互いに2π/(S+1)に位置する3
つの直線部分を含むことがわかる。
式(1) を解いた時に得られる結果から、D2 は、(1+
S)2Eの長さで互いに2π/(S+1)に位置する3
つの直線部分を含むことがわかる。
【0035】これらの3つの直線部分は、等式(1) を解
くκ及びγ間の別の関係で連結されている。これは、可
変曲率の3つの円弧に相当する。
くκ及びγ間の別の関係で連結されている。これは、可
変曲率の3つの円弧に相当する。
【0036】等式(4) が実証される時、γで定められる
ピストンのすべての回転位置に対して準線と3点で接触
し、これらの点はλの、従ってκの3つの対応値で定め
られる。
ピストンのすべての回転位置に対して準線と3点で接触
し、これらの点はλの、従ってκの3つの対応値で定め
られる。
【0037】等式(4) の解の1つを実証するκの値及び
γの値によって、D2 の3つの直線部分の1つに位置す
る接触点が定められ、γのある特定値に対してD2 の1
つの直線部分が等式(4) の各々の解に対応している。そ
の結果、包囲部材の準線はこれらの3つの直線部分であ
ると見なされなければならず、これらの部分の外側は準
線D2 から外側に離れることができる。その場合、包囲
部材の準線とピストンの準線D1 は常に3点で接触し、
ピストン及び包囲部材間の相対遊星運動がこれらの接点
によって直接的に得られ、ホィールE1 及びE2 を物理
的に具現する歯車機構を用いる必要がない。その結果、
装置の構成部材の数が絶対最小値まで減少するので、製
造が非常に容易になる。この装置では、流体が導入さ
れ、また排出される3つの作動室が常に得られることが
わかる。
γの値によって、D2 の3つの直線部分の1つに位置す
る接触点が定められ、γのある特定値に対してD2 の1
つの直線部分が等式(4) の各々の解に対応している。そ
の結果、包囲部材の準線はこれらの3つの直線部分であ
ると見なされなければならず、これらの部分の外側は準
線D2 から外側に離れることができる。その場合、包囲
部材の準線とピストンの準線D1 は常に3点で接触し、
ピストン及び包囲部材間の相対遊星運動がこれらの接点
によって直接的に得られ、ホィールE1 及びE2 を物理
的に具現する歯車機構を用いる必要がない。その結果、
装置の構成部材の数が絶対最小値まで減少するので、製
造が非常に容易になる。この装置では、流体が導入さ
れ、また排出される3つの作動室が常に得られることが
わかる。
【0038】図5ないし図8は、図1ないし図4と同様
な図である(包囲部材20、ピストン21、ピストン21の準
線D1 22)が、分類IIの装置用であり、SP =3、SC
=2、E=10mm、R1 =30mm、R2 =20mmであ
り、ピストンの準線D1 が次の等式で定められる。
な図である(包囲部材20、ピストン21、ピストン21の準
線D1 22)が、分類IIの装置用であり、SP =3、SC
=2、E=10mm、R1 =30mm、R2 =20mmであ
り、ピストンの準線D1 が次の等式で定められる。
【0039】 Z1 =15expi(ー2κ/ 3)+120expi(+ κ/ 3)-5expi( 4κ/ 3)
【0040】対応の包囲部材の準線D2 の対称度は2で
ある。ピストン及び包囲部材のすべての相対位置に対し
て等式(1) を解くことによって、D1 とそれの外側包絡
線D2 との間に常に3つの接触点が存在することがわか
る。これから、流体の3つの作動室が存在することにな
る。
ある。ピストン及び包囲部材のすべての相対位置に対し
て等式(1) を解くことによって、D1 とそれの外側包絡
線D2 との間に常に3つの接触点が存在することがわか
る。これから、流体の3つの作動室が存在することにな
る。
【0041】図3及び4と図7及び8とを参照すると、
以下の結果が見られる。
以下の結果が見られる。
【0042】図4は、図3に示されている対称度2の曲
線D1 の遊星運動を示している。遊星運動は、半径3E
の固定周囲C2 上を半径2E(これが準線D1 に対応す
る)の周囲C1 が回転することを特徴としている。図4
には、この固定周囲C2 に一致する外側及び内側包絡線
が見られる。これらの包絡線は共に対称度が3である。
線D1 の遊星運動を示している。遊星運動は、半径3E
の固定周囲C2 上を半径2E(これが準線D1 に対応す
る)の周囲C1 が回転することを特徴としている。図4
には、この固定周囲C2 に一致する外側及び内側包絡線
が見られる。これらの包絡線は共に対称度が3である。
【0043】D1 及びその外側包絡線D2 を物理的に具
現すると、R1 =2E、R2 =3Eでは、D1 はピスト
ン、D2 は包囲部材であり、また、SP =2、SC =3
では、R1 がSP Eに実際に等しく、R2 がSC E=
(SP +1)Eに等しい。これの対応装置は分類Iに属
する。
現すると、R1 =2E、R2 =3Eでは、D1 はピスト
ン、D2 は包囲部材であり、また、SP =2、SC =3
では、R1 がSP Eに実際に等しく、R2 がSC E=
(SP +1)Eに等しい。これの対応装置は分類Iに属
する。
【0044】D1 及びその内側包絡線D2 を物理的に具
現すると、R1 =2E、R2 =3Eでは、D1 は包囲部
材、D2 はピストンであり、また、SC =2、SP =3
では、R2 がSP Eに実際に等しく、R1 がSC E=
(SP −1)Eに等しい。これの対応装置は分類III に
属する。
現すると、R1 =2E、R2 =3Eでは、D1 は包囲部
材、D2 はピストンであり、また、SC =2、SP =3
では、R2 がSP Eに実際に等しく、R1 がSC E=
(SP −1)Eに等しい。これの対応装置は分類III に
属する。
【0045】図8は、図7に示されている対称度3の曲
線D1 の遊星運動を示している。遊星運動は、半径2E
の固定周囲C2 上を半径3E(これが準線D1 に対応す
る)の周囲C1 が回転することを特徴としている。図8
には、この固定周囲C2 に一致する外側及び内側包絡線
が見られる。これらの包絡線は、共に対称度が2であ
る。
線D1 の遊星運動を示している。遊星運動は、半径2E
の固定周囲C2 上を半径3E(これが準線D1 に対応す
る)の周囲C1 が回転することを特徴としている。図8
には、この固定周囲C2 に一致する外側及び内側包絡線
が見られる。これらの包絡線は、共に対称度が2であ
る。
【0046】D1 及びその外側包絡線D2 を物理的に具
現すると、R1 =3E、R2 =2Eでは、D1 はピスト
ン、D2 は包囲部材であり、また、SP =3、SC =2
では、R1 がSP Eに実際に等しく、R2 がSC E=
(SP −1)Eに等しい。これの対応装置は分類IIに属
する。
現すると、R1 =3E、R2 =2Eでは、D1 はピスト
ン、D2 は包囲部材であり、また、SP =3、SC =2
では、R1 がSP Eに実際に等しく、R2 がSC E=
(SP −1)Eに等しい。これの対応装置は分類IIに属
する。
【0047】D1 及びその内側包絡線D2 を物理的に具
現すると、R1 =3E、R2 =2Eでは、D1 は包囲部
材、D2 はピストンであり、また、SC =3、SP =2
では、R2 がSP Eに実際に等しく、R1 がSC E=
(SP +1)Eに等しい。これの対応装置は分類IVに属
する。
現すると、R1 =3E、R2 =2Eでは、D1 は包囲部
材、D2 はピストンであり、また、SC =3、SP =2
では、R2 がSP Eに実際に等しく、R1 がSC E=
(SP +1)Eに等しい。これの対応装置は分類IVに属
する。
【0048】図9及び10は、ピストン及び包囲部材対が
直接的に遊星運動を発生することができるように圧縮流
体が十分な潤滑性を備えているコンプレッサの横断面図
及び軸方向断面図である。
直接的に遊星運動を発生することができるように圧縮流
体が十分な潤滑性を備えているコンプレッサの横断面図
及び軸方向断面図である。
【0049】これらの断面図において、対称度SP =2
で、準線12を備えているピストン11と、3つの直線部分
13、14、15及び点A13B13、A14B14、A15B15間でピ
ストンの包絡線の外側に位置する3つの円弧16、17、18
で形成された対称度SC =3の準線を備えた包囲部材10
とが設けられている。クランク軸30は、玉軸受及び針状
ころ軸受31、32を介して包囲部材10に回転可能に連結さ
れ、また針状軸受33、34を介してピストン11に回転可能
に連結されている。このクランク軸は、それに固着され
ているプーリ35によって駆動される。流体は、包囲部材
10の後フランジ101 に設けられているばね弁41、42、42
を介してコンプレッサへ流入し、包囲部材10の管状部分
100 に設けられているフラップ弁51、52、53を介して流
出する。包囲部材10の前フランジ102 に設けられた制御
ストッパ(例えば61)によって、コンプレッサの1つ、
2つまたは3つの作動室内の流入圧力が維持できるよう
になっている。このように、3段階で出力の調節が行わ
れ、コンプレッサはその駆動部を停止させることなくゼ
ロ出力で作動させることができるので、クランク軸とプ
ーリとの間にクラッチを設ける必要がない。
で、準線12を備えているピストン11と、3つの直線部分
13、14、15及び点A13B13、A14B14、A15B15間でピ
ストンの包絡線の外側に位置する3つの円弧16、17、18
で形成された対称度SC =3の準線を備えた包囲部材10
とが設けられている。クランク軸30は、玉軸受及び針状
ころ軸受31、32を介して包囲部材10に回転可能に連結さ
れ、また針状軸受33、34を介してピストン11に回転可能
に連結されている。このクランク軸は、それに固着され
ているプーリ35によって駆動される。流体は、包囲部材
10の後フランジ101 に設けられているばね弁41、42、42
を介してコンプレッサへ流入し、包囲部材10の管状部分
100 に設けられているフラップ弁51、52、53を介して流
出する。包囲部材10の前フランジ102 に設けられた制御
ストッパ(例えば61)によって、コンプレッサの1つ、
2つまたは3つの作動室内の流入圧力が維持できるよう
になっている。このように、3段階で出力の調節が行わ
れ、コンプレッサはその駆動部を停止させることなくゼ
ロ出力で作動させることができるので、クランク軸とプ
ーリとの間にクラッチを設ける必要がない。
【0050】図11は、機械的構成が図5ないし8に対応
しているコンプレッサの横断面図であり、図12は、コン
プレッサを2本の回転連結軸を含む面における軸方向断
面図である。図12において、ピストン11、包囲部材10、
管状部130 及び2つの側板230,330 の一部を形成するカ
バーを区画している。ピストン11は、図示装置におい
て、カバーの側板230,330 と共にピストン11の回転連結
軸をなす軸受112,113 を通る軸111 と一体となる単一部
品である。包囲部材10はカバーの管状部130 に対し滑動
する軸受110 によって回転連結される。装置内への流体
導入は側板230 の管状口340 で開口140 を通して行わ
れ、その排出は開口150 を介して側板330 の管状口350
により行われる。
しているコンプレッサの横断面図であり、図12は、コン
プレッサを2本の回転連結軸を含む面における軸方向断
面図である。図12において、ピストン11、包囲部材10、
管状部130 及び2つの側板230,330 の一部を形成するカ
バーを区画している。ピストン11は、図示装置におい
て、カバーの側板230,330 と共にピストン11の回転連結
軸をなす軸受112,113 を通る軸111 と一体となる単一部
品である。包囲部材10はカバーの管状部130 に対し滑動
する軸受110 によって回転連結される。装置内への流体
導入は側板230 の管状口340 で開口140 を通して行わ
れ、その排出は開口150 を介して側板330 の管状口350
により行われる。
【0051】以上の説明では、ピストン及び包囲部材に
要求される形状及び運動の遊星性は、本発明による装置
の公称的な特徴であると理解されるべきである。
要求される形状及び運動の遊星性は、本発明による装置
の公称的な特徴であると理解されるべきである。
【0052】
【発明の効果】本発明による容積移送式装置は、主に、
円筒形ピストン、円筒形包囲部材及びこれらのピストン
及び包囲部材に回転可能に連結されたクランク軸を含
み、ピストンの準線又は包囲部材の準線がハイパートロ
コイド状であるか、ハイパートロコイドから等距離にあ
ることにより、どのような形態の流体をも給送すること
ができ、流体を流入流出できるように選択された分配の
性質に応じて、機械エネルギーを油圧エネルギーに、又
はその逆に変換することができ、広い適用範囲を有する
ものである。
円筒形ピストン、円筒形包囲部材及びこれらのピストン
及び包囲部材に回転可能に連結されたクランク軸を含
み、ピストンの準線又は包囲部材の準線がハイパートロ
コイド状であるか、ハイパートロコイドから等距離にあ
ることにより、どのような形態の流体をも給送すること
ができ、流体を流入流出できるように選択された分配の
性質に応じて、機械エネルギーを油圧エネルギーに、又
はその逆に変換することができ、広い適用範囲を有する
ものである。
【図1】本発明による分類Iの装置の、ピストンの特定
位置における、軸線に垂直な概略断面図である。
位置における、軸線に垂直な概略断面図である。
【図2】図1の装置の、ピストンの他の特定位置におけ
る、軸線に垂直な概略断面図である。
る、軸線に垂直な概略断面図である。
【図3】図1の装置における準線D1 を示す概略図であ
る。
る。
【図4】図3の準線D1 の遊星運動を示す概略図であ
る。
る。
【図5】本発明による分類IIの装置の、ピストンの特定
位置における、軸線に垂直な概略断面図である。
位置における、軸線に垂直な概略断面図である。
【図6】図5の装置の、ピストンの他の特定位置におけ
る、軸線に垂直な概略断面図である。
る、軸線に垂直な概略断面図である。
【図7】図5の装置における準線D1 を示す概略図であ
る。
る。
【図8】図7の準線D1 の遊星運動を示す概略図であ
る。
る。
【図9】機械的構成が図1ないし4に対応しているコン
プレッサの横断面図である。
プレッサの横断面図である。
【図10】図9のコンプレッサの軸方向断面図である。
【図11】機械的構成が図5ないし8に対応しているコ
ンプレッサの横断面図である。
ンプレッサの横断面図である。
【図12】図11のコンプレッサの軸方向断面図である。
10 包囲部材 11 ピストン 30 クランク軸 D1 準線 D2 準線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレ ルロイ ベルギー国 ビー 7030 モン サン シ ンフォリエン ショセ ド バンシェ 64 (72)発明者 ジャン マリー フラム フランス国 エフ 75011 パリス ブー ルバール リヒャール ルノアール 23
Claims (8)
- 【請求項1】 軸線に対する整数対称度がSP である円
筒形ピストン(雄部材)と、それ(雄部材)を包囲して
いる、軸線に対する整数対称度がSC の円筒形の包囲部
材(雌部材)と、ピストン及び包囲部材の形状を定めて
いる円筒形表面の軸線に平行な軸線を有するクランク軸
とを有しており、この軸が包囲部材内においてピストン
と回転可能に連結しており、対称度SP とSC の差が1
であって、ピストン及び包囲部材が互いに直接的に接触
するように配置されている円筒形機構を含む容積移送式
装置であって、 雄または雌部材の一方が、二重点も後退点も有しない閉
ハイパートロコイドから等距離(等距離はゼロでもよ
い)にある曲線であると見なされる準線D1 を有してお
り、この場合、内転トロコイド、ペリトロコイド及び外
転トロコイドを有するかまたはこれらの内転トロコイ
ド、ペリトロコイド及び外転トロコイドから等距離の曲
線に縮退したハイパートロコイドが除かれており、他方
の部材は、それぞれの中心及び半径が(O1 、R1 )及
び(O2 、R2 )である、内接状態で互いに滑らないで
回転する2つの円C1 及びC2 によって定められる相対
的遊星運動におけるD1 の包絡線である準線D2 を有し
ており、これらの円C1 及びC2 に沿ってそれぞれ準線
D1 及びD2 が延在しており、クランク軸の軸線間の中
心距離が|O1 O2 |で示されることを特徴とする容積
移送式装置。 - 【請求項2】 D1 (12)がピストン(11)の準線であっ
て、D2 が、E=|O1 O2 |である場合にR1 =SP
E及びR2 =SC E=(SP +1)Eで定められるD2
に対するD1 の遊星運動におけるD1 の外側包絡線であ
ると見なされる包囲部材(10)の準線であることを特徴と
する請求項1の容積移送式装置。 - 【請求項3】 D1 (22)がピストン(21)の準線であっ
て、D2 が、E=|O1 O2 |、SP >1である場合に
R1 =SP E及びR2 =SC E=(SP −1)Eで定め
られるD2 に対するD1 の遊星運動におけるD1 の外側
包絡線であると見なされる包囲部材(20)の準線であるこ
とを特徴とする請求項1の容積移送式装置。 - 【請求項4】 D1 が包囲部材の準線であって、D2
が、E=|O1 O2 |である場合にR2 =SP E及びR
1 =SC E=(SP +1)Eで定められるD2に対する
D1 の遊星運動におけるD1 の内側包絡線であると見な
されるピストンの準線であることを特徴とする請求項1
の容積移送式装置。 - 【請求項5】 E=|O1 O2 |、SP >1である場
合、遊星運動が、R2=SP E及びR1 =SC E=(SP
−1)Eで定められることを特徴とする請求項1の容
積移送式装置。 - 【請求項6】 準線D2 の少なくとも一部分が、D2 に
対するD1 の遊星運動におけるD1 の外側包絡線の外側
にあり、準線D2 の少なくとも他の一部分がこの包絡線
の一部であると見なされ、それらの異なった部分を連結
することによって閉曲線が定められていることを特徴と
する請求項2または3の容積移送式装置。 - 【請求項7】 準線D2 の少なくとも一部分が、D2 に
対するD1 の遊星運動におけるD1 の内側包絡線の内側
にあり、準線D2 の少なくとも他の一部分がこの包絡線
の一部であると見なされ、それらの異なった部分を連結
することによって閉曲線が定められていることを特徴と
する請求項4または5の容積移送式装置。 - 【請求項8】 Z1 が準線D1 の母線点の付随値を表
し、各点は、1回で曲線を横断できるように0〜2Sπ
の範囲で変動する運動パラメータκの特定値で指定さ
れ、Sが複素平面の原点に対する曲線の対称度を表す整
数であって、任意に定められ、expiが虚指数関数を表
し、E及びRm が、比E/Rm の値を間接的に制限する
ものである、対応の曲線が二重点も後退点も備えていな
いことを条件として自由に選択される2つの長さである
場合に、複素平面上のハイパートロコイドが等式: Z1 ={(1+S)/2}Eexpi{κ(1/S)−κ} +Rm expi{κ(1/S)} +{(1−S)/2}Eexpi{κ(1/S)+κ} を満足させることを特徴とする請求項2の容積移送式装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9113531A FR2683000B1 (fr) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | Machine volumetrique a mouvement planetaire et geometrie hypertrochouidale. |
FR91.13531 | 1991-10-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202873A true JPH05202873A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=9418556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309523A Pending JPH05202873A (ja) | 1991-10-23 | 1992-10-23 | 遊星運動を行うハイパートロコイド状配置の容積移送式装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5380177A (ja) |
EP (1) | EP0539273B1 (ja) |
JP (1) | JPH05202873A (ja) |
DE (1) | DE69205386D1 (ja) |
FR (1) | FR2683000B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100054979A1 (en) * | 2006-12-26 | 2010-03-04 | Sergei Ivanovich Nefedov | Positive-displacement machine design (variants) |
JP2013256921A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Sanwa Seiki Co Ltd | トロコイド容積型移送装置 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2703406B1 (fr) * | 1993-04-02 | 1995-05-12 | Cit Alcatel | Machine volumétrique à mouvement planétaire. |
FR2750853B1 (fr) * | 1996-07-10 | 1998-12-18 | Braun Celsa Sa | Prothese medicale, en particulier pour anevrismes, a liaison perfectionnee entre sa gaine et sa structure |
US6079964A (en) * | 1998-03-10 | 2000-06-27 | Custard; John E. | Fluid handling device |
EP1327055A1 (en) * | 2000-10-16 | 2003-07-16 | William Henry Ollis | Rotary drive mechanism |
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