JPH05201787A - 水溶性薬剤の遅延、制御放出用の生成物 - Google Patents

水溶性薬剤の遅延、制御放出用の生成物

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JPH05201787A
JPH05201787A JP4213265A JP21326592A JPH05201787A JP H05201787 A JPH05201787 A JP H05201787A JP 4213265 A JP4213265 A JP 4213265A JP 21326592 A JP21326592 A JP 21326592A JP H05201787 A JPH05201787 A JP H05201787A
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Narender Pal Luthra
ナレンダー・パル・ラスラ
Darwin Scott Bull
ダーウイン・スコツト・ブル
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WR Grace and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 【構成】 水溶性薬剤の遅延、制御放出用の生成物が開
示されている。この生成物は、水溶性薬剤の芯体と第1
および第 2 の被覆層とを有している。第1の被覆層は
透過性を有していて、薬剤を制御された速度で放出する
ことができ、第 2の被覆層は比較的低い水蒸気通過速度
を有する。 【効果】 本件生成物を適用したのちには上記の薬剤の
放出は無視し得る程度になるが、あらかじめ決定した時
間後に、たとえば1ヶ月またはそれ以上ののちに被覆さ
れた生成物からの薬剤の実質的な放出が始まる。本件生
成物は特に肥料の遅延、制御放出に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、一般的には水溶性薬剤の遅
延、制御放出の可能な生成物に関するものである。“遅
延、制御放出”は、あらかじめ決定された期間、その開
始が実質的に遅延させられる放出として定義される。放
出の開始後には、薬剤は制御された速度で放出される。
本発明は特に園芸作物の育成に適した薬剤、すなわち肥
料生成物の遅延、制御放出に関するものである。“園芸
作物”の語は、生育中の果実、野菜、花卉または装飾植
物の分野を包含するのみならず、造林、すなわち、森林
の開発および保護を扱う林業の分枝、ならびに草本、た
とえば家庭の芝の育成の分野をも包含するが、必ずしも
これに限定されないものを意味する。
【0002】
【発明の背景】制御放出生成物は、多くの分野で重要な
手段になっている。種々の技術分野で早くから実現され
ているように、その生成物からの活性薬剤の放出の制御
は、あらかじめ決定した期間にわたって薬剤の放出を保
証することにより、その目標に対する薬剤の効果を最大
限に発揮させる。換言すれば、目標が生成物を適用する
時期において薬剤の存在を必要とするのみでなく、最初
の適用ののち、特定の時期にわたっても必要とすること
が知られているならば、指定された期間にわたって薬剤
を放出するように生成物を改質する。制御された放出系
を使用する生成物は、農業、健康管理、個人管理および
衛生、ならびに薬学を包含するが、必ずしもこれに限定
されるものではない多くの分野において使用されてい
る。
【0003】農業分野においては、制御放出生成物は、
作物の生育季節にわたって薬剤の効果を最大限に発揮さ
せるための、作物への肥料、除草剤および有害生物防除
剤(pesticidal agent)の供与に使用される。米国特許
3,223,518;4,019,890;4,015,9790;および 4,851,02
7 を参照されたい。たとえば、農業分野は長い間、生育
の初期の段階における作物が肥料の過大な投与により障
害を受けることを認めている。過去においては、生育の
季節にわたる数回の軽度の適用を含むプログラムが、こ
の問題の解決に推奨されてきたが、労働経費の増大と、
プログラムの後半に生ずる適用の間に農地を通過して移
動する機械が原因で生じ易い作物の損傷とのために、こ
の種のプログラムはほとんど実行されていない。
【0004】結果として、農業分野は、数回の軽度の適
用のプログラムと密接に相関する速度で肥料を供与す
る、制御された遅延生成物を発達させた。肥料の顆粒ま
たは粒状体に適用される被覆剤が、生育促進用の薬剤の
放出の制御に広い範囲で期待されてきた。
【0005】たとえば、アマニ油基剤の、または大豆油
基剤の樹脂を例として挙げられる重合体樹脂の、たとえ
ばアマニ油基剤のジシクロペンタジエンとの共重合体の
被覆剤は、生育促進用薬剤の放出の制御に使用されてき
た。米国特許 3,223,518 を参照されたい。この '518
特許に記載されている被覆生成物の放出速度は種々の要
因に応じて変化し、その若干のものには生成物に適用さ
れる被覆層の数または被覆層の厚さ、および被覆層に使
用される重合体の型が含まれる。これらの被覆生成物よ
り得られる制御された放出速度は、放出される肥料に対
して 24 時間で55 %から下がって 120 時間で約 0.05
%までの範囲である。'518 特許に現れるグラフが示し
ているように、これらの被覆生成物の放出速度は変化す
ることがあり得、肥料生成物の適用時に始まる連続放出
として記述することができる。換言すれば、放出の開始
は肥料生成物の適用のほとんど直後に、典型的には適用
後1週間以内に起きる。この型の制御された放出の例示
である肥料生成物は、グレース-シエラ園芸用製品社(G
race-Sierra Horticultural Products Co.)からオスモ
コート(OSMOCOTER)肥料として入手することができ
る。
【0006】他の型の被覆肥料生成物は、制御された放
出に影響を与えるために添加剤を使用している。米国特
許 4,109,055 および 4,369,055 を参照されたい。たと
えばこの 2 種の '055 特許に記載されている被覆剤
は、その水混和性のために土壌の水分と接触した際に樹
脂被覆剤中に微孔を生ずる親水性粉末添加剤と界面活性
剤とを含有しているが、被覆剤樹脂、たとえばポリエチ
レン、ポリプロピレンおよびその共重合体のような熱可
塑物の水不溶性のために、被覆剤は土壌の水分により不
利益な影響を受けることはない。すなわち、被覆剤は分
解せずに完全な状態を保っている。この被覆剤中の微孔
が実質的に一定した放出速度を可能にし、'518 特許に
記載されている被覆生成物により示される放出と同様
に、この放出の開始は生成物の適用の際に生ずる。添加
剤による接近を使用している市販の肥料には、チッソ-
アサヒ肥料社(Chisso-Asahi Fertilizer Co. Ltd.)の
ヌートリコート(NUTRICOTER)肥料が含まれる。
【0007】放出を制御する他の方法は、有機溶媒に可
溶な活性成分の微少カプセルを使用するものである。米
国特許 4,670,250 を参照されたい。この '250 特許に
示されている微少カプセルは、熱可塑性重合体、たとえ
ばポリスルホン、ポリカーボネートおよびポリ-(スチレ
ン-アクリロニトリル)重合体から製造する。
【0008】上に示したように、制御放出生成物は幾つ
かの技術分野、特に肥料において開発されてきた。これ
も示したように、肥料の放出はこれまで主として放出を
減速して、すなわち活性薬剤の放出速度を低下させて制
御し、これにより、大量の肥料が時期尚早に放出される
のを回避してきた。しかし、この種の低速はまた、通常
は肥料の有用期間を通じて連続的である。初期の低速放
出の時期ののちに肥料の放出速度を増大させるのが有利
である場合には、この種の低速放出生成物は肥料の供与
を最大限に効率的にはしない。これらの場合には、薬剤
放出の開始が必要な期間遅延させられるが、そののち、
あらかじめ決定された期間ののちに、実質的な放出が始
まるような生成物を有することが好ましいであろう。
【0009】
【発明の概要】したがって、活性薬剤の放出の開始が遅
延させられるが、ある期間が経過したのちには制御され
た放出が始まる遅延、制御放出生成物を得ることが本発
明の目標である。この種の生成物は、 (a) 少なくとも1種の水溶性薬剤を含有する芯体; (b) (a)と層(c)との中間にある、制御された
速度で(a)を放出する能力を有する第1の被覆層;お
よび (c) (a)と(b)とを包み込む、2.5 g/m2/日ま
たはそれ以下の水蒸気透過速度を有する第 2 の被覆層
を含有する。
【0010】
【図面の簡単な記述】図1− 6 は、本発明に従って製
造した制御放出肥料の放出態様を説明する図である。
【0011】
【発明の詳細な記述】上記のように、本発明は、一般的
には水溶性薬剤の遅延、制御放出に関するものである。
本発明は、以下に水溶性肥料を用いる具体例を引用して
説明され、記述されるが、本発明は他の水溶性薬剤を含
有する生成物にも使用することができる。この種の薬剤
には、生物学的に、または園芸的に活性な薬剤、たとえ
ばフェロモン、生物堆積防止剤(biofouling inhibito
r)、殺虫剤(insecticide)、除草剤および医薬が含ま
れるが、必ずしもこれに限定されるものではない。他の
薬剤には顔料、脱臭剤、芳香剤および風味剤、腐食防止
剤またはスケール付着防止剤、触媒、化学的添加剤等が
含まれる。
【0012】多くの制御放出生成物と同様に、本発明記
載の生成物も水溶性薬剤の芯体を含有する。この種の芯
体は顆粒または粒状体の形状で得られ、恐らくは裂け目
等の表面変形を有する。本発明には、水溶性薬剤は1リ
ットルあたり約1グラムの、またはそれ以上の水溶性を
持つべきである。
【0013】本発明を肥料に使用する場合には、芯体
は、作物または植生が直接に、または間接的に同化し得
る形状の鉱物質、または有機物質を含有するであろう。
たとえば、適当な肥料物質は炭素、窒素、酸素、リン、
硫黄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガ
ン、亜鉛、銅、ホウ素、塩素および他の痕跡量の元素を
含有する。農業年鑑(Yearbook of Agriculture),U.
S.D.A.1957,81 ページを参照されたい。あらかじ
め加工された水溶性の、または土壌活性化された、通常
は酸性の性質を有し、多孔性の粗い面およびガラス様の
面を有する不規則な構成の、種々の結晶形状の顆粒状の
不均一な凝集体として製造された窒素、リンおよびカリ
ウムの化合物が特に好ましい。本発明に関連する特定の
顆粒状凝集体にはまた、この種の単一成分の肥料および
高分析値肥料として分類される爆発性の構成成分も含ま
れる。この種の物質は窒素、カリウムを含有するリン基
剤の化合物を含有する。例示的な化合物は、N、P25
および K2O に関して 8-24-12、8-8-6、5-20-20、12
-12-12、14-16-0、4-8-6、3-9-6、39-0-0、9-39-0 の周
知の呼称を有する。これらの物質はまた、補足的な添加
剤、たとえば痕跡量の元素、鉄塩、殺虫剤、除草剤、殺
菌・殺カビ剤(fungicide)、成長抑制剤等を含有して
いてもよい。1,2 の適当な除草剤には、たとえばフェノ
キシ酢酸、フェノキシプロピオン酸、フェノキシ酪酸、
4-アミノ-3,5,6-トリクロロピコリン酸、フェノキシエ
チル硫酸、ハロゲン化安息香酸、ハロゲン化酢酸、ハロ
ゲン化プロピオン酸、フェニル尿素、またはビピリジリ
ウムの誘導体、ならびに塩素酸ナトリウムのある種の鉱
物質の塩、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸ナトリウムもし
くはカリウム、4-クロロ-2-メチルフェノキシ酢酸ナト
リウムもしくはカリウム、2,4,5-トリクロロフェノキシ
酢酸ナトリウムもしくはカリウム、2-(4-クロロ-2-メチ
ルフェノキシ)-プロピオン酸ナトリウムもしくはカリウ
ム、2-(2,4-ジクロロフェノキシ)-プロピオン酸ナトリ
ウムもしくはカリウム、4-(2,4-ジクロロフェノキシ)-
酪酸ナトリウムもしくはカリウム、4-(4-クロロ-2-メチ
ルフェノキシ)-酪酸ナトリウムもしくはカリウム、4-
(2,4,5-トリクロロフェノキシ)-酪酸ナトリウムもしく
はカリウム、4-アミノ-3,5,6-トリクロロピコリン酸ナ
トリウムもしくはカリウム、2-(2,4-ジクロロフェノキ
シ)-エチル硫酸ナトリウム、2,3,6-トリクロロ安息香
酸、3,6-ジクロロ-2-メトキシ安息香酸、クロロ酢酸ナ
トリウム、トリクロロ酢酸、2,2-ジクロロプロピオン酸
ナトリウム、2,2,3-トリクロロプロピオン酸ナトリウ
ム、N,N-ジメチル-N'-フェニル尿素およびそのトリ
クロロ酢酸塩、N,N-ジメチル-N'-(4-クロロフェニ
ル)-尿素のトリクロロ酢酸塩、硫酸銅、硫酸鉄、二塩化
1,1'-ジメチル-4,4'-ビピリジリウム、二塩化 1,1'-ビ
ス-(3,5-ジメチル-4-モルホリニル)-カルボニルメチル-
4,4'-ビピリジリウム、二臭化 9,10-ジヒドロ-8α,10α-
ジアザフェナントレン、3-アミノ-1,2,4-トリアゾール
および式
【0014】
【化1】
【0015】式中、X は塩素、メトキシまたはメチル
チオであり、R1、R2、R3 および R4 は同一であっ
ても異なっていてもよく、それぞれ水素、または 1 −
5 個の炭素原子を有し、枝分かれのある、もしくは直鎖
の、メトキシ基を有することもあるアルキル残基である
に属する対称トリアジンが含まれる。
【0016】上記の芯体は 2 種または 3 種以上の上記
の元素の混合物を含有することができる。
【0017】多くの場合、芯体はまたある種の不活性物
質を含有していてもよい。これらの物質には乾燥粘土、
炭酸カルシウム、煉瓦、軽石、パイロフィライト、硫
黄、カオリン、ドロマイト、石膏、木粉、糖類、塩化ナ
トリウムまたは硫酸ナトリウムが含まれるが、これに必
ずしも限定されるものではない。
【0018】上記のように、肥料芯体は顆粒または粒状
体の形状で入手することができる。本発明にはこれらの
形状の未被覆肥料生成物が容易に入手でき、かつ、本発
明記載の被覆剤に適している。
【0019】上記のように、芯体を包み込む、芯体と以
下に記述する第 2 の被覆層との中間にある第1の被覆
層が存在する。この第1の層は、意図した特定の応用面
に望ましい制御された速度で水溶性薬剤を芯体から放出
することが可能であるべきである。たとえば薬剤が肥料
であるならば、薬剤が放出される速度は肥料効果を受け
る植生が十分な栄養を摂取し得るようなものであるべき
である。薬剤の“放出速度”の語は、薬剤が第1の被覆
層の外表面から放出される速度を言うものである。この
種の制御された放出速度を有する被覆層は当業界で周知
されている。その内容を引用文献として組み入れた米国
特許 3,223,518 を参照されたい。適当な制御された速
度は、高いもので 24 時間に芯体の 55 %放出が、低い
もので120 時間に芯体の 0.05 %放出が可能である。好
ましい速度は肥料の応用面に応じて異なる。
【0020】第1の被覆層の製造に適した物質には、有
機のフィルム形成性の熱可塑性化合物および熱硬化性化
合物、たとえばアマニ油;高粘度アマニ油;高粘度化し
た、または高粘度化していないアマニ油のジシクロペン
タジエン共重合体のような共重合体油;長鎖の、中程度
鎖長の、または短鎖の油状アルキド;ワニス;フェノー
ルホルムアルデヒド樹脂;フルフリルアルコール樹脂;
尿素ホルムアルデヒド樹脂;ブタジエン-アマニ油共重
合体;ジシクロペンタジエン大豆油共重合体;大豆油が
無水マレイン酸およびペンタエリトリトールとの反応に
より改質されているジシクロペンタジエン大豆油共重合
体;ジシクロペンタジエン-アマニ油共重合体とジシク
ロペンタジエン大豆油共重合体との混合物;樹脂改質ア
ルキド;熱処理した、または送風処理した油;イソフタ
ル酸物質から種々の乾燥油長で製造したアルキド;シリ
コーンアルキド;ジシクロペンタジエン、スチレン、ア
クリル酸エステル等から製造した共重合体アルキド;松
やにのエステル、グリコール、ペンタエリトリトールお
よびその他のポリオール;分解コンゴ樹脂およびそのエ
ステル化生成物;フェノール性物質および改質フェノー
ル性物質;改質マレイン酸樹脂;クマロン-インデン樹
脂;テルペン樹脂;石油樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリア
クリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ酢
酸ビニル、酢酸ビニルと塩化ビニルとの共重合体、ブタ
ジエン-スチレン共重合体、ブタジエン-アクリロニトリ
ル共重合体、塩化ビニリデン-塩化ビニル共重合体のよ
うな重合体の合成ラテックス;メラミンホルムアルデヒ
ド樹脂;混合尿素-メラミンホルムアルデヒド樹脂;ニ
トロセルローズ;酢酸セルローズ;エチルセルローズ;
脂肪族二量体酸または三量体酸とジアミンとの縮合生成
物;酸、半エステルまたは酸無水物で硬化したエポキシ
化物質;ポリアミンで硬化した、エピクロロヒドリンと
ビスフェノールとの縮合生成物;二塩基酸、グリコール
およびスチレンの反応生成物のようなポリエステル;シ
リコーン塩化物と脂肪族アルコールおよび他のアルコー
ルとの反応生成物のようなポリシロキサン;乾性油およ
び高粘度化乾性油、または“エポン(Epon)”で改質し
た場合の石油タールピッチおよび石炭タールピッチ、な
らびにアスファルト形成性樹脂が含まれる。150°F(6
5℃)以上の融点を有する1種または 2 種以上のフィル
ム形成性有機固体、たとえばパラフィン、送風処理、ま
たは改質されていてもよい天然ワックスおよび合成ワッ
クス、脂肪族ケトエステル、アロフォン酸ドデシル、水
素化ヒマシ油のヒドロキシステアリン酸エステルのトリ
グリセリド、ポリステアリン酸ビニル、ならびに高融点
ポリエチレンから製造した被覆剤も有用である。加え
て、熔融硫黄から製造した被覆剤も好適である。第1の
被覆層は、通常の漸増被覆技術または連続被覆技術によ
り適用することができる。
【0021】存在する第1の被覆層の量(厚さ)は数種
の要因に応じて異なるであろう。第1の層の被覆の厚さ
が放出速度に有意の効果を有するために、主として所望
の放出速度が第1の被覆層の量を決定するであろう。所
望の速度に適した被覆層の量は、上記の被覆方法のいず
れか一つを通じて得られる。一般には、被覆層が厚けれ
ば速度は遅くなる。加速された試験を説明する実施例に
示されているように、放出速度は被覆生成物を使用する
温度によっても影響を受ける。一般には、温度が高けれ
ば速度は早くなる。
【0022】使用する第1の被覆層の量はまた、被覆さ
れる水溶性薬剤の溶解度およびその薬剤の表面積を含む
が、必ずしもこれに限定されるものではない他の要因に
よっても異なる。薬剤の 0.5 ないし 30 重量%の量が
本発明に典型的に好適である。この種の被覆層からの放
出は、通常は、被覆層内の浸透圧の原因となって被覆層
が破裂する点を増加させる水分への暴露後に開始する。
被覆層は、さらに配合して破裂に際して薬剤の制御され
た放出が起きるように設計される。一般には、水分への
最初の暴露の時から水溶性薬剤が第1の被覆層から放出
される時までに1週間を超えない時間が経過する。
【0023】上記の被覆層を有する予備被覆された粒状
体または顆粒は、グレース-シエラ社(Grace-Sierra,I
nc.)からオスモコート肥料として容易に入手され、本
発明における使用に特に適している。
【0024】先に示したように、第 2 の被覆層は低い
水蒸気透過速度を有するべきである。この態様は、生成
物の芯体中の水溶性薬剤の遅延した実質的な放出にとっ
て必須である。たとえば、この被覆層が比較的高い水蒸
気透過速度を有するならば、水蒸気は比較的速やかに生
成物に浸透して、生成物中の急速な圧力上昇の原因とな
る。ある点では、内部浸透圧は、第 2 の被覆層がひび
割れ、分解して第1の層が暴露される原因となるのに十
分なほど高くなるであろう。その短時間後に、したがっ
て水分への最初の暴露の短時間後に生成物は薬剤の放出
を開始するであろう。実際に、高い水蒸気透過性を有す
る物質で被覆された生成物は、第1の層のみで被覆され
た生成物と基本的に同等の制御された放出速度を有する
であろう。他方、比較的低い、すなわち ASTM E96-
80 により測定して 2.5 g/m2/日またはそれ以下の水蒸
気透過速度を有する第 2 の被覆層を用いることによ
り、生成物内部の浸透圧は徐々に上昇する。圧力が第 2
の被覆層を破裂させるのに十分な値になり、放出を開
始させるのは1ヶ月後、またはそれ以後である。先に示
したように、実質的な放出が開始されれば、その速度は
単独で使用した場合の第1の層からの放出速度と平行す
るであろう。
【0025】最も多くの場合、蒸気透過速度は被覆層の
製造に使用する樹脂と被覆層の厚さとにより影響を受け
る。たとえば、一定の厚さの塩化ビニリデン共重合体は
同一の厚さのポリエチレンより低い蒸気透過速度を有す
る。さらに、より厚い被覆層より低い水蒸気透過速度を
与える。したがって、被覆層に選択される樹脂および被
覆層の量(厚さ)は 2.5 g/m2/日の、またはそれ以下の
水蒸気透過速度を与えるのに十分なものであるべきであ
る。より好ましい速度は 1.0 g/m2/日またはそれ以下で
ある。水溶性薬剤の 3 重量%の量が多くの樹脂に関し
て特に好ましいが、他の樹脂、たとえばポリ(塩化ビニ
リデン)共重合体に対しては、たとえば1重量%のより
低い値であってもよい。
【0026】第 2 の被覆層に妥当な水蒸気透過速度を
有する層は、種々の熱可塑性樹脂から製造することがで
きる。この種の樹脂には、芳香族ビニル化合物たとえば
ポリスチレン、およびその共重合体たとえばポリ(スチ
レン-アクリロニトリル)、アクリロニトリル-ブタジエ
ン-スチレン重合体;アミドたとえばアクリルアミドお
よびメタクリルアミド;ポリアミド-イミド;ポリイミ
ド;脂肪族ジエンたとえばポリブタジエン;不飽和カル
ボン酸たとえば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、フマ
ル酸およびイタコン酸、その塩またはエステルから製造
した重合体;ポリオレフィンたとえば低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、アタク
チック(無定形)ポリプロピレン、アイソタクチック
(結晶性)ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合
体、プロピレン-ブチレン共重合体;ハロゲン置換ビニ
ル化合物たとえば塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化
ビニル、フッ化ビニリデンから製造したポリビニル樹
脂;ポリアクリロニトリル;ポリエチレンテレフタレー
ト;ポリブチレンテレフタレート;ポリアセタール;セ
ルローズエステル;ポリウレタン;ポリアクリル酸エス
テル;カルボン酸ビニルエステルたとえば酢酸ビニル;
およびポリアリールエーテルが含まれるが、必ずしもこ
れに限定されるものではない。
【0027】塩化ビニリデン基剤の熱可塑物が特に好ま
しい。
【0028】第 2 の被覆層は第1の被覆層が硬化した
のちに適用し、通常の被覆技術、たとえば平鍋技術また
は流動床技術により適用することができる。第 2 の被
覆層はまた、上記の樹脂の1種または 2 種以上の適用
の結果であることもあり得る。米国特許 4,019,890 を参
照されたい。
【0029】上の記述から明らかであるように、本発明
の生成物は、既に被覆層(a)を備えた肥料生成物、た
とえばグレース-シエラ社園芸製品社から入手し得るオ
スモコート肥料上に被覆層(b)を与えて製造すること
ができる。この種の生成物上に被覆層(b)を与えるこ
とにより、放出の開始をこれらの市販の製品により典型
的に示される1週間の遅延をはるかに超えて遅延させる
ことができる。したがって本発明は、単に第 2 の被覆
層(b)を予備的に存在する被覆層を有する生成物に適
用することにより遅延放出生成物の製造を可能にする。
【0030】多くの肥料生成物に関して、肥料の実質的
な放出が少なくとも1ヶ月まで、ときには1年または 2
年という長期間遅延されることが好ましい。この種の
肥料は、たとえば、植樹後の最初の1年間は典型的には
肥料を必要としない苗木に有利であろう。
【0031】本発明に関しては、実質的に“遅延”した
放出は肥料生成物を適用した時から1ヶ月、またはそれ
以上ののちまでは肥料生成物の約 10 %未満が放出され
るのみである場合に起きる。1ヶ月またはそれ以上のの
ちには放出が開始され、生成物の放出速度は第1の被覆
層が単独で使用された場合の放出速度である。ある場合
には、最初の被覆が不満足であったために薬剤の約 10
%以内が1月以内に生成物から“放出”される。したが
って、この種の放出は放出の開始と考えるべきではな
く、通常は生成物の目標に影響を与えない“バックグラ
ウンド”放出と考えるのがよりよいであろう。
【0032】遅延制御放出は産業としての農業において
は特に有利である。多くの農業製品で種子は春季に播種
され、肥料は通常は遅れて施肥される。遅延制御放出肥
料生成物を使用するならば、肥料と種子とを同時に分布
させることができる。この種の生成物は、肥料放出の初
期の遅延のために、その成育の初期の段階における作物
にほとんど障害を与えることなく、種子と肥料との同時
適用を可能にするであろう。しかし、放出は第 2 の被
覆層が完全な状態でいる限りにおいて遅延させられるの
みである。この被覆層が分解すれば、実質的な放出の開
始が起こり、放出速度が第1の被覆層の放出速度に一致
する。典型的には、第1の被覆層は最高に効果的な速度
で肥料を供与するであろう。
【0033】好ましい具体例を用いて本発明を記述する
が、変更および改良は当業者には明らかなものであると
して本発明に帰属すると理解すべきである。この種の変
更および改良は本件明細書に添付した特許請求の範囲の
領域および範囲内にあると考えるべきである。
【0034】
【実施例】実施例1 粒状体の約 11 重量%のアマニ油/ジシクロペンタジエ
ン共重合体で被覆されている尿素の粒状体 50 g を、流
動床被覆装置中で 80 − 90℃ に加熱した。ダブリュー
・アール・グレース社(W. R. Grace & Co.,Conn.)の
有機化学部門製のポリ-(塩化ビニリデン/アクリル酸エ
ステル)であるダラン(DARANR)SL-159 の水性乳濁
液を、上記の粒状体の重量を基準にして 1、2 および 3
%添加した。10 %(被覆層重量基準)のタルクを被覆
層に含有させて粒状体の凝集を減少させた。ついで、こ
の二重被覆生成物の放出態様を、上記のアマニ油/ジシ
クロペンタジエン共重合体被覆肥料とともに試験した。
被覆肥料の放出態様を測定するために 3.0 g の被覆肥
料を 500 g の砂と混合し、濾過ロートに入れる。つい
で、この混合物を 75 ml の脱イオン水で湿らせ、封
じ、この装置を 50℃の炉中に入れる(加速試験)。24
時間間隔で、溶解した尿素を含有する水を濾別する。こ
の試料/砂混合物を 50 ml の純脱イオン水で洗浄し、2
回分を集める。ついで、血中尿素窒素(BUN)評定
法を用いて溶液濃度を比色法で測定する。この値を最高
濃度(すなわち 125 ml あたり尿素 3.0 g)で得られた
もので割り、放出百分率を測定する。図1に示したよう
に、放出態様は有意に変化し、したがって、特定の応用
面に設計された放出能力が与えられている。
【0035】実施例2 グレース-シエラ園芸製品社製のアマニ油/ジシクロペ
ンタジエン被覆 NPK17-7-12 肥料を実施例1に記載
した手法で被覆した。実施例1に記載したものと同様の
加速試験を基準にして、乳濁液被覆層をもたない試料は
その栄養分の 60%を 11 日以内に放出し、本発明記載
の乳濁液被覆層を 1、2 および 3 %有する試料はそれ
ぞれ 9、9 および 6 %を放出した。図 2 を参照された
い。NPK生成物の放出態様を、溶液濃度を伝導度測定
により測定したことを除いて、上記のものと同一の製造
方法を用いて測定した。
【0036】実施例3−6 実施例 2 に記載した被覆 NPK 17-7-12 肥料の試料
を、以下の共重合体をダラン SL159 共重合体に替え
て肥料生成物の 3 重量%の量適用したことを除いて、
実施例 2 に記載したものと同一の手法で被覆した。
【0037】実施例 3:グレース社の有機化学部門製の
ポリ-(塩化ビニリデン/メタクリル酸エステル/メタク
リル酸メチル)であるダラン 8680 実施例 4:グレース社の有機化学部門製のポリ-(塩化ビ
ニリデン/メタクリル酸エステル/メタクリル酸メチ
ル)であるダラン 229 実施例 5:グレース社の有機化学部門製のポリ-(塩化ビ
ニリデン/メタクリル酸エステル/メタクリル酸メチ
ル)であるダラン SL-143 実施例 6:塩化ビニリデン/メタクリル酸メチル/アク
リロニトリル共重合体ダラン SL-112 ついで、得られた被覆肥料生成物の放出態様を、上の実
施例 2 に記載した技術を用いて測定した。これらの態
様は、実施例 3 − 6 に関してそれぞれ図 3− 6 に与
えてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に従って製造した制御放出肥料の放出
態様を示す説明図である。
【図2】実施例 2 に従って製造した制御放出肥料の放
出態様を示す説明図である。
【図3】実施例 3 に従って製造した制御放出肥料の放
出態様を示す説明図である。
【図4】実施例 4 に従って製造した制御放出肥料の放
出態様を示す説明図である。
【図5】実施例 5 に従って製造した制御放出肥料の放
出態様を示す説明図である。
【図6】実施例 6 に従って製造した制御放出肥料の放
出態様を示す説明図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 少なくとも1種の水溶性薬剤を含
    有する芯体; (b) (a)と層(c)との中間にある、制御された
    速度で(a)を放出する能力を有する第1の被覆層;お
    よび (c) (a)と(b)とを包み込む、2.5 g/m2/日ま
    たはそれ以下の水蒸気透過速度を有する第 2 の被覆層
    を含有することを特徴とする水溶性薬剤の遅延、制御放
    出に適した生成物。
  2. 【請求項2】 (a)が園芸作物の育成に適した薬剤を
    含有することを特徴とする請求項1記載の生成物。
  3. 【請求項3】 上記の薬剤が園芸作物の生育促進に適し
    た薬剤を含有することを特徴とする請求項 2 記載の生
    成物。
  4. 【請求項4】 (b)が熱硬化性樹脂を含有することを
    特徴とする請求項1記載の生成物。
  5. 【請求項5】 (b)がアルキド樹脂を含有することを
    特徴とする請求項1記載の生成物。
  6. 【請求項6】 上記のアルキドがアマニ油基剤のもので
    あることを特徴とする請求項 5 記載の生成物。
  7. 【請求項7】 (c)が熱可塑性樹脂を含有することを
    特徴とする請求項1記載の生成物。
  8. 【請求項8】 (c)が塩化ビニリデン基剤の樹脂を含
    有することを特徴とする請求項1記載の生成物。
  9. 【請求項9】 (c)の水蒸気透過速度が 1 g/m2/日ま
    たはそれ以下であることを特徴とする請求項1記載の生
    成物。
  10. 【請求項10】 (a) 少なくとも1種の水溶性薬剤
    を含有する芯体; (b) (a)と層(c)との中間にある、制御された
    速度で(a)を放出する能力を有する第1の被覆層;お
    よび (c) (a)と(b)とを包み込む、2.5 g/m2/日ま
    たはそれ以下の水蒸気透過速度を有する第 2 の被覆層
    を含有する生成物を使用することを包含する、水溶性薬
    剤の制御された放出を遅延させる方法。
  11. 【請求項11】 (a)が園芸作物の育成に適した薬剤
    を含有することを特徴とする請求項 10 記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記の薬剤が園芸作物の生育促進に適
    した薬剤を含有することを特徴とする請求項 11 記載の
    生成物。
JP4213265A 1991-07-22 1992-07-20 水溶性薬剤の遅延、制御放出用の生成物 Pending JPH05201787A (ja)

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