JP2001048705A - 制御放出される殺虫剤及び肥料のブリケット - Google Patents

制御放出される殺虫剤及び肥料のブリケット

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 養分及び生物活性物質を徐々に放出する耐消
耗性・耐破砕性の植物用養分/殺虫剤ブリケット組成物
を提供する。 【解決手段】a)0.5〜5.0mmの直径を有し、ブ
リケットの50〜95%量の徐放性植物用養分粒子と、
b)0.5〜5.0mmの直径を有し、液状殺虫剤を収
着してその浸出性を低下でき、ブリケットの2〜45%
量の殺虫剤収着体粒子と、c)殺虫剤収着体に収着さ
れ、収着体の0.1〜10.0%量の液状殺虫剤と、
d)徐放性植物用養分粒子及び殺虫剤収着体に効果的に
接着でき、100gの水に0.1g未満の溶解度を示
し、ブリケットの2〜20%量の接着剤であって、植物
用養分及び前記殺虫剤収着体粒子を被覆する接着剤とを
含有し、e)接着剤被覆粒子を十分な温度及び圧力下で
ダイスに圧入・成形したものであるブリケット組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺虫剤及び植物用
養分の分野に関し、特に殺虫剤及び植物用養分を混合し
たブリケットであって、殺虫剤及び植物用養分をそれぞ
れ個別に長期間にわたって制御放出できるブリケットに
関する。
【0002】新規な殺虫剤及び植物用養分の組成物は、
制御放出される植物用養分の粒子及び粒子収着体に収着
された殺虫剤が、耐消耗性及び耐破砕性のブリケットの
形状に混合されたものである。殺虫剤を収着する収着体
は殺虫剤の浸出性を非常に低減させることができる。こ
こで用語「殺虫剤」は、植物に有益な処理をするために
使用される全ての生物活性の化学物質を意味し、殺虫
剤、除草剤、殺藻剤、殺菌剤及びダニ駆除剤等を含む。
また用語「収着」(sorb)は本願明細書では、吸収及び
/又は吸着の意味で使用する。本発明の典型的な植物用
養分は、リン酸マグネシウムアンモニウム、リン酸マグ
ネシウムカリウム、尿素−ホルムアルデヒドポリマー及
びアルキリデン二尿素等の化合物である。本発明の典型
的な収着体は、フミン酸鉄、シリカゲル、地上野菜の種
子外皮、澱粉、木粉、リグニン、活性炭及び紙屑等であ
る。
【0003】
【従来の技術】従来から非水溶性結合剤によって結着し
た凝集体内に水溶性肥料を含有させた徐放性肥料が幾つ
か提案されている。例えば窒素、リン、カリウム及び微
量養分等を尿素−ホルムアルデヒド樹脂で結着すること
が可能であり、また米国特許第3,925,053号にあるよう
に硫酸カルシウム1/2水和物を結合剤として使用するこ
ともできる。
【0004】米国特許3,647,416号は、尿素−ホルムア
ルデヒド樹脂を結合剤として使用することにより、結着
した肥料をブリケット状に成形できることを開示してい
る。また米国特許3,024,098号は、圧縮して凝集体にす
ることにより耐破砕性の高いブリケット又はスパイクに
成形された尿素−ホルムアルデヒドベースの肥料を開示
している。またイソブチリデン二尿素が窒素の主要な供
給源である場合、窒素の放出性が改善された圧縮ブリケ
ットも製造された。
【0005】従来から植物用養分の制御放出(controll
ed release)に関する情報に比べて、殺虫剤の制御放出
に関する情報が不足していた。米国特許3,062,637号に
記載されているように、顆粒状の殺虫剤をポリ塩化ビニ
ル等の非水溶性プラスチックで被覆又はカプセル化する
ことにより、殺虫剤の放出速度の制御に成功したという
報告が幾つかなされている。
【0006】米国特許5,174,804号に開示されている肥
料/殺虫剤の組成物では、肥料及び殺虫剤を結合剤と混
合することにより、肥料が殺虫剤を吸蔵したブリケット
を形成しており、このブリケットは水溶性物質を実質的
に含有しない。このブリケットは土壌に埋設されると、
養分及び殺虫剤を土壌中に長期間にわたって放出する。
【0007】米国特許5,174,804号は植物用養分及び殺
虫剤の制御放出の技術を改良したものであるが、殺虫剤
及び植物用養分をそれぞれ個別に制御放出させる方法を
提供するものではなかった。またこの特許は、ブリケッ
ト製品中の殺虫剤又は植物用養分物質の量を広い範囲で
変化させることができなかった。
【0008】本発明の目的は、殺虫剤及び植物用養分を
長期間にわたって放出できる改良された植物用養分/殺
虫剤のブリケット組成物を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、植物用養分及び殺虫
剤の放出をそれぞれ個別に制御できる改良された植物用
養分/殺虫剤のブリケット組成物を提供することであ
る。
【0010】本発明のさらに別の目的は、液状殺虫剤を
粒子状充填材上又はその中に収着させることにより、殺
虫剤のブリケットからの浸出を長期間にわたって制御で
きる改良された植物用養分/殺虫剤のブリケット組成物
を提供することである。
【0011】本発明のさらに別の目的は、植物肥料顆粒
の表面に熱可塑性接着剤により塗着させた殺虫剤収着体
に収着させた殺虫剤を用いることにより、物理的一体性
に優れた植物用養分/殺虫剤のブリケット組成物を提供
することである。
【0012】本発明のさらに別の目的は、植物用養分/
殺虫剤のブリケットを少量の熱可塑性接着剤を用いて製
造する改良された方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し、従来
の肥料/殺虫剤混合物を改良するために、本発明者は、
殺虫剤(生物活性物質)及び植物用養分の両方を長期間
にわたって徐々に放出する組成物を発見した。この新規
な組成物は、殺虫剤を収着して殺虫剤の浸出性を低下さ
せることができる殺虫剤収着体粒子に液状生物活性物質
が収着されているため、特に効果的である。殺虫剤収着
粒子及び徐放性植物用養分の粒子は、少量の接着剤で被
覆した後、圧縮して耐消耗性及び耐破砕性のブリケット
に成形する。驚くことに、このブリケットは液状殺虫剤
及び植物用養分の両方を徐々に放出し、また生物活性物
質の放出速度は、殺虫剤収着体粒子の量及び特性の変化
と、生物活性物質に収着されている殺虫剤の量の変化に
応じて独立に変動させることができる。ブリケット化す
る前に、徐放性養分の顆粒及び殺虫剤収着粒子を被覆す
るのに使用する接着剤の量の変化と、養分顆粒及び収着
粒子を結着して耐消耗性及び耐破砕性ブリケットに成形
するときの条件に応じて、植物用養分及び殺虫剤の徐放
性は変化する。混合方法及び混合成分の量は、新規な組
成物の有効性にとって重要である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、土壌中で植物に生物活
性物質及び植物用養分を徐々に放出する、耐消耗性及び
耐破砕性を有する植物用養分/殺虫剤のブリケット組成
物に関する。このような従来にない所望の特性を有する
組成物を発見した。この組成物は、0.5〜5.0mmの直径を
有し、ブリケットの50〜95%に相当する量の徐放性植物
用養分粒子を含有する。養分粒子が著しく大きいか小さ
い場合、ブリケットの耐消耗性及び耐破砕性は大幅に減
少する。植物用養分の濃度が50〜95%の範囲外でも、同
様の効果が観察される。
【0015】本発明の効果的な組成物は、0.5〜5.0mmの
直径を有するとともに、液状殺虫剤を収着してその浸出
性を低下させることができ、ブリケットの2〜45%に相
当する量の殺虫剤収着体を必要とする。殺虫剤収着体の
粒径はある程度の幅があっても良いが、上記粒径範囲外
の粒子が多数存在すると所望の耐消耗性及び耐破砕性を
有するブリケットを得ることができない。液状殺虫剤の
浸出性を低下させるために、殺虫剤収着体は液状殺虫剤
の吸収及び/又は収着が可能でなければならない。この
浸出性の低下は通常、表面積の大きい固体への収着によ
って起こるが、液体を固体表面上の物質に溶解するこ
と、あるいは単に収着体に吸蔵させることによっても起
こすことができる。収着の種類にもよるが、使用する液
状殺虫剤の浸出性を大幅に低下させることができなけれ
ばならない。使用する殺虫剤の種類及び量に応じて、収
着体の量は広範囲に変化しても良い。
【0016】本発明では、液状殺虫剤が殺虫剤収着体に
収着されており、この液状殺虫剤は殺虫剤収着体の0.1
〜10.0%に相当する。この系において、固体殺虫剤は許
容範囲を超えて高い浸出性を有するため効果的ではな
い。殺虫剤の量が殺虫剤収着体の0.1%未満であると、ブ
リケットからの放出速度が許容範囲より遅くなり、また
殺虫剤収着体の10.0%より大きいと、所望の速度よりも
速い放出速度となり、ブリケットの耐消耗性も劣る。
【0017】本発明の効果的な組成物は、徐放性植物用
養分粒子及び殺虫剤収着体に効果的に接着でき、100g
の水に対して0.1g未満の溶解度を有し、ブリケットの2
〜20%に相当する量の接着剤を含有する。この接着剤
は、植物用養分及び殺虫剤収着体の個々の粒子を被覆し
ている。使用される接着剤がブリケットの2%未満であ
ると十分な耐消耗性及び耐破砕性が得られず、またブリ
ケットの20%より多いと、過剰な接着剤の存在により殺
虫剤の放出が妨げられる。ブリケットに含まれる殺虫剤
及び植物用養分が所望の放出時期よりも早く放出される
ことにより、湿潤土壌中でブリケットが急速に分解され
るのを防ぐため、接着剤の水溶解度は、100gの水に対し
て0.1g未満でなければならない。
【0018】接着剤を被覆した粒子を、耐消耗性及び耐
破砕性のブリケットを形成するのに十分な圧力及び温度
下でダイスに圧入してブリケットを形成する。被覆粒子
をダイスに圧入する前に接着剤を部分的に硬化させてお
き、ダイスの圧力及び温度によってダイス内で硬化が完
了するようにしてもよく、あるいはダイス内で樹脂の完
全な硬化が行われるようにしても良い。ダイスの形状又
は大きさはブリケットの所望の最終利用形態に応じて選
択する。耐消耗性及び耐破砕性ブリケットを形成するた
めのダイス内の温度及び圧力は主に、使用する接着剤の
種類及び量、ダイスの充填速度、加圧及び取り出し速度
に応じて設定することができる。
【0019】この組成物は、徐放性植物用養分の粒子が
0.8〜2mmの直径を有し、これらの粒子がブリケットの8
5〜95%を占める場合に特に効果的である。
【0020】本発明の組成物には種々の徐放性植物用養
分粒子が使用できるが、好ましい植物用養分としてはリ
ン酸マグネシウムアンモニウム、リン酸マグネシウムカ
リウム、尿素−ホルムアルデヒド縮合物、硫黄、オキサ
ミド、イソブチリデン二尿素、及びクロチリジン二尿素
(crotylidine diurea)が挙げられる。
【0021】この組成物は、殺虫剤収着体粒子が0.8〜
2mmの直径を有する場合に特に効果的である。組成物が
効果的に作用するためには、殺虫剤収着体の量をかなり
狭い範囲内で制御する必要がある。殺虫剤収着体の量が
ブリケットの5〜10%であるときに最も効果的な作用が
得られる。
【0022】好ましい殺虫剤収着体は、フミン酸鉄、木
粉、地上野菜の種子外皮、澱粉、シリカゲル、活性炭、
紙屑及び粘土等である。
【0023】殺虫剤収着体に収着されることにより、制
御放出される殺虫剤及び肥料ブリケットに吸蔵される液
状殺虫剤の量は、殺虫剤の急速な浸出を防ぐため、低レ
ベルに保持しなければならない。好ましい組成物はブリ
ケットの0.1〜5.0%に相当する量の液状殺虫剤を含有す
る。
【0024】液状殺虫剤は、殺虫剤収着体に直接収着さ
せても良い。殺虫剤は常温では通常固体であるが、この
固体を溶液に溶かして得られる液体を液状殺虫剤として
使用し、殺虫剤収着体に収着させることもできる。
【0025】本発明の新規な制御放出組成物に使用する
液状殺虫剤は、液状で供給され、収着体に収着されると
浸出性が大幅に低下する生物活性物質から選択すること
ができる。本発明において特に効果的で重要な生物活性
物質は、除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺藻剤、ダニ駆除
剤、殺線虫剤及び硝化防止剤である。
【0026】組成物を効果的にするには、組成物中の全
ての顆粒に行きわたる量の接着剤が必要である。接着剤
の量はブリケットの2.5〜5.0%に相当する量であるのが
好ましい。
【0027】接着剤として種々の樹脂を使用することが
できるが、好ましい接着剤は塩化ビニリデン、アクリル
酸2-エチルヘキシル、アクリル酸、酢酸ビニル、ブタジ
エン、天然ゴム及びこれらの混合物からなる熱可塑性樹
脂の一種である。
【0028】植物用養分及び殺虫剤収着体の個々の粒子
を被覆する接着剤を熱可塑性樹脂とし、被覆粒子を熱可
塑性樹脂の軟化温度より高い温度でダイスに圧入してブ
リケットに形成した後、熱可塑性樹脂の軟化温度未満の
温度に冷却すると、特に実用的で効果的な組成物が得ら
れる。
【0029】熱可塑性樹脂は固体、液体、エマルジョン
又は分散液の形態で市販されている。水性エマルジョン
及び分散液は、大気中に蒸散するために回収する必要が
ある有機溶剤を必要としないため、環境保護の観点から
好ましい。植物用養分及び殺虫剤収着体の個々の粒子を
被覆する接着剤が含水率30〜70%の水性分散液又はエマ
ルジョンの形態で使用する熱可塑性樹脂であると、本発
明の組成物は効果的である。
【0030】ブリケット化装置を実用上効率的に稼動さ
せるために、ブリケット化すべき粒状物質にダイス潤滑
剤を加えても良い。ダイスの損傷及び消耗を軽減させる
ことに加えて、通常潤滑剤は得られるブリケットの表面
滑り性を向上させる。ブリケット表面に所望の滑らかさ
を有するために、本発明の組成物は0.1〜0.5%のダイス
潤滑剤(植物油類、鉱油類、リグニンスルホネート溶液
類、ポリエチレングリコール類及びポリエチレングリコ
ールエーテル類)を含有するのが好ましい。
【0031】本発明の組成物のブリケットは、使用する
殺虫剤収着体及び植物用養分の種類及び量に応じて、種
々の条件下で形成することができる。被覆粒子を1500〜
2500ポンド/平方インチの圧力及び80〜160℃の温度で
ブリケット形状のダイスに圧入してブリケットに成形し
た後、60℃未満の温度に冷却すると、好ましい組成物が
得られる。
【0032】土壌中で植物に植物用養分及び殺虫剤を徐
々に放出する耐消耗性及び耐破砕性の植物用養分/殺虫
剤ブリケットを製造する好ましい方法は、以下の6つの
工程を有する。この方法は、ブリケットの50〜95%に相
当する量の徐放性養分の粒子をサイジングして、0.5〜
5.0mmの直径を有する粒子が80%超となるようにする。
【0033】殺虫剤収着体粒子をサイジングして、0.5
〜5.0mmの直径を有する粒子が80%超となるようにすると
ともに、ブリケットの2〜45%に相当する量とする。殺
虫剤収着体粒子は液状殺虫剤を収着してその浸出性を低
下させることができなければならない。
【0034】ブリケットの0.1〜10.0%に相当する量の液
状殺虫剤を、殺虫剤収着体に混合して収着させ、液状殺
虫剤の浸出性を非常に低下させる。
【0035】徐放性植物用養分のサイジングした粒子
と、前記液状殺虫剤を含有する前記殺虫剤収着体のサイ
ジングした粒子とを混合する。
【0036】徐放性植物用養分及び殺虫剤収着粒子に対
する有効な接着性を有し、100gの水に対して0.1g未満の
溶解度を示し、ブリケットの2〜20%に相当する量の接
着剤を用いて、徐放性植物用養分及び殺虫剤収着粒子の
混合粒子を被覆する。
【0037】1500〜2500ポンド/平方インチの圧力及び
80〜160℃の温度下で、接着剤で被覆した粒子をブリケ
ット形状のダイスに圧入することにより、ブリケットを
形成する。
【0038】好ましい製造方法では、接着剤は塩化ビニ
リデン、アクリル酸2-エチルヘキシル、アクリル酸、酢
酸ビニル、ブタジエン、天然ゴム及びこれらの混合物の
いずれか1つである。
【0039】土壌中で生育する植物に肥料を与えると同
時に、昆虫、ダニ類及び菌類による被害から植物を保護
するために、制御放出される殺虫剤及び植物用養分の組
成物に対する需要は多い。このような処理を必要とする
のは鑑賞用植物の苗床に見られ、バラ、アゼリア、ロー
ドデンドロン、ポインセチア、アジサイ及びレンギョウ
等がある。これらの植物は多年生であるが、移植した
り、定期的に植え替えたりするので、毎年1回以上肥料
を与え害虫駆除するのが都合が良い。持続的に制御放出
される植物用養分及び殺虫剤は有用であり、植物用養分
と同じ放出期間で1年以内に殺虫剤が完全に放出される
ようにするのが望ましい。
【0040】魅力的な鑑賞用植物に成長させるため、あ
るいはパルプ材として収穫可能な成熟した森林木に成長
させるために、苗木又は小さい木を苗床から移植する場
合、殺虫剤の放出期間はより長い必要がある。これらの
木が健全に成長するためには、害虫、特に菌類からの保
護を少なくとも4年間必要とする。木に使用される殺虫
剤は、装飾用苗床の植物に使用される殺虫剤よりも長い
間持続する必要がある。
【0041】したがって、対象となる植物の需要に合わ
せて殺虫剤の放出期間を制御できるような殺虫剤散布シ
ステムが必要である。
【0042】メリット(Merit)という商品名で市販さ
れているイミダクロプリドは、鑑賞用植物に害を与える
甲虫や他の昆虫に対して効果的な殺虫剤であり、浸透型
殺虫剤として使用すると効果的である。イミダクロプリ
ドは植物の根から吸収され、植物中を移動するので、昆
虫は植物の一部を摂取すると死ぬ。
【0043】同様に、アリエット(Aliette)という商
品名で市販されている殺菌剤ホセチルアルミニウムは浸
透型殺菌剤である。この殺菌剤は苗床で育つ植物に使用
され、苗木の病気、特にピチウム及び根腐れを防ぐため
に用いられる。サブデュー(Subdue)及びサブデューマ
ックス(Subdue Maxx)という商品名で市販されている
メタラキシルは他の浸透殺菌剤であり、根腐れ及びピチ
ウムに対処するものである。
【0044】他の効果的な殺菌剤はベイレトン(Baylet
on, ケミカルアブストラクトNo.43121-43-3)という商
品名で市販されている殺菌剤である。この殺菌剤は特に
サビ病に対して効果的であり、水性分散液として入手可
能なので、収着粒子に収着させて浸出性を大幅に減少さ
せることができ、本発明のブリケットの一部として混合
することにより長期的効果を向上させることができる。
【0045】純粋な殺虫剤が固体である場合には、それ
自体を本発明に使用しない方が良い。これらの殺虫剤は
通常有機溶媒に溶解させて溶液にすることにより、効果
的に使用することができる。また微細粒子状又は有機溶
媒溶液状の殺虫剤を水性エマルジョン又は分散液として
使用することもできる。これらの溶液、エマルジョン又
は分散液は収着体に効果的に収着され、殺虫剤の浸出性
は低下する。収着体及び制御放出される顆粒状肥料は適
当な方法で混合し、ブリケットに成形する。
【0046】
【実施例】下記の実施例は、本発明及びその好ましい実
施態様による製造方法及び利用方法を説明するものであ
る。
【0047】実施例1 徐放性植物用養分として、冷水に不溶の78.6%の窒素と8
3.3%のカリウムを含有する粒子状リン酸カリウムアンモ
ニウムマグネシウム(分析値:7-40-6-13(Mg))900kgを
選択し、0.6〜2.5mmの直径を有する粒子が94%となるよ
うにサイジングした。
【0048】殺虫剤収着体として、100kgの粒子状ベン
トナイトクレーを選択し、1.0〜2.4mmの直径を有する粒
子が90%となるようにサイジングした。
【0049】1900gのメタラキシルを1%の鉱油乳化剤
を含有する20kgの水と高剪断下で混合することにより、
均一な水性エマルジョンとした。液状殺虫剤はブリケッ
トの全重量の2%に相当した。
【0050】リトルフォードの高エネルギーミキサーを
用い、メタラキシルの浸出性が低減するのに十分エマル
ジョンが収着されるまで、大気温度でメタラキシルエマ
ルジョンをクレーと混合した。
【0051】リトルフォードのミキサーを用い、粒子状
リン酸カリウムアンモニウムマグネシウムをベントナイ
トベースの殺虫剤収着体と混合して、均一な組成物にし
た。この組成物をリトルフォードのミキサー内に残した
まま、3重量%のダラタク3631(塩化ポリビニリデン、
アクリル酸2-エチルヘキシル及びアクリル酸を含有する
ラテックス)を均質な粒子組成物上に均一に噴霧した。
被覆粒子を大気温度に18時間保持し、硬化させた。
【0052】被覆粒子をプラターブリケッテット化装置
に送給する際に、0.25%の鉱油ダイス潤滑剤を噴霧し
た。プラターブリケッテット化装置は、対向した半ブリ
ケット形の凹部を有するローラを含有し、これにより7
gのブリケットを成形する。粒子はローラの間隙に送給
され、ブリケット型のダイス(凹部)に押し込まれ、そ
こで2500ポンド/平方インチの圧力で圧縮された。圧縮
中ブリケット内の温度は190°Fまで上昇したが、ブリケ
ットをプラターブリケッテット化装置から取り出して、
大気温度に冷却した。
【0053】得られたブリケットは硬く、30フィートの
高さから鉄板上に落としたとき破砕に対する抵抗力が非
常に高かった。分析の結果、ブリケットは下記の組成を
有することが分かった。成分 重量% N総量 6.01 CWIN 4.75 P2O5総量 34.4 K2O総量 5.3 CWIK 4.4 Mg総量 11.2 メタラキシル含有量:1900ppm。
【0054】実施例2 小さい鉢に植えたアゼリアを用いてピチウム菌に対する
実施例1の製品の有効性を温室内で評価した。処理の前
に、使用する全ての土壌にピチウム菌の水性分散液を接
種した。高さ10インチのアゼリアを6インチの鉢に移し
替えることにより、テストを行った。
【0055】2インチの土壌の層をそれぞれの鉢の底に
置き、1つの肥料/殺虫剤ブリケットを加えた。アゼリ
アを植えてからさらに土を加えて鉢を埋めた。6ヶ月経
過してから評価テストを行った。実施例1で得られたブ
リケットを用いた処理の他に、メタラキシルを含まず、
植物用養分も殺虫剤も含有しない以外実施例1と同じ物
質を用いて、処理をした。それぞれの処理に3つの鉢を
使用した。6ヶ月経過後に得られた結果は以下の表1の
通りである。
【0056】
【表1】
【0057】実施例3 徐放性植物用養分としてリン酸マグネシウムカリウム及
び尿素−ホルムアルデヒド縮合物粉末(36-0-0)を組合
せて使用した以外実施例1と同じ装置及び同じ方法によ
り、ブリケットを形成した。大豆の外皮を収着体として
用い、イミダクロプリドの1%水性エマルジョンを液状
殺虫剤として用い、ブタジエン樹脂ラテックスを接着剤
として用いた。得られた殺虫剤/肥料ブリケットの分析
結果は以下の通りである。成分 重量% N総量 18.0 CWIN 8.1 P2O5総量 18.0 K2O総量 6.0 CWIK 5.3 Mg総量 6.0 イミダクロプリド含有量:2000ppm。
【0058】実施例4 徐放性植物用養分として尿素−ホルムアルデヒド縮合物
粉末(36-0-0)、リン酸マグネシウムカリウム及びリン
酸マグネシウムアンモニウムの粉末を組合せて使用した
以外実施例1と同じ装置及び同じ方法により、ブリケッ
トを形成した。収着体としてベントナイトクレーを用
い、液状殺虫剤としてベイレトンの1%水性エマルジョ
ンを用い、接着剤としてダラタク3631(塩化ポリビニリ
デン、アクリル酸2-エチル及びアクリル酸を含有するラ
テックス)を用いた。得られたブリケットの分析結果は
以下の通りである。成分 重量% N総量 7.0 CWIN 6.1 P2O5総量 32.8 K2O総量 10.1 CWIK 8.0 Mg総量 11.2 ベイレトンの濃度:1500ppm。
【0059】実施例5 バージニア州東部の砂地に生殖するロブロリー松に対し
てテストを行った。実施例4のブリケットを用いて幾つ
かの処理を行った。テストでは松の苗木を砂地の穴に移
し替えた。ブリケットを穴の中に置き、苗木をブリケッ
トの上に直接置いた。それぞれの処理について12本の木
を用いてテストを行った。
【0060】それぞれ1年、2年及び4年の成長期間を
経た後、これらの木を評価分析した。それぞれの評価期
間において、木についてはサビ病の検査を行い、最新の
葉についてはベイレトン含有量を分析した。テスト結果
は以下の表2に通りである。
【0061】
【表2】
【0062】4年経過時点で、3つの処理を施した木は
良好に成長した。ベイレトンを含有しない肥料ブリケッ
トを与えられた木は、対照の木よりも約5%大きく、ま
たベイレトンを含有する肥料ブリケットを与えられた木
は、ベイレトンを含有しない肥料ブリケットを与えられ
た木よりも約10%大きかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 57/12 A01N 57/12 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土壌中で植物に生物活性物質及び養分を
    徐々に放出する耐消耗性及び耐破砕性を有する植物用養
    分/殺虫剤のブリケット組成物であって、(a) 0.5〜5.0
    mmの直径を有し、前記ブリケットの50〜95%に相当する
    量の徐放性植物用養分粒子と、(b) 0.5〜5.0mmの直径を
    有し、液状殺虫剤を収着してその浸出性を低下させるこ
    とができ、前記ブリケットの2〜45%に相当する量の殺
    虫剤収着体粒子と、(c) 前記殺虫剤収着体に収着され、
    前記殺虫剤収着体の0.1〜10.0%に相当する量の液状殺虫
    剤と、(d) 前記徐放性植物用養分粒子及び前記殺虫剤収
    着体に効果的に接着でき、100gの水に対して0.1g未満の
    溶解度を示し、前記ブリケットの2〜20%に相当する量
    の接着剤であって、前記植物用養分及び前記殺虫剤収着
    体粒子を被覆する接着剤とを含有し、(e) 前記接着剤被
    覆粒子は、耐消耗性及び耐破砕性を有するブリケットを
    得るのに十分な温度及び圧力下でダイスに圧入され、ブ
    リケットに成形されたものであることを特徴とするブリ
    ケット組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組成物において、前記
    徐放性植物用養分粒子が0.8〜2mmの直径を有すること
    を特徴とする組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の組成物において、前記
    徐放性植物用養分粒子が前記ブリケットの85〜95%に相
    当する量であることを特徴とする組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の組成物において、前記
    徐放性植物用養分粒子が、リン酸マグネシウムアンモニ
    ウム、リン酸マグネシウムカリウム、尿素−ホルムアル
    デヒド縮合物、硫黄、オキサミド、イソブチリデン二尿
    素、及びクロチリジン二尿素(crotylidine diurea)か
    らなる徐放性植物用養分の群から選択されたものである
    ことを特徴とする組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、前記殺
    虫剤収着体粒子が0.8〜2.0mmの直径を有することを特徴
    とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の組成物において、前記
    殺虫剤収着体が前記ブリケットの5〜10%に相当する量
    であることを特徴とする組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の組成物において、前記
    殺虫剤収着体が、フミン酸鉄、木粉、地上野菜の種子外
    皮、澱粉、シリカゲル、活性炭、紙屑及び粘土からなる
    収着性物質の群から選択されたものであることを特徴と
    する組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の組成物において、前記
    液状殺虫剤が前記ブリケットの0.1〜5.0%に相当する量
    であることを特徴とする組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の組成物において、前記
    液状殺虫剤が溶媒に溶解した固体殺虫剤であることを特
    徴とする組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の組成物において、前
    記液状殺虫剤が、除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺藻剤、ダ
    ニ駆除剤、殺線虫剤及び硝化防止剤からなる生物活性物
    質の群から選択されたものであることを特徴とする組成
    物。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の組成物において、前
    記液状殺虫剤が、イミダクロプリド、ホセチルアルミニ
    ウム、メタラキシル及びベイレトンからなる浸透型殺虫
    剤の群から選択されたものであることを特徴とする組成
    物。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の組成物において、前
    記接着剤が前記ブリケットの2.5〜5.0%に相当する量で
    あることを特徴とする組成物。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の組成物において、前
    記接着剤が、塩化ビニリデン、アクリル酸2-エチルヘキ
    シル、アクリル酸、酢酸ビニル、ブタジエン、天然ゴム
    及びこれらの混合物からなる熱可塑性樹脂の群から選択
    されたものであることを特徴とする組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の組成物において、前
    記植物用養分粒子及び前記殺虫剤収着体粒子を被覆して
    いる前記接着剤は熱可塑性樹脂であり、被覆粒子は熱可
    塑性樹脂の軟化温度より高い温度でダイスに圧入されて
    ブリケットに成形され、熱可塑性樹脂の軟化温度未満の
    温度に冷却されたものであることを特徴とする組成物。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の組成物において、前
    記植物用養分粒子及び前記殺虫剤収着体粒子を被覆する
    前記接着剤は、含水率30〜70%の水性の分散液又はエマ
    ルジョンとして提供される熱可塑性樹脂であることを特
    徴とする組成物。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の組成物において、植
    物油、鉱油、リグニンスルホネート溶液、ポリエチレン
    グリコール及びポリエチレングリコールエーテルからな
    る群から選ばれたダイス潤滑剤0.1〜0.5%をさらに含有
    することを特徴とする組成物。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の組成物において、前
    記被覆粒子は、1500〜2500ポンド/平方インチの圧力及
    び80〜160℃の温度でブリケット形状のダイスに圧入さ
    れてブリケットに成形された後、60℃未満の温度に冷却
    されたものであることを特徴とする組成物。
  18. 【請求項18】 土壌中で植物に植物用養分及び殺虫剤
    を徐々に放出する耐消耗性及び耐破砕性の植物用養分/
    殺虫剤ブリケットを製造する6工程の方法であって、
    (a) 前記ブリケットの50〜90%に相当する量の徐放性養
    分の粒子をサイジングして、0.5〜5.0mmの直径を有する
    粒子が80%超となるようにする工程と、(b) 液状殺虫剤
    を収着してその浸出性を低下させることができる前記ブ
    リケットの2〜45%に相当する量の殺虫剤収着体粒子を
    サイジングして、0.5〜5.0mmの直径を有する粒子が80%
    超となるようにする工程と、(c) 前記ブリケットの0.1
    〜10.0%に相当する量の液状殺虫剤を、殺虫剤収着体に
    混合して収着させ、液状殺虫剤の浸出性を非常に低下さ
    せる工程と、(d) 前記徐放性植物用養分のサイジングし
    た粒子と前記液状殺虫剤を含有する前記殺虫剤収着体の
    サイジングした粒子とを混合する工程と、(e) 徐放性植
    物用養分及び殺虫剤の粒子に効果的に接着し、100gの水
    に対して0.1g未満の溶解度を示し、前記ブリケットの2
    〜20%に相当する量の接着剤を用いて、前記混合粒子を
    被覆する工程と、(f) 1500〜2500ポンド/平方インチの
    圧力及び80〜160℃の温度下で、前記接着剤で被覆した
    粒子をブリケット形状のダイスに圧入する工程とを有す
    ることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の方法において、前記
    接着剤が、塩化ビニリデン、アクリル酸2-エチルヘキシ
    ル、アクリル酸、酢酸ビニル、ブタジエン、天然ゴム及
    びこれらの混合物からなる群から選ばれた熱可塑性樹脂
    であることを特徴とする組成物。
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