JPH05201613A - ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置 - Google Patents

ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置

Info

Publication number
JPH05201613A
JPH05201613A JP4899792A JP4899792A JPH05201613A JP H05201613 A JPH05201613 A JP H05201613A JP 4899792 A JP4899792 A JP 4899792A JP 4899792 A JP4899792 A JP 4899792A JP H05201613 A JPH05201613 A JP H05201613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strand
partition plate
roller
fixed partition
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4899792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0818751B2 (ja
Inventor
Koji Nakazawa
好司 仲澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority to JP4899792A priority Critical patent/JPH0818751B2/ja
Publication of JPH05201613A publication Critical patent/JPH05201613A/ja
Publication of JPH0818751B2 publication Critical patent/JPH0818751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス繊維巻取装置を自動化する上で有効な
紡糸開始時のガラス繊維ストランドを巻取装置のストラ
ンド引張機構ヘ安定確実に案内することができる方法及
び装置を提供すること。 【構成】 紡糸開始時のガラス繊維のストランドSを案
内ローラー5を介して固定仕切板20面の流下水流によ
り移送し、その移送経路を第一糸ガイド11,第二糸ガ
イド12,第三糸ガイド13により規正して下方のスト
ランド引張機構Pに案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス繊維紡糸巻取を行
う場合における紡糸開始時又は巻取り操作中に発生する
ストランド切断のさいの再紡糸開始時(以下単に紡糸開
始時という)の集束ローラー,上部案内ローラーを介し
て下部の巻取装置の下位に設けた引張機構へガラス繊維
ストランド(以下単にストランドということもある)を
案内する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス長繊維は通常熔融ガラスをブッシ
ングから紡出した多数のフィラメントを集束剤処理した
後集束してストランドとし案内ローラーを介して下方に
位置する巻取装置の高速回転するコレットによって、所
定径のフィラメントよりなるストランドケーキを形成す
るようにして製造される。上記の製造装置におけるブッ
シングと巻取装置間の距離は大であって、通常ブッシン
グ,集束剤付与ロール,集束ロール,案内ローラー等は
建物の二階に、巻取装置は一階床上に備えて、その紡出
操作,ストランド集束などの操作は階上作業者が担当
し、二階床を通過して落下するストランドを捕捉して、
巻取装置の回転しているコレット端に巻付ける操作及び
コレットの満管ボビンの離脱、空ボビンの嵌着などの操
作は階下作業者が担当する共同作業が必要であった。特
に階下作業者のストランドをコレットに巻付ける操作は
熟練を要するとともに危険性があり、作業者の負担が大
きく、従来からその作業を自動化する種々の提案がなさ
れている。
【0003】例えば、巻取装置のコレット下方にストラ
ンド引張機構を設け、紡糸開始時の太いストランドをコ
レットに近接して緊張移送せしめるとともに、コレット
の先端にストランド捕捉用の切込み、あるいはピン又は
カセローラ並びに機械的着脱などの捕捉具を設けて、前
記緊張移送下のストランドを前記捕捉具に接触するよう
にして機械的に巻取開始ができるようにする手段が提案
され、さらには前記の紡出開始時のストランドをコレッ
ト下方の引張機構にわたって流下水流を形成し得る樋状
案内路を設ける手段が特開昭59−31253号公報に
示されている。
【0004】上記公報記載の流下水流によるストランド
案内手段は、本発明者が参加して開発したものであり、
ストランドの案内移送が円滑にできるものであるが、な
お作業者の負担軽減が充分でなく、操作上下記のような
難点があった。すなわち、紡糸開始時において、ブッシ
ング直下で集束したストランドが、機台間区画用の固定
仕切板を滑落して下方の地下ビットまで続くような落下
状態にある場合に、該ストランドをそのまま樋状の流動
案内路に導入することは不可能であり、階上作業者が落
下状態下のストランドを切断して、その切断端を、樋状
の案内路の上部のストランド受入部に供給することが必
要であり、特に太いストランドの切断は容易でなく且つ
そのストランドの切断端末を樋上の流動案内路に投入す
るさいに、その投入速度が、案内路内を流下する水流が
ストランドを引張る力をほぼ減殺するほど速い場合に
は、樋内でストランドの停滞詰りを生じ、逆に投入速度
が著しく遅い場合にはストランドの過度の引張緊張によ
る樋外への逸脱を生じて安定移送が不可能となるので、
作業者は適正なストランド投入速度の慎重な投入作業を
行うことを要し、また樋状の流動案内路の上部は飛散集
束剤の付着によるガムアップさらにこれに切断繊維毛羽
などの付着を生じて、樋状の制限された流路内のストラ
ンドの流動が阻害されて円滑な案内移送が困難となる場
合があった。また、樋状の流動案内路下端から水ととも
に流出するストランドは排出水の乱流によって揺動する
ので、引張機構のロール対向間隔が充分に拡開していな
いと、ストランドがロール挟持範囲から逸脱して、挟持
引張が不能となる場合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記公報記載の
樋状の流動案内路の流下水流によってストランドを案内
する手段における上記の問題点を解決したものである。
すなわち、本発明の方法は、紡糸開始時のガラス繊維の
ストランドを案内ローラーを介して、下方の巻取装置の
一側下位にあるストランド引張機構に案内する方法にお
いて、ストランドを急傾斜する機台間区画用の固定仕切
板面を流下する水流によって流下させて該固定仕切板下
端が垂直落下する流下移送経路を与える第一段階、第一
段階の垂直落下経路にあるストランド部分を固定仕切板
の一側へ偏移して流下水流域外にあるストランド引張機
構の圧接ローラーの側端面方向からロール圧接部内に導
入引張して、流下水流から分離した初期緊張移送経路を
与える第二段階、第二段階の初期緊張移送経路にあるロ
ール圧接部へ向うストランドをコレットより上方の位置
で偏移して該ロールの回転軸に直交する巻付準備緊張移
送経路を与える第三段階を順次行ってストランド移送経
路を機械的に制御することを特徴とするガラス繊維紡糸
開始時のストランド案内方法を要旨とするものである。
【0006】また、本発明の装置は、前記方法の実施に
適する装置であって、紡糸開始時のガラス繊維のストラ
ンドを案内ローラーを介して下方の巻取装置の一側下位
にあるストランド引張機構に案内する装置において、案
内ローラーの直下から下方の巻取装置に向う急傾斜面部
とその下方の垂直面部とよりなり、巻取装置のコレット
の水平回転軸と平行な表面を有する機台間区画用の固定
仕切板と、該固定仕切板の上端表面に位置する供水用の
ノズルパイプと、該固定仕切板の垂直面部の一側下位に
あって、ローラー圧接線がコレットの水平回転軸と平行
で且つ前記垂直面部の下縁と上下対向するストランド引
張機構と、前記固定仕切板の垂直面部の表面に沿って前
後方向に往復可能な第一糸ガイド、固定仕切板の急傾斜
面部の表面に沿って前後方向に往復可能な第二糸ガイ
ド、及び前記垂直面部の一側下縁とローラー圧接線との
対向空間を通って巻取装置の巻取位置にあるコレットの
下方まで左右方向に往復可能な第三糸ガイドを設けたこ
とを特徴とするガラス繊維紡糸開始時のストランド案内
装置を要旨とするものである。
【0007】本発明の方法及び装置は上記機構よりなる
ので、紡糸開始時にブッシングからの多数のフィラメン
トは階上作業者によって集束剤付与ローラー,集束ロー
ラーを介してストランドとし案内ローラーに係合して下
方に落下せしめると同時にノズルパイプへ供水を開始し
てストランドは流下移送経路の第一段階となり、次いで
ストランド引張機構の回転駆動及び第一糸ガイドの進出
を開始して、ストランドをストランド引張機構に導入引
張して初期緊張移送経路の第二段階とし、この時点でノ
ズルパイプの供水を停止するとともに、第二糸ガイドを
進出してコレットより上方の位置からストランド引張機
構のロール圧接部に向かうストランド部分を該ロールの
水平回転軸に直交する巻付準備緊張移送経路の第三段階
の状態になし、この時点で第一糸ガイドを元の待機位置
に退行復帰せしめることにより、ストランド引張機構へ
のストランド導入は完了する。このとき、ノズルパイプ
への供水は、ストランド切断時に発生してブッシングか
ら固定仕切板に流下するガラスビーズを速やかに固定仕
切板より除去すること、バインダーの飛散,付着による
ガムアップを防止すること、ガラス繊維の毛羽を固定仕
切板より洗い流すことなどを目的として常時継続させて
もよい。
【0008】そして、前記の第三段階の巻付準備緊張移
送経路にある進出した第二糸ガイドからロール圧接部に
向うロール回転軸に直交したストランド部分は巻取位置
にあるコレットの先端部と左右対向する位置関係となる
ように配置せしめて、第三糸ガイドを進出せしめること
により、この第三糸ガイドと第二糸ガイド間にわたる緊
張移送下のストランド部分は低速回転している巻取コレ
ットの先端のストランド捕捉具に接触して巻取りが開始
され、これと同時に第三糸ガイドとストランド引張機構
の間においてストランドが切断され、その後第三糸ガイ
ドは元の待機位置に退行復帰するとともに、コレットは
急速に規定の高速回転に加速されてその時点で第二糸ガ
イドが元の待機位置に退行復帰するとともに、綾振装置
が進出して正規の巻取状態となるものである。
【0009】なお、前記のストランド引張機構として
は、大型の表面弾性材料層を有するフィードローラー、
これに圧接される表面に軸方向に延びる凹条を多数設け
た凹凸表面のプレスローラーが水平回転軸でその圧接点
における共通接線が略垂直となる圧接ロール及び該フィ
ードローラーの下面に圧接する積極駆動されるカッター
ローラーはその周面に軸方向に延びる分数の切断刃が配
設され、該切断刃端がフィードローラーに喰い込むよう
にフィードローラーに圧接されて、フィードローラー,
プレスローラーを連動するとともに引込まれたストラン
ドを切断して下方に放出せしめるものであり、該ストラ
ンド引張機構は、引張移送並びに切断作用の上からおお
むね0〜200m/分のストランド移送速度とすること
が望ましい。
【0010】
【作用】本発明による紡糸開始時のストランドをストラ
ンド引張機構へ案内する手段は、ブッシングからのフィ
ラメントの引出し、引き揃え、集束剤付与ローラー,集
束ローラー,案内ローラーへの掛け渡しなどの操作をな
してストランドを落下するとともに、ノズルパイプへの
供水開始操作を階上作業者によって行う以外の、ストラ
ンド引張機構,第一糸ガイド,第二糸ガイド,第三糸ガ
イドの作動制御は予め設定したタイミングによって自動
機械的に行うことができる。しかして、固定仕切板の流
下水流による第一段階によって安定した落下移送経路に
あるストランドは第一糸ガイドによって流下水流からス
トランドを分離して、ストランド引張機構の回転下にあ
る圧接ロールの側端面からそのロール圧接部内に容易円
滑に導入して確実に引張することができ、従来のように
流下ストランド端末を受入れるためにローラー対向間隔
を拡開し、ストランド導入後にローラーを圧接するよう
な往復動作を必要とせず、その機構を簡単にすることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明装置の実施例を示す図面を参照
して本発明方法の実施例を説明する。図1は実施例の装
置の要部を示す正面図、図2はその側面図であり、以下
の説明において装置の右左は図1に従い、装置の前後は
図2の右側を前、左側を後とする。図において1は下面
に多数の紡糸ノズルを配設した熔融ガラスを受入れるブ
ッシング、2は紡出されたフィラメント、3は多数のフ
ィラメント22が接触する集束剤付与ローラー、4は集
束剤処理された多数のフィラメント2を一本のストラン
ドSに集束する集束ローラー、5はストランドSの案内
ローラーであって、これらは上位階に設けられる。Fは
上階床、Hは開口である。
【0012】6は前記ブッシング1の斜め下方の下階床
E上に設置された巻取装置、Tは巻取装置6の前側に水
平回転軸により支持された回転架台、7,8は回転架台
Tの前面に水平回転軸により支持された二つのコレット
であり、回転架台Tの半回転によってストランド巻取装
置のコレットと満管ボビン取外し及び空ボビンの嵌挿位
置のコレット8の位置変換が行なわれるものである。1
7はコレット前端部でその周面にストランド捕捉具が設
けられている。
【0013】Pは巻取位置のコレット7の右斜め下方に
位置したストランド引張機構であり、それぞれコレット
7の水平回転軸と平行な回転軸を有したフィードローラ
ー14,プレスローラー15,カッターローラー16よ
りなり、該フィードローラー14とプレスローラー15
の圧接線Nは該位置の両ローラーの共通接線が垂直とな
るように圧接され、フィードローラー14の下面に圧接
するカッターローラー16がモーターMで駆動されるこ
とにより、フィードローラー14,プレスローラー15
は連動回転される。
【0014】20は前記のブッシング1と巻取装置6を
含むガラス繊維紡糸巻取装置の機台が複数配列設置され
た場合に、相互の機台間を区画して、それぞれの紡糸空
間の干渉を遮断するために、上階床Fの開口H縁と巻取
装置6の右側の下階床Eの間に設けた急傾斜面部20と
その下端で連続する垂直面部21とよりなる固定仕切板
であって、該固定仕切板面はコレット7の水平回転軸と
平行する平面となっている。
【0015】上記の固定仕切板20の垂直面部22はそ
の前縁側の中間高さ位置で、前記のストランド引張機構
Pのフィードローラー14とプレスローラー15のロー
ラー圧接線Nと上下対向する下端縁23となっている。
11は前記下端縁23より僅かに上の垂直面部22に右
側裏面にそって後縁側に設けた空圧シリンダー11′に
よって往復動され、垂直面部22の巾方向に穿設したス
リットから該板の左側に突出する第一糸ガイドである。
【0016】12は前記垂直面部22より上方に位置し
て、急傾斜面部21の表面に沿って、巻取機6の上部に
設けた空圧シリンダー12′によって往復される水平杆
よりなる第二糸ガイドであり、13は垂直面部22の前
縁側の下端縁23とストランド引張機構Pのローラーの
圧接線Nとの対向空間を横切って巻取位置のコレット7
の左下方まで進出できるよう空圧シリンダー13′によ
って往復される第三糸ガイドである。30は固定仕切板
20の最上部表面側に設けた供水用のノズルパイプであ
り、該ノズルパイプ30からの固定仕切板20面に流下
する水の流動巾は、上方のブッシング1から流出して自
由落下状態となる多数フィラメントの巾以上のものとし
且つ垂直面部22の前縁側中間の下端縁23に流下水流
が生じない範囲とする。
【0017】上記のように構成したストランド案内装置
によれば、紡糸開始時において階上作業者によって集束
剤付与して集束したストランドSは案内ローラー5を介
して固定仕切板20の急傾斜面部21な流下されて垂直
面部22の下端を経て流下水流とともに地下ビット19
に達する点線イで示す第一段階の流下移送経路が形成さ
れると同時に第一糸ガイド11の進出作動により、垂直
面部22に沿って落下するストランド部分は流下水流域
から離脱しつつ固定仕切板Pの圧接回転しているフィー
ドローラー14,プレスローラー15の側端面に接触し
ながら、ローラーの回転により円滑にローラー圧接部内
に導入されて、前記流下移送速度より遥かに大なる速度
の引張りを受けつつ、ストランド端末はカッターローラ
ー16によって切断放出されて一点鎖線ロで示す第二段
階の初期緊張移送経路が形成される。
【0018】次いで第二糸ガイド12を進出することに
より、該ガイド部と固定仕切板Pまでにわたるストラン
ド部分は図2の一点鎖線ハに示すように、巻取位置にあ
るコレット7の先端部17の回転周面に直交する第三段
階の巻付準備緊張移送経路が与えられる。かくして、第
三糸ガイドを進出して、これと進出した第二糸ガイドと
の間にわたるストランド部分を巻取位置のコレット7の
先端部17の周面に二点鎖線ニに示すようにその接線方
向に接触せしめることによって巻取移送経路が形成され
て、ストランド巻取りは円滑確実に開始され、その巻取
り回転速度が略正規の回転速度に達した時点で綾振装置
9を作動位置に前進作動せしめるとともに第二糸ガイド
を退行せしめることによって、正規のストランド巻取り
が行なわれるものである。
【0019】本実施例において、各糸ガイドの往復作動
を空圧シリンダーによって行うものとして説明したが、
他の公知の機械的、又は電気的往復手段に代えることも
できる。また、ストランド引張機構Pには、適宜の水洗
手段を設けて作動中に付着する集束剤その他の異物を除
去するようにすることもできる。なお、本実施例は一ブ
ッシング,一ストランドの紡糸巻取について説明した
が、一ブッシング二ストランドの紡糸巻取を行って同一
コレット上に二ケーキを形成する場合にも、適宜の装置
条件の変更をなして本発明を適用することがでる。
【0020】以上説明したとおり、本発明によれば紡糸
開始時のガラス繊維のストランドを巻取装置の一側下位
にある固定仕切板に対し安定確実に案内することがで
き、従来の樋状の水流案内手段における操作上の難点を
解決し、固定仕切板も構造簡単なものとすることがで
き、したがって操作,保守も容易で、作業者の負担を軽
減でき、ガラス繊維紡糸巻取装置の自動化を図る上で極
めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施例における要部を示す正面図
である。
【図2】図1の装置要部の側面図である。
【符号の説明】
1 ブッシング 2 フィラメント 4 集束ローラー 5 巻取ローラー 6 巻取装置 7 巻取位置にあるコレット 9 綾振装置 11 第一糸ガイド 12 第二糸ガイド 13 第三糸ガイド 14 フィードロ−ラー 15 プレスローラー 16 カッターローラー 17 コレット先端部 20 固定仕切板 21 急傾斜面部 22 垂直面部 P 固定仕切板 N ローラー圧接線 イ 流下移送経路 ロ 初期緊張移送経路 ハ 巻付準備緊張移送経路 ニ 巻取移送経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡糸開始時のガラス繊維のストランド
    を、案内ローラーを介して、下方の巻取装置の一側下位
    にあるストランド引張機構に案内する方法において、 ストランドを急傾斜する機台間区画用の固定仕切板面を
    流下する水流によって流下させて該固定仕切板下端から
    垂直落下する流下移送経路を与える第一段階、第一段階
    の垂直落下経路にあるストランド部分を固定仕切板の一
    側へ偏移して流下水流域外にあるストランド引張機構の
    圧接ローラーの側端面方向からロール圧接部内に導入引
    張して、流下水流から分離した初期緊張移送経路を与え
    る第二段階、 第二段階の初期緊張移送経路にあるロール圧接部に向う
    ストランド部分を、コレットより上方の位置で偏移して
    該ロールの回転軸に直交する巻付準備緊張移送経路を与
    える第三段階を順次行って、ストランド移送経路を機械
    的に制御することを特徴とするガラス繊維紡糸開始時の
    ストランド案内方法。
  2. 【請求項2】 紡糸開始時のガラス繊維のストランドを
    案内ローラー(5)を介して、下方の巻取装置(6)の
    一側下位にあるストランド引張機構(P)に案内する装
    置において、案内ローラー(5)の直下から下方の巻取
    装置(6)に向う急傾斜面部(21)とその下方の垂直
    面部(22)よりなり巻取装置のコレットの水平回転軸
    と平行な表面を有する機台間区画用の固定仕切板(2
    0)と、該固定仕切板(20)の上端表面に位置する供
    水用のノズルパイプ(30)と該固定仕切板(20)の
    垂直面部(22)の一側下方にあって、そのローラー圧
    接線(N)がコレットの水平回転軸と平行で且つ前記垂
    直面部(22)の下縁と上下対向するストランド引張機
    構(P)と、前記固定仕切板(20)の垂直面部(2
    2)面に沿って前後方向に往復可能な第一糸ガイド(1
    1)、固定仕切板(20)の急傾斜面部(21)の表面
    に沿って前後方向に往復可能な第二糸ガイド(12)及
    び前記垂直面部(22)の一側下縁とローラー圧接線
    (N)との対向空間を通って、巻取装置(6)の巻取位
    置にあるコレット(7)の下方まで左右方向に往復可能
    な第三糸ガイド(13)を設けたことを特徴とするガラ
    ス繊維紡糸開始時のストランド案内装置。
JP4899792A 1992-01-23 1992-01-23 ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH0818751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4899792A JPH0818751B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4899792A JPH0818751B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05201613A true JPH05201613A (ja) 1993-08-10
JPH0818751B2 JPH0818751B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=12818848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4899792A Expired - Lifetime JPH0818751B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818751B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018059235A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 東レ株式会社 チョップド繊維束の製造装置
CN114656139A (zh) * 2021-07-01 2022-06-24 陆俊南 一种无碱玻璃纤维布生产用抽丝方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018059235A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 東レ株式会社 チョップド繊維束の製造装置
CN114656139A (zh) * 2021-07-01 2022-06-24 陆俊南 一种无碱玻璃纤维布生产用抽丝方法
CN114656139B (zh) * 2021-07-01 2023-08-22 江苏佳成特种纤维有限公司 一种无碱玻璃纤维布生产用抽丝方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0818751B2 (ja) 1996-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2008142B2 (de) Selbsttätige Vorrichtung zum An spinnen in Offen End Spmnvornchtungen
US4127983A (en) Yarn guiding and threading mechanisms for use with textile yarn processing machines
DE3153200C2 (de) Vorrichtung zum Aufnehmen einer Fadenüberlänge an einer ringlosen Spinnmaschine
US4638955A (en) Yarn handling apparatus for winding machine
JP7148546B2 (ja) 複数の紡糸された糸を仕掛けるための方法および装置
US4511095A (en) Method and apparatus for winding glass fibers
US4040572A (en) Strand attenuation and winding apparatus and method
CH668432A5 (de) Verfahren und zur wiederinbetriebnahme eines friktionsspinnaggregates sowie friktionsspinnaggregat.
DE4313523C2 (de) Kreuzspulen herstellende OE-Spinnmaschine
US4313576A (en) Process and apparatus for simultaneously winding several yarns
JPH05201613A (ja) ガラス繊維紡糸開始時のストランド案内方法及びその装置
US4309202A (en) Method and apparatus for forming and packaging multistrand roving
RU2238353C1 (ru) Устройство для изготовления жгута, содержащего волокна из стекла
JP2541023B2 (ja) ガラス繊維紡糸巻取方法
DE3533587C2 (ja)
JPS6210293Y2 (ja)
JPH06501064A (ja) 遠心式紡糸機
JP4099733B2 (ja) ガラス繊維巻取方法
JPH0221484Y2 (ja)
DE3510004A1 (de) Oe-friktionsspinnmaschine mit einer vielzahl von spinnaggregaten und mit einem verfahrbaren wartungsgeraet
JP2001139229A (ja) 合成繊維の巻取り方法及び装置
JP2528113B2 (ja) 糸条の引揃え方法
JPS59192736A (ja) 結束紡績装置における糸継ぎ方法
JPH11279868A (ja) 紡績機の糸継ぎ方法
JP2817324B2 (ja) スライバ口付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080228

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120228

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term