JPH05201501A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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Publication number
JPH05201501A
JPH05201501A JP3454992A JP3454992A JPH05201501A JP H05201501 A JPH05201501 A JP H05201501A JP 3454992 A JP3454992 A JP 3454992A JP 3454992 A JP3454992 A JP 3454992A JP H05201501 A JPH05201501 A JP H05201501A
Authority
JP
Japan
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heater
bag body
bag
box body
heater support
Prior art date
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Pending
Application number
JP3454992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Nozawa
浩道 野沢
Tadahiro Takahashi
忠広 高橋
Nariaki Ishikawa
成昭 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH05201501A publication Critical patent/JPH05201501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄物からの臭いの拡散がなく、作業性、安
全性の高い廃棄物処理装置を提供する。 【構成】 箱体10に設けられた蓋部11が閉じられる
と、これに連動して、袋体保持部15内に吊り下げられ
た袋体14を挟持するように、一対のヒータ支持部材2
1,22が互いに接近し、またヒータ支持部材21,2
2による袋体14の加熱シールは、ヒータスイッチがオ
ンの時にのみ行われて、袋体14が複数回シールされる
ことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物処理装置に係
り、特に廃棄物からの臭いの拡散が防止されるととも
に、作業性、安全性の高い廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生ゴミ等の異臭を発生する廃
棄物を収容して処理するための装置が種々開発されてい
る。例えば、箱形状の本体と、足踏みペダルに連動して
開閉する蓋部材と、本体内部に載置した容器とを備えた
装置がある。この装置では、廃棄物を収容する場合、足
踏みペダルを踏んで蓋部材が開かれ、容器内に廃棄物が
落とし込まれた後、足踏みペダルから足を放して蓋部材
が閉められる。
【0003】しかしながら、このような装置では、廃棄
物から発生した臭いが本体内部に充満し、本体と蓋部材
との隙間等から臭いが周囲に発散され、また本体から容
器を取り出す際にも臭いが発散されるという問題があ
る。
【0004】このため、本体内の容器上部に熱溶融性樹
脂の袋体を吊り下げて配置し、この袋体の中に廃棄物を
収容し、袋体に所定量の廃棄物が収容されたら、袋体の
口部を熱溶融してシールした後、下方の容器内に落とし
込むようにした装置が開発されている(特開平1−85
302号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置では、ヒータを備えた2つの部材で袋体を挟持
した状態でヒータに電流を流し袋体口部のシールを行う
が、一旦シール動作が開始されると、例えば袋体口部か
ら突出している廃棄物の一部を上記の部材が挟み込んた
状態であってもヒータに通電されて袋体口部のシールが
行われるため、シールの確実性がないとともに、袋体内
部に腕等が入れられている場合には、極めて危険である
という問題がある。
【0006】また、蓋部材の開閉と袋体口部のシールと
が連動されていないため、例え袋体内に廃棄物を収容し
ても、廃棄物から発生した臭いが袋体および本体内部に
充満し、本体と蓋部材との隙間等から臭いが周囲に発散
されるという問題もある。
【0007】さらに、同一の袋体に対して袋体口部のシ
ールが何回でも行い得るため、誤操作や子供の悪戯等に
より袋体口部が複数回シールされ、袋体が切れてしまう
という問題もある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、収容された廃棄物からの
臭いの拡散がなく、しかも作業性、安全性の高い廃棄物
処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、箱体と、該箱
体の上部開口部に開閉可能に設けられた蓋部と、箱体内
の開口部近傍に設けられた袋体収納部と、離接可能で軸
方向が互いに平行な一対のヒータ支持部材を有し箱体内
の袋体収納部の下方に配設されたシール装置と、箱体内
のシール装置下方に設けられた袋体保持部と、袋体保持
部の下方に載置された容器と、ヒータ支持部材が袋体を
挟持するように互いに接近する際、予め定められた間隔
まで接近できない場合に、これを検出してヒータ支持部
材を離間させる制御手段と、を有することを特徴とする
ものである。
【0010】また、本発明は、箱体と、該箱体の上部開
口部に開閉可能に設けられた蓋部と、箱体内の開口部近
傍に設けられた袋体収納部と、離接可能で軸方向が互い
に平行な一対のヒータ支持部材を有し箱体内の袋体収納
部の下方に配設されたシール装置と、箱体内のシール装
置下方に設けられた袋体保持部と、袋体保持部の下方に
載置された容器と、ヒータスイッチと、蓋部が閉じられ
た時にヒータ支持部材を互いに接近させて袋体を挟持す
るとともに、ヒータスイッチがオンの時にのみヒータ支
持部材による袋体の加熱シールを行う制御手段と、を有
することを特徴とするものである。
【0011】さらに、本発明は、箱体と、該箱体の上部
開口部に開閉可能に設けられた蓋部と、箱体内の開口部
近傍に設けられた袋体収納部と、離接可能で軸方向が互
いに平行な一対のヒータ支持部材を有し箱体内の袋体収
納部の下方に配設されたシール装置と、箱体内のシール
装置下方に設けられた袋体保持部と、袋体保持部の下方
に載置された容器と、ヒータスイッチと、ヒータスイッ
チの1回目のオンの時にのみヒータ支持部材による袋体
の加熱シールを行う制御手段と、を有することを特徴と
するものである。
【0012】
【作用】一対のヒータ支持部材が袋体保持部内に吊り下
げられた袋体を挟持するように互いに接近した時に、廃
棄物の一部がヒータ支持部材間に挟み込まれ、ヒータ支
持部材が予め定められた間隔まで接近できない場合に
は、ヒータ支持部材が離間動作を開始するとともに、例
えば警報等が発せられる。これによりシールの確実性と
安全性が格段に向上する。
【0013】また、蓋部が閉じられると、これに連動し
てヒータ支持部材が互いに接近して袋体を挟持し、かつ
ヒータ支持部材による袋体の加熱シールは、ヒータスイ
ッチがオンの時にのみ行われるため、袋体内の臭いが外
へ出るのを最小限に抑えることができるとともに、シー
ルの安全性が格段に向上する。
【0014】さらに、ヒータ支持部材による袋体の加熱
シールは、ヒータスイッチの1回目のオンの時にのみ行
われるため、誤操作や子供の悪戯等により袋体口部が複
数回シールされて袋体が切れることが防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は、本発明の廃棄物処理装置の構成を
説明するための概略構成図であり、図2は蓋部を取り去
った状態での平面図である。図1および図2において、
廃棄物処理装置1は箱体10と、この箱体10の上部開
口部に開閉可能に設けられた蓋部11と、箱体10内の
上部開口部近傍に設けられた袋体収納部12と、袋体収
納部12の下方に配設されたシール装置20と、袋体保
持部15と、袋体保持部15の下方に配置された容器3
0とを備えている。
【0017】箱体10は、袋体収納部12、袋体保持部
15、シール装置20および容器30を内部に収納する
ものであり、形状、寸法等は適宜選択できる。
【0018】蓋部11は、その一端部を箱体10の上部
に軸支されて矢印方向に回動するものであり、これによ
り開閉可能とされている。また蓋部11の軸支部近傍に
は、図3に示すように、凸部11aが設けられる一方
で、箱体10の上部には、蓋部11が閉状態にある時
に、凸部11aにより光路が遮られクローズとなるよう
に光電スイッチsw2が設置されている。即ち、蓋部1
1の開閉状態は、常に光電スイッチsw2により検出さ
れる。
【0019】袋体収納部12は、袋体14の胴部14b
を蛇腹状に収容しており、この袋体14は、袋体収納部
12から袋体保持部15内に吊り下げられた状態で、底
部14aと開口部14cとを有している。この袋体14
は、ポリエチレン等の熱溶融性樹脂で形成したものを使
用することができる。そして、袋体14の寸法、形状は
適宜決定することができるが、一般に、その胴部14b
は、後述するような熱シールを複数回行うのに十分な長
さを有している。
【0020】袋体保持部15は、下方へ開閉可能な保持
板16を備え、内部に廃棄物が投入された袋体14を、
この保持板16により保持するものである。そして、袋
体14が、袋体収納部12に収納されている胴部14b
から切り離された時には、保持板16が下方へ開放さ
れ、袋体14は容器30内に落下する。
【0021】シール装置20は、離接可能で軸方向が互
いに平行な一対のヒータ支持部材21,22を備えてい
る。このヒータ支持部材21,22は、図2から明らか
なように、内部にネジ部が形成された孔部を軸方向両端
近傍に有している。そして、この孔部を介して、互いに
平行で回転可能に架設され、軸方向に沿って対称に形成
されたネジ部を有する回転駆動部材23a,23bと係
合している。
【0022】この回転駆動部材23aは、モーター27
の回転軸に装着されたプーリー28aの回転によりベル
ト29a、プーリー28bを介して回転駆動され、また
回転駆動部材23bは、さらにプーリー28c、べルト
29b、プーリー28dを介して回転駆動される。この
ような回転駆動部材23a,23bの回転駆動により、
一対のヒータ支持部材21,22は矢印A方向に互いに
接近したり、矢印B方向に互いに離間したりする。
【0023】また、図3および図4(A)に示すよう
に、ヒータ支持部材21は基部21aと、この基部21
aからヒータ支持部材22方向へ離接可能に突設された
当接部21bとを備え、当接部21bはバネ25により
ヒータ支持部材22方向(基部21と離間する方向)に
付勢されている。この当接部21bの両端部近傍の基部
21a側には凸部21c,21dが設けられ、また、基
部21aには光電スイッチsw4,sw5が設けられて
いる。
【0024】そして、当接部21bが基部21aに押し
付けられた状態にある時には、凸部21c,21dによ
り光電スイッチsw4,sw5は、それぞれの光路が遮
られクローズとなる。従って、光電スイッチsw4,s
w5が共にクローズとなった時は、当接部21bが基部
21aに完全に押し付けられた時であり、光電スイッチ
sw4,sw5のいずれか一方がクローズである時は、
当接部21bが斜めの状態で基部21aに押し付けられ
た時である。
【0025】さらに、基部21aの端部にはリミット部
材24が取り付けられている。このリミット部材24は
ヒータ支持部材22方向へ突出している凸部24aと、
切欠き部24bとを有している。
【0026】また、図3および図4(B)に示すよう
に、ヒータ支持部材22は、ヒータ支持部材21方向の
側面に3本のヒータ26を備えている。
【0027】3本のヒータ26は、下から順に、袋体1
0の開口部をシールするためのシール用ヒータ26a
と、袋体収納部12に収納されている胴部14bから使
用済みの袋体14を切り離すためのカット用ヒータ26
bと、胴部14bの開口端部をシールして新たな袋体1
4の底部14aを形成するためのシール用ヒータ26c
とから構成されている。
【0028】また、ヒータ支持部材22のヒータ支持部
材21方向と反対の側面には、凸部22aが設けられる
一方で、シール装置20の所定位置には、光電スイッチ
sw1が設けられている。そして、ヒータ支持部材22
がヒータ支持部材21と離間して開状態となった時に
は、凸部22aにより光電スイッチsw1の光路が遮ら
れクローズとなる。
【0029】さらに、ヒータ支持部材22の端部の上記
のリミット部材24に対応する位置には光電スイッチs
w3が配設されている。光電スイッチsw3は、ヒータ
支持部材21と22とが接近したときに、一旦、リミッ
ト部材24の凸部24aにより光路が遮られクローズと
なる。そして、ヒータ支持部材21と22とが接近し、
当接部21bが基部21aに完全に押し付けられた時に
は、光電スイッチsw3はリミット部材24の切欠き部
24bの位置にありオープンとなる。
【0030】容器30の形状、寸法等は、箱体10の形
状、寸法、および袋体保持部15、シール装置20との
関係から適宜決定することができる。また、箱体10の
側面には容器30取り出し用の開閉部材を設けてもよ
い。箱体10の所定箇所にはヒータスイッチ(図示せ
ず)と、ヒータ26への電圧印加、モーター27の駆動
等を制御する制御装置(図示せず)とが設けられてい
る。この制御装置はCPU、RAM、ROM等から構成
される。
【0031】次に、制御装置による各部材の制御動作の
一例を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0032】まず、蓋部11が閉じられ光電スイッチs
w2がクローズであることが確認さされると(S−
1)、ヒータ支持部材21,22を相互に接近させて袋
体14の開口部14cを閉じるようにシール装置20の
モーター27が駆動(正転)される(S−2)。この段
階で蓋部11が開けられ光電スイッチsw2がオープン
になっていないことを確認し(S−3)、さらにヒータ
スイッチがオンであるか否かが確認される(S−4)。
【0033】ヒータスイッチがオンとなっている場合
は、オンを保持し(S−5)、つぎに、光電スイッチs
w4と光電スイッチsw5のいずれか一方がクローズで
あるか否かが確認され(S−6)、いずれか一方がクロ
ーズであることが確認されると、ヒータ支持部材21,
22間に何等かの障害物が存在して当接部21bが斜め
の状態で基部21aに押し付けられている場合であるた
め、アラーム(図示せず)を鳴らすとともに、モーター
27を逆転し、ヒータスイッチのオンをクリアーする
(S−7)。
【0034】これにより、ヒータ支持部材21,22は
互いに離間し、両者が完全に開状態となって、光電スイ
ッチsw1がクローズになったことが確認(S−8)さ
れるまで、モーター27が駆動される。そして、光電ス
イッチsw1がクローズになったことが確認されると、
モーター27を停止し(S−9)、蓋部11が開かれて
光電スイッチsw2がオープンとなったことが確認(S
−10)されたら、アラームを解除する(S−11)。
【0035】このように、ヒータ支持部材21,22が
接近したときに、廃棄物の一部等がヒータ支持部材間に
挟み込まれ、ヒータ支持部材が予め定められた間隔まで
接近できない場合には、ヒータ支持部材が離間動作を開
始するとともに警報が発せられるので、シールの確実性
と安全性が格段に向上する。
【0036】一方、光電スイッチsw4と光電スイッチ
sw5がともにクローズでない場合(S−6)、ヒータ
支持部材21,22をそのまま相互に接近させ、ヒータ
支持部材21に設けられたリミット部材24の先端凸部
24aにより光電スイッチsw3がクローズになったこ
とを確認する(S−12)。
【0037】そして、ヒータ支持部材21,22が正常
に接近して当接し、ヒータ支持部材21の当接部21b
が基部21aに完全に押し付けられたことを光電スイッ
チsw4,5の双方がクローズになったことで確認(S
−13)するとともに、ヒータ支持部材22に設けられ
ている光電スイッチsw3がリミット部材24の切欠き
部24bに達してオープンになったことを確認(S−1
4)したら、モーター27を停止する(S−15)。
【0038】次に、図6を参照して、ヒータスイッチが
オンされたか、あるいはオンに保持されているか否かを
確認(S−16)し、オンされたか、あるいはオンに保
持されている場合は、ヒータ26に通電し(S−1
7)、袋体14のシール、カット、および新たな袋体の
底部形成を行う。
【0039】このヒータ26への通電は、予め設定され
た時間の範囲内で行われるものであり、通電開始からタ
イマーで所定の時間が経過したか否かが判断される(S
−18)。所定時間の通電が完了し袋体14がシールさ
れると、ヒータ26への通電が停止され、モータ27を
逆転させてヒータ支持部材21,22を離間させる(S
−19)。シールされた袋体14は容器30内に自重落
下する。
【0040】そして、ヒータ支持部材21,22が開
き、ヒータ支持部材22の凸部22aにより、光電スイ
ッチsw1のクローズが確認されると(S−20)、モ
ータ27が停止され、ヒータスイッチのオン保持が解除
される(S−21)。
【0041】また、ヒータスイッチがオンされていない
か、あるいはオンに保持されていないことが確認(S−
16)された場合は、蓋部11が閉じられた状態である
か否かが確認される(S−22)。蓋部11が開けられ
て光電スイッチsw2がオープンとなった場合は、袋体
14の開口部14cを再度形成するために、モータ27
を逆転させてヒータ支持部材21,22を離間させる
(S−23)。そして、蓋部11が閉じられ再度光電ス
イッチsw2がクローズとなったことが確認されたら
(S−24)、ステップS−2に戻りモータ27を正転
させる。
【0042】一方、光電スイッチsw2がクローズとな
っていなことが確認された場合(S−24)、ヒータ支
持部材21,22が開き、ヒータ支持部材22の凸部2
2aにより光電スイッチsw1がクローズになったこと
が確認されたら(S−25)、モータ27が停止される
(S−26)。
【0043】このように、蓋部11が閉じられと、これ
に連動してヒータ支持部材21,22が互いに接近して
袋体14の開口部14cを閉じるので、袋体内の臭いが
外へ出るのを最小限に抑えられるとともに、ヒータ支持
部材による袋体14の加熱シールはヒータスイッチがオ
ンのときにのみ行われるため、シールの安全性が格段に
向上する。
【0044】次に、制御装置による各部材の制御動作の
他の例を図7のフローチャートを参照して説明する。
【0045】まず、袋体14のシールが既に行われて
“シール済み”であることがメモリーされているか否か
が確認され(S−1)、“シール済み”でない場合は、
光電スイッチsw4,5がともにクローズにあり、ヒー
タ支持部材21,22により袋体14が確実に圧着され
閉じられていることを確認する(S−2)。光電スイッ
チsw4,5がともにクローズであることが確認される
と、ヒータスイッチがオンであるか否かが確認され(S
−3)、オンである場合、ヒータ26に通電され、ま
た、袋体14の熱シールが行われているを表示する警告
ランプ(図示せず)が点灯される。
【0046】このヒータ26への通電は、予め設定され
た時間の範囲内で行われるものであり、通電開始からタ
イマーで所定の時間が経過したか否かが判断される(S
−5)。所定時間の通電が完了し袋体14がシールされ
ると、ヒータ26への通電が停止され、警告ランプが消
灯されるとともに、袋体14の熱シールが完了したこと
を表示するシール完了ランプ(図示せず)が点灯し、
“シール済み”であることがメモリーされる(S−
6)。
【0047】つぎに、モータ27を逆転させてヒータ支
持部材21,22を離間させ、ヒータ支持部材21の当
接部21bがバネ付勢力により基部21aから離れて光
電スイッチsw4,5の双方がオープンになったことが
確認された場合(S−7)、シールされた袋体14は、
下方の容器30内に自重落下し、新たな袋体14が廃棄
物を収容する態勢にあるので、シール完了ランプを消灯
し、“シール済み”のメモリーをクリアーする(S−
8)。
【0048】一方、ステップS−1において“シール済
み”であることがメモリーされていることが確認された
場合、上記のステップS−7に進み、同様にシール完了
ランプを消灯し、“シール済み”のメモリーをクリアー
する(S−8)。
【0049】このように、ヒータ支持部材による袋体1
4の加熱シールは、ヒータスイッチの1回目のオン状態
のときのみ行われるため、誤操作や子供の悪戯等により
袋体口部が複数回シールされて袋体が切れることが防止
される。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば蓋
部が閉じられと、これに連動してヒータ支持部材が互い
に接近して袋体が閉じられ、袋体内の臭いが外へ出るの
を最小限に抑えられるとともに、ヒータ支持部材が互い
に接近したときに、廃棄物の一部等がヒータ支持部材間
に挟み込まれ、ヒータ支持部材が予め定められた間隔ま
で接近できない場合には、ヒータ支持部材が離間動作を
開始するとともに警報が発せられ、また、ヒータ支持部
材による袋体の加熱シールはヒータスイッチがオン状態
のときにのみ行われ、袋体が複数回シールされることが
ないため、シールの確実性と安全性が格段に向上し、廃
棄物からの臭いの拡散がなく、作業性、安全性の高い廃
棄物処理装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物処理装置の構成を説明するため
の概略構成図である。
【図2】本発明の廃棄物処理装置の蓋部を取り去った状
態での平面図である。
【図3】(A)は蓋部と光電スイッチとの動作関係を説
明するための図であり、(B)はヒータ支持部材と光電
スイッチとの動作関係を説明するための図である。
【図4】(A)、(B)ともに、本発明の廃棄物処理装
置に用いられる一対のヒータ支持部材の構成を説明する
ための概略構成図である。
【図5】本発明の廃棄物処理装置の蓋部、ヒータ支持部
材およびヒータスイッチの作動を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】本発明の廃棄物処理装置の蓋部、ヒータ支持部
材およびヒータスイッチの作動を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】本発明の廃棄物処理装置の蓋部、ヒータ支持部
材およびヒータスイッチの作動を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 廃棄物処理装置 10 箱体 11 蓋部 12 袋体収納部 14 袋体 15 袋体保持部 20 シール装置 21,22 ヒータ支持部材 26 ヒータ 30 容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体と、該箱体の上部開口部に開閉可能
    に設けられた蓋部と、前記箱体内の前記開口部近傍に設
    けられた袋体収納部と、離接可能で軸方向が互いに平行
    な一対のヒータ支持部材を有し前記箱体内の前記袋体収
    納部の下方に配設されたシール装置と、前記箱体内の前
    記シール装置下方に設けられた袋体保持部と、前記袋体
    保持部の下方に載置された容器と、前記ヒータ支持部材
    が前記袋体を挟持するように互いに接近する際、予め定
    められた間隔まで接近できない場合に、これを検出して
    前記ヒータ支持部材を離間させる制御手段と、を有する
    ことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 箱体と、該箱体の上部開口部に開閉可能
    に設けられた蓋部と、前記箱体内の前記開口部近傍に設
    けられた袋体収納部と、離接可能で軸方向が互いに平行
    な一対のヒータ支持部材を有し前記箱体内の前記袋体収
    納部の下方に配設されたシール装置と、前記箱体内の前
    記シール装置下方に設けられた袋体保持部と、前記袋体
    保持部の下方に載置された容器と、ヒータスイッチと、
    前記蓋部が閉じられた時に前記ヒータ支持部材を互いに
    接近させて袋体を挟持するとともに、前記ヒータスイッ
    チがオンの時にのみ前記ヒータ支持部材による前記袋体
    の加熱シールを行う制御手段と、を有することを特徴と
    する廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 箱体と、該箱体の上部開口部に開閉可能
    に設けられた蓋部と、前記箱体内の前記開口部近傍に設
    けられた袋体収納部と、離接可能で軸方向が互いに平行
    な一対のヒータ支持部材を有し前記箱体内の前記袋体収
    納部の下方に配設されたシール装置と、前記箱体内の前
    記シール装置下方に設けられた袋体保持部と、前記袋体
    保持部の下方に載置された容器と、ヒータスイッチと、
    前記ヒータスイッチの1回目のオンの時にのみ前記ヒー
    タ支持部材による袋体の加熱シールを行う制御手段と、
    を有することを特徴とする廃棄物処理装置。
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