JPH05200204A - 泡を含む懸濁液の処理装置および方法 - Google Patents

泡を含む懸濁液の処理装置および方法

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JPH05200204A
JPH05200204A JP24751191A JP24751191A JPH05200204A JP H05200204 A JPH05200204 A JP H05200204A JP 24751191 A JP24751191 A JP 24751191A JP 24751191 A JP24751191 A JP 24751191A JP H05200204 A JPH05200204 A JP H05200204A
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JP
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tank
foam
outlet
side wall
bubbles
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JP24751191A
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English (en)
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Wayne J Chamblee
ジェイ チャンブリー ウェイン
Louis O Torregrossa
オー トレグロッサ ルイス
Brian F Greenwood
エフ グリーンウッド ブライアン
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Kamyr Inc
Original Assignee
Kamyr Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/12Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
    • D21B1/30Defibrating by other means
    • D21B1/32Defibrating by other means of waste paper
    • D21B1/325Defibrating by other means of waste paper de-inking devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Abstract

(57)【要約】 【構成】タンク(10)からの泡は真空ボックス(2
9)又は堰により除去される。泡の集中を容易にするた
めにタンクの底部(27)からの流体物質の排出は好ま
しくは正接する排出管(26)を介して行ない、渦巻作
用をタンク内に生じさせ、泡がタンクの円筒形の側壁
(24)の近くに集中させる。泡はブロワ(32)によ
って生じる真空によって除去でき、泡及び液体はエアが
ブロワに到達する前にエアから分離される。泡及び液体
は、脱水処理し、或いはBOD及びCODの高い成分を
分離することができる。 【効果】泡を含む懸濁液を有効に処理するための装置お
よび方法が提供された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡を含む懸濁液の処理装
置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】米国特許4,279,743号、4,3
99,027号及び4,838,434号明細書に開示
されているようなガス散布ハイドロサイクロンは、19
90年8月9日に提出された米国特許出願07/56
4,656号及び1990年9月17日に提出された米
国特許出願07/583,042に開示されているよう
に、紙の再生工程の際の粘着性成分の除去や再生紙パル
プのインクの除去等の各種のプロセスのための手段とし
て広く普及してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】典型的にはガス散布ハ
イドロサイクロンによる処理が終了したとき、アンダー
フロー及びオーバーフローがある。アンダーフロー及び
オーバーフローのいずれも次の処理が行なわれる前に収
容タンクへ送られる。ガス散布ハイドロサイクロンを用
いた数ある方法の実施において、収容タンク内の液体又
は他の流体物質の表面上に泡が蓄積されることが見いだ
されている。この泡の蓄積は2つの要因即ち、ガス抜き
(デエアレーション)を行なってもなお(ハイドロサイ
クロンからのオーバーフロー及びアンダーフローのいず
れにも)存在する残留ガス、及びハイドロサイクロンか
らの流体物質流が収容タンク内に入ったときの衝撃の結
果同伴されるガスが組み合って生じる。収容タンク内の
流体の表面上に蓄積される泡は多くの場合非常に望まし
くなく、引続いて適当な処理を行なわなければならない
場合にはこの泡を除去しなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、収容タ
ンク内の流体表面上の泡は例えば真空装置により、或い
はオーバーフロー堰により、或いはタンクの一方の側部
から他方の側部へ向うガス流で泡を吹き飛ばすことによ
り除去される。真空による除去方法を用いた場合、好ま
しくはブロワ或いは同様な吸い込み装置に作用的に接続
されたフローティング真空ボックスが、排出導管内に設
けられた、泡及び液体をエア流から分離するためのセパ
レータとともに用いられ、廃棄する前に除去された泡と
同伴する液体を脱水或いはストリッピングのいずれかを
行なう。
【0005】本発明によれば、泡を容易に除去するた
め、泡をタンクの特定領域に集めることが非常に望まし
い。このため、一実施例においてはタンクの底部に隣接
する側壁に正接する排出管を設け、この排出管によりタ
ンク内に渦巻作用を起こして、泡をタンクの側壁に隣接
した周辺部に沿って集中させる。また、堰或いは真空ボ
ックスをこの周辺部に隣接して配置することができる。
他の実施例においては、流体物質表面上のほぼ水平方向
のガス流によって泡を特定領域に集める。
【0006】本発明は数多くのプロセスに用いることが
できるが、特にインク及び/又は粘着性の成分を含む再
生紙セルロースパルプからインク及び/又は粘着性の成
分を除去する方法に効果的である。この方法は次の工程
を備えている。 (a)インク及び/又は粘着性の成分を含む紙を、低固
体コンシステンシーの微細な粉砕液体−固体懸濁液流に
する。 (b)懸濁液をボルテックスの第1端部に導入する。 (c)エアを半径方向内側にボルテックス中の懸濁液内
へ散布して疎水性のインク及び/又は粘着性の成分をエ
アバブルに付着させ、ボルテックスの第1端部へ向けて
移動させる。泡が形成されると共にセルロースパルプは
ボルテックスの第1端部の反対側の第2端部へ移動す
る。 (d)インク及び/又は粘着性の成分を含む泡をボルテ
ックスの第1端部の中央部から第1の排出管へと除去す
る。 (e)パルプをボルテックスの第2端部から第2の排出
管内へと除去する。 (f)第1の排出管を第1の収容タンクへ接続する。泡
が第1のタンクの頂部に形成される。 (g)液体を第1の収容タンクの底部から除去する。そ
して、 (h)泡を第1の収容タンクの頂部から除去する。
【0007】第1の収容タンクは側壁に隣接した周辺部
を有する。また、更にタンク内に流体物質の渦巻作用を
起こしてタンクの頂部に形成されている泡をタンクの側
壁に隣接した周辺部に集める工程と、泡が集中したタン
クの周辺部のみにおいて泡を除去する工程とが設けられ
る。好ましくは第2の排出管が第2のタンクへ接続され
ており、パルプは第2のタンクの底部から排出される一
方泡は第2のタンクの頂部から排出される。或いは、ど
ちらのタンクも一方の側部にガスブロー手段を、他方の
側部に泡の出口を設けて、泡が出口へ吹き飛ばされるよ
うにしてもよい。泡の出口において液体スプレーにより
泡バブルを破壊してもよく、また、タンク中に、ほぼ水
平なバッフルとほぼ垂直なバッフルを設けることによっ
て流体物質が出口に向って短絡(ショート サーキッ
ト)するのを防ぐことができる。
【0008】本発明の主な目的はガス散布ハイドロサイ
クロンを用いて、タンクの流体表面上に集中する泡を効
果的に除去することを含め、物質を効果的に処理するこ
とにある。本発明のこの目的及び他の目的は本明細書の
発明の詳細な説明及び特許請求の範囲から明らかになる
であろう。
【0009】
【実施例】本発明によれば、泡を含む懸濁液の収容タン
ク10が提供される。収容タンク10内に導かれる流体
物質内に既に存在している泡、又は液体物質をタンクの
頂部に導入される際に同伴するエアによって生じる泡が
タンク10内の流体物質の表面上に形成される。
【0010】本発明による収容タンク10及び/又はタ
ンク10’(図1参照)はガス散布ハイドロサイクロン
12へ作用的に連結されている。このような装置12
は、米国特許4,279,743号、4,399,02
7号及び4,838,434号に装置自体が示されてお
り、1990年8月9日に提出された米国特許出願07
/564,656号及び1990年9月17日に提出さ
れた米国特許出願第07/583,042号には紙の再
生工程の際に紙からインク或いは粘着性の成分を除去す
るプロセスとの関連で示されている。
【0011】ハイドロサイクロン12は、中空の本体1
4の頂部に正接する入口13と、本体14の一部を形成
する多孔性の壁15を備える。処理すべきパルプ等の懸
濁液は本体14の第1端部から導入され、第1端部から
離れた第2端部における出口16から排出される。泡及
び同伴する液体を排出する出口17が、本体14の第1
端部の中央部に設けられている。本体14の多孔性部分
15を囲んで設けられた壁18がガス室19を形成し、
圧力ガスが入口20からガス室19内へ導入される。
【0012】図1は、ガス散布ハイドロサイクロン12
の泡の出口17からの第1の排出管と作用的に関連付け
られている収容タンク10へ連結されている種々の要素
を示している。しかしながら同様の構造がハイドロサイ
クロン12の第2の排出口16の収容タンクに連結して
いてもよい。タンク10’と排出口16との間にガス抜
き装置(デエアレーター)(図示せず)を設けてもよい
ことに注意されたい。収容タンク10は好ましくは流体
物質入口23及び閉じた側壁24を備え、側壁24は好
ましくは断面が円形即ち外形が円筒形である。また、タ
ンク10は好ましくは開放した頂部25(第2図参照)
及び閉じた底部27近くからの排出管26を有する。排
出管26は、(流体物質がハイドロサイクロン12から
の受入液か排出液かに応じて)流体物質を廃棄又は更に
処理するためにタンク10から流体物質を排出する。
【0013】本発明によれば、泡をタンク10の特定の
部分に集中させて、タンクの頂部に形成される泡の除去
を容易にすることが非常に望ましい。この望ましい目的
を達成する1つの方法は、排出口26をタンク10の側
壁24へ正接させて設けてタンク10内に渦巻作用を生
じさせるようにすることである。この渦巻作用により泡
がタンク10の側壁24に隣接した頂部の周辺部に集中
し、この側壁24から泡が除去される。
【0014】タンク10からの泡の除去は好ましくは装
置29を用いて行なわれる。装置29は固定の真空ボッ
クス、フローティング真空ボックス、オーバーフローの
堰、のいずれかを有することができる。参照番号30で
一般的に示されるように、装置29は側壁24へ固定さ
れるか或いは(フローティングの場合は)係留され、タ
ンク内の流体物質の頂部表面の泡が集中している領域か
ら除去できるようにされている。
【0015】装置29が真空ボックスの場合、図1及び
図2に示すように典型的には閉じた側壁31及び開放し
た側壁を有し、タンク10内にほぼ半径方向に延びてい
る。装置29は好ましくは導管33によりエアブロワ3
2へ接続される。導管33は装置29がフローティング
か固定かに応じて、フレキシブル或いは剛性である。装
置29の排出管33内の泡及び同伴液体は、ブロワ32
へと流れるエアに運ばれ、好ましくはエアがブロワ32
へ到達する前にエアから分離される。これはサイクロン
セパレータ、泡ブレーカー、或いは泡及び液体をエア流
から分離するよう設計された他の手段等の装置34を用
いることにより達成される。装置34からの導管35は
エアを標準的なブロワ32へ運び、一方導管36には分
離された泡と液体が入る。
【0016】バルブ37を管36内に設けて、排出され
た泡及び同伴液体を泡の性質に応じ、排出口39を有す
る脱水装置38又は同様なもの、或いは排出口41を有
するストリッピング装置40又は同様なものへ接続する
ことができる。特にタンク10が、再生紙パルプのイン
ク及び/又は粘着性成分の除去に用いるハイドロサイク
ロンと関連付けられているとき、集中された泡は脱水装
置38内で濃くされてスラッジとなり、該スラッジはそ
の後焼却、廃棄、又はそれ以外の処分又は処理をされ
る。スラッジは排出管39へ排出される。除去された液
体はハイドロサイクロン12へ送られる懸濁液をスラリ
ー化するために使用できる。
【0017】ハイドロサイクロン12及びタンク10が
特にクラフトパルプ化及び排水システムに用いられる場
合、管36から排出される泡はBOD及びCODの多い
揮発性及び/又は疎水性に富む有機成分がリッチになり
やすい。このような場合、泡は蒸気の除去又は他の通常
の技術により泡からBOD及びCODの高い有機成分を
分離する装置40(例えばスチームストリッパーまたは
他の慣用装置)へ導かれる。分離されたBOD及びCO
Dの高い有機成分は管41から排出されて焼却されるか
又は引続き処理される。
【0018】タンク10から排出された懸濁液は、微少
の固体を含む液体、又はパルプ或いはその他であるが、
排出導管26により、次の処理(例えば1990年8月
9日に提出された前記の米国出願07/564,656
号に示されているような次工程の紙パルプ処理)又は廃
棄のため、次の工程44へ送られる。
【0019】図1及び図2においては単一のハイドロサ
イクロン12からのストックがタンク10の開放頂部2
5へ導入され、単一のタンク10からの泡が脱水及び/
又はストリップされる例を示したが、複数のハイドロサ
イクロン12が同一のタンク10へ排出してもよく、ま
た、複数の泡の流れが(例えば複数の導管33及び共通
のブレーカー34から、又は複数のブレーカー34か
ら)脱水装置38又はストリッピング装置40と関連付
けられていてもよい。
【0020】図示された装置は各種のプロセスに使用で
きるが、特に前述の1990年8月9日に提出された米
国特許出願07/564,656号及び1990年9月
17日に提出された米国特許出願07/583,042
号の各明細書に示されているように、インク及び/又は
粘着性の成分を含む再生紙セルロースパルプからインク
及び/又は粘着性成分を除去する方法の実施に用いるの
が好ましい。この場合の方法は、次の工程を備えてい
る。 (a)インク及び/又は粘着性成分を含む再生すべき紙
が低固体コンシステンシーの微細な液体−固体懸濁液流
とされる。 (b)懸濁液が導管13により、ボルテックスを形成す
るハイドロサイクロン12の本体14の第1端部へ導入
される。 (c)エアが入口20から室19内へ導入され、多孔性
の面15を通過してボルテックス内の懸濁液内へ半径方
向内方へ散布されて、疎水性のインク及び/又は粘着性
成分をエアバブルへ付着させボルテックスの第1端部へ
向けて移動させ、泡を形成する一方パルプ自体はボルテ
ックスの第1端部とは反対側の第2端部へ向って移動す
る。 (d)インク及び/又は粘着性成分を含んだ泡がボルテ
ックスの第1端部の中央部分17から排出管内へ除去さ
れ、一方、 (e)パルプはボルテックスの第2端部から第2の排出
管16内へ排出される。 (f)中央部17からの第1の排出管は、入口23によ
り第1の収容タンク10へ接続され、泡がタンク10内
の流体レベル頂部に形成される。 (g)液体(粒子を含む懸濁液を含む)は排出管26を
介して収容タンク10の底部から除去され、一方 (h)泡は装置29を使用して頂部25から除去され
る。
【0021】前述したように、タンク内の流体物質の渦
巻作用を達成する工程のため、排出管26を好ましくは
側壁24に正接して設け、タンクの頂部に形成される泡
がタンク10の側壁24に隣接する周辺部に集中するよ
うにする。次いで、装置29が固定又は係留される側壁
24に隣接するタンクの周辺部においてのみ泡が除去さ
れる。
【0022】泡の除去工程は好ましくはエアブロワ32
によって泡及び同伴された液体を取り出し、エアがブロ
ワに達する前に泡及び液体をブレーカー34を用いてエ
アから分離し、次いで分離した泡及び液体を装置38、
40により脱水或いはストリッピングすることにより行
なわれる。好ましくは第2の排出管16も、実質的にタ
ンク10と同等なタンク10’へ接続される。
【0023】本発明による、そして本発明の方法の実施
に用いる収容タンクの他の実施例が図3に図式的に示さ
れている。3図の実施例において、図1及び図2の実施
例の構成に相当するものには100を加えた参照番号で
示してある。
【0024】収容タンク110が入口123により1又
は複数のハイドロサイクロン12に接続され、入口12
3はタンク110が受入用か排出用かに応じてハイドロ
サイクロン12の出口16、17のうちの一方に接続さ
れる。タンク110の閉じた側壁24は円筒形でもよい
が本実施例では好ましくは平面において矩形である。流
体物質の出口126は底部127に隣接し、泡の排出導
管133は頂部に隣接している。
【0025】タンク110内では、流体物質のレベル5
0が形成され、流体物質の表面上には泡が形成され又は
形成されつつある。泡を除去するため、ブロー手段51
(例えばエアブロワへの接続部)がタンク110の泡排
出管133の反対側の一側部に設けられている。
【0026】タンク110内には、タンク110内に流
体物質(例えば液体)の流路を形成するためにほぼ垂直
なバッフル53が、入口123の和より1個少ない数だ
け設けられている。導入された流体物質の全てを排出前
に確実に、入口123と出口126間の直線距離より長
い通路を横切らせて短絡がないように、かつバブルが上
昇するための時間が十分であるようにするため、ほぼ水
平なバッフル55及びほぼ垂直なブロッキングバッフル
56が設けられている。バッフル55はバッフル53の
底部から離して設けられ、好ましくはタンク側壁124
のガスブロワ手段51側から導管133側に向けて上方
に少し(例えば2−10度)傾斜している。
【0027】好ましくは泡出口58によりタンク110
から導管133へ泡が実際に排出され、この泡の出口5
8は堰に対応する。泡のバブルを排出の前及び/又は排
出中に破壊して泡の排出を容易にするため、好ましくは
液体スプレーパイプ59が泡出口58の上方に設けられ
る。ブロー手段51からの圧力ガスが流体物質(即ち液
体或いはパルプ懸濁液)の表面レベル50にほぼ平行に
向けられて泡を出口58へ運ぶ。
【0028】本発明によればハイドロサイクロン及びタ
ンクを用いて流体物質を効果的に処理するための効果的
な装置及び方法が提供されることが分った。本発明を最
も実用的且つ好ましい実施例と考えられる態様で開示し
たが本発明の範囲内において当業者が多くの変形をする
ことができることは明らかであり、この範囲は本明細書
の特許請求の範囲を最も広く解釈したものであって、均
等な構造及びプロセスを全て包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるタンクの一実施例を上から
見た平面図を、ガス散布ハイドロサイクロンの横断面と
共に図式的に示す図である。
【図2】図2は図1に示したタンクの横断面図である。
【図3】図3は本発明によるタンクの他の実施例の側面
図を図式的に示す図である。
【符号の説明】
10…タンク、12…ガス散布ハイドロサイクロン、2
3…入口、24…側壁、25…頂部、26…出口、27
…低、29…排出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス オー トレグロッサ アメリカ合衆国、12801−3686、ニューヨ ーク州、グレンス フォールス、リッジ センター(無番地) カマヤー インコー ポレーテッド内 (72)発明者 ブライアン エフ グリーンウッド アメリカ合衆国、12801−3686、ニューヨ ーク州、グレンス フォールス、リッジ センター(無番地) カマヤー インコー ポレーテッド内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉じた側壁(24)及び閉じた底(2
    7)、頂部(25)及び中央部、前記頂部への入口(2
    3)とを含み、ほぼ垂直のタンク本体を有する、泡を含
    む懸濁液の収容タンク(10)において、 前記閉じた側壁へほぼ正接するようにかつ前記閉じた底
    部に隣接して該側壁に配置された、前記タンク本体から
    の出口(26)と、 前記タンク本体の頂部に隣接しかつ前記閉じた側壁に隣
    接した前記タンク本体の周面から泡を排出する手段(2
    9)と、を備えたことを特徴とする、泡を含む懸濁液の
    収容タンク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタンクにおいて前記タン
    ク本体の横断面は円形であり、前記閉じた側壁(24)
    は円筒形の形状であり、前記頂部(25)は開放してい
    ることを特徴とするタンク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のタンクにおいて前記泡排
    出手段は、タンク内の懸濁液上に浮かんでいるフローテ
    ィング真空ボックス(29)を有し、該真空ボックスは
    真空源(32)に接続されていることを特徴とするタン
    ク。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のタンクにおいて、前記真
    空源は導管(33、35)を介して前記真空ボックスに
    接続されたエアブロワ(32)であり、また、エア流か
    ら泡と同伴液体を分離するための手段(34)が、前記
    真空ボックスと前記エアブロワの間の前記導管に設けら
    れ、該分離するための手段は同伴された液体及び泡の排
    出管(36)を含むことを特徴とするタンク。
  5. 【請求項5】 中空の本体(14)、前記中空の本体の
    第1の端部に設けられ該本体へ正接する入口(13)で
    あって前記本体の前記第1端部から導入され該第1の端
    部とは反対の第2端部へ流れる懸濁液に渦を発生させる
    入口(13)と、前記本体の前記第1端部の中央部分に
    設けられた第1の排出口(17)及び前記本体の第2端
    部に設けられた第2の排出口(16)と、前記本体内の
    前記渦中を流れる懸濁液内へ前記渦の外側からガスを圧
    力下で半径方向へ導くための手段(15、19)と、前
    記第1の排出口(17)と作用的に連結された第1の収
    容タンク(10、110)及び前記第2の排出口(1
    6)と作用的に連結された第2の収容タンク(10)
    と、を有する、ガス散布サイクロン(12)と収容タン
    ク(10、110)の組合せ体において、 前記収容タンク(10、110)の各々は、閉じた側壁
    (24、124)と閉じた底部(27、127)と頂部
    (25)及び中央部を有しほぼ垂直のタンク本体と、前
    記閉じた底部に隣接した前記タンク本体からの出口(2
    6、126)と、前記排出管に接続された入口であって
    前記タンク本体の頂部への入口(23、123)と、前
    記頂部に隣接した前記本体からから泡を排出する手段
    (29、51、58)と、を備えることを特徴とする、
    ガス散布サイクロンとタンクの組合せ体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の組合せ体において、前記
    タンクの各々からの前記出口(26)は前記タンク本体
    の底部に隣接して該タンク本体に正接し、前記泡を排出
    する手段(29)は前記タンクの頂部に隣接した前記閉
    じた側壁に隣接して前記タンクの周面に配置されかつフ
    ローティング真空ボックスを有することを特徴とする組
    合せ体。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の組合せ体において、前記
    収容タンク(110)のひとつはその内部に表面を有す
    る流体物質のレベル(50)を含み、前記組合せ体は更
    に前記タンクの一方の側部において前記物質のレベルに
    ほぼ平行な流れの中にガスを供給する手段(51)と、
    該ガスを供給する手段とは反対側の側部の前記タンクに
    設けられた泡の出口(58)とを備え、該泡の出口は前
    記タンクから泡を排出する手段を含むことを特徴とする
    組合せ体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の組合せ体において、前記
    収容タンク(110)は更に、 前記出口(126)の上方に設けられ、導入された流体
    物質が前記出口に入る前に該物質を比較的長い通路に沿
    わせるほぼ水平なバッフル(55)と、 前記泡の出口(58)に設けられ、前記タンクからの泡
    の排出の前及び/又は排出の際に泡のバブルに衝撃を加
    え破壊するための液体スプレー(59)とを備えている
    ことを特徴とする組合せ体。
  9. 【請求項9】(a)インク及び/又は粘性の成分を含む
    紙を、低固体コンシステンシーの微細な液体−固体懸濁
    液流にする工程と、(b)懸濁液をボルテックスの第1
    端部に導入する工程と、(c)エアをボルテックス内の
    懸濁液の中へ半径方向に散布して疎水性のインク及び/
    又は粘性の成分をエアバブルへ付着させてボルテックス
    の第1端部へ向けて移動させ、泡を形成する一方、繊維
    パルプをボルテックスの第1端部とは反対側の第2端部
    に移動させる工程と、(d)泡を含むインク及び/又は
    粘性の成分をボルテックスの第1端部の中央部分(1
    7)から第1の排出管(23)へ排出する工程と、
    (e)パルプをボルテックスの第2端部から第2の排出
    管(16)へ排出する工程と、を連続的に行ない、イン
    ク及び/又は粘性の成分を含む再生紙セルロースパルプ
    からインク及び/又は粘性の成分を除去する方法におい
    て、 (f)第1の排出管(23)を第1の収容タンク(1
    0)へ接続し、泡を第1のタンクの頂部(25)に形成
    させる工程と、 (g)液体を第1のタンクの底部から排出する工程と、 (h)泡を第1のタンクの頂部から排出する工程と、を
    有することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 閉じた側壁(124)と閉じた底部
    (127)と頂部(125)を有し直立したタンク本体
    と、前記底部に隣接した前記タンク本体からの流体の物
    質の出口(126)と、前記頂部に隣接した前記タンク
    本体への流体物質の入口(123)とを備え、流体物質
    は内部に泡を含み或いは前記タンク本体内へ入る際に泡
    が発生し、流体物質の表面を有する液面(50)が前記
    タンク本体内に形成される、収容タンク(110)にお
    いて、 前記タンクの一方の側部においてガスを前記流体物質の
    液面(50)とほぼ平行な流れでガスを供給する手段
    (51)と、 前記ガスを供給する手段とは反対側の側部に設けられた
    泡の出口(58)と、を有することを特徴とする収容タ
    ンク。
JP24751191A 1990-11-08 1991-09-26 泡を含む懸濁液の処理装置および方法 Withdrawn JPH05200204A (ja)

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