JPH0520010U - 光コネクタ端末構造 - Google Patents

光コネクタ端末構造

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JPH0520010U
JPH0520010U JP6803791U JP6803791U JPH0520010U JP H0520010 U JPH0520010 U JP H0520010U JP 6803791 U JP6803791 U JP 6803791U JP 6803791 U JP6803791 U JP 6803791U JP H0520010 U JPH0520010 U JP H0520010U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立効率がよく、しかも機械での自動化を可
能とする。 【構成】 光コネクタ端末構造は、端末金具13の外周
部に形成されたつば状の係合部12にストッパ16の内
周部に形成された突部15が、係合し、保持される構造
となっている。この係合は、ストッパ16を光コネクタ
後端部側から加圧挿入することにより行われ、係合され
たストッパ16は、端末金具13の外周部に形成された
係合部12に突部15が突き当たり、保持されるように
なっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光ファイバを相互に接続する光コネクタに係わり、特に光コネクタ の端末構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から提案されている光コネクタは、図5に示すように、中心軸上に光ファ イバ素線1を収容したフェルール2と、このフェルール2の後端部の一部を内部 に収納した円筒状の端末金具3と、この端末金具3の外周上に配置されたコイル ばね4と、このコイルばね4を端末金具3との間に内包するように配置された円 筒状のストッパ5と、このストッパ5と端末金具3の外周上に係止されたハウジ ング6と、端末金具3の後端側外周に配置された芯線ホルダ7と、この芯線ホル ダ7の内部に収納保持された光ファイバ芯線8とを備えた構成となっている。
【0003】 しかるに、従来の光コネクタ端末構造は図5から明らかなように、フェルール 2、コイルばね4を内包しかつ保持するストッパ5自身が端末金具3に保持され る構造とはなっていなかった。すなわち、この従来の光コネクタ端末構造は、光 コネクタ組立の際、ストッパ5を組立治具により位置決めを行い、コイルばね4 を所定量だけ撓ませ、フェルール2を光コネクタ先端部側に所定量押圧させた状 態で、芯線ホルダ7をかしめ固定することによって、ストッパ5を端末金具3の 外周上に間接的に保持する構造となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の光コネクタ端末構造では、組立時に位置決め治具に よるストッパ5の位置固定がどうしても必要になるという問題があった。そして 、この作業は組立性の効率化を妨げる要因の1つでもあった。また、従来の光コ ネクタ端末構造では、組立の際、光ファイバ素線1を接着固定する前にストッパ 5を端末金具3に保持しておくことができなかったため、コイルばね4およびス トッパ5を予め光ファイバ素線1に挿入しておく必要があった。ところが、光フ ァイバ素線1は弾性のある長尺な部材であり、機械により取り扱いが困難である ことから、各組立部品への光ファイバ素線1への挿入は、組立用機械により容易 に行うことが困難であり、これが自動化を遅らせる原因の1つとなっていた。
【0005】 本考案の目的は上述した問題に鑑みなされたもので、組立効率がよく、しかも 機械での自動化が可能な光コネクタ端末構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、光ファイバ素線を中心軸上に収容したフェルールと、 このフェルールの後端部の一部を内部に収納した端末金具と、この端末金具の外 周上に配置されたばねと、このばねを前記した端末金具との間に内包するよう配 置されたストッパと、このストッパと前記した端末金具の外周上に係止されたハ ウジングとから構成された光コネクタにおいて、前記したストッパの内周部に突 部を形成すると共に、前記した端末金具の外周部にこの突部と係合可能な係合部 を形成した構成としたものである。
【0007】 請求項2記載の考案は、突部に光コネクタの先端部側に開いた斜面を設けた構 成としたものである。
【0008】
【作用】
このように本考案の光コネクタ端末構造によれば、端末金具の外周部に形成さ れた係合部にストッパの内周部に形成された突部が係合し、保持されることを可 能としたので、ストッパの位置決め治具を必要とせずに、フェルールをコネクタ 先端部側へ所定量押圧した状態で保持することが可能となる。したがって、係合 した状態をサブアセンブリのキットとして取り扱うことが可能となり、組立時間 の短縮を可能にする。また、各組立部品を予め、光ファイバに挿入しておく必要 がなくなるため、組立においては、機械での自動化が困難な各組立部品への光フ ァイバ挿入工程を必要としない。
【0009】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の光コネクタ端 末構造を有する光コネクタの一実施例を示す断面図、図2および図3は本光コネ クタ端末構造の動作説明図、図4は光コネクタサブアセンブリ状態の断面図であ る。光コネクタは、光ファイバ素線10を中心軸上に収容保持したフェルール1 1と、このフェルール11の後端部の一部を内部に収納しかつ外周部の所定位置 につば状の係合部12が形成された円筒状の端末金具13と、この端末金具13 の外周上に配置されたコイルばね14と、このコイルばね14を端末金具13と の間に内包するように配置されかつ内周部に光コネクタの先端部側に開いた斜面 15Aを設けた突部15が形成された円筒状のストッパ16と、このストッパ1 6と端末金具13の外周上に係止された光コネクタ締結用のハウジング17と、 端末金具13の後端側外周に配置された芯線ホルダ18と、この芯線ホルダ18 の内部に収納保持された光ファイバ芯線19とを備えた構成となっている。
【0010】 本実施例の光コネクタ端末構造は、端末金具13の外周部に形成された係合部 12に、ストッパ16の内周部に形成された突部15が嵌合し、保持される構造 となっている。これを図2および図3を用いてさらに詳細に説明する。
【0011】 ストッパ16の内周部に設けた突部15は、押し込みにより挿入できるよう光 コネクタの先端部側に開いた斜面15Aを設けて形成されている。一方端末金具 13の外周部の係合部12は、図2に示すように、ストッパ16の光コネクタ先 端部側の斜面15A上に突き当たるよう形成されている。これにより、ストッパ 16は、光コネクタ後端部側からの加圧挿入によって、図3および図4で示すよ うに、ストッパ16の突部15が端末金具13の係合部12よりも光コネクタ先 端部側に位置するようにして端末金具13に係合される。そして、この係合され たストッパ16は、コイルばね14により光コネクタ後端部側へ押し戻されよう とするが、ストッパ16の内周部に形成された突部15の光コネクタ後端部側の 側面15Bが、端末金具13の外周部に形成された係合部12の光コネクタ先端 部側の側面12Aに突き当たる位置で止まり、保持されることになる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係わる光コネクタ端末構造によれば、ストッパの 内周部に突部を形成すると共に、端末金具の外周部にこの突部と係合可能な係合 部を形成した構成としたことにより、ストッパを端末金具に係合し、保持するこ とが可能な構造となったため、ストッパの位置決め治具を必要とせず、フェルー ルをコネクタ先端部側へ所定量押圧した状態で保持することができるようになっ た。したがって、本考案の光コネクタ端末構造はサブアセンブリすることが可能 となるため、このサブアセンブリ状態を一体品として取り扱うことが可能となり 、工場組立においては機械による保持を容易にし、かつ現地組立においてはキッ トとして組立時間の短縮を可能にでき、組立時の効率を大幅に改善できるという 効果を奏する。
【0013】 また、各組立部品を予め光ファイバに挿入しておく必要がないので、工場での 組立においては、機械での自動化が困難な各組立部品への光ファイバ挿入工程を 必要としない。また現地組立においては、光ファイバへの各組立部品の通し忘れ による組立不良をなくすことができるという効果を奏する。したがって、本考案 の光コネクタ端末構造は将来大量導入が見込まれる光加入者用の低価格光コネク タの実現に寄与する、自動組立装置による大量生産に適した構造を提供すること ができる。また現地組立においては組立効率のよい構造を提供することが可能と なり、その工業的価値は非常に高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光コネクタ端末構造を有する光コネク
タの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す拡大断面図である。
【図3】端末金具の係合部とストッパの突部が係合した
状態を示す拡大断面図である。
【図4】本考案の実施例のサブアセンブリ状態の断面図
である。
【図5】従来の光コネクタの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 光ファイバ素線 11 フェルール 12 係合部 13 端末金具 14 コイルばね 15 突部 15A 斜面 16 ストッパ 17 ハウジング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ素線を中心軸上に収容したフ
    ェルールと、このフェルールの後端部の一部を内部に収
    納した端末金具と、この端末金具の外周上に配置された
    ばねと、このばねを前記端末金具との間に内包するよう
    配置されたストッパと、このストッパと前記端末金具の
    外周上に係止されたハウジングとから構成された光コネ
    クタにおいて、前記ストッパの内周部に突部を形成する
    と共に、前記端末金具の外周部にこの突部と係合可能な
    係合部を形成したことを特徴とする光コネクタ端末構
    造。
  2. 【請求項2】 前記突部は光コネクタの先端部側に開い
    た斜面を有してなることを特徴とする請求項1記載の光
    コネクタ端末構造。
JP1991068037U 1991-08-27 1991-08-27 光コネクタ端末構造 Expired - Lifetime JP2576969Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH0520010U true JPH0520010U (ja) 1993-03-12
JP2576969Y2 JP2576969Y2 (ja) 1998-07-23

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ID=13362200

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146108U (ja) * 1986-03-08 1987-09-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62146108U (ja) * 1986-03-08 1987-09-16

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