JPH05199701A - 防爆型回転電機 - Google Patents
防爆型回転電機Info
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- JPH05199701A JPH05199701A JP4291131A JP29113192A JPH05199701A JP H05199701 A JPH05199701 A JP H05199701A JP 4291131 A JP4291131 A JP 4291131A JP 29113192 A JP29113192 A JP 29113192A JP H05199701 A JPH05199701 A JP H05199701A
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- flame
- brush
- housing
- explosion
- electric machine
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/12—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
- H02K5/136—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas explosion-proof
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/14—Means for supporting or protecting brushes or brush holders
- H02K5/141—Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with slip-rings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/02—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
- H02K9/04—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
- H02K9/06—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium with fans or impellers driven by the machine shaft
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/28—Cooling of commutators, slip-rings or brushes e.g. by ventilating
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- Power Engineering (AREA)
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却能力低下及びブラシ粉排出能力低下を抑
止しつつ防爆性能向上が可能な防爆型回転電機を提供す
る。 【構成】 ブラシ７２とスリップリング（接触導電部
材）４との接触不良により可燃性ガス雰囲気中で火花が
生じると、可燃性ガスに引火して火炎が生じる。この発
明では、ブラシ室Ｑから冷却風Ｄを排出する空気吹き出
し通路８に消炎用金網８０を設けて消炎を図っている。
すなわち、この消炎用金網８０に達した火炎は消炎用金
網８０で冷却されて消炎され、空気吹き出し通路８から
外部への火炎伝幡が防止される。
止しつつ防爆性能向上が可能な防爆型回転電機を提供す
る。 【構成】 ブラシ７２とスリップリング（接触導電部
材）４との接触不良により可燃性ガス雰囲気中で火花が
生じると、可燃性ガスに引火して火炎が生じる。この発
明では、ブラシ室Ｑから冷却風Ｄを排出する空気吹き出
し通路８に消炎用金網８０を設けて消炎を図っている。
すなわち、この消炎用金網８０に達した火炎は消炎用金
網８０で冷却されて消炎され、空気吹き出し通路８から
外部への火炎伝幡が防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は可燃性ガス雰囲気中で使
用可能な防爆型回転電機に関する。
用可能な防爆型回転電機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、界磁コイル保有型の同期機や直流
機などは、スリップリングや整流子などの接触導電部材
とブラシとの間で火花を生じるため、これら回転電機を
可燃性ガス雰囲気中で使用すると上記火花が可燃性ガス
に引火し火炎が発生する可能性がある。
機などは、スリップリングや整流子などの接触導電部材
とブラシとの間で火花を生じるため、これら回転電機を
可燃性ガス雰囲気中で使用すると上記火花が可燃性ガス
に引火し火炎が発生する可能性がある。
【０００３】従って、従来より船舶には可燃性ガスへの
引火を防止する防爆型回転電機が使用されている。この
防爆型回転電機としては、ＵＳＰ４，６８０，４９５に
示されるように回転電機全体を密閉した密閉防爆型と、
実開昭５０−５１０５４号公報に示されるように、回転
電機の吸排気口全部を消炎用金網で覆って回転電機内部
の火炎が回転電機外部に漏れないようにした金網防爆型
とが知られている。
引火を防止する防爆型回転電機が使用されている。この
防爆型回転電機としては、ＵＳＰ４，６８０，４９５に
示されるように回転電機全体を密閉した密閉防爆型と、
実開昭５０−５１０５４号公報に示されるように、回転
電機の吸排気口全部を消炎用金網で覆って回転電機内部
の火炎が回転電機外部に漏れないようにした金網防爆型
とが知られている。
【０００４】金網防爆型の回転電機の一例を図１４に示
す。リヤハウジング１００に貫設された吸気口１０１
と、フロントハウジング１０２に貫設された排気口１０
３にそれぞれ消炎用金網１０４、１０５が配設されてい
る。
す。リヤハウジング１００に貫設された吸気口１０１
と、フロントハウジング１０２に貫設された排気口１０
３にそれぞれ消炎用金網１０４、１０５が配設されてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、密閉防
爆型とすると、冷却能力不足から出力が大幅に低下して
しまう不具合があり、必要出力を得るためには回転電機
の容積重量が大幅に増大してしまう。
爆型とすると、冷却能力不足から出力が大幅に低下して
しまう不具合があり、必要出力を得るためには回転電機
の容積重量が大幅に増大してしまう。
【０００６】金網防爆型の場合でも、吸排気口が消炎用
金網で覆われるため通風抵抗が増大し、冷却能力低下に
よる出力低下、容積重量の増大が不可避となる。また、
上記接触導電部材とブラシとを包む小空間（以下、ブラ
シ室と呼ぶ）を密閉することも考えられるが、この場合
にはブラシ室にブラシ粉が堆積してしまい、その結果、
スリップリング間などで短絡事故が生じる可能性が考え
られる。
金網で覆われるため通風抵抗が増大し、冷却能力低下に
よる出力低下、容積重量の増大が不可避となる。また、
上記接触導電部材とブラシとを包む小空間（以下、ブラ
シ室と呼ぶ）を密閉することも考えられるが、この場合
にはブラシ室にブラシ粉が堆積してしまい、その結果、
スリップリング間などで短絡事故が生じる可能性が考え
られる。
【０００７】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、良好な冷却能力及びブラシ粉排出能力を有する
防爆型回転電機を提供することをその目的としている。
であり、良好な冷却能力及びブラシ粉排出能力を有する
防爆型回転電機を提供することをその目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意研究し、ブラシ及び接触導電部材を
有するこの種の回転電機において、上述した従来のもの
が回転電機全体を防爆の対象としていたのに対して、火
炎の発生部位のみを防爆の対象とすれば良いこと、すな
わちブラシ室からその外部への火炎伝幡を抑止すれば良
いことに着目するに至った。従って、本発明の防爆型回
転電機は、回転軸に固定され該回転軸と共に回転するロ
ータ、及びステータを収容すると共に、前記回転軸を回
転自在に支承するハウジングと、該ハウジング内に配設
され前記回転軸と共に回転する冷却ファンと、前記ハウ
ジングの一端壁に隣接して配設され、前記回転軸に配設
される接触導電部材及びこの接触導電部材に導電可能に
接触するブラシを囲包するブラシ室を有するブラシケー
スと、前記ブラシ室と前記ハウジング外の空間とを連通
して外部から前記ブラシ室へ冷却用の空気を導入する空
気吸い込み通路と、前記ブラシ室を前記ハウジング内の
空間に連通して前記ブラシ室の空気を前記ハウジング内
の空間へ排出する空気吹き出し通路と、前記空気吹き出
し通路に配設される消炎用多孔部材と、を備える。
達成するために鋭意研究し、ブラシ及び接触導電部材を
有するこの種の回転電機において、上述した従来のもの
が回転電機全体を防爆の対象としていたのに対して、火
炎の発生部位のみを防爆の対象とすれば良いこと、すな
わちブラシ室からその外部への火炎伝幡を抑止すれば良
いことに着目するに至った。従って、本発明の防爆型回
転電機は、回転軸に固定され該回転軸と共に回転するロ
ータ、及びステータを収容すると共に、前記回転軸を回
転自在に支承するハウジングと、該ハウジング内に配設
され前記回転軸と共に回転する冷却ファンと、前記ハウ
ジングの一端壁に隣接して配設され、前記回転軸に配設
される接触導電部材及びこの接触導電部材に導電可能に
接触するブラシを囲包するブラシ室を有するブラシケー
スと、前記ブラシ室と前記ハウジング外の空間とを連通
して外部から前記ブラシ室へ冷却用の空気を導入する空
気吸い込み通路と、前記ブラシ室を前記ハウジング内の
空間に連通して前記ブラシ室の空気を前記ハウジング内
の空間へ排出する空気吹き出し通路と、前記空気吹き出
し通路に配設される消炎用多孔部材と、を備える。
【０００９】好適な態様において、空気吸い込み通路を
迷路状に形成している。好適な態様において、消炎用多
孔部材を金網もしくは多孔板としている。各発明の好適
な態様において、消炎用多孔部材は、かしめ固定されて
いる。
迷路状に形成している。好適な態様において、消炎用多
孔部材を金網もしくは多孔板としている。各発明の好適
な態様において、消炎用多孔部材は、かしめ固定されて
いる。
【００１０】各発明の好適な態様において、ブラシケー
スはブラシを摺動自在に保持するブラシホルダと、この
ブラシホルダとハウジングの端壁との間の間隙をシール
するブラシシールゴムとからなる。
スはブラシを摺動自在に保持するブラシホルダと、この
ブラシホルダとハウジングの端壁との間の間隙をシール
するブラシシールゴムとからなる。
【００１１】
【作用】回転軸の回転により、ブラシは接触導電部材と
接触して両者間に電流が流れる。可燃性ガス雰囲気中で
ブラシ及び接触導電部材が接触不良となると火花が生
じ、可燃性ガスに引火して火炎が生じる。
接触して両者間に電流が流れる。可燃性ガス雰囲気中で
ブラシ及び接触導電部材が接触不良となると火花が生
じ、可燃性ガスに引火して火炎が生じる。
【００１２】火炎の主勢力は冷却風により主に通風方向
すなわち空気吹き出し通路に伝幡する。空気吹き出し通
路中に設けられた消炎用多孔部材は火炎を冷却して消炎
し、下流側への伝幡を防ぐ。
すなわち空気吹き出し通路に伝幡する。空気吹き出し通
路中に設けられた消炎用多孔部材は火炎を冷却して消炎
し、下流側への伝幡を防ぐ。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の防爆型回転
電機では、ブラシ室とハウジング内の空間とを連通する
空気吹き出し通路に消炎用多孔部材を配しているので、
以下の効果を奏することができる。
電機では、ブラシ室とハウジング内の空間とを連通する
空気吹き出し通路に消炎用多孔部材を配しているので、
以下の効果を奏することができる。
【００１４】（１）ハウジングを金網防爆あるいは全閉
防爆していないので、ハウジング内へ冷却風を良好に導
入することができる。 （２）火炎発生部位であるブラシ室に近接した位置で消
炎を実施するので、従来の金網防爆型回転電機に比べ
て、火炎が大きく成長する前に消炎でき、消炎が容易で
ある。
防爆していないので、ハウジング内へ冷却風を良好に導
入することができる。 （２）火炎発生部位であるブラシ室に近接した位置で消
炎を実施するので、従来の金網防爆型回転電機に比べ
て、火炎が大きく成長する前に消炎でき、消炎が容易で
ある。
【００１５】（３）モータ室の樹脂系部品やゴム系部品
などが劣化、損傷することを防止することができる。 （４）上記利点にも関わらずブラシ室を密閉してはいな
いので、この種の回転電機において発生するブラシ粉を
ブラシ室から排出することができ、ブラシ室にブラシ粉
が堆積して短絡などの事故が生じるのを防止することが
できる。
などが劣化、損傷することを防止することができる。 （４）上記利点にも関わらずブラシ室を密閉してはいな
いので、この種の回転電機において発生するブラシ粉を
ブラシ室から排出することができ、ブラシ室にブラシ粉
が堆積して短絡などの事故が生じるのを防止することが
できる。
【００１６】（５）万一、多孔部材で消炎しきれないば
あいでも、火炎は回転電機の外部ではなくハウジング内
に導入されるので、消炎用多孔部材により減勢されてハ
ウジング内に伝幡した火炎は、ハウジング内の各部品や
ハウジング壁面などによる冷却により再度消炎され、回
転電機外部への火炎伝幡を防止することができる。
あいでも、火炎は回転電機の外部ではなくハウジング内
に導入されるので、消炎用多孔部材により減勢されてハ
ウジング内に伝幡した火炎は、ハウジング内の各部品や
ハウジング壁面などによる冷却により再度消炎され、回
転電機外部への火炎伝幡を防止することができる。
【００１７】
【実施例】（実施例１）本発明の防爆型回転電機の一例
としてモーターボート用の三相爪状磁極型同期発電機を
図１に示す。
としてモーターボート用の三相爪状磁極型同期発電機を
図１に示す。
【００１８】この発電機は駆動軸４を回転自在に支承す
るハウジング１を備え、ハウジング１は、フロントハウ
ジング２と、このフロントハウジング２の開口に接合さ
れて内部空間Ｓを閉成するリヤハウジング３と、リヤハ
ウジング３の後端壁３０を覆ってリヤハウジング３とと
もに内部に電気部品室Ｒを閉成するリヤカバー５とから
なる。ここで、内部空間Ｓ及び電気部品室Ｒは本発明で
いうハウジング内の空間である。
るハウジング１を備え、ハウジング１は、フロントハウ
ジング２と、このフロントハウジング２の開口に接合さ
れて内部空間Ｓを閉成するリヤハウジング３と、リヤハ
ウジング３の後端壁３０を覆ってリヤハウジング３とと
もに内部に電気部品室Ｒを閉成するリヤカバー５とから
なる。ここで、内部空間Ｓ及び電気部品室Ｒは本発明で
いうハウジング内の空間である。
【００１９】駆動軸４には回転子１１が嵌着されてお
り、回転子１１を囲んで両ハウジング２、３の内周面に
固定子１２が固定されている。回転子１１は、内部空間
Ｓ内において駆動軸４に嵌着された界磁鉄心１１ａと、
界磁鉄心１１ａに巻装された界磁コイル１１ｂとからな
り、固定子１２は、ハウジング１の内周面に固定された
固定子鉄心１２ａと、固定子鉄心１２ａに巻装された電
機子コイル１２ｂとからなる。
り、回転子１１を囲んで両ハウジング２、３の内周面に
固定子１２が固定されている。回転子１１は、内部空間
Ｓ内において駆動軸４に嵌着された界磁鉄心１１ａと、
界磁鉄心１１ａに巻装された界磁コイル１１ｂとからな
り、固定子１２は、ハウジング１の内周面に固定された
固定子鉄心１２ａと、固定子鉄心１２ａに巻装された電
機子コイル１２ｂとからなる。
【００２０】電気部品室Ｒには発電電圧整流用のレギュ
レータ１６、ブラシアセンブリ７、及び整流器１８が収
容され、ハウジング３の後端壁３０にそれぞれ締着され
ている。また、回転子１１の両端側に固着された冷却フ
ァン９は冷却風Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを生起し、冷却風Ａは、
フロントハウジング２の前端壁に貫設された空気吸い込
み口、内部空間Ｓの前部を通過して、フロントハウジン
グ２の周壁に貫設された空気吹き出し口へ流れる。
レータ１６、ブラシアセンブリ７、及び整流器１８が収
容され、ハウジング３の後端壁３０にそれぞれ締着され
ている。また、回転子１１の両端側に固着された冷却フ
ァン９は冷却風Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを生起し、冷却風Ａは、
フロントハウジング２の前端壁に貫設された空気吸い込
み口、内部空間Ｓの前部を通過して、フロントハウジン
グ２の周壁に貫設された空気吹き出し口へ流れる。
【００２１】冷却風Ｂは、フロントハウジング２の前端
壁に貫設された空気吸い込み口から入り、界磁鉄心１１
ａの爪状磁極の間隙を軸方向に貫通してリヤハウジング
３の周壁に貫設された空気吹き出し口から外部空間に排
出される。
壁に貫設された空気吸い込み口から入り、界磁鉄心１１
ａの爪状磁極の間隙を軸方向に貫通してリヤハウジング
３の周壁に貫設された空気吹き出し口から外部空間に排
出される。
【００２２】冷却風Ｃは、外部空間からリヤカバー２０
内の電気部品室Ｒに導入された後、リヤハウジング１２
の後端壁１２ａに貫設された空気吸い込み口１９から内
部空間Ｓの後部に導入され、リヤハウジング３の周壁に
貫設された空気吹き出し口から外部空間に排出される。
内の電気部品室Ｒに導入された後、リヤハウジング１２
の後端壁１２ａに貫設された空気吸い込み口１９から内
部空間Ｓの後部に導入され、リヤハウジング３の周壁に
貫設された空気吹き出し口から外部空間に排出される。
【００２３】冷却風Ｄは、外部空間からリヤカバー２０
内の電気部品室Ｒに導入された後、後述するブラシ室Ｑ
を経由してリヤハウジング３の後端壁３０に貫設された
空気吸い込み口１９から内部空間Ｓの後部に導入され、
リヤハウジング３の周壁に貫設された空気吹き出し口か
ら外部空間に排出される。
内の電気部品室Ｒに導入された後、後述するブラシ室Ｑ
を経由してリヤハウジング３の後端壁３０に貫設された
空気吸い込み口１９から内部空間Ｓの後部に導入され、
リヤハウジング３の周壁に貫設された空気吹き出し口か
ら外部空間に排出される。
【００２４】以下、図１の要部拡大図である図２を参照
して本実施例の特徴部分を詳細説明する。ハウジング３
の後端壁３０の中央には、軸受け筒部３２が電気部品室
Ｒ内へ突設されており、この軸受け筒部３２は、ハウジ
ング３の後端壁３０から軸心に平行に突出する大径筒状
の軸受け部３２ａと、軸受け部３２ａの後端から軸心に
向けて径方向に伸びる輪板状の段差部３２ｂと、段差部
３２ｂの内端から軸心に平行にリヤ側に突出する両端開
口略円筒状の軸包筒部３２ｃとからなり、軸包筒部３２
ｃは図２中、上部において切り欠かれており、この切り
欠かかれた位置にブラシアッセンブリ７が着座してい
る。
して本実施例の特徴部分を詳細説明する。ハウジング３
の後端壁３０の中央には、軸受け筒部３２が電気部品室
Ｒ内へ突設されており、この軸受け筒部３２は、ハウジ
ング３の後端壁３０から軸心に平行に突出する大径筒状
の軸受け部３２ａと、軸受け部３２ａの後端から軸心に
向けて径方向に伸びる輪板状の段差部３２ｂと、段差部
３２ｂの内端から軸心に平行にリヤ側に突出する両端開
口略円筒状の軸包筒部３２ｃとからなり、軸包筒部３２
ｃは図２中、上部において切り欠かれており、この切り
欠かかれた位置にブラシアッセンブリ７が着座してい
る。
【００２５】軸受け筒部３２に貫設された軸受孔３１に
収容された球軸受３９は、駆動軸（本発明でいう回転
軸）４を回転自在に支承しており、駆動軸４の後端部４
０は軸受孔３１を貫通して電気部品室Ｒ内に突出してお
り、軸包筒部３２、ブラシアッセンブリ７及びリヤカバ
ー５がこの突出した駆動軸４を囲包している。
収容された球軸受３９は、駆動軸（本発明でいう回転
軸）４を回転自在に支承しており、駆動軸４の後端部４
０は軸受孔３１を貫通して電気部品室Ｒ内に突出してお
り、軸包筒部３２、ブラシアッセンブリ７及びリヤカバ
ー５がこの突出した駆動軸４を囲包している。
【００２６】駆動軸４の突出軸部４０には電気部品室Ｒ
内において硬銅製のスリップリング対４１が互いに所定
間隔を隔てて嵌着されている。両スリップリング４１か
ら駆動軸４内に孔部（図示せず）を通じて一対の絶縁電
線（図示せず）が布設されており、これら絶縁電線によ
り両スリップリング４１は内部空間Ｓ内の界磁コイル１
１ｂ（図１参照）の両端に接続されている。
内において硬銅製のスリップリング対４１が互いに所定
間隔を隔てて嵌着されている。両スリップリング４１か
ら駆動軸４内に孔部（図示せず）を通じて一対の絶縁電
線（図示せず）が布設されており、これら絶縁電線によ
り両スリップリング４１は内部空間Ｓ内の界磁コイル１
１ｂ（図１参照）の両端に接続されている。
【００２７】ブラシアッセンブリ７は、駆動軸４の突出
軸部４０の直上に配設されていて、略箱形状のブラシホ
ルダ（本発明でいうブラシケースの一部）７１と、ブラ
シホルダ７１内に収容された一対のブラシ７２、ばね７
３及びピグテイル７４と、ブラシホルダ７１の外側に密
接装着されブラシシールゴム（本発明でいうブラシケー
スの残部）７５とを有する。
軸部４０の直上に配設されていて、略箱形状のブラシホ
ルダ（本発明でいうブラシケースの一部）７１と、ブラ
シホルダ７１内に収容された一対のブラシ７２、ばね７
３及びピグテイル７４と、ブラシホルダ７１の外側に密
接装着されブラシシールゴム（本発明でいうブラシケー
スの残部）７５とを有する。
【００２８】略箱形状の樹脂一体成形品からなるブラシ
ホルダ７１は、ＰＰＳ（ポリフェニレンサルファイド）
樹脂からなり、駆動軸４の突出軸部４０に向けて開口す
る一対のブラシ孔７６及びピグテイル孔７７を有する。
両ブラシ孔７６内にはばね７３及びブラシ７２がそれぞ
れ嵌入されており、ばね７３はブラシ７２をブラシ孔７
６から押し出すように付勢し、この付勢により両ブラシ
７２の下端面がスリップリング４１に個別に押圧されて
いる。ピグテイル孔７７内には、ブラシ７２に給電する
ための導線であるピグテイル７４が収容されている。
ホルダ７１は、ＰＰＳ（ポリフェニレンサルファイド）
樹脂からなり、駆動軸４の突出軸部４０に向けて開口す
る一対のブラシ孔７６及びピグテイル孔７７を有する。
両ブラシ孔７６内にはばね７３及びブラシ７２がそれぞ
れ嵌入されており、ばね７３はブラシ７２をブラシ孔７
６から押し出すように付勢し、この付勢により両ブラシ
７２の下端面がスリップリング４１に個別に押圧されて
いる。ピグテイル孔７７内には、ブラシ７２に給電する
ための導線であるピグテイル７４が収容されている。
【００２９】ブラシシールゴム７５は、シリコンゴムか
らなり、ブラシホルダ７１の前後左右の側面に嵌着され
るとともにリヤカバー５に沿って垂下して、軸受け筒部
３２及びリヤカバー５とブラシホルダ７１との隙間、及
び、軸受け筒部３２の後端とリヤカバー５との隙間をシ
ールしている。
らなり、ブラシホルダ７１の前後左右の側面に嵌着され
るとともにリヤカバー５に沿って垂下して、軸受け筒部
３２及びリヤカバー５とブラシホルダ７１との隙間、及
び、軸受け筒部３２の後端とリヤカバー５との隙間をシ
ールしている。
【００３０】これにより、ブラシホルダ７１、ブラシシ
ールゴム７５、軸受け筒部３２、リヤカバー５、球軸受
け３９、駆動軸４により、ブラシ室Ｑが区画形成されて
いる。
ールゴム７５、軸受け筒部３２、リヤカバー５、球軸受
け３９、駆動軸４により、ブラシ室Ｑが区画形成されて
いる。
【００３１】更に、軸受け筒部３２は、軸受け部３２ａ
と段差部３２ｂとの境界部に斜めに空気吹き出し通路８
が貫設されており、空気吹き出し通路８には消炎用金網
８０が嵌挿されている。この消炎用金網８０が嵌挿され
ている部位について図１１、ないし図１３に基づいて説
明する。これら図１１乃至図１３は、消炎用金網８０を
かしめ固定した実施例を示しているが、固定方法として
は他に接着、溶接等があり、かしめに限定されるもので
はない。
と段差部３２ｂとの境界部に斜めに空気吹き出し通路８
が貫設されており、空気吹き出し通路８には消炎用金網
８０が嵌挿されている。この消炎用金網８０が嵌挿され
ている部位について図１１、ないし図１３に基づいて説
明する。これら図１１乃至図１３は、消炎用金網８０を
かしめ固定した実施例を示しているが、固定方法として
は他に接着、溶接等があり、かしめに限定されるもので
はない。
【００３２】図１１及び図１２はかしめ固定した状態
を、図１３はかしめ固定前の状態を示している。図１１
に基づいて、まず空気吹き出し通路８について説明す
る。この空気吹き出し通路８は、小径部８ａと大径部８
ｂとからなり、軸受筒部の内外を連通する貫通穴と、こ
の貫通穴とブラシ室９とを連通する溝３２ｈとから構成
されている。尚、溝３２ｈは円環状に形成された軸受
（図示しない）の軸方向当接部３２ｇの一部を切欠いた
如く形成されている。次に、消炎用金網８０は、貫通穴
の大径部８ａと小径部８ｂとの間の段差部３２ｅとかし
め部３２ｄとにより挾持されている。かしめ部３２ｄ
は、図１３に示す大径部８ａのハウジング側開口端３２
ｆをかしめることにより形成される。また、図１２に示
す如く、６箇所のかしめ部３２ｄが形成されている。本
実施例では消炎用金網８０のメッシュ隙間を約５６０μ
ｍとしているが、これに限られるものではない。尚、固
定を良好にするためには、消炎用金網８０と、軸受筒部
との接触面積を確保する必要があるため、この点を考慮
してメッシュ隙間を選定する必要がある。
を、図１３はかしめ固定前の状態を示している。図１１
に基づいて、まず空気吹き出し通路８について説明す
る。この空気吹き出し通路８は、小径部８ａと大径部８
ｂとからなり、軸受筒部の内外を連通する貫通穴と、こ
の貫通穴とブラシ室９とを連通する溝３２ｈとから構成
されている。尚、溝３２ｈは円環状に形成された軸受
（図示しない）の軸方向当接部３２ｇの一部を切欠いた
如く形成されている。次に、消炎用金網８０は、貫通穴
の大径部８ａと小径部８ｂとの間の段差部３２ｅとかし
め部３２ｄとにより挾持されている。かしめ部３２ｄ
は、図１３に示す大径部８ａのハウジング側開口端３２
ｆをかしめることにより形成される。また、図１２に示
す如く、６箇所のかしめ部３２ｄが形成されている。本
実施例では消炎用金網８０のメッシュ隙間を約５６０μ
ｍとしているが、これに限られるものではない。尚、固
定を良好にするためには、消炎用金網８０と、軸受筒部
との接触面積を確保する必要があるため、この点を考慮
してメッシュ隙間を選定する必要がある。
【００３３】ブラシホルダ７１の後端面とリヤカバー５
の内面との間の隙間をシールするブラシシールゴム７５
の後端部７５ｂには、ブラシホルダ７１に面して凹溝６
が垂直方向に貫設されている。この凹溝６０は、電気部
品室Ｒの上部とブラシ室Ｑを連通して、本発明でいう空
気吸い込み通路を構成し、その結果、ブラシ室Ｑは空気
吹き出し通路８及び凹溝（空気吸い込み通路）６を通じ
て電気部品室Ｒに連通している。
の内面との間の隙間をシールするブラシシールゴム７５
の後端部７５ｂには、ブラシホルダ７１に面して凹溝６
が垂直方向に貫設されている。この凹溝６０は、電気部
品室Ｒの上部とブラシ室Ｑを連通して、本発明でいう空
気吸い込み通路を構成し、その結果、ブラシ室Ｑは空気
吹き出し通路８及び凹溝（空気吸い込み通路）６を通じ
て電気部品室Ｒに連通している。
【００３４】次に、この実施例におけるブラシ冷却につ
いて説明する。電機子コイル１２ｂに通電するととも
に、ブラシ７２及びスリップリング４１を通じて界磁コ
イル１１ｂに通電して、この回転電機を起動すると、駆
動軸４に固着された冷却ファン９は冷却風Ａ、Ｂ、Ｃ、
Ｄを生起し、冷却風Ａ、Ｂ、Ｃは内部空間Ｓ内各部を冷
却し、更に冷却風Ｃは電気部品室Ｒも冷却する。
いて説明する。電機子コイル１２ｂに通電するととも
に、ブラシ７２及びスリップリング４１を通じて界磁コ
イル１１ｂに通電して、この回転電機を起動すると、駆
動軸４に固着された冷却ファン９は冷却風Ａ、Ｂ、Ｃ、
Ｄを生起し、冷却風Ａ、Ｂ、Ｃは内部空間Ｓ内各部を冷
却し、更に冷却風Ｃは電気部品室Ｒも冷却する。
【００３５】また冷却風Ｄは、リヤカバー５の後端面に
開口された空気吸い込み口から電気部品室Ｒの上流側に
導入され、更に凹溝（空気吸い込み通路）６、ブラシ室
Ｑ、空気吹き出し通路８を経由して電気部品室Ｒの下流
側に排出され、その後、内部空間Ｓを経由して外部空間
に排出される。
開口された空気吸い込み口から電気部品室Ｒの上流側に
導入され、更に凹溝（空気吸い込み通路）６、ブラシ室
Ｑ、空気吹き出し通路８を経由して電気部品室Ｒの下流
側に排出され、その後、内部空間Ｓを経由して外部空間
に排出される。
【００３６】これにより、冷却風Ｄはブラシ７２、スリ
ップリング４１、球軸受３９を冷却するとともに、ブラ
シ７２からブラシ室Ｑに落下するブラシ粉を外部に排出
する。
ップリング４１、球軸受３９を冷却するとともに、ブラ
シ７２からブラシ室Ｑに落下するブラシ粉を外部に排出
する。
【００３７】ここで、ブラシ７２とスリップリング４１
との接触が不良であると、それらの間に火花が生じ、可
燃性ガス雰囲気中で運転する場合にはこの火花によりブ
ラシ室Ｂ内に火炎が生じる場合がある。生じた火炎は、
冷却風の流下方向すなわち空気吹き出し通路８へ伝幡す
る。
との接触が不良であると、それらの間に火花が生じ、可
燃性ガス雰囲気中で運転する場合にはこの火花によりブ
ラシ室Ｂ内に火炎が生じる場合がある。生じた火炎は、
冷却風の流下方向すなわち空気吹き出し通路８へ伝幡す
る。
【００３８】しかしながらこの実施例では、空気吹き出
し通路８の出口に消炎用金網８０が配設されているの
で、火炎はこの消炎用金網８０により消炎され、ブラシ
室Ｑの外部への火炎伝幡が遮断される。
し通路８の出口に消炎用金網８０が配設されているの
で、火炎はこの消炎用金網８０により消炎され、ブラシ
室Ｑの外部への火炎伝幡が遮断される。
【００３９】なお、ブラシシールゴム７５の後端部７５
ｂの凹溝（空気吸い込み通路）６を、図４に示すように
リヤカバー５に面する側に凹設してもよい。また、空気
吹き出し通路８は、図５に示すように、ブラシホルダ７
１の前端部に貫設してもよい。
ｂの凹溝（空気吸い込み通路）６を、図４に示すように
リヤカバー５に面する側に凹設してもよい。また、空気
吹き出し通路８は、図５に示すように、ブラシホルダ７
１の前端部に貫設してもよい。
【００４０】（実施例２）本発明の他の実施例を図６及
び図７に示す。この実施例の特徴は、図２に示す凹溝６
を変形させた点にあり、この実施例の凹溝６２は、図７
に示すように、つづら折れ状に屈曲して形成されてい
る。
び図７に示す。この実施例の特徴は、図２に示す凹溝６
を変形させた点にあり、この実施例の凹溝６２は、図７
に示すように、つづら折れ状に屈曲して形成されてい
る。
【００４１】このようにすれば、図７中、左側から凹溝
６２内に入った冷却風Ｄは、ブラシシールゴム７５の後
端部７５ｂに形成された仕切り壁部７５ｄに衝突しつつ
仕切り壁部７５ｄの回りを回って下方に抜けてブラシ室
Ｑに達する。
６２内に入った冷却風Ｄは、ブラシシールゴム７５の後
端部７５ｂに形成された仕切り壁部７５ｄに衝突しつつ
仕切り壁部７５ｄの回りを回って下方に抜けてブラシ室
Ｑに達する。
【００４２】したがって、もし冷却風Ｄの風速低下など
の原因によりブラシ室内の火炎がこの凹溝（空気吸い込
み通路）６２を逆流伝幡しても、凹溝６２の長大な壁面
で冷却されて消炎され、外部に漏れることが無い。
の原因によりブラシ室内の火炎がこの凹溝（空気吸い込
み通路）６２を逆流伝幡しても、凹溝６２の長大な壁面
で冷却されて消炎され、外部に漏れることが無い。
【００４３】この実施例の変形態様を図８及び図９に示
す。この実施例では、リヤカバー５の一部を軸方向リヤ
側（外側）へ飛び出させて凹溝６３を形成し、ブラシシ
ールゴム７５の後端部７５ｂの平坦な表面でこの凹溝６
３を閉鎖して空気吸い込み通路としている。
す。この実施例では、リヤカバー５の一部を軸方向リヤ
側（外側）へ飛び出させて凹溝６３を形成し、ブラシシ
ールゴム７５の後端部７５ｂの平坦な表面でこの凹溝６
３を閉鎖して空気吸い込み通路としている。
【００４４】この他、ブラシシールゴム７５の後端部７
５ｂのリヤカバー５に接する表面を凹設して凹溝を形成
しても良く、またブラシシールゴム７５の後端部７５ｂ
の両側面に達する貫通溝をリヤカバー５及びブラシホル
ダ７１の両方で遮蔽して空気吸い込み通路としてもよ
い。更に、特別の金属部材により空気吸い込み通路を構
成してもよい。
５ｂのリヤカバー５に接する表面を凹設して凹溝を形成
しても良く、またブラシシールゴム７５の後端部７５ｂ
の両側面に達する貫通溝をリヤカバー５及びブラシホル
ダ７１の両方で遮蔽して空気吸い込み通路としてもよ
い。更に、特別の金属部材により空気吸い込み通路を構
成してもよい。
【００４５】いずれにしてもこの実施例では、空気吸い
込み通路を特定の部材に凹溝を凹設し、この凹溝を他の
部材で遮蔽して形成しているので、複雑なつづら折れ状
の空気吸い込み通路を簡単に形成でき、作装に掛かる工
程及び費用が大幅に低減できる。
込み通路を特定の部材に凹溝を凹設し、この凹溝を他の
部材で遮蔽して形成しているので、複雑なつづら折れ状
の空気吸い込み通路を簡単に形成でき、作装に掛かる工
程及び費用が大幅に低減できる。
【００４６】（実施例３）本発明の他の実施例を図１０
に示す。この実施例の特徴は、図３に示す消炎用金網８
０を、例えば金属の消炎用多孔板８２に変更したもので
あり、同様が効果を得られる。また、肉厚化も容易であ
る。
に示す。この実施例の特徴は、図３に示す消炎用金網８
０を、例えば金属の消炎用多孔板８２に変更したもので
あり、同様が効果を得られる。また、肉厚化も容易であ
る。
【００４７】尚、上述した本実施例では、空気吹き出し
通路８を駆動軸４に対するブラシ側に設けたものを示し
たが、反ブラシ側に設けてもよく、その位置は必要に応
じて選定すればよい。
通路８を駆動軸４に対するブラシ側に設けたものを示し
たが、反ブラシ側に設けてもよく、その位置は必要に応
じて選定すればよい。
【図１】一実施例を示す断面図である。
【図２】図１の要部拡大断面図である。
【図３】消炎用金網の正面図である。
【図４】図１の実施例の他の態様を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図５】図１の実施例の他の態様を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図６】他実施例を示す断面図である。
【図７】図６のブラシシールゴムのリヤ側から見た裏面
図である。
図である。
【図８】図６の実施例の他の態様を示すリヤカバー斜視
図である。
図である。
【図９】図８の態様を説明するための要部拡大断面図で
ある。
ある。
【図１０】消炎用金網の変形態様を示す正面図である。
【図１１】消炎用金網嵌挿部を示す要部拡大断面図であ
る。
る。
【図１２】図１１に示す消炎用金網の正面図である。
【図１３】消炎用金網嵌挿部分を示す要部拡大断面図で
あり、消炎用金網嵌挿前の状態を示す図である。
あり、消炎用金網嵌挿前の状態を示す図である。
【図１４】従来の金網防爆型回転電機の断面図である。
４ 回転軸 １ ハウジング ５ リヤカバー ８ 空気吹き出し通路 ６ 凹溝（空気吸い込み通路） ９ 冷却ファン ４１ スリップリング（接触導電部材） ７１ ブラシホルダ（ブラシケース） ７５ ブラシシールゴム（ブラシケース） ７２ ブラシ ８０ 消炎用金網 ８２ 消炎用多孔板
Claims (5)
- 【請求項１】 回転軸に固定され該回転軸と共に回転す
るロータ、及びステータを収容すると共に、前記回転軸
を回転自在に支承するハウジングと、該ハウジング内に
配設され前記回転軸と共に回転する冷却ファンと、前記
ハウジングの一端壁に隣接して配設され、前記回転軸に
配設される接触導電部材及びこの接触導電部材に導電可
能に接触するブラシを囲包するブラシ室を有するブラシ
ケースと、前記ブラシ室と前記ハウジング外の空間とを
連通して外部から前記ブラシ室へ冷却用の空気を導入す
る空気吸い込み通路と、前記ブラシ室を前記ハウジング
内の空間に連通して前記ブラシ室の空気を前記ハウジン
グ内の空間へ排出する空気吹き出し通路と、前記空気吹
き出し通路に配設される消炎用多孔部材と、を備える防
爆型回転電機。 - 【請求項２】 前記空気吸い込み通路は、迷路状に形成
されていることを特徴とする請求項１記載の防爆型回転
電機。 - 【請求項３】 前記消炎用多孔部材は金網であることを
特徴とする請求項１記載の防爆型回転電機。 - 【請求項４】 前記消炎用多孔部材は多孔板であること
を特徴とする請求項１記載の防爆型回転電機。 - 【請求項５】 前記空気吹き出し通路の前記ハウジング
内への開口部には、表面の開口面積に対して開口面積を
小とする段差部が形成されており、前記消炎用多孔部材
は前記段差部上に配置され、かつ、表面開口部をかしめ
て形成されたかしめ部と前記段差部とにより挾持されて
いることを特徴とする請求項１記載の防爆型回転電機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29113192A JP3232706B2 (ja) | 1991-11-06 | 1992-10-29 | 防爆型回転電機 |
| US08/300,933 US5424600A (en) | 1991-11-06 | 1994-09-06 | Spark protected alternator |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28982291 | 1991-11-06 | ||
| JP3-289822 | 1991-11-06 | ||
| JP29113192A JP3232706B2 (ja) | 1991-11-06 | 1992-10-29 | 防爆型回転電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199701A true JPH05199701A (ja) | 1993-08-06 |
| JP3232706B2 JP3232706B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=26557763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29113192A Expired - Lifetime JP3232706B2 (ja) | 1991-11-06 | 1992-10-29 | 防爆型回転電機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5424600A (ja) |
| JP (1) | JP3232706B2 (ja) |
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| KR100406718B1 (ko) * | 2000-04-18 | 2003-11-22 | 한국델파이주식회사 | 방폭구조를 가지는 자동차용 교류발전기 |
| KR100406719B1 (ko) * | 2000-04-18 | 2003-11-22 | 한국델파이주식회사 | 방폭구조를 가지는 자동차용 교류발전기 |
| US7417353B2 (en) | 2005-06-01 | 2008-08-26 | Denso Corporation | On-vehicle alternator with brush/slip ring structure |
| US8193682B2 (en) | 2008-01-28 | 2012-06-05 | Denso Corporation | Vehicle alternator provided with brushes, brush holder, and slip rings |
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| CN114962144A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-08-30 | 海外远景(北京)科技有限公司 | 一种电气液复合风力发电变桨滑环 |
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