JPH05198543A - 半導体基板の製造方法および半導体基板 - Google Patents

半導体基板の製造方法および半導体基板

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JPH05198543A
JPH05198543A JP4169921A JP16992192A JPH05198543A JP H05198543 A JPH05198543 A JP H05198543A JP 4169921 A JP4169921 A JP 4169921A JP 16992192 A JP16992192 A JP 16992192A JP H05198543 A JPH05198543 A JP H05198543A
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crystal
along
single crystal
semiconductor substrate
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JP4169921A
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English (en)
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Yi-Ching Lin
イ・チン・リン
Dan Hayping
ハイピング・ダン
Ragupathy V Giridhar
ラギュパシィ・ヴィ・ジリッドハー
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Intel Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/04Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their crystalline structure, e.g. polycrystalline, cubic or particular orientation of crystalline planes
    • H01L29/045Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their crystalline structure, e.g. polycrystalline, cubic or particular orientation of crystalline planes by their particular orientation of crystalline planes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S148/00Metal treatment
    • Y10S148/115Orientation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体基板の製造法、および、へき開面に沿
う結晶方向以外の結晶方向にほぼ沿って向けられたデバ
イス、ならびに各方法により製造される基板およびデバ
イスを得ることである。 【構成】 単結晶材料のインゴットを製造し、へき開面
に沿う結晶方向以外の結晶方向を示すために印をつけ
る。インゴットをラップ研磨して、へき開面に沿う結晶
方向以外の結晶方向を示す印を有する半導体基板を製造
する。へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向にフィー
ルド酸化物区域縁部またはゲート電極がほぼ沿うよう
に、単結晶層を有する半導体基板上にデバイスが形成さ
れる。本発明は、転位欠陥、横方拡散、または横方向酸
化を最小にすべき任意のデバイスに使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体デバイスおよび半
導体基板の分野に関するものであり、とくに、へき開面
に沿う以外の任意の方向へデバイスが向けられるように
単結晶半導体基板上に製造されるデバイスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスは従来は単結晶シリコン
層の上に製造されていた。半導体結晶の製造および向き
は周知であり、コルクレーザー(Colclaser)
著「マイクロエレクトロニクスの処理およびデバイス設
計(Microelectronics Proces
sing and Device Design)」お
よびスゼ(Sze)編「VLSI技術(VLSI Te
chnology)」を含めて多くの論文および書籍に
記載されている。シリコン結晶はダイヤモンド格子を形
成する基本的な四面体構造をしている。シリコン・イン
ゴットは種結晶から形成される。形成されたインゴット
は研磨されてウェハにされる。デバイスを形成するため
に後で用いられるウェハの露出面は(100)結晶面、
(110)結晶面または(111)結晶に全体として沿
って置かれる。多くの金属酸化膜半導体(MOS)デバ
イスが露出されている(100)結晶面を有するウェハ
から製造される。結晶面の(100)ファミリイは(1
00)、(010)、(001)、(1_00)、(0
1_0)、(001_)結晶面より成る。それらは全て
等しい面であって、以後(100)結晶面と呼ぶことに
する。「1」の右下のバーは負数を示す。各(100)
結晶面に垂直なのは<100>、<010>、<001
>、<1_00>、<01_0>、<001_>を含む
方向であり、以後<100>結晶方向と呼ぶことにす
る。同様に、結晶面の(110)および(111)ファ
ミリイがある。それらの結晶面は、ここで<110>結
晶方向および<111>結晶方向と呼ぶ対応する結晶方
向を有する。
【0003】多くの単結晶シリコンウェハは(100)
結晶面の露出面を有する。それらのウェハのことを以後
(100)ウェハと呼ぶことにする。ウェハの形成中
に、ウェハの縁部に沿って少なくとも1つの平らな面が
形成される。ウェハは、スゼの前記論文の35ページ図
24に示されているように2つ以上の平らな面を有する
ことができる。2つ以上の平らな面がある場合、最も長
い平らな面は主平らな面と一般に呼ばれる。半導体工業
においては、主平らな面は(100)ウェハの場合には
概して<110>結晶方向に沿って置かれる。(10
0)ウェハのへき開面は(100)結晶面の<110>
結晶方向に沿ってある。へき開面の意味については後
で述べる。
【0004】(100)ウェハには、ウェハ内にデバイ
スを形成するために用いられるいくつかの処理工程を施
す。デバイスの製造中は、ほぼ第1のマスキング層を主
平らな面に整列させる。デバイスは通常は長方形であっ
て、無駄な面積を最少限に抑えるために直線的な回路パ
ターンを有する。したがって、デバイスの境界と、回路
パターンの縁部の大きな部分の境界は<110>結晶方
向(へき開面)に沿う。完成されたデバイスを含んでい
るウェハには、デバイスをウェハの形から取り出し、デ
バイスを個々のパッケージに入れるような種々のパッケ
ージ工程を施す。このパッケージ工程中の1つの作業は
ウェハを個々のデバイスに切断することである。従来技
術はデバイスの境界をへき開面に沿って置く。というの
は、へき開面に沿う方向以外の方向と比較して、へき開
面に沿う方向ではウェハが容易に割れるからである。こ
れが、従来のデバイスが主としてへき開面に沿って向け
られている理由である。
【0005】結晶格子は、点欠陥と、転位欠陥(ライン
欠陥とも呼ばれる)と、面欠陥との3種類の結晶欠陥を
有する。フィールド酸化物層の形成は、フィールド酸化
物活性区域の縁部において結晶格子に大きなストレスを
加える。従来のデバイスでは、フィールド酸化物活性区
域の縁部は<110>結晶方向(へき開面)にほぼ沿
う。その理由は、へき開面に沿う主平らな面に直線的な
回路パターンが整列させられるからである。したがっ
て、従来の方法がフィールド酸化物活性区域の縁部をへ
き開面に沿って向けるから、フィールド酸化物活性区域
の縁部に沿う転位欠陥がフィールド酸化工程中に容易に
生ずる。
【0006】金属酸化膜半導体デバイスの製造中に、多
結晶シリコンで典型的に構成されているゲート電極は、
フィールド酸化物活性区域縁部に対してほぼ垂直であ
る。したがって、ゲート電極全体としてへき開面に沿っ
て向けられる。重要なデバイスパラメータはトランジス
タの長さである。トランジスタの長さというのはソース
の先端領域と、ゲート電極の下側のドレインの先端領域
との間の距離である。トランジスタの長さは実効チャネ
ル長さとも呼ばれる。活性区域と交差するゲート電極
は、転位欠陥がトランジスタの長さより長くて、「洩れ
やすい」デバイスを形成するように、十分に狭くされ
る。ソースとゲートが接地され、ドレインが約5Vの電
位にある時に、ドレイン電流が、100nAというよう
な所定の大きさであるとすると、このデバイスは洩れや
すいと考えられる。デバイスが洩れやすいか否かを決定
するために用いられる実際のドレイン電流は回路設計お
よび密度に応じて変化し、かつ回路の仕様に従って変化
する。
【0007】半導体工業における現在のデバイスは、最
小パターン化寸法が約0.8μmである技術を用いて製
造される。将来の世代のデバイスは約0.6μmまたは
それ以下のパターン化寸法で現在製造されている。洩れ
やすいデバイスを形成するために必要なへき開面に沿う
転位欠陥の長さは、主としてへき開面に沿って向けられ
る。デバイスを主としてへき開面に沿って向ける従来の
方法は、以下に説明する本発明に従って形成される0.
6μmデバイスよりも、転位に関連する洩れ障害を持つ
0.6μmデバイスを形成する可能性が高い。
【0008】従来技術の問題を、へき開面にほぼ沿って
向けられたデバイスと回路パターンを有する(100)
ウェハについて述べてきた。ゲルマニウム、シリコン、
ガリウムひ素、等の材料のいずれに対しても、露出され
ている基板表面の結晶面の向きとは無関係に、それらの
材料を含んでいる他の種類の単結晶基板に対するへき開
面にほぼ沿って、デバイスが向けられる時には、常に類
似の問題が予測される。(100)ウェハに対するへき
開面が<110>方向に沿っても、他の種類の基板に対
するへき開面は同じ結晶方向または異なる結晶方向に沿
うことがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、サブミクロン技術を用いて、従来の方法を用い
る同じ寸法の技術により製造されるデバイスよりも洩れ
障害が少ないデバイスを製造することである。本発明の
別の目的は、従来の方法で製造されたデバイスと比較し
てトランジスタが長いデバイスを製造することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィールド酸
化物活性区域の縁部の多く、またはゲート電極の多く
が、へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向に向けられ
たデバイスを製造する。へき開面に沿わない結晶方向に
は転位欠陥が形成される可能性が低いから、本発明に従
って形成されたデバイスでは、洩れ障害が少ない。(1
00)半導体ウェハの<100>結晶方向に沿って転位
欠陥が生じたとすると、洩れやすいデバイスを形成する
<110>結晶方向と比較して<100>結晶方向にほ
ぼ沿ってデバイスが形成されるならば、転位欠陥を約
1.4倍長くする必要がある。したがって、転位欠陥は
ソース領域とドレイン領域の間に伝導路を形成するおそ
れが少ない。また、(100)ウェハでは<100>結
晶方向に沿う横方向の拡散速度は<110>結晶方向の
それより低い。<100>方向に沿う拡散速度が低い
と、先端のドーパントが従来の方法と比較して遠くまで
拡散しないから、より長いトランジスタ長さを有するデ
バイスが製造される。横方向の酸化速度に対しても類似
の結果が予測される。
【0011】単結晶物質のインゴットが形成され、ほぼ
円筒形に形成され、へき開面に沿う結晶方向以外の結晶
方向を示す少なくとも1つの、フラットのような、マー
クを有する。(100)ウェハの場合、インゴットの長
さが(100)結晶面に垂直となるように形成される
(100)結晶面の<100>結晶方向を示すために、
(100)結晶面インゴットが、好ましくはフラットに
より、マークされる。(100)結晶面に全体として沿
う露出面を有するウェハを形成するために、(100)
結晶面インゴットがラップされる。縁部輪郭形成、研削
および研磨を含む別の処理工程により鏡面に類似する表
面を有するウェハが形成される。
【0012】単結晶層を有する半導体基板上にデバイス
が形成される。フィールド酸化物活性区域縁部すなわち
デバイスのゲート電極が、へき開面に沿う結晶方向以外
の結晶方向にほぼ沿って向けられる。(100)結晶面
に沿う露出面を持つ単結晶シリコン層を有する基板が全
てのデバイス境界と、フィールド酸化物活性化区域縁部
との最大部分、(100)結晶面の<100>結晶方向
にほぼ沿うゲート電極の最大部分とを有する。
【0013】一般に、本発明を用いると、生ずる転位欠
陥は少なく、横方向の拡散速度は低い。本発明を用いる
と横方向の酸化速度が低いことが予測される。へき開面
に沿う結晶方向以外の結晶方向にほぼ沿って向けられる
拡散接合または酸化縁部を形成するために、結晶の向き
とは無関係に、本発明を任意の単結晶物質に対して使用
できる。(100)ウェハでは、本発明は拡散接合と酸
化縁部を<100>結晶方向に沿って向ける。転位欠
陥、横方向拡散または横方向酸化を最少にすべき時には
本発明は常に用いられる。
【0014】
【実施例】本発明の方法は、へき開面に沿う以外の任意
の結晶方向に主として沿って向けられるマークを有する
単結晶半導体基板を形成し、その基板から製造されたデ
バイスを形成する。本発明により形成されたデバイス
は、転位欠陥によりひき起こされる洩れ問題を起こしに
くく、へき開面に沿う結晶方向に主として沿って向けら
れているデバイスと比較してより長いトランジスタ長を
有する。デバイスは(100)ウェハ上に形成すること
が好ましく、デバイスは(100)結晶面の<100>
結晶方向にほぼ沿って向けられる。<100>結晶方向
は、(100)ウェハの場合には、<110>結晶方向
からの45度の方位角(回転角)である。デバイス内の
回路は、従来の方法を用いて形成されたデバイスよりも
接近させることができる。その理由は、へき開面に沿う
結晶方向と比較して、へき開面に沿わない結晶方向に沿
っては、横方向拡散速度と横方向酸化速度が低いからで
ある。
【0015】ここで説明している好適な実施例において
は、チョクラルスキー(Czochralski)成長
法を用いて単結晶シリコン物質のインゴットが形成され
るから、(100)結晶面は、図1に示されているよう
に形成されているインゴットの長手方向に全体として垂
直である。P形不純物を低濃度にドープされて、抵抗率
が約35オーム−cmである単結晶シリコンインゴットを
形成するために用いられる融溶シリコン内に、ほう素の
ようなドーパントが存在する。インゴットが形成された
後で、縁部の小さい部分が除去され、インゴットは図2
Aと2Bに示すように全体として円筒形に成形される。
インゴットを更に成形して<100>結晶方向に沿う主
平らな面を生ずる。P形ドーパントを低濃度にドープさ
れたインゴットが形成されるから、半導体装置および材
料国際(SEMI)規格に従って主平らな面から時計回
りに90度離れて第2の平らな面が置かれる。両方の平
らな面は図3Aに示すようにインゴットの長さ方向に沿
って延びている。図3Bは平らな面を有するインゴット
の端面図である。ここには、平らな面が<100>結晶
方向にほぼ沿って平らな面があることを示すために、端
面図の「方向コンパス」を並記してある。半導体デバイ
スを形成するために用いられる鏡面に似た表面を有する
ウェハを形成するために、ラッピング、縁輪郭形成、研
削、研磨等のような工程を含む処理工程で更にインゴッ
トを処理する。図4は従来の方法で形成され、<110
>結晶方向に沿う平らな面(へき開面)を有するウェハ
を示す。図5は、本発明のここで説明している実施例に
従って形成された<100>結晶方向に沿う平らな面を
有するウェハを示す。
【0016】この実施例においては、前記のようにデバ
イスは(100)ウェハ上に形成される。このデバイス
は最小寸法が0.6μmである技術を用いる。厚さが約
100オングストロームである薄い二酸化シリコン層
(パッド酸化物層61)と、厚さが約1500オングス
トロームである窒化シリコン層62が、図6に示すよう
に、単結晶シリコン層60を含む半導体基板の上に形成
される。基板上に形成された第1のパターンはフィール
ド酸化物パターンであって、後でデバイス内のどこにフ
ィールド酸化物区域を形成するかを定める。レチクルが
フィールド酸化物パターンと位置合わせマークを有す
る。位置合わせマークにより以後の層を位置合わせマー
クに位置合わせできる。レチクルはデバイスの境界と、
<100>結晶方向に最初に向けられる各デバイス内の
直線的な回路パターンとを有する。厚さが約1μmであ
るフォトレジスト層が窒化シリコン層の上に被覆され
る。<100>結晶方向に沿って向けられている主平ら
な面に関してレチクルが整列させられる。レチクルを用
いてフォトレジスト層がパターン化され、現像されてフ
ォトレジスト部材70を形成する(図7)。このフォト
レジスト部材70を焼成して、以後の処理工程中のフォ
トレジストの腐食を減少する。
【0017】図8は、パターン化されたフォトレジスト
層がこの実施例に従って形成された後のウェハの上面図
である。ウェハ上に4個のデバイス85が形成されてい
る。区域82と、メモリアレイ83の一部とは、後でフ
ィールド酸化物が成長させられる領域であるから、フォ
トレジスト層により被覆されない。フォトレジスト層は
メモリアレイ83の他の部分と、S形パターン84と、
デバイス85の外側の区域とを覆う。簡単にするため
に、フォトレジスト層を有するか、有しないかにかかわ
らずメモリアレイ83は1つの区域として示されてい
る。図7または図8には位置合わせマークは示されてい
ない。パターン化されたフォトレジスト層70により覆
われていない窒化シリコン層が図9に示す窒化シリコン
部材90を得るためにエッチングされる。エッチングの
後で、フォトレジスト層は除去される。
【0018】図10に示すように厚さが約4500オン
グストロームのフィールド酸化物区域100を形成する
ために、ウェハを約950度Cのスチームで約2時間ス
チーム酸化する。窒化シリコン部材90が存在しない場
所にフィールド酸化物区域100が形成される。窒化シ
リコン部材90はスチーム酸化中は酸化障壁として作用
する。窒化シリコン部材90の縁部の近くに、パッド酸
化物層61より大幅に厚い二酸化シリコン領域が形成さ
れる。それらの区域は鳥のくちばし区域102と呼ばれ
る。活性区域103が鳥のくちばし区域102の間に形
成される。その活性区域103の全ての側は鳥のくちば
し区域102により囲まれる。窒化シリコン部材90は
ウェハから除去される。
【0019】基板は図11に示すように連続する2つの
ドーピング工程を受ける。ドーピング工程の1つは、デ
バイス内の回路の間のフィールド突き抜け電圧を上昇さ
せるためにイオン打ち込みを用いる。フィールド突き抜
け打ち込みはB+11イオンを用い、1回の打ち込み数
は4E12イオン/cm2 で、エネルギーは約150Ke
Vである。B+11イオンは、1個の正電荷と、約11
原子質量単位とをおのおの有するほう素原子である。図
11に示すように、ほとんどのイオンはパッド酸化物層
61を通るのに十分なエネルギーを有する。打ち込みエ
ネルギーにより、フィールド酸化物−単結晶シリコン層
インターフェイスに近いフィールド酸化物区域100内
にB+11イオンのピークドーズを有するドーピング輪
郭を生ずる。このフィールド酸化後の打ち込みは、フィ
ールド酸化の前にフィールド突き抜け打ち込みを用いる
従来の方法よりも、大きさがおよそ1桁小さい。以後の
工程中のドーパント拡散は、ドーパント拡散速度がドー
パント濃度の関数であるから、本発明では小さい。基板
の別の部分内にp井戸区域を形成するためにフィールド
突き抜けドーピングを用いることもできる。フィールド
突き抜け打ち込まれた区域111は図11に示すような
ドーパント輪郭を有する。
【0020】他のドーピング工程はデバイス内の回路の
しきい値電圧を調整するためにイオン打ち込みを用い
る。このしきい値調整打ち込みはドーズが約1E12イ
オン/cm2 で、エネルギーが約40KeVでB+11イ
オンを用いる。図11は打ち込まれた区域110を示
す。簡単にするために、図12〜17はフィールド突き
抜け打ち込まれた区域111は示さないが、それでも存
在する。しきい値調整打ち込まれた区域110は図12
〜16における1組の「+」と、図17におけるポリシ
リコン部材131の下側の「P」とにより表される。
【0021】パッド酸化物層61は除去される。ぎせい
二酸化シリコン層がスチームを用いて成長させられ、後
でHF溶液を用いてその層がエッチングされる。ぎせい
酸化は、フィールド酸化工程に関連させられる「白リボ
ン」効果を阻止する。白リボン効果とぎせい酸化はこの
技術において周知である。
【0022】厚さが約150オングストロームの高品質
ゲート酸化物層120が図12に示すようにして形成さ
れる。このゲート酸化物層120の上に高濃度にドープ
された多結晶シリコン(ポリシリコン)層121が約2
000オングストロームの厚さに形成される。このポリ
シリコン層121は、約1E16イオン/cm2 のドーズ
および約40KeVのエネルギーのP+31イオンを打
ち込まれて、高導電度の層を形成する。ドーピングは図
12の矢印により全体的に表されている。
【0023】厚さが約1μmのフォトレジスト層がポリ
シリコン層の上に被覆される。フォトレジスト層はポリ
シリコン層パターンを有するレチクルでパターン化され
る。ポリシリコンパターンを有するレチクルはゲートレ
チクルと呼ばれることが時にある。というのは、そのレ
チクルはデバイスのためのゲート電極を形成するために
用いられるからである。ゲート電極は典型的にはフィー
ルド酸化物活性区域縁部に垂直であるから、ゲート電極
の側方は<100>結晶方向に全体として沿う。フィー
ルド酸化物パターンレチクルで窒化シリコン層をパター
ン化する時に、以前に形成された位置合わせマークに関
してゲートレチクルが位置合わせされる。位置合わせの
後で、レチクルを用いてフォトレジスト層がパターン化
され、現像されてフォトレジスト部材を形成する。フォ
トレジスト部材を焼成して、以後の処理工程中にフォト
レジスト層が腐食されることを減少する。図13はフォ
トレジスト部材130を示す。このフォトレジスト部材
130の外側にあるポリシリコン層の区域がエッチング
されて、長いゲート電極131を形成する。フォトレジ
スト部材130は除去されて、図14に全体的に示され
ているようなパターンを与える。図14は、ウェハのう
ち、フィールド酸化物区域100と、活性区域103
と、ゲート電極131とを含む部分だけを示す平面図で
ある。図14からわかるように、ゲート電極131は活
性区域103に全体として垂直に延長している。
【0024】ゲート電極131の両側の領域は、約50
KeVのエネルギーのP+31イオンが約1E14イオ
ン/cm2 のドーズで打ち込まれて、図15に示すよう
に、ゲート電極131の両側にソース領域150とドレ
イン領域151を形成する。厚さが約3000オングス
トロームの二酸化シリコン層が付着され、エッチングさ
れて、図16のゲート電極131の両側に側壁スペーサ
160を形成する。エネルギーが約40KeVのAs+
75イオンが約3E15イオン/cm2 のドーズで基板に
打ち込まれて、ゲート電極131の両側の側壁スペーサ
160の近くにソース区域161とドレイン区域162
を形成する。図17に示すようにソース区域170と、
ドレイン区域171と、ソース先端区域172と、ドレ
イン先端区域173とを形成するために、活性区域内の
ドーパントを活性化し、かつ拡散させるように熱サイク
ルが用いられる。各区域の先端部分がゲート電極131
の下側にある。ゲート電極131の下側の先端区域の間
の距離がトランジスタの長さ174と呼ばれる。Leff
とも呼ばれるトランジスタの長さは電気的に測定される
距離である。付加工程が、厚い誘電体層と、相互接続層
と、不働態層とを含めて、完成されたデバイスを製造す
るために用いられる層を形成する。
【0025】ここで説明している実施例は数多くの詳細
事項を含むが、本発明の要旨または範囲を逸脱しない別
の数多くの実施例が存在することがわかるであろう。別
の実施例においては、フロートゾーン結晶形成法、また
は基板の露出面に対応する結晶面とは独立に単結晶基板
を形成できる他の任意の方法を用いてインゴットが形成
される。n形の(100)ウェハのためのSEMI規格
は、ウェハの両側で、好ましくは、<100>結晶方向
に沿う主平らな面と第2の平らな面により示される。別
の実施例においては、インゴットの形成後で、第1のデ
バイスパターンをウェハの上に置く前の任意の時刻に、
<100>結晶方向に沿って主平らな面を形成できる。
(100)ウェハの結晶方向を示すために、ウェハの縁
部に沿うノッチその他のマークを使用できる。<100
>結晶方向に沿うマークを有することが好ましいが、本
発明の利点は、へき開面に沿わない任意の結晶方向を示
すためにマークが用いられる時には常に期待される。
(100)結晶面に沿う<100>結晶方向は、(10
0)結晶面に沿う<100>結晶方向の間の中間である
から、好ましい。デバイスの製造に用いられる半導体製
造装置により結晶方向を決定できるものとすると、平ら
な面およびその他のマークは絶対となる。未来の製造装
置は結晶格子自体を調べることにより<100>結晶方
向を定めることができる。<100>結晶方向を製造装
置により決定できるものとすると、本発明をマークなし
の基板に使用できる。
【0026】現在は、ウェハは半導体基板の最も一般的
な形である。本発明はウェハを必要とせず、かつウェハ
全体が単結晶シリコン材料で構成されることも要しな
い。本発明は形を問わず任意の単結晶シリコンに使用で
きる。基板の例には、絶縁体上のシリコン型基板および
サファイア上のシリコン型基板が含まれる。シリコンに
加えて、本発明の原理を、ゲルマニウムおよびガリウム
ひ素を含めた他の単結晶材料へも拡張できる。もっと
も、それらの材料は現在はシリコンほど広くは用いられ
ていない。基材の材料および結晶の向きとは無関係に、
へき開面に沿わない結晶方向を示すためにマークが用い
られる。
【0027】半導体デバイスの製造に用いられる別の実
施例はほぼ無制限である。この好適な実施例はただ1つ
のそのようなデバイスを説明するものである。パターン
化されたマスキング区域を用いて形成されたフィールド
分離区域を有し、それに続いてフィールド酸化物区域が
形成されるようなデバイスに本発明を使用できる。シリ
コンの局部酸化(LOCOS)、くぼまされたLOCO
S、トレンチ分離、側壁マスク付き分離(SWAMI)
等を含めたフィールド分離法に本発明を使用できる。ゲ
ート電極は多結晶シリコン、アモルファスシリコン、シ
リサイド化合物、またはそれらの組み合わせで構成でき
る。全てのフィールド酸化物活性区域の縁部と、ゲート
電極と、デバイスの境界とは<100>結晶方向に全て
沿う必要はない。フィールド酸化物活性区域の縁部また
はゲート電極がへき開面以外の結晶方向に沿う限りは
(基板の材料または結晶の向きとは無関係に)、本発明
の利点のいくつか、または全てを実現できる。(10
0)ウェハ用のデバイスの設計においては、<100>
結晶方向がへき開面の間のほぼ中間であるから、フィー
ルド酸化物活性区域の縁部の最大部分と、ゲート電極の
最大部分とを有するように設計を最適にすべきである。
回路パターンは全体として直線状で、(100)ウェハ
上に長方形のデバイスを形成するから、デバイスの境界
も<100>結晶方向にほぼ沿わせねばならない。
【0028】本発明は従来技術と比較して、転位欠陥に
よる洩れ障害を含めて、利点を有する。転位欠陥は<1
10>結晶方向と比較して<100>結晶方向には生じ
にくい。というのは、<100>結晶方向はへき開面に
沿わないからである。<100>結晶方向のデバイスに
対して<110>結晶方向に沿う転位欠陥が生ずるもの
とすると、デバイスを洩れやすくするためには転位欠陥
をトランジスタの長さより約1.4倍長くせねばならな
い。主として<100>結晶方向に沿って向けられてい
るデバイスの洩れ障害の機会は少ない。その理由は、転
位欠陥は生じにくく、かつ、転位欠陥が<110>結晶
方向に沿って生ずるとすると、転位に関連する洩れ障害
を有するデバイスを形成するためには、従来技術と比較
してそれが必ず長いからである。一般に、基材の材料ま
たは結晶の向きとは無関係に、へき開面に沿う結晶方向
に沿って向けられるデバイスと比較して、へき開面以外
の結晶方向に沿って向けられたデバイスの方が、転位欠
陥によるデバイス障害が少ないことが予測される。
【0029】予測されなかったことであるが、<100
>結晶方向に沿うドーパントの拡散速度は<110>結
晶方向に沿うそれよりも低い。本発明者の知っていると
ころでは、ドーパントの横方向拡散速度は、(100)
ウェハに対する<100>結晶方向と比較して、<11
0>結晶方向に沿うものとは異なる。この減少した横方
向拡散により予測できなかったほど性能の高いデバイス
が得られる。このデバイスのトランジスタ幅Zeff はト
ランジスタの長さに対して垂直であって、電気的に測定
される。トランジスタ幅はフィールド突き抜けドーピン
グおよびフィールド酸化物区域の形により典型的に影響
を受ける。拡散速度が低いから、フィールド突き抜けド
ーピングが<100>結晶方向に沿って速く拡散しない
ために、活性区域はより広い。減少したフィールド突き
抜けドーピングのためにトランジスタの幅がより広くさ
れる。また、ゲート電極の下側の先端ドーパントは遠く
までは拡散しないから、トランジスタの長さはより長
い。<100>結晶方向に沿うデバイスの先端部の抵抗
値は、<110>結晶方向に沿って形成されたデバイス
の先端抵抗値より低い。デバイスのキャリヤ移動度も高
くなる。理論的な突き抜け電圧も高くなる。
【0030】それらの要因は、ドーパントの拡散が、<
110>結晶方向と比較して、<100>結晶方向では
小さくなるという発見に相関させる傾向がある。したが
って、ドーパントの拡散はドーパントが動く横方向に依
存する。一般に、基板の材料または結晶の向きとは無関
係に、へき開面に沿う結晶方向と比較して、へき開面以
外の結晶方向に沿う方向の横方向拡散速度が低下するこ
とが予測される。
【0031】(100)ウェハ上の酸化に対して類似の
横方向効果が予測されるから、<100>結晶方向に沿
う横方向酸化速度は<110>結晶方向に沿う横方向酸
化速度より低いことが予測される。前記したように、ト
ランジスタの幅はフィールド酸化物区域の形により影響
を受ける。その形は、フィールド酸化物が形成されてい
る間の横方向酸化速度により典型的に影響を受ける。本
発明は従来の方法と比較してトランジスタの幅をより広
くし、活性区域を広くする。一般に、基材材料および結
晶の向きとは無関係に、へき開面に沿う方向と比較し
て、へき開面以外の結晶方向に沿う横方向の酸化速度は
低いと予測される。
【図面の簡単な説明】
【図1】インゴットの長さが(100)結晶面に対して
全体として垂直であるチョクラルスキー成長単結晶シリ
コンインゴットの側面図である。
【図2A】図1のインゴットが全体として円筒形に加工
された後の側面図である。
【図2B】図1のインゴットが全体として円筒形に加工
された後の端面図である。
【図3A】図1のインゴットの縁部に本発明の好適な実
施例に従って1組の平らな面が設けられた後のインゴッ
トの側面図である。
【図3B】図1のインゴットの縁部に本発明の好適な実
施例に従って1組の平らな面が設けられた後のインゴッ
トの端面図および方向コンパスを示す。
【図4】表面が全体として(100)結晶面に沿い、平
らな面が<110>結晶方向に沿う、低濃度にP形不純
物をドープされている従来のウェハの端面図および方向
コンパスを示す。
【図5】表面が全体として(100)結晶面に沿い、平
らな面が<100>結晶方向に沿う本発明の好適な実施
例の端面図および方向コンパスを示す。
【図6】単結晶シリコン層と、パッド酸化物層と、窒化
シリコン層とを有する(100)ウェハの一部の横断面
図である。
【図7】フィールド酸化物マスキングパターンが本発明
の好適な実施例に従って<100>結晶方向に沿って整
列された後の図6のウェハである。
【図8】本発明の好適な実施例に従ってマスキングパタ
ーン化されたフォトレジスト層が整列された時のパター
ン化されたフォトレジスト層と(100)結晶面の結晶
方向の間の関係を示す図7のウェハの平面図である。
【図9】窒化シリコン層が選択的にエッチングされた後
の図7のウェハを示す。
【図10】フィールド酸化物層が成長された後の図9の
ウェハである。
【図11】後フィールド酸化ドーピング工程中の図10
のウェハである。
【図12】ゲート酸化物層が成長し、およびドープされ
たポリシリコン層の形成後の図11のウェハである。
【図13】本発明の好適な実施例に従ってポリシリコン
層がパターン化された後の図12のウェハである。
【図14】本発明の好適な実施例に従って形成されたゲ
ート電極と活性領域を示す図13に示すウェハの一部の
平面図および方向コンパスを示す。
【図15】先端部ドーピング工程中の図13のウェハで
ある。
【図16】ソースおよびドレインのドーピング工程中の
図15のウェハである。
【図17】ソースドーパントと、ドレインドーパント
と、先端部ドーパントとが活性化され、熱サイクルによ
り拡散された後の図16のウェハである。
【符号の説明】
60 単結晶シリコン層 61 パッド酸化物層 70,130 フォトレジスト層 83 メモリアレイ 90 窒化シリコン部材 100 フィールド酸化物区域 103 活性区域 120 ゲート酸化物層
フロントページの続き (72)発明者 ハイピング・ダン アメリカ合衆国 94539 カリフォルニア 州・フレモント・ローズガーデン コー ト・48913 (72)発明者 ラギュパシィ・ヴィ・ジリッドハー アメリカ合衆国 95131 カリフォルニア 州・サン ホゼ・ヘイズレット ウェイ・ 1270

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶物質のインゴットを製造する工程
    と、 へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向を示すために単
    結晶物質にマークをつける工程と、 インゴットをラップ研磨して基板を製造する工程と、 を備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 単結晶層を含む半導体基板の上にパター
    ン化されたマスキング層を形成する工程と、 フィールド酸化物領域の縁部が、へき開面に沿う結晶方
    向以外の結晶方向にほぼ沿って向けられるようにフィー
    ルド酸化物領域を形成する工程と、 を備えることを特徴とする、単結晶層を含む半導体基板
    上にデバイスを製造する方法。
  3. 【請求項3】 単結晶層を含む半導体基板の上にシリコ
    ンを含む層を付着する工程と、 へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向にほぼ沿う側を
    形成するために、付着されている層をパターン化する工
    程と、 を備えることを特徴とする単結晶層を含む半導体基板上
    にデバイスを製造する装置。
  4. 【請求項4】 へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向
    を示すマークを有する単結晶物質を備えることを特徴と
    する半導体基板。
  5. 【請求項5】 単結晶層と、 へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向にほぼ沿って向
    けられた縁部を有するフィールド酸化物領域と、 を備えることを特徴とする半導体基板上に製造されたデ
    バイス。
  6. 【請求項6】 単結晶層と、 シリコンを含み、へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方
    向にほぼ沿って向けられている側部を有するパターン化
    された層と、 を備えることを特徴とする半導体基板上に製造されたデ
    バイス。
  7. 【請求項7】 へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方
    向にほぼ沿って縁部が向けられるように、半導体基板の
    上にパターン化された層を形成する工程と、 パターン化された層を形成した後で基板へ不純物をドー
    プする工程と、 を備えることを特徴とする単結晶層を含む半導体基板上
    にデバイスを形成する方法。
  8. 【請求項8】 単結晶層と、 単結晶シリコン層内に含まれ、へき開面に沿う結晶方向
    以外の結晶方向にほぼ沿って向けられた拡散接合を有す
    るドープされ、かつパターン化された領域と、を備える
    ことを特徴とする半導体基板上に製造されるデバイス。
  9. 【請求項9】 パターン化された層の縁がへき開面に沿
    う結晶方向以外の結晶方向に向くように基板上にパター
    ン化された層を形成する過程と、 前記パターン化された層の形成後単結晶シリコン層から
    酸化シリコン層を熱的に成長させる過程とを有すること
    を特徴とする単結晶シリコン層を含む半導体基板にデバ
    イスを形成する方法。
  10. 【請求項10】 単結晶層と、 へき開面に沿う結晶方向以外の結晶方向にほぼ沿う縁部
    を有する、単結晶シリコン層上のパターン化された二酸
    化シリコン層と、 を備えることを特徴とする半導体基板上に製造されるデ
    バイス。
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