JPH05198107A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH05198107A JPH05198107A JP727292A JP727292A JPH05198107A JP H05198107 A JPH05198107 A JP H05198107A JP 727292 A JP727292 A JP 727292A JP 727292 A JP727292 A JP 727292A JP H05198107 A JPH05198107 A JP H05198107A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルオフトラックの発生を確実に防止す
ることが可能な磁気ディスク装置を提供する。 【構成】 磁気ディスク5を回転駆動するスピンドル軸
4の両端を支持する軸受2aおよび軸受2bを、ハウジ
ング1に対して与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3bに
より、径方向の異なる方向に与圧し、環境温度の変化に
よってスピンドル軸4が傾動する構造とする。傾動方向
および量は、たとえばキャリッジ9の温度変化に伴う磁
気ディスク5に対する姿勢の変化を打ち消す方向に設定
される。
ることが可能な磁気ディスク装置を提供する。 【構成】 磁気ディスク5を回転駆動するスピンドル軸
4の両端を支持する軸受2aおよび軸受2bを、ハウジ
ング1に対して与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3bに
より、径方向の異なる方向に与圧し、環境温度の変化に
よってスピンドル軸4が傾動する構造とする。傾動方向
および量は、たとえばキャリッジ9の温度変化に伴う磁
気ディスク5に対する姿勢の変化を打ち消す方向に設定
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特に、両端支持型のスピンドル軸を有する磁気ディ
スク装置に適用して有効な技術に関する。
し、特に、両端支持型のスピンドル軸を有する磁気ディ
スク装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、情報処理機器の外部記憶装置
などとして用いられる磁気ディスク装置では、媒体であ
る磁気ディスクにおける情報の記録密度の増大などに伴
って、当該磁気ディスクを支持するスピンドル軸などの
支持構造にも高い精度が要求されるようになってきてい
る。
などとして用いられる磁気ディスク装置では、媒体であ
る磁気ディスクにおける情報の記録密度の増大などに伴
って、当該磁気ディスクを支持するスピンドル軸などの
支持構造にも高い精度が要求されるようになってきてい
る。
【0003】このため、従来では、たとえば、特開平2
−76164号公報に開示される支持構造が知られてい
る。すなわち、当該技術では、ハウジングに2ヵ所の平
面部を形成し、その平面部と軸受外輪とを接触させ、さ
らに接触部の反対側からばねなどの付勢力を加えて軸受
外輪とハウジングとの間に生じる隙間を除去するもので
ある。
−76164号公報に開示される支持構造が知られてい
る。すなわち、当該技術では、ハウジングに2ヵ所の平
面部を形成し、その平面部と軸受外輪とを接触させ、さ
らに接触部の反対側からばねなどの付勢力を加えて軸受
外輪とハウジングとの間に生じる隙間を除去するもので
ある。
【0004】通常、ハウジングは、アルミニウム合金
製、軸受はステンレス鋼製であり、ステンレス鋼の熱膨
張率はアルミニウム合金に比較して、小さいため、環境
温度が変化した場合に、アルミニウム製のハウジング
と、軸受との間隙寸法が変化し、前記従来技術では、こ
のような隙間の除去が可能となる。
製、軸受はステンレス鋼製であり、ステンレス鋼の熱膨
張率はアルミニウム合金に比較して、小さいため、環境
温度が変化した場合に、アルミニウム製のハウジング
と、軸受との間隙寸法が変化し、前記従来技術では、こ
のような隙間の除去が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来技術では、温度変化などに伴って発生するハウジ
ングと軸受との隙間の除去についてはそれなりの効果が
あるものの、磁気ディスクにアクセスする磁気ヘッドを
駆動するキャリッジの姿勢が、環境温度の変化に伴って
変化することに起因して発生するサーマルオフトラック
については考慮されていなかった。
な従来技術では、温度変化などに伴って発生するハウジ
ングと軸受との隙間の除去についてはそれなりの効果が
あるものの、磁気ディスクにアクセスする磁気ヘッドを
駆動するキャリッジの姿勢が、環境温度の変化に伴って
変化することに起因して発生するサーマルオフトラック
については考慮されていなかった。
【0006】ここで、環境温度の変化によるキャリッジ
の姿勢変化とは、たとえば、リニアアクセス型の磁気デ
ィスク装置では、キャリッジが進行方向に対して倒れた
り、進行方向の軸の回りに回動したり、キャリッジの進
行方向軸が磁気ディスク面に平行な面内でずれてしまう
ことであり、ロータリーアクセス型の磁気ディスク装置
では、キャリッジの回動軸が傾くことである。
の姿勢変化とは、たとえば、リニアアクセス型の磁気デ
ィスク装置では、キャリッジが進行方向に対して倒れた
り、進行方向の軸の回りに回動したり、キャリッジの進
行方向軸が磁気ディスク面に平行な面内でずれてしまう
ことであり、ロータリーアクセス型の磁気ディスク装置
では、キャリッジの回動軸が傾くことである。
【0007】本発明の目的は、サーマルオフトラックを
防止することが可能な磁気ディスク装置を提供すること
にある。
防止することが可能な磁気ディスク装置を提供すること
にある。
【0008】本発明の上記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願に於いて開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0010】すなわち、本発明の磁気ディスク装置は、
複数の磁気ディスクと、これらの磁気ディスクを所定の
間隔で同軸かつ平行な姿勢で一体に支持するスピンドル
軸と、このスピンドル軸の両端をそれぞれ回転可能に支
持する複数の軸受と、この軸受を保持するハウジング
と、複数の磁気ヘッドを磁気ディスクの径方向に駆動位
置決めするアクチュエータとを備えた磁気ディスク装置
であって、複数の軸受の各々とハウジングとの間に介設
され、当該各軸受をスピンドル軸に交差する方向に独立
に付勢する第1の構造、および複数の軸受の各々とハウ
ジングとの間に介設され、当該各軸受をスピンドル軸に
交差する任意の方向に独立に所望の値だけ変位させる第
2の構造、および複数の軸受の各々の外径寸法を相互に
異なる値ににした第3の構造、および複数の軸受の各々
を、線膨張係数の異なる材料で構成した第4の構造、お
よび複数の軸受の各々をハウジングに形成された異なる
角度のV形溝と、このV形溝の各々に各軸受を押圧して
固定する付勢手段とからなる第5の構造、の少なくとも
一つを備えるようにしたものである。
複数の磁気ディスクと、これらの磁気ディスクを所定の
間隔で同軸かつ平行な姿勢で一体に支持するスピンドル
軸と、このスピンドル軸の両端をそれぞれ回転可能に支
持する複数の軸受と、この軸受を保持するハウジング
と、複数の磁気ヘッドを磁気ディスクの径方向に駆動位
置決めするアクチュエータとを備えた磁気ディスク装置
であって、複数の軸受の各々とハウジングとの間に介設
され、当該各軸受をスピンドル軸に交差する方向に独立
に付勢する第1の構造、および複数の軸受の各々とハウ
ジングとの間に介設され、当該各軸受をスピンドル軸に
交差する任意の方向に独立に所望の値だけ変位させる第
2の構造、および複数の軸受の各々の外径寸法を相互に
異なる値ににした第3の構造、および複数の軸受の各々
を、線膨張係数の異なる材料で構成した第4の構造、お
よび複数の軸受の各々をハウジングに形成された異なる
角度のV形溝と、このV形溝の各々に各軸受を押圧して
固定する付勢手段とからなる第5の構造、の少なくとも
一つを備えるようにしたものである。
【0011】
【作用】上記した本発明の磁気ディスク装置によれば、
たとえば、第1の構造として、個々の軸受とハウジング
との間に、温度変化などによるキャリッジの磁気ディス
クに対する姿勢変化を打ち消す方向に磁気ディスクを支
持するスピンドル軸が傾動するように、スプリングを介
設することにより、サーマルオフトラックを防止するこ
とができる。
たとえば、第1の構造として、個々の軸受とハウジング
との間に、温度変化などによるキャリッジの磁気ディス
クに対する姿勢変化を打ち消す方向に磁気ディスクを支
持するスピンドル軸が傾動するように、スプリングを介
設することにより、サーマルオフトラックを防止するこ
とができる。
【0012】また、第2の構造として、個々の軸受とハ
ウジングとの間に外部からの印加電圧によって形状が変
化する複数の圧電素子をそれぞれ介設し、環境温度の変
化に応じて、各圧電素子に対する印加電圧を制御し、温
度変化によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変
化を打ち消すように、スピンドル軸を傾動させることに
より、サーマルオフトラックを防止することができる。
ウジングとの間に外部からの印加電圧によって形状が変
化する複数の圧電素子をそれぞれ介設し、環境温度の変
化に応じて、各圧電素子に対する印加電圧を制御し、温
度変化によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変
化を打ち消すように、スピンドル軸を傾動させることに
より、サーマルオフトラックを防止することができる。
【0013】また、第3の構造として、スピンドル軸の
両端を支持する各軸受の外径寸法を相異なる値に設定
し、各軸受における熱膨張変形の差によって、温度変化
によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変化を打
ち消すように、スピンドル軸を傾動させることにより、
サーマルオフトラックを防止することができる。
両端を支持する各軸受の外径寸法を相異なる値に設定
し、各軸受における熱膨張変形の差によって、温度変化
によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変化を打
ち消すように、スピンドル軸を傾動させることにより、
サーマルオフトラックを防止することができる。
【0014】また、第4の構造として、スピンドル軸の
両端を支持する各軸受を互いに熱膨張係数の異なる材料
で構成し、各軸受における熱膨張変形の差によって、温
度変化によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変
化を打ち消すように、スピンドル軸を傾動させることに
より、サーマルオフトラックを防止することができる。
両端を支持する各軸受を互いに熱膨張係数の異なる材料
で構成し、各軸受における熱膨張変形の差によって、温
度変化によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変
化を打ち消すように、スピンドル軸を傾動させることに
より、サーマルオフトラックを防止することができる。
【0015】また、第5の構造では、スピンドル軸の両
端の各軸受を支持するV形溝の角度の相違を、温度変化
によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変化を打
ち消すように、スピンドル軸が傾動するように設定する
ことにより、サーマルオフトラックを防止することがで
きる。
端の各軸受を支持するV形溝の角度の相違を、温度変化
によるキャリッジの磁気ディスクに対する姿勢変化を打
ち消すように、スピンドル軸が傾動するように設定する
ことにより、サーマルオフトラックを防止することがで
きる。
【0016】
【実施例1】以下、図面を参照しながら本発明の一実施
例である磁気ディスク装置について詳細に説明する。
例である磁気ディスク装置について詳細に説明する。
【0017】図1は、本実施例の磁気ディスク装置の構
成の一例を示す略断面図である。
成の一例を示す略断面図である。
【0018】ハウジング1の内部には、複数の磁気ディ
スク5を軸方向に所定の間隔で平行な姿勢で保持したス
ピンドル軸4が設けられており、両端にそれぞれ配置さ
れた複数の軸受2aおよび軸受2bを介して、ハウジン
グ1に回転自在に保持されている。ハウジング1の外側
には、スピンドル軸4の一端に接続されたモータ6が配
置されており、スピンドル軸4に保持された複数の磁気
ディスク5を所定の速度で回転駆動する構造となってい
る。
スク5を軸方向に所定の間隔で平行な姿勢で保持したス
ピンドル軸4が設けられており、両端にそれぞれ配置さ
れた複数の軸受2aおよび軸受2bを介して、ハウジン
グ1に回転自在に保持されている。ハウジング1の外側
には、スピンドル軸4の一端に接続されたモータ6が配
置されており、スピンドル軸4に保持された複数の磁気
ディスク5を所定の速度で回転駆動する構造となってい
る。
【0019】また、ハウジング1の内部において、磁気
ディスク5の側方には、たとえばボイスコイルモータな
どの磁気回路10によって、当該磁気ディスク5の半径
方向に直線的に往復動するキャリッジ9が配置されてい
る。このキャリッジ9の端面には、磁気ディスク5の配
列方向に沿って配列され、先端部が隣接する磁気ディス
ク5の間隙に位置する複数のヘッドアーム9aが突設さ
れている。各ヘッドアーム9aの先端部には、一対の板
ばね9bが固定されており、各板ばね9bの先端部に
は、磁気ディスク5の記録面にそれぞれ対向する姿勢で
磁気ヘッド8が支持されている。また、スピンドル軸4
に保持された複数の磁気ディスク5のうち中央部に位置
する磁気ディスク5の一つの記録面には、通常のデータ
とは異なる図示しないサーボパターンが記録されてお
り、この記録面に対向して配置された磁気ヘッドは、磁
気ヘッド8の位置決め動作を行うキャリッジ9の駆動制
御などのために用いられるサーボ情報を専ら読み出すサ
ーボヘッド7として機能するように構成されている。
ディスク5の側方には、たとえばボイスコイルモータな
どの磁気回路10によって、当該磁気ディスク5の半径
方向に直線的に往復動するキャリッジ9が配置されてい
る。このキャリッジ9の端面には、磁気ディスク5の配
列方向に沿って配列され、先端部が隣接する磁気ディス
ク5の間隙に位置する複数のヘッドアーム9aが突設さ
れている。各ヘッドアーム9aの先端部には、一対の板
ばね9bが固定されており、各板ばね9bの先端部に
は、磁気ディスク5の記録面にそれぞれ対向する姿勢で
磁気ヘッド8が支持されている。また、スピンドル軸4
に保持された複数の磁気ディスク5のうち中央部に位置
する磁気ディスク5の一つの記録面には、通常のデータ
とは異なる図示しないサーボパターンが記録されてお
り、この記録面に対向して配置された磁気ヘッドは、磁
気ヘッド8の位置決め動作を行うキャリッジ9の駆動制
御などのために用いられるサーボ情報を専ら読み出すサ
ーボヘッド7として機能するように構成されている。
【0020】この場合、スピンドル軸4の両端をそれぞ
れ支持する軸受2aおよび軸受2bの各々と、ハウジン
グ1との間には、与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3b
が介設されており、当該軸受2aおよび2bをハウジン
グ1に対して、当該スピンドル軸4の中心軸方向に交差
する互いに異なる方向から常時押圧する動作を行ってい
る。なお、この与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3bの
各々による与圧方向および与圧力の大きさは、予め測定
された環境温度変化によるハウジング1などの熱膨張に
起因して発生するキャリッジ9の磁気ディスク5に対す
る姿勢の変化が打ち消されるように、設定される。
れ支持する軸受2aおよび軸受2bの各々と、ハウジン
グ1との間には、与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3b
が介設されており、当該軸受2aおよび2bをハウジン
グ1に対して、当該スピンドル軸4の中心軸方向に交差
する互いに異なる方向から常時押圧する動作を行ってい
る。なお、この与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3bの
各々による与圧方向および与圧力の大きさは、予め測定
された環境温度変化によるハウジング1などの熱膨張に
起因して発生するキャリッジ9の磁気ディスク5に対す
る姿勢の変化が打ち消されるように、設定される。
【0021】以下、本実施例の作用の一例を説明する。
【0022】図1の状態から、環境温度が上昇した場合
を考える。軸受2aおよび2bと、ハウジング1の線膨
張係数を、それぞれαbおよびαaとし、軸受2aおよ
び2bの外輪の半径をRとする。軸受2aおよび2bの
材質を一般的な軸受鋼とすると、αbは、12.5×10
-6/deg程度であり、ハウジング1の材質をアルミニ
ウム合金とすると、αaは、23×10-6/deg程度
である。
を考える。軸受2aおよび2bと、ハウジング1の線膨
張係数を、それぞれαbおよびαaとし、軸受2aおよ
び2bの外輪の半径をRとする。軸受2aおよび2bの
材質を一般的な軸受鋼とすると、αbは、12.5×10
-6/deg程度であり、ハウジング1の材質をアルミニ
ウム合金とすると、αaは、23×10-6/deg程度
である。
【0023】従って、環境温度がΔT上昇すると、ハウ
ジング1と軸受2aおよび2bの接触面に、次式(1)
で示されるΔxの隙間が生じる。
ジング1と軸受2aおよび2bの接触面に、次式(1)
で示されるΔxの隙間が生じる。
【0024】 Δx=R×(αa−αb)×ΔT ・・・(1) このようにして発生する間隙は、与圧用ばね3a,3b
の付勢力の作用によって埋められるが、各軸受2aおよ
び2bは、ハウジング1に対して異なる方向に押圧され
ているので、図1における反時計回りにスピンドル軸4
が傾く。
の付勢力の作用によって埋められるが、各軸受2aおよ
び2bは、ハウジング1に対して異なる方向に押圧され
ているので、図1における反時計回りにスピンドル軸4
が傾く。
【0025】すなわち、正確な磁気ヘッド8の位置決め
動作を行うためには、サーボ情報を読み出すサーボヘッ
ド7と、他の磁気ヘッド8の、磁気ディスク5の径方向
における位置が一致していなければならないが、たとえ
ば、温度上昇によってヘッドアーム9aの先端部が下が
る方向にキャリッジ9の姿勢が変化するものとすると、
従来のように、スピンドル軸4(磁気ディスク5)の位
置が変化しない場合、サーボヘッド7よりも下側に位置
する磁気ヘッド8は、当該サーボヘッド7の位置よりも
外側にずれて位置決めされることとなり、サーマルオフ
トラックが発生することとなる。
動作を行うためには、サーボ情報を読み出すサーボヘッ
ド7と、他の磁気ヘッド8の、磁気ディスク5の径方向
における位置が一致していなければならないが、たとえ
ば、温度上昇によってヘッドアーム9aの先端部が下が
る方向にキャリッジ9の姿勢が変化するものとすると、
従来のように、スピンドル軸4(磁気ディスク5)の位
置が変化しない場合、サーボヘッド7よりも下側に位置
する磁気ヘッド8は、当該サーボヘッド7の位置よりも
外側にずれて位置決めされることとなり、サーマルオフ
トラックが発生することとなる。
【0026】これに対して、本実施例の磁気ディスク装
置では、前述のように、温度上昇とともにスピンドル軸
4が反時計回り方向に傾動するので、磁気ディスク5の
姿勢が、キャリッジ9の姿勢変化に起因する磁気ヘッド
8とサーボヘッド7との位置ずれを相殺する方向に変化
するので、サーマルオフトラックの発生が防止され、環
境温度の変動に影響されることなく、信頼性の高いデー
タの記録/再生動作を遂行することができる。
置では、前述のように、温度上昇とともにスピンドル軸
4が反時計回り方向に傾動するので、磁気ディスク5の
姿勢が、キャリッジ9の姿勢変化に起因する磁気ヘッド
8とサーボヘッド7との位置ずれを相殺する方向に変化
するので、サーマルオフトラックの発生が防止され、環
境温度の変動に影響されることなく、信頼性の高いデー
タの記録/再生動作を遂行することができる。
【0027】
【実施例2】図2は、本発明の他の実施例である磁気デ
ィスク装置の構成の一例を示す略断面図である。
ィスク装置の構成の一例を示す略断面図である。
【0028】この実施例2の場合には、スピンドル軸4
の両端に設けられた軸受2aおよび2bの各々とハウジ
ング1との間に圧電素子11aおよび圧電素子11bを
それぞれ介設し、スピンドル軸4の中心軸に交差する方
向に付勢する与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3bによ
って固定する構造としたものである。
の両端に設けられた軸受2aおよび2bの各々とハウジ
ング1との間に圧電素子11aおよび圧電素子11bを
それぞれ介設し、スピンドル軸4の中心軸に交差する方
向に付勢する与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3bによ
って固定する構造としたものである。
【0029】圧電素子11aおよび11bの各々には、
図示しない温度センサからの出力に応じて図示しない圧
電素子コントローラから独立に所望の電圧を印加するこ
とが可能になっている。これにより、温度センサによっ
て検知される環境温度の変化に応じて、圧電素子11a
および11bの各々に対する印加電圧を制御し、当該圧
電素子11aおよび11bの変形量を制御することによ
り、スピンドル軸4を傾動させて、磁気ディスク5に対
するキャリッジ9の温度変化に起因する姿勢の変化を打
ち消し、サーマルオフトラックの発生を防止するもので
ある。
図示しない温度センサからの出力に応じて図示しない圧
電素子コントローラから独立に所望の電圧を印加するこ
とが可能になっている。これにより、温度センサによっ
て検知される環境温度の変化に応じて、圧電素子11a
および11bの各々に対する印加電圧を制御し、当該圧
電素子11aおよび11bの変形量を制御することによ
り、スピンドル軸4を傾動させて、磁気ディスク5に対
するキャリッジ9の温度変化に起因する姿勢の変化を打
ち消し、サーマルオフトラックの発生を防止するもので
ある。
【0030】
【実施例3】図3は、本発明のさらに他の実施例である
磁気ディスク装置の構成の一例を示す略断面図である。
磁気ディスク装置の構成の一例を示す略断面図である。
【0031】この実施例3の場合には、スピンドル軸4
の両端をそれぞれ支持する軸受2aおよび軸受2bの外
輪の寸法を、軸受2aのほうが軸受2bよりも大きくな
るように設定し、与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3b
によって径方向にハウジング1に対して押圧固定する構
造としたものである。すなわち、軸受2aの外輪の半径
Raは、軸受2bの外輪の半径Rbよりも大きくなって
いる。
の両端をそれぞれ支持する軸受2aおよび軸受2bの外
輪の寸法を、軸受2aのほうが軸受2bよりも大きくな
るように設定し、与圧用ばね3aおよび与圧用ばね3b
によって径方向にハウジング1に対して押圧固定する構
造としたものである。すなわち、軸受2aの外輪の半径
Raは、軸受2bの外輪の半径Rbよりも大きくなって
いる。
【0032】軸受2aおよび2bと、ハウジング1の線
膨張係数を、それぞれαbおよびαaとし、軸受2aお
よび2bの材質を一般的な軸受鋼とすると、前述のよう
に、αbは、12.5×10-6/deg程度であり、ハウ
ジング1の材質をアルミニウム合金とすると、αaは、
23×10-6/deg程度である。
膨張係数を、それぞれαbおよびαaとし、軸受2aお
よび2bの材質を一般的な軸受鋼とすると、前述のよう
に、αbは、12.5×10-6/deg程度であり、ハウ
ジング1の材質をアルミニウム合金とすると、αaは、
23×10-6/deg程度である。
【0033】従って、環境温度がΔT上昇した時には、
軸受2aおよび2bとハウジング1との接触面には、前
述の実施例1において例示したようにそれぞれΔxの隙
間が生じるが、当該Δxは、個々の軸受2a,2bの各
々の半径RaおよびRbに比例するので、各軸受2aお
よび2bとハウジング1との間に発生する間隙をそれぞ
れΔxaおよびΔxbとすると、Δxa>Δxbとな
る。
軸受2aおよび2bとハウジング1との接触面には、前
述の実施例1において例示したようにそれぞれΔxの隙
間が生じるが、当該Δxは、個々の軸受2a,2bの各
々の半径RaおよびRbに比例するので、各軸受2aお
よび2bとハウジング1との間に発生する間隙をそれぞ
れΔxaおよびΔxbとすると、Δxa>Δxbとな
る。
【0034】各軸受2aおよび2bは、与圧用ばね3a
および3bによってそれぞれ付勢されているので、当該
間隙Δxa,Δxbに追随して異なる長さだけ変位し、
この変位によって、スピンドル軸4は、反時計回りに傾
動し、温度変化に伴うキャリッジ9の磁気ディスク5に
対する姿勢の変動が打ち消されて、サーマルオフトラッ
クの発生が回避される。
および3bによってそれぞれ付勢されているので、当該
間隙Δxa,Δxbに追随して異なる長さだけ変位し、
この変位によって、スピンドル軸4は、反時計回りに傾
動し、温度変化に伴うキャリッジ9の磁気ディスク5に
対する姿勢の変動が打ち消されて、サーマルオフトラッ
クの発生が回避される。
【0035】また、キャリッジ9の姿勢の変化が逆の場
合には、軸受2aと2bの位置を入れ替えて設置するこ
とは言うまでもない。
合には、軸受2aと2bの位置を入れ替えて設置するこ
とは言うまでもない。
【0036】
【実施例4】特に図示しないが、この実施例4の場合に
は、図3において、各軸受2aおよび2bの外輪の寸法
を互いに異なるように設定する代わりに、各々の軸受2
aおよび2bを、線膨張係数の異なる材料によって構成
するものである。
は、図3において、各軸受2aおよび2bの外輪の寸法
を互いに異なるように設定する代わりに、各々の軸受2
aおよび2bを、線膨張係数の異なる材料によって構成
するものである。
【0037】これにより、前記実施例3の説明から容易
に類推されるように、温度変化に応じて、スピンドル軸
4を傾動させることにより、キャリッジ9の温度変化に
伴う磁気ディスク5に対する姿勢の変化を打ち消すこと
ができ、サーマルオフトラックの発生を防止することが
できる。
に類推されるように、温度変化に応じて、スピンドル軸
4を傾動させることにより、キャリッジ9の温度変化に
伴う磁気ディスク5に対する姿勢の変化を打ち消すこと
ができ、サーマルオフトラックの発生を防止することが
できる。
【0038】
【実施例5】図4は、本発明のさらに他の実施例である
磁気ディスク装置の構成の一例を示す略断面図であり、
図5(a)および(b)は、それぞれ、図4において、
矢印Aおよび矢印Bの方向から見た平面図、また、図6
はその作用の一例を示す概念図である。
磁気ディスク装置の構成の一例を示す略断面図であり、
図5(a)および(b)は、それぞれ、図4において、
矢印Aおよび矢印Bの方向から見た平面図、また、図6
はその作用の一例を示す概念図である。
【0039】この実施例5の場合には、スピンドル軸4
の両端をそれぞれ支持する軸受2aおよび2bをそれぞ
れ保持するハウジング1の保持部が、当該軸受2aおよ
び2bの各々に2ヵ所で線接触する二つの平面をなすV
形溝1aおよびV形溝1bに形成されており、このV形
溝1aおよびV形溝1bの内部に径方向に与圧用ばね3
aおよび与圧用ばね3bによって軸受2aおよび2bを
押圧する構造としたものである。
の両端をそれぞれ支持する軸受2aおよび2bをそれぞ
れ保持するハウジング1の保持部が、当該軸受2aおよ
び2bの各々に2ヵ所で線接触する二つの平面をなすV
形溝1aおよびV形溝1bに形成されており、このV形
溝1aおよびV形溝1bの内部に径方向に与圧用ばね3
aおよび与圧用ばね3bによって軸受2aおよび2bを
押圧する構造としたものである。
【0040】個々のV形溝1aおよびV形溝1bにおけ
る二つの平面のなす角度は、図5に例示したようにV形
溝1aの側はθa,V形溝1bの側はθbとなってお
り、θbの方がθaよりも大となっている。
る二つの平面のなす角度は、図5に例示したようにV形
溝1aの側はθa,V形溝1bの側はθbとなってお
り、θbの方がθaよりも大となっている。
【0041】また、軸受2aおよび2bの材質は一般的
な軸受鋼であり、線膨張係数は12.5×10-6/deg
程度であり、ハウジング1は、線膨張係数が23×10
-6/deg程度のアルミニウム合金である。
な軸受鋼であり、線膨張係数は12.5×10-6/deg
程度であり、ハウジング1は、線膨張係数が23×10
-6/deg程度のアルミニウム合金である。
【0042】図6に示すように、環境温度がΔT上昇す
ると、ハウジング1(V形溝1aおよびV形溝1b)は
破線で示す1′のように熱膨張し、これより熱膨張の小
さい軸受2a,2bの外輪との接触面にΔxの隙間が生
じるが、与圧用ばね3a,3bの付勢力によって軸受2
a,2bは1′の変形に追随して移動し、スピンドル軸
4の中心はΔSだけずれる。
ると、ハウジング1(V形溝1aおよびV形溝1b)は
破線で示す1′のように熱膨張し、これより熱膨張の小
さい軸受2a,2bの外輪との接触面にΔxの隙間が生
じるが、与圧用ばね3a,3bの付勢力によって軸受2
a,2bは1′の変形に追随して移動し、スピンドル軸
4の中心はΔSだけずれる。
【0043】ここで、軸受2a,2bの外輪とハウジン
グ1との接触面の隙間Δxの値は、前記式(1)によっ
て求められ、それによって発生するスピンドル軸4のず
れΔSの値は、次の式(2)によって示される値とな
る。
グ1との接触面の隙間Δxの値は、前記式(1)によっ
て求められ、それによって発生するスピンドル軸4のず
れΔSの値は、次の式(2)によって示される値とな
る。
【0044】 ΔS=Δx/sin(θ/2) ・・・(2) 例えば、軸受2aおよび2bの外輪の半径Rが50mm、
軸受2aと2bの距離Lが100mm、前記θaおよびθ
bが、それぞれ120度,60度、軸受2a,2bの線
膨張係数αb=12.5×10-6/deg、ハウジング1
の線膨張係数αa=23×10-6/deg、であるとす
る。
軸受2aと2bの距離Lが100mm、前記θaおよびθ
bが、それぞれ120度,60度、軸受2a,2bの線
膨張係数αb=12.5×10-6/deg、ハウジング1
の線膨張係数αa=23×10-6/deg、であるとす
る。
【0045】環境温度の上昇ΔTが10度Cであるとす
ると、軸受2a,2bと、ハウジング1の接触部に生じ
る隙間Δxは、前記式(1)より、 Δx=50×(23×10-6−12.5×10-6)×10 =0.00525(mm) となり、軸受2aおよび軸受2b(スピンドル軸4の各
端部)の中心のずれ量ΔSa,ΔSbは、それぞれ、 ΔSa=0.00525÷sin(120/2) =0.0061(mm) ΔSb=0.00525÷sin(60/2) =0.0105(mm) となる。
ると、軸受2a,2bと、ハウジング1の接触部に生じ
る隙間Δxは、前記式(1)より、 Δx=50×(23×10-6−12.5×10-6)×10 =0.00525(mm) となり、軸受2aおよび軸受2b(スピンドル軸4の各
端部)の中心のずれ量ΔSa,ΔSbは、それぞれ、 ΔSa=0.00525÷sin(120/2) =0.0061(mm) ΔSb=0.00525÷sin(60/2) =0.0105(mm) となる。
【0046】すなわち、環境温度が変化した時の軸受2
aおよび2bの中心位置のずれ量が互いに異なるので、
当該ずれ量および方向が、キャリッジ9の温度変化に起
因する姿勢の変動を打ち消す方向に設定しておくことに
より、サーマルオフトラックの発生を確実に防止するこ
とができる。
aおよび2bの中心位置のずれ量が互いに異なるので、
当該ずれ量および方向が、キャリッジ9の温度変化に起
因する姿勢の変動を打ち消す方向に設定しておくことに
より、サーマルオフトラックの発生を確実に防止するこ
とができる。
【0047】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0049】すなわち、本発明の磁気ディスク装置によ
れば、サーマルオフトラックの発生を確実に防止できる
という効果が得られる。
れば、サーマルオフトラックの発生を確実に防止できる
という効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例である磁気ディスク装置の構
成の一例を示す略断面図である。
成の一例を示す略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例である磁気ディスク装置の
構成の一例を示す略断面図である。
構成の一例を示す略断面図である。
【図3】本発明の他の実施例である磁気ディスク装置の
構成の一例を示す略断面図である。
構成の一例を示す略断面図である。
【図4】本発明の他の実施例である磁気ディスク装置の
構成の一例を示す略断面図である。
構成の一例を示す略断面図である。
【図5】(a)および(b)は、その一部を取り出して
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】その作用の一例を示す概念図である。
1 ハウジング 1a V形溝 1b V形溝 2a 軸受 2b 軸受 3a 与圧用ばね 3b 与圧用ばね 4 スピンドル軸 5 磁気ディスク 6 モータ 7 サーボヘッド 8 磁気ヘッド 9 キャリッジ 9a ヘッドアーム 9b 板ばね 10 磁気回路 11a 圧電素子 11b 圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 毅 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の磁気ディスクと、これらの磁気デ
ィスクを所定の間隔で同軸かつ平行な姿勢で一体に支持
するスピンドル軸と、このスピンドル軸の両端をそれぞ
れ回転可能に支持する複数の軸受と、この軸受を保持す
るハウジングと、複数の磁気ヘッドを前記磁気ディスク
の径方向に駆動位置決めするアクチュエータとを備えた
磁気ディスク装置であって、複数の前記軸受の各々と前
記ハウジングとの間に介設され、当該各軸受を前記スピ
ンドル軸に交差する方向に独立に付勢する第1の構造、
および複数の前記軸受の各々と前記ハウジングとの間に
介設され、当該各軸受を前記スピンドル軸に交差する任
意の方向に独立に所望の値だけ変位させる第2の構造、
および複数の前記軸受の各々の外径寸法を相互に異なる
値にした第3の構造、および複数の前記軸受の各々を、
線膨張係数の異なる材料で構成した第4の構造、および
複数の前記軸受の各々を前記ハウジングに形成された異
なる角度のV形溝と、このV形溝の各々に前記各軸受を
押圧して固定する付勢手段とからなる第5の構造、の少
なくとも一つを備えたことを特徴とする磁気ディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP727292A JPH05198107A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP727292A JPH05198107A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05198107A true JPH05198107A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11661396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP727292A Pending JPH05198107A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05198107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014531583A (ja) * | 2011-09-06 | 2014-11-27 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | 熱負荷に曝されるスピンドル、ステージ、または部品の受動的位置補償 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP727292A patent/JPH05198107A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014531583A (ja) * | 2011-09-06 | 2014-11-27 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | 熱負荷に曝されるスピンドル、ステージ、または部品の受動的位置補償 |
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