JPH0519803A - 出力装置用制御装置 - Google Patents

出力装置用制御装置

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JPH0519803A
JPH0519803A JP17354691A JP17354691A JPH0519803A JP H0519803 A JPH0519803 A JP H0519803A JP 17354691 A JP17354691 A JP 17354691A JP 17354691 A JP17354691 A JP 17354691A JP H0519803 A JPH0519803 A JP H0519803A
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air
fcomp1
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Yukihiro Yano
幸博 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力装置間の動作時間及び動作出力の偏りを
可及的に小さくした出力装置用制御装置を提供すること
にある。 【構成】 複数台の出力装置6a,6bの個別出力の総
和を指示する総出力指示手段23と、前記総出力指示手
段23の指示情報に基づいて前記複数台の出力装置6
a,6bの個別出力を各別に制御する制御手段Cとを設
けた出力装置用制御装置において、前記複数台の出力装
置夫々の積算出力値を各別に求める積算出力値検出手段
Aを設けると共に、前記制御手段Cが、前記積算出力値
検出手段Aの検出情報に基づいて前記複数台の出力装置
夫々の積算出力値を全て等しくさせる方向に出力装置夫
々の個別出力を制御するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の出力装置の個
別出力の総和を指示する総出力指示手段と、前記総出力
指示手段の指示情報に基づいて前記複数台の出力装置の
個別出力を各別に制御する制御手段とを設けた出力装置
用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる出力装置用制御装置において、従
来では、制御手段が、総出力指示手段の指示情報に基づ
いて複数台の出力装置の個別出力を制御する際、動作が
可能な最低出力を規定されている出力装置をも制御可能
とするため、出力装置を特定して優先的に最低出力値以
上で動作させ、それに加えて、総出力指示手段の指示情
報に従って必要に応じて他の出力装置を動作させるよう
に出力装置夫々の個別出力を制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、優先的に動作させる出力装置を特定してい
ることによって、出力装置間で動作時間及び動作出力に
偏りが発生し、ひいては出力装置間の動作寿命に偏りが
生じる。又、寿命に達した出力装置の交換を行うにして
も、その動作寿命の管理が複雑になる等の不都合があっ
た。本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであっ
て、その目的は、出力装置間の動作時間及び動作出力の
偏りを可及的に小さくした出力装置用制御装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による出力装置用
制御装置は、複数台の出力装置の個別出力の総和を指示
する総出力指示手段と、前記総出力指示手段の指示情報
に基づいて前記複数台の出力装置の個別出力を各別に制
御する制御手段とを設けたものであって、その特徴構成
は、前記複数台の出力装置夫々の積算出力値を各別に求
める積算出力値検出手段を設けると共に、前記制御手段
が、前記積算出力値検出手段の検出情報に基づいて前記
複数台の出力装置夫々の積算出力値を全て等しくさせる
方向に出力装置夫々の個別出力を制御するように構成さ
れている点にある。
【0005】
【作用】上記特徴構成によれば、制御手段は、総出力指
示手段の指示情報に基づいて複数台の出力装置の個別出
力の総和が指示された値となるように出力装置夫々の個
別出力を制御しながらも、前記積算出力値検出手段が検
出した出力装置夫々の積算出力値についての検出情報の
基づいて、出力装置夫々の積算出力値を全て等しくさせ
る方向に出力装置夫々の個別出力を制御する。これによ
り、出力装置間の動作時間及び動作出力の偏りを可及的
に小さくできる。
【0006】
【発明の効果】上記の如く、出力装置間の動作時間及び
動作出力の偏りを可及的に小さくできるため、出力装置
間の動作寿命の偏りも可及的に小さくなり、出力装置の
修理交換の管理を容易なものとできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の出力装置用制御装置を空調装
置に適用した実施例について図面に基づいて説明する。
図1中で、空調器2におけるヒートポンプ装置Hは、冷
媒流れ方向の切り換えにより冷房運転時には蒸発器とし
て機能させ、且つ、暖房運転時には凝縮器として機能さ
せる室内気側熱交換器3、冷房運転時及び暖房運転時の
各々において室内気側熱交換器3とは逆に機能させる室
外気側熱交換器4、両熱交換器3,4を結ぶ冷媒回路5
中に介装した2台の出力装置としての圧縮機6a,6
b、膨張弁7等を主要構成装置として構成されている。
【0008】そして、空調器2は、基本的には空調対象
空間1から還気通路8を介して戻る還気RAを室内気側
熱交換器3で温調(冷房では冷却、暖房では加熱)し、
その温調気を給気SAとして給気ファン9により空調対
象空間1への給気通路10に送出し、一方、これに並行
して、外気風路11を介し外気ファン12により取り入
れた外気OAを冷房では放熱対象として、又、暖房では
採熱対象として室外気側熱交換器4で熱授受させ、その
後、この外気OAを排気ファン13により排気風路14
を介し屋外へ廃棄する構成となっている。さらに詳細に
は、還気RAはダンパ15,16調整により一部を分流
し、その分流還気RA’はその保有熱(冷房では冷熱、
暖房では温熱)を回収すべく室外気側熱交換器4よりも
上流側で外気OAに合流させて室外気側熱交換器4に通
過させた後、外気OAと共に屋外へ廃棄し、一方、取り
入れ外気OAはダンパ17,18調整により還気分流量
に相当する量を分流し、その分流量外気OA’は空調対
象空間1へ供給すべき新鮮気として室内気側熱交換器3
よりも上流側で還気RAに合流させて室内気側熱交換気
3で温調した上で給気風路10へ送出する構成となって
いる。
【0009】又、この空調器2は、上記ダンパ15,1
6,17,18の調整により、取り入れ外気OAの全量
を室内気側熱交換器3に通過させて給気風路10へ送出
し、一方、還気RAの全量を室外気側熱交換気4に通過
させて排気風路14を介し屋外へ排気する、いわゆるオ
ールフレッシュ運転が可能な構成となっている。空調器
2における給気温調整制御については、給気温センサ1
9による検出給気温tsを給気温設定部20により設定
された設定温tspとの偏差Δtsに基づく2台の圧縮
機6a,6bの総出力調整により、ヒートポンプ装置H
の温調能力を、給気温tsを設定tspに調整維持する
ことの温調負荷Tに見合うように調整して、給気温ts
を上記設定温tspに調整する出力制御部21を設けて
ある。上記出力制御部21は、圧縮機6a,6bの個々
に対する出力無段階調整との組み合わせにより2台の圧
縮機6a,6bの総出力Gを調整する構成としてあり、
具体的には、検出給気温tsと設定温tspとを比較す
る比較器22による比較結果としての給気温偏差Δts
に対するPID処理により前記温調負荷Tに対応する総
出力調整信号を出力する総出力指示手段としての調節器
23、調節器23からの総出力調整信号を受けて、後述
の如く温調負荷に応じた圧縮機6a,6b夫々の個別出
力ga,gbを決定する演算器24、並びに、演算器2
4の決定に応じ個々の圧縮器6a,6bの無段階出力調
整を各別に実行するインバータ制御器25a,25bを
主要部として前記出力制御部21を構成してある。
【0010】次に演算器24が、個々の圧縮器6a,6
bの個別出力ga,gbを決定する過程を、図2乃至図
6のフローチャートに基づいて説明する。図中では、圧
縮器6a,6bの個別出力ga,gbに相当するものと
して、圧縮器6a,6bの回転数fcomp1,fco
mp2を夫々決定する過程を示している。このフローチ
ャートに示される制御は、設定時間間隔の制御インター
バルTc毎に繰り返される。先ず、2台の圧縮器6a,
6bの積算回転数の差priに最新の制御インターバル
Tcの間の積算回転数の差を加えて、最新の積算回転数
の差を求める(ステップ#1)。換言すれば、2台の圧
縮器6a,6bの積算出力値としての積算回転数を各別
に求めて、その差を求める。この際、一つの制御インタ
ーバルの間の2台の圧縮器の回転数の差に比例係数Kp
riを乗じて積算回転数の差に重みをつけているが、特
に必要なければKpri=1としても良い。次に、2台
の圧縮器6a,6bの回転数の和で規定される制御目標
値fcが、一台の圧縮器の動作可能な最低回転数FLI
Mを2倍したものすなわち2台の圧縮器6a,6bの両
方が最低回転数で回転した場合の回転数の和と比較して
(ステップ#2)、制御目標値fcが最低回転数FLI
Mの2倍より小さければすなわち圧縮器6a,6bを2
台同時に作動させる状態でなければ、さらに前記積算回
転数の差priが0以下であるかどうかを比較してすな
わち圧縮器6aの積算回転数が圧縮器6bの積算回転数
以下かどうかを判断する(ステップ#3)。積算回転数
の差priが0以下のときは、圧縮器6aが停止中で且
つ圧縮器6bが作動中かどうかを判断する(ステップ#
4)。圧縮器6aが停止中で且つ圧縮器6bが作動中で
あれば、積算回転数の差priが設定最低限界値(−P
LIM)より小さいかどうか判断して(ステップ#
5)、小さければfcomp1にfcをセットしfco
mp2に0をセットし両方の値を出力する。すなわち、
圧縮器6aを制御目標値fcで回転させ、圧縮器6bの
作動を停止させるように制御信号を出力する。
【0011】ステップ#5において、積算回転数の差p
riが設定最低限界値(−PLIM)以上であれば、f
comp1に0をセットしfcomp2にfcをセット
し両方の値を出力する。ステップ#4において、圧縮器
6aが停止中で且つ圧縮器6bが作動中という動作状態
以外のときは、fcomp1にfcをセットしfcom
p2に0をセットして両方の値を出力する。
【0012】ステップ#3において、積算回転数の差p
riが0より大きい場合すなわち圧縮器6aの積算回転
数が圧縮器6bの積算回転数より大きい場合は、圧縮器
6aが停止中で且つ圧縮器6bが作動中かどうかを判断
して(ステップ#6)、圧縮器6aが停止中で且つ圧縮
器6bが作動中であれば、積算回転数の差priが設定
最大限界値(PLIM)より大きいかどうかを判断する
(ステップ#7)。積算回転数の差priが設定最大限
界値(PLIM)の値より大きければ、fcomp1に
0をセットしfcomp2に制御目標値fcをセットし
て両方の値を出力する。ステップ#7において、積算回
転数の差priが設定最大限界値(PLIM)の値以下
であれば、fcomp1に制御目標値fcをセットしf
comp2に0をセットして両方の値を出力する。ステ
ップ#6において、圧縮器6aが停止中で且つ圧縮器6
bが作動中という動作状態以外のときは、fcomp1
に0をセットしfcomp2に制御目標値fcをセット
して両方の値を出力する。
【0013】さらに、ステップ#2において、制御目標
値fcが一台の圧縮器の動作可能な最低回転数FLIM
を2倍した値以上であれば、すなわち圧縮器6a,6b
の両方を作動させ得る状態であれば、今回の制御インタ
ーバルの制御目標値fcと前回の制御インターバルでの
制御目標値(fcomp1+fcomp2)の差dfを
求める(ステップ#8)。そして、積算回転数の差pr
iが0以下かどうかを判断して(ステップ#9)、積算
回転数の差priが0以下であればすなわち圧縮器6a
の積算回転数が圧縮器6bの積算回転数以下であれば、
今回の制御インターバルと前回の制御インターバルの制
御目標値の差dfが0かどうかを判断する(ステップ#
10)。前記制御目標値の差dfが0であればすなわち
前回と今回の制御インターバルで制御目標値が変わって
いなければ、積算回転数の差priが0でないかどうか
を判断して(ステップ#11)、0でなければ、前回の
制御インターバルでセットしたfcomp1とfcom
p2の大小関係を判断する(ステップ#12)。fco
mp2がfcomp1以上であれば、fcomp1に設
定値PRDVを加えて新たにfcomp1をセットし、
fcomp2から設定値PRDVを引いて新たにfco
mp2をセットして(ステップ#13)、次のステップ
(ステップ#14)に進む。ここで、fcomp1及び
fcomp2の値は前回の制御インターバルから変化す
ることになるが、fcomp1とfcomp2の和は不
変となっている。ステップ#11において積算回転数の
差priが0であれば、又は、ステップ#12において
fcomp1がfcomp2よりも大きければ、fco
mp1及びfcomp2の値は前回の制御インターバル
でセットされた値を保持したまま次のステップ(ステッ
プ#14)に進む。
【0014】ステップ#14では、fcomp1が一台
の圧縮器の動作可能な最大回転数FMAXより大きいか
どうかを判断して、fcomp1が最大回転数FMAX
よりも大きければ、fcomp1に最大回転数FMAX
をセットし、fcomp2には制御目標値fcから最大
回転数FMAXを引いた値をセットして(ステップ#1
5)、次のステップ(ステップ#18)に進む。ステッ
プ#14において、fcomp1の値が最大回転数FM
AX以下であれば、次にfcomp1が最低回転数FL
IMより小さいかどうかを判断して(ステップ#1
6)、fcomp1が最低回転数FLIMより小さけれ
ば、fcomp1に最低回転数FLIMをセットし、f
comp2に制御目標値fcから最低回転数FLIMを
引いた値をセットして(ステップ#17)、次のステッ
プ(ステップ#18)に進む。ステップ#16におい
て、fcomp1が最低回転数FLIM以上であれば、
fcomp1及びfcomp2の値を変更せずに次のス
テップ(ステップ#18)に進む。
【0015】ステップ#18では、fcomp2が最大
回転数FMAXより大きいかどうかを判断して、fco
mp2が最大回転数FMAXよりも大きければ、fco
mp2に最大回転数FMAXをセットし、fcomp1
には制御目標値fcから最大回転数FMAXを引いた値
をセットして(ステップ#19)、fcomp1及びf
comp2の両方の値を出力する。ステップ#18にお
いて、fcomp2の値が最大回転数FMAX以下であ
れば、次にfcomp2が最低回転数FLIMより小さ
いかどうかを判断して(ステップ#20)、fcomp
2が最低回転数FLIMより小さければ、fcomp2
に最低回転数FLIMをセットし、fcomp1に制御
目標値fcから最低回転数FLIMを引いた値をセット
して(ステップ#21)、fcomp1及びfcomp
2の両方の値を出力する。ステップ#20において、f
comp1が最低回転数FLIM以上であれば、fco
mp1及びfcomp2の値を変更せずにfcomp1
及びfcomp2の両方の値を出力する。つまり、ステ
ップ#14乃至ステップ#21では、fcomp1ある
いはfcomp2が、最大回転数FMAXより大きくな
ってしまった場合あるいは最低回転数FLIMより小さ
くなってしまった場合の修正を行っている。
【0016】又、ステップ#10において、前記制御目
標値の差dfが0でなければ、前記制御目標値の差df
が0より大きいかどうかを判断して(ステップ#2
2)、前記制御目標値の差dfが0より大きければ、f
comp1に前記制御目標値の差dfを加えて新たにf
comp1をセットする(ステップ#23)。このとき
fcomp2は前回の制御インターバルでセットされた
値をそのまま保持している。そしてこの後、ステップ#
14乃至ステップ#21のfcomp1あるいはfco
mp2が、最大回転数FMAXより大きくなってしまっ
た場合あるいは最低回転数FLIMより小さくなってし
まった場合の修正を行って、fcomp1及びfcom
p2の両方の値を出力する。ステップ#22において、
前記制御目標値の差dfが0より小さければfcomp
2に前記制御目標値の差dfを加えて新たにfcomp
2をセットする(ステップ#24)。このときfcom
p1は前回の制御インターバルでセットされた値をその
まま保持している。そしてこの後、ステップ#14乃至
ステップ#21のfcomp1あるいはfcomp2
が、最大回転数FMAXより大きくなってしまった場合
あるいは最低回転数FLIMより小さくなってしまった
場合の修正を行って、fcomp1及びfcomp2の
両方の値を出力する。
【0017】さらに、ステップ#9において、積算回転
数の差priが0より大きければすなわち、圧縮器6a
の積算回転数が圧縮器6bの積算回転数より大きけれ
ば、前記制御目標値の差dfが0かどうかを判断する
(ステップ#25)。前記制御目標値の差dfが0であ
ればすなわち前回と今回の制御インターバルで制御目標
値が変わっていなければ、積算回転数の差priが0で
ないかどうかを判断して(ステップ#26)、0でなけ
れば、前回の制御インターバルでセットしたfcomp
1とfcomp2の大小関係を判断する(ステップ#2
7)。fcomp1がfcomp2以上であれば、fc
omp2に設定値PRDVを加えて新たにfcomp2
をセットし、fcomp1から設定値PRDVを引いて
新たにfcomp1をセットして(ステップ#28)、
次のステップ(ステップ#29)に進む。ここで、fc
omp1及びfcomp2の値は前回の制御インターバ
ルから変化することになるが、fcomp1とfcom
p2の和は不変となっている。ステップ#26において
積算回転数の差priが0であれば、又は、ステップ#
27においてfcomp1がfcomp2よりも大きけ
れば、fcomp1及びfcomp2の値は前回の制御
インターバルでセットされた値を保持したまま次のステ
ップ(ステップ#29)に進む。
【0018】ステップ#29乃至ステップ#36は、f
comp1あるいはfcomp2が、最大回転数FMA
Xより大きくなってしまった場合あるいは最低回転数F
LIMより小さくなってしまった場合の修正を行ってお
り、これはステップ#14乃至ステップ#21と同様で
あるので詳細な説明は省略する。上記のステップ#29
乃至ステップ#36の修正操作後、fcomp1及びf
comp2の両方の値を出力する。
【0019】又、ステップ#25において、前記制御目
標値の差dfが0でなければ、前記制御目標値の差df
が0より大きいかどうかを判断して(ステップ#3
7)、前記制御目標値の差dfが0より大きければ、f
comp2に前記制御目標値の差dfを加えて新たにf
comp2をセットする(ステップ#38)。このとき
fcomp1は前回の制御インターバルでセットされた
値をそのまま保持している。そしてこの後、ステップ#
29乃至ステップ#36のfcomp1あるいはfco
mp2が、最大回転数FMAXより大きくなってしまっ
た場合あるいは最低回転数FLIMより小さくなってし
まった場合の修正を行って、fcomp1及びfcom
p2の両方の値を出力する。ステップ#37において、
前記制御目標値の差dfが0より小さければfcomp
1に前記制御目標値の差dfを加えて新たにfcomp
1をセットする(ステップ#39)。このときfcom
p2は前回の制御インターバルでセットされた値をその
まま保持している。そしてこの後、ステップ#29乃至
ステップ#36のfcomp1あるいはfcomp2
が、最大回転数FMAXより大きくなってしまった場合
あるいは最低回転数FLIMより小さくなってしまった
場合の修正を行って、fcomp1及びfcomp2の
両方の値を出力する。
【0020】以上の如く個々の圧縮器6a,6bの夫々
の回転数fcomp1及びfcomp2すなわち個別出
力ga,gbを決定する演算器24は、制御手段C及び
積算出力値検出手段Aとして機能する。
【0021】一方、上述の如き空調器側構成に対し空調
対象空間1の側においては、対象室1aの冷暖房負荷q
に応じて対象室1aへの給気量vを自動調整する変風量
ユニット26を対象室1aの夫々に装備してあり、これ
ら変風量ユニット26による自動給気量調整により、各
対象室1aの空調状態を冷暖房負荷qと冷暖房能力が見
合う並行状態に調整維持するようにしてある。換言すれ
ば、空調対象空間1の全体に対する冷暖房能力が空調対
象空間1の全体冷暖房負荷(Q=Σq)に見合うよう
に、その全体冷暖房負荷Qに応じて空調対象空間1に対
する全体給気量(V=Σv)を自動調整する変風量装置
26Nを上記変風量ユニット26の集合を以て構成して
ある。変風量ユニット26は、風路開度調整により対象
室1aへの給気量vを調整するモータダンパ27、及
び、そのモータダンパ27に対する制御部からなり、こ
のモータダンパ制御部は、対象室1aの室温trを検出
する室温センサ28、目標室温trpを設定する設定器
29、室温センサ28による検出室温trと設定器29
により設定された目標室温trpとを比較する比較器3
0、並びに、この比較器30による比較結果としての室
温偏差(Δtr=tr−trp)に応じてモータダンパ
27を開度調整制御する調節器31を備えている。
【0022】又、この調節器31は具体的には、図7に
示すように、室温偏差Δtrが正の閾値Δtra(例え
ば+0.05℃)以上となると、次に室温偏差Δtrが
負の閾値Δtrb(例えば−0.05℃)以下となるま
での間、所定の速度で漸次的にモータダンパ27の開度
を冷房では増大させ、又、暖房では減少させ、一方、室
温偏差Δtrが負の閾値Δtrb以下となると、次に室
温偏差Δtrが正の閾値Δtra以上となるまでの間、
上記の所定速度でモータダンパ27の開度を冷房では減
少させ、又、暖房では増大させる構成としてあり、以上
の構成により、対象室1aへの給気量vを自動調整する
ようにしてある。図中32は、給気風路10において給
気圧センサ33により検出される給気圧Psを設定適正
圧Pspとの偏差ΔPsに基づいて、各変風量ユニット
26におけるモータダンパ27の開度調整に拘らず給気
圧Psを設定適正圧Pspに調整維持するように、給気
ファン9の送風能力をインバータ制御するファン能力制
御器であり、この給気圧調整制御により、これを実施し
ない場合に比べ、同等の冷暖房負荷qに対して各変風量
ユニット26のモータダンパ27をできるだけ大開度側
で安定させるようにし、これによって、圧損によるファ
ン動力の浪費を抑制して省エネを図ってある。
【0023】〔別実施例〕上記実施例では、圧縮器を2
台として説明したが、3台以上でも良いのはもちろんで
ある。圧縮器が3台以上の場合に積算回転数を等しくす
るための制御としては、例えば、積算回転数が最大の圧
縮器と最低の圧縮器を検出して、その差を小さくするよ
うに圧縮器夫々の回転数を制御すれば良い。
【0024】又、出力装置としては、圧縮器の他、ファ
ン等の種々のものを対象にできる。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した空調装置の構成図
【図2】本発明の実施例にかかるフローチャート
【図3】同フローチャート
【図4】同フローチャート
【図5】同フローチャート
【図6】同フローチャート
【図7】給気量調整形態を示すグラフ
【符号の説明】
6a,6b 出力装置 23 総出力指示手段 A 積算出力値検出手段 C 制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数台の出力装置(6a),(6b)の
    個別出力の総和を指示する総出力指示手段(23)と、
    前記総出力指示手段(23)の指示情報に基づいて前記
    複数台の出力装置(6a),(6b)の個別出力を各別
    に制御する制御手段(C)とを設けた出力装置用制御装
    置であって、 前記複数台の出力装置(6a),(6b)夫々の積算出
    力値を各別に求める積算出力値検出手段(A)を設ける
    と共に、前記制御手段(C)が、前記積算出力値検出手
    段(A)の検出情報に基づいて、前記複数台の出力装置
    (6a),(6b)夫々の積算出力値を全て等しくさせ
    るように前記複数台の出力装置(6a),(6b)夫々
    の個別出力を制御するように構成されている出力装置用
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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