JPH05197851A - 積層枚数計数装置 - Google Patents

積層枚数計数装置

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JPH05197851A
JPH05197851A JP2621692A JP2621692A JPH05197851A JP H05197851 A JPH05197851 A JP H05197851A JP 2621692 A JP2621692 A JP 2621692A JP 2621692 A JP2621692 A JP 2621692A JP H05197851 A JPH05197851 A JP H05197851A
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Masayuki Osawa
雅之 大沢
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M9/00Counting of objects in a stack thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M1/00Design features of general application
    • G06M1/08Design features of general application for actuating the drive
    • G06M1/10Design features of general application for actuating the drive by electric or magnetic means
    • G06M1/101Design features of general application for actuating the drive by electric or magnetic means by electro-optical means

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層された複数の板状体(例えば、コンパク
トディスク)の反射率の局所的変化の影響を受けにく
く、可動部を必要としない積層枚数計数装置を提供す
る。 【構成】 2次元イメージセンサカメラ12が、積層さ
れたコンパクトディスク2の側面の画像を2次元画像デ
ータとして出力し、画像処理装置14が、この2次元画
像データからコンパクトディスクの枚数を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層された例えばコン
パクトディスク等の板状体の枚数を計数する積層枚数計
数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭58−217091号公報には、
積層された複数のプラスチックカードの厚み方向と直行
する方向に光路が形成されるように、投光器および受光
器を配置し、カード積層体と、投光器および受光器とを
相対的に移動させ、受光器の出力を計数することによ
り、カードの枚数を測定することが開示されている。
【0003】特開昭63−133283号公報には、積
層された印刷物のエッジを示す画像信号を、ラインセン
サカメラすなわち1次元イメージセンサカメラによって
発生し、この画像信号を、印刷物1枚分に相当する基準
波形でパターンマッチング処理し、その切り出し数を積
算することにより、印刷物の枚数を計数することが開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭58−2170
91号公報に開示された方法は、可動部を必要とするの
で、部品点数が多くなり、機械ヒステリシスによる誤差
が生じるおそれがある。また、カード積層体と、投光器
および受光器とを相対的に移動して測定を行うために、
測定時間が長くなってしまう。さらに、測定中は、カー
ド積層体が停止していければならない。
【0005】特開昭63−133283号公報に開示さ
れた技術は、1次元イメージセンサカメラを使用するた
め、印刷物の厚み方向と直交する方向における視野が狭
いため、印刷物積層体すなわち測定対象物の反射率の局
所的変化の影響を受け易い。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、計数対象物すなわち積層された複数の板
状体の反射率の局所的変化の影響を受けにくく、可動部
を必要としない積層枚数計数装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の積層枚
数計数装置は、積層された複数の板状体(例えば、実施
例の積層されたコンパクトディスク2)の枚数を計数す
る積層枚数装置であって、積層された複数の板状体の側
面の画像を2次元画像データとして入力する画像入力手
段(例えば、実施例の2次元イメージセンサカメラ1
2)と、この入力された2次元画像データから板状体の
枚数を算出する演算手段(例えば、実施例の画像処理装
置14)とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の積層枚数計数装置は、演
算手段が、入力された2次元画像データに含まれる各画
素の濃度を、板状体の厚み方向に対して直交する方向に
加算する加算手段(例えば、実施例のbuffciを求
める手段)を有することを特徴とする。
【0009】請求項3に記載された積層枚数計数装置
は、上記演算手段が、入力された2次元画像データのう
ち隣接する板状体の境界に相当する部分を強調し、この
境界に相当する部分を計数することにより積層された板
状体の枚数を計数する相関演算手段(例えば、図2の相
関演算回路30)を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の構成の積層枚数計数装置において
は、画像入力手段が、積層された複数の板状体の側面の
画像を2次元画像データとして入力し、演算手段が、入
力された2次元画像データから板状体の枚数を算出す
る。従って、積層された複数の板状体の反射率の局所的
変化の影響を受けにくく、また可動部を必要とせずに板
状体の枚数を計数することができる。
【0011】請求項2の構成の積層枚数計数装置におい
ては、加算手段が、入力された2次元画像データに含ま
れる各画素の濃度を、板状体の厚み方向に対して直交す
る方向に加算する。従って、積層された複数の板状体の
厚み方向に対して直交する方向の反射率の局所的変化の
影響を確実に除去することができる。
【0012】請求項3の構成の積層枚数計数装置におい
ては、相関演算手段が、入力された2次元画像データの
うち隣接する板状体の境界に相当する部分を強調し、こ
の境界に相当する部分を計数することにより積層された
板状体の枚数を計数するので、より正確に板状体の枚数
を計数することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の積層枚数計数装置の一実施
例の構成を示す。複数のコンパクトディスク(以下、
「スタック」と称す)2は、それらの中心穴をスタック
ポール2Pが貫通するように積層されている。これによ
り、コンパクトディスクが正しく積層される。照明装置
4は、スタックポール2Pの正面ではなく、スタックポ
ール2Pに直交する方向にずれた位置(図1の例では、
図面の表側にずれた位置)に配置されている。照明装置
4は、例えば、880nmの赤外光を出射して、スタッ
ク2を照射する。このような照明装置4を上述のように
配置することにより、後述の2次元イメージセンサカメ
ラ12によって取り込まれる画像は、コンパクトディス
クの側面(すなわち、コンパクトディスクの断面)およ
びスタックポール2P以外の領域の感度が低く、外乱光
に強くなる。2枚の鏡6および8は、スタック2の光学
像を2次元イメージセンサカメラ12に導くためと、ス
タック2からカメラ12への入力光学系の長さを短縮す
るために設けられている。
【0014】2次元イメージセンサカメラ12の前面に
は、赤外線カットフィルタ10が設けられている。フィ
ルタ12は、750nm以下の波長の光をカットする。
【0015】2次元イメージセンサカメラ12から出力
される画像信号は、画像処理装置14に供給される。画
像処理装置12は、横方向に780個、縦方向に480
個の画素を有し各画素が256値の画素レベルを有する
ディジタル画像にディジタイズし、コンパクトディスク
の枚数を算出する。画像処理装置12の出力は、表示器
16に供給される。表示器16は、画像処理装置12が
算出したコンパクトディスクの枚数を表示する。
【0016】図2は、図1の画像処理装置12の一構成
例を示す。画像20は、2次元イメージセンサカメラ1
2から出力された画像信号が画像処理装置14によって
ディジタイズされることにより得られる、横方向に78
0個、縦方向に480個の画素を有し各画素が256値
の画素レベルを有するディジタル画像である。2次元イ
メージセンサカメラ12によって取り込まれた画像(す
なわち、原画像)は、図3に示されている。図3の右側
が、図1のスタック2の上側に相当し、図3の左側が、
図1のスタック2の下側に相当する。
【0017】図3の画像ににおいて、スタックポール2
Pに相当する領域のうち、コンパクトディスクが積層さ
れている部分には、明るい領域と暗い領域が交互に生じ
る。明るい領域が、コンパクトディスクの領域に相当
し、暗い領域が、隣接した2枚のコンパクトディスクの
境界領域に相当する。また、図3の画像ににおいて、ス
タックポール2Pに相当する領域のうち、コンパクトデ
ィスクが積層されていない部分は、明るくなる。また、
図3の画像ににおいて、スタック2のうちスタックポー
ル2Pに対して照明装置4側に位置するエリアCは、照
明装置4から赤外光が照射されている領域であり、明る
い領域と暗い領域が交互に生じる。明るい領域が、コン
パクトディスクの領域に相当し、暗い領域が、隣接した
2枚のコンパクトディスクの境界領域に相当する。スタ
ックポール2Pに対してエリアCと対称の位置にあるエ
リアDは、照明装置4から赤外光が照射されていない領
域であり、暗くなる。なお、エリアAとエリアBの面積
は等しい。
【0018】なお、図3において、エリアDは、暗い領
域であるが、図示の簡単化のために白く描かれている。
また、エリアCと、スタックポール2Pとの間の領域、
ならびにエリアDと、スタックポール2Pとの間の領域
も、暗い領域であるが、図示の簡単化のために白く描か
れている。
【0019】一般に、スタック2に含まれるコンパクト
ディスクの枚数は、10乃至110である。従って、画
像20のうちエリアAをスタック2の最下端からコンパ
クトディスク10枚分の厚さの領域とし、エリアBをス
タック2の最下端からコンパクトディスク110枚分の
厚さを越える領域とし、エリアAおよびBの最高輝度が
それぞれ閾値を越えることをONと表現すると、エリア
AがONとなり、エリアBがOFFとなることは、スタ
ック2の存在を示すことになる。何故なら、スタック2
が存在すれば、エリアAには、少なくとも10枚分のコ
ンパクトディスクによる明るい部分が観察でき、エリア
Bは、手等によって塞がれていなければ、暗い部分だか
らである。図2の計数開始制御ゲート24の非反転入力
端子には、エリアAがONか否かを示す信号が入力さ
れ、計数開始制御ゲート24の反転入力端子には、エリ
アBがONか否かを示す信号が入力される。計数開始制
御ゲート24の出力がONであることは、スタック2が
存在し、コンバクトディスクの計数を開始してよいこと
を示す。
【0020】図2のbuffciは、エリアC中のコン
パクトディスクの厚み方向と直交する方向に配列された
座標値iの複数の画素の濃度を加算して得られた値であ
る。なお、iは、0乃至767の各値である。このよう
に、コンパクトディスクの厚み方向と直交する方向に配
列された複数の画素の濃度を加算するのは、コンパクト
ディスク断面の局所的変化に強いデータを得るためであ
る。また、図2のbuffdiは、エリアD中のコンパ
クトディスクの厚み方向と直交する方向に配列された座
標値iの複数の画素の濃度を加算して得られた値であ
る。
【0021】buffciとbuffdiとは、減算器
22において減算され、次の値bufferiが求めら
れる。bufferi=buffci−buffdiこ
のようにbufferiを求めるのは、スタック2中の
コンパクトディスクの枚数が55未満の場合には、原理
的に、コンパクトディスクの表面がカメラ12の視野に
入ってくるために、コンパクトディスクの枚数を多く計
数してしまうのを回避するためである。図4は、buf
feriの一例を示す。
【0022】減算器22の出力すなわちbufferi
は、計数開始制御ゲート24の出力がONのときに、ゲ
ート26を通って正規化回路28に供給される。正規化
回路28は、グレイレベル基準に基づいて、入力された
bufferiに対して正規化を施し、bufferi
の直流分を除去する。図5は、正規化回路28の出力値
の一例を示す。
【0023】相関演算回路30は、正規化回路28の出
力Iと、マスタパターン発生器32から出力されるコン
パクトディスク1枚分の正しいマスタパターンMとを受
けて、次の(式1)の演算を行って、画像データのうち
隣接するコンパクトディスクの境界に相当する部分を強
調し、この境界に相当する部分を計数することによりコ
ンパクトディスクの枚数を計数する。図6は、(式1)
の演算により得られるi点での相関値riの例を示す。
なお、(式1)において、Nは相関範囲、iは1乃至N
のうちのいずれかの値をとる局所インデックスである。
【0024】
【数1】
【0025】また、相関演算回路30は、相関値のピー
ク間隔を検定することにより、補間操作を加え、正しい
計数値を得る。図7は、相関演算回路30が実行するプ
ログラムの一例を示す。図7に示された処理プログラム
は、相関係数配列factor[i]を入力とし、計数
値countを出力するものである。factor
[i]は、次の(式2)によって示されるものであり、
マスクパタ−ンMj(j=0・・・・N−1)と入力パ
タ−ンBi+jとの正規化相関係数の分子に相当する。
【0026】
【数2】
【0027】factorの立ち上がり判定のための閾
値trigger(i)は、次の(式3)によって示さ
れ、上記正規化相関係数の分母に相当する。
【0028】
【数3】
【0029】従って、triggerの値は座標値iの
関数となるが、(式3)の第一行目の要素は全て定数で
あり、また第二行目の引き数Bi+jがほぼNを周期と
する周期関数と仮定すると、この部分も定数とすること
ができる。従ってtriggerの値は、次の(式4)
によって示すことができる。
【0030】
【数4】
【0031】相関演算の長さN=6とすると、マスタパ
タ−ン発生器32から発生されるマスタパタ−ンMjは
例えば、図8の値を有する。
【0032】図7において、各変数は次の通りである。 i:配列のインデックス j:配列のロ−カルインデックス pr1:一枚前のコンパクトディスクの座標 pr2:二枚前のコンパクトディスクの座標 count:計数値 misses:補間数 extrass:間引き数
【0033】また、図7において、その他の定数は次の
通りである。THICK=6 一枚分のコンパクトディ
スクの厚み(単位はpix)skip=THICK/
2:計数時に不要な検索を行わないための飛び越し幅。
【0034】図7において、関数mat(pr1,pr
2,i)は、factor立ち上がり時の座標を連続し
て3個与えると、返り値として現在の座標iを基準とし
た局所的な枚数を答えるものである。関数内部では、p
r1,pr2から現在の座標までの距離w1=i−pr
1,w2=i−pr2をそれぞれ計算し、w1およびw
2を軸とする2次元配列の要素として出力枚数値を表現
している。配列を使用する理由は、計算速度の向上およ
び不連続関数の詳細な表現を可能にするためである。ま
た、BP法により配列の要素を学習できるようにするた
めである。初めに、基本ル−ルとしてコンパクトディス
ク一枚分の厚みを5,6,7とする。そうすると2枚分
の厚みは、10,12,14であるから、次式で示され
るw1とw2との交わる領域に1がたてられる。 5≦w1≦7 10≦w2≦14 同様にして、コンパクトディスク2枚分の厚みについて
も、次式で示されるw1とw2との交わる領域に2がた
てられる。 10≦w1≦14 15≦w2≦21
【0035】この様にして求めた計数値の配列の一例
が、図9に示されている。図9において、出力値「−」
は負のデ−タでありエラ−を示す。出力値「0」は、f
actorの間隔が短すぎるため計数すすべきでないこ
とを示す。出力値「2」以上は、factor間隔が長
すぎるため、補間して計数すべきことを示す。
【0036】次に、図7のプログラムをステップ順に説
明する。まず、ステップS1において、count、p
r1、extras、missesが0にセットされ、
関数mat(pr1,pr2,i)が、mat(0,
0,0)と初期化され、THICK=6、skip=T
HICK/2に設定される。
【0037】ステップS2において、factorの立
ち上がりが検出されると、ステップS3において、極大
値を探索するためにiが増加される。ステップS4にお
いて、countが0でないと判断されると、ステップ
S5において関数mat(pr1,pr2,i)の値n
が求められる。ステップS6において、nが0より小さ
いと判断されると、エラーとして処理される。
【0038】nが0以上の場合において、ステップS7
およびS8において、nが2以上と判断されると、ステ
ップS9において、missesに(n−1)が加算さ
れ、pr1にTHICK・(n−1)が加算される。た
だし、pr1は、(i−1)を越えない値とされる。そ
して、ステップS10において、countにnが加算
され、pr2がpr1とされ、pr1がiとされ、iに
skipが加算される。
【0039】ステップS8において、nが1と判断され
ると、ステップS10において、countにnが加算
され、pr2がpr1とされ、pr1がiとされ、iに
skipが加算される。
【0040】ステップS7において、nが0と判断され
ると、pr1がiとされ、iにskipが加算され、e
xtrassに1が加算される。
【0041】ステップS4において、countが0と
判断されると、countが1とされ、底部座標bot
tomがiとされ、pr1がiとされ、pr2が(i−
6)とされ、iにskipが加算される。
【0042】ステップS2において、factorが立
ち上がっていないと判断されると、ステップS14にお
いて、iが増加される。
【0043】ステップS2、S3、S4、S5、S6、
S7、S8、S9、S10、S13、S14およびS1
5の処理は、ステップS11において処理終了が検出さ
れるまで繰り返される。そして、処理が終了すると、頂
部座標topiがiとされ、countの値が計数値表
示装置16に表示される。
【0044】なお、上記実施例においては、コンパクト
ディスクの枚数を計数したが、本発明はこれに限定され
ず、紙およびカード等種々の板状体の枚数を計数でき
る。
【0045】また、板状体の形状も円形に限定されず、
四角形等種々の形状に適用できる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の積層枚数計数装置によれば、
画像入力手段が、積層された複数の板状体の側面の画像
を2次元画像データとして入力し、演算手段が、入力さ
れた2次元画像データから板状体の枚数を算出するよう
にしたので、視野が広いから積層された複数の板状体の
反射率の局所的変化の影響を受けにくく、また可動部を
必要としない。また、可動部を必要としないため、部品
点数を少なくでき、信頼性高く、高速に板状体の枚数を
計数できる。また、積層された複数の板状体の側面の画
像を2次元画像データとして入力するので、板状体を停
止させておく必要がない。さらに、測定領域を選択して
センサの機能を持つことで、総合的判断を外付けセンサ
なしで行うことができる。
【0047】請求項2の積層枚数計数装置によれば、加
算手段が、入力された2次元画像データに含まれる各画
素の濃度を、板状体の厚み方向に対して直交する方向に
加算するようにしたので、積層された複数の板状体の厚
み方向に対して直交する方向の反射率の局所的変化の影
響を確実に除去することができる。
【0048】請求項3の積層枚数計数装置によれば、相
関演算手段が、入力された2次元画像データのうち隣接
する板状体の境界に相当する部分を強調し、この境界に
相当する部分を計数することにより積層された板状体の
枚数を計数するようにしたので、より正確に板状体の枚
数を計数することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層枚数計数装置の一実施例の構成を
示す図である。
【図2】図1の実施例の画像処理装置30の一構成例を
示すブロック図である。
【図3】図1の2次元イメージセンサカメラ12によっ
て積層されたコンパクトディスク2を撮影して得られる
画像の一例を示す説明図である。
【図4】図2の減算器22の出力値の例を示す説明図で
ある。
【図5】図2の正規化回路28の出力値の例を示す説明
図である。
【図6】図2の相関演算回路30の出力値の例を示す説
明図である。
【図7】図2の相関演算回路30の計数動作例を示すフ
ローチャートである。
【図8】図2のマスタパターン発生器32が発生するマ
スタパターンの一例を示す図表である。
【図9】図2の相関演算回路30が発生する計数値配列
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 積層されたコンパクトディスク(スタック) 4 照明装置 6,8 鏡 12 2次元イメージセンサカメラ 14 画像処理装置 16 計数値表示装置 20 積層されたコンパクトディスクの画像 24 計数開始制御ゲート 26 ゲート 28 正規化回路 30 相関演算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数の板状体の枚数を計数す
    る積層枚数装置であって、 前記積層された複数の板状体の側面の画像を2次元画像
    データとして入力する画像入力手段と、 前記入力された2次元画像データから前記板状体の枚数
    を算出する演算手段とを備えることを特徴とする積層枚
    数計数装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段が、前記入力された2次元
    画像データに含まれる各画素の濃度を、前記板状体の厚
    み方向に対して直交する方向に加算する加算手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の積層枚数計数装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段が、前記入力された2次元
    画像データのうち隣接する板状体の境界に相当する部分
    を強調し、前記境界に相当する部分を計数することによ
    り前記積層された板状体の枚数を計数する相関演算手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の積層枚数計数
    装置。
JP2621692A 1992-01-17 1992-01-17 積層枚数計数装置 Withdrawn JPH05197851A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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