JPH05197523A - 累積平均回路 - Google Patents

累積平均回路

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JPH05197523A
JPH05197523A JP4007227A JP722792A JPH05197523A JP H05197523 A JPH05197523 A JP H05197523A JP 4007227 A JP4007227 A JP 4007227A JP 722792 A JP722792 A JP 722792A JP H05197523 A JPH05197523 A JP H05197523A
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JP
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adder
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Application number
JP4007227A
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English (en)
Inventor
Yuji Arata
裕治 荒田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はデ−タの累積動作中にオ−バ−フロ
−が生じないようにすることができると共に、無限過去
のデ−タを現在の累積平均値に反映させることができる
累積平均回路を提供することを目的としている。 【構成】 本発明において、オーバーフロー防止回路4
はフルアダーIC2から出力される累積平均値を監視
し、その絶対値が最大値になると、この累積平均値を1
/2にして、これをフルアダーIC2の入力端子bに入
力させるようにして、フルアダーIC2におけるオバー
フローの発生を防止している。又、記憶回路3は前回フ
ルアダーIC2から得られた最終累積平均値を保持して
おき、今回、フルアダーIC2が累積動作を開始する時
に、前記記憶回路3の前記最終累積平均値がこのフルア
ダーIC2にプリセットされる構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はnビットのデータを加算
し、得られた加算値の平均値に更にnビットのデータを
加算する動作を2N 回繰り返して、その累積平均値を得
る累積平均回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の回路はnビット+nビット
のフルアダーICをN個使用して構成される。図2は従
来の累積平均回路の一例であるが、簡単のためN=1の
場合が示されている。但し、N及びnは0でない整数と
する。外部入力端子1から入力されたnビットのパラレ
ルデータはフルアダーIC2の入力端子aに与えられる
と同時に、このフルアダーIC2の前回までの累積平均
値が出力端子cから出力されて、フルアダーIC2のも
う一方の入力端子bに入力される。これにより、前回ま
での累積平均値に今回入力されたnビットのパラレルデ
ータが加算される。このような累積動作が2N 回繰り返
された後、フルアダーIC2の出力端子cからこれまで
の累積値の上位nビットが取り出され、2N 回の累積平
均値が得られる。ところが、累積動作中のフルアダーI
C2の出力端子cから出力される累積平均値の絶対値が
全て最大値であるような場合、フルアダーIC2はオー
バーフローしてしまうので、正しい値を得ることができ
なくなってしまうという欠点があった。このオ−バ−フ
ロ−はフルアダ−ICをN個(N≧2)用いても同様に
生じる。又、従来の累積平均回路における累積回数は2
N 回であり、即ち有限個のデータの累積値しか得られな
いため、無限過去におけるデータを現在の累積平均値に
反映させることができないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のN
個のフルアダ−ICを使用して構成される累積平均回路
では、デ−タの値によってはオ−バ−フロ−が生じて正
しい累積平均値が得られないという欠点があると共に、
有限回の累積動作しか行われないため、無限過去におけ
るデ−タを現在の累積平均値に反映できないという欠点
があった。
【0004】そこで本発明は上記の欠点を除去するもの
で、デ−タの累積動作中にオ−バ−フロ−が生じないよ
うにすることができると共に、無限過去のデ−タを現在
の累積平均値に反映させることができる累積平均回路を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前回までの累積
平均値に今回入力されたnビットのデータを加算する累
積動作を複数回繰返して、最終的な累積平均値を得る累
積平均回路において、累積動作中に得られる累積平均値
の絶対値が最大になったことを検出する検出手段と、こ
の検出手段によって前記累積平均値の絶対値が最大にな
ったことが検出されると、当該累積平均値を半分にした
値を今回の累積平均値にする割算手段とを具備した構成
を有する。
【0006】上記構成とは別の構成として、前回までの
累積平均値に今回nビットのデータを加算する累積動作
を複数回繰返して、最終的な累積平均値を得る累積平均
回路において、前記最終的な累積平均値を記憶する記憶
手段と、累積動作を開始する際に、前記記憶手段から読
み出した前回までの最終的な累積平均値に今回入力され
る最初のデータを加算して累積動作を開始する制御手段
とを具備した構成を有する。
【0007】
【作用】本発明の累積平均回路において、検出手段は累
積動作中に得られる累積平均値の絶対値が最大になった
ことを検出する。割算手段は前記検出手段によって前記
累積平均値の絶対値が最大になったことが検出される
と、当該累積平均値を半分にした値を今回の累積平均値
にする。
【0008】上記作用とは別の作用として、累積平均回
路において、記憶手段は最終的な累積平均値を記憶す
る。制御手段は累積動作を開始する際に、前記記憶手段
から読み出した前回までの最終的な累積平均値に今回入
力される最初のデータを加算して累積動作を開始する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の累積平均回路の一実施例を示し
たブロック図である。但し、本例では簡単のためフルア
ダ−ICを1個用いた構成となっている。1はnビット
のパラレルデ−タが入力される外部入力端子、2は入力
端子a、bに入力されるパラレルデ−タを加算して得ら
れる加算値の上位nビットを出力端子cから出力するフ
ルアダ−IC、3はフルアダ−IC2から出力される最
終的な累積平均値を記憶する記憶回路、4はフルアダ−
IC2の上位2ビットを監視してオバ−フロ−を防止す
る動作を行うオ−バ−フロ−防止回路、5はフルアダ−
IC2により算出された累積平均値を外部に出力する外
部出力端子である。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。フ
ルアダ−IC2による累積動作が始まる前に、前回まで
の最終的な累積平均値を記憶回路3から読み出して、こ
れをフルアダ−IC2の入力端子bにプリセットしてお
く、この状態で外部入力端子1から最初のnビットのパ
ラレルデ−タが入力されると、前記最終的な累積平均値
に今回入力された前記nビットのパラレルデ−タが加算
され、その加算値の上位nビットがフルアダ−IC2の
出力端子cから出力されて入力端子bに与えられると共
に、次のnビットのパラレルデ−タが外部入力端子1か
らフルアダ−IC2の入力端子aに与えられ、前回まで
の累積平均値に今回のnビットのパラレルデ−タが加算
される。以降、同様の動作が繰り返されて、フルアダ−
IC2は2N 回の累積動作を行う。
【0011】この際、オ−バ−フロ−防止回路4はフル
アダ−IC2の出力端子cから出力される累積平均値の
上位2ビットを入力し、オ−バ−フロ−を検出していな
い時はこの2ビットをそのままフルアダ−IC2の入力
端子bに、又は記憶回路3に出力する。しかし、オ−バ
−フロ−防止回路4は前記入力されるフルアダ−IC2
の累積平均値の最上位ビットが“1”で、次のビットが
“0”(−側の最大値に対応)又は、最上位ビットが
“0”で、次のビットが“1”(+側の最大値に対応)
となったことを検出すると、オ−バ−フロ−の発生を防
止するため、前記次のビットを最上位ビットと同じ値に
直して、これら2ビットをフルアダ−IC2の入力端子
bに出力する。即ち、オ−バ−フロ−防止回路4は入力
される前記上位2ビットの最上位ビットが“1”で、次
のビットが“0”であった場合、最上位ビットを
“1”、次のビットを“1”として出力することによ
り、フルアダ−IC2の出力端子cから出力された累積
平均値の絶対値を1/2として、これをフルアダ−IC
2の入力端子bに戻す動作を行う。このようにして、フ
ルアダ−IC2がオ−バ−フロ−することなく2N 回の
累積動作を終了すると、その累積値の上位nビット(累
積平均値)が外部出力端子5に出力されると共に、記憶
回路3に記憶される。記憶回路3に記憶された前記累積
平均値は次回の累積動作時開始時に入力端子bからフル
アダ−IC2にプリセットされる。
【0012】本実施例によれば、累積動作時にフルアダ
−IC2から出力される累積平均値の絶対値が最大値に
なると、これをオ−バ−フロ−防止回路4が検出して、
前記累積動作を1/2とし、これをフルアダ−IC2の
入力端子bに戻して前記累積動作を続行するため、フル
アダ−IC2がオ−バ−フロ−することを防止すること
ができ、且つほぼ正確な累積平均値を得ることができ
る。又、上記のようにして得られたフルアダ−IC2の
累積平均値を記憶回路3に保持しておき、次回の累積動
作時の最初に、この記憶回路3に保持しておいた前回ま
での累積平均値をフルアダ−IC2にプリセットするた
め、無限過去におけるデ−タを現在の累積平均値に反映
することができる。尚、上記実施例はフルアダ−IC2
を1個用いた例について述べたが、複数個用いる場合も
同様の構成にて同様の効果を得ることができる。又、異
なった種類のデ−タの累積平均動作をフルアダ−IC2
に行わせたい場合は、複数の記憶回路3に各種類のデー
タ毎に得られた最終的な累積平均値を記憶しておき、こ
れから累積するデ−タの種類に対応した前回までの累積
平均値を対応する記憶回路3から読み出して、これをフ
ルアダ−IC2にプリセットすることにより、過去のデ
−タを現在に反映させた異種類のデ−タの累積平均値を
1個の累積平均回路により得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の累積平均回路
によれば、デ−タの累積動作中にオ−バ−フロ−が生じ
ないようにすることができると共に、無限過去のデ−タ
を現在の累積平均値に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の累積平均回路の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】従来の累積平均回路の一例を示したブロック
図。
【符号の説明】
1…外部入力端子 2…フルアダ−I
C 3…記憶回路 4…オ−バ−フロ
−防止回路 5…外部出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前回までの累積平均値に今回入力された
    nビットのデータを加算する累積動作を複数回繰返し
    て、最終的な累積平均値を得る累積平均回路において、
    累積中の累積平均値の絶対値が最大になったことを検出
    する検出手段と、この検出手段によって累積中の累積平
    均値の絶対値が最大になったことが検出されると、当該
    累積平均値を半分にした値を今回の累積平均値とする割
    算手段とを具備したことを特徴とする累積平均回路。
  2. 【請求項2】 前回までの累積平均値に今回nビットの
    データを加算する累積動作を複数回繰返して、最終的な
    累積平均値を得る累積平均回路において、前記最終的な
    累積平均値を記憶する記憶手段と、累積動作を開始する
    際に、前記記憶手段から読み出した前回までの最終的な
    累積平均値に今回入力される最初のデータを加算して累
    積動作を開始する制御手段とを具備したことを特徴とす
    る累積平均回路。
JP4007227A 1992-01-20 1992-01-20 累積平均回路 Withdrawn JPH05197523A (ja)

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