JPH05196375A - 振動冷却機 - Google Patents

振動冷却機

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Publication number
JPH05196375A
JPH05196375A JP827592A JP827592A JPH05196375A JP H05196375 A JPH05196375 A JP H05196375A JP 827592 A JP827592 A JP 827592A JP 827592 A JP827592 A JP 827592A JP H05196375 A JPH05196375 A JP H05196375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooled
vibration
cooling
air
substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP827592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyoshi Yamada
幸慶 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP827592A priority Critical patent/JPH05196375A/ja
Publication of JPH05196375A publication Critical patent/JPH05196375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間使用しても、被冷却物が空気供給室の
内部に堆積せず、これにより振幅を減少させたり、冷却
用の空気の流路を塞ぐことがない振動冷却機を得る。 【構成】 振動槽内に形成された冷却室の下に、通気性
の支持体を介して空気供給室を設け、この空気供給室の
底部と冷却物排出路を連通するように、落下物排出路を
設ける。これにより冷却中に冷却室から支持体の通気孔
を通って、空気供給室に落下した落下物を、落下物排出
路から冷却物排出路に排出させて、振動冷却機内に落下
物が堆積しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は粉体、顆粒等の被冷却
物を、振動により移動させながら冷却する振動冷却機に
関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の振動冷却機の断面図であ
り、図において、1は振動槽、2はこの振動槽1の片側
の上部に設けられた被冷却物導入路、3は振動槽1内に
形成される冷却室4の底面を形成する通気性の支持体
で、多数の通気孔5を有するパンチングメタル等からな
る。6は支持体3の下部に形成された空気供給室、7は
空気供給室6へ空気を供給する空気供給路、8は冷却室
4の被冷却物導入路2と反対側の下部に連絡する冷却物
排出路である。
【0003】次に動作について説明する。高温の被冷却
物はまず振動している振動槽1の冷却室4に被冷却物導
入路2から導入される。この被冷却物は支持体3上面に
おいて支持され、支持体3の振動により分散、移動する
とともに、空気供給路7から空気供給室6を経て、支持
体3の通気孔5より供給される冷却用の空気により冷却
される。このとき被冷却物が分散している状態で、冷却
室4下部より噴出する冷却用の空気で冷却されるため、
被冷却物の粒子間に形成された隙間を充分な空気が流
れ、効率よく冷却が行われる。冷却された冷却物は振動
により冷却物排出路8から落下し、排出される。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】上記従来の振動冷却機においては、被冷却
物の主要部を構成する大粒径のものは支持体3上に支持
され、小粒径のものは上昇する空気流によって浮上する
ため、被冷却物は通気孔5から空気供給室6に落下しな
いようになっているが、支持体3上に支持された被冷却
物のうち、通気孔5より小さく、かつ特に浮力が得られ
ない粒子の一部が、冷却中に通気孔5より落下して、空
気供給室6内に堆積し、その量に応じて振動槽1の振幅
を減少させたり、さらに空気供給室6や空気供給路7を
塞いでしまい、振動冷却機の機能を低下させるなどの問
題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、簡単な構成により、長時間使用
しても被冷却物を空気供給室の内部に堆積させることな
く、初期の機能が維持できる振動冷却機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の振動冷却機は、
振動槽と、この振動槽の冷却室に被冷却物を導入する被
冷却物導入路と、この被冷却物導入路から導入された被
冷却物を支持し、かつ振動により被冷却物を移動させる
通気性の支持体と、この支持体に形成された多数の通気
孔を通して冷却用の空気を供給するように支持体の下部
に形成された空気供給室と、前記支持体の上部に形成さ
れた冷却室から冷却物を排出する冷却物排出路と、前記
空気供給室に落下した被冷却物を排出するように前記空
気供給室の底部および冷却物排出路を連通させる落下物
排出路とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明の振動冷却機においては、被冷却物導入
路から振動槽の冷却室に被冷却物が導入されると、まず
この被冷却物は支持体上に支持され、その振動により移
動して分散する。そして被冷却物の大部分は支持体上で
空気供給室から通気孔を通って供給される冷却用の空気
により冷却され、振動により移動して冷却物排出路から
排出される。
【0008】一方、支持体の通気孔より小さく、かつ充
分な浮力が得られない一部の被冷却物は、通気孔を通っ
て、冷却室から空気供給室に落下する。この落下物は、
空気供給室内で、振動槽の振動によりその底部を移動
し、さらに落下物排出路から排出され、冷却物排出路に
おいて、支持体上で冷却された冷却物と混合されて排出
される。このため本発明の振動冷却機を長時間使用して
も、落下物が空気供給室に堆積することはなく、初期の
冷却機能はそのまま維持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は実施例の振動冷却機の断面図である。図にお
いて、図2と同一符号は同一または相当部分を示し、1
は振動槽、2は振動槽1に被冷却物を導入する被冷却物
導入路、3はこの被冷却物導入路2から導入された被冷
却物を支持して振動により移動させる通気性の支持体、
4は振動槽1内の支持体3上部に形成される冷却室、6
は支持体3を介して冷却室4の下部に形成された空気供
給室、7は空気供給室6に連絡する空気供給路、8は支
持体3上部の冷却室4から冷却物を排出する冷却物排出
路である。
【0010】11は支持体3に接続していて、空気供給
室6と冷却物排出路8を区画する隔壁、12は隔壁11
の下部に形成された高さGのギャップからなる落下物排
出路で、冷却物排出路8と空気供給室6の底部9を連通
させるように形成されている。
【0011】上記のように構成された振動冷却機におい
ては、被冷却物導入路2から振動槽1の冷却室4に被冷
却物が導入されると、まずこの被冷却物は支持体3上に
支持され、振動により移動して分散する。そして被冷却
物の大部分のものは、この支持体3上で、空気供給室6
から通気孔5を通って供給される冷却用の空気により冷
却されるとともに、振動により移動し、冷却物排出路8
から排出される。
【0012】一方、支持体3の通気孔5より小さく、か
つ充分な浮力が得られない一部の被冷却物は、支持体3
上を移動する際に通気孔5を通って空気供給室6に落下
する。そしてこの落下物は空気供給室6の底部9を、振
動槽1の振動により移動し、落下物排出路12から排出
される。ここで落下物の落下物排出路12からの排出は
振動槽1の振動と、空気供給室6内の空気圧により行わ
れる。落下物排出路12は空気供給室6の底部9と冷却
物排出路8とを連通しているため、落下物は、冷却物排
出路8において、支持体3上で冷却された冷却物と混合
され、冷却物排出路8から排出される。
【0013】従って、上記の振動冷却機では、空気供給
室6の底部9と冷却物排出路8とを連通するように形成
された落下物排出路12を設けるという簡単な構成によ
り、冷却中に通気孔5より落下した被冷却物を、他の冷
却物とともに冷却物排出路8から排出でき、長時間使用
しても落下物が空気供給室に堆積することなく、初期の
冷却機能を維持できる。
【0014】なお、上記実施例においては支持体の通気
孔の大きさおよび落下物排出路の高さG等は任意に設定
でき、例えば冷却用の空気流量や冷却速度等に応じて調
整してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の振動冷却機は、空気供給室の底
部と冷却物排出路とを連通する落下物排出路を備えたの
で、通気孔から空気供給室に落下した被冷却物を、冷却
室からの冷却物とともに排出でき、長時間使用しても空
気供給室に落下物が堆積するようなことがない。また振
動冷却機の振幅の減少や、冷却用の空気の流路の閉塞等
を防止でき、これにより初期の冷却機能を維持でき、し
かも簡単な構成の振動冷却機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の振動冷却機の断面図。
【図2】従来の振動冷却機の断面図。
【符号の説明】
1 振動槽 2 被冷却物導入路 3 支持体 4 冷却室 5 通気孔 6 空気供給室 8 冷却物排出路 12 落下物排出路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動槽と、 この振動槽の冷却室に被冷却物を導入する被冷却物導入
    路と、 この被冷却物導入路から導入された被冷却物を支持し、
    かつ振動により被冷却物を移動させる通気性の支持体
    と、 この支持体に形成された多数の通気孔を通して冷却用の
    空気を供給するように支持体の下部に形成された空気供
    給室と、 前記支持体の上部に形成された冷却室から冷却物を排出
    する冷却物排出路と、 前記空気供給室に落下した被冷却物を排出するように前
    記空気供給室の底部および冷却物排出路を連通させる落
    下物排出路とを備えたことを特徴とする振動冷却機。
JP827592A 1992-01-21 1992-01-21 振動冷却機 Pending JPH05196375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP827592A JPH05196375A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 振動冷却機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP827592A JPH05196375A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 振動冷却機

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Publication Number Publication Date
JPH05196375A true JPH05196375A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11688629

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JP827592A Pending JPH05196375A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 振動冷却機

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