JPH0519613U - 冷蔵庫用締結部品 - Google Patents

冷蔵庫用締結部品

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JPH0519613U
JPH0519613U JP6807091U JP6807091U JPH0519613U JP H0519613 U JPH0519613 U JP H0519613U JP 6807091 U JP6807091 U JP 6807091U JP 6807091 U JP6807091 U JP 6807091U JP H0519613 U JPH0519613 U JP H0519613U
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JP
Japan
Prior art keywords
screw
wall
heat insulating
insulating material
screwed
Prior art date
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Pending
Application number
JP6807091U
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English (en)
Inventor
守幸 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】螺子締結時の作業不備による電気ショートや冷
媒ガス漏れを防止することのできる冷蔵庫用締結部品を
提供することを目的としている。 【構成】内壁22と外壁23との間隙に発泡充填された
断熱材3によって断熱ケーシングが形成された冷蔵庫2
において、断熱材3中に被覆埋設された状態で、内壁2
2裏面に接着され、内壁22表面側からねじ込まれる螺
子4と螺合するようになされた締結部品1であって、内
壁22に固定可能となされた平板状の固定部11と、該
固定部11に突設され、螺子4がねじ込み侵入可能とな
された螺子侵入部12とを具備し、前記螺子侵入部12
の周囲に放射状にリブ13が形成されて固定部11近傍
に断熱材3中の他の埋設物7が接近しないようになされ
たものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷蔵庫の断熱ケーシングなどに螺子を締結する場合、断熱材中に用 いられる締結部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、冷蔵庫本体2内の収納部21は、内壁22と外壁23との 間隙に断熱材3を発泡充填した断熱ケーシングによって構成されている。また、 図4および図5に示すように、この収納部21の内壁22の裏面、すなわち、断 熱材3の充填される側の壁面に、締結部品6を配置固定しておき、この締結部品 6に、内壁22の表面、すなわち収納部21内側から螺子4を螺合することで、 収納部21内に、収納棚用の支持部品やその他固定部品5などを取り付けるよう になされていた。
【0003】 従来より、この締結部品6は、内壁22の裏面に固定可能となされた平板状の 固定部61と、該固定部61に突設され、内壁22の表面側から螺合される螺子 4がねじ込み侵入可能となされた螺子侵入部62とからなる形状のものが知られ ている。この締結部品6は、螺子4と螺合するためのタップ加工が施されておら ず、樹脂材料などによって形成されていた。そして、螺子4を螺子侵入部62に 直接的にねじ込み侵入させることで締結するようになされていた。そのため、螺 子4と締結部品6とが所定位置に位置決めされておらず、螺子4が螺子侵入部6 2から偏心した位置にねじ込まれた場合であっても、すくなくとも固定部61と 螺子4とが締結することにより締結力が確保されるようになされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、螺子4と締結部品6とが所定位置に位置決めされておらず、螺子4が 、螺子侵入部62から偏心した位置にねじ込まれ、該螺子4が固定部61から突 出した場合、次のような不都合を生じることとなる。すなわち、図4に示すよう に、螺子4が突出した状態で断熱材3を発泡充填した場合、図5に示すように、 内壁22と外壁23との間隙に配置されたサンクションパイプや電線などの他の 埋設物7が螺子4に接触して傷つき、冷媒ガス漏れや電気ショートを生じること となる。
【0005】 また、断熱材3を発泡充填した後に螺子4を締結する場合であっても、サンク ションパイプや電線などの他の埋設物7が断熱材3に押されて固定部61の上方 に位置した状態だと、螺子4が偏心してねじ込まれると、埋設物7と螺子4とが 接触し、冷媒ガス漏れや電気ショートを生じることとなる。
【0006】 本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、螺子締結時の作業不備による冷 媒ガス漏れや電気ショートを防止することのできる冷蔵庫用締結部品を提供する ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための冷蔵庫用締結部品は、内壁と外壁との間隙に発泡充 填された断熱材によって断熱ケーシングが形成された冷蔵庫において、断熱材中 に被覆埋設された状態で、内壁裏面に接着され、内壁表面側からねじ込まれる螺 子と螺合するようになされた締結部品であって、壁面に固定可能となされた平板 状の固定部と、該固定部に突設され、螺子がねじ込み侵入可能となされた螺子侵 入部とを具備し、前記螺子侵入部の周囲に放射状にリブが形成されて固定部近傍 に断熱材中の他の埋設物が接近しないようになされたものである。
【0008】
【作用】
本考案の冷蔵庫用締結部品によると、螺子侵入部の周囲に放射状にリブを形成 して固定部近傍に断熱材中の他の埋設物が接近しないようにしているので、螺子 侵入部から偏心した位置に螺子がねじ込まれ、固定部から螺子が突設した状態と なっても、該螺子と断熱材中の埋設物とが接触しない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1および図2は冷蔵庫用締結部品(以下、単に締結部品と言う。)1の使用 状態を示している。
【0011】 すなわち、この締結部品1は、円板状の固定部11に螺子侵入部12が突設さ れ、該螺子侵入部12の周囲に、放射状にリブ13が形成された形状となされて いる。
【0012】 固定部11は、その片面の略中央部に若干の凸部14が形成されており、該凸 部14を内壁22に形成された孔24に嵌合させることで、締結部品1を内壁2 2の裏面の所定位置に配置することができるようになされている。そして、この 配置状態で、内壁22の表面側に露出した凸部14に螺子4をねじ込むことで螺 子4が締結部品1の所定位置に締結可能となされている。
【0013】 そのため、螺子侵入部12は、この凸部14の形成された位置と反対側に円柱 状に突設されている。そして、この螺子侵入部12の突設高さH1は、少なくと も螺子4の固定部11からの突出長さLよりも長くなされており、螺子4の先端 部が螺子侵入部12の上端から鋭利に突出しないようになされている。
【0014】 リブ13は、螺子侵入部12の周囲に等間隔で4箇所から放射状に形成されて 、固定部11から立設された状態となされている。このリブ13の立設高さH2 も螺子4の固定部11からの突出長さLよりも長くなされており、螺子4が螺子 侵入部12から偏心した位置にねじ込まれて固定部11に突出しても、この突出 した螺子4がリブ13に覆われるようになされている。また、このリブ13によ って、断熱材3中のサンクションパイプや電線などの他の埋設物7が固定部11 の近傍に接近するのを防ぎ、固定部11から螺子4が突出した場合であっても、 この螺子4と埋設物7とが接触しないようになされている。
【0015】 次に、この締結部品1の使用された収納部21の組立手順を説明する。
【0016】 まず、固定部11の凸部14を内壁22の孔24に嵌合させて、内壁22の裏 面、すなわち断熱材3が発泡充填される側の面に締結部品1を接着固定する。
【0017】 そして、内壁22の表面、すなわち収納部21の内面に、収納棚用の支持部品 やその他各種固定部品5を螺子4で螺合固定する。この際、螺子4は、螺子侵入 部12にねじ込まれることが好ましいが、図1および図2に示すように、この螺 子侵入部12から偏心した位置にねじ込まれ、螺子4が固定部11から突出した 状態で締結された状態となる場合を生じる。
【0018】 ついで、内壁22と外壁23との間隙に断熱材3を発泡充填する。すると、こ の間隙中の配置されていたサンクションパイプや電線などの埋設物7は、断熱材 3の発泡成長によって押され、締結部品1と接触する場合を生じる。この際、締 結部品1には、リブ13を設けているので、締結部品1と埋設物7とが接触して も、固定部11から突出した螺子4と埋設物7とが接触するといったことが防止 されることとなる。その結果、冷媒ガス漏れや電気ショートなどを防止すること ができ、収納部21の組立後に、これら冷媒漏れや電気ショートなどが発生して いるか否かを検査する手間を省くことができる。
【0019】 なお、本実施例に示す締結部品1は、リブ13を4ヵ所に設けているが、この リブ13の数としては特に限定されるものではなく、4ヵ所以上のリブ13を設 けてもよい。ただし、あまりリブ13が多すぎると製造コストが高くなり、リブ 13が少なすぎると螺子4と埋設物7とが接触する場合を生じることとなるので 、螺子4の大きさや、螺子侵入部12と固定部11との大きさの関係などに応じ て適宜数のリブ13を設けることが好ましい。
【0020】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によると、螺子侵入部から偏心した位置に螺子がね じ込まれ、固定部面に螺子が突設した状態となっても、該螺子と断熱材中の埋設 物とが接触しないので、螺子締結時の作業不備による冷媒ガス漏れや電気ショー トを防止することができる。また、組立後に、冷媒ガス漏れや電気ショートが発 生しているか否かを検査する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】締結部品の使用状態を示す部分斜視図である。
【図2】締結部品の使用状態を示す要部断面図である。
【図3】冷蔵庫の全体構成の概略を示す部分破断斜視図
である。
【図4】従来の締結部品の使用状態を示す部分斜視図で
ある。
【図5】従来の締結部品の使用状態を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 締結部品 11 固定部 12 螺子侵入部 13 リブ 2 冷蔵庫本体 22 内壁 23 外壁 3 断熱材 4 螺子 7 埋設物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁と外壁との間隙に発泡充填された断
    熱材によって断熱ケーシングが形成された冷蔵庫におい
    て、断熱材中に被覆埋設された状態で、内壁裏面に接着
    され、内壁表面側からねじ込まれる螺子と螺合するよう
    になされた締結部品であって、 壁面に固定可能となされた平板状の固定部と、該固定部
    に突設され、螺子がねじ込み侵入可能となされた螺子侵
    入部とを具備し、前記螺子侵入部の周囲に放射状にリブ
    が形成されて固定部近傍に断熱材中の他の埋設物が接近
    しないようになされたことを特徴とする冷蔵庫用締結部
    品。
JP6807091U 1991-08-27 1991-08-27 冷蔵庫用締結部品 Pending JPH0519613U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6807091U JPH0519613U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 冷蔵庫用締結部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6807091U JPH0519613U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 冷蔵庫用締結部品

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Publication Number Publication Date
JPH0519613U true JPH0519613U (ja) 1993-03-12

Family

ID=13363148

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JP6807091U Pending JPH0519613U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 冷蔵庫用締結部品

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JP (1) JPH0519613U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743748B1 (ko) * 2005-11-16 2007-07-27 엘지전자 주식회사 냉장고 도어의 아이스메이커 장착구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743748B1 (ko) * 2005-11-16 2007-07-27 엘지전자 주식회사 냉장고 도어의 아이스메이커 장착구조

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