JPH05193967A - 板ガラスの湾曲成形工程及び装置 - Google Patents

板ガラスの湾曲成形工程及び装置

Info

Publication number
JPH05193967A
JPH05193967A JP4170754A JP17075492A JPH05193967A JP H05193967 A JPH05193967 A JP H05193967A JP 4170754 A JP4170754 A JP 4170754A JP 17075492 A JP17075492 A JP 17075492A JP H05193967 A JPH05193967 A JP H05193967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
glass
mold
cell
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4170754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3771278B2 (ja
Inventor
Jean-Luc Lesage
ルサージュ ジャン−ルク
Jean-Pierre Douche
ドーシュ ジャン−ピエール
Jean-Marc Petitcollin
プティコリン ジャン−マルク
Arnaud Borderiou
ボルデリウ アルノー
Marc Watin
ワタン マルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Glass France SAS
Original Assignee
Saint Gobain Vitrage International SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saint Gobain Vitrage International SA filed Critical Saint Gobain Vitrage International SA
Publication of JPH05193967A publication Critical patent/JPH05193967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3771278B2 publication Critical patent/JP3771278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
    • C03B23/0357Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by suction without blowing, e.g. with vacuum or by venturi effect
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/0305Press-bending accelerated by applying mechanical forces, e.g. inertia, weights or local forces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/0307Press-bending involving applying local or additional heating, cooling or insulating means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、板ガラスの湾曲成形におい
て、高品質を維持しながら、生産停止時間の短縮と生産
速度の増大とを可能にする工程および装置を開発するこ
とである。 【構成】 本発明は、湾曲成形温度とほぼ同じ室温が維
持されている湾曲成形用セルの中に板ガラスを導く駆動
ローラ付きコンベヤによって運ばれる形でこの板ガラス
が横断する水平炉の中で、湾曲成形温度に加熱された板
ガラスを湾曲成形する方法及び装置に関する。板ガラス
は、湾曲成形用セル内の板ガラスの中央部分の支持手段
を取り囲む環状対向型と垂直な湾曲成形用上部型の下で
湾曲成形用セル内で固定されることになり、この環状対
向型は湾曲成形用上部型に対し板ガラスを押しつけるた
め持ち上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ガラスの湾曲成形方
法に関し、特に、ほぼ水平な平面内で板ガラスを移動さ
せる段階とプレスによる成形段階とを含む方法に関す
る。本発明は特に、通常車両の後部及び側面に備えつけ
られる湾曲成形及び焼入れ加工されたガラス又は湾曲成
形されたガラスなど、さらには焼もどしされ薄く加工さ
れた、つまり特にフロントガラスとして用いられるため
のプラスチック材料の板が一面上に備わった又はプラス
チック板材料を用いて対にして組立てられたガラスなど
の自動車用ガラスの工業的生産に利用される。
【0002】
【従来の技術】大部分の自動車用ガラスは、きわめて厳
しい光学的品質規格を遵守し、しかも例えば2重成形さ
れたフレーム内へのガラスの封入ができる両縁部上で
も、又狭いスリット内に体積が通過し又は断熱2重ガラ
スを形成すべく対にされなくてはならないことから表面
の残りの部分上でも、予め定められた輪郭をきわめて精
確に満たさなくてはならない、湾曲成形されたガラスで
ある。
【0003】すでに、一般に固体型と環状対向型である
2つの相補的湾曲成形型の間のプレスを含み、水平位置
で板ガラスを湾曲成形する装置が数多く知られている。
これらの装置全てを、基本的に湾曲成形部署の構成に基
づいて、異なる2つのグループに分類することができ
る。第1のグループでは、この部署は、板ガラスをその
軟化温度以上まで加熱するのに用いられる炉の端部に単
に置かれ、湾曲成形具は全て、高温ガラスと接触する部
品を除いて室温状態にある。この選択の大きな利点は、
それが、湾曲成形具の構成、その調整及び製造変更時の
その交換の問題を著しく単純化するという点にある。し
かしながらこの利点は、湾曲成形作用全体にわたっての
ガラスの必然的な冷却によってなされる。したがって、
湾曲成形後のガラスの温度は一般に、熱焼入れを可能に
するのに充分なほど高いものでなくてはならない。さら
に、ガラスを冷却すればするほど湾曲成形しにくくな
る。このことは、この変形能力が既得の曲率にも反比例
するとき、特にやっかいなものであり、かくして作用の
終りに全ての困難が累積することになる。従って、炉の
外での処理のため、炉中の板ガラスを過熱する必要があ
り、このため光学的変形の危険性が増大し、またすべて
の場合、工具および工具に付設されたガラスの問題と、
ガラスの光学的品質の問題とを関連付ける。
【0004】平形湾曲成形装置の第2のグループは、湾
曲成形部署が、ガラスの成形温度に近いつまり600℃
から750℃の間の室温をもつ閉鎖された高温のエンク
ロージャの中に置かれるような等温装置から成る。した
がって、たとえ実際上湾曲成形が炉の中ではなく加熱さ
れたエンクロージャの中で行なわれるにせよ、これらの
装置を「炉内湾曲成形装置」という表現でも呼ぶことに
する。この選択の利点は、なによりもまず最終製品を考
慮し、その生産に用いられる工具を第1に考えるのでは
ないという点にある。従って、前述の場合に比べはるか
に低い炉出口温度で板ガラスを湾曲成形することができ
る。したがって、湾曲成形の際の熱損失を補償するため
ガラスを過熱する必要はなく、このことは光学的品質の
点から見て有利である。さらに、湾曲成形中に考えられ
る冷却の場合制限要因である板ガラスの薄さは、前述の
場合ほど厳密ではない。
【0005】しかしながら、この利点は、成形装置全
体、特に工具の構成がはるかに複雑にされ達成される。
出てくる第1の問題点は、炉から湾曲成形用プレスへの
板ガラスの移送の問題或いは、最終的には同じことにな
るが、その排出の問題であり、ここで水平線の選択によ
って主に、局所的に作用し結果としてガラス上に消えな
い刻印を残すクリップその他の器具を遠ざけようとす
る。
【0006】第1の解決法は、炉の端部とプレスの間で
往復運動を行なう吸引テーブルによりプレスへの供給を
行なうことであり、板ガラスは、それ自体湾曲成形用上
部対向型に向かい合うため並進運動させられる下部型上
に配置される(欧州特許公開第183418号)。しか
しながら、湾曲成形の精度は、これらのさまざまな側方
移動の高度な制御を必要とし、この制御は、高温におい
て、特に最も複雑なガラス形状の場合がそうであるよう
に、特に約1/10mmの精度が望まれる場合、極めて規
則的に実現することが困難なものである。
【0007】もう1つの解決法は、プレス加工が行なわ
れる場合まで板ガラスを搬送するコンベヤを延長するこ
とである。この場合、例えば吸引手段及び上向きの高温
気体流を用いて板ガラスをもち上げ、これをそのとき再
上昇させられる上部型と接触させ、かくして板ガラスの
供給コンベヤと上部型の間に下部フレームを導入するの
に充分な空間を残すことが提案された。前記フレームを
用いてのプレス加工の後、板ガラスは再び、焼入れフレ
ームにより回収されるまで上部型に委ねられる(欧州特
許公開第237231号)。低温では、もう1つの可能
性は、コンベヤのローラが間に収納される一連のセグメ
ントでフレームが形成されているにせよ、又はこれらの
ローラ自体がプレス加工用フレームに対し休止位置でく
ぼみを供給する休止部を有するにせよ、さらに又はロー
ラ自体が分断されているにせよ、コンベヤを介して下部
フレームを通過させることにある。しかしながら、分断
されたフレームはガラスのマーキングを補助するように
なり、板はその周囲上で均等に支持されず、一方その他
2つの変更、すなわち休止部を伴う又は分断されたロー
ラは、ローラ駆動の構造及び設計の多大な問題点をひき
起こし、これらは、今だに高温については解決されてい
ない。
【0008】最後に、米国特許第3869271号にお
いては、負圧による成形方法が提案されており、ここで
は、ガラスはエアクッションにより炉を介して移動さ
れ、次に高温エンクロージャの外の成形区域内に入り、
ここでガラスは張り出して取り付けられかつ凹形上部型
のすぐ下に位置づけられたプレス加工用フレームでとり
囲まれた第2のエアクッションにより支持される。板ガ
ラスは、エアクッションの平面の下まで低下されたプレ
ス加工用フレームの上で固定されることになる。このプ
レス加工用フレームは再び上昇し、板ガラスを湾曲成形
用上部型に押しつける。板ガラスの大きな部分が、第1
のエアクッションから成形区域のエアクッションまでの
移送の際に支持無し状態にあることがないようにするた
め、重力による沈下を避けるためのローラの区分を中間
区域内に配置する。
【0009】ここでも又、プレス加工用装置が低温区域
内にあることを強調しておかなくてはならない。さら
に、上述の場合、板ガラスは、プレス加工用フレームの
内部にあるエアクッションによりプレス加工区域内に支
持されている。実際には、このような配置は、平らな板
ガラスの寸法がフレームの寸法ひいては湾曲成形された
板ガラスの寸法と過度に異ならない場合、換言すると付
与される曲率が制限されつづける場合にのみ、許される
ものである。そうでない場合には、フレームをとり囲む
もう1つのエアクッションを具備することが必要であ
り、このことは、工具の調整あるいは調節の問題をさら
に著しく複雑にし、分断されたエアクッションの平衡化
を特に困難にする。さらに、コンベヤ上で動作中の板ガ
ラスの軌道を制御することは、実際、連続する2枚の板
ガラスが互いに数センチメートル離隔した軌道をもちう
るので、困難である。これらの軌道の変更は、高い光学
的品質と曲率の高い精度とが結び合わされた必要条件と
相容れがたいものである。これらの変更を補償するた
め、例えば米国特許第4233049号内に記されてい
るような再心出し部材を用いることももちろん可能であ
るが、そうすると装置はさらに複雑になる。
【0010】さらに、この板ガラスの心出しは、プレス
加工用の2つの型が充分に一致している場合にのみ意味
のあることである。しかしながら、前記特許において
は、上部型が懸架されているのに対して、環状対向型は
張り出している。その結果、補償し難い位置合せの差が
生じ、これは、湾曲成形区域が側壁によって閉じられた
状態となった時点で接近可能性及び目視がはるかにむず
かしくなることから周知のものではあるものの充分実際
的なものではない問題点を引き合いに出すまでもなく、
工具が高温区域内に置かれている場合さらに一層やっか
いなものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガラ
スの複雑さの如何に関わらず、最も厳しい品質の必要条
件を遵守しながら、生産停止時間、特に2つの生産変更
の間の調節による生産停止時間の縮減と共に生産速度及
び運転速度の増大を目的とする高温区域におけるプレス
加工による板ガラスの湾曲成形技術を開発することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に従
って、板ガラスの湾曲成形温度とほぼ同じ室温が維持さ
れている湾曲成形用セルの中に板ガラスを導く駆動ロー
ラ付きコンベヤにより搬送される形で板ガラスが横断す
る水平炉の中で、湾曲成形温度に加熱された板ガラスを
湾曲成形する工程によって達成される。本発明による
と、板ガラスは、湾曲成形用セルの中で板ガラスの中央
部分の支持手段をとり囲む環状対向型に垂直にかつ湾曲
成形用上部型の下に、湾曲成形用セルの中で固定され、
前記環状対向型は、湾曲成形用上部型に対し板ガラスを
押しつけるよう持ち上げられる。
【0013】本発明に基づく湾曲成形工程は、初めに板
ガラスを搬送せず単に支持するためだけのものである板
ガラス支持手段を成形高温区域において使用していると
いう点で、従来技術と異なっている。板ガラスは、その
慣性とローラ式コンベヤ上の既得速度とにより、その行
程を本質的に続行する。支持手段には、自由に回転する
ローラ、好ましくはエアクッション上に載置されている
ローラを用いることができ、実際のローラは駆動されて
いない。この目的に適したエアクッション軸受は、例え
ば欧州特許出願公開第310500号に記されている。
【0014】本発明の特に好ましい変更において、支持
手段はエアクッションである。したがって、この場合、
エアクッション上のガラスには摩擦が無いため、まだ取
込みコンベヤのローラの1つと接触状態にあっても、板
ガラスの位置を制御することができる。
【0015】さらに好ましくは、板ガラスは横方向に向
けられ、「先端を前にして」、つまり台形のガラスの場
合にはその長底辺を取り込みコンベヤローラに平行に後
方においた状態で前進する。このようにして、板ガラス
は固定側方当接部材、あるいはストッパを用いて焦点調
整されうるか、又は少なくとも心出し作用全体にわたり
固定状態に維持されうる。エアクッションのため、板ガ
ラスは摩擦無く、従ってマーキング無く滑動できる。し
たがって、板ガラスが自ら心出しするためには、ガラス
の後部に対応するので最も間隔どりされた2つの最初の
側方ストッパの間に、板ガラスが係合するだけでよい。
【0016】板ガラスの焦点調整は、適当に、前方スト
ッパにより補完されうる。いずれにせよ、板ガラスが端
部位置で停止させられ、焦点調整用ストッパに対する衝
撃後にわずかに後退しないように、支持手段を下方にわ
ずかな傾斜を設けることが、有利である。
【0017】この板ガラス支持手段は、環状対向型によ
ってとり囲まれ、この対向型は、従って、場合によっ
て、関節接合された部材が備わった連続したレールの形
で構成されてもよい。この環状対向型は、板ガラスの通
過を可能にする待機位置に配置されるよう頂部から底部
へ、又板ガラスをプレスしてこれを湾曲成形用上部型に
押しつけるよう底部から頂部へ移動させられる。
【0018】支持手段及び環状対向型は、好ましくは、
高温エンクロージャの外に取りつけられた共通の支持板
によって担持された1つの組立体を構成する。かくして
これらは一つの部材として交換可能な共通組立体を形成
する。このような配置の第1の利点は、配置がエアクッ
ションに対して環状対向型の完全な心出しを保証すると
いう点にある。さらに、支持板は同様に全ての動力装置
も支持し、こうしてこの装置は、電気接続部又は圧縮空
気取入れ口、精密機械装置、機械式又は油圧式作動装置
といった、こわれ易いとみなされている部品を含むこと
ができる。
【0019】本発明のさらに特に好ましい実施態様にお
いて、プレス加工用組立体、つまり湾曲成形用上部型及
び環状対向型は、その温度上昇段階に際し、閉じられか
つ割り出しされる。この配置は、再び調節時間を短縮さ
せる。このため、2つの型はすでに冷却され正確に置か
れ、加熱の時間全体にわたりその状態にとどまることに
なる。
【0020】さらに、当然のことながら、成形の優れた
再現性を保つために、前記割り出しが、各プレス加工作
業においてくり返され、このためなおも発生しうる極め
てわずかな良好な偏差を生じることが可能である。
【0021】板ガラスの縁辺区域はエアクッションから
はみ出し、従って支持されていない。湾曲成形用セルの
中のガラスの冷却が無いので、通常これは何の影響もな
く、板ガラスは炉の中で過熱される必要が無く、したが
って縁部の沈下の傾向を制限する。しかしながら、例外
的に深い湾曲成形の場合、この問題は重大なものとなり
うる。これを防止するため、この場合、例えば環状対向
型を支持する手段全体上に取りつけられたブロー用傾斜
路を用いてエアクッションの作用を延長させるべく、高
温空気ブローを具備することができる。場合によって
は、湾曲成形の上部型によって板ガラスを取り上げるの
に寄与するように比較的大きい圧力例えば水柱80mm以
上の圧力の供給を受けた前記同じ傾斜路又はその他の傾
斜路を使用することができる。
【0022】本発明はまた、前記湾曲成形用上部型と接
触した状態に板ガラスを維持する手段が備わった湾曲成
形用上部型と、板ガラスの中央部分を支持する手段とこ
の支持手段をとり囲む環状対向型とから成る下部組立体
とを含む、板ガラスの湾曲成形温度に近い温度が維持さ
れている湾曲成形用セルで終結している水平炉を含む、
上述の板ガラスの湾曲成形工程が実施できる装置にも関
する。前記対向型と前記板ガラスの中央部分の支持用手
段とは、湾曲成形用セルの底面を閉じる断熱要素と、セ
ルの高温区域の外に置かれたさまざまな要素と、特に環
状対向型の動力部材とを担持する支持板の上に取り付け
られる。このような装置において、生産ラインが高温区
域での湾曲成形の利点を保ちつつしかも冷却ラインの柔
軟さを得るように、製造変更の度毎に除去されるのは、
湾曲成形用セルの下部部分全体である。断熱部材の結
果、ラインの下に、危険性無く人間が介入できるように
するのに充分な低温を維持することができる。
【0023】生産の変更を単純化するため、この下部組
立体全体を、レール上を走行して配置される運搬車上に
載置することが好ましい。この効果は、すべり弁の方法
でこのとき吸引ユニットに固定される新しい湾曲成形用
上部型を同時に供給するための前記運搬車を使用する場
合、さらに強化される。
【0024】湾曲成形用プレスの効率は、材料の均一性
によって高められ、湾曲成形用上部型と環状対向型と
は、同じ材料又は少なくとも同じ膨張特性をもつ材料で
作られており、このため冷却工具の設計を熱間へ外挿
し、かつ湾曲成形用プレスの型のすぐれた平行性を保証
することが可能となる。これらの工具は、例えば、同じ
鋳鉄又は耐火鋼の鋳造及び機械加工などで得られる。工
具の一部を成す割り出し装置又はその他の部分例えば体
積焦点調整用ストッパは、鋳造の段階から直接組の工具
の一部を成しているか、或いは別途取りつけられるが、
この場合機械加工の高い精度を伴う。その上、この装置
は、有利なことに、湾曲成形用上部型と環状対向型との
間の間隙の測定手段を含み、環状対向型を作動させるジ
ャッキは、湾曲成形用プレスの位置取りの完全な調節の
ため前記測定手段に依存して作られる。
【0025】
【実施例】本発明の限定されない実施態様が、添付図面
を参照して以下に記載される。
【0026】図1及び2に示されている本発明に従った
湾曲成形装置は、図1の右から左へ、その唯一の終端の
みがここでは表わされている炉1、湾曲成形用セル2及
び冷却装置の方向の出口3を含んでいる。この炉1は、
好ましくは、当該出願人名義の1991年2月20日に
提出された欧州特許出願第91.400450.2号に
開示されている特徴をもつ電気炉、或いは例えば折り線
に対応する充分局在化された過熱区域を伴う、湾曲成形
温度まで板ガラスを加熱するための手段を備えた炉、で
ある。板ガラスは、例えば、シリカ又はその他の耐火性
セラミクスでできた複数のモータローラ4によって前記
炉1まで搬送される。これらのローラは好ましくは、マ
ーキングの危険性を最小限におさえるシリカ構造のさや
で被覆されている。
【0027】このコンベヤは、熱焼入れが行なわれる場
合には典型的に約650℃、その後の焼なましについて
は約550℃である板ガラスの湾曲成形温度にほぼ等し
い温度が維持されている断熱されたエンクロージャであ
る湾曲成形用セル(ローラ4′)まで延びている。例え
ば投入作用の際に発生されうる外乱空気流を防止するた
めに、カーテン5が場合によって用いられる。実際の成
形区域において、コンベヤは中断されるが、未処理塊を
適当に排出できるようにするため、前記区域のもう一方
の側で同じ整列で新たなローラ4″が配置され、この未
処理塊の排出は、不良塊を支持部材の区域外、例えば水
力式破砕装置の方へ駆動するスクレーパ又はブラシ装置
によって、行なわれる。
【0028】湾曲成形用セルの上部部分は、断熱された
2つの区域で構成されている。狭くなった上部区域6は
吸引区域を構成し、この吸引はポンプ7により行なわ
れ、高温駆動空気は板ガラスの再熱炉から流入する。下
部区域8内には、湾曲成形用上部型をとり囲む底無し運
搬箱11がスライダ間に配置された工具ホルダ10で本
質的に構成された湾曲成形用プレスの上部組立体9があ
る。ポンプ7による吸引により板ガラスの周囲上に作用
する吸引力を作り出すように、この運搬箱を負圧下に置
くことができ、この解決法は、板ガラス上に作用する力
が縁部近く、すなわち一般にガラス塊の折り曲げが行な
われるところで最大であり、その上吸込みオリフィスで
ガラスにマーキングを生じさせる危険性が無く、周囲の
吸引が湾曲成形用上部型の保護被覆の選択に関しより自
由にさせることから、穴あき吸引型の解決法より好まれ
る。
【0029】断熱壁12により分離された下部及び上部
区域は、吸引導管と、吸引された空気の少なくとも一部
分の少なくとも1つの再注入オリフィスとによって連結
されている。前記再注入の時点で、空気は好ましくは、
吸引による膨張の際に発生する冷却と、ポンプの駆動空
気として作用しかつ炉内のその循環路を通過することに
より予熱された圧縮空気のいくらか「低温の」温度とを
補償し、かくして湾曲成形用セルの下部区域内の雰囲気
の温度が完全に制御されるように、電気抵抗又はその他
の同等の加熱手段によって再加熱される。上部区域は1
本の煙突を有し、これを通って場合によって炉からくる
高温空気の余剰分が排出され、かくして上部区域内で過
剰圧力を受けずにすむことになり又、この結果吸引区域
内で圧力をうまく調節できるようになる。さらに、下部
区域の断熱は、湾曲成形用セルの作動部分の大きさを低
減しかくして温度調整の問題を単純化する。
【0030】上述の上部部分は同様に、設備の正面図を
見ると特により良く見える重要な利点を有し、すなわ
ち、上部型の上下動を行なうべく工具ホルダを操作でき
るようにしている部材は、上部吸引区域の側面をセルの
外の低温空気と共に移行できる。実際、成形区域の高温
が、この区域内でのチェーンの使用を不可能にしている
ということも明記しておかなくてはならない。従って工
具ホルダは、必ず湾曲成形用セルのアーチの下で少なく
とも控え棒13の行程と同じ距離のところに置かれなく
てはならない滑車の上に巻きつくチェーンに結びつけら
れている控え棒13によって操作されなくてはならな
い。本発明の場合、側面上での移行のため、図1及び2
にちょうど示されている骨組み15のビーム14を低下
させることができ、このため装置のコストと、特にその
占有空間とが節減できる。湾曲成形用セル内での温度及
び圧力のこの優れた制御は、放射加熱装置を用いて対流
により冷却現象を補償する必要性を無くし、この放射加
熱装置は、工具と構造とを過熱し、従ってその老化を加
速する。
【0031】湾曲成形用セルのこのような上部部分は、
吸気機構又は空気もどし機構が湾曲成形用上部型に結び
つけられているあらゆる場合において、本発明の特許請
求の範囲から逸脱しても充分使用可能なものである。
【0032】以下に、湾曲成形用セルの下部部分につい
て詳細に記載され、この下部部分は、ローラに対し平行
に配置されかつこれによって湾曲成形用プレスの下部部
分が配置されるレール17が底に延びている1つのピッ
ト16に張り出している。ピット16は、湾曲成形用セ
ルとの近接性がわずかな発熱をひき起こしても、室温に
近い温度にある。かくして、レール17は低温にとどま
り、このため、セルの下部部分は単純かつ精確に位置づ
けされ、この下部部分は、運搬車により担持されている
か又は直接ホイール19が備わっている支持板18を有
している。この支持板18は断熱部材20、エアクッシ
ョンの支持スラブ21及び環状対向型22を担持する。
【0033】断熱部材20は、はめ込まれ、かつ等温作
用のため断熱されなくてはならないセルの底面を閉じ
る。下部組立体が引き出されると、この底面は好ましく
は、シール、ここでは図示していないが例えば過度の熱
損失を避ける金属製のカーテン又はフラップ型により再
度閉じられる。さらに、湾曲成形用セルの固定底面と断
熱部材との間の接合部には、密封要素が設けられる。
【0034】プレスの下部部分の主要構成要素は、その
寸法が、処理すべきガラスの最大寸法の関数として有利
に計算されるシャーシ23により担持された環状対向型
22であり、連結板24は、このシャーシ23上に対向
型22を固定するのに用いられる。このシャーシ23ひ
いては対向型22の上下運動は、優れた機能の証であ
る、支持板18を横断し従って大部分冷間を作動する少
なくとも3本好ましくは4本の可動ネジ25によって保
証されている。これらの可動ネジ25のため、調節段階
において及び特に以下で詳述するようにプレス加工段階
の際に、環状対向型の位置取りの調節が行なえる。ここ
で図示した場合においては、ジャッキは、湾曲成形用セ
ルの下に配置され、直接環状のフレームに対し作用す
る。
【0035】工具そして特にこの環状フレームの構成
は、湾曲成形の最高の精度と、特にガラス形状の極めて
高い再現性との観点から行なわれなくてはならない。こ
の目的のため、発明人は、ガラスについて1/10mmの
精度を適用し、このため工具にはより高い精度が必要と
される。
【0036】環状フレームは三種類の欠点を生じさせ、
すなわち、湾曲成形用中実型に対する水平平面における
変位を伴う、同心性の問題によるものと、型及び対向型
が相補性を喪失することを伴う、軌道の平行性不良を原
因とするものと、そして最後に位置取りの欠陥に関連す
るものとである。
【0037】従来の装置においては、環状フレームに
は、その軌道と、その支え面と、その平面内の位置とに
作用できるようにする調節用手段が設けられる。この目
的で、例えば軌道の後ろで軌道の直進性を修正できるよ
うにする一定数のネジが具備される。環状フレームは実
際、それ自体もう1つの同心フレーム上にとりつけられ
かくしてネジと控え棒との組によりその同心性及び支え
面が調節されうるような、1つの同心フレーム上に取り
つけられている。その上、湾曲成形用中実型に結びつけ
られた形で、割り出し装置が固定される。実際には、調
節箇所の数は百にも及ぶ可能性がある。調節を行なうた
めには、当然熱間で処理しなくてはならず、最も一般的
な解決法は環状フレームに沿って陶工用土の小さな山積
みを配置しプレス加工後にこれらの山の各々の高さを測
定することから成る。この作業は、特に熱に関するかな
り微妙な条件の下で実施される緩慢なものであり、特
に、比較的低い特に操作員の長い経験が関わる精度へと
導く。これらの調節がひとたび終わると、操作員の目的
は、基準から離れないようにすなわち毎回同じ動作を再
現するよう試みることにより一定の基準位置に最も近い
ところにとどめることである。ここでも又、この目標は
一部分現実離れした、いずれにせよ1mm以上の湾曲成形
精度を保証するのに適切でないものであることがわか
る。
【0038】本発明の特許請求の範囲内では、発明人の
第1の選択は、製缶加工された部品を全て削除し、成形
及び/又は機械加工され互いとの関係において熱的に安
定化された鋳鉄部品しか用いないことであった。湾曲成
形用リング、上部型及び指標はかくして同じ材料又は同
じ熱間挙動特性をもつ材料で、環状フレーム及び湾曲成
形型については特に同じCAD(コンピュータを用いた
設計)を基礎とした同じ図面で、作られている。本発明
に基づく湾曲成形工程が、湾曲成形用セルの断熱された
エンクロージャ内に固定して置かれたこれらの部品全て
について同じ熱条件を仮定するかぎり、これらの条件下
で、もはや調節を必要とすることなく軌道の当初の完全
な平行性の保証が得られる。この湾曲成形工程が環状フ
レームの冷却を規定している場合、特に、それが湾曲成
形された板ガラスの湾曲成形エンクロージャ外への輸送
に用いられさらには焼入れ中板ガラスを支持するのに用
いられる場合には、好ましくは異なるもののそれぞれの
作業温度領域内で各々が同じように挙動するような材料
を選択することになる。
【0039】上述のように、割り出し装置はそれ自体工
具の一部を成し、同様に同じ熱間挙動を有することにな
る。その調節ひいては湾曲成形用上部型に対する環状フ
レームの同心性の調節は、かくして一回だけ冷間で行な
うことができる。
【0040】記載された最後の調節は、支え面に関する
ものである。従来技術の装置において、この調節は唯一
環状フレームのみに関するものである。しかし実際に
は、型は、湾曲成形用上部型の支え面が重量が大きいに
もかかわらず修正されうるように他の控え棒に対して場
合によって伸ばすことのできる控え棒に懸架されてお
り、そのため、環状フレームの支え面を完璧に調節して
も悪い結果をまねくことになる。
【0041】本発明の好ましい変更によれば、対向型及
び/又は型の支え面を絶対的位置特に水平線を基準にし
て調節しようとしておらず、対向型と型との間に精確な
間隙を課そうとしている。このため、最終的接近段階で
感受器によって動きが制御されている独立した3本以上
好ましくは4本のジャッキが用いられている。
【0042】これらの感受器は例えば、その感覚ロッド
が保護された磁気ひずみ感受器であってよい。同様に光
学的三角測量も考慮できる。好ましくは、それでも反射
板として金属製上部型を使用することになる鋼製容量性
感受器を用いる。このような容量性感受器は有利なこと
に、冷却回路型の保護無く作動でき、その測定精度は約
10mmまで非常に大きく、かくして本発明の範囲におい
て最大限の感度を発揮する。
【0043】さらに好ましくは、環状対向型の移動を制
御する手段は、この対向型に直接作用せず、それを支持
するフレーム状シャーシに作用する。これらの手段は、
例えばジャッキ型、好ましくは可動ネジ型である。この
フレーム状シャーシは好ましくは変形不可能なフレー
ム、すなわち調節によって修正され得ない。これらの側
方アームは好ましくは、適切なスリットを通して湾曲成
形用セルの直線脚を横断し、このため特にこれらのジャ
ッキを冷間で配置することが可能となり、かくして保全
作業が特に簡略化される。環状対向型は、このフレーム
状シャーシの上に正確に固定されておらず、例えば環状
フレームのくぼみの中に係合したフィンガ上などに係止
する。従って、環状フレームはなおも支持フレームに対
して一定の自由度を有し、ジャッキが全て全く同じ高さ
で無い場合、環状フレームは変形しない。この場合この
フレームは垂直でないもののこの支え面の欠陥は次に間
隙の制御によって補正される。
【0044】支持フレーム上に単に載っている環状フレ
ームがこのような不均衡な場合に陥らないようにするた
めこれにはさらに有利なことに山形鋼が備わっており、
これが側方移動を制限しその支持部材上の環状フレーム
の設置を助けている。
【0045】可動ネジの移動に関しては、すでに、行程
の終りにおいてそれらが各々独立しており間隙の測定に
より制御されているということが記載された。行程の終
りがわずか10mmの移動でしかないのに対し、例えば2
00mmから300mmでありうるその行程の残りの部分に
ついては、可動ネジは、好ましくは同期的に移動させら
れる。そのためには、いずれにせよ行程の終りのために
必要である、独立しているがその手順が監督されている
ような機械的装置を具備することが有利である。既知の
電気制御された同期化の方法によれば、例えばリーダと
して1つのネジを用い、他のネジの移動は、他に対して
調整される。このような同期化方法によると、行程のこ
の部分において高い精度は必要でなく数mmの偏差が許さ
れるということがわかっているため、高速で移動を行な
わせることが可能である。間隙感受器が例えば10mmと
いった選ばれた閾値より小さい距離を測定すると直ち
に、可動ネジの移動は非同期化され、間隙による制御モ
ード下へと移行する。
【0046】上述の説明からわかるように、本発明の特
許請求の範囲内では、再現可能な正確な動きを得ようと
は全くしておらず、正しい最終位置を保証している。
【0047】上述の工具の構成、さらに限定的に言うと
間隙の制御原理はその他の湾曲成形装置にも適用されう
る。ただしその場合、間隙感受器により測定された位置
が環状対向型の軌道の全ての点の位置を有効に表してい
るように、環状対向型が充分変形不能なものであること
を条件とする。さらに、ここで記述されている工具は、
板ガラスをプレスするため環状フレームが垂直に移動す
る状態で湾曲成形用上部型が不動であることを想定して
いる。それでも当然のことながら本発明は同様に、環状
フレームが垂直に移動されないものの湾曲成形用上部型
が下降しているような装置、或いは又プレスの2つの構
成要素が互いに接近している装置にも適用される。
【0048】環状対向型22は、好ましくは連続レール
で構成されており、かくしてガラス表面のマーキングの
危険性を制御することができるが、同様に、最も複雑な
湾曲成形の問題を解決するため互いに関節接合された例
えば3つの部材で形成されていてもよい。対向型の上に
は、湾曲成形用プレスの上部型に結びつけられた小穴又
はスリット27の中に係合することになる割り出し用フ
ィンガがとりつけられている。上部型、対向型及び割り
出し部材は、全て同じ材料又は少なくとも同じ熱間挙動
特性をもつ材料で作られている。例えば耐火性鋳鉄を使
用し、この場合部品は成形後に修正される。さらに、板
ガラスと接触するための部材が全て、好ましくは保護被
覆例えば金属繊維の織物の被覆を具備しているというこ
とも記しておかなくてはならない。
【0049】かくして湾曲成形用プレスは、部材の機械
加工及び同じ膨張特性により軌道の平行性が確保されて
いるような2つの型で構成され、このプレスの支え面は
間隙により制御されている。
【0050】支持板18によって担持されている第3の
要素は、エアクッション、又はさらに厳密に言うと支持
スラブ21である。このエアクッションは、環状対向型
の内部に置かれ、成形区域内のガラスの支持を目的とし
ている。例えば、ブロー用オリフィスの備わったセラミ
クス製の有孔板で構成された支持スラブは、支持板によ
り直接支持され、微調整手段によって、その支え面及び
ストッパ上でのガラスの焦点調整位置を確保するための
そのわずかな下方傾斜を調節することができる。
【0051】このエアクッションは当然のことながら、
クッションの維持に必要な数百mm水柱の圧力及び必要な
時間あたり数1000m3 の流量を考慮に入れて、予め
加熱されファンによって攪拌された高温空気のクッショ
ンである。対向型の中心のみに置かれ支持板によって担
持されたこのエアクッションは、板ガラスの取り込みの
際にローラ式コンベヤに沿って進むよう容易に調節され
うる。このエアクッションの調節のためには、例えばセ
ラミック製で成形区域の上流のローラ4′と成形区域の
下流のローラ4″の上に同時に存在する変形不能のビー
ムなどを用いる。このビームの上には、エアクッション
の高さ及びその水平性を調節するのに役立つことにな
る、間隙の測定のために使用したものと同じ型の距離感
受器が載置されている。一般に、このエアクッション
は、動作がその後方部分とローラとの接触によって制御
されている板ガラスを支持するためにしか役立っていな
い。実際には、この制御は、ガラスが少なくとも1本の
ローラと接触しているかぎり完全に有効であり、エアク
ッションはガラスの減速をほとんど全く生み出さない。
それでも、区間に対する高温空気のブロー、支持スラブ
のオリフィスのいくつかの斜めの方向づけ、或いは又エ
アクッションのわずかな傾きといったような、板ガラス
の前進を助けるための手段を具備することが必要であり
うる。
【0052】本発明の場合、使用されている唯一のエア
クッションは成形区域内で上述のとおりであり、このた
め複数のエアクッションを用いることによる周知のいく
つかの欠点を防止することができる。第1に、実際上、
このとき板ガラスはローラにより支持されていることか
ら、炉の中で板ガラスの下部面の差動加熱を行なうこと
が完全に可能である。さらに、板ガラス28の軌跡(図
3参照)は、ローラを用いてはるかに満足のいく形で制
御される。
【0053】成形区域内のこのエアクッション及び焦点
調整ストッパのおかげで、炉のローラによる約数mmの軌
跡の偏差を全て容易に取り戻すことができる。これらの
焦点調整側方ストッパ29は、湾曲成形用上部型と一体
にしてこの上部型を基準にしてとりつけられている。実
際、図3に概略的に示されているように、板ガラスが
「先端を前に」して前進する場合、場合によって起こる
その側方のずれによってこの板ガラスが最終的に完璧な
心出しが得られるように焦点調整ストッパの間に係合で
きなくなることがないようにするだけで充分である(実
際には、このことは最も頻繁に数cmのずれを許容し、こ
れは完全に充分なものである)。板の駆動を確実に行な
う少なくとも1本のローラ4となおも接触状態にあるガ
ラスは、わずかな損傷の危険性もなくエアクッション上
に側面方向に滑動することになる。
【0054】このような装置では、従って板ガラスの位
置は、純粋にガラスの支持手段を構成するエアクッショ
ンから完全に独立している。しかしながら、板ガラスと
湾曲成形用上部型とは、たとえ湾曲成形用上部型がその
基準位置に対してずれているにせよ、完全に一致してい
る。
【0055】第2の態様は、材料の選択と品質、環状対
向型に対する湾曲成形用上部型の割り出し及び対向型を
移動させるジャッキの間隙による制御によって得られる
基準どりである、2つのプレス加工部材の基準どりの態
様である。従って一方では、装置は全ての位置合せ偏差
を制限するように構成され、又他方ではこれらの偏差は
各作業において完全な形で補正される。
【0056】図3には同様に、場合によってエアクッシ
ョンによって支持されていない板ガラスの周辺部分の沈
下を補償するための装置も概略的に示されている。この
場合、環状対向型は、板の温度に近い温度まで加熱さ
れ、さらにこの周辺部分が特に重大な湾曲成形を受けな
くてはならない場合には、過熱さえされた空気のブロー
用傾斜路30で裏張りされる。
【0057】最も頻繁に、1つの同じ装置がきわめて異
なる寸法のガラスを処理しなければならなくなる。それ
でも、全ての寸法について好ましくは同じフレーム23
が用いられ、このフレームは、炉を横断するコンベヤの
固定ローラに対し同期的に駆動される形で搭載されたコ
ンベヤのローラを支持する。これらの搭載されたローラ
は好ましくは、図の異なる場合に適合させるため調節可
能な軸間距離をもつ。
【0058】同様に、支持板は好ましくは可動であっ
て、そのため例えば板ガラスが破砕した場合の清掃を目
的として湾曲成形用プレスの下部部分を急速に引き抜く
ことが可能になるというにも留意されたい。この引き抜
きは、例えば湾曲成形用セルの入口の高さに取りつけら
れたローラと置き換わる水力式破砕装置の設置と同期化
することができる。なおこの水力式破砕装置は、ピット
内に配置され所望の時点で持ち上げられる。従って、偶
発的な破砕は、生産を中断することなく、何枚かのガラ
スの損失という形でしか現われない。
【0059】この装置は、以下の要領で作動する。湾曲
成形用プレスの下部部分は、基準位置に応じて抑止され
た形で、レール上に導かれる。高温空気取込み口及び場
合によっては電気引込み口の接続の後、上部型は上部対
向型の上に導かれ、温度上昇段階全体を通して割出しさ
れた位置に維持される。この位置は、さまざまな構成要
素の温度上昇段階全体にわたり維持される。装置の予熱
が終了すると、湾曲成形サイクルが開始でき、プレスは
開かれ、環状対向型は板ガラスの輸送の高さ以下に下げ
られる。ガラス塊の到着が、例えば、好ましくは同様に
支持板上に支持された付随する計算装置をもつ感受器に
よって検出されるとすぐに、湾曲成形用上部型は初めは
高速でそして次に行程の終りではより低速で、低下させ
られる。かくして板ガラスは前記型のストッパに対して
焦点調整されうる。焦点調整ストッパは場合によって、
板ガラスを持ち上げることになる周辺吸引の開始中に必
要とあらば収納される。かくして板ガラスは、湾曲成形
用上部型と接触した状態で予備成形される。このとき対
向型は、最初は同期的に起動された4本のジャッキで、
次に最終段階においては型と対向型の間の実際の間隙に
より制御される独立した4本のジャッキで、プレス加工
用位置に再度もち上げられる。プレス加工が終結する
と、板ガラスは吸引により、そのとき上部位置に再度上
昇した湾曲成形用上部型に対して保持される。すると、
移送用フレーム、又はその他のあらゆる類似の手段が湾
曲成形された板ガラスを取り上げかつ冷却部署に導く。
【0060】上述の湾曲成形用装置及び方法は、製造変
更がきわめて急速で調節時間が短かい極めて短かいサイ
クル時間の実現を可能にし、これら全てが生産量の質的
分散を非常にわずかなものにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく湾曲成形用型の側面図である。
【図2】図1の湾曲成形用装置の正面図である。
【図3】本発明に従った環状対向型の上に心出しされた
板ガラスの平面図である。
【符号の説明】 1…炉 2…湾曲成形用セル 3…出口 4…駆動ローラ 5…カーテン 6…上部狭窄区域 7…管 8…下部区域 9…上部組立体 10…工具ホルダ 11…底無し運搬箱 13…控え棒 14…ビーム 15…骨組み 16…ピッチ 17…レール 18…支持板 19…ホイール 20…断熱要素 21…支持スラブ 22…環状対向型 23…フレーム 24…結合用プレート 25…ジャッキ 26…割り出し用フィンガ 27…アイレット又はスリット 28…板ガラス 29…側方ストッパ 30…ブロー用傾斜路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−マルク プティコリン フランス国,エフ−60150 トーロット, ル プルシス ブリオン,リュ ドゥ ベ ルドゥン,12 (72)発明者 アルノー ボルデリウ フランス国,エフ−60200 コンピーニュ, アブニュ デ マルティル ドゥ ラ リ ベルト,14 (72)発明者 マルク ワタン フランス国,エフ−02410 サン−ゴバン, リュ シャルレ フォンテーヌ,10

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスの湾曲成形温度に実質的に等し
    い室温が保たれている湾曲成形用セルの中に板ガラスを
    導く駆動ローラ付きコンベヤによって搬送される形で板
    ガラスが横断する水平炉の中で、湾曲成形温度に加熱さ
    れた板ガラスを湾曲成形する工程において、 板ガラスが、湾曲成形用セルの中で板ガラスの中央部分
    を支持する手段をとり囲む環状の対向型に垂直に、湾曲
    成形用上部型の下に湾曲成形用セルの中で固定され、前
    記環状対向型が湾曲成形用上部型に対し板ガラスを押し
    つけるよう持ち上げられることを特徴とする湾曲成形工
    程。
  2. 【請求項2】 前記支持手段が、自由に回転するローラ
    により構成されていることを特徴とする、請求項1に記
    載の湾曲成形工程。
  3. 【請求項3】 前記支持手段が、高温エアクッションに
    より構成されていることを特徴とする、請求項1に記載
    の湾曲成形工程。
  4. 【請求項4】 環状対向型及び支持手段が、湾曲成形用
    セルの外部に置かれた支持板上に載置されていることを
    特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    湾曲成形工程。
  5. 【請求項5】 板ガラスが、長辺に対して垂直な方向に
    従って炉の中を移動させられることを特徴とする、請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の湾曲成形工程。
  6. 【請求項6】 板ガラスの停止位置が、湾曲成形用上部
    型と一体を成して取りつけられている側方ストッパ、場
    合によっては前方ストッパによって決定されることを特
    徴とする、請求項5に記載の湾曲成形工程。
  7. 【請求項7】 湾曲成形用上部型と湾曲成形用対向型と
    で構成されたプレス組立体が、温度上昇段階の際に閉じ
    られることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1
    項に記載の工程。
  8. 【請求項8】 高温エアクッションにより支持されてい
    ない板ガラスの周辺部分の方向への高温空気のブローを
    特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の工
    程。
  9. 【請求項9】 湾曲成形用上部型と環状対向型の間の間
    隙の測定によって湾曲成形用プレスが制御されることを
    特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の工
    程。
  10. 【請求項10】 環状対向型と支持手段を担持する支持
    板を急速に引き出すための手段が具備されていることを
    特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の工
    程。
  11. 【請求項11】 高温エアクッション上での移動の際の
    板ガラスの前送り補助を特徴とする、請求項1乃至10
    のいずれか1項に記載の工程。
  12. 【請求項12】 支持手段がわずかに傾斜していること
    を特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載
    の工程。
  13. 【請求項13】 板ガラスの端部に対する高温空気ブロ
    ーを特徴とする、請求項11に記載の工程。
  14. 【請求項14】 湾曲成形用上部型と接触した状態に板
    ガラスを維持するための手段が備わった湾曲成形用上部
    型と、湾曲成形用セルの断熱性床を担持する支持板とプ
    レス用環状対向型と湾曲成形用セル内にガラスを支持す
    る部材と環状対向型の上下動装置とから成る下部組立体
    とを含み、板ガラスの湾曲成形温度に近い温度が維持さ
    れている湾曲成形用セルで終結している水平炉を含む、
    板ガラスの湾曲成形装置。
  15. 【請求項15】 成形区域内の前記ガラス支持部材が、
    高温エアクッションがそれを通して生成されるいくつか
    のオリフィスを有する耐火材料製スラブで構成されてい
    ることを特徴とする、請求項14に記載の湾曲成形装
    置。
  16. 【請求項16】 前記下部組立体が、低温レール上を移
    動させられる運搬車上に載置されていることを特徴とす
    る、請求項14又は15のいずれか1項に記載の湾曲成
    形装置。
  17. 【請求項17】 ガラス支持部材のまわりに配置された
    高温空気ブロー用傾斜路を特徴とする請求項14乃至1
    6のいずれか1項に記載の湾曲成形装置。
  18. 【請求項18】 湾曲成形用上部型に対する基準の焦点
    調整ストッパを特徴とする、請求項14乃至17のいず
    れか1項に記載の湾曲成形装置。
  19. 【請求項19】 上部型及び環状対向型が、鋳鉄製部材
    の機械加工により得られることを特徴とする、請求項1
    4乃至18のいずれか1項に記載の湾曲成形装置。
  20. 【請求項20】 割出し装置が、部材の鋳型の中に含ま
    れていることを特徴とする、請求項14乃至19のいず
    れか1項に記載の湾曲成形装置。
  21. 【請求項21】 湾曲成形用上部型と環状対向型の間の
    間隙の測定用感受器が備わり、これらの感受器が、環状
    対向型の移動を制御する手段を制御していることを特徴
    とする、請求項14乃至20のいずれか1項に記載の湾
    曲成形装置。
  22. 【請求項22】 環状対向型を担持するフレーム上に積
    載されたローラを特徴とする、請求項14乃至21のい
    ずれか1項に記載の湾曲成形装置。
  23. 【請求項23】 運搬車が可動であることを特徴とす
    る、請求項14乃至22のいずれか1項に記載の湾曲成
    形装置。
  24. 【請求項24】 湾曲成形用上部型と接触した状態に板
    ガラスを維持するための手段が備わった湾曲成形用上部
    型と、プレス用環状対向型と、湾曲成形用上部型および
    環状対向型の同心性を保証するための割り出し手段とを
    含む湾曲成形用セルによって延長されている水平炉を有
    する板ガラスの湾曲成形装置において、 湾曲成形用上部型、環状対向型及び割り出し手段が、同
    じ熱間挙動特性を有する材料で作られ、機械加工又はそ
    れと同じ精度、特に1/10mm未満の精度を与えるよう
    な手順によって作られることを特徴とする湾曲成形装
    置。
  25. 【請求項25】 環状対向型の支え面が、環状対向型と
    湾曲成形用上部型との間の間隙の測定値の関数として、
    リフト手段、特に可動ネジを用いて調節されることを特
    徴とする、請求項24に記載の湾曲成形装置。
  26. 【請求項26】 間隙感受器が、容量性感受器であるこ
    とを特徴とする、請求項25に記載の湾曲成形装置。
  27. 【請求項27】 環状対向型が、リフト手段により垂直
    方向に移動させられる支持フレームに堅くなく固定され
    ることを特徴とする、請求項25又は26に記載の湾曲
    成形装置。
  28. 【請求項28】 湾曲成形用セルの壁の中を横断する側
    方アームが前記支持フレームに含まれ、リフト手段が前
    記アームをセルの外部で作動させることを特徴とする、
    請求項27に記載の湾曲成形装置。
  29. 【請求項29】 ジャッキが、そのほとんどの移動中、
    電気的に同期化されていることを特徴とする、請求項2
    5乃至28のいずれか1項に記載の湾曲成形装置。
  30. 【請求項30】 湾曲成形用セルの中に取り付けられた
    吸引装置に結びつけられた湾曲成形用上部型を含む板ガ
    ラスの湾曲成形温度に近い温度が維持された湾曲成形用
    セルで終結している水平炉を含む、板ガラスの湾曲成形
    装置において、 特に湾曲成形用上部型がある湾曲成形用セルの下部区域
    を吸引区域から分離する断熱用壁を特徴とする、湾曲成
    形装置。
  31. 【請求項31】 吸引区域内の圧力が、煙突を用いて調
    整されていることを特徴とする、請求項30に記載の湾
    曲成形装置。
  32. 【請求項32】 吸引区域内の圧力が、湾曲成形用セル
    の下部区域内に吸引された空気の再注入用の少なくとも
    1つのオリフィスによって調節されていることを特徴と
    する、請求項31に記載の湾曲成形装置。
  33. 【請求項33】 湾曲成形用セルの下部区域内に再注入
    された吸引空気の加熱手段を特徴とする、請求項31に
    記載の湾曲成形装置。
  34. 【請求項34】 吸引区域が、湾曲成形用セルの下部区
    域の幅よりも小さい幅を有することを特徴とする、請求
    項30乃至33のいずれか1項に記載の湾曲成形装置。
  35. 【請求項35】 湾曲成形用上部型を操作できるように
    する部材が、部分的に、上部吸引区域の側面上で湾曲成
    形用セルの外部にとりつけられていることを特徴とす
    る、請求項34に記載の湾曲成形装置。
JP17075492A 1991-06-27 1992-06-29 板ガラスの湾曲成形方法及び装置 Expired - Fee Related JP3771278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9107933 1991-06-27
FR919107933A FR2678261B1 (fr) 1991-06-27 1991-06-27 Procede et dispositif de bombage d'une feuille de verre.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05193967A true JPH05193967A (ja) 1993-08-03
JP3771278B2 JP3771278B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=9414353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17075492A Expired - Fee Related JP3771278B2 (ja) 1991-06-27 1992-06-29 板ガラスの湾曲成形方法及び装置

Country Status (13)

Country Link
US (2) US5372624A (ja)
EP (1) EP0520886B1 (ja)
JP (1) JP3771278B2 (ja)
KR (1) KR100201189B1 (ja)
AT (1) ATE170164T1 (ja)
BR (1) BR9202440A (ja)
CA (1) CA2072184C (ja)
DE (1) DE69226733T2 (ja)
ES (1) ES2121833T3 (ja)
FI (1) FI100967B (ja)
FR (1) FR2678261B1 (ja)
MX (1) MX9203457A (ja)
TR (1) TR27180A (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1250082B (it) * 1991-07-10 1995-03-30 Siv Soc Italiana Vetro Apparecchiatura e procedimento per la fabbricazione di vetri a forma complessa atti ad essere usati su veicoli
IT1250081B (it) * 1991-07-10 1995-03-30 Siv Soc Italiana Vetro Apparecchiatura e procedimento per la fabbricazione di vetri a forma complessa
FR2693452B1 (fr) * 1992-07-09 1994-09-02 Saint Gobain Vitrage Int Procédé et dispositif pour supporter et transférer des feuilles de verre dans une cellule de formage.
FR2707283B1 (fr) * 1993-07-09 1995-09-22 Saint Gobain Vitrage Int Procédé et dispositif de formage de plaques de verre et application de ce procédé à l'obtention de vitrages de formes complexes.
FI96845C (fi) * 1994-10-25 1996-09-10 Risto Nikander Menetelmä ja laitteisto lasilevyn taivutuskarkaisussa
US5906668A (en) * 1997-11-20 1999-05-25 Glasstech, Inc. Mold assembly for forming heated glass sheets
DE19839212C2 (de) * 1998-08-28 2002-05-23 Celanese Ventures Gmbh Verfahren zur Herstellung von sphärischen Nanopartikeln, die ganz oder teilweise aus mindestens einem wasserunlöslichen linearen Polysaccharid bestehen
JP4688011B2 (ja) * 2001-05-09 2011-05-25 旭硝子株式会社 ガラス板の曲げ成形装置及びその方法
AU2003221375A1 (en) * 2002-03-13 2003-09-22 Asahi Glass Company, Limited Method of bend molding glass plate and apparatus
US20050092028A1 (en) * 2003-11-05 2005-05-05 William Blanc Light weight gravity bending ring
JP2007145646A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Asahi Glass Co Ltd プレス成型装置及びプレス成型装置の搬送品搬送方法
KR20090016557A (ko) * 2006-05-25 2009-02-16 메사추세츠 인스티튜트 오브 테크놀로지 열가소성 판재의 성형 방법
DE102009036164B4 (de) 2009-05-28 2011-06-09 Schott Ag Verfahren zum Biegen und thermischen Vorspannen von Strahlenschutzglas
US8924006B2 (en) * 2011-11-30 2014-12-30 Corning Incorporated Device and methods for picking and placing hot 3D glass
ES2720002T3 (es) * 2015-08-18 2019-07-17 Saint Gobain Dispositivo y procedimiento de curvado de vidrio utilizando un ventilador
EP3347313B1 (de) 2015-09-08 2019-04-03 Saint-Gobain Glass France Überdruckunterstütztes schwerkraftbiegeverfahren und hierfür geeignete vorrichtung
RU2720538C2 (ru) * 2016-01-28 2020-05-12 Сэн-Гобэн Гласс Франс Способ поддерживаемого избыточным давлением гнутья стекла и устройство, пригодное для этого
KR102473127B1 (ko) * 2017-03-29 2022-12-01 메르크 파텐트 게엠베하 입상 물질을 투여하기 위한 투여 장치, 분사 장치, 및 입상 물질을 기판에 도포하기 위한 방법

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3468645A (en) * 1966-05-09 1969-09-23 Permaglass Method and apparatus for shaping glass sheets supported on a gas support bed
US3573889A (en) * 1969-06-16 1971-04-06 Permaglass Method for shaping,tempering and laminating glass sheets
FR2085464B1 (ja) * 1970-04-23 1974-08-09 Saint Gobain Pont A Mousson
US3682613A (en) * 1970-10-15 1972-08-08 Ppg Industries Inc Apparatus for press bending glass sheets
US3846104A (en) * 1973-01-10 1974-11-05 Ppg Industries Inc Handling glass sheets for shaping and cooling
US4229200A (en) * 1979-06-01 1980-10-21 Ppg Industries, Inc. Drop forming glass sheets with auxiliary shaping means
US4432782A (en) * 1982-06-17 1984-02-21 Ppg Industries, Inc. Support for hot glass sheets of non-rectangular outline prior to bending
US4596592A (en) * 1985-05-02 1986-06-24 Ppg Industries, Inc. Stop members for glass sheet shaping molds
US4612031A (en) * 1985-06-24 1986-09-16 Ppg Industries, Inc. Method and apparatus for shaping glass sheets on shaping molds with flotation blocks
US4781745A (en) * 1987-05-19 1988-11-01 Glasstech International L.P. Registering device for glass article handling components
US4877437A (en) * 1988-04-29 1989-10-31 Glasstech International L.P. Vacuum platen for sharp bends
FR2660302B1 (fr) * 1990-03-30 1992-08-07 Selas Sa Installation pour le chauffage, le formage et la trempe de feuilles de verre.

Also Published As

Publication number Publication date
DE69226733T2 (de) 1999-04-15
CA2072184C (fr) 2003-08-05
FI922968A (fi) 1992-12-28
DE69226733D1 (de) 1998-10-01
KR100201189B1 (ko) 1999-06-15
CA2072184A1 (fr) 1992-12-28
BR9202440A (pt) 1993-02-09
TR27180A (tr) 1994-11-10
JP3771278B2 (ja) 2006-04-26
US5372624A (en) 1994-12-13
FI100967B (fi) 1998-03-31
EP0520886B1 (fr) 1998-08-26
FI922968A0 (fi) 1992-06-26
US5693112A (en) 1997-12-02
MX9203457A (es) 1993-02-01
EP0520886A1 (fr) 1992-12-30
FR2678261B1 (fr) 1994-10-21
ATE170164T1 (de) 1998-09-15
FR2678261A1 (fr) 1992-12-31
KR930000400A (ko) 1993-01-15
ES2121833T3 (es) 1998-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05193967A (ja) 板ガラスの湾曲成形工程及び装置
US4662925A (en) Horizontal press bending of heat softened glass sheets
KR100257801B1 (ko) 수평 위치에서의 유리판 벤딩 방법 및 장치
EP0228597B1 (en) Shuttling support frame for vacuum pickup
CA1152327A (en) Method and apparatus for shaping glass sheets using deformable vacuum mold
US4285715A (en) Cycle of mold movement while press bending glass sheets
US4666492A (en) Method and apparatus for shaping glass sheets
US4297118A (en) Controlling overheating of vacuum mold used to shape glass sheets
EP0121258B1 (en) Shaping glass sheets to complicated shapes
EP0229337B1 (en) Sheet positioning system
CA1120725A (en) Apparatus for bending and tempering glass
HUT72393A (en) Apparatus and method for bending and tempering glass sheets and thin glass sheets tempered and bent through the method in the apparatus
JPH03505082A (ja) ガラス板を運搬するための方法及び装置
KR19990036396A (ko) 유리 시트 이송 및 절곡 장치
US4767434A (en) Horizontal press bending pickup and delivery system
US4349375A (en) Deformable vacuum mold for shaping glass sheets
FI58623B (fi) Anordning foer boejning av vaermeuppmjukade glasskivor
US5340375A (en) Method and apparatus for bending and tempering a glass sheet
JPS5943427B2 (ja) ガラスシ−トの成形方法及びその装置
KR950002329B1 (ko) 유리시트의 벤딩(bending)방법 및 장치
KR100268140B1 (ko) 성형 스테이션에서 글래스 시트를 지지 및 운송하기 위한 장치 및 방법
JPH1160252A (ja) ガラスの型押し装置
JPS5997540A (ja) 変形可能な真空モ−ルド及び板ガラス曲げ方法
CN1032130C (zh) 玻璃板的弯曲和钢化方法
JPS6362459B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20041026

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20041111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees