JPH0519378A - 用紙識別装置 - Google Patents
用紙識別装置Info
- Publication number
- JPH0519378A JPH0519378A JP19571791A JP19571791A JPH0519378A JP H0519378 A JPH0519378 A JP H0519378A JP 19571791 A JP19571791 A JP 19571791A JP 19571791 A JP19571791 A JP 19571791A JP H0519378 A JPH0519378 A JP H0519378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- light
- sheet
- paper
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線数が少なく、紙の色や種類に対応でき、
センサ間の相互干渉を起こさない用紙識別装置を提供す
る。 【構成】 発光素子3a,3b,3cが投光回路5によ
って順次発光駆動され、用紙2によって反射された光が
PSD素子7によって検出される。検出された信号は信
号処理回路8によって位置信号と入射光量信号に分解さ
れる。位置信号に基づき用紙寸法判定回路9で用紙寸法
が自動判別され、入射光量信号に基づき色判定回路10
で用紙の色が自動判別される
センサ間の相互干渉を起こさない用紙識別装置を提供す
る。 【構成】 発光素子3a,3b,3cが投光回路5によ
って順次発光駆動され、用紙2によって反射された光が
PSD素子7によって検出される。検出された信号は信
号処理回路8によって位置信号と入射光量信号に分解さ
れる。位置信号に基づき用紙寸法判定回路9で用紙寸法
が自動判別され、入射光量信号に基づき色判定回路10
で用紙の色が自動判別される
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー機等において用
紙の大きさを自動判別する用紙識別装置に関する。
紙の大きさを自動判別する用紙識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコピー機においては、原稿がセッ
トされるとその大きさを自動的に判別し、その原稿寸法
に適合した用紙を選択してコピーするように構成された
ものがある。従来装置においては、このような原稿寸法
の自動判定を行う装置の一例として、発光ダイオードと
受光ダイオードを一対にしたセンサを用紙の大きさを判
定する箇所にそれぞれ配設し、その出力信号を処理回路
に接続したものがある。
トされるとその大きさを自動的に判別し、その原稿寸法
に適合した用紙を選択してコピーするように構成された
ものがある。従来装置においては、このような原稿寸法
の自動判定を行う装置の一例として、発光ダイオードと
受光ダイオードを一対にしたセンサを用紙の大きさを判
定する箇所にそれぞれ配設し、その出力信号を処理回路
に接続したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置は、識別する用紙の種類に比例して発光ダ
イオードおよび受光ダイオードの両方に配線が必要なた
め、用紙の種類が多くなると配線数が増えその取扱いが
困難になり、保守も面倒になる。また、紙の色によって
は受光ダイオードに入射する光量が少なくなり、センサ
が識別できない場合もあった。更に、センサ間の相互干
渉による誤動作の可能性もあるという課題を有してい
た。
な従来の装置は、識別する用紙の種類に比例して発光ダ
イオードおよび受光ダイオードの両方に配線が必要なた
め、用紙の種類が多くなると配線数が増えその取扱いが
困難になり、保守も面倒になる。また、紙の色によって
は受光ダイオードに入射する光量が少なくなり、センサ
が識別できない場合もあった。更に、センサ間の相互干
渉による誤動作の可能性もあるという課題を有してい
た。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、配線数が少なく、紙の色や種類に対応でき、セ
ンサ間の相互干渉を起こさない用紙識別装置を提供する
ものである。
もので、配線数が少なく、紙の色や種類に対応でき、セ
ンサ間の相互干渉を起こさない用紙識別装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の用紙識別装置は、用紙の大きさを自動
識別する用紙識別装置において、認識する用紙で覆われ
る部分であってその用紙の端部付近に用紙毎にそれぞれ
配設された発光素子と、その発光素子を順次発光駆動す
る投光回路と、用紙によって反射した発光素子出力光を
検出するPSD素子とを備えたことを特徴とする。
るために本発明の用紙識別装置は、用紙の大きさを自動
識別する用紙識別装置において、認識する用紙で覆われ
る部分であってその用紙の端部付近に用紙毎にそれぞれ
配設された発光素子と、その発光素子を順次発光駆動す
る投光回路と、用紙によって反射した発光素子出力光を
検出するPSD素子とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の用紙識別装置においては、発光素子
が順次発光駆動され用紙によって反射した光がPSD素
子によって検出される。
が順次発光駆動され用紙によって反射した光がPSD素
子によって検出される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
り、ガラス1の上の所定位置に用紙2がセットされるよ
うになっており、ガラス1の下側の面と対抗して発光ダ
イオードからなる発光素子3a,3b,3cが配設され
ている(この例では3種類の用紙寸法を自動判別するも
のを示している)。これらの発光素子は用紙2の大きさ
に適合する位置に設けられ、具体的には用紙2に覆われ
る部分であって、用紙2の端部付近に配設されている。
り、ガラス1の上の所定位置に用紙2がセットされるよ
うになっており、ガラス1の下側の面と対抗して発光ダ
イオードからなる発光素子3a,3b,3cが配設され
ている(この例では3種類の用紙寸法を自動判別するも
のを示している)。これらの発光素子は用紙2の大きさ
に適合する位置に設けられ、具体的には用紙2に覆われ
る部分であって、用紙2の端部付近に配設されている。
【0008】発光素子3a,3b,3cは発振回路4か
ら発生する発振パルスに基づいて、投光回路5から後述
する順序で発生する駆動信号によって発光するようにな
っている。これら発光素子の光は用紙2で反射され、レ
ンズ6を介してPSD7で検出されるようになってい
る。
ら発生する発振パルスに基づいて、投光回路5から後述
する順序で発生する駆動信号によって発光するようにな
っている。これら発光素子の光は用紙2で反射され、レ
ンズ6を介してPSD7で検出されるようになってい
る。
【0009】PSD7で検出された信号は信号処理回路
8で位置信号と入射光量信号とに分けられ、位置信号は
用紙寸法判定回路9に供給されて用紙2の大きさが判定
されて、入射光量信号は色判定回路10に供給されて用
紙の色が判定されるようになっている。
8で位置信号と入射光量信号とに分けられ、位置信号は
用紙寸法判定回路9に供給されて用紙2の大きさが判定
されて、入射光量信号は色判定回路10に供給されて用
紙の色が判定されるようになっている。
【0010】このように構成された装置において発振回
路4は図2(a)に示すような発振パルスを発生し、投光
回路5に供給するので、投光回路5は図2(b)に示す駆
動信号を発光素子3aに、図2(c)に示す駆動信号を発
光素子3bに、図2(d)に示す駆動信号を発光素子3c
に供給する。このように駆動信号の発生時間が順次ずれ
ているので、各発光素子も同様に順次ずれて発光する。
路4は図2(a)に示すような発振パルスを発生し、投光
回路5に供給するので、投光回路5は図2(b)に示す駆
動信号を発光素子3aに、図2(c)に示す駆動信号を発
光素子3bに、図2(d)に示す駆動信号を発光素子3c
に供給する。このように駆動信号の発生時間が順次ずれ
ているので、各発光素子も同様に順次ずれて発光する。
【0011】発光素子から出力された光はその発光素子
が覆われる大きさの用紙がセットされているときはそこ
で反射され、レンズ6を介してPSD7で受光される。
図3はこの様子を示しており、発光素子3b,3cの両
方を覆う大きさの用紙2がガラス1の上にセットされて
いる場合の例である。この場合、発光素子3b,3cの
光は両方ともレンズ6を介してPSD7に達する。
が覆われる大きさの用紙がセットされているときはそこ
で反射され、レンズ6を介してPSD7で受光される。
図3はこの様子を示しており、発光素子3b,3cの両
方を覆う大きさの用紙2がガラス1の上にセットされて
いる場合の例である。この場合、発光素子3b,3cの
光は両方ともレンズ6を介してPSD7に達する。
【0012】PSD7はある点にスポット光を受けると
その一端から電流I1が発生し、他端から電流I2が発生
する。そして、電流I1とI2の比がそのスポット位置に
対応した値となり、電流I1と電流I2の和が入射光量に
比例する特性がある。図3からわかるように、PSD7
上のスポット位置は発光素子から出力された光が用紙で
反射した位置に対応し、各発光素子は前述したように対
応する用紙で覆われる部分であって、その端部付近に設
けられている。
その一端から電流I1が発生し、他端から電流I2が発生
する。そして、電流I1とI2の比がそのスポット位置に
対応した値となり、電流I1と電流I2の和が入射光量に
比例する特性がある。図3からわかるように、PSD7
上のスポット位置は発光素子から出力された光が用紙で
反射した位置に対応し、各発光素子は前述したように対
応する用紙で覆われる部分であって、その端部付近に設
けられている。
【0013】したがって図3の場合、PSD7から得ら
れる信号は発光素子3bと3cの両方からのものである
が、外側に位置する発光素子3bからの信号によって用
紙の大きさを判定すれば1種類だけの用紙寸法が判定で
きる。各発光素子から出力される光は図2に示すように
発光タイミングがずれており、ある発光素子が発光して
いるときは他の発光素子は発光しないようになってい
る。このため、ある時点で得られる信号は単一の発光素
子からのものであり、図3の場合は発光素子3bと3c
の両方の信号が得られるが、それを識別することは可能
である。
れる信号は発光素子3bと3cの両方からのものである
が、外側に位置する発光素子3bからの信号によって用
紙の大きさを判定すれば1種類だけの用紙寸法が判定で
きる。各発光素子から出力される光は図2に示すように
発光タイミングがずれており、ある発光素子が発光して
いるときは他の発光素子は発光しないようになってい
る。このため、ある時点で得られる信号は単一の発光素
子からのものであり、図3の場合は発光素子3bと3c
の両方の信号が得られるが、それを識別することは可能
である。
【0014】PSD7から出力された電流I1とI2は信
号処理回路8に供給され、その比から位置信号を発生す
る。この位置信号は例えば図3の記号A、Bの位置に対
応するものである。そしてこの位置信号が用紙寸法判定
回路9に供給されるので、その位置信号から用紙の大き
さを判定することができる。すなわち記号Aのスポット
による位置信号と、記号Bのスポットによる位置信号は
前述したように異なるタイミングで発生する。
号処理回路8に供給され、その比から位置信号を発生す
る。この位置信号は例えば図3の記号A、Bの位置に対
応するものである。そしてこの位置信号が用紙寸法判定
回路9に供給されるので、その位置信号から用紙の大き
さを判定することができる。すなわち記号Aのスポット
による位置信号と、記号Bのスポットによる位置信号は
前述したように異なるタイミングで発生する。
【0015】このため用紙寸法判定回路9は複数のスポ
ットに対応する位置信号が供給されたとき、内側に配設
されている発光素子からの信号を無視するように構成し
ておけばセットされている用紙の大きさを判定すること
ができる。
ットに対応する位置信号が供給されたとき、内側に配設
されている発光素子からの信号を無視するように構成し
ておけばセットされている用紙の大きさを判定すること
ができる。
【0016】一方、電流I1とI2の和である入射光量信
号が色判別回路10に供給される。用紙2で反射される
光の光量は用紙2の色に対応しているので、その入射信
号の大きさから色が判定できる。
号が色判別回路10に供給される。用紙2で反射される
光の光量は用紙2の色に対応しているので、その入射信
号の大きさから色が判定できる。
【0017】用紙寸法判定回路9で判定された結果と色
判定回路10で判定された結果は出力回路11を介して
出力される。
判定回路10で判定された結果は出力回路11を介して
出力される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の用紙識別回路によ
れば、用紙の種類に対応した数の発光素子を配設し、受
光素子はPSDを共通に使用できるので配線数が少なく
なり、また、発光素子は用紙の大きさに対応して設けて
いるが、発光タイミングは独立であるため光の干渉を発
生することがないという効果を有する。
れば、用紙の種類に対応した数の発光素子を配設し、受
光素子はPSDを共通に使用できるので配線数が少なく
なり、また、発光素子は用紙の大きさに対応して設けて
いるが、発光タイミングは独立であるため光の干渉を発
生することがないという効果を有する。
【図1】本発明の用紙識別装置の一実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図2】発光素子の発光タイミングを示すタイムチャー
トである。
トである。
【図3】PSDの動作原理を説明する図である。
1 ガラス 2 用紙 3 発光素子 4 発振回路 5 投光回路 6 レンズ 7 PSD 8 処理回路 9 用紙寸法判定回路 10 色判定回路 11 出力回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 用紙の大きさを自動識別する用紙識別装
置において、 認識する用紙によって覆われる部分であってその用紙の
端部付近に用紙毎に対応して配設された発光素子と、 その発光素子を順次発光駆動する投光回路と、 用紙によって反射した発光素子出力光を検出するPSD
素子とを備えたことを特徴とする用紙識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19571791A JPH0519378A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 用紙識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19571791A JPH0519378A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 用紙識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519378A true JPH0519378A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16345798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19571791A Pending JPH0519378A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 用紙識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519378A (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP19571791A patent/JPH0519378A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000222 |