JPH05193727A - 板材の表裏を揃える装置 - Google Patents
板材の表裏を揃える装置Info
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- JPH05193727A JPH05193727A JP919092A JP919092A JPH05193727A JP H05193727 A JPH05193727 A JP H05193727A JP 919092 A JP919092 A JP 919092A JP 919092 A JP919092 A JP 919092A JP H05193727 A JPH05193727 A JP H05193727A
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- lever
- turning lever
- turning
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 原木から挽き出した不定形の板材の表裏を揃
える作業を自動的に迅速かつ確実に行ない、製材効率を
大幅に向上させ得る装置の提供。 【構成】 順次送り込まれる板材12,13 を保持する第1
旋回レバー2 と、その内端部近くに旋回可能に取り付け
られたストッパとしての役割を果たす第2旋回レバー4
と、第1旋回レバー2 から引き渡される板材を受け取る
第3旋回レバー6 と、第1旋回レバー2 の内端部近くに
設けたセンサ8 と、これらの旋回レバーを駆動する第
1、第2及び第3駆動装置3,5,7 と、センサ8 の出力状
態に基づいて第1旋回レバー2 上に置かれた板材12,13
の表裏状態を判別し、上記第1、第2及び第3駆動装置
3,5,7 の作動を制御する制御装置11とから構成される。
第1、第2及び第3駆動装置3,5,7 としては流体圧シリ
ンダや電動モータが好適に用いられ、またセンサ8 とし
ては、光センサやマイクロスイッチ等が好適に用いられ
る。
える作業を自動的に迅速かつ確実に行ない、製材効率を
大幅に向上させ得る装置の提供。 【構成】 順次送り込まれる板材12,13 を保持する第1
旋回レバー2 と、その内端部近くに旋回可能に取り付け
られたストッパとしての役割を果たす第2旋回レバー4
と、第1旋回レバー2 から引き渡される板材を受け取る
第3旋回レバー6 と、第1旋回レバー2 の内端部近くに
設けたセンサ8 と、これらの旋回レバーを駆動する第
1、第2及び第3駆動装置3,5,7 と、センサ8 の出力状
態に基づいて第1旋回レバー2 上に置かれた板材12,13
の表裏状態を判別し、上記第1、第2及び第3駆動装置
3,5,7 の作動を制御する制御装置11とから構成される。
第1、第2及び第3駆動装置3,5,7 としては流体圧シリ
ンダや電動モータが好適に用いられ、またセンサ8 とし
ては、光センサやマイクロスイッチ等が好適に用いられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原木から挽き出した不
定形板状の材の表裏を揃える装置に関する。
定形板状の材の表裏を揃える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原木を帯鋸若しくは丸鋸により長手方向
に平行に裁断して不定形板状の材を挽き出したのち、こ
れから所定の規格の板材や角材を切り出す際には、上記
不定形の板材の側辺部の樹皮等が残る部分を端材として
除去する必要がある。その製材機には、例えば、一対の
丸鋸を用い不定形板材の両側から端材を切り取って所定
幅の板を得る装置や、同軸上に設けた多数の丸鋸を用い
て複数本の角材を一時に挽き出すギャングソーなどがあ
るが、これらの製材機においては、板材は製材機の前段
に設けた形状認識装置によりその形状が検知され、その
形状に応じて歩出し、即ち、各丸鋸の位置出しが行わ
れ、これにより最も効率良く製材が行われるよう構成さ
れている。
に平行に裁断して不定形板状の材を挽き出したのち、こ
れから所定の規格の板材や角材を切り出す際には、上記
不定形の板材の側辺部の樹皮等が残る部分を端材として
除去する必要がある。その製材機には、例えば、一対の
丸鋸を用い不定形板材の両側から端材を切り取って所定
幅の板を得る装置や、同軸上に設けた多数の丸鋸を用い
て複数本の角材を一時に挽き出すギャングソーなどがあ
るが、これらの製材機においては、板材は製材機の前段
に設けた形状認識装置によりその形状が検知され、その
形状に応じて歩出し、即ち、各丸鋸の位置出しが行わ
れ、これにより最も効率良く製材が行われるよう構成さ
れている。
【0003】而して、原木から挽き出した上記不定形の
板材は、原木の中心軸に近い側の面の幅が広く、反対側
の面の幅はこれより狭くなっているから、端材部分を除
去するため上記形状認識装置によりその形状を測定する
に当たっては、幅の狭い面(以下『表側』とする。)の
幅を検知する必要があり、そのためには原木から挽き出
した不定形の板材をすべて表側が上になるように揃えた
状態で形状認識装置に送る必要がある。然しながら、こ
の作業は従来人手で行なわれており、長さや幅の大きな
板材の場合には2人以上の人員を要し、また、これを迅
速且つ効率良く行なうことは非常な重労働であると共
に、危険性も伴うことが多かった。
板材は、原木の中心軸に近い側の面の幅が広く、反対側
の面の幅はこれより狭くなっているから、端材部分を除
去するため上記形状認識装置によりその形状を測定する
に当たっては、幅の狭い面(以下『表側』とする。)の
幅を検知する必要があり、そのためには原木から挽き出
した不定形の板材をすべて表側が上になるように揃えた
状態で形状認識装置に送る必要がある。然しながら、こ
の作業は従来人手で行なわれており、長さや幅の大きな
板材の場合には2人以上の人員を要し、また、これを迅
速且つ効率良く行なうことは非常な重労働であると共
に、危険性も伴うことが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、原木から挽き出した上記不定形の板材の表裏を
揃える作業を自動的かつ確実に行ない得る装置を提供す
ることにある。
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、原木から挽き出した上記不定形の板材の表裏を
揃える作業を自動的かつ確実に行ない得る装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】叙上の目的は、機台の一
辺上に下記 (a)項ないし (g)項記載の構成要素から成る
旋回レバー機構を所定の間隔を隔てて2組設けると共
に、これら2組の旋回レバー機構を下記 (h)項記載の制
御装置により連動して作動せしめるよう構成したことを
特徴とする板材の表裏を揃える装置、即ち、(a) 機台の
一辺から外側へ向けて伸長し、その内端(機台の中心に
近い側。以下同様。)において機台に旋回可能に取り付
けられ、順次送り込まれる板材を保持する面を有すると
共に、常態においては上記板材保持面の外端よりも内端
側が低くなるように傾斜して保持された第1旋回レバー
と、(b) 第1旋回レバーを機台に対して旋回駆動せしめ
る第1駆動装置と、(c) 第1旋回レバーの内端部近くに
旋回可能に取り付けられ、常態においては第1旋回レバ
ーの板材保持面に対して略直角に起立して上記板材保持
面上を滑り落ちる板材を阻止するストッパとしての役割
を果たす第2旋回レバーと、(d) 第2旋回レバーを第1
旋回レバーに対して旋回駆動せしめる第2駆動装置と、
(e) 外端において機台の上記一辺近くに旋回可能に取り
付けられ、常態においては機台上の板材載置面と略平行
にこれと同位置もしくはこれより下方に位置するよう保
持された第3旋回レバーと、(f) 第3旋回レバーを機台
に対して旋回駆動せしめる第3駆動装置と、(g) 第1旋
回レバーの内端部近くの第2旋回レバーが起立する隅部
において、第1旋回レバーの板材保持面上に置かれた板
材の辺縁角部の有無を検知するセンサと、から成る旋回
レバー機構を機台の一辺上に所定の間隔を隔てて2組設
けると共に、これら2組の旋回レバー機構を下記 (h)項
記載の制御装置、即ち、(h) 板材がその表側の面(板材
の平坦かつ平行な2面のうち、幅の狭い方の面を表側、
幅の広い方の面を裏側とする。)を上にして第1旋回レ
バーの板材保持面に置かれ、上記センサが板材の裏側の
面の辺縁角部の存在を検知した場合には、上記第2駆動
装置を作動せしめて第2旋回レバーをその起立状態から
平伏状態へ旋回させることにより板材の阻止作用を解除
して、板材をその表側の面を上にしたまゝの状態で機台
の板材載置面上へ滑り落とさせ、他方、板材がその裏側
の面を上にして第1旋回レバーの板材保持面に置かれ、
上記センサが板材の裏側の面の辺縁角部の存在を検知し
得ない場合には、上記第1駆動装置を作動せしめて第1
旋回レバーの外端を機台側へ旋回させると同時に、上記
第3駆動装置を作動せしめて第3旋回レバーの内端を引
き起こして上記第1旋回レバーと接近させ、第1旋回レ
バーの板材保持面上の板材を第3旋回レバーへ引き渡
し、然る後、上記第3駆動装置を逆方向へ作動せしめて
第3旋回レバーを原位置に復帰させることにより、板材
をこれが第1旋回レバー上にあるときとは反転してその
表側の面を上にした状態で機台の板材載置面上に設置す
ると共に、上記第1駆動装置を逆方向へ作動せしめて第
1旋回レバーを原位置に復帰させるよう、上記センサの
出力状態に応じて上記第1、第2及び第3駆動装置を連
携して作動せしめる制御装置、によって連動して作動せ
しめるよう構成したことを特徴とする装置により達成で
きる。上記第1、第2及び第3駆動装置としては流体圧
シリンダや電動モータが好適に用いられ、また上記セン
サとしては、光センサやマイクロスイッチ等が好適に用
いられる。また、機台の1辺上に設けられる上記2組の
旋回レバー機構の間隔を板材の長さに応じて調節可能な
ように構成することも推奨される。
辺上に下記 (a)項ないし (g)項記載の構成要素から成る
旋回レバー機構を所定の間隔を隔てて2組設けると共
に、これら2組の旋回レバー機構を下記 (h)項記載の制
御装置により連動して作動せしめるよう構成したことを
特徴とする板材の表裏を揃える装置、即ち、(a) 機台の
一辺から外側へ向けて伸長し、その内端(機台の中心に
近い側。以下同様。)において機台に旋回可能に取り付
けられ、順次送り込まれる板材を保持する面を有すると
共に、常態においては上記板材保持面の外端よりも内端
側が低くなるように傾斜して保持された第1旋回レバー
と、(b) 第1旋回レバーを機台に対して旋回駆動せしめ
る第1駆動装置と、(c) 第1旋回レバーの内端部近くに
旋回可能に取り付けられ、常態においては第1旋回レバ
ーの板材保持面に対して略直角に起立して上記板材保持
面上を滑り落ちる板材を阻止するストッパとしての役割
を果たす第2旋回レバーと、(d) 第2旋回レバーを第1
旋回レバーに対して旋回駆動せしめる第2駆動装置と、
(e) 外端において機台の上記一辺近くに旋回可能に取り
付けられ、常態においては機台上の板材載置面と略平行
にこれと同位置もしくはこれより下方に位置するよう保
持された第3旋回レバーと、(f) 第3旋回レバーを機台
に対して旋回駆動せしめる第3駆動装置と、(g) 第1旋
回レバーの内端部近くの第2旋回レバーが起立する隅部
において、第1旋回レバーの板材保持面上に置かれた板
材の辺縁角部の有無を検知するセンサと、から成る旋回
レバー機構を機台の一辺上に所定の間隔を隔てて2組設
けると共に、これら2組の旋回レバー機構を下記 (h)項
記載の制御装置、即ち、(h) 板材がその表側の面(板材
の平坦かつ平行な2面のうち、幅の狭い方の面を表側、
幅の広い方の面を裏側とする。)を上にして第1旋回レ
バーの板材保持面に置かれ、上記センサが板材の裏側の
面の辺縁角部の存在を検知した場合には、上記第2駆動
装置を作動せしめて第2旋回レバーをその起立状態から
平伏状態へ旋回させることにより板材の阻止作用を解除
して、板材をその表側の面を上にしたまゝの状態で機台
の板材載置面上へ滑り落とさせ、他方、板材がその裏側
の面を上にして第1旋回レバーの板材保持面に置かれ、
上記センサが板材の裏側の面の辺縁角部の存在を検知し
得ない場合には、上記第1駆動装置を作動せしめて第1
旋回レバーの外端を機台側へ旋回させると同時に、上記
第3駆動装置を作動せしめて第3旋回レバーの内端を引
き起こして上記第1旋回レバーと接近させ、第1旋回レ
バーの板材保持面上の板材を第3旋回レバーへ引き渡
し、然る後、上記第3駆動装置を逆方向へ作動せしめて
第3旋回レバーを原位置に復帰させることにより、板材
をこれが第1旋回レバー上にあるときとは反転してその
表側の面を上にした状態で機台の板材載置面上に設置す
ると共に、上記第1駆動装置を逆方向へ作動せしめて第
1旋回レバーを原位置に復帰させるよう、上記センサの
出力状態に応じて上記第1、第2及び第3駆動装置を連
携して作動せしめる制御装置、によって連動して作動せ
しめるよう構成したことを特徴とする装置により達成で
きる。上記第1、第2及び第3駆動装置としては流体圧
シリンダや電動モータが好適に用いられ、また上記セン
サとしては、光センサやマイクロスイッチ等が好適に用
いられる。また、機台の1辺上に設けられる上記2組の
旋回レバー機構の間隔を板材の長さに応じて調節可能な
ように構成することも推奨される。
【0006】
【作用】上記の如き構成であると、板材が第1旋回レバ
ー上に表側を上にして送り込まれた場合には、センサが
板材の裏側辺縁角部を検出して、第2旋回レバーが平伏
状態となり、板材はそのまゝ機台上へ滑り落とされ、他
方、板材が第1旋回レバー上に裏側を上にして送り込ま
れた場合には、センサが板材の裏側辺縁角部を検出せ
ず、そのときは第1及び第3旋回レバーが互いに接近す
るよう旋回せしめられて、板材は第3旋回レバーに受け
渡され、その表側が上になった状態で機台上に載せられ
るので、板材は機台上に常にその表側を上にして載置さ
れるものである。
ー上に表側を上にして送り込まれた場合には、センサが
板材の裏側辺縁角部を検出して、第2旋回レバーが平伏
状態となり、板材はそのまゝ機台上へ滑り落とされ、他
方、板材が第1旋回レバー上に裏側を上にして送り込ま
れた場合には、センサが板材の裏側辺縁角部を検出せ
ず、そのときは第1及び第3旋回レバーが互いに接近す
るよう旋回せしめられて、板材は第3旋回レバーに受け
渡され、その表側が上になった状態で機台上に載せられ
るので、板材は機台上に常にその表側を上にして載置さ
れるものである。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説
明する。図1は本発明に係る板材の表裏を揃える装置の
要部とその作動を示す説明図、図2はセンサ取付け部分
の構成を示す説明図、図3は異なったセンサの取付け部
分の構成を示す説明図、図4は更に異なったセンサの取
付け部分の構成を示す説明図である。
明する。図1は本発明に係る板材の表裏を揃える装置の
要部とその作動を示す説明図、図2はセンサ取付け部分
の構成を示す説明図、図3は異なったセンサの取付け部
分の構成を示す説明図、図4は更に異なったセンサの取
付け部分の構成を示す説明図である。
【0008】而して、図中、1は機台、2は第1旋回レ
バー、3は第1駆動装置、4は第2旋回レバー、5は第
2駆動装置、6は第3旋回レバー、7は第3駆動装置、
8はセンサ、9は流体圧源、10は流体圧切換弁、11は制
御装置、12及び13は板材である。
バー、3は第1駆動装置、4は第2旋回レバー、5は第
2駆動装置、6は第3旋回レバー、7は第3駆動装置、
8はセンサ、9は流体圧源、10は流体圧切換弁、11は制
御装置、12及び13は板材である。
【0009】第1旋回レバー2は、機台1の一辺から外
側へ向けて伸長し、その内端側において機台に旋回可能
に取り付けられ、第1駆動装置3によって旋回駆動せし
められるようになっている。第1旋回レバー2の上面2a
は、順次送り込まれる板材12、13を保持する面になって
おり、常態においては板材保持面2aの外端よりも内端側
が低くなるように傾斜して保持され、板材保持面2a上に
送り込まれた板材12は自重により内端側へ滑って移動す
るようになっている。
側へ向けて伸長し、その内端側において機台に旋回可能
に取り付けられ、第1駆動装置3によって旋回駆動せし
められるようになっている。第1旋回レバー2の上面2a
は、順次送り込まれる板材12、13を保持する面になって
おり、常態においては板材保持面2aの外端よりも内端側
が低くなるように傾斜して保持され、板材保持面2a上に
送り込まれた板材12は自重により内端側へ滑って移動す
るようになっている。
【0010】第2旋回レバー4は、上記第1旋回レバー
2の内端部近くに旋回可能に取り付けられ、常態におい
ては第1旋回レバーの板材保持面2aに対して略直角に起
立して上記板材保持面上を滑り落ちる板材を面4aにより
阻止するストッパとしての役割を果たすと共に、第2駆
動装置5によって、上記起立した状態から反時計方向に
旋回せしめられ、上記阻止面4aが第1旋回レバーの板材
保持面2aと同一平面内若しくはそれ下位となる位置にも
たらされ、上記ストッパとしての役割を解除し得るよう
になっている。
2の内端部近くに旋回可能に取り付けられ、常態におい
ては第1旋回レバーの板材保持面2aに対して略直角に起
立して上記板材保持面上を滑り落ちる板材を面4aにより
阻止するストッパとしての役割を果たすと共に、第2駆
動装置5によって、上記起立した状態から反時計方向に
旋回せしめられ、上記阻止面4aが第1旋回レバーの板材
保持面2aと同一平面内若しくはそれ下位となる位置にも
たらされ、上記ストッパとしての役割を解除し得るよう
になっている。
【0011】第3旋回レバー6は、その外端において機
台1の上記一辺近くに旋回可能に取り付けられ、常態に
おいては機台上の板材載置面1aと略平行にこれと同位置
もしくはこれより下方に位置するよう保持されると共
に、第3駆動装置7によって旋回駆動せしめられるよう
になっている。
台1の上記一辺近くに旋回可能に取り付けられ、常態に
おいては機台上の板材載置面1aと略平行にこれと同位置
もしくはこれより下方に位置するよう保持されると共
に、第3駆動装置7によって旋回駆動せしめられるよう
になっている。
【0012】而して、上記第1、第2及び第3の駆動装
置は、図示した実施例においては、例えばエアシリンダ
や油圧シリンダ等の流体圧シリンダであり、流体圧源9
から供給される流体圧を、切換弁10を介して各シリンダ
に送り込んで作動させるようになっている。
置は、図示した実施例においては、例えばエアシリンダ
や油圧シリンダ等の流体圧シリンダであり、流体圧源9
から供給される流体圧を、切換弁10を介して各シリンダ
に送り込んで作動させるようになっている。
【0013】センサ8は、図1及び図2に示す実施例に
おいては光センサが用いられ、第1旋回レバー2の内端
部近くにおいて第2旋回レバー4が起立する隅部、即ち
第1旋回レバー2の板材保持面2aと第2旋回レバー4の
板材阻止面4aが交差する箇所に近接して設けられる。即
ち、図2に示すように第2旋回レバー4の板材阻止面4a
が第1旋回レバー2の板材保持面2aと交差する箇所に切
欠き部4bを形成し、発光素子8’から発せられた光ビー
ムがこの切欠き部分を通過して光センサ8で受光される
ようになっている。光センサ8の出力は図1に示した制
御装置11にもたらされ、この光センサ8からの出力信号
の有無に基づき、制御装置11から流体圧切換弁10を制御
する指令信号が発せられ、これに基づき前記第1、第2
及び第3の駆動装置3、5及び7が駆動されるようにな
っている。
おいては光センサが用いられ、第1旋回レバー2の内端
部近くにおいて第2旋回レバー4が起立する隅部、即ち
第1旋回レバー2の板材保持面2aと第2旋回レバー4の
板材阻止面4aが交差する箇所に近接して設けられる。即
ち、図2に示すように第2旋回レバー4の板材阻止面4a
が第1旋回レバー2の板材保持面2aと交差する箇所に切
欠き部4bを形成し、発光素子8’から発せられた光ビー
ムがこの切欠き部分を通過して光センサ8で受光される
ようになっている。光センサ8の出力は図1に示した制
御装置11にもたらされ、この光センサ8からの出力信号
の有無に基づき、制御装置11から流体圧切換弁10を制御
する指令信号が発せられ、これに基づき前記第1、第2
及び第3の駆動装置3、5及び7が駆動されるようにな
っている。
【0014】以下、上記装置の作動について説明する。
今、図1に示すように、板材12がその表側を上にした状
態で第1旋回レバー2の傾斜した板材保持面2a上に置か
れ、自重により滑って移動して第2旋回レバー4の板材
阻止面4aに当たって停止したとすると、板材12の裏側の
面の辺縁角部12a は、図2に示すように、第2旋回レバ
ー4の前記切欠き部4a内に侵入する。従って、このとき
発光素子8’を発光させると、その光ビームは板材の辺
縁角部12a によって遮断され、光センサ8は受光信号を
発することがない。従って、発光素子8’を発光させて
も光センサ8から出力が得られない場合は、板材12が第
1旋回レバー2上に表側を上にして置かれていることを
示しており、その場合には、制御装置11は切換弁10を介
して第2駆動装置5を作動せしめることにより第2旋回
レバー4を図中反時計方向に回動せしめ、これを起立状
態から平伏状態にもたらす。然るときは、板材12に対す
る阻止作用は解除され、板材はその表側の面を上にした
まゝの状態で第1旋回レバー2上から機台1の板材載置
面1a上へ滑り落ち、表側の面が上になった状態で板材載
置面1a上に載置される。このようにして板材載置面1a上
にもたらされた板材は、図では省略した適宜のコンベア
等により前記形状認識装置へ送られてその形状が検知さ
れ、その形状に応じて後段の製材機により所定の規格の
板材や角材に製材される。機台の板材載置面1a自体をコ
ンベアとして構成してもよい。
今、図1に示すように、板材12がその表側を上にした状
態で第1旋回レバー2の傾斜した板材保持面2a上に置か
れ、自重により滑って移動して第2旋回レバー4の板材
阻止面4aに当たって停止したとすると、板材12の裏側の
面の辺縁角部12a は、図2に示すように、第2旋回レバ
ー4の前記切欠き部4a内に侵入する。従って、このとき
発光素子8’を発光させると、その光ビームは板材の辺
縁角部12a によって遮断され、光センサ8は受光信号を
発することがない。従って、発光素子8’を発光させて
も光センサ8から出力が得られない場合は、板材12が第
1旋回レバー2上に表側を上にして置かれていることを
示しており、その場合には、制御装置11は切換弁10を介
して第2駆動装置5を作動せしめることにより第2旋回
レバー4を図中反時計方向に回動せしめ、これを起立状
態から平伏状態にもたらす。然るときは、板材12に対す
る阻止作用は解除され、板材はその表側の面を上にした
まゝの状態で第1旋回レバー2上から機台1の板材載置
面1a上へ滑り落ち、表側の面が上になった状態で板材載
置面1a上に載置される。このようにして板材載置面1a上
にもたらされた板材は、図では省略した適宜のコンベア
等により前記形状認識装置へ送られてその形状が検知さ
れ、その形状に応じて後段の製材機により所定の規格の
板材や角材に製材される。機台の板材載置面1a自体をコ
ンベアとして構成してもよい。
【0015】次いで、板材13が図示するようにその裏側
の面を上にした状態で第1旋回レバー2の傾斜した板材
保持面2a上に置かれ、自重により滑って移動して第2旋
回レバー4の板材阻止面4aに当たって停止したとする
と、板材12の裏側の面の辺縁角部13a は、図2中一点鎖
線で示すように、第2旋回レバー4の板材阻止面4aに当
たり、第2旋回レバー4の前記切欠き部4a内を通過する
光ビームが遮断されることはない。従って、このとき発
光素子8’を発光させると、その光ビームは光センサ8
によって検知され、光センサ8は受光信号を発する。従
って、光センサ8が受光信号を発した場合は、板材12が
第1旋回レバー2上に裏側を上にして置かれていること
を示している。そこで、この光センサ8からの出力信号
に基づき、制御装置11は切換弁10を介して第1駆動装置
3を作動せしめて第1旋回レバー2を反時計方向へ旋回
させるのと同時に、第3駆動装置7も作動せしめて第3
旋回レバー6を時計方向へ旋回させて第1旋回レバーと
接近させ(図1中の二点鎖線参照)、第1旋回レバーの
板材保持面2a上に搭載されていた板材13を第3旋回レバ
ー6の側へ引き渡す。以上の操作により、板材13は裏返
され、第3旋回レバー6上に板材13の表側が上になった
状態で保持される。次いで、上記第3駆動装置7を逆方
向へ作動せしめて第3旋回レバー6を反時計方向に回動
させて実線で示す原位置に復帰させることにより、板材
13は、これが第1旋回レバー2上にあるときとは逆にそ
の表側の面を上にした状態で機台1の板材載置面1a上に
載置される。これと同時に、第1駆動装置3を逆方向へ
作動せしめて第1旋回レバーを時計方向に回動させて原
位置に復帰させ、次の板材を受け入れ得る状態にする。
の面を上にした状態で第1旋回レバー2の傾斜した板材
保持面2a上に置かれ、自重により滑って移動して第2旋
回レバー4の板材阻止面4aに当たって停止したとする
と、板材12の裏側の面の辺縁角部13a は、図2中一点鎖
線で示すように、第2旋回レバー4の板材阻止面4aに当
たり、第2旋回レバー4の前記切欠き部4a内を通過する
光ビームが遮断されることはない。従って、このとき発
光素子8’を発光させると、その光ビームは光センサ8
によって検知され、光センサ8は受光信号を発する。従
って、光センサ8が受光信号を発した場合は、板材12が
第1旋回レバー2上に裏側を上にして置かれていること
を示している。そこで、この光センサ8からの出力信号
に基づき、制御装置11は切換弁10を介して第1駆動装置
3を作動せしめて第1旋回レバー2を反時計方向へ旋回
させるのと同時に、第3駆動装置7も作動せしめて第3
旋回レバー6を時計方向へ旋回させて第1旋回レバーと
接近させ(図1中の二点鎖線参照)、第1旋回レバーの
板材保持面2a上に搭載されていた板材13を第3旋回レバ
ー6の側へ引き渡す。以上の操作により、板材13は裏返
され、第3旋回レバー6上に板材13の表側が上になった
状態で保持される。次いで、上記第3駆動装置7を逆方
向へ作動せしめて第3旋回レバー6を反時計方向に回動
させて実線で示す原位置に復帰させることにより、板材
13は、これが第1旋回レバー2上にあるときとは逆にそ
の表側の面を上にした状態で機台1の板材載置面1a上に
載置される。これと同時に、第1駆動装置3を逆方向へ
作動せしめて第1旋回レバーを時計方向に回動させて原
位置に復帰させ、次の板材を受け入れ得る状態にする。
【0016】このように、第1旋回レバー2上に板材が
その表側の面を上にして載置された場合には、板材はそ
のまゝ機台1上に滑り落ち、第1旋回レバー2上に板材
がその裏側の面を上にして載置された場合には、板材は
一旦裏返されてから機台1上に載置されるので、機台1
上において板材はすべてその表側の面が上になるように
揃えられて載置されることになる。
その表側の面を上にして載置された場合には、板材はそ
のまゝ機台1上に滑り落ち、第1旋回レバー2上に板材
がその裏側の面を上にして載置された場合には、板材は
一旦裏返されてから機台1上に載置されるので、機台1
上において板材はすべてその表側の面が上になるように
揃えられて載置されることになる。
【0017】図3は、センサとして探触子形式のものを
用いた実施例を示しており、前記実施例と同様に第2旋
回レバー4に形成した切欠き部4b内に、電磁ソレノイド
14によって伸長、縮退する探触子14a を設け、第1旋回
レバー2上に板材12がその表側を上にして置かれたとき
には、その裏面の辺縁角部12a が探触子14a の伸長を阻
止し、他方、板材13がその裏側を上にして置かれたとき
には、探触子14a の自由に伸長し得ることを利用し、探
触子14a の伸長量によって板材の表裏状態を判別するよ
うにしたものである。
用いた実施例を示しており、前記実施例と同様に第2旋
回レバー4に形成した切欠き部4b内に、電磁ソレノイド
14によって伸長、縮退する探触子14a を設け、第1旋回
レバー2上に板材12がその表側を上にして置かれたとき
には、その裏面の辺縁角部12a が探触子14a の伸長を阻
止し、他方、板材13がその裏側を上にして置かれたとき
には、探触子14a の自由に伸長し得ることを利用し、探
触子14a の伸長量によって板材の表裏状態を判別するよ
うにしたものである。
【0018】図4は、センサの更に異なった形態のもの
を示しており、第1旋回レバー2の板材保持面2aの第2
旋回レバー4の近くにマイクロスイッチ15を取り付ける
ことにより、板材の表裏状態を判別するようにしたもの
である。16は板材保持面2a上に僅かに突出するよう取り
付けられた板バネであり、板材がその表側を上にして置
かれたときには、その裏面の辺縁角部が板バネ16に接触
してこれを押し下げ、これによりマイクロスイッチ15の
ノブ15a が押されて、板材がその表側を上にして置かれ
たことが検知される。逆に、板材がその裏側を上にして
置かれたときには、マイクロスイッチ15のノブ15a が押
されることがないので、板材がその裏側を上にして置か
れたことが判別できる。
を示しており、第1旋回レバー2の板材保持面2aの第2
旋回レバー4の近くにマイクロスイッチ15を取り付ける
ことにより、板材の表裏状態を判別するようにしたもの
である。16は板材保持面2a上に僅かに突出するよう取り
付けられた板バネであり、板材がその表側を上にして置
かれたときには、その裏面の辺縁角部が板バネ16に接触
してこれを押し下げ、これによりマイクロスイッチ15の
ノブ15a が押されて、板材がその表側を上にして置かれ
たことが検知される。逆に、板材がその裏側を上にして
置かれたときには、マイクロスイッチ15のノブ15a が押
されることがないので、板材がその裏側を上にして置か
れたことが判別できる。
【0019】なお、上記実施例においては、第1、第2
及び第3駆動装置として流体圧シリンダを用いたが、こ
れは他の駆動手段、例えば電動モータ等によっても代替
し得るものである。また、上記第1、第2及び第3旋回
レバー並びにこれらを駆動する第1、第2及び第3駆動
装置から成る旋回レバー機構は、機台1の一辺上に所定
の間隔を隔てて2組設けられるものであるが、この間隔
は板材の長さに応じて調節可能なように構成することが
推奨される。
及び第3駆動装置として流体圧シリンダを用いたが、こ
れは他の駆動手段、例えば電動モータ等によっても代替
し得るものである。また、上記第1、第2及び第3旋回
レバー並びにこれらを駆動する第1、第2及び第3駆動
装置から成る旋回レバー機構は、機台1の一辺上に所定
の間隔を隔てて2組設けられるものであるが、この間隔
は板材の長さに応じて調節可能なように構成することが
推奨される。
【0020】更にまた、上記実施例においては、機台1
の板材載置面1a上にすべての板材の表側が上になるよう
に揃えるよう構成したが、裏側が上になるように揃える
ことも勿論可能である。その場合には、センサ8によっ
て板材の辺縁角部が検知された場合(第1旋回レバー2
に置かれた板材が表側が上になっている場合)には第1
旋回レバーと第3旋回レバーを作動させて前記の如く板
材を裏返し、センサ8によって板材の辺縁角部が検知さ
れない場合(第1旋回レバー2に置かれた板材が裏側が
上になっている場合)には第2旋回レバーを作動させて
前記の如く板材をそのまゝ滑り落とさせるように、制御
装置11に組み込むプログラム等を変更すればよい。
の板材載置面1a上にすべての板材の表側が上になるよう
に揃えるよう構成したが、裏側が上になるように揃える
ことも勿論可能である。その場合には、センサ8によっ
て板材の辺縁角部が検知された場合(第1旋回レバー2
に置かれた板材が表側が上になっている場合)には第1
旋回レバーと第3旋回レバーを作動させて前記の如く板
材を裏返し、センサ8によって板材の辺縁角部が検知さ
れない場合(第1旋回レバー2に置かれた板材が裏側が
上になっている場合)には第2旋回レバーを作動させて
前記の如く板材をそのまゝ滑り落とさせるように、制御
装置11に組み込むプログラム等を変更すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるから、本
発明によるときは、原木から挽き出した不定形の板材の
表裏を揃える作業を自動的に迅速かつ確実に行なうこと
ができ、製材効率を大幅に向上させ得る装置を提供し得
るものである。
発明によるときは、原木から挽き出した不定形の板材の
表裏を揃える作業を自動的に迅速かつ確実に行なうこと
ができ、製材効率を大幅に向上させ得る装置を提供し得
るものである。
【図1】本発明に係る板材の表裏を揃える装置の一実施
例の要部とその作動を示す説明図である。
例の要部とその作動を示す説明図である。
【図2】センサ取付け部分の構成を示す説明図である。
【図3】異なったセンサの取付け部分の構成を示す説明
図である。
図である。
【図4】更に異なったセンサの取付け部分の構成を示す
説明図である。
説明図である。
1 機台 2 第1旋回レバー 3 第1駆動装置 4 第2旋回レバー 5 第2駆動装置 6 第3旋回レバー 7 第3駆動装置 8 センサ 9 流体圧源 10 流体圧切換弁 11 制御装置 12,13 板材
Claims (6)
- 【請求項1】機台の一辺上に下記 (a)項ないし (g)項記
載の構成要素から成る旋回レバー機構を所定の間隔を隔
てて2組設けると共に、これら2組の旋回レバー機構を
下記(h)項記載の制御装置により連動して作動せしめる
よう構成したことを特徴とする板材の表裏を揃える装
置。 (a) 機台(1) の一辺から外側へ向けて伸長し、その内端
(機台の中心に近い側。以下同様。)において機台(1)
に旋回可能に取り付けられ、順次送り込まれる板材(12,
13) を保持する面(2a)を有すると共に、常態においては
上記板材保持面(2a)の外端よりも内端側が低くなるよう
に傾斜して保持された第1旋回レバー(2) 。 (b) 第1旋回レバー(2) を機台(1) に対して旋回駆動せ
しめる第1駆動装置(3) 。 (c) 第1旋回レバー(2) の内端部近くに旋回可能に取り
付けられ、常態においては第1旋回レバーの板材保持面
(2a)に対して略直角に起立して上記板材保持面上を滑り
落ちる板材(12,13) を阻止するストッパとしての役割を
果たす第2旋回レバー(4) 。 (d) 第2旋回レバー(4) を第1旋回レバー(2) に対して
旋回駆動せしめる第2駆動装置(5) 。 (e) 外端において機台(1) の上記一辺近くに旋回可能に
取り付けられ、常態においては機台上の板材載置面(1a)
と略平行にこれと同位置もしくはこれより下方に位置す
るよう保持された第3旋回レバー(6) 。 (f) 第3旋回レバー(6) を機台(1) に対して旋回駆動せ
しめる第3駆動装置(7) 。 (g) 第1旋回レバー(2) の内端部近くの第2旋回レバー
(4) が起立する隅部において、第1旋回レバーの板材保
持面(2a)上に置かれた板材(12)の辺縁角部(12a) の有無
を検知するセンサ(8) 。 (h) 板材(12)がその表側の面(板材の平坦かつ平行な2
面のうち、幅の狭い方の面を表側、幅の広い方の面を裏
側とする。)を上にして第1旋回レバーの板材保持面(2
a)に置かれ、上記センサ(8) が板材の裏側の面の辺縁角
部(12a) の存在を検知した場合には、上記第2駆動装置
(5) を作動せしめて第2旋回レバー(4)をその起立状態
から平伏状態へ旋回させることにより板材の阻止作用を
解除して、板材(12)をその表側の面を上にしたまゝの状
態で機台の板材載置面(1a)上へ滑り落とさせ、他方、板
材(13)がその裏側の面を上にして第1旋回レバーの板材
保持面(2a)に置かれ、上記センサ(8) が板材の裏側の面
の辺縁角部(13a) の存在を検知し得ない場合には、上記
第1駆動装置(3) を作動せしめて第1旋回レバー(2) の
外端を機台側へ旋回させると同時に、上記第3駆動装置
(7) を作動せしめて第3旋回レバー(6) の内端を引き起
こして上記第1旋回レバー(2) と接近させ、第1旋回レ
バーの板材保持面(2a)上の板材を第3旋回レバー(6) へ
引き渡し、然る後、上記第3駆動装置(7) を逆方向へ作
動せしめて第3旋回レバー(6) を原位置に復帰させるこ
とにより、板材(13)をこれが第1旋回レバー(2) 上にあ
るときとは反転してその表側の面を上にした状態で機台
の板材載置面(1a)上に設置すると共に、上記第1駆動装
置(3) を逆方向へ作動せしめて第1旋回レバー(2) を原
位置に復帰させるよう、上記センサ(8) の出力状態に応
じて上記第1、第2及び第3駆動装置(3,5,7) を連携し
て作動せしめる制御装置(11)。 - 【請求項2】上記第1、第2及び第3駆動装置(3,5,7)
として流体圧シリンダを用いた請求項1に記載の板材の
表裏を揃える装置。 - 【請求項3】上記第1、第2及び第3駆動装置(3,5,7)
として電動モータを用いた請求項1に記載の板材の表裏
を揃える装置。 - 【請求項4】上記センサとして光センサ(8) を用いた請
求項1に記載の板材の表裏を揃える装置。 - 【請求項5】上記センサとしてマイクロスイッチ(15)を
用いた請求項1に記載の板材の表裏を揃える装置。 - 【請求項6】上記2組の旋回レバー機構の間隔を板材の
長さに応じて調節可能なよう構成した請求項1に記載の
板材の表裏を揃える装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919092A JPH05193727A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 板材の表裏を揃える装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919092A JPH05193727A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 板材の表裏を揃える装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193727A true JPH05193727A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11713612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP919092A Pending JPH05193727A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 板材の表裏を揃える装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05193727A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150531A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Hitachi Cable Ltd | 板材反転装置 |
JP2009035381A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Suzukou:Kk | 板材振分装置 |
KR100923548B1 (ko) * | 2002-11-15 | 2009-10-27 | 주식회사 포스코 | 후판 제품 회전장치 |
KR101414010B1 (ko) * | 2013-04-25 | 2014-07-02 | 강희태 | 번들 제품의 직립유도장치 |
KR101424869B1 (ko) * | 2012-06-28 | 2014-07-31 | 현대제철 주식회사 | 형강용 회전 장치 |
CN108773649A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-09 | 卫洋 | 笔杆供料装置 |
CN110316554A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-10-11 | 山东时代新纪元机器人有限公司 | 板材检测用分片装置及分片方法 |
KR20230140856A (ko) * | 2022-03-30 | 2023-10-10 | 오투컴(주) | 쿼츠 블랭크 반전 이송 장치 |
CN117001162A (zh) * | 2023-09-19 | 2023-11-07 | 南京中旭电子科技有限公司 | 一种霍尔元件全自动激光打标设备 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP919092A patent/JPH05193727A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100923548B1 (ko) * | 2002-11-15 | 2009-10-27 | 주식회사 포스코 | 후판 제품 회전장치 |
JP2006150531A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Hitachi Cable Ltd | 板材反転装置 |
JP2009035381A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Suzukou:Kk | 板材振分装置 |
KR101424869B1 (ko) * | 2012-06-28 | 2014-07-31 | 현대제철 주식회사 | 형강용 회전 장치 |
KR101414010B1 (ko) * | 2013-04-25 | 2014-07-02 | 강희태 | 번들 제품의 직립유도장치 |
CN108773649A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-09 | 卫洋 | 笔杆供料装置 |
CN108773649B (zh) * | 2018-06-27 | 2024-05-28 | 安徽精锐自动化设备有限公司 | 笔杆供料装置 |
CN110316554A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-10-11 | 山东时代新纪元机器人有限公司 | 板材检测用分片装置及分片方法 |
KR20230140856A (ko) * | 2022-03-30 | 2023-10-10 | 오투컴(주) | 쿼츠 블랭크 반전 이송 장치 |
CN117001162A (zh) * | 2023-09-19 | 2023-11-07 | 南京中旭电子科技有限公司 | 一种霍尔元件全自动激光打标设备 |
CN117001162B (zh) * | 2023-09-19 | 2024-03-15 | 南京中旭电子科技有限公司 | 一种霍尔元件全自动激光打标设备 |
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