JPH051932U - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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Publication number
JPH051932U
JPH051932U JP560391U JP560391U JPH051932U JP H051932 U JPH051932 U JP H051932U JP 560391 U JP560391 U JP 560391U JP 560391 U JP560391 U JP 560391U JP H051932 U JPH051932 U JP H051932U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
suction port
outer casing
ventilation fan
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP560391U
Other languages
English (en)
Inventor
牛越康徳
可知忠勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP560391U priority Critical patent/JPH051932U/ja
Publication of JPH051932U publication Critical patent/JPH051932U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸化機能を備え、吸水性塗料が塗布されたフ
ィルタにこのフィルタの酸化機能を促進するよう発熱ヒ
ータを設け、清掃サイクルの長いフィルタを持つ換気扇
を得る。 【構成】 換気扇の吸込口8に酸化機能を有し吸水性塗
料23が塗布されたフィルタ22を設け、このフィルタ
に対向して発熱ヒータ27を換気扇外筐7に装着する。
この発熱ヒータには回転することにより発熱ヒータ27
を調理の照明とする反射板28が取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、換気扇に用いられるフィルタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の換気扇としては第4図に示すように下面および前面に吸込口1 、背面と上面および側面に排気口2を設けた外筐3内に送風機4を設け、上記吸 込口1に対向してグリスフィルタ5を外筐3下部に配設して送風機4にて吸込口 1から排気口2へと図示されない調理器具よりの油煙を排出しているもの、さら に、図5に示すように調理時の手元を照らす照明器6として、例えば白熱球ある いは蛍光灯が外筐3内に設置されているものが知られている(例えば、実公昭5 7ー5482号公報および実開昭60ー176045号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の換気扇では、調理器具よりの油煙にてグリスフィルタ5が 汚れるため、その都度グリスフィルタ5を外筐3より取り外し、清掃しなければ ならなく、その清掃サイクルも短いとともに、清掃作業が面倒で使い勝手が悪い という課題があった。
【0004】 この考案は係る課題を解決するためになされたもので、グリスフィルタの清掃 サイクルを長くし、使い勝手の良い換気扇を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る換気扇は、下部に吸込口、上部に屋外と連通する排気口を設け た外筐と、この外筐内に上記吸込口から排気口に連通して設けられた排気通路と 、この排気通路に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように傾斜を有して設 けられ、多孔を形成するとともに、酸化機能を有する吸水性塗料が塗布されたフ ィルタと、このフィルタの下端を保持して上記外筐に連設されたフィルタ受け部 とを備え、上記吸込口に上記フィルタと所定隙間を有して対向する発熱ヒータを 設け、この発熱ヒータに可動自在な反射板を周設したものである。
【0006】
【作用】
この考案においては、下部に吸込口、上部に屋外と連通する排気口を設けた外 筐と、この外筐内に上記吸込口から排気口に連通して設けられた排気通路と、こ の排気通路に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように傾斜を有して設けら れ、多孔を形成するとともに、酸化機能を有する吸水性塗料が塗布されたフィル タと、このフィルタの下端を保持して上記外筐に連設されたフィルタ受け部とを 備え、上記吸込口に上記フィルタと所定隙間を有して対向する発熱ヒータを設け 、この発熱ヒータに可動自在な反射板を周設したことより、フィルタに付着され る油、水等がフィルタ上に設けられた多孔内に吸収される。さらに、発熱ヒータ によりフィルタが加熱され、吸水性塗料に酸化作用が生じ、フィルタに付着され た油等が分解、酸化される。一方、反射板を可動させて調理時の手元照明に発熱 ヒータが使用できる。
【0007】
【実施例】
図1〜図3はこの考案の一実施例を示す図であり、図において7は下部に吸込 口8、上部に屋外9と連通される排気口10を設けた外筐、11はこの外筐内に 配設された送風機、12はこの送風機のケーシングで、上記外筐7の背面と対向 する一側壁に吸込穴13、上部に上記排気口10に連設される吐出口14を設け ている。15はこのケーシング内に配設された羽根車、16はこの羽根車が装着 される電動機、17は上記送風機11にて上記吸込口8から上記排気口10に連 通される排気通路、18は壁で、屋内19と屋外9とを仕切る。20は上記外筐 7背面側にて設けられたフィルタ受け部、22はフィルタで、パンチングメタル よりなり、一端が上記フィルタ受け部20に内設され、他端が上記ケーシング1 2に当接され、傾斜を有して上記吸込口8を封止するよう配設されている。23 はこのフィルタに塗布された吸水性塗料で、例えば完全不燃無機質耐熱塗料を形 成するよう主剤である無機質系塗料に紛体からなる硬化剤を混合、撹拌されてな り、これをスプレイガンにて上記フィルタ22に噴射、塗装した後、フィルタ2 2を高温炉に入れ、一定時間約300℃〜350℃まで昇温し所定時間保持する ことにて上記吸水性塗料23が硬化されフィルタ22に焼き付けられる。なお、 この吸水性塗料23は硬化されることにて表面に多孔24を形成するとともに、 加熱されることにて塗料に付着する油等の重合物25を分解する機能および重合 物25を生成することなしに酸化しガス状物質に分解する機能からなる自己浄化 作用を有する。26は上記排気口10に接続されるダクト、27は発熱ヒータで 、例えば赤熱ヒータよりなり上記吸込口8にて上記フィルタ22と所定隙間を有 して上記ケーシング12に設けられ、棒状にて図示されない電源部へ接続されて いる。28は反射板で、この発熱ヒータを180゜覆うように周設されるととも に両端を軸として回動自在になっている。29は上記発熱ヒータ27の保護カバ ーで、上記ケーシング12に連設されているものである。
【0008】 上記のように構成された換気扇においては、図示されない屋内19の調理器具 上に外筐7が配置され、送風機11を運転することにより、調理器具よりの油煙 が排気通路17より屋外9へ排気される。この場合、フィルタ22を通過する油 、水等は第3図における(d)に示すように多孔24内に吸収される。これによ りフィルタ22よりの油、水類の落下がなくなり、フィルタ22の補集効率の向 上、清掃サイクルの延長およびフィルタ22の目詰まりがなくなり圧損低下が図 れる。さらに、発熱ヒータ27を設けたことにて、フィルタ22が加熱され吸水 性塗料23の有する分解、酸化機能を促進させフィルタ22への油付着が解消で き、一方では反射板28を回動させることにて、発熱ヒータ27が調理時の手元 照明として使用でき、より使い勝手が向上される。
【0009】
【考案の効果】
この考案は以上説明したとおり、下部に吸込口、上部に屋外と連通する排気口 を設けた外筐と、この外筐内に上記吸込口から排気口に連通して設けられた排気 通路と、この排気通路に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように傾斜を有 して設けられ、多孔を形成するとともに、酸化機能を有する吸水性塗料が塗布さ れたフィルタと、このフィルタの下端を保持して上記外筐に連設されたフィルタ 受け部とを備え、上記吸込口に上記フィルタと所定隙間を有して対向する発熱ヒ ータを設け、この発熱ヒータに可動自在な反射板を周設したことより、フィルタ を通過する油、水が多孔に吸収され油類の滴下防止ができ、さらにフィルタの補 集効率が向上される。また、発熱ヒータにより油分の酸化蒸発を促進させること ができるため、フィルタの清掃サイクルを長くできるとともに、フィルタの圧損 低下が図れ、送風性能が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】この考案の一実施例を示す取付斜視図とフィル
タの斜視図である。
【図3】この考案の一実施例を示し、aはフィルタの部
分正面図、bはaの断面A−Aを示す断面図、cおよび
dはbにおけるア部の拡大図にて重合物の付着状況を示
すものである。
【図4】従来の換気扇を示す断面図である。
【図5】従来の換気扇を示す断面図である。
【符号の説明】
7 外筐 8 吸込口 9 屋外 10 排気口 11 送風機 17 排気通路 20 フィルタ受け部 22 フィルタ 23 吸水性塗料 24 多孔 27 発熱ヒータ 28 反射板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 下部に吸込口、上部に屋外と連通する排
    気口を設けた外筐と、この外筐内に上記吸込口から排気
    口に連通して設けられた排気通路と、この排気通路に設
    けられた送風機と、上記吸込口を覆うように傾斜を有し
    て設けられ、多孔を形成するとともに、酸化機能を有す
    る吸水性塗料が塗布されたフィルタと、このフィルタの
    下端を保持して上記外筐に連設されたフィルタ受け部と
    を備え、上記吸込口に上記フィルタと所定隙間を有して
    対向する発熱ヒータを設け、この発熱ヒータに可動自在
    な反射板を周設したことを特徴とする換気扇。
JP560391U 1991-02-13 1991-02-13 換気扇 Pending JPH051932U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP560391U JPH051932U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP560391U JPH051932U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 換気扇

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051932U true JPH051932U (ja) 1993-01-14

Family

ID=11615797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP560391U Pending JPH051932U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051932U (ja)

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