JPH0519307A - 光フアイバスイツチ - Google Patents
光フアイバスイツチInfo
- Publication number
- JPH0519307A JPH0519307A JP17016991A JP17016991A JPH0519307A JP H0519307 A JPH0519307 A JP H0519307A JP 17016991 A JP17016991 A JP 17016991A JP 17016991 A JP17016991 A JP 17016991A JP H0519307 A JPH0519307 A JP H0519307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- polarization plane
- polarization
- rotating element
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型、低価格、低損失、非機械式の光ファイバ
スイッチを提供する。 【構成】入射光の偏波面を回転させる光ファイバ型偏波
面回転素子と、偏波面角度に応じて光を分岐して出射す
る光ファイバ型偏光ビームスプリッタとを設ける。
スイッチを提供する。 【構成】入射光の偏波面を回転させる光ファイバ型偏波
面回転素子と、偏波面角度に応じて光を分岐して出射す
る光ファイバ型偏光ビームスプリッタとを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、１×２光ファイバスイ
ッチ、すなわち１本の入射ファイバからの光信号を２本
の出射ファイバの何れか一方に切替て出射する光ファイ
バスイッチに係り、特に、可動部分を持たない静的な光
ファイバスイッチに関する。
ッチ、すなわち１本の入射ファイバからの光信号を２本
の出射ファイバの何れか一方に切替て出射する光ファイ
バスイッチに係り、特に、可動部分を持たない静的な光
ファイバスイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の１×２光ファイバスイッチは１本
の入射ファイバと２本の出射ファイバの何れかを機械的
に移動して、出力を得たいファイバを入射ファイバに対
向させて入射光を切替るようにしていた。
の入射ファイバと２本の出射ファイバの何れかを機械的
に移動して、出力を得たいファイバを入射ファイバに対
向させて入射光を切替るようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の１×２光フ
ァイバスイッチは機械式であるため、スイッチング時間
が最大１秒と長く、またコア部を突き合わせるため挿入
損失が可動部の機械的寸法精度に支配され、例えば単一
モード用では上記挿入損失は最大５ｄＢにもなる場合が
あった。
ァイバスイッチは機械式であるため、スイッチング時間
が最大１秒と長く、またコア部を突き合わせるため挿入
損失が可動部の機械的寸法精度に支配され、例えば単一
モード用では上記挿入損失は最大５ｄＢにもなる場合が
あった。
【０００４】さらに、機械式であるため全体の容積が嵩
み、重くなって、コストも高くなり、その上比較的短寿
命であった。
み、重くなって、コストも高くなり、その上比較的短寿
命であった。
【０００５】本発明の目的は、上記機械式の欠点を解消
し、小型、低価格、低損失、非機械式の光ファイバスイ
ッチを提供することにある。
し、小型、低価格、低損失、非機械式の光ファイバスイ
ッチを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、入射光の偏波面を回転させる光ファイバ型偏波面回
転素子と、偏波面角度に応じて光を分岐して出射する光
ファイバ型偏光ビームスプリッタとを設ける。
に、入射光の偏波面を回転させる光ファイバ型偏波面回
転素子と、偏波面角度に応じて光を分岐して出射する光
ファイバ型偏光ビームスプリッタとを設ける。
【０００７】
【作用】磁場の印加により光ファイバ型偏波面回転素子
の入射光偏波面が回転し、これに応じて光ファイバ型偏
光ビームスプリッタの入射光偏波面が変化して偏波面角
度に応じた異なる出射端に光を分岐する。
の入射光偏波面が回転し、これに応じて光ファイバ型偏
光ビームスプリッタの入射光偏波面が変化して偏波面角
度に応じた異なる出射端に光を分岐する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明による光ファイバスイッチの構
成図であり、偏波面回転素子部２と光ファイバ型偏向ビ
ームスピリッタ５が接続補強部４を介して接続されてい
る。
成図であり、偏波面回転素子部２と光ファイバ型偏向ビ
ームスピリッタ５が接続補強部４を介して接続されてい
る。
【０００９】図２は偏波面回転素子部２の部分断面図で
あり、光ファイバ型偏波面回転素子８の上に緩衝層９を
挾んでコイル等の電磁石１０が設けられている。
あり、光ファイバ型偏波面回転素子８の上に緩衝層９を
挾んでコイル等の電磁石１０が設けられている。
【００１０】ファラデー回転子である上記光ファイバ型
偏波面回転素子８はベルデ定数の大きなガラスをコア部
として、これに例えばシリカとゲルマニアからなるクラ
ッド部を外付けした後、焼結、線引して製作する。この
コア部とクラッド部よりなるファイバの比屈折率差を後
に接続する光ファイバ型偏向ビームスピリッタ５のファ
イバの比屈折率差と等しくして接続損失が小さくなるよ
うにする。
偏波面回転素子８はベルデ定数の大きなガラスをコア部
として、これに例えばシリカとゲルマニアからなるクラ
ッド部を外付けした後、焼結、線引して製作する。この
コア部とクラッド部よりなるファイバの比屈折率差を後
に接続する光ファイバ型偏向ビームスピリッタ５のファ
イバの比屈折率差と等しくして接続損失が小さくなるよ
うにする。
【００１１】上記光ファイバ型偏波面回転素子８の外周
に設けた電磁石１０により磁場を印加して光の偏波面を
９０°回転させる。
に設けた電磁石１０により磁場を印加して光の偏波面を
９０°回転させる。
【００１２】必要な磁場の強さをＨ、印加長さをｌ、ベ
ルデ定数をＶとすると θ＝ＶＨｌ （１） が成立する。ただし、θは９０°である。
ルデ定数をＶとすると θ＝ＶＨｌ （１） が成立する。ただし、θは９０°である。
【００１３】上記磁場印加装置を有する偏波面回転素子
部２を光ファイバ型偏向ビームスピリッタ５に接続す
る。そして、上記磁場印加の有無に対応する偏波面の方
位を光ファイバ型偏向ビームスピリッタ５を構成してい
る偏波面保存光ファイバのファスト軸またはスロー軸に
一致させる。
部２を光ファイバ型偏向ビームスピリッタ５に接続す
る。そして、上記磁場印加の有無に対応する偏波面の方
位を光ファイバ型偏向ビームスピリッタ５を構成してい
る偏波面保存光ファイバのファスト軸またはスロー軸に
一致させる。
【００１４】図３は上記磁場印加の有無に対応する光フ
ァイバ型偏向ビームスピリッタ５入射端（接続部）にお
ける偏波方位を示す図であり、例えばｘ軸は磁場印加時
の偏波方位、ｙ軸は磁場非印加時の偏波方位である。な
お、１２はコア部、１３は楕円ジャケット部、１４はサ
ポート部である。
ァイバ型偏向ビームスピリッタ５入射端（接続部）にお
ける偏波方位を示す図であり、例えばｘ軸は磁場印加時
の偏波方位、ｙ軸は磁場非印加時の偏波方位である。な
お、１２はコア部、１３は楕円ジャケット部、１４はサ
ポート部である。
【００１５】上記構成により、信号光は例えば磁場印加
時には出射端６より出射し、磁場の非印加時には出射端
７より出射するようになるので、図１の構成は光スイッ
チとしての機能を有することになる。
時には出射端６より出射し、磁場の非印加時には出射端
７より出射するようになるので、図１の構成は光スイッ
チとしての機能を有することになる。
【００１６】波長０．８５μｍ用の上記本発明の光ファ
イバスイッチを試作したところ、挿入損失０．８ｄＢ、
スイッチング時間２０ｍｓという性能が得られた。波長
０．８５μｍに対するベルデ定数は約０．１３（min/Oe
/cm）であるから、磁場の強さＨ、と印加長さｌをそれ
ぞれ、１４０００Ｏｅ，３ｃｍとした。
イバスイッチを試作したところ、挿入損失０．８ｄＢ、
スイッチング時間２０ｍｓという性能が得られた。波長
０．８５μｍに対するベルデ定数は約０．１３（min/Oe
/cm）であるから、磁場の強さＨ、と印加長さｌをそれ
ぞれ、１４０００Ｏｅ，３ｃｍとした。
【００１７】
【発明の効果】本発明の光ファイバスイッチは可動部分
をもたないので寿命が長く、ハウジングその他の高精度
の組立や調整を必要としないので、量産性に優れ低コス
トである。さらに、電磁石によりスイッチングできるの
で高速動作が可能という特徴が得られる。
をもたないので寿命が長く、ハウジングその他の高精度
の組立や調整を必要としないので、量産性に優れ低コス
トである。さらに、電磁石によりスイッチングできるの
で高速動作が可能という特徴が得られる。
【図１】本発明による光ファイバスイッチの構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の光ファイバスイッチに用いる偏波面回
転素子部の部分断面図である。
転素子部の部分断面図である。
【図３】本発明に用いる偏波面回転素子部の偏波面説明
図である。
図である。
【符号の説明】 １ 入射端 ２ 偏波面回転素子部 ３ 電源 ４ 接続補強部 ５ 光ファイバ型偏向ビームスプリッタ ６、７ 各出射端 ８ 光ファイバ型偏向面回転素子 ９ 緩衝層 １０ 電磁石 １１ 筐体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】磁場の印加により入射光の偏波面を回転さ
せる光ファイバ型偏波面回転素子と、この光ファイバ型
偏波面回転素子の出射光をその偏波面角度に応じて分岐
する光ファイバ型偏光ビームスプリッタとを備えたこと
を特徴とする光ファイバスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17016991A JPH0519307A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 光フアイバスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17016991A JPH0519307A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 光フアイバスイツチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519307A true JPH0519307A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15899969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17016991A Pending JPH0519307A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 光フアイバスイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519307A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0785455A1 (en) * | 1996-01-18 | 1997-07-23 | AT&T Corp. | Non-mechanical optical fiber switch |
| KR20000051571A (ko) * | 1999-01-23 | 2000-08-16 | 강병호 | 광섬유를 이용한 광스위치 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP17016991A patent/JPH0519307A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0785455A1 (en) * | 1996-01-18 | 1997-07-23 | AT&T Corp. | Non-mechanical optical fiber switch |
| KR20000051571A (ko) * | 1999-01-23 | 2000-08-16 | 강병호 | 광섬유를 이용한 광스위치 |
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