JPH05192871A - エンドレス被覆研摩用品 - Google Patents

エンドレス被覆研摩用品

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JPH05192871A
JPH05192871A JP4208985A JP20898592A JPH05192871A JP H05192871 A JPH05192871 A JP H05192871A JP 4208985 A JP4208985 A JP 4208985A JP 20898592 A JP20898592 A JP 20898592A JP H05192871 A JPH05192871 A JP H05192871A
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JP
Japan
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seam
joint
sheet
adhesive
radiation curable
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Pending
Application number
JP4208985A
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English (en)
Inventor
Jon R Pieper
ジョン・レイ・ピーパー
Donald C Heinn
ドナルド・チャールズ・ヘイン
Eric G Larson
エリック・ジョージ・ラーソン
Thomas E Boettcher
トーマス・ユージーン・ベッチャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B5/00Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D11/00Constructional features of flexible abrasive materials; Special features in the manufacture of such materials
    • B24D11/06Connecting the ends of materials, e.g. for making abrasive belts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1052Methods of surface bonding and/or assembly therefor with cutting, punching, tearing or severing
    • Y10T156/1062Prior to assembly
    • Y10T156/1066Cutting to shape joining edge surfaces only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (1)一主要表面上に研摩粒子を支持するシー
トを提供する工程; (2)該シートが両端を有するように、該シートを所望の
長さに裁断する工程; (3)該シートの裁断された端を合わせることにより接合
部を形成する工程; (4)研摩粒子を支持していない主要表面上における該シ
ートの裁断されたそれぞれの端の部分の上に照射硬化性
接着剤の層を設ける工程; (5)照射硬化性接着剤の該層と接触するように、該接合
部の上に継ぎ目媒体を設ける工程; そして (6)照射エネルギーを用いて該照射硬化性接着剤を硬化
させる工程;を包含するエンドレス被覆研摩用品の調製
方法。 【効果】 製造工程に律速段階を有さず、溶媒の揮散に
よる環境に与える悪影響の問題が生じないエンドレス被
覆研摩用品の調製法が提供された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンドレス被覆研摩用
品、特に、照射硬化性接着剤を用いて形成された継ぎ目
(splice)を有する被覆研摩ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】エンドレス被覆研摩用品(endless coate
d abrasive article)、すなわち、ベルトを作製するた
めの従来法は、被覆研磨シートを所望の長さに裁断する
工程、研摩材を支持していない被覆研磨シートの側の裁
断された両方の端(end)の上に継ぎ目接着剤を設ける工
程、この被覆研摩シートを十分な時間を放置することに
より接着剤から溶媒を蒸発させる工程、被覆研磨シート
の裁断された両端を合わせることにより接合部(joint)
を形成する工程、接合部の上に継ぎ目媒体を設ける工
程、そして上記継ぎ目接着剤を固形化させる工程、を包
含する。この継ぎ目接着剤とは、典型的には、熱および
圧力により固形化される。
【0003】通常の用途のポリウレタン継ぎ目接着剤
は、熱により部分硬化され、ついで、室温において時間
を経過させて完全硬化させることにより固形化させる。
しかしながら、硬化時間に数日を要し、そのことによ
り、被覆研摩ベルトは注意して取り扱う必要がある。
【0004】溶媒が蒸発するのに要する時間は5〜60分
間の範囲であり得、そのことにより、製造工程に律速段
階(bottleneck)が生じる。さらに、溶媒の除去により環
境に与える悪影響の問題が生じる。
【0005】ポリウレタン接着剤は米国特許第4,082,52
1号(マックガーベイ(McGarvey))、に開示されており、
ここには、ポリウレタン、エポキシ、ナイロン-エポキ
シおよびナイロン-フェノール接着剤からなる群から選
択される継ぎ目接着剤が記載されている。米国特許第3,
154,897号(ハワード(Howard))には、ポリウレタン、ビ
スアミド、ポリエステル、エポキシポリエステル、エポ
キシポリアミド、ビス-ケトン、ジアクリレート、スチ
レン-ポリエステルなどからなる群から選択される継ぎ
目接着剤が記載されている。そして、米国特許第4,194,
618号(マロイ(Malloy))には、ウレタンをベースにした
溶媒を含有しない継ぎ目接着剤フィルムが記載されてい
る。しかしながら、この特許に開示された工程は複雑で
あり、乾燥に長時間を要する。
【0006】エンドレス被覆研摩シートの接合の主な型
には2種類ある。突合わせ継ぎと重ね継ぎである。突合
わ継ぎでは、被覆研摩シートの両端が接している。両端
は、継ぎ目接着剤と、この継ぎ目接着剤と両端の上に重
ねられた継ぎ目媒体(splicemedium)により相互に保持さ
れる。継ぎ目媒体は補強されたポリマーフィルム、織布
などでありうる。重ね継ぎでは、被覆研摩シートの一端
が他端に重ねられる。その際に、例えば、一端の研摩材
粒子側は他端の研摩粒子を支持しない側と接触させられ
る。一般に、この両端は継ぎ目接着剤単独で相互に保持
され、突合わせ継ぎのように継ぎ目媒体を用いない。
【0007】
【発明の要旨】本発明は継ぎ目を有するエンドレス被覆
研摩用品を提供する。一般に、被覆研摩用品はバインダ
ーの一層以上により接着された研摩粒子を有する裏材料
(backing)を有する。
【0008】また、本発明は照射硬化性接着剤(たとえ
ば、アクリル化ウレタン)および照射エネルギーを用い
てこの接着剤を硬化させることにより継ぎ目を形成する
方法を提供する。
【0009】突合わせ継ぎを有するエンドレス被覆研摩
用品は、まず、被覆研摩シートを所望の長さに裁断し、
ついで、研摩材を支持していない側におけるシートの二
つの裁断された端の部分に照射硬化性接着剤を被覆し、
被覆研摩シートの裁断された両端を合わせることにより
接合部を形成し、この接合部上の照射硬化性接着剤を支
持する裁断された端の部分に接触させて継ぎ目媒体を設
け、そして照射エネルギーを用いて継ぎ目接着剤を硬化
させることにより突合わせ継ぎを形成する。本方法の変
形として、適当な部分に継ぎ目接着剤を塗布する前に裁
断された両端を合わせることもできる。本方法の他の変
形としては、継ぎ目接着剤は研摩材を支持していない被
覆研摩シート側の部分の代わりに継ぎ目媒体上に継ぎ目
接着剤を被覆しうる。本発明のこの態様は自動化が容易
であるという利点を有する。
【0010】重ね継ぎを有するエンドレス被覆研摩用品
は、まず、被覆研摩シートを所望の長さに裁断し、好ま
しくは、研摩材支持側の裁断された端の一方の重ね継ぎ
が形成される部分を研摩し、好ましくは、研摩材を支持
していない側の裁断された他の端の重ね継ぎが形成され
る領域にすり傷を入れ、研摩材を支持していない裁断さ
れた端の部分を照射硬化性接着剤で被覆し、研摩材を支
持していない裁断された端の側のすり傷を入れた部分が
他の裁断された端の研摩材を支持する側の研摩部分と接
触するように、被覆研摩シートの裁断された両端を重ね
て接触させ、そのことにより、接着剤がオーバーラップ
した端の間に挿入され、そして照射エネルギーにより継
ぎ目接着剤を硬化させることにより調製される。
【0011】本発明は実質的に溶媒を含まない照射硬化
性継ぎ目接着剤を提供する。その結果、溶媒を除去する
ために必要であった時間が排除され、環境問題の見地か
ら望ましくない溶媒の揮散が生じない。照射エネルギー
のソースを用いることにより、継ぎ目接着剤は1分未満
で固形化される。継ぎ目接着剤が完全に固形化されるの
で、被覆研摩ベルトは継ぎ目が形成された直後に箱詰め
することができる。
【0012】
【発明の構成】ここで用いられる被覆研摩用品の「前側」
と言う用語は研摩グレインを支持する研摩用品の側を意
味する。被覆研摩用品の「裏側」と言う用語は研摩グレイ
ンを支持していない研摩用品の側を意味する。
【0013】エンドレス被覆研摩用品の2種類の主要な
形態はベルトとコーンとである。図1は被覆研摩コーン
を示す。図2は被覆研磨ベルトを示す。図1において、
台形に裁断された被覆研摩シートは二つの端を有してお
り、これを合わせることにより接合部を形成する。この
ように合わせた両端を接合することにより第1の円形の
境界12と第2の円形の境界14とを有する連続ベルト10が
得られる。第1の円形境界12の直径は第2の円形境界14
の直径より小さい。図2において、平行四辺形に裁断さ
れた被覆研摩シートは、合わせることにより接合部を形
成する2個の端を有する。このような合わせた端を接合
することにより第1の円形境界22と第2の円形境界24と
を有する連続ベルト20が形成される。第1の円形境界22
の直径と第2の円形境界24の直径とは実質的に同一であ
る。
【0014】図3および4において、突合わせ継ぎ30は
被覆研摩シート材料36の両端32、34を有しており、接合
部38を形成する。継ぎ目接着剤40および継ぎ目媒体42は
接合部38上に設けられることにより端32、34を共に保持
する。好ましくは、突合わせ継ぎ30は被覆研摩シート材
料36から得られる被覆研摩用品の厚さを著しく増大させ
ない。
【0015】被覆研摩シート材料36は、まず、所望の長
さ好ましくは約15〜約1000cmより好ましくは、約30〜約
500cmの範囲の長さに裁断される。被覆研摩シート36の
裁断端32、34は、ベルトの使用条件に依存して、約10〜
約170゜、好ましくは約35〜約155°とすることが望まし
い。両端32、34は、好ましくは、両方の角の和が180゜と
なるように裁断することが好ましい。そのことにより、
(1)両端の間の隙間が最小となり、そして継ぎ合わせた
場合に両端が著しく重なることがない。継ぎ合わされた
端32、34は全く重ならないことが望ましい。最も好まし
くは、一方の角が65゜であり、他方の角が115゜である。
【0016】シート36が裁断された後に、裁断された端
32、34の裏側44にすり傷がつけられる。このすり傷つけ
は紙裏打ちまたはフィルム裏打ち被覆研摩材料には必ず
しも必要でないけれども、しばしば、布裏打ち被覆研磨
材料に用いられる。すり傷つけにおいて、被覆研摩シー
ト36の裏側44から裏処理材46の一部が除去される。また
は、これはサンドブラストをかけるか、または研摩する
ことにより除去される。すり傷つけは裏側44の領域の表
面積を接着に適するように増大させ、裏側処理材料を除
去し、そのことにより、継ぎ目接着剤40と裏材料48との
間の接着性が増大される。裏処理材46の一部の除去は継
ぎ目30の領域におけるより均一なベルト厚を提供するの
に役立つ。
【0017】ついで、照射硬化性継ぎ目接着剤40が裏側
の裁断された両端32、34に近い領域に設けられる。この
接着剤40は従来の方法によりすり傷をつけた部分に設け
ることができる。たとえば、ブラシ被覆、ロール被覆、
スプレー被覆、ナイフ被覆またはダイ被覆などが挙げら
れる。好ましくは、接着剤40はブラシ被覆により設けら
れる。継ぎ目接着剤40はそれぞれの裁断された端32、34
のすり傷をつけた部分に設けられる。この領域は、通常
は、裁断されたそれぞれの端全体に沿って約0.25〜約3
cmの範囲である。継ぎ目接着剤40の層の厚さは、好まし
くは、約25〜約300μmである。接着剤の層の厚さが薄す
ぎると、接着性が弱くなり、継ぎ目が破損する。
【0018】照射硬化性継ぎ目接着剤40は照射エネルギ
ーに露出することにより部分硬化または部分的に重合さ
れうるすべての接着剤である。このような接着剤の代表
例には、アクリレート化ウレタン、アクリレート化エポ
キシ、アクリレート化ポリエステル、ペンダント不飽和
カルボニル基を有するアミノプラスト誘導体、エチレン
性不飽和化合物、少なくとも1個のペンダントアクリレ
ート基を有するイソシアヌレート誘導体、少なくとも1
個のペンダントアクリレート基を有するイソシアネート
誘導体およびこれらの混合物および組合わせが挙げられ
る。アクリレート化ウレタンはヒドロキシ末端NCO伸長
ポリエステルまたはポリエーテルのジアクリレートエス
テルである。市販されているアクリレート化ウレタンに
は、ユビタン(UVITHANE)782(モートン・チオコール・ケ
ミカル(Morton Thiokol Chemical)社製)、およびエベ
クリル(EBECRYL)6600、エベクリル8400およびエベクリ
ル8805(ラドキュア・スペシャリティーズ(Radcure Spe
cialties)社製)が挙げられる。アクリレート化エポキシ
は、ビスフェノールAエポキシ樹脂のジアクリレートエ
ステルのようなジアクリレートエステルである。市販の
アクリレート化エポキシの例には、エベクリル3500、エ
ベクリル3600およびエベクリル3700(ラドキュア・スペ
シャリティーズ社製)が挙げられる。市販のアクリレー
ト化ポリエステルの例には、ホトマー(PHOTOMER)5018
(ヘンケル社(Henkel Corp.)製)が挙げられる。アミノプ
ラスト誘導体は、1分子当たり少なくとも1.1個のペン
ダントα、β-不飽和カルボニル基を有する。これらは
米国特許第4,903,440号にさらに説明されており、この
文献をここに参照として挙げる。本発明に有用なエチレ
ン性不飽和化合物には、炭素、水素および酸素、そして
必要に応じて窒素およびハロゲンの原子を有するモノマ
ーまたはポリマー化合物が含まれる。一般に、酸素およ
び窒素原子はエーテル、エステル、ウレタン、アミドお
よび尿素基中に含まれる。このような化合物の例は、す
でに参照文献として挙げた米国特許第4,903,440号にさ
らに説明されている。少なくとも1個のペンダントアク
リレート基を有するイソシアネート誘導体および少なく
とも1個のペンダントアクリレート基を有するイソシア
ネート誘導体は米国特許第4,652,274号に記載されてお
り、ここに参照文献として挙げる。上述の継ぎ目接着剤
はフリーラジカル重合機構により硬化しうる。
【0019】ここに参照として挙げる米国特許第4,318,
766号に記載のように、継ぎ目接着剤は照射硬化性エポ
キシ樹脂で有り得る。この型の継ぎ目接着剤は、好まし
くは、紫外線照射により硬化される。このエポキシ樹脂
はカチオン重合機構により硬化する。
【0020】継ぎ目接着剤が紫外線照射により硬化され
る場合は、フリーラジカル重合を開始させる光開始剤を
含有させることが好ましい。この目的に好ましい光開始
剤の例には、有機パーオキシド、アゾ化合物、キノン、
ベンゾフェノン、ニトロソ化合物、アクリルハライド、
ヒドラゾン、メルカプト化合物、ピリリウム化合物、ト
リアクリルイミダゾール、ビスイミダゾール、ハロアル
キルトリアジン、ベンゾインエーテル、ベンジルケター
ル、チオキサントンおよびアセトフェノン誘導体が含ま
れる。好ましい光開始剤は、2,2-ジメトキシ-1,2-ジフ
ェニル-1-エタノンである。
【0021】継ぎ目接着剤が可視光照射により硬化され
る場合は、フリーラジカル重合を開始させるために光開
始剤を含有させることが好ましい。可視光照射による硬
化に好ましい光開始剤の例は、ここに参照として挙げる
米国特許第4,735,632号に記載されている。
【0022】適切な硬化条件を得るために調節すること
が可能であれば、照射硬化性継ぎ目接着剤を硬化させる
ために熱を用いることもまた本発明の視野に含まれる。
【0023】継ぎ目接着剤40が裁断された両端32、34の
すり傷をつけた部分に設けられた後に、両端を合わせる
ことにより接合部38を形成する。または、裁断された両
端32、34は継ぎ目接着剤40が設けられる前に合わせられ
る。裁断された両端32、34の間の隙間は最小となるべき
であり、重なりが生じないことが好ましい。
【0024】ついで、継ぎ目媒体42が接合部38の上に設
けられる。継ぎ目媒体42はすべての型の補強材料であり
うる。たとえば、不織布、織布、ステッチボンド布(Sti
tchbonded fabric)、ポリマーフィルム、補強ポリマー
フィルムまたはそれらの処理材料または組合わせ材料が
挙げられる。継ぎ目媒体42は被覆研摩用品の裏材料48の
強度と実質的に同一の強度を有することが好ましい。継
ぎ目媒体は、典型的には、約1〜約5cmの範囲の幅を有
する。
【0025】ポリマーフィルムは継ぎ目媒体に好まし
い。継ぎ目媒体に好ましいポリマーフィルムの代表例に
は、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム(ナイ
ロン)、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィル
ムおよびポリイミドフィルムが含まれる。ポリエステル
フィルムが好ましい。典型的には、ポリマーフィルムは
継ぎ目接着剤に対する接着性を増大させるために下塗り
されている。ポリマーフィルム用プライマーの例はポリ
ウレタンである。またさらにポリマーフィルムはある種
の補強繊維で補強されている。たとえば、ガラス、ポリ
エステル、スチール、カーボン、ポリアミドまたはアラ
ミド(「ケブラー(Kevlar)」ファイバー、E.I.デュポン・
デ・ネモアース・アンド・カンパニー(E.I.Dupont de
Nemours and Company)、ウイルミントン、デラウエ
ア)のファイバーが挙げられる。
【0026】最後に、継ぎ目接着剤40を照射エネルギー
を用いて硬化させることによりエンドレス被覆研摩用品
が形成される。3種類の主要な型の照射ソースを用いる
ことができる。イオン化照射、紫外線照射および可視光
照射である。イオン化照射、たとえば、電子線照射は、
好ましくは、0.1〜30Mrad、より好ましくは、1〜10Mra
dの線量レベルで照射することが好ましい。さらに、電
子ポテンシャルは10〜5,000KeV、好ましくは100〜300Ke
Vの範囲であるべきである。UV照射は約200〜約700nm、
より好ましくは、約250〜400nmの範囲の波長を有する非
粒子照射である。可視光照射は約400〜約800nm、より好
ましくは、約400〜500nmの範囲の波長を有する非粒子照
射である。継ぎ目媒体がポリマーフィルムである場合
は、紫外線照射が照射エネルギーの好ましいソースであ
る。紫外線照射に好ましい硬化条件は、1〜10秒、好ま
しくは3〜5秒の露出時間において約125ワット/cmであ
る。このレベルの照射における硬化速度は媒体および接
着剤の厚さ、ならびに接着剤組成物の密度および性質に
依存して異なる。UV照射または可視光照射は、継ぎ目媒
体がUV照射または可視光照射にそれぞれ透明である場合
にかぎり有効であるということを理解するべきである。
【0027】典型的には、継ぎ目30は被覆研摩シート36
の全幅に用いる。ついで、シート36は所望のより細い幅
に変換される。
【0028】他の実施態様では、継ぎ目接着剤は継ぎ目
媒体上に被覆される。照射硬化性接着剤は通常の方法に
より継ぎ目媒体の片面上に被覆されうる。たとえば、ロ
ール被覆、ブラシ被覆、スプレー被覆、またはダイ被覆
が挙げられる。この被覆研摩シートは裁断され、所望の
場合はすり傷をつけられ、そして被覆研摩シートの裁断
された端を上述の実施態様のように合わされ、そして接
合される。ついで、継ぎ目媒体は、被覆研摩シートの裁
断された両端の部分に照射硬化性接着剤が接触するよう
に、設けられる。ついで、継ぎ目接着剤は照射エネルギ
ーのソースに露出することにより硬化される。この方法
は製造の容易性の観点から言えば非常に有用な実施態様
である。何故ならば、被覆研摩シートの裁断された端を
被覆するよりも継ぎ目媒体の長いシートを連続的に被覆
する方が容易だからである。
【0029】重ね継ぎの構成を図5に示す。重ね継ぎ50
を形成するために、被覆研摩シート52は、まず、突合わ
せ継ぎを形成するために用いたのと同様の方法で所望の
長さに裁断される。被覆研摩シート52の裁断された端5
4、56は、ベルトの作動方向に対して約10〜約170゜、好
ましくは約35〜約155°の角度に裁断される。好ましく
は、両端54、56は合計角度が180゜までのように裁断され
る。一方の角度が65゜であり、他方が115゜であることが
最も好ましい。シートが裁断された後に、裁断された端
56の一方の裏側にすり傷をつけることが好ましい。突合
わせ継ぎに関して上述した理由によるものである。好ま
しくは、裁断された端54に隣接した被覆研摩シート52の
前側60の部分については、他の研摩用品で研摩すること
により粒子材料を少なくとも部分的に除去する。照射硬
化性継ぎ目接着剤64は裁断された端54の片方の研摩粒子
支持側66の研摩部分58上に被覆されうる。または、照射
硬化性継ぎ目接着剤は他の裁断された端54の前側66の研
摩部分58と接合する裁断された端56の裏側68の部分上に
被覆されうる。好ましくは、裁断された両端54、56の適
当な部分が接着剤64で被覆される。継ぎ目接着剤64は、
典型的には、ブラシ被覆、ロール被覆またはスプレー被
覆により設けられる。ブラシ被覆が好ましい方法であ
る。照射硬化性接着剤64は突合わせ継ぎを調製するため
に上述したものから選択されうる。
【0030】ついで、裁断された両端54、56を重ねるこ
とにより接合部70を形成する。典型的には、プレスによ
り圧力が印加される。そのことにより、重ねられた両端
54、56が強固に接着される。ついで、接合部70は照射エ
ネルギーのソースに露出することにより継ぎ目接着剤64
を硬化させる。被覆研摩用品の裏材料71が紙、バルカン
ファイバー、フィルム、布またはこれらの組合わせであ
る場合または裏材料71または裏材料処理材72が紫外線ま
たは可視光を透過しない他の材料で形成されている場合
は、照射エネルギーのソースに電子線を用いることが好
ましい。そのことにより、継ぎ目接着剤64が完全に硬化
される。電子線の硬化条件は上述と同様である。
【0031】突合わせおよび重ね継ぎの両方において、
熱または圧力またはそれらの両方を、接合部が照射エネ
ルギーのソースに露出される前に印加することが望まし
く、そのことにより、継ぎ目接着剤の被覆研摩材料の裏
材料へのより良好な浸透が提供される。熱および圧力の
両方を用いることが最も好ましい。熱および圧力は従来
の加熱プレスを用いることにより共に適用することがで
きる。典型的には、温度は30〜120℃の範囲であり、好
ましくは50〜120℃の範囲である。温度が高すぎるとこ
の熱により被覆研摩用品の裏材料が劣化する。圧力は、
典型的には、約50〜約5000psi(約3.5〜約350kg/cm2)、
好ましくは、150〜2500psi(10.5〜176kg/cm2)の範囲で
ある。接合部は、典型的には、約5〜約50秒、好ましく
は10〜20秒間プレスに保持される。熱と圧力とが別々に
適用される場合は、まず熱を適用し、ついで圧力を印加
することが好ましい。
【0032】熱、圧力および照射エネルギーを同時に加
えてもよい。特に、照射エネルギーが紫外線照射エネル
ギーまたは可視光照射エネルギーである場合は好まし
い。電子線を用いる場合は熱、圧力および照射エネルギ
ーの同時適用は困難である。電子線を用いる際に遮蔽の
問題が生じるからである。図6には、接合部(非表示)を
プレス74に設置した状態が示されている。ここでは、被
覆研摩用品の裏側が上向きとなっている。プレス74は油
圧シリンダー76と油圧ピストン77とを有するキャビネッ
ト75を有しており、そのことにより下プレート78がコネ
クター・バー79aおよび79bを通して垂直に移動しうる。
プレス74の上プレート80はクオーツ製窓81を有しており
これは接合部の真上に位置する。照射エネルギーはスロ
ット84を通過し、ついで、クオーツ製窓81を通って継ぎ
目接着剤に当たり、これを硬化させる。この型の実施の
ためには、好ましくは、温度は50〜120℃の範囲であ
り、圧力は、好ましくは、175〜2500psiの範囲であり、
紫外線照射に対する露出は、好ましくは、300ワット/イ
ンチ(300ワット/2.54cm)において約5〜15秒の範囲であ
る。
【0033】継ぎ目接着剤はアクリレート化ウレタンで
ありうる。市販のアクリレート化ウレタンには、ユビタ
ン782(モートン・チオコール・ケミカル社製)およびエ
ベクリル6600、エベクリル8400またはエベクリル8805
(ラドキュア・スペシャリティーズ社製)が挙げられる。
アクリレート化ウレタン接着剤は非常に良い性能を示す
ことが見出だされている。典型的なアクリレート化ウレ
タン接着剤の構造式を以下に示す。
【0034】
【化1】
【0035】[式中、R1は、好ましくは、6個以上の炭
素原子を有するジイソシアネートの残基であり、R2は、
たとえば、ポリエチレンオキシド-(-CH2CH2O-)n-、ポリ
プロピレンオキシド-(-CH2CH(CH3)O-)n-、ポリテトラメ
チレンオキシド-(-CH2CH2CH2CH2O-)n-、ポリエステルポ
リオール、ポリカーボネートポリオールのようなポリオ
ール主鎖であり、R3はHまたは-CH3であり、そしてnは1
〜約20の数である。]
【0036】エンドレス被覆研摩用品の構成は当業者に
周知である。たとえば、裏材料は紙、布、バルカンフア
イバー、ポリマーフィルムこれらの処理材料または被覆
研摩用品に通常用いられる他の裏材料から形成されう
る。しかしながら、特定の裏材料は紫外線または可視光
照射を透過させないことに注意する必要がある。このよ
うな型の裏材料、たとえば布を用いる場合は、重ね継ぎ
における継ぎ目接着剤の硬化は電子線照射または熱エネ
ルギーにより行なわれなければならない。裏材料が紫外
線または可視光照射を透過する場合は、継ぎ目接着剤は
紫外線、可視光または電子線照射または熱エネルギーを
用いて硬化させうる。また、研摩粒子は被覆研摩材料に
通常用いられるすべての種類のものを用いることができ
る。たとえば、それらはフリント、ガーネット、酸化ア
ルミニウム、セラミック酸化アルミニウム、アルミナジ
ルコニア、ダイアモンド、シリコンカーバイドおよびマ
ルチグレイン顆粒(multigrain granules)またはこれら
の組合わせから作製される。裏材料上の研摩粒子の密度
もまた従来と同様である。被覆研摩用品の用いられる用
途上の要求に依存して、研摩粒子は方向付けされてよ
く、または方向付けされなくてもよい。典型的には、本
発明の被覆研摩材料は第1バインダー被覆、すなわち、
メイク被覆を有することにより研摩粒子を裏材料に固定
する。さらに、それらは、必要に応じて、第2バインダ
ー被覆、すなわち、サイズ被覆を有することにより、研
摩粒子がさらに補強される。メイク被覆とサイズ被覆と
は同一または異なる材料から形成される。バインダー被
覆材料の例には、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アク
リレート樹脂、尿素-ホルムアルデヒド樹脂、メラミン-
ホルムアルデヒド樹脂、ニカワおよびこれらの組合わせ
が挙げられる。これらのバインダー被覆材料は当業者に
周知の他の添加剤をも含有しうる。
【0037】図3および4において、研摩粒子を90番に
より表示し、メイク被覆を92番により表示し、そしてサ
イズ被覆を94番により表示する。図5において、研摩粒
子を96により表示し、そしてメイク被覆を98により表示
する。サイズ被覆は非表示である。
【0038】本発明の継ぎ目の主要な利点は十分なレベ
ルの引張強度を有することである。
【0039】被覆研摩シートの裁断された端を接合する
ために有用であるばかりでなく、本発明の継ぎ目はエン
ドレスセグメント化被覆研摩用品の個々のセグメントを
接合するためにも有用である。セグメント化された被覆
研摩ベルトは幅広の表面を研磨するために用いるのに有
用である。
【0040】エンドレスセグメント化研摩用品のセグメ
ント用の継ぎ目を形成するためには、この継ぎ目が突合
わせ継ぎまたは重ね継ぎである場合のいずれにおいても
上述と同様の方法により形成しうる。しかしながら、伸
長シート(elongated seets)において接合されるのは裁
断された端(cut ends)ではなくて、被覆研摩材料の伸長
された側(elongated sides)である。セグメント化被覆
研摩材料の伸長された継ぎ目用の継ぎ目媒体は分離した
セグメントを適当に固定するために十分な数および長さ
が必要である。図7Aおよび7Bにおいて、伸長側112、1
14を有する伸長被覆研摩シート110、および伸長側118、
120を有する伸長被覆研摩シート116を重ねることにより
接合部122が形成されている。接合部122は、図5に示す
ように、そして図5に関して説明した方法により接合さ
れる。図8Aおよび8Bにおいては、伸長側132、134を有
する伸長被覆研摩シート130と伸張側138、140を有する
伸張被覆研摩シート136とを合わせることにより接合部1
42を形成している。接合部142は図4に示すように、そ
して図4に関しての説明にしたがって接合される。
【0041】
【実施例】以下の非限定的な実施例により本発明をさら
に説明する。実施例1〜3では種々の照射エネルギーの
ソースを比較した。
【0042】
【実施例1】被覆研摩シート材料(グレード50・リーガ
ル・レジン・ボンド・クロス(Grade50 Regal Resin
Bond Cloth)、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュ
ファクチュアリング社製(Minnesota Mining and Man
ufacturing Company)、セント・ポール・ミネソタ)
を、ベルトの作動方向に対して一方の裁断された端が65
゜の角度となり、そして他方の裁断された端が115゜とな
るように裁断した。裁断された端のそれぞれの隣接した
部分における裏側の部分をサンドブラストすることによ
りすり傷を入れた。この部分の領域は、継ぎ目媒体の約
半分の幅に形成した。裁断された両端を合わせることに
より接合部を形成した。照射硬化性継ぎ目接着剤(継ぎ
目接着剤A)をすり傷をつけた領域に塗布した。この継ぎ
目接着剤Aは、80重量部のアクリレート化ウレタン(ユビ
タン782、モートン・チオコール・ケミカル社製)、20重
量部のN-ビニルピロリドンおよび2重量部の2,2-ジメト
キシ-1,2-ジフェニル-1-エタノン(イルガキュア(IRGACU
RE)651、チバ-ガイギー(Ciba-Geigy)社より市販されて
いる光開始剤)からなる。ついで、接合部を継ぎ目媒体
(継ぎ目媒体A)で覆った。継ぎ目媒体Aは幅0.75インチ
(1.90cm)のものを用いた。継ぎ目媒体Aはポリエステル
補強ファイバーを含有するポリウレタン下塗りポリエス
テルフィルムであり、シェルダール社(Sheldahl Co.)
より市販されている。ついで、この試料を図6に示す型
の加熱プレスに位置させた。まず、この接合部に熱と光
との両方を印加した。下のプレスバーはあらかじめ120
℃に加熱されており、約15kg/cm2の圧力を5秒間加え
た。ついで、圧力、熱および照射エネルギーを同時に加
えた。照射エネルギーのソースは紫外線ランプ(フュー
ジョン社(Fusion Company)製のD-バルブ)を用い、露出
は、300ワット/インチ(300ワット/2.54cm)において5秒
間行った。このようにして形成した継ぎ目をインストロ
ン(Instron)張力計を用いて引張強度について評価し
た。ついで、このエンドレス被覆研摩ベルト(7.6cm×33
5cm)を過酷な研摩条件において継ぎ目の強度を完全に評
価した。過酷な研摩評価は米国特許第4,927,431号にお
いて評価法2として記載されているのと同一法により行
った。結果を表IおよびIIに示す。
【0043】
【実施例2】被覆研摩シート材料(グレード50・リーガ
ル・レジン・ボンド・クロス、ミネソタ・マイニング・
アンド・マニュファクチュアリング社より市販されてい
る。)を、ベルトの作動方向に対して一方の裁断された
端が65゜の角度、そして他方の裁断された端が115゜の角
度を有するように、裁断した。それぞれの裁断された端
に隣接した裏側の部分にサンドブラストにより擦り傷を
入れた。この部分の領域は、継ぎ目媒体の約半分の幅に
形成した。裁断された両端を合わせることにより接合部
を形成した。照射硬化性継ぎ目接着剤(継ぎ目接着剤B)
を擦り傷を入れた領域の上に塗布した。継ぎ目接着剤B
は80重量部のアクリレート化ウレタン(ユビタン782)お
よび20重量部のn-ビニルピロリドンから成る。次いで、
接合部を継ぎ目媒体Aで覆った。継ぎ目媒体Aの幅は0.75
インチ(1.90cm)とした。次いでこの試料を図6に示す型
の加熱プレスに置いた。第1に、熱と圧力とを接合物に
加えた。下側のプレスバーは120℃に加熱されており、
そして約15kg/cm2の圧力を5秒間加えた。次いで、この
接合部を200Kevにおいて4Mradのエネルギーレベルを有
する電子線照射のソースに露出した。次いで、このよう
にして形成した継ぎ目を実施例1で用いたのと同一法に
より引っ張り強度を測定した。結果を表IIに示す。
【0044】
【実施例3】被覆研摩シート材料(グレード50・リーガ
ル・レジン・ボンド・クロス、ミネソタ・マイニング・
アンド・マニュファクチュアリング社より市販されてい
る。)を、ベルトの作動方向に対して一方の裁断された
端が65゜の角度、そして他方の裁断された端が115゜の角
度を有するように、裁断した。それぞれの裁断された端
に隣接した裏側の部分にサンドブラストにより擦り傷を
入れた。この部分の領域は、継ぎ目媒体の約半分の幅に
形成した。裁断された両端を合わせることにより接合部
を形成した。照射硬化性継ぎ目接着剤(継ぎ目接着剤C)
を擦り傷を入れた領域の上に塗布した。継ぎ目接着剤C
は80重量部のアクリレート化ウレタン(ユビタン782、モ
ートン・チオコール・ケミカル社製)、20重量部のn-ビ
ニルピロリドンおよび2重量部の可視光開始剤(クロロ
チオキサントン1重量部、エチル-4-ジメチルアミノベ
ンゾエート1重量部)から成る。次いで、接合部を継ぎ
目媒体Aで覆った。継ぎ目媒体Aの幅は0.75インチ(1.90c
m)とした。次いでこの試料を図6に示す型の加熱プレス
に置いた。第1に、熱と圧力とを接合物に加えた。下側
のプレスバーは120℃に加熱されており、そして約15kg/
cm2の圧力を5秒間加えた。ついで、圧力、熱および照
射エネルギーを同時に加えた。照射エネルギーのソース
は可視光ランプ(フュージョン社製のV-バルブ)を用い、
露出は、300ワット/インチ(300ワット/2.54cm)において
5秒間行った。このようにして形成した継ぎ目を引張強
度について評価した。結果を以下の表IIに示す。
【0045】
【比較例A】被覆研摩シート材料(グレード50・リーガ
ル・レジン・ボンド・クロス、ミネソタ・マイニング・
アンド・マニュファクチュアリング社より市販されてい
る。)を、ベルトの作動方向に対して一方の裁断された
端が65゜の角度、そして他方の裁断された端が115゜の角
度を有するように、裁断した。それぞれの裁断された端
に隣接した裏側の部分にサンドブラストにより擦り傷を
入れた。この部分の領域は、継ぎ目媒体の約半分の幅に
形成した。裁断された両端を合わせることにより接合部
を形成した。熱硬化性ポリウレタン接着剤を擦り傷を入
れた領域の上に塗布した。このポリウレタン接着剤は米
国特許第4,011,358号(実施例1)に記載のものと実質的
に同様であり、ヒドロキシ感応性を有するアジピン酸-
エチレングリコール-ポリエステル-ジイソシアネート反
応性生物の酢酸エチル中固形分22%溶液100重量部、お
よびポリビニルメタンポリイソシアネートのメチレンク
ロリド中固形分20%溶液7重量部である。このポリウレ
タン接着剤は酢酸エチル溶媒中15重量%の固形分を含有
する。溶媒は約20分で蒸発した。次いで、この接合部を
継ぎ目媒体で覆い、加熱プレスに設置した。継ぎ目媒体
Aは0.75インチ(1.90cm)の幅を有するものを用いた。接
合部を120℃の温度に14秒間、そして15kg/cm2の圧力を
3秒間かけた。このようにして形成した継ぎ目を実施例
1と同様の方法で評価した。結果を以下の表IおよびII
に示す。
【0046】次いで、実施例1および比較例Aで作製し
たシート材料を、継ぎ目を中央に有する2.54cm×17.8cm
のセグメントとした。次いで、これらのセグメントをフ
レックステスト法を用いて評価した。フレックステスト
法とは、このセグメントを90度の角度で直径0.64cmの棒
に20kgの張力で巻き付ける方法である。このセグメント
は1方向に2.54cm移動され、次いで、反対方向に2.54cm
動かされ、これを1サイクルとする。継ぎ目が破損する
までのサイクル数を測定した。実施例1と比較例Aとの
このフレックステストの結果を以下の表Iに示す。
【0047】
【表1】 表I 厳格研摩試験 フレックステスト 実施例 (研摩されたバーのNo.) (サイクルのNo.) 1 42 181 比較例A 44 >2000
【0048】
【表2】
【0049】
【実施例4〜10】実施例4〜10では、異なる化学組
成の継ぎ目接着剤を用いて形成した継ぎ目の比較を説明
する。継ぎ目接着剤Aにおけるユビタン782接着剤を同一
重量のそれぞれの実施例用の異なる照射硬化性接着剤に
変えること以外は実施例1と同様にして、これらの実施
例の被覆研摩用品作製し、同様にして評価した。結果を
以下の表IIIに示す。
【0050】
【表3】 表III 実施例 接着剤 引張強度(kg/cm) 4 TMDI(MA)21 36 5 TATHEIC2 31 6 エベクリル88053 34 7 エベクリル84003 39 8 エベクリル66003 42 9 AMP4 36 10 50185 42
【0051】1TMDI(MA)2は、トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネートのジメタクリロキシエステルである。2 TATHEICはトリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
のトリアクリレートである。3 エベクリル8805、エベクリル8400およびエベクリル660
0は、ラドキュア・スペシャリティーズ社より市販され
ているアクリレート化ウレタンである。4 AMPは、ペンダントアクリレート官能基を有するアミノ
プラスト樹脂である。AMPは米国特許第4,903,440号の調
製4と同様の方法で作製した。5 5018は、ヘンケル社からホトマー5018として市販され
ているアクリレート化ポリエステル樹脂である。
【0052】
【実施例11〜14】実施例11〜14の継ぎ目では、異な
る化学組成から作製された継ぎ目接着剤を比較する。継
ぎ目接着剤AにおいてN-ビニルピロリドンの代わりに同
一量のそれぞれの実施例用の異なる照射硬化性希釈液(d
iluent)を用いること以外は実施例1と同様にして、そ
れぞれの実施例の被覆研摩用品を作製し、同一法により
評価した。結果を以下の表IVに示す。
【0053】
【表4】 表IV 実施例 希釈液 引張強度(kg/cm) 11 TMPTA1 39 12 NPGDA2 41 13 IBA3 42 14 NVP4 37
【0054】1TMPTAはトリメチロールプロパントリアク
リレートである。2 NPGDAはネオペンチルグリコールジアクリレートであ
る。3 IBAはイソボルニルアクリレートである。4 NVPはN-ビニルピロリドンである。
【0055】
【実施例15〜18】異なる被覆研摩製品を用いること
以外は実施例1と同様にして実施例15〜18の継ぎ目を作
製し、同様にして引っ張り強度を測定した。これらの被
覆研摩製品もまたフレックステストにより評価した。実
施例15ではグレード180の3-M-ite・レジン・ボンド・ク
ロス・JEウエイト被覆研摩製品を用いた。実施例16では
グレード100の3-M-ite・レジン・ボンド・フイルム被覆
研摩製品を用いた。実施例17ではグレード120の3-M-ite
・レジン・ボンド・クロス・Xウエイト被覆研摩製品を
用いた。そして、実施例18ではグレード100のプロダク
ション・レジン・ボンド紙被覆研摩製品を用いた。全て
の被覆研摩製品はミネソタ・マイニング・アンド・マニ
ュファクチュアリング・カンパニーより市販されてい
る。結果を表Vに示す。
【0056】
【比較例B、C、DおよびE】異なる被覆研摩製品を用
いること以外は比較例Aと同様にして比較例B、C、Dおよ
びEの継ぎ目を形成し、同様にして引っ張り強度を評価
した。また、これらの被覆研摩製品をフレックステスト
により評価した。比較例Bではグレード180の3-M-ite・
レジン・ボンド・クロス・JEウエイト被覆研摩製品を用
いた。比較例Cではグレード110の3-M-ite・レジン・ボ
ンド・フイルム・被覆研摩製品を用いた。比較例Dでは
グレード120の3-M-ite・レジン・ボンド・クロス・Xウ
エイト被覆研摩製品を用いた。そして、実施例Eではグ
レード100のプロダクション・レジン・ボンド・紙被覆
研摩製品を用いた。全ての被覆研摩製品はミネソタ・マ
イニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパ
ニーより市販されている。結果を以下の表Vに示す。
【0057】
【表5】 表V フレックステスト 実施例 (サイクルのNo.) 引張強度(kg/cm) 15 600 30 16 20 14 17 1777 26 18 20 24 比較例B 1049 31 比較例C 1560 16 比較例D 9252 28 比較例E 5 25
【0058】
【実施例19】継ぎ目接着剤Aを、被覆研摩用品の裏材
料上にではなく継ぎ目媒体A上に塗布すること以外は実
施例1と同様にして、実施例19の継ぎ目を作製し、同様
にして評価した。評価結果を以下の表VIに示す。
【0059】
【表6】
【0060】
【実施例20】継ぎ目を形成するために異なる方法を用
いること以外は実施例1と同様にして実施例20の継ぎ目
を作製した。第1に、接合部を実施例1で用いたのと同
一のプレスに位置させた。下のプレスバーを120℃に予
め加熱しておき、約15kg/cm2の圧力を10秒間加えた。次
いで、接合部をAプレスから除去し、300ワット/インチ
(300ワット/2.54cm)において5秒間紫外線を照射した。
紫外線のソースのエネルギーは実施例1において用いた
のと同一である。結果を以下の表VIIに示す。
【0061】
【表7】
【0062】
【実施例21および比較例F】実施例21では、被覆研摩
ベルトの調整法を説明する。グレード100のリーガル・
レジン・ボンド・クロス・Yウエイト被覆研摩シート、
2.54cm×5cm、を平行四辺形の形態に裁断した。裁断し
た片方の端はベルトの作動方向に対して65度、そして他
方の端は115度の角度を有していた。継ぎ目接着剤A(実
施例1で用いたのと同一の接着剤)を実施例1で行った
のと同一の方法で被覆研摩裏材料上に塗布した。裁断し
た両端を合わせることにより継ぎ目媒体Aを継ぎ目接着
剤の上に設けた。継ぎ目媒体は0.75インチ(1.90cm)の幅
のものを用いた。次いで、この接合部をシリンダ形状の
ガラスチューブに挟み付けた。この接合部を200ワット/
cm2のエネルギーレベルを有するキセノンランプ(キセノ
ン・コーポレーション製)で12秒間露出することによ
り、継ぎ目接着剤を硬化させた。次いで、このベルトを
小型の被覆研摩ベルト用の持ち運び用エア・グラインダ
に装着した。このグラインダを6,000rpmで運転した。こ
の製品は、継ぎ目が破損するまでカーボンスチールのエ
ッジを研摩することにより評価した。比較例Fには、ミ
ネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリン
グ・カンパニーのグレード100のリーガル・レジン・ボ
ンド・クロス被覆研摩ベルトを用いた。結果を以下の表
VIIIに示す。
【0063】
【表8】
【0064】
【実施例22〜24】実施例22〜24では、異なる化学組
成から作製された継ぎ目接着剤について説明する。異な
る継ぎ目接着剤処方を用いること以外は実施例1と同様
にしてこれらの実施例の被覆研摩用品を作製し、同様に
して評価した。実施例22は、60重量部のアクリレート化
ウレタン(ユビタン782)、40重量部のN-ビニルピロリド
ン、および2重量%の2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニル-
1-エトンから成る継ぎ目接着剤を用いた。実施例23で
は、60重量部のアクリレート化ウレタン(ユビタン78
2)、40重量部のN-ビニルピロリドンおよび1重量部の2,
2-ジメトキシ-1,2-ジフェニル-1-エトンから成る継ぎ目
接着剤を用いた。実施例24では、60重量部のアクリレー
ト化ウレタン(ユビタン782)、40重量%のN-ビニルピロ
リドン、2重量部の2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニル-1-
エトンおよび0.5重量部のベンゾイルパーオキシドから
成る継ぎ目接着剤を用いた。これらの実施例では、プレ
スの上部プレスバーを120℃の温度に加熱した。得られ
た継ぎ目の引っ張り強度を測定した。結果を以下の表IX
に示す。
【0065】
【表9】
【0066】本発明の精神および視野から逸脱すること
なく種々の変形および改変が当業者には可能である。し
たがって、本発明をここに記載の実施態様に限られると
解するべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 被覆研摩コーンの斜視図である。
【図2】 エンドレス被覆研摩ベルトの斜視図である。
【図3】 突合わせ継ぎを有する被覆研摩用品の裏側の
斜視図である。
【図4】 突合わせ継ぎを有する被覆研摩用品の断面図
である。
【図5】 重ね継ぎを有する被覆研摩用品の断面図であ
る。
【図6】 突合わせ継ぎを調整するのに有用な照射ソー
スおよびプレスの横面図である。
【図7】 (a)は重ね継ぎを有するセグメント化研摩用
品の上面図であり、(b)は重ね継ぎを有するセグメント
化研摩用品の断面図である。
【図8】 (a)は突合わせ継ぎを有するセグメント化研
摩用品の上面図であり、(b)は突合わせ継ぎを有するセ
グメント化研摩用品の断面図である。
【符号の説明】
10…連続ベルト、 20…連続ベルト、 30…突合わせ継ぎ、 32、34…端、 40…継ぎ目接着剤、 42…継ぎ目媒体、 50…重ね継ぎ、 54、56…端、 64…継ぎ目接着剤。
フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・チャールズ・ヘイン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 エリック・ジョージ・ラーソン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 トーマス・ユージーン・ベッチャー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)一主要表面上に研摩粒子を支持する
    シートを提供する工程; (2)該シートが両端を有するように、該シートを所望の
    長さに裁断する工程; (3)該シートの裁断された端を合わせることにより接合
    部を形成する工程; (4)研摩粒子を支持していない主要表面上における該シ
    ートの裁断されたそれぞれの端の部分の上に照射硬化性
    接着剤の層を設ける工程; (5)照射硬化性接着剤の該層と接触するように、該接合
    部の上に継ぎ目媒体を設ける工程; そして (6)照射エネルギーを用いて該照射硬化性接着剤を硬化
    させる工程;を包含するエンドレス被覆研摩用品の調製
    方法。
  2. 【請求項2】 前記照射硬化性接着剤がアクリレート化
    ウレタン、アクリレート化エポキシ、アクリレート化ポ
    リエステル、ペンダント不飽和カルボニル基を有するア
    ミノプラスト誘導体、エチレン性不飽和化合物、少なく
    とも1個のペンダントアクリレート基を有するイソシア
    ヌレート誘導体、少なくとも1個のペンダントアクリレ
    ート基を有するイソシアネート誘導体およびこれらの混
    合物および組合わせからなる群から選択される、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記照射エネルギーのソースが紫外線照
    射である、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記照射エネルギーのソースが電子線で
    ある、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記照射エネルギーのソースが可視光照
    射である、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記継ぎ目媒体が不織布、織布、ステッ
    チボンド布、ポリマーフィルム、補強ポリマーフィルム
    およびそれらの処理材料および組合わせからなる群から
    選択される、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記継ぎ目媒体が補強ポリマーフィルム
    である、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記照射硬化性接着剤が硬化する際に前
    記接合部および前記継ぎ目媒体に圧力を加える、請求項
    1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記照射硬化性接着剤が硬化する際に前
    記接合部および前記継ぎ目媒体を加熱する工程をさらに
    包含する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 硬化工程の前に前記接合部および前記
    継ぎ目媒体を加圧する、請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 硬化工程の前に前記接合部および前記
    継ぎ目媒体を加熱する工程をさらに包含する、請求項10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記照射硬化性接着剤の層を設ける前
    に、研摩粒子を支持しない主要表面上における前記シー
    トの裁断したそれぞれの端の部分にすり傷をつける工程
    をさらに包含する、請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 熱エネルギーを用いて前記照射硬化性
    接着剤を硬化させる工程をさらに包含する、請求項1記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 (1)一主要表面上に研摩粒子を支持す
    るシートを提供する工程; (2)該シートが両端を有するように、該シートを所望の
    長さに裁断する工程; (3)該シートの裁断された端を合わせることにより接合
    部を形成する工程; (4)継ぎ目媒体の表面に照射硬化性接着剤の層を設ける
    工程; (5)研摩粒子を支持していない主要表面上において該シ
    ートの該裁断された端と該継ぎ目媒体の接着剤支持表面
    とが接触するように、該継ぎ目媒体を該接合部の上に設
    ける工程; そして (6)照射エネルギーを用いて該照射硬化性接着剤を硬化
    させる工程;を包含するエンドレス被覆研摩用品の調製
    法。
  15. 【請求項15】 前記照射硬化性接着剤がアクリレート
    化ウレタン、アクリレート化エポキシ、アクリレート化
    ポリエステル、ペンダント不飽和カルボニル基を有する
    アミノプラスト誘導体、エチレン性不飽和化合物、少な
    くとも1個のペンダントアクリレート基を有するイソシ
    アヌレート誘導体、少なくとも1個のペンダントアクリ
    レート基を有するイソシアネート誘導体およびこれらの
    混合物および組合わせからなる群から選択される、請求
    項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記照射エネルギーのソースが紫外線
    照射である、請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記照射エネルギーのソースが電子線
    である、請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記照射エネルギーのソースが可視光
    照射である、請求項14記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記継ぎ目媒体が不織布、織布、ステ
    ッチボンド布、ポリマーフィルム、補強ポリマーフィル
    ムおよびそれらの処理材料および組合わせからなる群か
    ら選択される、請求項14記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記継ぎ目媒体が補強ポリマーフィル
    ムである、請求項14記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記照射硬化性接着剤が硬化する際に
    前記接合部および前記継ぎ目媒体に圧力を加える、請求
    項14記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記照射硬化性接着剤が硬化する際に
    前記接合部および前記継ぎ目媒体を加熱する工程をさら
    に包含する、請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 硬化工程の前に前記接合部および前記
    継ぎ目媒体を加圧する、請求項14記載の方法。
  24. 【請求項24】 硬化工程の前に前記接合部および前記
    継ぎ目媒体を加熱する工程をさらに包含する、請求項14
    記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記照射硬化性接着剤の層を設ける前
    に、研摩粒子を支持しない主要表面上における前記シー
    トの裁断したそれぞれの端の部分にすり傷をつける工程
    をさらに包含する、請求項14記載の方法。
  26. 【請求項26】 熱エネルギーを用いて前記照射硬化性
    接着剤を硬化させる工程をさらに包含する、請求項14記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 (1)一主要表面上に研摩粒子を支持す
    るシートを提供する工程; (2)該シートが両端を有するように、該シートを所望の
    長さに裁断する工程; (3)一方の裁断された端の研摩粒子支持表面の部分また
    は他方の裁断された端の研摩粒子を支持しない表面の部
    分、または該部分の両方に照射硬化性継ぎ目接着剤の層
    を設ける工程; (4)一方の裁断された端の接着剤を支持する部分が他方
    の裁断された端に接触するように該シートの裁断された
    端を重ねる工程; および (5)照射エネルギーを用いて該継ぎ目接着剤を硬化させ
    る工程;を包含するエンドレス被覆研摩用品の調製法。
  28. 【請求項28】 前記照射硬化性接着剤がアクリレート
    化ウレタン、アクリレート化エポキシ、アクリレート化
    ポリエステル、ペンダント不飽和カルボニル基を有する
    アミノプラスト誘導体、エチレン性不飽和化合物、少な
    くとも1個のペンダントアクリレート基を有するイソシ
    アヌレート誘導体、少なくとも1個のペンダントアクリ
    レート基を有するイソシアネート誘導体およびこれらの
    混合物および組合わせからなる群から選択される、請求
    項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記照射エネルギーのソースが電子線
    である、請求項27記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記照射硬化性接着剤が硬化する際に
    前記接合部および前記継ぎ目媒体に圧力を加える、請求
    項27記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記照射硬化性接着剤が硬化する際に
    前記接合部および前記継ぎ目媒体を加熱する工程をさら
    に包含する、請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 硬化工程の前に前記接合部および前記
    継ぎ目媒体を加圧する、請求項27記載の方法。
  33. 【請求項33】 硬化工程の前に前記接合部および前記
    継ぎ目媒体を加熱する工程をさらに包含する、請求項32
    記載の方法。
  34. 【請求項34】 熱エネルギーを用いて前記照射硬化性
    接着剤を硬化させる工程をさらに包含する、請求項27記
    載の方法。
  35. 【請求項35】 一方の裁断された端の研摩粒子支持表
    面の部分を研摩する工程をさらに包含する、請求項27記
    載の方法。
  36. 【請求項36】 一方の裁断された端の研摩粒子支持表
    面の部分を削る工程をさらに包含する、請求項27記載の
    方法。
  37. 【請求項37】 前記照射硬化性接着剤の層を設ける前
    に、研摩粒子を支持しない主要表面上における前記シー
    トの一方の裁断した端の部分にすり傷をつける工程をさ
    らに包含する、請求項27記載の方法。
  38. 【請求項38】 (1)一主要表面上に研摩粒子を支持す
    る2枚の伸長シートを提供する工程; (2)研摩粒子を支持するそれらの主要表面が共に同一方
    向に向いて接合部を形成するように、伸長側に沿って該
    シートを合わせる工程; (3)該接合部を形成するように合わせた該シートのそれ
    ぞれの伸長された側の部分上に照射硬化性接着剤の層を
    設ける工程であって、該接着剤を研摩粒子を支持しない
    該シートの主要表面の部分上に設ける工程; (4)該照射硬化性接着剤の層と接触するように、少なく
    とも1枚の継ぎ目媒体を該接合部に設ける工程; そして (5)照射エネルギーを用いて該照射硬化性接着剤を硬化
    させる工程;を包含する2枚の伸長被覆研摩シートをそ
    れらの伸長側に沿って接合する方法。
  39. 【請求項39】 (1)一主要表面上に被覆研摩粒子を支
    持する2枚の伸長シートを提供する工程; (2)研摩粒子を支持するそれらの主要表面が共に同一方
    向に向いて接合部を形成するように、伸長側に沿って該
    シートを合わせる工程; (3)少なくとも1枚の継ぎ目媒体の表面に1層の照射硬
    化性接着剤を設ける工程; (4)研摩粒子を支持していない主要表面上における該シ
    ートの該伸長側と該継ぎ目媒体の該接着剤支持表面とが
    接触するように、該接合部の上に少なくとも1枚の継ぎ
    目媒体を設ける工程; そして (5)照射エネルギーを用いて該照射硬化性接着剤を硬化
    させる工程;を包含する2枚の伸長被覆研摩シートを伸
    長側に沿って接合する方法。
  40. 【請求項40】 (1)一主要表面上に被覆研摩粒子を支
    持する2枚の伸長シートを提供する工程; (2)一方の裁断された端の研摩粒子支持表面の部分また
    は他方の裁断された端の研摩粒子を支持しない表面の部
    分、または該部分の両方に照射硬化性継ぎ目接着剤の層
    を設ける工程; (3)一方のシートの一方の伸長側の接着剤支持部分が他
    方のシートの伸長側と接触し、そして研摩グレインを支
    持する表面がともに同一方向を向くように、該2枚のシ
    ートの伸長側を重ねて接合部を形成する工程; そして (4)照射エネルギーを用いて該継ぎ目接着剤を硬化させ
    る工程;を包含する2枚の伸長被覆研摩シートをそれら
    の伸長側に沿って接合する方法。
  41. 【請求項41】 前記照射エネルギーのソースが電子線
    である、請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】 継ぎ目接着剤がアクリレート化ウレタ
    ン樹脂、アクリレート化エポキシ樹脂、アクリレート化
    ポリエステル樹脂、アミノプラスト樹脂、イソシアヌレ
    ート樹脂およびイソシアネート樹脂からなる群から選択
    される突合わせ継ぎを有する被覆研摩用品。
  43. 【請求項43】 継ぎ目接着剤がアクリレート化ウレタ
    ン樹脂、アクリレート化エポキシ樹脂、アクリレート化
    ポリエステル樹脂、アミノプラスト樹脂、イソシアヌレ
    ート樹脂およびイソシアネート樹脂からなる群から選択
    される重ね継ぎを有する被覆研摩用品。
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