JPH0519281Y2 - - Google Patents

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JPH0519281Y2
JPH0519281Y2 JP4498688U JP4498688U JPH0519281Y2 JP H0519281 Y2 JPH0519281 Y2 JP H0519281Y2 JP 4498688 U JP4498688 U JP 4498688U JP 4498688 U JP4498688 U JP 4498688U JP H0519281 Y2 JPH0519281 Y2 JP H0519281Y2
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JP
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tabi
white
line
sewn
colored
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、和装用の白足袋の改良に関するも
のであつて、白足袋に着色ラインを設けて、新し
いフアツシヨン性を追求すると共に、着用時の快
適さ、運動時の伸縮柔軟性をも考慮した考案であ
る。
(b) 従来の技術 従来より、和装用には主として白足袋が用いら
れ、甲部の表地としては、白キヤラコ等が主とし
て使用され、礼装用としては綾絹、羽二重等が用
いられていて、裏地としては、夏季は天竺木綿、
冬季は白ネル等が用いられ、更に底地としては、
雲斎(うんさい)、杉織、あや底等の厚地織物が
用いられている。
又、甲は親指側を内甲、四本指側を外甲とい
う。裁断は甲は裏表共内、外二片とし中心部に縫
目を作り、底は足底形に裁断して甲を縫い付け、
外甲端には小はぜ、内甲面には小はぜ止めを設け
て製作する。
即ち、和装の際に着用する白足袋は、その内面
若しくは底面に、例えば実公昭56−55202号、実
公昭56−55203号の如くプリント模様等を施した
生地を用いて隠れた洒落を求めたもの等が提案さ
れているが、白足袋の表面即ち内甲、外甲の境界
線、踵線等に着色ラインを設けてフアツシヨン性
を追求するようなものは着用時の快適性、運動時
の伸縮柔軟性の不良のため市場には存在しなかつ
た。
(c) 考案が解決しようとする問題点 この考案は、和装用の白足袋の一定個所に美麗
な着色ラインを設けることによつて、和装の色と
の配色の組合せを楽しみ、和服とのバランスのと
れた曲線美を出し、更にラインによつて足元を細
く表現する等の出来る新規なライン入り白足袋を
創造し、且つ着色ラインを入れることによる着用
上、運動時等の不都合をも解決し、更に従来の白
足袋の加工上の外観の向上も図ることを目的とし
て、この考案を完成したものである。
(d) 問題点を解決する為の手段及びその作用 この考案の構成を実施の例を示した図面に基づ
いて具体的に説明する。
この考案に係る着色ライン入り足袋は、天然又
は人造(レザー)の薄い皮革、織布、不織布、軟
質プラスチツクシート等の着色体を、足袋の前面
の内甲(親指側)1と外甲(四本指側)2の境界
線31及び踵部の直立線32に、外部より美しい
線状に観察されるように縫着することを特徴とす
るものである。尚、着色体3を縫着する際には、
内甲表地11と外甲表地21との境界線31及び
外甲表地21の踵部における外甲部前表地21−
1と小はぜ部表地21−2との境界線32となる
着色材は表地間にのみずらし止め縫着して着色材
部が厚くならないようにし、裏地との間は着色材
の両端のみ両者を縫製固着するが、中間は表地、
裏地を縫着せぬ状態で足袋を仕上げることを特徴
とする。
これは、例えば甲の縫目31の場合には、足袋
の甲部に余裕を持たせることにより長時間正座し
ていても縫目により苦痛を感じなくしたものであ
る。同様の目的で又、着色材3の先端31−1は
足指の股に至らぬ点で停止固定することが必要で
ある。
更に、踵の線32の場合には、その下端のみが
底地7と強固縫着されるので通常の足袋のように
表面に丸止めが出るようなことがなく、丸止めは
底地、内甲及び外甲裏地の固着に用い、外甲表地
によつて覆われて外部に見えず、所謂かくし丸止
め仕上げとすることが出来る。(第2図5) 又着色ラインの内、曲線を現すことの必要な個
所、例えば甲部中心線31等はレザー等の着色材
は曲線に沿つた形状にバイヤスカツトを行つて生
地に少し弾力を持たせて用いる。又この際、甲部
中心線の斜め裁断、及び着色材のバイヤスカツト
による伸縮、柔軟性を更に向上させる為サード送
り縫製を行うことも極めて有効である。
尚、着色ラインに用いる材料としては前記のよ
うな各種のものが使用可能であり、或いは他の材
料でも適当なものが有れば可であるが、何れにし
ても、洗濯等しても褪色、変色せず、常に美しい
色と曲線美を現出することの出来るものであるこ
とを要する。
第2図1〜5に本考案に係るライン加工を施し
た白足袋の製造工程の内、従来の縫製と相違する
点を図示したものであるが、縫製方法はこの図面
に拘束されるものではない。
又、本考案は明細書には主として白足袋につい
て記載したが、甲部、裏地等に着色又は模様を付
けた他色の足袋にも応用することも出来るもので
ある。
更に、着色ラインの足袋表地よりの高さ等も色
相、用途等によつて適宜選択することが出来る。
(e) 考案の効果 この考案は、和装等の白足袋の、中心線に美し
い着色ラインを配することによつて、和装等の色
との配色の組合せを楽しみ、和装等の線との調和
のとれた曲線美を出し、更に足袋のラインによつ
て、足元を細く表現する等のフアツシヨン性に富
んだ新しい足袋を提供するのみならず、特殊な加
工法により着色ラインを入れることによる着用の
際及び運動時等の不都合を解決し、且つ従来の足
袋の加工上生じる丸止めをかくし止めとすること
により外観向上も達した新規な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係るライン加工を施した白
足袋実施例の内甲側斜視図、bは同じく外甲側斜
視図である。第2図1〜5は本考案実施例の製造
工程中、特に従来品の工程と異なる点の説明図で
ある。内1−aは外甲部の着色材縫い付け状態、
1−bは着色材縫い付け状態(ずらし止め縫い)
の部分拡大断面図イ及び同平面図ロである。5−
aは従来足袋の踵部斜視図、bは本考案実施例の
踵部斜視図である。 図中、1……内甲部、11……内甲表地、12
……内甲裏地、2……外甲部、21……外甲表
地、21−1……外甲表地前部、21−2……外
甲表地後部(小はぜ部)、22……外甲裏地、3
……着色ライン、31……甲部中央ライン、32
……踵部直立線、4……開口部、5……小はぜ、
6……小はぜ止め、7……底地、8……丸止め。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前面の内甲、外甲の境界線及び踵線に天然又
    は人造の皮革、織布、不織布、軟質プラスチツ
    ク等の着色体を、外部より線状に観察されるよ
    うに縫着する白足袋において、前面の内甲、外
    甲の境界線の着色ライン材料は曲線に沿つたバ
    イヤスカツトとし、内甲、外甲の表地にのみず
    らし止め縫い縫着し、両端部以外は裏地に縫着
    しないことを特徴とするライン加工を施した白
    足袋。 (2) 踵線の下端を縫着するために、通常足袋の踵
    部丸止めは外甲裏地までとし表面に現出せず、
    所謂かくし止めとする、第1請求項記載の白足
    袋。
JP4498688U 1988-04-01 1988-04-01 Expired - Lifetime JPH0519281Y2 (ja)

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JPH01149404U JPH01149404U (ja) 1989-10-17
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