JPH05192810A - ドリル用多軸アタッチメント - Google Patents

ドリル用多軸アタッチメント

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Publication number
JPH05192810A
JPH05192810A JP688392A JP688392A JPH05192810A JP H05192810 A JPH05192810 A JP H05192810A JP 688392 A JP688392 A JP 688392A JP 688392 A JP688392 A JP 688392A JP H05192810 A JPH05192810 A JP H05192810A
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JP
Japan
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support
shafts
supporting
attachment
supported
Prior art date
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Pending
Application number
JP688392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Ueda
和哉 上田
Tadashi Mori
正 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAGAWA KOGYO KK
Original Assignee
MIYAGAWA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by MIYAGAWA KOGYO KK filed Critical MIYAGAWA KOGYO KK
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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持軸の径に係わりなく異なる径の支持軸で
も支持でき、仕様変更等に容易に対応でき、放熱効果の
優れたアタッチメントを提供することにある。 【構成】 この多軸アタッチメントは、ボデー1と支持
体7及び駆動ギヤー5、中間ギヤー20、21と支持軸
18、19、ドリル用のチャック12、13を有する回
転軸10、11と、その回転軸10、11上に固定され
た被動ギヤー16、17とよりなる。前記ボデー1の内
面に一条の支持壁26を形成し、その支持壁26に前記
支持軸18、19を当接支持した。前記ボデー1はアル
ミ合金からなり、その外周に凹凸6を設けて表面積を大
きくした。従って、支持軸18、19の径を自在に変更
でき、放熱効率が良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のドリルを支持す
るための多軸アタッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボール盤などに取り付けて複数のドリル
により複数の穴を一度に加工する多軸アタッチメントが
開発されている。このアタッチメントはボール盤等の主
軸上の駆動ギヤーと噛合する複数のギヤーを配置し、そ
の複数のギヤーの回転により各ドリルを各別に切削回転
させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の多軸
アタッチメントにおいては前記複数の支持軸がボデーに
形成された溝で受けられていた。従って、支持軸の径と
溝幅を一致させる必要があって、仕様変更等において異
なる径の支持軸を使用できないという問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、支持軸の径に係わ
りなく異なる径の支持軸でも支持でき、仕様変更等に容
易に対応できるアタッチメントを提供することにある。
さらに、この発明の目的は放熱効果の優れたアタッチメ
ントを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明ではボール盤等のクイルに固定されるボ
デーと、そのボデーに固定される支持体と、その支持体
に支持軸を介して回転可能に支持されるとともに、ボー
ル盤の主軸上の駆動ギヤーと噛合する中間ギヤーと、前
記支持体に回転可能に支持され、ドリル用のチャックを
有する回転軸と、その回転軸上に固定され、前記中間ギ
ヤーと噛合する被動ギヤーとよりなり、前記ボデーの内
面に一条の支持壁を形成し、その支持壁に前記支持軸を
当接支持したことをその要旨としている。
【0006】第2の発明では前記ボデーはアルミ合金か
らなり、その外周に凹凸を設けて表面積を大きくしたこ
とをその要旨としている。
【0007】
【作用】上記構成により、第1の発明では、ギヤーの支
持軸は支持壁により一箇所で支持されるため、支持軸の
径を自在に変更できる。
【0008】第2の発明では、アルミは熱伝導率が鉄の
数倍良く、ボデー外周の凹凸により表面積が大きくなり
放熱が良い。
【0009】
【実施例】以下に本発明を具体化したドリル用多軸アタ
ッチメントの実施例について図1〜図2に従って説明す
る。
【0010】アルミ合金製のボデー1の一端には取付部
2が形成され、その取付部2はボール盤のクイル3に固
定されている。ボール盤の主軸4はボデー1内に突出
し、そこには駆動ギヤー5が固定されている。ボデー1
の外周には表面積を大きくして放熱効果を高めるための
凹凸6が形成されている。
【0011】ボデー1の他端にはスチール製の軸受支持
体7がネジ8により固定されている。軸受支持体7には
ボールベアリング9を介して回転軸10、11が支持さ
れ、その外端にはチャック12、13が固定されてい
る。チャック12、13にはドリル14、15がチャッ
キングされる。回転軸10、11の内端には被動ギヤー
16、17が固定されている。軸受支持体7には支持軸
18、19が植設支持され、それらの支持軸18、19
には中間ギヤー20、21が回転可能に支持されてい
る。両中間ギヤー20、21はそれぞれ第1のギヤー部
22、23、第2のギヤー部24、25を有している。
そして、第1のギヤー部22、23がそれぞれ前記被動
ギヤー16、17に噛合されるとともに、第2のギヤー
部24、25が前記駆動ギヤー5の回転が第2のギヤー
部24、25、第1のギヤー部22、23、被動ギヤー
16、17を介して回転軸10、11に伝達され、ドリ
ル14、15が切削回転を行う。
【0012】ボデー1のクイル3側内面には前記主軸4
の軸心を中心とした環状をなす一条の支持壁26が形成
され、その支持壁26の内周面には前記支持軸18、1
9の端部が当接支持されている。すなわち、支持軸1
8、19の一端部が軸受支持体7に支持されるととも
に、他端部が駆動ギヤー5と中間ギヤー20、21との
噛合い反力を受けて支持壁26に支持されている。
【0013】従って、この実施例のアタッチメントにお
いては、支持軸18、19が溝で受けられているもので
はなく、支持壁26により当接される一箇所で受けられ
ているだけである。このため、支持軸18、19の径が
変化しても、支障がなく、仕様変更やネジ8を着脱する
ことによる支持軸18、19の交換に対して自在に対応
できる。従って、ドリル14、15の種類に応じた数の
アタッチメントを用意する必要がなく、ボデー1を共通
化できる。
【0014】又、ボデー1にアルミ合金を使用している
ため、軽量化されて取扱が容易であるとともに、熱伝導
率が鉄の数倍良い。ボデー外周の凹凸6によって表面積
が拡大したことと合わせて放熱効率がきわめて良い。従
って、アタッチメントの温度上昇が少なくなって熱膨張
量を少なくでき加工精度が向上される。
【0015】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で次のように変更して具体化することも可能である。 (1)ボデー1の外周に設けられた凹凸6の代わりに放
熱のためのフィンを形成すること。
【0016】(2)ボデー1に複数の貫通穴か貫通溝を
設ける。これによりボデー1の軽量化が図れるとともに
放熱効率を改善できる。
【0017】
【発明の効果】第1の発明によれば、ギヤーの支持軸を
壁で受けることにより、異なる径の支持軸を自在に使用
でき、仕様変更等において柔軟に対応できる。
【0018】第2の発明によれば、ボデーにアルミ合金
を利用し凹凸を設けたため、放熱効率が改善され加工精
度が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した多軸アタッチメントの一実
施例を示す縦断面図である。
【図2】同じく多軸アタッチメントの一実施例を示す横
断面図である。
【符号の説明】
1 ボデー、4 主軸、5 駆動ギヤー、7 軸受支持
体、10、11 回転軸、12、13 チャック、1
6、17 被動ギヤー、18、19 支持軸、20、2
1 中間ギヤー、26 支持壁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール盤等のクイルに固定されるボデー
    と、そのボデーに固定される支持体と、その支持体に支
    持軸を介して回転可能に支持されるとともに、ボール盤
    の主軸上の駆動ギヤーと噛合する中間ギヤーと、前記支
    持体に回転可能に支持され、ドリル用のチャックを有す
    る回転軸と、その回転軸上に固定され、前記中間ギヤー
    と噛合する被動ギヤーとよりなり、前記ボデーの内面に
    一条の支持壁を形成し、その支持壁に前記支持軸を当接
    支持したことを特徴とするドリル用多軸アタッチメン
    ト。
  2. 【請求項2】 前記ボデーはアルミ合金からなり、その
    外周に凹凸を設けて表面積を大きくした請求項1に記載
    のドリル用多軸アタッチメント。
JP688392A 1992-01-17 1992-01-17 ドリル用多軸アタッチメント Pending JPH05192810A (ja)

Priority Applications (1)

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JP688392A JPH05192810A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ドリル用多軸アタッチメント

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JPH05192810A true JPH05192810A (ja) 1993-08-03

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ID=11650634

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JP688392A Pending JPH05192810A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ドリル用多軸アタッチメント

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108031865A (zh) * 2017-10-25 2018-05-15 南通新锐特机械有限公司 一种可同时安装多个刀具的数控车床

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