JPH051918Y2 - - Google Patents

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JPH051918Y2
JPH051918Y2 JP1984158052U JP15805284U JPH051918Y2 JP H051918 Y2 JPH051918 Y2 JP H051918Y2 JP 1984158052 U JP1984158052 U JP 1984158052U JP 15805284 U JP15805284 U JP 15805284U JP H051918 Y2 JPH051918 Y2 JP H051918Y2
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cylindrical
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band
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電線の裸端部を挿入して圧着し、所
要他機器に電線を接続するために用いる電線端子
を所定間隔所定姿勢に保持させ、電線連続自動圧
着機に設定するために形成された電線端子の連続
保持用帯状部材で、電線連続自動圧着機に掛架さ
れて用いられるものである。
〈従来の技術〉 電線端子を自動圧着機の圧着箇所に順次、一つ
ずつ一定姿勢で供給送りする上で有利なもので、
電線端子の電線端部に対する圧着接続筒部分を挿
入保持可能で、その挿入保持された圧着接続筒部
分に対する圧着方向で対向する周壁部分の一方に
圧着に伴なつて自動的に切断させられる部分を備
えた多数の筒部と、これら多数の筒部を、それら
電線端子の圧着接続筒部分の電線差込み口部が一
定向き姿勢で、一定間隔を隔てて電線端子を並置
する帯状に連結する繋ぎ板部とを一体成形された
電線端子群の保持用帯状部材は、本出願人によつ
て実願昭57−134038号として既に出願済である。
その出願にかかる考案の帯状部材の構造は、電
線端子の圧着筒部を挿通保持する筒部の構造が、
当該筒部の筒壁の一部に筒の軸線方向に沿つて極
薄の薄肉部を形成し、該薄肉部をして電線端子へ
の電線端の挿入圧着時に自動的に分離切断される
被切断部分としたものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、該構造のものは、前記被切断部
分である極薄の薄肉部の均一な形成が非常に困難
で、季節温度の影響をも受け易く微妙な調整を必
要とすることが判るに至つた。
即ち、電線端子を確実に保持するために端子挿
通保持用の筒部の内径は端子筒部の外径よりも僅
小小径のものに形成しておかなければならない。
しかし、これが僅かでも小さ過ぎると端子挿入時
に薄肉部が切断分離されて全く端子を保持しなく
なる。また、冬期における寒冷地にあつては、合
成樹脂製の場合に樹脂が硬化し、かつ収縮するた
め、同様に薄肉部に亀裂を生じ、ひいては切断分
離され、端子の保持力を喪失する。また、筒部の
内径が僅かでも大き過ぎるとそのこと自体で端子
の保持力を失い、殊に夏季における運搬車の荷台
上等における太陽光の加熱による高温化によつ
て、筒部が膨張し、振動によつて抜け落ちるとい
う欠点を生じることが判つた。また、前記薄肉部
を亀裂防止のためにやや厚肉のものとすると、電
線の自動圧着機に掛架したとき、この薄肉部が、
殊に夏季の高温期において切断分離され難いとい
う問題を生ずる。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、これらの諸問題を解決するため種々の
実験を繰り返した結果、本考案者らは次の構造と
することによつて解決できることを見出した。電
線端子の電線接続用筒部が挿入保持される多数の
筒部と、隣接した該筒部の筒壁どうしを互いに連
結した多数の繋ぎ部と、該繋ぎ部の基部に形成さ
れた厚肉部と、上記筒部の軸線方向に夫々凹設さ
れた溝の底部として設けられている薄肉部とが合
成樹脂材により一体的に形成されているものにお
いて、上記の薄肉部が上記筒壁の内周面近くに位
置し、該薄肉部に連なつて一体的に形成された僅
少幅の架橋部が、上記軸線方向における筒部の両
端近傍に夫々1個ずつ配設されていることを特徴
とする電線端子の連続保持用帯状部材を提供する
ものである。
〈作用〉 このようにした電線端子の保持用帯状部材の前
記筒部に電線端子の電線接続用筒部の一定方向か
ら一定姿勢で挿入保持させるのである。このよう
にしたものを所定長尺ドラム状に巻回し、包装
し、運搬する。これを電線接続業者において電線
自動圧着機に掛架し、所定圧着位置に順次送り込
み、前記電線端子の電線接続用筒部内に電線裸端
部を挿入すると同時に上下の圧着ダイスによつ
て、前記厚肉部と他の側の筒部中央軸線方向部分
とに対して押圧力を加え、前記溝が拡開する方向
の応力(ストレス)を与えることで前記薄肉部と
架橋部とを分離切断するとともに、引き続いて電
線端子の筒部を押圧し、当該筒部内に電線裸端部
を圧着接続するのである。
前記の薄肉部が筒壁内周面に近く位置した溝の
底部として形成されているため、電線端子の挿入
作業に対して薄肉部の存在が何ら支障を及ぼす恐
れはない。むしろ外表面に露出していないから使
用前の取り扱いで脆弱な薄肉部が破損する恐れも
ない。更に、架橋部は該薄肉部に連設されている
から、形成容易な上に、使用の際における上記の
ストレスを最も有効に受けることができ、しかも
軸線方向両端近傍に夫々配置されているから該ス
トレスを平均して受け円滑に同時的に破断させる
ことができる。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について、図面に基いて説
明する。
第1図乃至第4図に示すように、電線端子Aの
電線接続用筒部aを挿入保持するための多数の筒
部1……と、これらの各筒部1,1の筒壁間をそ
れぞれ連結する繋ぎ部2……とからなつている帯
状部材であつて、前記各筒部1……にはその上面
中央部に位置して筒の軸線方向に沿つてV字状の
溝3を形成し、その底部に筒の内周面近く位置に
おいて極薄の薄肉部1aを形成し、この溝3の底
部に前記薄肉部1aに連なる僅小幅の架橋部1
c,1cを薄肉部1aの両端位置即ち筒部1の軸
線方向の両端位置から少許中央部に寄つた位置に
形成したものである。
勿論この架橋部は上記2箇処のほかに更に中央
部にも形成されたものとしてもよい。
この架橋部1cは、第2〜3図に示す如く電線
端子Aの筒部aをスムーズに挿入できるよう薄肉
部1aの外面側に形成されている。
この帯状部材は、全体が合成樹脂材料により成
形されたものとして通常用いられる。筒部1の内
径は挿入端子Aの電線挿入筒部aの外径よりも僅
小最小さめ、通常0.01〜0.05m/m程度小さめに
成形しておくとよい。
而して、このようにして成形された帯状部材の
筒部1に、第1図に示したように電線端子Aの筒
部aを順次同一方向から同一姿勢で挿入保持させ
て、電線端子の連続保持帯を形成する。
この端子連続保持帯を、電線連続自動圧着機に
掛架し、第1図及び第4,5図に示すように、上
下に配置された圧着ダイスB,B′間に順次送り
込み、上方の圧着ダイスによつて、各筒部1……
間を繋ぐ繋ぎ部2,2の基部に形成してある厚肉
部1b,1bを押圧して前記薄肉部1a及び架橋
部1cを切断分離させるとともに連続して端子A
の筒部aを押圧し、この筒部a内に電線cの裸端
部bを圧着保持させるのである。このとき、自動
圧着機は自動的に連続して電線端子Aに電線cを
圧着連結するものであるから、端子Aの間隔は一
定間隔になつている必要があるのである。
なお、上記実施例図面では、電線端子Aの形状
を丸型端子で示したが、端子の形状が図示の丸型
端子のみに限定される性質のものでないことは容
易に理解できるであろう。棒型、筒型、U字型、
フアストン型その他所謂電線接続のための筒部a
を有するものであればよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上の実施例説明からも明らかなよ
うに、帯状部材の筒部に、端子への電線圧着時に
容易に切断分離できる極薄の薄肉部を形成すると
ともに、この薄肉部に僅小幅の架橋部を同時に形
成した構造としたものであるから、季節的温度変
化、地理的温度変化に対応でき、端子の挿入時、
運搬時等において仮令不側に薄肉部に亀裂を生ず
ることがあつても、架橋部の存在によつて大きく
裂けることを防止でき、端子の保持を確実に行な
うことができるのである。それでいて、電線接続
時にあつても、この架橋部が全幅ではなく、僅小
幅のものとしてあるため、圧着ダイスによる強制
分離時には支障なく容易に分離ができるという実
用上における顕著な効果を有しているものであ
る。
特に、前記の僅少幅の架橋部1cが前記筒部1
の両端近傍に1個ずつ、つまり各端から少し中央
部に寄つた位置において前記薄肉部1aと一体的
に夫々1個ずつ、計2個配設してあるから、前記
のように挿入端子Aの電線挿入筒部aよりも0.01
〜0.05mm程度小さめの内径の筒部1へ前者筒部a
を強制的に挿入する過程においても2個の架橋部
1cが双方とも破断してしまうという恐れは少な
く、万一1個が破断したとしても残りの1個が後
者筒部1の裂開を防ぐことになる。しかし、通常
は2つの架橋部とも当該挿入時には破断せずに残
り、電線端部の圧着の直前にダイスB,B′から
受ける強い押圧力により初めて2個の架橋部がほ
ぼ同時に破断し、前記圧着端子の筒部aを露出さ
せることになる。仮に1個の架橋部が瞬時先に破
断したとすれば、前記ダイスの押圧力は残りの架
橋部へ集中的に作用してこれを破壊し、従つて、
時を置かず外観上は2個が同時に破断したかの観
を呈する。このように、架橋部1cを前記筒部1
の両端近傍位置に夫々1個ずつ、計2個配設して
あることは極めて有利な構成である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、圧着ダイスへの挿入姿勢を示す連続
状態の斜視図、第2図は要部の拡大平面図、第3
図は第2図における−線切断矢視断面図、第
4図及び第5図はそれぞれ圧着ダイスとの関係を
示す要部の拡大正面図である。 A……電線端子、a……端子の筒部、1……筒
部、1a……薄肉部、1c……架橋部、1b……
厚肉部、2……繋ぎ部、3……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線端子Aの電線接続用筒部aが挿入保持され
    る多数の筒部1と、隣接した該筒部の筒壁どうし
    を互いに連結した多数の繋ぎ部2と、該繋ぎ部2
    の基部に形成された厚肉部1bと、前記の各筒部
    1の中央部軸線方向にそれぞれ凹設されたV字状
    の溝3の底部として前記筒壁の内周面近くに設け
    られている薄肉部1aとが合成樹脂材により一体
    的に形成されている帯状部材において、前記薄肉
    部1aの外面側に一体的に形成された僅少幅の架
    橋部1cが、前記軸線方向における筒部1の両端
    近傍にそれぞれ1個ずつ配設されていることを特
    徴とする電線端子の連続保持用帯状部材。
JP1984158052U 1984-10-18 1984-10-18 Expired - Lifetime JPH051918Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941885B2 (ja) * 1980-04-30 1984-10-11 神鋼電機株式会社 部品の全数整送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161796U (ja) * 1981-04-01 1982-10-12
JPS6041659Y2 (ja) * 1982-09-02 1985-12-18 株式会社ニチフ端子工業 圧着端子群保持用帯状部材

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JPS6171979U (ja) 1986-05-16

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