JPH0519161Y2 - - Google Patents

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JPH0519161Y2
JPH0519161Y2 JP14467088U JP14467088U JPH0519161Y2 JP H0519161 Y2 JPH0519161 Y2 JP H0519161Y2 JP 14467088 U JP14467088 U JP 14467088U JP 14467088 U JP14467088 U JP 14467088U JP H0519161 Y2 JPH0519161 Y2 JP H0519161Y2
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compressed air
pressure
pipe
sand
blow
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吹込式鋳型造型機のブローヘツド装
置に関し、特に断面〓字形あるいは断面逆〓字形
の砂溜りを有するブローヘツド装置に関する。
(従来技術と問題点) 従来、吹込式鋳型造型機のブローヘツド装置と
して、鋳物砂の吹込み効果、及び装置の高さ等の
関係から鋳物砂導入口を側部に設け、ブロープレ
ートを上部若しくは下部に設けて、砂溜りを断面
〓字形あるいは断面逆〓字形にした構造のものが
採用されている。(実開昭61−138451号公報参照)
しかしこのような形状のブローヘツド装置は、鋳
物砂導入口に対向する立上り壁面及びブロープレ
ートに対向する底壁面若しくは天井壁面に鋳物砂
が停滞したり付着して堆積してゆき鋳物砂の流動
化のさまたげとなり、鋳物砂の吹込み充填を悪く
していた。
(目的) 本考案は、上記の問題に鑑みて成されたもので
壁面に堆積する鋳物砂を除去して吹込みを行なう
ようにしたブローヘツド装置を提供することを目
的とするものである。
(経過) 上記の目的を達成するためには、鋳物砂の吹込
み作動と同時に壁面から圧縮空気を噴出させるこ
とがまず考えられた。このためテストを試みた結
果次のことが判つた。鋳物砂導入口から導入され
る圧縮空気と同圧の圧縮空気を壁面から噴出させ
てみたが堆積鋳物砂はなくならず鋳物砂の吹込み
充填が次第に悪くなつた。また壁面への供給圧縮
空気の圧力を高くした場合は、壁面への鋳物砂の
堆積は無くなるが鋳物砂は鋳枠内で片寄つてしま
い充填が均一に成されないことが判つた。
これは鋳物砂がブローヘツド内で高圧圧縮空気
に押し戻される状態となり、高圧圧縮空気の通り
抜け道ができて鋳物砂を巻き込まないままブロー
ホールから噴出して鋳枠内に達するためと考えら
れる。
これらのことから考案者達はさらに種々のテス
トを試み、ブローヘツド装置における壁面への圧
縮空気の供給を次のように工夫した結果目的を達
成し得つた。
すなわち、鋳物砂導入口への圧縮空気の供給を
停止し次の吹込みを再開する直前に、鋳物砂導入
口へ供給される圧縮空気の圧力よりも若干高い圧
力の圧縮空気を極めてわずかな時間該壁面から噴
出させ、その後鋳物砂導入口へ所定圧の圧縮空気
を供給すると同時に壁面からこれと同圧の圧縮空
気を噴出させて鋳物砂の吹込みを行なうことであ
る。
(構成) 上記のことを実現するための装置について図示
例により詳しく説明する。
1は、側部に鋳物砂導入口2を設けると共に天
井部にブロープレート3を設け、全体として断面
〓字形の砂溜り4を画成したブローヘツドであ
る。該ブローヘツド1の鋳物砂導入口2に対向す
る立上り壁面及びブロープレート3に対向する底
壁面には砂溜り4内に圧縮空気を噴出可能にした
空気噴出室5,5が構成されている。該空気噴出
室5,5は、カツト弁6付の第1レシーバータン
ク7に通じる第1配管8から二又状に分岐された
分岐管9,9に連通されていて、該分岐管9,9
には流量制御弁10,10が設けられており、第
1配管8には逆止弁11が取付けられている。
尚第1レシーバータンク7からは前記鋳物砂導
入口2に吹き込まれる圧縮空気と同圧の圧縮空気
が送給されるようになつている。
また前記第1配管8の逆止弁11の手前位置に
は第2レシーバータンク12に通じる第2配管1
3が連通されており、該第2配管13には第1配
管8側から順に逆止弁14、切替弁15、減圧弁
16が設けられている。
尚第2レシーバータンク12からは高い圧力の
圧縮空気が送給され、減圧弁16により第1レシ
ーバータンク7から送給される圧縮空気の圧力よ
りも若干高い圧力にまで減圧調整されて送給され
るようになつている。
(作用) このように構成されたものは鋳物砂導入口2に
図示されないブロータンクが連通された状態で、
ブロープレート3の上部に、模型板と組み合わさ
れた鋳枠が位置される。
次に切替弁15がわずかな時間切り替えられて
減圧弁16により吹込み用の圧縮空気の圧力より
若干高い圧力に調整された圧縮空気が第2配管1
3、第1配管8、分岐管9,9を通じて空気噴出
室5,5に送給され、砂溜り4内に噴出される。
この圧縮空気の噴出により空気噴出室5,5の前
面にある鋳物砂を流動化させる。
その後直ちに切替弁15が復帰されて高い圧力
の圧縮空気の送給が停止された後、カツト弁6が
開かれると共に図示されないブロータンクが作動
して前記第2配管13から送給される圧縮空気の
圧力よりも若干低い所定圧の圧縮空気が空気噴出
室5,5と鋳物砂導入口2から作用してブローヘ
ツド1内の鋳物砂をブロープレート3を介して鋳
枠内に吹込み充填する。
次にカツト弁6が復帰されると共に図示されな
いブロータンクの作動が停止された後鋳物砂を充
填した鋳枠が取り除かれ、新しい空鋳枠がブロー
プレート3上にセツトされ上記の作動をくりかえ
し行なう。
尚図示例においてブローヘツド1は鋳物砂を上
方へ吹き上げるために断面〓字形の砂溜り4を画
成しているが吹きおろすために断面逆〓字形(す
なわち〓字形)の砂溜り4を画成するブローヘツ
ド1であつても同様の作用効果が得られる。
(効果) 本考案は、上記の説明から明らかなように、ブ
ローヘツドの内壁面から、鋳物砂の吹込み圧縮空
気の圧力よりも若干高い圧力の圧縮空気を、鋳物
砂吹込みに先立つてわずかな時間噴出させてこの
部分の鋳物砂を流動化させ、その後ブローヘツド
の内壁面及び鋳物砂導入口から所定圧の圧縮空気
を供給して鋳物砂を鋳枠内に吹込み充填するよう
にした構成としたから、ブローヘツド内壁面に対
する鋳物砂の堆積がなくなり、かつ、鋳枠への鋳
物砂の吹込み充填を適確に行ない得るという優れ
た作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す縦断正面図で
ある。 2……鋳物砂導入口、3……ブロープレート、
4……砂溜り、5……空気噴出室、6……カツト
弁、7……第1レシーバータンク、8……第1配
管、12……第2レシーバータンク、13……第
2配管、14……逆止弁、15……切替弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側部に鋳物砂導入口2を設けると共に上部若し
    くは下部にブロープレート3を設けて全体として
    断面〓字形若しくは断面逆〓字形の砂溜り4を画
    成したブローヘツド装置において、前記鋳物砂導
    入口2に対向する立上り壁面及びブロープレート
    3に対向する底壁面若しくは天井壁面に、圧縮空
    気を砂溜り4に噴出可能にした空気噴出室5,5
    を構成し、該空気噴出室5,5を、鋳物砂導入口
    2から導入される圧縮空気の圧力と同圧の圧縮空
    気を送給するカツト弁6付第1圧力発生源7に第
    1配管8を介して連通すると共に第1配管8を、
    前記第1圧力発生源7から送給される圧縮空気の
    圧力よりも若干高い圧力の圧縮空気を送給する第
    2圧力発生源12,16に第2配管13を介して
    連通しかつ該第2配管13に逆止弁14及び切替
    弁15を設けたことを特徴とするブローヘツド装
    置。
JP14467088U 1988-11-04 1988-11-04 Expired - Lifetime JPH0519161Y2 (ja)

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JPH0265454U JPH0265454U (ja) 1990-05-17
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WO2001060549A1 (fr) * 2000-02-17 2001-08-23 Sintokogio, Ltd. Procede et dispositif de remplissage avec du sable de moulage

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