JPH05191182A - 自動利得調節装置 - Google Patents

自動利得調節装置

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JPH05191182A
JPH05191182A JP4024584A JP2458492A JPH05191182A JP H05191182 A JPH05191182 A JP H05191182A JP 4024584 A JP4024584 A JP 4024584A JP 2458492 A JP2458492 A JP 2458492A JP H05191182 A JPH05191182 A JP H05191182A
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JP
Japan
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noise
gain
signal
amplifier
noise density
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JP4024584A
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Hiroyuki Iida
廣幸 飯田
Kiyoshi Otsuka
清 大塚
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は通信、オーディオビジュアル、計測
等の分野で使用するものである。特に、フロアノイズを
適正に保つことにより効果的に信号検出をすることがで
きる自動利得調節に関する。 【構成】信号及び雑音を増幅する増幅器3の利得を調整
する利得調整手段3aと、増幅器3で増幅された信号及
び雑音の雑音密度を測定する雑音密度測定手段4、5、
6とを備えた。さらに、雑音密度測定手段で測定された
雑音密度の測定結果を利得調整手段にフィードバックす
る。その結果、信号及び雑音が所定の雑音密度になるよ
う利得を調節し、増幅器3を常に最適利得の状態にし、
フロアノイズを適正に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信、オーディオビジュ
アル、計測等の分野で、フロアノイズを所定の値に保つ
為の自動利得調節に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信、オーディオビジュアル及び
計測の分野でフロアノイズの自動調節は行われておら
ず、例えばAGC(Automatic Gain Control) やAVC(Automa
tic Volume Control) 等、フロアノイズではなく信号レ
ベルを所定の値に保つ技術のみであった。この為、フロ
アノイズは手動で調節するか、又はフロアノイズを一定
にするために絶対利得の変動を厳しく管理するか、又は
絶対利得の変動を避けるため、環境そのものを一定にす
る手段がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フロアノイズの自動調
節を行われていないため、増幅器を常に最適利得の状態
にすることができない。そのため、信号の無いときに利
得が大きすぎ、又、強い信号が入った直後の感度が下が
る等の不都合が生じる。又、フロアノイズのレベルと信
号との間に大きな差の無い、微弱な信号を検出する場
合、フロアノイズを適正に保つことは重要なことであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】増幅器の利得を調整する
利得調整手段と、雑音密度を測定する手段と、雑音密度
測定結果を利得調整手段にフィードバックする手段とを
備え、所定の雑音密度になるよう利得を調節することに
より、増幅器を常に最適利得の状態にし、フロアノイズ
を適正に保つことができる。
【0005】
【作用】増幅器を信号の有無にかかわらず常に最適利得
の状態にすることが出来、信号の無いときに利得が大き
すぎ、強い信号が入った直後の感度が下がる等の不都合
が生じない。フロアノイズを手動で調節する必要も無
く、又はフロアノイズを一定にするために絶対利得の変
動を厳しく管理する必要も無く、そのために調整も容易
となり、高精度の部品を使用する必要も無い。又、絶対
利得の変動を避けるため、環境そのものを一定にする等
の方策をとらずに済む。又、フロアノイズのレベルと信
号との間に大きな差の無い、微弱な信号を検出する場
合、フロアノイズを適正に保つことにより効果的に信号
検出をすることができる。
【0006】
【実施例】実施例としてレーダの感度調整を例として説
明する。図1は本発明の自動利得調節装置の一実施例を
示す構成図である。図2は本発明をレーダ装置に応用し
た一実施例の図1における各出力波形である。送受信回
路1は、制御回路2からのレーダ送信トリガAを入力
し、アンテナ(図示せず)に送信パルスBを出力する。
この送信パルスBはアンテナを介して、物標で反射され
る。この反射波はアンテナで受信され送受信回路2で反
射信号として出力される。この反射信号には、船ばかり
でなく、波や雨からの信号も含まれている。さらに、送
受信回路1の出力信号は、反射信号だけでなく回路等か
ら発生する雑音(フロアノイズ)を含んだ、反射信号及
び雑音Cとなっている(図2(a))。
【0007】受信した反射信号及び雑音Cを増幅器3で
増幅し、スレッショルド回路4にかけ、量子化して2値
信号Dとする(図2(c))。このスレッショルド回路
4は反射信号及び雑音Cとスレッショルドレベルとを比
較する比較器で構成できる。なお、スレッショルドレベ
ルは操作始めに、画面をみて設定できるが、目標物標等
の距離で予め適宜に設定することもできる。
【0008】所定の受信時間の間(図2(b))、無信
号時間測定回路5は、制御回路2からの測定スタート信
号Eにより、2値信号Dの無信号時間を測定する。具体
的には、無信号時間測定回路5はカウンタ5a、メモリ
5b、比較器5cとからなる。カウンタ5aで第1の無
信号時間を計数し、メモリ5bに記憶する。さらにカウ
ンタ5aで第2の無信号時間を計数し、この計数値と、
メモリ5bに記憶した第1の無信号時間を計数値とを比
較器5cで比較する。第2の無信号時間の計数値が大き
い場合のみ、第2の無信号時間の計数値をメモリ5bに
記憶する。以後、この処理を受信時間の終了まで繰り返
すことにより、最終的には最長の無信号時間の計数値が
メモリ5bに記憶される。受信時間の終了で、制御回路
2から最長時間保持回路6にホールド信号Fが出力さ
れ、メモリ5bに記憶された計数値である最長時間を保
持しておく。
【0009】最長時間保持回路6は、この最長時間を雑
音密度情報として自動利得調整に使用する。なお、イン
パルスノイズの発生、アンテナの一掃引による反射信号
の受信等を考慮すると、最長時間保持回路6における雑
音密度の決定手段としては、以下の実施例がある。 受信時間毎の最長時間とする。 数回の受信時間の最長時間を単純平均した値とする。 数回の受信時間の最長時間を移動平均した値とする。
【0010】雑音密度測定結果を増幅器3の利得を調整
する利得調整手段3aにフィードバックしする。具体的
には、最長時間が長くなると、増幅器3の利得が高くな
るように、最長時間が短くなると、増幅器3の利得が低
くなるように調整される。その結果、雑音密度測定結果
がほぼ一定となるように制御される。この結果、表示回
路7で適宜に増幅された反射信号及び雑音が表示され
る。つまり、フロアノイズが一定に保たれるため、物標
の反射信号を発見し易くなる。
【0011】
【発明の効果】この結果、従来画面のノイズを見てレー
ダ受信感度(増幅器の利得設定状態)を判断し、フロア
ノイズを適正に保つ様に手動感度調整していた煩わしい
操作が不要となり、熟練者でなくてもレーダ受信感度を
適正に設定することが出来る。又、煩わしい操作が不要
となるため、レーダ画面上の目標の検出、確認が容易と
なり、船舶の場合は操船に専念することができる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動利得調節装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明をレーダ装置に応用した一実施例の図1
における各出力波形である。
【符号の説明】
1 送受信回路。 2 制御回路。 3 増幅器。 3a 利得調整手段。 4 スレッショルド回路。 5 無信号時間測定回路。 6 最長時間保持回路。 7 表示回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号及び雑音を増幅する増幅器(3)の利
    得を調整する利得調整手段(3a)と、前記増幅器で増
    幅された信号及び雑音の雑音密度を測定する雑音密度測
    定手段(4、5、6)とを備え、該雑音密度測定手段で
    測定された雑音密度の測定結果を前記利得調整手段にフ
    ィードバックし、信号及び雑音が所定の雑音密度になる
    よう利得を調整する自動利得調節装置。
  2. 【請求項2】前記雑音密度測定手段が、信号及び雑音に
    スレッショルドをかけるスレッショル回路(4)と、ス
    レッショル回路から得られた信号及び雑音の無信号時間
    間隔を測定する無信号時間間隔測定回路(5)とから成
    り、その最長時間間隔を雑音密度の測定結果とする請求
    項1記載の自動利得調節装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023523A (ko) * 2000-09-22 2002-03-29 박규영 조도 보정용 카메라
JP2012023584A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Fujitsu Ltd 増幅装置及び利得制御方法
KR101687230B1 (ko) * 2015-07-08 2016-12-28 한국단자공업 주식회사 노이즈 플로어를 이용한 gps안테나 연결 확인 시스템 및 방법

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