JPH05191127A - マイクロ波用アンテナ - Google Patents

マイクロ波用アンテナ

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Publication number
JPH05191127A
JPH05191127A JP392292A JP392292A JPH05191127A JP H05191127 A JPH05191127 A JP H05191127A JP 392292 A JP392292 A JP 392292A JP 392292 A JP392292 A JP 392292A JP H05191127 A JPH05191127 A JP H05191127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
static electricity
ground terminal
converter
wavelength
Prior art date
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Pending
Application number
JP392292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sekiguchi
剛 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPH05191127A publication Critical patent/JPH05191127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、BSアンテナ部とBSコンバータ
部とを直接配線結合させる際に、BSアンテナ部に蓄積
された静電気がBSコンバータ部に流れ込まないような
マイクロ波用アンテナを提供することを目的とする。 【構成】 本発明のマイクロ波用アンテナは、使用波長
の4分の1波長の長さを有し、一端が給電線路23に接
続され、他端がグラウンド端子24に接続されたショー
トスタブ25を有するものである。そのため、グラウン
ド端子24が接地されると平面アンテナには静電気が蓄
積しない。また、このショートスタブ25には、BSコ
ンバータ部11の低雑音増幅器13が増幅する信号周波
数の4分の1波長の長さを用いているため、使用周波数
において、損失及びインピーダンス・ミスマッチを小さ
くすることができる。さらに、構造が単純なので、生産
性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面アンテナの、受信
装置の電子回路への出力回路部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のBS受信装置としては、例えば、
図4のようにBSアンテナ部にパラボラアンテナ1を用
いたものがある。この形態では、1次放射器2が必要に
なり、コンパクトな形態にはできないが、最近開発され
た平面状アンテナ(以下、「平面アンテナ」という)を
用いれば、電子回路のBSコンバータ部として集積され
たマイクロ波用ダウンコンバータを取り付けることによ
り、フラットでコンパクトなBS受信装置が得られる。
【0003】平面アンテナは、ストリップラインを用い
るタイプと、スロットラインを用いるタイプの2種類に
大別できる。このうち、ストリップラインタイプの平面
アンテナを示したものが図5である。図5に示すように
絶縁フィルム3上に4つのパッチアンテナで構成したア
ンテナエレメント4を多数パターニングし、各エレメン
トが受信した12GHzの信号を集めて一本にまとめ、
電子回路のBSコンバータ部5に伝送するものである。
【0004】このストリップラインタイプの平面アンテ
ナは、その組立過程で平面アンテナの一要素である発泡
絶縁体とこすれ、極めて静電気が生じやすいという特徴
を有している。
【0005】一方、BSコンバータ部の初段回路は低雑
音増幅回路で、通常HEMT等の低雑音素子が使用され
ので、BSコンバータ部の初段は、HEMTのゲートが
直接入力回路となり、静電気、サージにより、破壊され
やすい。
【0006】そこで、BSコンバータ部5の低雑音増幅
回路が平面アンテナとの結合の際に静電気による影響を
受けることを防ぐため、BSアンテナ部とBSコンバー
タ部との結合を導波管を介して行っていた。
【0007】しかし、導波管による場合には、構造的に
も製造工程的にも複雑になるばかりでなく、結合損失が
生じるという欠点があった。なお、損失が低雑音増幅器
までにあるとその損失はそのまま雑音指数に加算されて
しまうので、BSアンテナ部とBSコンバータ部との結
合は最小の損失で行わなければならないので、結合損失
が生じるのは好ましくない。そこで、ストリップライン
タイプの平面アンテナのBSアンテナ部とBSコンバー
タ部との結合は、直接配線結合させることが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ストリップラ
インタイプの平面アンテナのBSアンテナ部とBSコン
バータ部を直接配線結合させるときには、BSアンテナ
部に蓄積された静電気をグラウンドに放電させてからす
ばやくアセンブリを行うなどの細心の注意と対策を要す
るという欠点もあった。
【0009】そこで、本発明は、BSアンテナ部とBS
コンバータ部とを直接配線結合させる際に、BSアンテ
ナ部に蓄積された静電気がBSコンバータ部に流れ込ま
ないようなマイクロ波用アンテナを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】マイクロ波用アンテナ
は、使用波長の4分の1波長の長さを有し、一端が給電
線路に接続され、他端がグラウンド端子に接続されたシ
ョートスタブを有するものである。
【0011】
【作用】平面アンテナの給電線路にショートスタブの一
端を接続し、他端をグラウンド端子に接続しているた
め、グラウンド端子が接地されていれば、平面アンテナ
には静電気が蓄積しない。また、このショートスタブに
は、BSコンバータ部の低雑音増幅器が増幅する信号周
波数(以下、増幅信号周波数という)の4分の1波長の
長さを用いているため、使用周波数において、損失及び
インピーダンス・ミスマッチを小さくすることができ
る。さらに、構造が単純なので、生産性を向上すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0013】図1に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例に係るBS受信装置の構成図
である。図1に示すように、この装置は、BSコンバー
タ部11と、平面アンテナにより構成されるBSアンテ
ナ部12とからなる。BSコンバータ部11は、低雑音
用増幅回路13と、ミキサ14と、発振回路15と、I
F増幅回路16とから構成される。平面アンテナから送
られた信号は、低雑音用増幅回路13により増幅され、
ミキサ14において、周波数変換され、その後、IF増
幅回路16によってさらに増幅される。
【0014】一方、BSアンテナ部12は、図2に示す
ように、地導体17と、この地導体17に積み重ねられ
た発泡誘電体18と、この発泡誘電体18に積み重ねら
れ上部にアンテナ回路を形成したフィルム基板19と、
この基板19に積み重ねられた発泡誘電体18と、この
発泡誘電体18に積み重ねられ表面にスロット20が設
けられた上部地導体21とから構成される。アンテナ回
路は、図1に示すように4つのパッチアンテナで構成し
たアンテナエレメント22と、これらのアンテナエレメ
ント22に接続されBSコンバータ部11に電波信号を
伝送する給電線路23と、給電線路23の出力配線部に
一端が接続され、他端がグラウンド端子24に接続され
たショートスタブ25とから形成される。このショート
スタブ25は、増幅信号周波数の4分の1波長の長さに
設定する。また、増幅信号周波数における4分の1波長
が、基板上において実際にどれくらいの長さになるか
は、基板の材質や厚さなどによって異なる。なお、図1
においては、BSアンテナ部12の構成部品のうち上部
にアンテナ回路を形成したフィルム基板19のみを示
す。
【0015】このように、ショートスタブ25を、増幅
信号周波数の4分の1波長の長さに設定し、グラウンド
端子24を接地すると、接点26からグラウンド端子2
4側を見た増幅信号周波数におけるインピーダンスが無
限大に近づくことになる。その一方、平面アンテナに発
生した静電気においては、接点26から見たグラウンド
端子24側は短絡状態となる。従って、平面アンテナに
は静電気が蓄積されないので、静電気は低雑音素子に流
れることがなく、低雑音素子には増幅信号のみが伝送さ
れることになる。これにより、雑音特性を悪化させるこ
となく静電気により低雑音素子が破壊されることを防ぐ
ことができる。
【0016】なお、上記の実施例においては、ショート
スタブ25を給電線路23の出力配線部に接続している
が、出力配線部にかかわらず各アンテナエレメントの給
電線路23のいずれに接続してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
るマイクロ波用アンテナによれば、給電線路にショート
スタブの一端を、また他端はグラウンド端子に接続し、
さらに、このショートスタブは増幅信号周波数の4分の
1波長の長さに設定する。グラウンド端子を接地すれ
ば、接点からグラウンド端子側を見た増幅信号周波数に
おけるインピーダンスは無限大に近づく一方、静電気に
おけるインピーダンスは十分に低い値となる。そのた
め、平面アンテナには静電気が蓄積されないので、静電
気はBSコンバータ部に流れることなく、BSコンバー
タ部の増幅回路には、信号成分のみが伝送されることに
なる。よって、雑音特性を悪化させることなく静電気に
より増幅素子が破壊されるのを防ぐことができ、平面ア
ンテナを用いたBS受信装置を容易に製作することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るBS受信装置の構成図で
ある。
【図2】本実施例に係る平面アンテナの構造図である。
【図3】従来のBS受信装置の構成図である。
【図4】一般的な平面アンテナの構成図である。
【符号の説明】
1…パラボラアンテナ、2…1次放射器、3…絶縁フィ
ルム、4…アンテナエレメント、5…BSコンバータ、
11…BSコンバータ部、12…BSアンテナ部、13
…低雑音用増幅回路、14…ミキサ、15…発振回路、
16…IF増幅回路、17…地導体、18…発泡誘電
体、19…フィルム基板、20…スロット、21…上部
地導体、22…アンテナエレメント、23…給電線路、
24…グラウンド端子、25…ショートスタブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波用アンテナにおいて、使用波
    長の4分の1波長の長さを有し、一端が給電線路に接続
    され、他端がグラウンド端子に接続されたショートスタ
    ブを有することを特徴とするマイクロ波用アンテナ。
JP392292A 1992-01-13 1992-01-13 マイクロ波用アンテナ Pending JPH05191127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP392292A JPH05191127A (ja) 1992-01-13 1992-01-13 マイクロ波用アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP392292A JPH05191127A (ja) 1992-01-13 1992-01-13 マイクロ波用アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05191127A true JPH05191127A (ja) 1993-07-30

Family

ID=11570640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP392292A Pending JPH05191127A (ja) 1992-01-13 1992-01-13 マイクロ波用アンテナ

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JP (1) JPH05191127A (ja)

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