JPH05189898A - ディスクプレーヤ - Google Patents
ディスクプレーヤInfo
- Publication number
- JPH05189898A JPH05189898A JP224692A JP224692A JPH05189898A JP H05189898 A JPH05189898 A JP H05189898A JP 224692 A JP224692 A JP 224692A JP 224692 A JP224692 A JP 224692A JP H05189898 A JPH05189898 A JP H05189898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- pickup
- track
- circuit
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 永久ループによりアクセスできなくなること
を防止するとともに安定したアクセスを行うことのでき
るアクセス制御方法を提案する。 【構成】 アドレス指定回路１とアドレス分離回路４で
得たアドレスを制御回路２で比較して、その差によって
フィードモータ９を制御し、ピックアップ６を高速移動
させ、移動後の到達アドレスを検出し、トラック数差が
５１２本以下になるまで高速移動させる。そのとき、到
達アドレスが以前に高速移動で到達したアドレス付近か
否かを永久ループ回路５で検出し、その検出出力を得た
ときは、ピックアップ６をトラック毎に移動するようト
ラッキングドライブ回路３を制御する。
を防止するとともに安定したアクセスを行うことのでき
るアクセス制御方法を提案する。 【構成】 アドレス指定回路１とアドレス分離回路４で
得たアドレスを制御回路２で比較して、その差によって
フィードモータ９を制御し、ピックアップ６を高速移動
させ、移動後の到達アドレスを検出し、トラック数差が
５１２本以下になるまで高速移動させる。そのとき、到
達アドレスが以前に高速移動で到達したアドレス付近か
否かを永久ループ回路５で検出し、その検出出力を得た
ときは、ピックアップ６をトラック毎に移動するようト
ラッキングドライブ回路３を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式ディスクプレー
ヤに係り、特に所望のアドレスにより再生を開始するラ
ンダムアクセス時のアドレスサーチに関するものであ
る。
ヤに係り、特に所望のアドレスにより再生を開始するラ
ンダムアクセス時のアドレスサーチに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ＬＤまたはＣＤの如き光学的に情報が記
録されたディスクより情報を読み取るディスクプレーヤ
では、ランダムアクセス時に再生を所望するべく指定さ
れた指定アドレスと現在の再生アドレスが一致するまで
ピックアップをディスク径方向に高速移動させるアドレ
スサーチが装備されている。
録されたディスクより情報を読み取るディスクプレーヤ
では、ランダムアクセス時に再生を所望するべく指定さ
れた指定アドレスと現在の再生アドレスが一致するまで
ピックアップをディスク径方向に高速移動させるアドレ
スサーチが装備されている。
【０００３】このアドレスサーチを高速で且つ高精度に
実行するためには、現アドレスが指定アドレスに比較的
接近している場合に１トラックづつトラックジャンプし
て逐一再生アドレスを監視せざるを得ないが、両アドレ
スに大きな差がある場合には、高速に移動させることが
アドレスサーチの高速化には不可欠である。
実行するためには、現アドレスが指定アドレスに比較的
接近している場合に１トラックづつトラックジャンプし
て逐一再生アドレスを監視せざるを得ないが、両アドレ
スに大きな差がある場合には、高速に移動させることが
アドレスサーチの高速化には不可欠である。
【０００４】この高速移動に対し際して、指定アドレス
に接近したか否かの判断の目安として、例えば、特開昭
５８−１６６５６６号（Ｇ１１Ｂ２１／０８）の如く、
トラックを横切る毎に山と谷が生ずるトラッキングエラ
ー信号のレベル変動の回数に着目し、この回数より横切
ったトラック数を検出して、ピックアップの大略の位置
を予想する手法が賞用されている。
に接近したか否かの判断の目安として、例えば、特開昭
５８−１６６５６６号（Ｇ１１Ｂ２１／０８）の如く、
トラックを横切る毎に山と谷が生ずるトラッキングエラ
ー信号のレベル変動の回数に着目し、この回数より横切
ったトラック数を検出して、ピックアップの大略の位置
を予想する手法が賞用されている。
【０００５】例えば、予め指定アドレスとアドレスサー
チ直前の再生アドレスの差に相当するトラック数を算出
し、次いでピックアップを高速移動させてトラッキング
エラー信号を監視して横切ったトラック数を算出し、こ
のトラック数が２５６本に達する毎に１個のトラックカ
ウント（ＴＣＮＴ）パルスを発生せしめ、このＴＣＮＴ
パルスをカウントすることにより粗調整が可能になり、
このカウント値が先に算出しておいたトラック数にほぼ
対応すれば、次に、トラックジャンプにより微調整を実
行することにより高速で且つ高精度なアドレスサーチが
可能になる。
チ直前の再生アドレスの差に相当するトラック数を算出
し、次いでピックアップを高速移動させてトラッキング
エラー信号を監視して横切ったトラック数を算出し、こ
のトラック数が２５６本に達する毎に１個のトラックカ
ウント（ＴＣＮＴ）パルスを発生せしめ、このＴＣＮＴ
パルスをカウントすることにより粗調整が可能になり、
このカウント値が先に算出しておいたトラック数にほぼ
対応すれば、次に、トラックジャンプにより微調整を実
行することにより高速で且つ高精度なアドレスサーチが
可能になる。
【０００６】このアクセス方法を図３を用いて説明す
る。図３において、破線ａ、ｂ、ｃがジャンプ状態を示
しており、ａ、ｂが高速ジャンプ、ｃが低速ジャンプを
示している。
る。図３において、破線ａ、ｂ、ｃがジャンプ状態を示
しており、ａ、ｂが高速ジャンプ、ｃが低速ジャンプを
示している。
【０００７】そして、まずはじめにアクセスするアドレ
スを指定すると、現在位置イとアクセス位置のトラック
数の差を演算し、その数が５１２トラック以上であった
として高速ジャンプでａへピックアップを移動する。
スを指定すると、現在位置イとアクセス位置のトラック
数の差を演算し、その数が５１２トラック以上であった
として高速ジャンプでａへピックアップを移動する。
【０００８】それにより、ハに到達し、さらに、位置ハ
とアクセス位置ロの間のトラック数を算出し、その数が
５１２トラック以上であれば、高速ジャンプで位置ニに
到達する。
とアクセス位置ロの間のトラック数を算出し、その数が
５１２トラック以上であれば、高速ジャンプで位置ニに
到達する。
【０００９】さらに、位置ニとアクセス位置ロとの間の
トラック数を検出し、５１２トラック数以下であった時
には、低速ジャンプによって１トラック毎にカウントジ
ャンプをしながらアクセス位置に到達する。
トラック数を検出し、５１２トラック数以下であった時
には、低速ジャンプによって１トラック毎にカウントジ
ャンプをしながらアクセス位置に到達する。
【００１０】ところで、図４に示すように、一旦、ニに
到達したあと、アクセス位置ロとのトラック数差が、再
度５１２トラック以上であった場合は、また、高速ジャ
ンプで移動することになる。
到達したあと、アクセス位置ロとのトラック数差が、再
度５１２トラック以上であった場合は、また、高速ジャ
ンプで移動することになる。
【００１１】このような場合において、移動した先が再
度位置ハの付近に到達してしまうことがあり、位置ニと
ハとの間で高速ジャンプを繰り返してしまい所謂永久ル
ープに陥りアクセス位置に到達できないという問題があ
る。
度位置ハの付近に到達してしまうことがあり、位置ニと
ハとの間で高速ジャンプを繰り返してしまい所謂永久ル
ープに陥りアクセス位置に到達できないという問題があ
る。
【００１２】この原因は、ピックアップのキャリッジへ
の取付け精度によってセンサの位置がずれてしまった
り、また、キャリッジを動かすモータの精度にも影響も
あり、ピックアップの高速アクセス時においてオーバー
ランしてしまうからである。
の取付け精度によってセンサの位置がずれてしまった
り、また、キャリッジを動かすモータの精度にも影響も
あり、ピックアップの高速アクセス時においてオーバー
ランしてしまうからである。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した欠
点を解決するためのものであり、永久ループによりアク
セスできなくなることを防止するとともに安定したアク
セスを行うことのできるアクセス制御方法を提案する。
点を解決するためのものであり、永久ループによりアク
セスできなくなることを防止するとともに安定したアク
セスを行うことのできるアクセス制御方法を提案する。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクから
信号を読み取るピックアップと、操作者が所望のアドレ
スを指定するアドレス指定手段と、前記ピックアップが
所定トラック数移動したときにパルスを発生するパルス
発生手段と、前記ピックアップをトラック方向へ高速に
移動させるための第１移動手段と、前記ピックアップを
トラック方向へトラック毎に移動させる第２移動手段
と、前記ピックアップで読み取られた再生中の現在アド
レスと前記アドレス指定手段で指定されたアドレスを比
較し、指定アドレスに前記ピックアップを移動させるた
め前記第１移動手段と前記第２移動手段を制御する制御
手段と、前記第１移動手段で複数回移動した移動し、各
到達したアドレス位置のうち同一付近のアドレス位置に
到達したことを検出した時、前記第２移動手段に切り換
える手段とからなることを特徴とするディスクプレーヤ
である。
信号を読み取るピックアップと、操作者が所望のアドレ
スを指定するアドレス指定手段と、前記ピックアップが
所定トラック数移動したときにパルスを発生するパルス
発生手段と、前記ピックアップをトラック方向へ高速に
移動させるための第１移動手段と、前記ピックアップを
トラック方向へトラック毎に移動させる第２移動手段
と、前記ピックアップで読み取られた再生中の現在アド
レスと前記アドレス指定手段で指定されたアドレスを比
較し、指定アドレスに前記ピックアップを移動させるた
め前記第１移動手段と前記第２移動手段を制御する制御
手段と、前記第１移動手段で複数回移動した移動し、各
到達したアドレス位置のうち同一付近のアドレス位置に
到達したことを検出した時、前記第２移動手段に切り換
える手段とからなることを特徴とするディスクプレーヤ
である。
【００１５】
【作用】本発明は、上述した構成とすることで、同じ位
置付近を高速アクセスした場合は、低速アクセスにより
目標アドレスへアクセスできるようにする。
置付近を高速アクセスした場合は、低速アクセスにより
目標アドレスへアクセスできるようにする。
【００１６】
【実施例】以下、図１、図２を参照しながら本発明の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【００１７】まず、図１に本発明のブロック図を示す。
図１において、１はアドレスを指定するためのアドレス
指定回路、６はピックアップ、９はピックアップ６を移
動させるためのフィードモータ、２はピックアップ６の
動作を制御するための制御回路、３はピックアップ６を
駆動するためのドライブ回路、８はフィードモータを駆
動するためのドライブ回路、４はピックアップ６からの
アドレスを検出するアドレス分離回路、５は永久ループ
検出回路、７はトラックを横切ったときに発生するトラ
ックカウント（ＴＣＮＴ）パルス発生回路である。
図１において、１はアドレスを指定するためのアドレス
指定回路、６はピックアップ、９はピックアップ６を移
動させるためのフィードモータ、２はピックアップ６の
動作を制御するための制御回路、３はピックアップ６を
駆動するためのドライブ回路、８はフィードモータを駆
動するためのドライブ回路、４はピックアップ６からの
アドレスを検出するアドレス分離回路、５は永久ループ
検出回路、７はトラックを横切ったときに発生するトラ
ックカウント（ＴＣＮＴ）パルス発生回路である。
【００１８】次に、図２を参照しながら動作を説明す
る。アクセス指定１で操作者がアドレス指定を行うとピ
ックアップ６で再生された信号のうちアドレス分離４で
現在のアドレスを検出し、制御回路２がサーチ動作を指
示する２１。
る。アクセス指定１で操作者がアドレス指定を行うとピ
ックアップ６で再生された信号のうちアドレス分離４で
現在のアドレスを検出し、制御回路２がサーチ動作を指
示する２１。
【００１９】そして、目標アドレスと現在アドレスとの
トラック数差Ｘを演算し、そのトラック数差が５１２本
以上であればピックアップ６を微調整モード３２にして
１トラックづつ動かして目標アドレスへ移動させる。
トラック数差Ｘを演算し、そのトラック数差が５１２本
以上であればピックアップ６を微調整モード３２にして
１トラックづつ動かして目標アドレスへ移動させる。
【００２０】次に、トラック数差が５１２本以上である
と、高速サーチ２４を行いフィードモータ９を動かす。
そして、高速サーチを終了すると、到着したアドレスＹ
を永久ループ検出回路５の中で一旦記憶２５し、その
後、目標アドレスと現在アドレスとのトラック数差Ｘ’
を演算２６し、トラック数差Ｘ”が５１２本以下であれ
ば微調整モード３２となり、トラック数差Ｘ”が５１２
本以上であれば、高速サーチ２７を行う。
と、高速サーチ２４を行いフィードモータ９を動かす。
そして、高速サーチを終了すると、到着したアドレスＹ
を永久ループ検出回路５の中で一旦記憶２５し、その
後、目標アドレスと現在アドレスとのトラック数差Ｘ’
を演算２６し、トラック数差Ｘ”が５１２本以下であれ
ば微調整モード３２となり、トラック数差Ｘ”が５１２
本以上であれば、高速サーチ２７を行う。
【００２１】そして、再度目標アドレスと現在アドレス
とのトラック数差Ｘ’を演算２８し、トラック数差Ｘ’
が５１２本以下であれば微調整モード３２となり、トラ
ック数差Ｘ’が５１２本以上であれば、高速サーチ２９
を行い、到着したアドレスＹ’を検出する。
とのトラック数差Ｘ’を演算２８し、トラック数差Ｘ’
が５１２本以下であれば微調整モード３２となり、トラ
ック数差Ｘ’が５１２本以上であれば、高速サーチ２９
を行い、到着したアドレスＹ’を検出する。
【００２２】その後、永久ループ検出回路５で先ほど検
出された記憶したアドレスＹとＹ’とを比較して、その
アドレス差が１秒（ＣＤの場合）以内であれば永久ルー
プに入ったことを検出し、制御回路２に制御信号を供給
し高速モードを停止するように制御して、微調整モード
に入る。
出された記憶したアドレスＹとＹ’とを比較して、その
アドレス差が１秒（ＣＤの場合）以内であれば永久ルー
プに入ったことを検出し、制御回路２に制御信号を供給
し高速モードを停止するように制御して、微調整モード
に入る。
【００２３】また、そのアドレス差が１秒（ＣＤの場
合）以上であれば、高速モード２７になる。
合）以上であれば、高速モード２７になる。
【００２４】以上のようにすれば、同じ所を繰り返しア
クセスする事がなくなる。
クセスする事がなくなる。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、アクセスする際にピッ
クアップが同じ位置を再生をし続けるといったを防止で
きる。
クアップが同じ位置を再生をし続けるといったを防止で
きる。
【図１】本発明の実施例のブロック図を示す図。
【図２】本発明の実施例のフローチャート。
【図３】トラックジャンプ動作を説明するための図。
【図４】トラックジャンプ動作を説明するための図。
１ アドレス指定回路 ２ 制御回路 ３ トラッキングドライブ回路 ４ アドレス分離回路 ５ 永久ループ検出回路 ６ ピックアップ ７ トラックカウントパルス発生回路 ８ フィードモータドライブ回路 ９ フィードモータ
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスクから信号を読み取るピックアッ
プと、 操作者が所望のアドレスを指定するアドレス指定手段
と、 前記ピックアップが所定トラック数移動したときにパル
スを発生するパルス発生手段と、 前記ピックアップをトラック方向へ高速に移動させるた
めの第１移動手段と、 前記ピックアップをトラック方向へトラック毎に移動さ
せる第２移動手段と、 前記ピックアップで読み取られた再生中の現在アドレス
と前記アドレス指定手段で指定されたアドレスを比較
し、指定アドレスに前記ピックアップを移動させるため
前記第１移動手段と前記第２移動手段を制御する制御手
段と、 前記第１移動手段で複数回移動し、各到達したアドレス
位置のうち同一付近のアドレス位置に到達したことを検
出した時、前記第２移動手段に切り換える手段とからな
ることを特徴とするディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP224692A JPH05189898A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP224692A JPH05189898A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | ディスクプレーヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05189898A true JPH05189898A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11524000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP224692A Pending JPH05189898A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05189898A (ja) |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP224692A patent/JPH05189898A/ja active Pending
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