JPH05188832A - 電子写真記録装置用クリーニング装置 - Google Patents
電子写真記録装置用クリーニング装置Info
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- JPH05188832A JPH05188832A JP500092A JP500092A JPH05188832A JP H05188832 A JPH05188832 A JP H05188832A JP 500092 A JP500092 A JP 500092A JP 500092 A JP500092 A JP 500092A JP H05188832 A JPH05188832 A JP H05188832A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去
できる電子写真記録装置用クリーニング装置を提供す
る。 【構成】クリーニング部材１は、高分子固体潤滑材に導
電性を付与した材料により形成されている。交流電源６
は、電極４，５間に交流電圧を供給し、圧電振動により
クリーニング部材１を微小振動させる。したがって、ク
リーニング部材１の微小振動により小粒径トナーや紙粉
や析出物などの通過が充分に阻止され、これらを良好に
除去できる。
できる電子写真記録装置用クリーニング装置を提供す
る。 【構成】クリーニング部材１は、高分子固体潤滑材に導
電性を付与した材料により形成されている。交流電源６
は、電極４，５間に交流電圧を供給し、圧電振動により
クリーニング部材１を微小振動させる。したがって、ク
リーニング部材１の微小振動により小粒径トナーや紙粉
や析出物などの通過が充分に阻止され、これらを良好に
除去できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機や電子
写真プリンタなどの静電転写プロセスを利用する電子写
真記録装置において、像担持体をクリーニングするクリ
ーニング装置に関するものである。
写真プリンタなどの静電転写プロセスを利用する電子写
真記録装置において、像担持体をクリーニングするクリ
ーニング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】像担持体表面に形成された可転写のトナ
ー像を、紙を主とするシート状の転写材に転写する工程
を繰り返す電子写真記録装置においては、転写後にも、
転写に寄与せずに像担持体表面に残る残留トナーをその
都度除去する必要がある。このための残留トナー除去手
段として、ゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブ
レードを像担持体表面に圧接して残留トナーをかき落と
すようなものが従来広く実用されていた。このクリーニ
ングブレードは、トナー除去機能が比較的優れており、
構成も簡単で、しかも小型・軽量であるので、多用され
ている。
ー像を、紙を主とするシート状の転写材に転写する工程
を繰り返す電子写真記録装置においては、転写後にも、
転写に寄与せずに像担持体表面に残る残留トナーをその
都度除去する必要がある。このための残留トナー除去手
段として、ゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブ
レードを像担持体表面に圧接して残留トナーをかき落と
すようなものが従来広く実用されていた。このクリーニ
ングブレードは、トナー除去機能が比較的優れており、
構成も簡単で、しかも小型・軽量であるので、多用され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のクリーニ
ングブレードでは、粒径３μｍ程度以下の小粒径トナー
や、転写材たる紙から発生する紙粉や、これから析出さ
れるロジン、タルク、カオリンなどの析出物質などに対
してはあまり除去機能が期待できなかった。このため小
粒径の残留トナーによりかぶりなどを生じて画質が劣化
するという問題があった。さらに、紙粉や析出物質など
の異物が像担持体表面に付着すると、高湿環境下におい
てこれら物質が吸湿して低抵抗化し、静電潜像を乱すこ
とからも、画質が劣化するという問題があった。
ングブレードでは、粒径３μｍ程度以下の小粒径トナー
や、転写材たる紙から発生する紙粉や、これから析出さ
れるロジン、タルク、カオリンなどの析出物質などに対
してはあまり除去機能が期待できなかった。このため小
粒径の残留トナーによりかぶりなどを生じて画質が劣化
するという問題があった。さらに、紙粉や析出物質など
の異物が像担持体表面に付着すると、高湿環境下におい
てこれら物質が吸湿して低抵抗化し、静電潜像を乱すこ
とからも、画質が劣化するという問題があった。
【０００４】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去
できる電子写真記録装置用クリーニング装置を提供する
ことを目的とする。
であり、小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去
できる電子写真記録装置用クリーニング装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、高分子固体潤
滑材に導電性を付与した材料により形成されたクリーニ
ング部材と、このクリーニング部材に電圧を印加して微
小振動させる電圧印加手段と備えたことを特徴としてい
る。
滑材に導電性を付与した材料により形成されたクリーニ
ング部材と、このクリーニング部材に電圧を印加して微
小振動させる電圧印加手段と備えたことを特徴としてい
る。
【０００６】
【作用】クリーニング部材は、高分子固体潤滑材に導電
性を付与した材料により形成されている。電圧印加手段
は、クリーニング部材に電圧を印加して微小振動させ
る。したがって、クリーニング部材の微小振動により小
粒径トナーや紙粉や析出物などの通過が阻止され、これ
らを良好に除去できる。
性を付与した材料により形成されている。電圧印加手段
は、クリーニング部材に電圧を印加して微小振動させ
る。したがって、クリーニング部材の微小振動により小
粒径トナーや紙粉や析出物などの通過が阻止され、これ
らを良好に除去できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図１は本発明の一実施例における電子写真記
録装置用クリーニング装置の概略構成図で、高分子固体
潤滑材に導電性粒子を分散させて導電性を付与した材料
により形成された板状のクリーニング部材１は、支持部
材２により像担持体３の近傍に支持されており、先端が
像担持体３の表面に当接している。像担持体３は、円筒
状で、図外の駆動装置により矢印方向に回転する。クリ
ーニング部材１には、一方の面に電極４が形成され、他
方の面に電極５が形成されている。電極４は、交流電源
６に接続されており、電極５は、アースされている。ク
リーニング部材１の体積抵抗値は、１０7 〜１０11Ω・
ｃｍ、好ましくは１０9 〜１０10Ω・ｃｍである。１０
7 Ω・ｃｍよりも小さければクリーニング部材１が圧電
振動しなくなり、１０11Ω・ｃｍよりも大きければ像担
持体３が摩擦帯電してかぶりを生じるからである。クリ
ーニング部材１の厚みすなわち電極４，５間の距離は、
０．５〜６ｍｍ、好ましくは０．７〜５ｍｍである。
０．５ｍｍよりも小さければクリーニング部材１のこし
が無くなりクリーニング不良を起こし、６ｍｍより大き
くしても無意味だからである。交流電源６の電圧は、２
００〜３０００Ｖ、好ましくは４００〜２０００Ｖであ
る。２００Ｖよりも小さければクリーニング部材１が圧
電振動しなくなり、３０００Ｖよりも大きければクリー
ニング部材１の絶縁破壊の恐れがあるからである。交流
電源６の周波数は、１０〜２００００Ｈｚである。この
範囲以外ではクリーニング部材１の圧電振動をクリーニ
ングに効果的に利用できなくなるからである。なおこの
クリーニング装置は、電子写真記録装置における像担持
体３周囲の、転写部と潜像形成部との間の任意の位置に
配置可能である。
説明する。図１は本発明の一実施例における電子写真記
録装置用クリーニング装置の概略構成図で、高分子固体
潤滑材に導電性粒子を分散させて導電性を付与した材料
により形成された板状のクリーニング部材１は、支持部
材２により像担持体３の近傍に支持されており、先端が
像担持体３の表面に当接している。像担持体３は、円筒
状で、図外の駆動装置により矢印方向に回転する。クリ
ーニング部材１には、一方の面に電極４が形成され、他
方の面に電極５が形成されている。電極４は、交流電源
６に接続されており、電極５は、アースされている。ク
リーニング部材１の体積抵抗値は、１０7 〜１０11Ω・
ｃｍ、好ましくは１０9 〜１０10Ω・ｃｍである。１０
7 Ω・ｃｍよりも小さければクリーニング部材１が圧電
振動しなくなり、１０11Ω・ｃｍよりも大きければ像担
持体３が摩擦帯電してかぶりを生じるからである。クリ
ーニング部材１の厚みすなわち電極４，５間の距離は、
０．５〜６ｍｍ、好ましくは０．７〜５ｍｍである。
０．５ｍｍよりも小さければクリーニング部材１のこし
が無くなりクリーニング不良を起こし、６ｍｍより大き
くしても無意味だからである。交流電源６の電圧は、２
００〜３０００Ｖ、好ましくは４００〜２０００Ｖであ
る。２００Ｖよりも小さければクリーニング部材１が圧
電振動しなくなり、３０００Ｖよりも大きければクリー
ニング部材１の絶縁破壊の恐れがあるからである。交流
電源６の周波数は、１０〜２００００Ｈｚである。この
範囲以外ではクリーニング部材１の圧電振動をクリーニ
ングに効果的に利用できなくなるからである。なおこの
クリーニング装置は、電子写真記録装置における像担持
体３周囲の、転写部と潜像形成部との間の任意の位置に
配置可能である。
【０００８】次に動作を説明する。潜像形成、現像、転
写の各プロセスを経て像担持体３の表面に残留したトナ
ーは、像担持体３の矢印方向の回転に伴って、クリーニ
ング部材１により掻き落とされる。このとき、交流電源
６より電極４，５間に交流電圧が供給されているので、
圧電振動によりクリーニング部材１が微小振動する。し
たがって、小粒径トナーなどの通過が充分に阻止され、
小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去できるこ
とから、良質の画像を得ることができる。また、クリー
ニング部材１を高分子固体潤滑材により構成したので、
像担持体３表面に強く圧接しても、像担持体３に磨耗や
タッチノイズなどの物理的ダメージあるいは接触帯電な
どの電気的ダメージを与えにくいことから、像担持体３
の寿命を長期化できると共に、クリーニング部材１を像
担持体３表面に強く圧接できることからも小粒径トナー
などを良好に除去できる。また、クリーニング部材１に
導電性を付与したので、クリーニング部材１が摩擦帯電
しても電荷を良好に逃がすことができる。
写の各プロセスを経て像担持体３の表面に残留したトナ
ーは、像担持体３の矢印方向の回転に伴って、クリーニ
ング部材１により掻き落とされる。このとき、交流電源
６より電極４，５間に交流電圧が供給されているので、
圧電振動によりクリーニング部材１が微小振動する。し
たがって、小粒径トナーなどの通過が充分に阻止され、
小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去できるこ
とから、良質の画像を得ることができる。また、クリー
ニング部材１を高分子固体潤滑材により構成したので、
像担持体３表面に強く圧接しても、像担持体３に磨耗や
タッチノイズなどの物理的ダメージあるいは接触帯電な
どの電気的ダメージを与えにくいことから、像担持体３
の寿命を長期化できると共に、クリーニング部材１を像
担持体３表面に強く圧接できることからも小粒径トナー
などを良好に除去できる。また、クリーニング部材１に
導電性を付与したので、クリーニング部材１が摩擦帯電
しても電荷を良好に逃がすことができる。
【０００９】クリーニング部材１の基材である高分子固
体潤滑材としては、トリフルオロエチレン、テトラフル
オロエチレン（ＴＦＥ）、ヘキサフルオロプロペン（Ｈ
ＦＰ）、クロロトリフルオロエチレン（ＣＴＦＥ）、フ
ッ化ビニル（ＶＦ）、フッ化ビニリデン（ＶｄＦ）など
のポリマーや、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロペン共重合体、テトラフルオロエチレン−ペルフ
ルオロプロペン共重合体、トリフルオロクロルエチレン
−フッ化ビニリデン共重合体、ヘキサフルオロプロピレ
ン−フッ化ビニリデン共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−プロピレン共重合体などや、ポリ（トリフルオロプ
ロピルメチルシロキサン）、テトラフルオロエチレン−
トリフルオロニトロソメタン共重合体、ポリ（フルオロ
アルコキシホスファゼン）や、テフロンに二硫化モリブ
デンを分散したものや、テフロンにグラファイト（黒
鉛）を分散したものなどを用いることができる。さらに
これらの複合材を用いることもできる。
体潤滑材としては、トリフルオロエチレン、テトラフル
オロエチレン（ＴＦＥ）、ヘキサフルオロプロペン（Ｈ
ＦＰ）、クロロトリフルオロエチレン（ＣＴＦＥ）、フ
ッ化ビニル（ＶＦ）、フッ化ビニリデン（ＶｄＦ）など
のポリマーや、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロペン共重合体、テトラフルオロエチレン−ペルフ
ルオロプロペン共重合体、トリフルオロクロルエチレン
−フッ化ビニリデン共重合体、ヘキサフルオロプロピレ
ン−フッ化ビニリデン共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−プロピレン共重合体などや、ポリ（トリフルオロプ
ロピルメチルシロキサン）、テトラフルオロエチレン−
トリフルオロニトロソメタン共重合体、ポリ（フルオロ
アルコキシホスファゼン）や、テフロンに二硫化モリブ
デンを分散したものや、テフロンにグラファイト（黒
鉛）を分散したものなどを用いることができる。さらに
これらの複合材を用いることもできる。
【００１０】クリーニング部材１に分散させる導電性粒
子としては、カーボンブラック、Ａｇ、Ａｕ、Ｃｕ、Ａ
ｌ、Ｎｉ、Ｆｅ、Ｃｏ、Ｆｅ−Ｎｉ、Ｆｅ−Ｃｏ、Ｗ−
Ａｇ、Ｗ−Ｃ−Ｃｏ、Ｃｕ−Ｓｎ−Ｃ、Ｆｅ−Ｐｂ−
Ｃ、Ｉｎ、Ｔｉ、Ｃｒなどの微粉やフィラー、またはポ
リマーやセラミック粉体にこれらの金属をコートしたも
のなどを用いることができる。この導電性粒子の粒径
は、０．０１〜２０μｍ程度が好ましい。 （実験例１）フッ化ビニリデン中にＡｕ粉を５重量％
（粒径平均０．１μｍ）混入し、４０ａｔｍ、８５°Ｃ
で過酸化ジ−ｔｅｒｔ−ブチルを重合開始剤として懸濁
重合させてクリーニング部材１を形成し、これを用いて
上記実施例のようなクリーニング装置を構成し、これを
電子写真複写機に組み込んで、３５°Ｃ、９０％ＲＨ環
境下で５０００枚通紙テストを行ったところ、画像に全
く変化はなく、クリーニング部材１先端部の磨耗や欠損
も発生せず、クリーニング性良好であった。 （実験例２）テトラフルオロエチレンに１０重量％のＡ
ｌ粉を含有したものを、完成板厚が２ｍｍとなるブレー
ド成型用の型内に注入し、４０ａｔｍ、８５°Ｃで過酸
化ジ−ｔｅｒｔ−ブチルを重合開始剤として懸濁重合さ
せてクリーニング部材１を形成し、これを用いて上記実
施例のようなクリーニング装置を構成し、これを電子写
真複写機に組み込んで、３５°Ｃ、９０％ＲＨ環境下で
５０００枚通紙テストを行ったところ、画像に全く変化
はなく、クリーニング部材１先端部の磨耗や欠損も発生
せず、クリーニング性良好であった。
子としては、カーボンブラック、Ａｇ、Ａｕ、Ｃｕ、Ａ
ｌ、Ｎｉ、Ｆｅ、Ｃｏ、Ｆｅ−Ｎｉ、Ｆｅ−Ｃｏ、Ｗ−
Ａｇ、Ｗ−Ｃ−Ｃｏ、Ｃｕ−Ｓｎ−Ｃ、Ｆｅ−Ｐｂ−
Ｃ、Ｉｎ、Ｔｉ、Ｃｒなどの微粉やフィラー、またはポ
リマーやセラミック粉体にこれらの金属をコートしたも
のなどを用いることができる。この導電性粒子の粒径
は、０．０１〜２０μｍ程度が好ましい。 （実験例１）フッ化ビニリデン中にＡｕ粉を５重量％
（粒径平均０．１μｍ）混入し、４０ａｔｍ、８５°Ｃ
で過酸化ジ−ｔｅｒｔ−ブチルを重合開始剤として懸濁
重合させてクリーニング部材１を形成し、これを用いて
上記実施例のようなクリーニング装置を構成し、これを
電子写真複写機に組み込んで、３５°Ｃ、９０％ＲＨ環
境下で５０００枚通紙テストを行ったところ、画像に全
く変化はなく、クリーニング部材１先端部の磨耗や欠損
も発生せず、クリーニング性良好であった。 （実験例２）テトラフルオロエチレンに１０重量％のＡ
ｌ粉を含有したものを、完成板厚が２ｍｍとなるブレー
ド成型用の型内に注入し、４０ａｔｍ、８５°Ｃで過酸
化ジ−ｔｅｒｔ−ブチルを重合開始剤として懸濁重合さ
せてクリーニング部材１を形成し、これを用いて上記実
施例のようなクリーニング装置を構成し、これを電子写
真複写機に組み込んで、３５°Ｃ、９０％ＲＨ環境下で
５０００枚通紙テストを行ったところ、画像に全く変化
はなく、クリーニング部材１先端部の磨耗や欠損も発生
せず、クリーニング性良好であった。
【００１１】なお図２の（Ａ）のように、クリーニング
部材１の先端面の断面形状を、像担持体３表面の曲率と
同じ曲率の凹状円弧に形成してもよい。また図２の
（Ｂ）のように、クリーニング部材１の先端面の断面形
状を、鋸歯状に形成してもよい。また図２の（Ｃ）のよ
うに、２枚のクリーニング部材１の間に剛体８を挟み込
んでもよい。
部材１の先端面の断面形状を、像担持体３表面の曲率と
同じ曲率の凹状円弧に形成してもよい。また図２の
（Ｂ）のように、クリーニング部材１の先端面の断面形
状を、鋸歯状に形成してもよい。また図２の（Ｃ）のよ
うに、２枚のクリーニング部材１の間に剛体８を挟み込
んでもよい。
【００１２】またクリーニング部材１の先端部をナイフ
エッジにしてもよい。またクリーニング部材１をブラシ
ローラー状に構成してもよい。またクリーニング部材１
は、順ブレードであってもよいし、逆ブレードであって
もよい。また交流電源６の代わりにパルス発信器を用い
てもよい。
エッジにしてもよい。またクリーニング部材１をブラシ
ローラー状に構成してもよい。またクリーニング部材１
は、順ブレードであってもよいし、逆ブレードであって
もよい。また交流電源６の代わりにパルス発信器を用い
てもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
分子固体潤滑材に導電性を付与した材料により形成され
たクリーニング部材と、クリーニング部材に電圧を印加
して微小振動させる電圧印加手段とを備えたので、圧電
振動によりクリーニング部材が微小振動することから、
小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去でき、良
質の画像を得ることができる。またクリーニング部材を
高分子固体潤滑材により構成したので、像担持体表面に
強く圧接しても、像担持体に磨耗やタッチノイズなどの
物理的ダメージあるいは接触帯電などの電気的ダメージ
を与えにくいことから、像担持体の寿命を長期化できる
と共に、クリーニング部材を像担持体表面に強く圧接で
きることからも小粒径トナーなどを良好に除去できる。
またクリーニング部材に導電性を付与したので、クリー
ニング部材が摩擦帯電しても電荷を良好に逃がすことが
できる。
分子固体潤滑材に導電性を付与した材料により形成され
たクリーニング部材と、クリーニング部材に電圧を印加
して微小振動させる電圧印加手段とを備えたので、圧電
振動によりクリーニング部材が微小振動することから、
小粒径トナーや紙粉や析出物などを良好に除去でき、良
質の画像を得ることができる。またクリーニング部材を
高分子固体潤滑材により構成したので、像担持体表面に
強く圧接しても、像担持体に磨耗やタッチノイズなどの
物理的ダメージあるいは接触帯電などの電気的ダメージ
を与えにくいことから、像担持体の寿命を長期化できる
と共に、クリーニング部材を像担持体表面に強く圧接で
きることからも小粒径トナーなどを良好に除去できる。
またクリーニング部材に導電性を付与したので、クリー
ニング部材が摩擦帯電しても電荷を良好に逃がすことが
できる。
【図１】本発明の一実施例における電子写真記録装置用
クリーニング装置の概略構成図である。
クリーニング装置の概略構成図である。
【図２】別の実施例におけるクリーニング部材の要部の
側面図である。
側面図である。
１ クリーニング部材 ４ 電極 ５ 電極 ６ 交流電源
Claims (1)
- 【請求項１】 高分子固体潤滑材に導電性を付与した材
料により形成されたクリーニング部材と、 前記クリーニング部材に電圧を印加して微小振動させる
電圧印加手段とを備えたことを特徴とする電子写真記録
装置用クリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP500092A JPH05188832A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電子写真記録装置用クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP500092A JPH05188832A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電子写真記録装置用クリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188832A true JPH05188832A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11599316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP500092A Pending JPH05188832A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電子写真記録装置用クリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05188832A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6801747B2 (en) * | 2001-07-26 | 2004-10-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleaning apparatus and image forming apparatus |
| JP2005202026A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、クリーニング方法、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
| JP2005275087A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置 |
| US7415236B2 (en) * | 2003-04-07 | 2008-08-19 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning unit, process cartridge, and image-forming apparatus |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP500092A patent/JPH05188832A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6801747B2 (en) * | 2001-07-26 | 2004-10-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleaning apparatus and image forming apparatus |
| US7415236B2 (en) * | 2003-04-07 | 2008-08-19 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning unit, process cartridge, and image-forming apparatus |
| JP2005202026A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、クリーニング方法、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
| JP4493005B2 (ja) * | 2004-01-14 | 2010-06-30 | 株式会社リコー | 画像形成装置、およびそのクリーニング方法 |
| JP2005275087A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置 |
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