JPH0518880Y2 - - Google Patents
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- JPH0518880Y2 JPH0518880Y2 JP7891585U JP7891585U JPH0518880Y2 JP H0518880 Y2 JPH0518880 Y2 JP H0518880Y2 JP 7891585 U JP7891585 U JP 7891585U JP 7891585 U JP7891585 U JP 7891585U JP H0518880 Y2 JPH0518880 Y2 JP H0518880Y2
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- Japan
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- deflector
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- tantalum
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- Expired - Lifetime
Links
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 claims description 8
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 8
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
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- CIJJJPBJUGJMME-UHFFFAOYSA-N [Ta].[Ta] Chemical compound [Ta].[Ta] CIJJJPBJUGJMME-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005686 electrostatic field Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はサイクロトロンにおけるデフレクター
に関する。
に関する。
従来型のサイクロトロンのデフレクターはその
帯電体にビームが衝突した場合の熱の伝導と放電
を少なくするため、帯電体はすべて銅でできてい
た。
帯電体にビームが衝突した場合の熱の伝導と放電
を少なくするため、帯電体はすべて銅でできてい
た。
しかし銅にビームが衝突するとCu（ｐ，ｎ）Zn
＊，Cu（ｄ，ｎ）Zn＊等の核反応で半減期の非常
に長い放射性同位元素Znが生成され、これがメ
インテナンス等の時に作業者の放射線被曝の原因
となつていた。
＊，Cu（ｄ，ｎ）Zn＊等の核反応で半減期の非常
に長い放射性同位元素Znが生成され、これがメ
インテナンス等の時に作業者の放射線被曝の原因
となつていた。
本考案はかかる欠点を除去するもので、、従来
型のデフレクターの帯電体のビーム衝突部にTa
（タンタル）の金属をウエハー状に挿入すること
で、上記の放射化を非常に少なくし、人の放射線
被曝等を少なくするものである。
型のデフレクターの帯電体のビーム衝突部にTa
（タンタル）の金属をウエハー状に挿入すること
で、上記の放射化を非常に少なくし、人の放射線
被曝等を少なくするものである。
第１，２図につき本考案を説明すると第１図はデ
フレクターの平面図を示すもので、１は荷電粒子
のビーム、４はビーム１の通路に沿つて円弧状に
湾曲する負に帯電した帯電体、３はそれに対向す
るセプタムである。第２図は第１図のＡ−Ａ線断
面を示すもので、デフレクターの帯電体４は銅よ
りなり、その帯電体４のビーム１に対向する面の
中央のビーム１が衝突する部分にタンタルよりな
る金属のウエハー５を挿入したものである。
フレクターの平面図を示すもので、１は荷電粒子
のビーム、４はビーム１の通路に沿つて円弧状に
湾曲する負に帯電した帯電体、３はそれに対向す
るセプタムである。第２図は第１図のＡ−Ａ線断
面を示すもので、デフレクターの帯電体４は銅よ
りなり、その帯電体４のビーム１に対向する面の
中央のビーム１が衝突する部分にタンタルよりな
る金属のウエハー５を挿入したものである。
本考案はかかる構成よりなるものであるから、
デフレクターの帯電体４に衝突するビーム１の大
部分はタンタルのウエハー５に衝突するが、タン
タルは核反応が起こり難いので放射化が少なく、
したがつてメインテナンス時における作業者の放
射線被曝を少なくしうるものである。
デフレクターの帯電体４に衝突するビーム１の大
部分はタンタルのウエハー５に衝突するが、タン
タルは核反応が起こり難いので放射化が少なく、
したがつてメインテナンス時における作業者の放
射線被曝を少なくしうるものである。
第３〜５図に本考案によるデフレクターの一実
施例を示すもので、第３図はその平面図、第４図
は第３図Ｂ−Ｂ線断面図、第５図はその一部の平
面断面図である。
施例を示すもので、第３図はその平面図、第４図
は第３図Ｂ−Ｂ線断面図、第５図はその一部の平
面断面図である。
第１図と同じ部分は同じ符号を用いて説明す
る。
る。
デフレクターの帯電体４は第３図示のように内
面４ａが円弧状に湾曲して延び、第４図示のよう
に断面が円形でその内面４ａを縦方向の平面で一
部切除した形状である。なお、図中４ｂはデフレ
クターの外面中央に設けた負の電極接続用の凹球
部である。
面４ａが円弧状に湾曲して延び、第４図示のよう
に断面が円形でその内面４ａを縦方向の平面で一
部切除した形状である。なお、図中４ｂはデフレ
クターの外面中央に設けた負の電極接続用の凹球
部である。
デフレクターの帯電体４は銅製のもので、第４
図の断面図に示すようにその内面４ａの中央部を
中心に沿つて切欠し、この切欠部にタンタル製の
ウエハー５を嵌合し、このウエハー５は垂直方向
に延びる止めピン９，９……で帯電体４に固定す
る。第３，４，５図示のようにデフレクターの帯
電体４内にはその長手方向に延びる冷却水の通路
７があり、また帯電体４の両端外側には支持体
８，８を固定し、上記通路７の両端はこの支持体
８，８内の通路１０、１０を介して外の冷却水の
供給部に連通する。
図の断面図に示すようにその内面４ａの中央部を
中心に沿つて切欠し、この切欠部にタンタル製の
ウエハー５を嵌合し、このウエハー５は垂直方向
に延びる止めピン９，９……で帯電体４に固定す
る。第３，４，５図示のようにデフレクターの帯
電体４内にはその長手方向に延びる冷却水の通路
７があり、また帯電体４の両端外側には支持体
８，８を固定し、上記通路７の両端はこの支持体
８，８内の通路１０、１０を介して外の冷却水の
供給部に連通する。
この装置の動作を説明すると、デフレクターの
帯電体４にその凹球部４ｂより数十kvの負の電
圧が印加され、それとアース側のセプタム３との
間に逆静電場を掛けてビーム１を外方に偏向さ
せ、ビーム１をターゲツトに取り出すものであ
る。而してその際、デフレクターの帯電体４に衝
突するビーム１の大部分はタンタルのウエハー５
に衝突するが、タンタルは核反応が起こり難いの
で放射化が少なく、したがつてメインテナンス時
における作業者の放射線被曝を少なくしてうるも
のである。
帯電体４にその凹球部４ｂより数十kvの負の電
圧が印加され、それとアース側のセプタム３との
間に逆静電場を掛けてビーム１を外方に偏向さ
せ、ビーム１をターゲツトに取り出すものであ
る。而してその際、デフレクターの帯電体４に衝
突するビーム１の大部分はタンタルのウエハー５
に衝突するが、タンタルは核反応が起こり難いの
で放射化が少なく、したがつてメインテナンス時
における作業者の放射線被曝を少なくしてうるも
のである。
以上のように本考案のデフレクターはその帯電
体のビームの衝突し易い部分にはタンタル製のウ
エハーを設けているので放射化が少なく、したが
つてメインテナンス時における作業者の放射線被
曝を少なくしうるものである。
体のビームの衝突し易い部分にはタンタル製のウ
エハーを設けているので放射化が少なく、したが
つてメインテナンス時における作業者の放射線被
曝を少なくしうるものである。
第１図は本考案の平面図、第２図は第１図のＡ
−Ａ線断面図、第３図は本考案の一実施例の平面
図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図、第５図はそ
の一部の平面断面図である。 ４……帯電体、１……ビーム、５……ウエハ
ー。
−Ａ線断面図、第３図は本考案の一実施例の平面
図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図、第５図はそ
の一部の平面断面図である。 ４……帯電体、１……ビーム、５……ウエハ
ー。
Claims (1)
- デフレクターの銅よりなる帯電体において、そ
の帯電体のビームに対向する面の中央のビームが
衝突する部分にタンタルよりなる金属のウエハー
を挿入してなるサイクロトロンにおけるデフレク
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7891585U JPH0518880Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7891585U JPH0518880Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193700U JPS61193700U (ja) | 1986-12-02 |
| JPH0518880Y2 true JPH0518880Y2 (ja) | 1993-05-19 |
Family
ID=30623336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7891585U Expired - Lifetime JPH0518880Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518880Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4714884B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2011-06-29 | 独立行政法人国立循環器病研究センター | 粒子線加速器 |
| JP5010846B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2012-08-29 | 株式会社日立製作所 | 加速器 |
| JP4790823B2 (ja) * | 2009-02-12 | 2011-10-12 | 住友重機械工業株式会社 | デフレクタ |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP7891585U patent/JPH0518880Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61193700U (ja) | 1986-12-02 |
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