JPH0518851U - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0518851U
JPH0518851U JP6948391U JP6948391U JPH0518851U JP H0518851 U JPH0518851 U JP H0518851U JP 6948391 U JP6948391 U JP 6948391U JP 6948391 U JP6948391 U JP 6948391U JP H0518851 U JPH0518851 U JP H0518851U
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JP
Japan
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paper
slip
platen
printer
continuous
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Pending
Application number
JP6948391U
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English (en)
Inventor
博 野辺
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連帳用紙の最後の一枚まで正確に印字、紙送
りすることを可能とする。 【構成】 ペーパーカセット9における連帳状の伝票1
0の有無をPEマイクロスイッチ41で検出する。その
結果、伝票10が無と検出された場合には、ペーパー押
えローラ24が未印字の伝票10をプラテン23に押圧
するため、伝票10を切り離す際などに伝票10の位置
がずれることがなく、正確な位置に印字することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連帳用紙を使用するプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、連帳用紙を使用するプリンタとして、図9に示すようなプリンタが知ら れている。このプリンタ60では、プラテン61の後方に連帳用紙62を収納し た用紙カセット63が装着されており、この用紙カセット63内に位置している プッシュトラクタ64により連帳用紙62がプラテン61へ搬送されて、印字ヘ ッド65により連帳用紙62に文字等が印字される。印字された連帳用紙62は 、プラテン61の回転に伴って排紙口66から排出されるので、オペレータはそ の連帳用紙62をミシン目で切断して取り出すことができる。また、プッシュト ラクタ64からプラテン61への搬送路には、連帳用紙62の有無を検出するP Eマイクロスイッチ67が配置されている。そして、このPEマイクロスイッチ 67により連帳用紙62が無くなったことが検出されると、図示しないランプあ るいはブザー等によりその旨が報知されて、連帳用紙62の補給を促す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなプリンタでは、連帳用紙が残り少なくなってプッ シュトラクタからはずれると、連帳用紙が保持されなくなるため正確な位置に印 字されなかった。また、ミシン目で連帳用紙を切り離す際にオペレータが力を加 えすぎると、残った連帳用紙が所定の位置よりずれてしまうこともあった。その ため、正確な位置に印字する必要がある場合には、最後の連帳用紙を破棄して新 しい連帳用紙をセットした後で、印字を行わなければならなかった。一方、プラ テンの表面と当接するように送りローラを設け、その送りローラが常に用紙をプ ラテンに圧接することにより、連帳用紙を保持するという方法も考えられるが、 このような方法ではプッシュトラクタとプラテンの紙送り量のバランスを取るこ とが困難であり、最悪の場合には用紙のジャムが発生するおそれがあった。
【0004】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、連帳用紙の 最後の一枚まで正確に印字、紙送りすることが可能なプリンタを提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のプリンタは、用紙収納部より送られた連帳 用紙を巻き付けて搬送するプラテンと、用紙収納部内の前記連帳用紙の有無を検 出する検出手段とを有するプリンタであって、前記検出手段が前記連帳用紙有を 検出したときには、前記プラテンと離間する第一の位置に配置され、前記検出手 段が前記連帳用紙無を検出したときには、前記プラテンに前記連帳用紙を押圧す る第二の位置に配置されるように構成された押圧部材を備えている。
【0006】
【作用】
上記の構成を有する本考案のプリンタにおいて、検出手段が連帳用紙の終端を 検出すると、押圧部材が第二の位置へ移動し、連帳用紙をプラテンに押圧して保 持する。また、検出手段が連帳用紙有を検出している場合には、押圧部材は第一 の位置に配置されている。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を具体化したプリンタを搭載したクレジット取引処理装置の一実 施例を図面を参照して説明する。
【0008】 図5は本実施例のクレジット取引処理装置の外観状態を表した斜視図、図6は 側断面図、図7はケースカバーを外した状態の要部平面図である。符号1は装置 の本体で、プラスチック製等のケースカバー1aで覆われている。符号2はクレ ジットカード読取手段3に対するカード挿入部、符号4,5はデータを入力する キーボードである。前記本体1の上面前部寄り部位に設けたキーボード4の上面 を覆うように回動俯仰可能に構成した表示カバー体6の下面には、表示部7と、 前記のキーボード5とを備える。
【0009】 前記表示部7は、入力したデータ等の情報を表示する液晶素子(LCD)パネ ル、蛍光表示パネル、ELパネル(エレクトロルミネッセンスパネル)等からな る。本体1の後端に対して着脱自在なカセットボックス9に収納した伝票10を ピントラクタ11にて伝票作成部としての印字装置12に送り、本体1上面の伝 票出口13より出す。
【0010】 本体1内には、前記キーボード4,5より入力された取引データを外部中央処 理装置に伝送すると共に、該中央処理装置からの処理結果データを受信すること ができる通信手段(図示せず)を内蔵し、また、前記通信手段と、印字装置12 と装置本体とを制御するための制御手段としての制御部14を内蔵する。
【0011】 前記表示カバー体6の基端は本体1上面前後中途部の左右両側に支軸15,1 5により回動自在に支持され、クレジット取引処理装置を使用しないときには、 前記キーボード4を覆うように表示カバー体6を閉じ、ストッパレバー16にて 本体1に固定される。本装置を使用するときには、前記ストッパレバー16を外 して表示カバー体6を前記支軸15に関連して設けた回転角度保持手段を介して 任意の角度に開いた姿勢を保持するように構成する。
【0012】 次に、クレジット取引処理装置の動作を説明すると、先ずクレジットカード( 図示せず)をカード挿入部2に挿入すると、センサがそれを読み取る。駆動モー タM1にて駆動される複数のカード送りローラ20と押えローラ21によりクレ ジットカードを左方に送りながら読取ヘッド22によりクレジットカードに記憶 された内容を読み取り、通信手段により外部中央処理装置と交信する。これによ りクレジットカードの事故(紛失届が出ているか否か等)の照会をする。この照 会結果は直ちに表示部7に表示できる。更にクレジットカードによる取り引き内 容等を表示部7を見ながらキーボード部4,5から入力する。
【0013】 ペーパーカセット9におけるボックス本体30には伝票10を移送する左右一 対のピントラクタ11を配設し、図8に示すように、該一対のピントラクタ11 のトラクタ駆動軸33に取りつくギア45は、ボックス本体30の側面に突出さ せる。該ギア45が装置本体1側に設けた駆動モータM2からの伝動機構44の 伝動ギア46に噛み合い、ペーパーカセット9を本体1から外すと、ギア45と 伝動ギア46との噛み合いが解除されて離れ可能となるように設けられている。 同じく、前記伝動機構44を介してプラテン23を駆動し、前記ペーパーカセッ ト9内の伝票10はピントラクタ11及びプラテン23、ペーパー押えローラ2 4により印字部に送り込まれる。
【0014】 前記通信手段とキーボード部4,5から入力された内容とから得られる処理結 果はプリンタ12にて印字される。プリンタ12は、駆動モータM3と伝動機構 、搬送ベルト等にてプラテン23に対して平行に直線往復運動するキャリッジ2 5に搭載されたドットプリントヘッド等の印字ヘッド26とリボンカセット27 とを含む。取引処理結果が印字されて出力された伝票10を、伝票出口13でミ シン目から切断して伝票作成操作を終了する。
【0015】 この場合、表示カバー体6をオペレータ側(本体1前側)に倒すことで、伝票 出口13から出る伝票10のカット操作もたやすくなる。
【0016】 また、図5に示すように、表示カバー体6を開けると、前記キーボード部4, 5の操作が可能となるが、キーボードの種類(数)が多いと、キー操作が分かり 難い。しかし、実施例のように、表示カバー体6の表示部7の下端等に隣接した 部位にファンクションキー等のキーボード5を設け、表示部7の下端部には前記 各キーボード5に対応させてキー機能を表示させると、使い勝手が格段に向上す る。また、表示カバー体6側に多数のキーボードのうちの一部を移すことにより 、本体1上面側のキーボード設置数を減少させることができ、本体1もコンパク トにできる。
【0017】 表示カバー体6を閉じたときの下面またはこれと対面するケースカバー1aの 上面等にスイッチ28を設け、該表示カバー体6を閉じたとき、前記スイッチ2 8を押圧して前記表示部7のLCD本体またはLCDバックライトへの通電を切 る、もしくは電源を切るように連動させておけば、電源の切り忘れや、前記表示 部7の切り忘れによる寿命の低下を防止できる。また、表示カバー体6を開ける と自動的に電源が入り、または表示部7が作動し得る状態となるから、操作開始 迄の時間を短縮できる等の利点がある。
【0018】 さらに、図5に示すように、本体1のケースカバー1aの側面等、目立たない 箇所にロックレバー29を設け、閉じた状態の表示カバー体6をロックするよう に構成すれば、オペレータ以外の人が不用意に開けることができなくなるので、 装置の取扱上の安全性も向上する。
【0019】 図1に示すように、ペーパーカセット9は、複数枚重ねの伝票10の綴りをジ グザグ状に折り畳んで連続帳票式とした伝票を収納するための上面及び後端開放 状のボックス本体30と、その上を覆う蓋体31とからなり、蓋体31は枢支軸 32箇所で開閉自在となっている。ボックス本体30内の左右一対のピントラク タ11はトラクタ駆動軸33及びトラクタガイド軸34にて支持し駆動される。 伝票10を案内する伝票案内板35は、前記左右一対のピントラクタ11間に配 置され、伝票案内板35の後端部を後向き凸状に湾曲し、全部をプラテン23の 下方に向かって沿設してあり、伝票10は伝票案内板35の表面に沿って移動可 能に配設される。
【0020】 伝票案内板35の湾曲後部の一側寄り部位には切欠きの凹所36を形成してあ り、伝票案内板35の下方には、前記凹所36に後端を臨ませたレバー37を、 前記トラクタ駆動軸33及びトラクタガイド軸34等にて前後摺動自在に支持さ せ、レバー37の後端が前記凹所36に向かって突出するよう引きばね38にて 付勢する。
【0021】 蓋体31の後部内面には、前記凹所36に向かって凸湾曲させた伝票押えばね 39を設け、伝票案内板35に沿って移動する伝票10を押さえて正しく引き出 すようにすると共に、伝票10が凹所36から無くなったときには、伝票押えば ね39が凹所36に入り込み、引きばね38の弾性に抗してレバー37を前方に 移動させ(図1の一点鎖線参照)、PEマイクロスイッチ41を押して伝票10 が無くなったことを検知する。
【0022】 また、前記ペーパー押えローラ24は、図2及び図3に示すように、常にトル クバネ51によりプラテン23方向へ付勢されている。このトルクバネ51の近 傍には、断面が半月形状のペーパーリリース軸52がトルクバネ51に当接して 配置されており、図3に示すように、ペーパーリリース軸52の表面の直線部分 がトルクバネ51と接しているときには、ペーパー押えローラ24はプラテン2 3に伝票10を押圧し、伝票10を保持する。また、図2に示すように、ペーパ ーリリース軸52の表面の曲線部分がトルクバネ51と接しているときには、ペ ーパー押えローラ24とプラテン23とは離間しており、伝票10はピントラク タ11により保持されている。そして、通常の使用時にはペーパー押えローラ2 4とプラテン23とは離間している。
【0023】 前記ペーパーリリース軸52には、図4に示すように、ペーパーリリースギア 53が一体に設けられており、ペーパーリリースギア53が回転すると、ペーパ ーリリース軸52も一体となって回転する。このペーパーリリースギア53には 、アイドルギア54,55を介して駆動モータM4の回転が伝達される。
【0024】 そして、前述のように伝票10が無くなったことが検出されると、図2に示す ペーパー押えローラ24とプラテン23とが離間している状態において、駆動モ ータM4が矢印B方向へ駆動される。すると、アイドルギア54,55及びペー パーリリースギア53を介してペーパーリリース軸52が矢印C方向へ回転して 、図3に示すようにペーパー押えローラ24が伝票10をプラテン23へ押圧す る。それにより、伝票10は確実に保持されるため、伝票10が残り少なくなっ た場合でも、伝票10を切断する際に伝票10の位置がずれて印字品質が損なわ れることがない。
【0025】 また、伝票10を新たにセットして、PEマイクロスイッチ41が伝票10が あることを検出すると、駆動モータM4が反矢印B方向へ駆動される。すると、 アイドルギア54,55及びペーパーリリースギア53を介してペーパーリリー ス軸52が反矢印C方向へ回転して、図2に示すようにペーパー押えローラ24 とプラテン23とは離間する。この場合には、伝票10は一対のピントラクタ1 1により保持されているため、伝票10を切断する際に伝票10の位置がずれて 印字品質が損なわれることがない。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、本考案のプリンタによれば、検出手段の 検出結果に応じて、連帳用紙をプラテンに対して押圧あるいは解放可能となるた め、連帳用紙の最後の一枚まで正確に印字、紙送りすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化したプリンタを搭載したクレジ
ット取引処理装置の要部断面図である。
【図2】本実施例のプラテンとペーパー押えローラとの
関係を示す概略図である。
【図3】本実施例のプラテンとペーパー押えローラとの
関係を示す概略図である。
【図4】本実施例のペーパーリリース軸の駆動方法を示
す概略図である。
【図5】本実施例のクレジット取引処理装置の外観斜視
図である。
【図6】本実施例のクレジット取引処理装置の側断面図
である。
【図7】本実施例のクレジット取引処理装置のケースカ
バーを外した状態の要部平面図である。
【図8】図7のA−A断面における伝動機構の側面図で
ある。
【図9】従来のプリンタの要部を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
9 ペーパーカセット 10 伝票 11 ピントラクタ 12 プリンタ 23 プラテン 24 ペーパー押えローラ 41 PEマイクロスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙収納部より送られた連帳用紙を巻き
    付けて搬送するプラテンと、用紙収納部内の前記連帳用
    紙の有無を検出する検出手段とを有するプリンタにおい
    て、 前記検出手段が前記連帳用紙有を検出したときには、前
    記プラテンと離間する第一の位置に配置され、前記検出
    手段が前記連帳用紙無を検出したときには、前記プラテ
    ンに前記連帳用紙を押圧する第二の位置に配置されるよ
    うに構成された押圧部材を備えたことを特徴とするプリ
    ンタ。
JP6948391U 1991-08-30 1991-08-30 プリンタ Pending JPH0518851U (ja)

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