JPH05188413A - レーザシステムに用いられる非線形媒体の分域の形成を最小化する方法及び装置 - Google Patents

レーザシステムに用いられる非線形媒体の分域の形成を最小化する方法及び装置

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JPH05188413A
JPH05188413A JP4179173A JP17917392A JPH05188413A JP H05188413 A JPH05188413 A JP H05188413A JP 4179173 A JP4179173 A JP 4179173A JP 17917392 A JP17917392 A JP 17917392A JP H05188413 A JPH05188413 A JP H05188413A
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crystal axis
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George J Dixon
ジョージ・ジェフリーズ・ディクソン
Richard H Jarman
リチャード・ヒュー・ジャーモン
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基本波レーザ源からの放射線を入射する非線形
媒体24を位置決めする手段30、32と、この非線形
媒体24の最大密度の第1結晶軸と最小密度の第2結晶
軸との間に単分域から逸脱した分域の形成を最小化する
のに十分な圧力差を生じさせるために第1結晶軸に沿っ
て位置決めされた前記非線形媒体を圧縮する手段30、
32、42、44とを備えた装置である。 【効果】初期単分域をデポーリングすることから防止
し、非線形媒体中の分域の形成を最小化することが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非線形光学媒体として
の強誘電体結晶の応用に関し、より詳細には選択された
結晶軸からその結晶中に分域のデポーリング(減極;d
epoling)が生ずるのを防止する方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】可視光スペクトルの青色及び緑色領域で
主出力を生ずる小型固体レーザは強く要望されている。
しかしながら、固体レーザを用いることによる波長に相
当する基本周波数の発生とともに想起される技術的問題
がある。従って、一般にこのような波長における出力を
生ずる固体レーザは、可視光スペクトルの青色又は緑色
領域で主出力を供給するための十分な効率を伴う基本周
波数の高調波を生ずる手段を含んでいる。
【0003】固体レーザにおける基本周波数の高調波を
生ずる手段として代表的なものは非線形光学媒体であ
る。例えば、この非線形光学媒体として、第2高調波発
生(SHG)、電気光学(E−O)変調器及びその他の
非線形光学(NLO)を適用したものについて高い変換
効率を提供するという好適な特性を有する強誘電体結晶
がある。ニオブ酸カリウム(KNbO3 )は、この適用
のために理想的な強誘電体結晶の1つである。なぜなら
ば、それは可視スペクトルの赤外及び近赤外に関する高
い複屈折性を有すること及び無機物の結晶の中で最も高
い非線形係数を有するものの1つであることからであ
る。高い複屈折性は、無機物の結晶の可視スペクトルの
青色域の中で位相整合条件を達成することを許容する。
高い非線形数値は、その係数に対応する高い変換効率
を、第2高調波発生(SHG)、電気光学(E−O)変
調器及びその他の非線形光学(NLO)を適用したもの
に与える。
【0004】第2高調波発生(SHG)に関する非線形
光学媒体としてKNbO3 を使用することによって、4
0%以上の光変換効率が外部共振2倍化ダイオードレー
ザを用いて達成された。そして6mW以上の出力がダイ
オード励起、即ち500mWのダイオードレーザによっ
て励起された946mmNd:YAGレーザが内部で2
倍化されることによって得られた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置の変換効
率は十分であるけれども、KNbO3 結晶のいくつかの
オプトメカニカル(opto- mechanical)
上の性質は、ほとんどの非線形光学(NLO)を適用し
たものにとってその使用を実用的でないものとしてい
る。
【0006】一方向に分極された(poled)強誘電
分域を有することは、非線形光学媒体として使用される
強誘電体結晶のために有利である。成長結晶(as−g
rown crystals)はほとんどいつも多数の
強誘電分域を有している。それら多数の分域は、結晶の
極軸即ちc軸に沿って電場を近づけることによって単分
域に分極される。なぜならば、KNbO3 結晶は常温の
範囲で斜方晶構造を有するからである。そしてその構造
は多数の異なるタイプの分域を有し、それらの分域のい
くつかの境界で顕著な光学歪を生ずる。分極過程(po
ling process)の間に、結晶はしばしば分
域が様々な方向を経て所望の方向に回転させられるため
に顕著な不透明になる。
【0007】更に、KNbO3 結晶は、分極過程の後で
デポーリングの影響を受けやすい。デポーリングは、熱
歪、機械的衝撃又はこれらの組み合わせの結果として生
ずる。デポーリングは典型的に結晶が70℃以上に加熱
されたときに生ずる。非臨界位相整合(NCPM)条件
のもとで946nmに対応する第2高調波を発生するた
めにKNbO3 結晶を利用するためには、約180℃の
温度で結晶を稼働する必要がある。これは常温の範囲に
冷却されたとしても、ほとんどいつも結晶のデポール
(depole)を生ずることにつながる。従って、非
線形光学を応用したものに関して前記結晶をうまく使用
する必要がある場合に、KNbO3 のような強誘電体結
晶中のデポーリングの程度を最小にする必要がある。
【0008】上記条件のもとで、温度再循環の間に強誘
電体結晶のデポーリングを最小にするために試みられた
一つの解決法は、結晶のc軸に沿う静電場の応用を含ん
でいた。しかしながら、この解決法は実施の手段を与え
ることに成功しなかった。そしてどの場合においても、
機械的応力や衝撃によって生ずるデポーリングは最小化
出来なかった。
【0009】結晶の固定の機械的応力によって生ずるデ
ポーリングを最小にするための一つの解決法は、結晶に
亜鉛箔を挿入することを含んでいた。他の解決法は、可
撓性の熱伝導体を有する熱電冷却装置を結晶に付属させ
ることを含んでいた。これらの解決法のどれも、多数回
の温度循環を受けて使用されるレーザの寿命を超えて、
結晶の機械的位置を強固に固定しなければならないとい
う実用的応用に適さない。
【0010】従って、非線形光学媒体としてKNbO3
結晶を用いた固体レーザの実用的な市販品への応用は達
成出来なかった。その代わりに、多くの努力が、効率は
悪いがより安定な他の強誘電体結晶を用いるため、並び
に非線形光学の応用のためのその他の技術を発展させる
ためになされた。
【0011】本発明は、最小原子密度の軸に直交する最
大原子密度の軸に沿って圧縮を与えることによって、固
定レーザシステムにおける非線形光学媒体としてKNb
3 のような強誘電体結晶を使用する際に生ずる問題を
解決することを目的とする。最大密度と最小密度との間
の圧縮差は、非線形光学媒体の結晶学上の方位を保存す
るように作用するものとする。
【0012】
【課題を解決するための手段】好ましい実施例によれ
ば、本発明は、基本波レーザ源と、この基本レーザ源か
らの放射線が入射する非線形媒体とを備え、この非線形
媒体が少なくとも最大密度の第1結晶軸、最小密度の第
2結晶軸及び実質的な初期単分域を有するレーザシステ
ムについて、前記初期単分域から実質的に逸脱した分域
の形成を最小化するための方法であって、前記基本波レ
ーザ源からの放射線が入射するように前記非線形媒体を
位置決めする段階と、前記初期単分域から逸脱した分域
の形成を最小化するのに十分な圧力差を前記第1結晶軸
と前記第2結晶軸との間にを生じさせるために、前記第
1結晶軸に沿って位置決めされた前記非線形媒体を圧縮
する段階とを備えている。
【0013】もう一つの好ましい実施例によれば、基本
波レーザ源と、この基本波レーザ源からの放射線が入射
する非線形媒体とを備え、この非線形媒体が少なくとも
最大密度の第1結晶軸、最小密度の第2結晶軸及び実質
的な初期単分域を有するレーザシステムについて、前記
初期単分域から実質的に逸脱した分域の形成を防止する
装置において、前記基本波レーザ源からの放射線が入射
するように前記非線形媒体を位置決めする手段と、前記
初期単分域から逸脱した分域の形成を防止するのに十分
な圧力差を前記第1結晶軸と前記第2結晶軸との間に生
じさせるために、前記第1結晶軸に沿って位置決めされ
た前記非線形媒体を圧縮する手段とを備えている。
【0014】
【実施例】図面について説明する。以下の図面において
対応部分は同じ符号で表すものとする。 図5は本発明
に係わる好ましい実施例のSLEDD(self−lo
cking,externally doubled
diode)固体レーザのブロック図である。SLED
Dレーザは、所望の出力周波数の分周を発生する基本波
レーザ源2、本実施例ではダイオ−ドレーザを備えてい
る。もし所望の出力周波数が可視スペクトルの青色領域
である432nmの波長に相当するのなら、基本波レー
ザ源2の出力周波数は、所望の出力周波数の好ましくは
半分、即ち、約864nmに相当する赤外波長である。
【0015】基本波レーザ源2の出力は、第1半透過ミ
ラー4を光路6を介して通過する。第1半透過ミラー4
を通過した基本波レーザ源2の出力は、その次に非線形
強誘電体結晶8を通過する。非線形強誘電体結晶8はK
NbO3 結晶を備えていることが望ましい。また非線形
強誘電体結晶は、KNbO3 の代わりにBa1-X Srx
NbO3 又はBa2 NaNbO15のような上記目的に適
した類似の結晶を備えていても良い。基本波レーザ源2
の出力は、集光レンズ(不図示)で非線形強誘電体結晶
8の内部において合焦される。集光レンズ(不図示)
は、基本波レーザ源2の中に組み込んでも良いし、又は
基本波レーザ源2と非線形強誘電体結晶媒体8との間の
光路6に沿って配置しても良い。
【0016】非線形強誘電体結晶8の非線形特性は、基
本波レーザ源2から放射される赤外光の少なくとも第2
高調波を発生することである。基本波レーザ源の出力は
この場合約864nmであるから、非線形強誘電体結晶
8によって生成される第2高調波は約432nmであ
る。非線形強誘電体結晶8から出力される864nm及
び432nmの放射線は、その次に非線形強誘電体結晶
8から光路10に沿って第2半透過ミラー12に達す
る。
【0017】第2半透過ミラー12は光路10から光路
14へ864nmの放射線の少なくとも一部を反射す
る。好ましくは第2半透過ミラー12は、実質上全ての
864nmの放射線を光路14に沿って反射させるため
に、864nmの波長で実質上高反射であって、且つ4
32nmの波長で実質上高透過であることが望ましい。
受動(passive)リング共振器ミラーすなわち共
振器プレート16は、光路14に沿う864nmの放射
線を遮るとともに、光路18の方向に反射する。第1半
透過ミラー4は、光路18に沿う864nmの放射線を
遮るとともに、光路6に沿って非線形強誘電体結晶8に
向かって戻すように反射する。第1半透過ミラー4は、
光路18に沿って通過する864nmの放射線及び光路
6に沿って通過する864nmの放射線に対して、2%
近傍の一部透過性を有している。
【0018】共振器プレート16は、有効な正帰還路を
形成するための光路に沿って戻り反射される864nm
の放射線のための固有の振幅と位相を提供するために位
置決めされる。その結果として、外部ミラーリング共振
器路は、第1半透過ミラー4、第2半透過ミラー12及
び共振器プレート16によって形成される。
【0019】第2半透過ミラー12は432nmで実質
上高透過なので、非線形強誘電体結晶8によって生成さ
れる432nmの第2高調波の実質的に全てが第2半透
過ミラー12を透過する。このようにして、この配列に
よって高い周波数2倍化変換効率を提供することが出来
る。
【0020】非線形強誘電体結晶8は、光路6上にある
面が864nm及び432nmの両方の放射線に対して
反射防止されていることが好ましい。また、非線形強誘
電体結晶8は、全ての稼働条件のもとで確実に安定した
第2高調波発生稼働をするために以下に述べるように本
発明に従って強固に設置されることが必要である。
【0021】非線形強誘電体結晶8の入射面からの直接
的な反射は、別の帰還路を必要とすることなしで、基本
波レーザ源2が外部ミラーリング共振器路と共鳴するよ
うに固定するために都合よく使用される。基本波レーザ
源2の周波数と非線形強誘電体結晶8の傾きとは、基本
波レーザ源2と外部ミラーリング共振器とをスペクトル
モード整合(spectral mode match
ing)するように共に調整される。
【0022】上述したSLEDDレーザから安定した第
2高調波発生が得られるためには、非線形強誘電体結晶
8は、基本波レーザ源2からの光路6に沿う入力放射線
に関して方向を固定して保持されることが必要である。
これは、受入れ角が、使用波長と、非線形強誘電体結晶
8の屈折率とによって決定されるためである。更に屈折
率の温度依存性は、良好な熱伝導性と等温な環境を可能
にする固定台を必要とする非線形強誘電体結晶8を一定
温度で保持することを要求してもよい。その上、非線形
強誘電体結晶8の入射面から基本波レーザ源2へ戻る帰
還が、基本波レーザ源2の周波数を外部リング共振器路
(external ring carity pat
h)の共振周波数に安定的に固定することを保証するよ
うに、非線形強誘電体結晶8は強固に保持されなければ
ならない。
【0023】上述した如く、非線形強誘電体結晶8がK
NbO3 結晶を備えている場合に、その結晶は応力を受
けたとき分域が形成される。これらの分域は、結晶の光
学的性質を破壊するだけでなく、その結晶をレーザに対
して役に立たないものにする。どんな種類の強固な固定
台であっても、通常は結晶に対してある程度の応力を作
用させる。この応力は熱変化、機械的衝撃又はこれらの
組み合わせによって生じる。
【0024】このような熱や機械的応力の作用を受ける
典型的な先行技術の固定台は、図6及び図7に示され
る。図6は固定台の分解斜視図であり、図7は固定台の
組立時の斜視図である。この固定台は、長さ方向に形成
された保持溝22を有するホルダー20を備える。保持
溝22の底面は、KNbO3 結晶のような強誘電体結晶
24の2つの対応する隣接面に一致して接触するように
V字形に形成されている。キー(key)26は、側表
面とV字形に形成された底表面とが、溝22の対向する
側表面と結晶24の他の2つの隣接した側面に一致して
接触するように、溝22の中に取り付けられる。結晶2
4は、キー26とホルダー20との間に締め付けられる
ことによって固定台の中に確実に固定される。この固定
は、結晶24に調整可能な締付力を与える締め付けねじ
28で行なわれる。この固定台配置は、結晶24を強固
に支持しかつ分域の形成を最小化するために、結晶24
の4つの全ての表面に沿って均等に締め付け力を分配す
る。
【0025】上述した864nmの放射線を用いて第2
高調波発生(SHG)をさせるという目的のために、結
晶24の好適な一組の寸法は、約3×3×6mmであ
る。結晶24は結晶24の長手方向をa軸に平行にする
とともに、短寸法を結晶のb軸とc軸と平行にして切断
される。図6に示される固定台は、光路6に沿う基本波
レーザ源2からの864nm放射線が実質的にa軸に平
行になるように方向が合わせられている。この場合のb
軸は、まさに基本的なペロブスキーセル(basic
pervskite cell)の軸に相当する最大屈
折率の軸である。c軸は最小屈折率の軸に相当する結晶
の極軸(polar axis)である。その特性上、
c軸の方向は最小密度の方向であり、b軸の方向は最大
密度の方向である。
【0026】不幸にも、このタイプの固定台は結晶24
のc軸に過大な量の応力を作用させる。そのために結晶
24に孤立分域形成を起こす傾向がある。結晶24のc
軸に作用するどんな大きさの力も、一般に使用中におい
て、その結晶に初期単分域からデポールを生じさせる。
【0027】熱的又は機械的応力による孤立分域(st
ray domains)の形成を防止するために特に
役立つ固定台が、図1及び図2に示される。図1はこの
固定台の分解斜視図であり、図2は固定台の組立状態を
示す斜視図である。固定台は第1支持部品30と第2支
持部品32とをそなえている。これらはおのおの互いに
隣接する表面34、36を有し、それらの隣接する表面
34、36の間で結晶24が保持される。互いに隣接す
る表面34及び36は、それぞれ実質的に矩形の保持溝
38及び40を有し、この保持溝38、40の中に結晶
24を保持する。
【0028】第1支持部品30と第2支持部品32とは
互いに左右の止めねじ42及び44を締めることによっ
て、それらの長さ方向に実質的に平行な方向で結晶24
に作用する圧力を生じる。第1支持部品30と第2支持
部品32とは、左右の止めねじ42及び44の軸をそれ
ぞれ囲む圧縮スプリング46及び48によって、左右の
止めねじ42及び44が結晶を取り付けるために緩めら
れるときであっても、互いにその位置関係を保持する。
【0029】結晶24は、左右の止めねじ42及び44
の長さ方向と結晶24のb軸とを一致させて、保持溝3
8及び40の中に取り付けられる。このように取り付け
られた結晶24について、第1及び第2支持部品30、
32によって作用される締付力を増加することは、実質
的にb軸に沿う方向のみに結晶24を圧縮することとな
る。このような配列とすることにより、c軸にはほとん
ど力が作用しない。従って、b軸に沿って作用する圧力
は、結晶24が強固に取り付けられるのに十分な力を作
用させるだけでなく、b軸とc軸との間の高圧力差が結
晶24の製作時における単分域を保持するように作用す
るので、孤立分域の形成を防止することが出来る。
【0030】従って、c軸の方向に沿う加圧は、結晶2
4が自身の内部圧力を減少させるべくその形状を調整す
る原因となる。これは、初期単分域とは異なった分域、
即ち、極軸cが他方向に回転し、それによって初期単分
域から結晶24がデポーリングしている分域の形成を通
じて起こる。本発明は、c軸よりもb軸に沿って結晶2
4により強い圧力を与えることによって、熱応力や機械
的衝撃に帰せられる上記のような現象の発生を最小にす
るものである。ただし、この圧力差は結晶24の初期単
分域を保存するものである。
【0031】上述した好ましい実施例において、結晶2
4の固定台は、光路6が好ましくは結晶24のa軸に沿
って864nmの放射線を伝えるような方向に向けられ
る。事実上、これは850nmから864nmの範囲の
波長に相当する周波数の第2高調波発生(SHG)にと
って正しい。しかし、基本波レーザ源が946nm付近
のようなより長波長に相当する低い基本波周波数を有す
るときにおいては、結晶24のa軸とb軸とによって形
成される面内に存在する軸に対してある角度で伝播させ
ることが必要である。
【0032】より長波長での本発明の実施に好適である
他の実施例が図3及び図4に示される。図3は固定台の
正面図、図4は図3中の4−4線に沿った固定台の平断
面図である。この実施例では、非線形強誘電体結晶8に
使用される強誘電体結晶は、a軸の角度が、a軸とb軸
とによって形成される面内において、光路6に沿う基本
波レーザ源2からの放射線の伝播に対してある角度にな
るように切断及び取り付けられることが好ましい。この
角を角θと呼ぶことにする。この角θは放射線の波長に
依存しているが、放射線が946nmのとき30°近傍
である。
【0033】この実施例は固定台のホルダー50を備え
てなる。このホルダー50は、第1保持具54と第2保
持具56との間にKNbO3 結晶を保持する。そして第
1保持具54と第2保持具56は、それぞれ第1止めね
じ58と第2止めねじ60によって調整可能にホルダー
50に結合される。結晶52は、結晶52のa軸に実質
的に平行な入射面62と出射面64とを有するように原
料(stock)から切断される。結晶52は、基本波
レーザ源2の放射線を入射面62と出射面64に対して
実質的に垂直に通過させる光路6に沿わせて取り付けら
れる。結晶52は、第1保持具54に隣接する第1隣接
面66と、第2保持具56に隣接する第2隣接面68と
を有する。第1隣接面66及び第2隣接面68の表面は
結果として結晶52を通過する放射線の方向から角θ傾
いている。
【0034】第1保持具54及び第2保持具56は、結
晶52のかなり大きな開口を放射線が通過する間、結晶
52のb軸に沿って力を均等に分配するように固定台の
中に位置決めされなければならない。また、第1保持具
54と第2保持具56は、第1隣接面66と第2隣接面
68との間で結晶52を確実に保持すべくホルダー50
の中に調整可能に取り付けられなければならない。第1
保持具54及び第2保持具56は、ホルダー50の中で
結晶52を要求される方向に保持できるように特別に設
計されたものである。第1止めねじ58及び第2止めね
じ60は、固定された結晶52のb軸に実質的に平行な
軸に沿って、ホルダー50の中にねじ込まれる。
【0035】結晶52に要求される寸法は、入射面62
及び出射面64の図4中の紙面内で左右方向の長さl、
結晶52の放射線伝播軸に沿う奥行きd及び角θに依存
する。結晶52の全幅Wは W=d sin(θ)+l cos(θ) で表わすことができる。
【0036】結晶52の全奥行きVは V=d cos(θ)+l sin(θ) で表わすことができる。
【0037】もしd=5mm、l=3mm、θ=30°
であれば、 W=5 sin(30)+3 cos(30)=3.366mm V=5 cos(30)+3 sin(30)=5.83mm
【0038】結晶52は、ほぼ3×3.37×4.85
mmの全寸法を有するKNbO3 結晶から容易に作り上
げることが出来る。結晶52のかどは、入射面62及び
出射面64の平面に沿って取り除かれる。第1ホルダー
部分54及び第2ホルダー部分56は、入射面62と出
射面64とを次の関係によって重複させる。 重複=W−2l cos(θ)=d sin(θ)−l cos(θ)
【0039】θ=30°のとき、 重複=5 sin(30)−3 cos(30)=2.5−2.598 =−0.098mm
【0040】この重複は、入射面62及び出射面64の
重複領域に加わる圧力を結晶52のb軸に沿って分配す
るために、第1ホルダー54及び第2ホルダー56にリ
ップ部70を設けることによって調節することが出来
る。θの異なる値が必要となる他の波長のための寸法
は、上述した関係式により計算することが出来る。
【0041】上述した先の実施例がKNbO3 結晶を備
える非線形媒体を使用することを示しているとはいえ、
本発明は極軸が一方向以上に存在するいかなる材料にも
適用出来る。更に選択的に結晶が、孤立分域形成に関す
る先行技術のある種の改良とともに、b軸の代わりにa
軸に沿って、圧縮的に保持され得ることが発見された。
【0042】また上述した実施例は、本発明が非線形強
誘電体結晶8を基本波レーザ源2から分離された外部共
振器の中に固定するシステムに適用出来る場合だとして
も、本発明は、非線形強誘電体結晶8が基本波レーザ源
2の光学空洞中に固定されている空洞共振器型NLOシ
ステムにも好適である。図1乃至図4に示される固定台
配置も同様に空洞共振器型NLOシステムに適用するこ
とが出来る。
【0043】以上により、採用された結晶軸に沿って圧
縮応力を与えることによって、初期単分域をデポーリン
グすることから防止し、強誘電体結晶中の分域の形成を
最小化するための方法及び装置が開示された。この開示
は当業者に本発明を教示するためのものであって、本発
明は、特許請求の範囲の観点内でさまざまな設計変更が
可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、採用された結晶軸に沿
って圧縮応力を与えることによって、初期単分域をデポ
ーリングすることから防止し、非線形媒体中の分域の形
成を最小化するための方法及び装置を提供することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例を示す非線形強誘電体結
晶の固定台の分解斜視図である。
【図2】図1に示される固定台を組立てた斜視図であ
る。
【図3】本発明の更なる実施例を示す非線形強誘電体結
晶の固定体の正面図である。
【図4】図3に示される固定台の平断面図である。
【図5】本発明の好ましい実施例を組み込むのに適した
セルフ−ロッキング型外部2倍化ダイオード(SLED
D)レーザのブロック図である。
【図6】先行技術を示す非線形強誘電体結晶の固定台の
分解斜視図である。
【図7】図6に示される固定台を組み立てた斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 基本波レーザ源 4 第1半透過ミラー 6 光路 8 非線形媒体(非線形強誘電体結晶) 12 第2半透過ミラー 24 強誘電体結晶 30 第1支持部品 32 第2支持部品 38 保持溝 40 保持溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本波レーザ源と、この基本波レーザ源か
    らの放射線が入射する非線形媒体とを備え、この非線形
    媒体が少なくとも最大密度の第1結晶軸、最小密度の第
    2結晶軸及び実質的な初期単分域を有するレーザシステ
    ムについて、前記初期単分域から実質的に逸脱した分域
    の形成を最小化するための方法であって、 前記基本波レーザ源からの放射線が入射するように前記
    非線形媒体を位置決めする段階と、 前記初期単分域から逸脱した分域の形成を最小化するの
    に十分な圧力差を前記第1結晶軸と前記第2結晶軸との
    間に生じさせるために、前記第1結晶軸に沿って位置決
    めされた前記非線形媒体を圧縮する段階と、 を備える方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した方法において、前記位
    置決めする段階は、前記放射線が位置決めされた前記非
    線形媒体を第3結晶軸に沿って通過するように、位置決
    めされた前記非線形媒体の方位を合わせる段階を備える
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した方法において、前記位
    置決めする段階は、前記放射線が位置決めされた前記非
    線形媒体を前記第1結晶軸と第3結晶軸とによって形成
    される平面に対して所定角度で通過するように、位置決
    めされた前記非線形媒体の方位を合わせる段階を備える
    方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載した方法において、前記位
    置決めする段階は、前記基本波レーザ源から分離した光
    共振器の中で前記非線形媒体を位置決めする段階を備え
    る方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載した方法において、前記位
    置決めする段階は、前記基本波レーザ源の光共振器の中
    で前記非線形媒体を位置決めする段階を備える方法。
  6. 【請求項6】基本波レーザ源と、この基本波レーザ源か
    らの放射線が入射する非線形媒体とを備え、この非線形
    媒体が少なくとも最大密度の第1結晶軸、最小密度の第
    2結晶軸及び実質的な初期単分域を有するレーザシステ
    ムについて、前記初期単分域から実質的に逸脱した分域
    の形成を防止する装置において、 前記基本波レーザ源からの放射線が入射するように前記
    非線形媒体を位置決めする手段と、 前記初期単分域から逸脱した分域の形成を防止するのに
    十分な圧力差を前記第1結晶軸と前記第2結晶軸との間
    に生じさせるために、前記第1結晶軸に沿って位置決め
    された前記非線形媒体を圧縮する手段と、 を備える装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載した装置において、前記位
    置決めする手段は、前記放射線が位置決めされた前記非
    線形媒体を第3結晶軸に沿って通過するように、位置決
    めされた前記非線形媒体の方位を合わせる手段を備える
    装置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載した装置において、前記位
    置決めする手段は、前記放射線が位置決めされた前記非
    線形媒体を前記第1結晶軸と第3結晶軸とによって形成
    される平面に対して所定角度で通過するように、位置決
    めされた前記非線形媒体の方位を合わせる手段を備える
    装置。
  9. 【請求項9】請求項6に記載した装置において、前記位
    置決めする手段は、前記基本波レーザ源から分離した光
    共振器の中で前記非線形媒体を位置決めする手段を備え
    る装置。
  10. 【請求項10】請求項6に記載した装置において、前記
    位置決めする手段は、前記基本波レーザ源の光共振器の
    中で前記非線形媒体を位置決めする手段を備える装置。
JP4179173A 1991-06-14 1992-06-12 レーザシステムに用いられる非線形媒体の分域の形成を最小化する方法及び装置 Pending JPH05188413A (ja)

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