JPH05188396A - アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイの製造方法 - Google Patents
アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイの製造方法Info
- Publication number
- JPH05188396A JPH05188396A JP455592A JP455592A JPH05188396A JP H05188396 A JPH05188396 A JP H05188396A JP 455592 A JP455592 A JP 455592A JP 455592 A JP455592 A JP 455592A JP H05188396 A JPH05188396 A JP H05188396A
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- JP
- Japan
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- amorphous silicon
- etching
- film
- contact hole
- insulating film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクト穴を開ける中間絶縁膜下の一部分
に、エッチング終点検出をするアモルファスシリコン膜
を設けておくことにより、エッチングの終了を容易に、
しかも確実に行うようにする。 【構成】 基板上に形成されるアモルファスシリコン薄
膜トランジスタアレイの製造方法において、ガラスの絶
縁基板11上にゲード電極12、ゲート絶縁膜13、ア
モルファスシリコン膜15,16を順次形成し、該アモ
ルファスシリコン膜上にそれより幅寸法の短いソース電
極17を形成し、その上に中間絶縁膜19を形成し、該
中間絶縁膜にコンタクト穴20を形成するに際して、ソ
ース電極17とアモルファスシリコン膜15,16の両
方にかかる部位にコンタクト穴20を形成し、アモルフ
ァスシリコン膜15,16がエッチングされることをも
ってコンタクト穴20のエッチング終点検出を行う。
に、エッチング終点検出をするアモルファスシリコン膜
を設けておくことにより、エッチングの終了を容易に、
しかも確実に行うようにする。 【構成】 基板上に形成されるアモルファスシリコン薄
膜トランジスタアレイの製造方法において、ガラスの絶
縁基板11上にゲード電極12、ゲート絶縁膜13、ア
モルファスシリコン膜15,16を順次形成し、該アモ
ルファスシリコン膜上にそれより幅寸法の短いソース電
極17を形成し、その上に中間絶縁膜19を形成し、該
中間絶縁膜にコンタクト穴20を形成するに際して、ソ
ース電極17とアモルファスシリコン膜15,16の両
方にかかる部位にコンタクト穴20を形成し、アモルフ
ァスシリコン膜15,16がエッチングされることをも
ってコンタクト穴20のエッチング終点検出を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス形液晶ディスプレイに用いられるアモルファスシリコ
ン薄膜トランジスタアレイの製造方法に関するものであ
る。
ス形液晶ディスプレイに用いられるアモルファスシリコ
ン薄膜トランジスタアレイの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アモルファスシリコン(a−S
i)半導体を用いたアモルファスシリコン薄膜トランジ
スタ(以下、a−SiTFTという)は、高いスイッチ
ング比を有し、しかも低温プロセスによって、大面積の
ガラス基板上に形成できる等の優れた特徴を備えてい
る。そのような理由から、このa−SiTFTをアレイ
状に設けたa−SiTFTアレイは、液晶ディスプレイ
及びイメージセンサ等の駆動素子として利用されると共
に、特に微細な画素を有し、かつ大面積が要望されるア
クティブマトリックス形の液晶ディスプレイに適したト
ランジスタとして期待されている。
i)半導体を用いたアモルファスシリコン薄膜トランジ
スタ(以下、a−SiTFTという)は、高いスイッチ
ング比を有し、しかも低温プロセスによって、大面積の
ガラス基板上に形成できる等の優れた特徴を備えてい
る。そのような理由から、このa−SiTFTをアレイ
状に設けたa−SiTFTアレイは、液晶ディスプレイ
及びイメージセンサ等の駆動素子として利用されると共
に、特に微細な画素を有し、かつ大面積が要望されるア
クティブマトリックス形の液晶ディスプレイに適したト
ランジスタとして期待されている。
【0003】以下、その構成を図を用いて説明する。図
3はかかる従来のa−SiTFTアレイの部分断面図
(図4のB−B線断面図)、図4はそのa−SiTFT
アレイの部分平面図である。このa−SiTFTは、ガ
ラス等の絶縁性基板1上に形成された膜厚100〜20
0nm程度のゲート電極2を有している。ゲート電極2
は、スパッタリング法により、タンタル(Ta)を被着
した後、ホトリソ・エッチング技術により、パターニン
グを施して形成されたものである。そのエッチングは、
四フッ化炭素(CF4 )と酸素(O2 )を用いたプラズ
マエッチング法等を用いる。
3はかかる従来のa−SiTFTアレイの部分断面図
(図4のB−B線断面図)、図4はそのa−SiTFT
アレイの部分平面図である。このa−SiTFTは、ガ
ラス等の絶縁性基板1上に形成された膜厚100〜20
0nm程度のゲート電極2を有している。ゲート電極2
は、スパッタリング法により、タンタル(Ta)を被着
した後、ホトリソ・エッチング技術により、パターニン
グを施して形成されたものである。そのエッチングは、
四フッ化炭素(CF4 )と酸素(O2 )を用いたプラズ
マエッチング法等を用いる。
【0004】次に、前記レジストパターンを除去した
後、ゲート電極2上の周囲には、前記Taが酸化されて
成る五酸化タンタル(Ta2 O5 )の第1ゲート絶縁膜
3が、膜厚200〜300nm程度で形成されている。
第1ゲート絶縁膜3上の周囲には膜厚が200nmを超
え300nm程度以下のシリコン窒化膜(SiNx膜)
から成る第2ゲート絶縁膜4が、グロー放電法によって
形成されている。この第2ゲート絶縁膜4上には膜厚2
0〜200nm程度のa−Siから成る活性層5が被着
形成され、その活性層5上にはn+ −a−Siから成る
オーミック層6が被着形成され、オーミック層6上には
アルミニウムが被着形成される。その後、形成されるべ
きソース電極7及びドレイン電極8の形状にホトリソ・
エッチングを行ない、ソース電極7及びドレイン電極8
を形成する。
後、ゲート電極2上の周囲には、前記Taが酸化されて
成る五酸化タンタル(Ta2 O5 )の第1ゲート絶縁膜
3が、膜厚200〜300nm程度で形成されている。
第1ゲート絶縁膜3上の周囲には膜厚が200nmを超
え300nm程度以下のシリコン窒化膜(SiNx膜)
から成る第2ゲート絶縁膜4が、グロー放電法によって
形成されている。この第2ゲート絶縁膜4上には膜厚2
0〜200nm程度のa−Siから成る活性層5が被着
形成され、その活性層5上にはn+ −a−Siから成る
オーミック層6が被着形成され、オーミック層6上には
アルミニウムが被着形成される。その後、形成されるべ
きソース電極7及びドレイン電極8の形状にホトリソ・
エッチングを行ない、ソース電極7及びドレイン電極8
を形成する。
【0005】次に、a−SiTFT素子をマトリックス
状のパターンに素子分離するために、レジストパターン
を形成し、a−SiTFT素子を構成しない部分の活性
層5のみをエッチングにより除去する。更に、ソース電
極とドレイン電極間のチャネルを形成する部分のオーミ
ック層をエッチングにより除去する。
状のパターンに素子分離するために、レジストパターン
を形成し、a−SiTFT素子を構成しない部分の活性
層5のみをエッチングにより除去する。更に、ソース電
極とドレイン電極間のチャネルを形成する部分のオーミ
ック層をエッチングにより除去する。
【0006】次に、前記ソース電極7とドレイン電極8
を含む素子表面がSiNxの保護膜(中間絶縁膜)9で
被覆されることによって、所定の逆スタガー構造を有す
るa−SiTFTが構成される。更に、前記ソース電極
7上の保護膜9にエッチングにより、コンタクト穴10
を開け、画素電極11を形成し、ソース電極7と画素電
極11が接続された構成と成っている。
を含む素子表面がSiNxの保護膜(中間絶縁膜)9で
被覆されることによって、所定の逆スタガー構造を有す
るa−SiTFTが構成される。更に、前記ソース電極
7上の保護膜9にエッチングにより、コンタクト穴10
を開け、画素電極11を形成し、ソース電極7と画素電
極11が接続された構成と成っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たa−SiTFTによれば、ソース電極7上の保護膜9
にエッチングにより、コンタクト穴10を開ける際、エ
ッチングのエンドポイントが明確に判定できず、エッチ
ングの不足により、ソース電極7と画素電極11が、接
続不良となる場合がある。
たa−SiTFTによれば、ソース電極7上の保護膜9
にエッチングにより、コンタクト穴10を開ける際、エ
ッチングのエンドポイントが明確に判定できず、エッチ
ングの不足により、ソース電極7と画素電極11が、接
続不良となる場合がある。
【0008】このため、ディスプレイの表示欠陥が生じ
るという問題があった。したがって、電子機器、特にア
クティブマトリックス形の液晶ディスプレイに応用する
に際し、表示品質低下の原因となっている。本発明は、
上記したように、従来技術が持っていたコンタクト穴の
エッチングのエンドポイントが明確に判断できず、この
ためエッチング不足が生じ、ソース電極と画素電極が接
続不良になるという問題点を除去するために、コンタク
ト穴を開ける部分の保護膜の下の一部分に、容易にエッ
チングされたことの分かるアモルファスシリコン膜を設
け、エッチングの終了を容易に確認できるようにするこ
とにより、完全なコンタクト穴の形成ができ、ソース電
極と画素電極の接続不良が生じることのない表示品質の
高いa−SiTFTアレイの製造方法を提供することを
目的とする。
るという問題があった。したがって、電子機器、特にア
クティブマトリックス形の液晶ディスプレイに応用する
に際し、表示品質低下の原因となっている。本発明は、
上記したように、従来技術が持っていたコンタクト穴の
エッチングのエンドポイントが明確に判断できず、この
ためエッチング不足が生じ、ソース電極と画素電極が接
続不良になるという問題点を除去するために、コンタク
ト穴を開ける部分の保護膜の下の一部分に、容易にエッ
チングされたことの分かるアモルファスシリコン膜を設
け、エッチングの終了を容易に確認できるようにするこ
とにより、完全なコンタクト穴の形成ができ、ソース電
極と画素電極の接続不良が生じることのない表示品質の
高いa−SiTFTアレイの製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基板上に形成されるアモルファスシリコ
ン薄膜トランジスタアレイの製造方法において、透光性
絶縁基板上にゲード電極、ゲート絶縁膜、アモルファス
シリコン膜を順次形成し、該アモルファスシリコン膜上
に該アモルファスシリコン膜より幅寸法の短いトランジ
スタの電極を形成し、その上に中間絶縁膜を形成し、該
中間絶縁膜にコンタクト穴を形成するに際して、前記ト
ランジスタの電極と前記アモルファスシリコン膜の両方
にかかる部位にコンタクト穴を形成し、前記アモルファ
スシリコン膜がエッチングされることをもってコンタク
ト穴のエッチング終点検出を行うようにしたものであ
る。
成するために、基板上に形成されるアモルファスシリコ
ン薄膜トランジスタアレイの製造方法において、透光性
絶縁基板上にゲード電極、ゲート絶縁膜、アモルファス
シリコン膜を順次形成し、該アモルファスシリコン膜上
に該アモルファスシリコン膜より幅寸法の短いトランジ
スタの電極を形成し、その上に中間絶縁膜を形成し、該
中間絶縁膜にコンタクト穴を形成するに際して、前記ト
ランジスタの電極と前記アモルファスシリコン膜の両方
にかかる部位にコンタクト穴を形成し、前記アモルファ
スシリコン膜がエッチングされることをもってコンタク
ト穴のエッチング終点検出を行うようにしたものであ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、上記のように、コンタクト穴
を開ける部分の中間保護膜の下の一部分に、コンタクト
穴のエッチング終点検出を行う得るアモルファスシリコ
ン膜を形成するようにしているので、コンタクト穴のエ
ッチングが完了したことが、明確に判断でき、エッチン
グの終了を確実に確認することができる。
を開ける部分の中間保護膜の下の一部分に、コンタクト
穴のエッチング終点検出を行う得るアモルファスシリコ
ン膜を形成するようにしているので、コンタクト穴のエ
ッチングが完了したことが、明確に判断でき、エッチン
グの終了を確実に確認することができる。
【0011】また、アモルファスシリコン膜はトランジ
スタ部分の活性層と同時に形成できるため、工程数が増
えることもない。したがって、正確なコンタクト穴の形
成が可能となり、ソース電極と画素電極の接続不良が生
じないため、表示品質の高いa−SiTFTアレイの形
成が可能となる。
スタ部分の活性層と同時に形成できるため、工程数が増
えることもない。したがって、正確なコンタクト穴の形
成が可能となり、ソース電極と画素電極の接続不良が生
じないため、表示品質の高いa−SiTFTアレイの形
成が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すa−
SiTFTアレイの部分の断面図(図2のA−A線断面
図)、図2は本発明の実施例を示すa−SiTFTアレ
イの部分平面図である。
がら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すa−
SiTFTアレイの部分の断面図(図2のA−A線断面
図)、図2は本発明の実施例を示すa−SiTFTアレ
イの部分平面図である。
【0013】このa−SiTFTは、例えばアクティブ
マトリックス形の液晶ディスプレイに用いられるもので
ある。まず、このa−SiTFTは、ガラス等の絶縁性
基板11上に形成された膜厚100〜200nm程度の
ゲート電極12を有している。ゲート電極12は、スパ
ッタリング法により、Taを被着した後、ホトリソ・エ
ッチング技術により、パターニングを施して形成する。
そのエッチングは、四フッ化炭素(CF4 )と酸素(O
2 )を用いたプラズマエッチング法等を用いる。
マトリックス形の液晶ディスプレイに用いられるもので
ある。まず、このa−SiTFTは、ガラス等の絶縁性
基板11上に形成された膜厚100〜200nm程度の
ゲート電極12を有している。ゲート電極12は、スパ
ッタリング法により、Taを被着した後、ホトリソ・エ
ッチング技術により、パターニングを施して形成する。
そのエッチングは、四フッ化炭素(CF4 )と酸素(O
2 )を用いたプラズマエッチング法等を用いる。
【0014】次いで、前記レジストパターンを除去した
後、ゲート電極12上の周囲には前記Taが酸化されて
成る五酸化タンタル(Ta2 O5 )の第1ゲート絶縁膜
13が、膜厚200〜300nm程度で形成されてい
る。第1ゲート絶縁膜13上の周囲には膜厚が200n
mを超え300nm程度以下のシリコン窒化膜(SiN
x膜)から成る第2ゲート絶縁膜14が、グロー放電法
によって形成されている。この第2ゲート絶縁膜14上
には膜厚20〜200nm程度のa−Siから成る活性
層15が被着形成され、その活性層15上にはn+ −a
−Siから成るオーミック層16が被着形成される。
後、ゲート電極12上の周囲には前記Taが酸化されて
成る五酸化タンタル(Ta2 O5 )の第1ゲート絶縁膜
13が、膜厚200〜300nm程度で形成されてい
る。第1ゲート絶縁膜13上の周囲には膜厚が200n
mを超え300nm程度以下のシリコン窒化膜(SiN
x膜)から成る第2ゲート絶縁膜14が、グロー放電法
によって形成されている。この第2ゲート絶縁膜14上
には膜厚20〜200nm程度のa−Siから成る活性
層15が被着形成され、その活性層15上にはn+ −a
−Siから成るオーミック層16が被着形成される。
【0015】次いで、オーミック層16上にはアルミニ
ウムが被着形成される。その後、形成されるべきソース
電極及びドレイン電極の形状にホトリソ・エッチングを
行ないソース電極17及びドレイン電極18を形成す
る。ここで、この実施例においては、a−Siから成る
活性層15及びオーミック層16のa−Si膜よりは幅
寸法の短いトランジスタのソース電極17を形成する。
ウムが被着形成される。その後、形成されるべきソース
電極及びドレイン電極の形状にホトリソ・エッチングを
行ないソース電極17及びドレイン電極18を形成す
る。ここで、この実施例においては、a−Siから成る
活性層15及びオーミック層16のa−Si膜よりは幅
寸法の短いトランジスタのソース電極17を形成する。
【0016】次いで、前記ソース電極17とドレイン電
極18を含む素子表面がSiNxの中間絶縁膜19で被
覆されることによって、所定の逆スタガー構造を有する
a−SiTFTが構成される。更に、前記ソース電極1
7上の中間絶縁膜19のソース電極17と活性層15及
びオーミック層16からなるa−Si膜の両方かかる部
位に、エッチングにより、コンタクト穴20を開け、画
素電極21を形成し、ソース電極17と画素電極21を
接続する。ここで、コンタクト穴20の形成にあたり、
エッチングの終点は、コンタクト穴がa−Si膜に到達
することにより、容易に、しかも確実に検出することが
できる。
極18を含む素子表面がSiNxの中間絶縁膜19で被
覆されることによって、所定の逆スタガー構造を有する
a−SiTFTが構成される。更に、前記ソース電極1
7上の中間絶縁膜19のソース電極17と活性層15及
びオーミック層16からなるa−Si膜の両方かかる部
位に、エッチングにより、コンタクト穴20を開け、画
素電極21を形成し、ソース電極17と画素電極21を
接続する。ここで、コンタクト穴20の形成にあたり、
エッチングの終点は、コンタクト穴がa−Si膜に到達
することにより、容易に、しかも確実に検出することが
できる。
【0017】また、アモルファスシリコン膜はトランジ
スタ部分の活性層と同時に形成できるため、工程数が増
えることもない。このことにより、完全なコンタクト穴
の形成ができ、ソース電極と画素電極の接続不良が生じ
ないため、点欠陥の少ない、表示品質の高いa−SiT
FTアレイを形成することができる。
スタ部分の活性層と同時に形成できるため、工程数が増
えることもない。このことにより、完全なコンタクト穴
の形成ができ、ソース電極と画素電極の接続不良が生じ
ないため、点欠陥の少ない、表示品質の高いa−SiT
FTアレイを形成することができる。
【0018】なお、上記実施例においては、トランジス
タのソース電極と画素電極との接続のためのコンタクト
穴のエッチングについて述べたが、ドレイン電極や、ゲ
ート電極を絶縁膜に開けたコンタクト穴を通して、絶縁
膜上に形成した導電性膜に接続するためのコンタクト穴
のエッチングにも適用することができる。また、a−S
iTFTは、アクティブマトリックス形の液晶ディスプ
レイのみならず、イメージセンサ等の他の電子機器にお
ける駆動回路や論理回路等にも適用可能である。
タのソース電極と画素電極との接続のためのコンタクト
穴のエッチングについて述べたが、ドレイン電極や、ゲ
ート電極を絶縁膜に開けたコンタクト穴を通して、絶縁
膜上に形成した導電性膜に接続するためのコンタクト穴
のエッチングにも適用することができる。また、a−S
iTFTは、アクティブマトリックス形の液晶ディスプ
レイのみならず、イメージセンサ等の他の電子機器にお
ける駆動回路や論理回路等にも適用可能である。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、特別な装置を用いることなく、顕微鏡で確認す
るだけで容易にコンタクト穴のエッチング終了が確認で
きるため、トランスジスタの電極と画素電極の導通不良
の発生を防ぐことができ、点欠陥の発生を防止すること
ができる。
よれば、特別な装置を用いることなく、顕微鏡で確認す
るだけで容易にコンタクト穴のエッチング終了が確認で
きるため、トランスジスタの電極と画素電極の導通不良
の発生を防ぐことができ、点欠陥の発生を防止すること
ができる。
【0021】このように、正確なコンタクト穴の形成が
でき、ソース電極と画素電極の接続不良が生じないた
め、表示品質の高いa−SiTFTアレイの形成が可能
となる。
でき、ソース電極と画素電極の接続不良が生じないた
め、表示品質の高いa−SiTFTアレイの形成が可能
となる。
【図1】本発明の実施例を示すa−SiTFTアレイの
部分の断面図(図2のA−A線断面図)である。
部分の断面図(図2のA−A線断面図)である。
【図2】本発明の実施例を示すa−SiTFTアレイの
部分平面図である。
部分平面図である。
【図3】従来のa−SiTFTアレイの部分断面図(図
4のB−B線断面図)である。
4のB−B線断面図)である。
【図4】従来のa−SiTFTアレイの部分平面図であ
る。
る。
11 絶縁性基板 12 ゲート電極 13 第1ゲート絶縁膜 14 第2ゲート絶縁膜 15 a−Siから成る活性層 16 a−Siから成るオーミック層 17 ソース電極 18 ドレイン電極 19 中間絶縁膜 20 コンタクト穴 21 画素電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/12 A 8728−4M 29/784 (72)発明者 野本 勉 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に形成されるアモルファスシリコ
ン薄膜トランジスタアレイの製造方法において、(a)
透光性絶縁基板上にゲード電極、ゲート絶縁膜、アモル
ファスシリコン膜を順次形成し、(b)該アモルファス
シリコン膜上に該アモルファスシリコン膜より幅寸法の
短いトランジスタの電極を形成し、(c)その上に中間
絶縁膜を形成し、(d)該中間絶縁膜にコンタクト穴を
形成するに際して、前記トランジスタの電極と前記アモ
ルファスシリコン膜の両方にかかる部位にコンタクト穴
を形成し、前記アモルファスシリコン膜がエッチングさ
れることをもってコンタクト穴のエッチング終点検出を
行うようにしたことを特徴とするアモルファスシリコン
薄膜トランジスタアレイの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP455592A JPH05188396A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP455592A JPH05188396A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188396A true JPH05188396A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11587298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP455592A Withdrawn JPH05188396A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05188396A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0654817A1 (de) * | 1993-11-22 | 1995-05-24 | Lüder, Ernst, Prof. Dr.-Ing. habil. | Verfahren zur Herstellung einer Matrix aus Dünnschichttransistoren |
KR100815900B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2008-03-21 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시소자 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP455592A patent/JPH05188396A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0654817A1 (de) * | 1993-11-22 | 1995-05-24 | Lüder, Ernst, Prof. Dr.-Ing. habil. | Verfahren zur Herstellung einer Matrix aus Dünnschichttransistoren |
US5462887A (en) * | 1993-11-22 | 1995-10-31 | Ernst Luder | Process for making a matrix of thin layer transistors with memory capacitors |
KR100815900B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2008-03-21 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시소자 및 그 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |