JPH0518836Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518836Y2
JPH0518836Y2 JP11148186U JP11148186U JPH0518836Y2 JP H0518836 Y2 JPH0518836 Y2 JP H0518836Y2 JP 11148186 U JP11148186 U JP 11148186U JP 11148186 U JP11148186 U JP 11148186U JP H0518836 Y2 JPH0518836 Y2 JP H0518836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke plate
shield box
cut
box
raised
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11148186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6318744U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11148186U priority Critical patent/JPH0518836Y2/ja
Publication of JPS6318744U publication Critical patent/JPS6318744U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518836Y2 publication Critical patent/JPH0518836Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microwave Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、電子レンジ用マグネトロンに係わ
り、とくにそのシールドボツクスの固定構造に関
する。
(従来の技術) 電子レンジ用マグネトロンは、概略第6図に示
すような構造を有する。同図において符号11
発振部本体、12はその陽極円筒、13は陽極ベ
イン、14は一対のポールピース、15は陰極、
13は入力側金属容器、17は入力側セラミツク
ス絶縁容器、18は陰極リード、19はアンテナ
リード、20は出力部、21は放熱器、22は一
対のフエライト永久磁石、23はこれらを包囲す
るように配置された強磁性体製ヨーク板、24は
シールドボツクス、25はフイルタ素子のインダ
クタ、26は貫通型コンデンサ、27は入力端子
をあらわしている。シールドボツクス24は、そ
の底部壁24aが、ヨーク板上に例えばねじ止
め、あるいは溶接、かしめなどにより固定されて
いる。シールドボツクス24の底部中央には、発
振部本体の金属容器16が貫通する透孔が形成さ
れるとともに、この透孔周囲壁に多数のスリツト
が形成された接触フインガ24bが構成されて金
属容器の外周に電気的に接触させられている。こ
のようにしてシールドボツクスから不要電波が外
部漏洩しないようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) このような構成の電子レンジ用マグネトロン
は、その軽量化、コンパクト化のため、例えばヨ
ーク板やシールドボツクス壁の厚さを可能な限り
減少する必要がある。上記のような事情から、と
くにシールドボツクスの接触フインガ24bは、
常に金属容器16の外周に全周が完全に接触して
いる必要がある。一方、マグネトロンは、その輸
送中などにヨーク板やシールドボツクスに不所望
な外力が加わる場合がある。すると、ヨーク板と
シールドボツクスとの固定位置関係が変化してし
まうおそれがある。そしてシールドボツクス壁が
薄肉化されるほど、フインガ部の弾性が劣化し金
属容器外周への全周の接触が部分的に阻害され
る。このため、金属容器とシールドボツクスとの
部分的接触不完全な状態が起り、電磁波の外部漏
洩が生じてしまうおそれがある。
この考案は、以上のような不都合を解消し発振
部本体をとりまくヨーク板と、その上に固定され
るシールドボツクスとの固定位置のずれ発生を確
実に防止し得る電子レンジ用マグネトロンを提供
するものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、発振部本体の入力側絶縁容器を覆
うシールドボツクス底部に、ヨーク板切起し片に
対応する透孔が形成されており、ヨーク板の切起
し片がボツクス底部の透孔を通してボツクス内に
折曲げられるとともに、ボツクス壁の一部がヨー
ク板の切起し開孔部内にくい込ませられるように
ヨーク板と切起し片とで挟持され、シールドボツ
クスがヨーク板に固定されてなる電子レンジ用マ
グネトロンである。
(作用) この考案によれば、比較的簡単な構造でヨーク
板に対してシールドボツクスが横方向あるいは回
転方向に位置ずれを生じるおそれがなく、発振部
本体の金属容器とその外周面に接触させられるシ
ールドボツクス接触フインガとの全周にわたる電
気的接触が阻害されることもない。したがつてシ
ールドボツクス壁の薄肉化によつても、ヨーク板
とボツクスとが位置ずれを生じるおそれがなく、
信頼性の高い電子レンジ用マグネトロンを得るこ
とができる。
(実施例) 以下図面を参照してその実施例を説明する。な
お同一部分は同一符号であらわす。
その要部を第1図乃至第5図に示すが、まず円
筒状永久磁石22の外側磁極面に磁気的に接続さ
れるヨーク板23の一部4箇所に、第2図および
第4図に示すようにヨーク板自身を部分的に切起
し成形した切起し片31を形成してある。一方、
シールドボツクス24の底部壁24aには、ヨー
ク板の切起し片31に対応する位置にそれぞれ透
孔32を形成してある。またこの透孔32付近の
ボツクス壁は、ヨーク板の切起し開孔部33を一
部覆うように位置している。
そして組立てにあたつて、発振部本体11、永
久磁石22を包囲してロ字状となるヨーク板23
を組立て、このヨーク板の上に、フイルタ素子を
内蔵するシールドボツクス24を入力側絶縁容器
17を覆うように載せる。そしてシードボツクス
の各透孔34に、ヨーク板の切起し片31を貫通
させる。次に4箇所の切起し片31を、矢印Fの
如くもとに復帰させるように曲げる。これによ
り、第3図および第5図に示すようにヨーク板に
形成してある切起し開孔部内に、透孔付近のボツ
クス壁の一部がくい込ませられる。こうしてボツ
クス壁の一部はヨーク板に形成してある切起し開
孔部内にくい込ませられるとともにこのヨーク板
と切起し片とで挟持され、シールドボツクスはヨ
ーク板に強固に固定される。図中の符号34はそ
のくい込み係止部をあらわしている。なお、シー
ルドボツクス底壁の中央透孔部に形成されている
多数のスリツトによる接触フインガ24bは、発
振部本体の入力側金属容器16の外周面に全周に
わたり電気的に短絡接触されている。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、比較的
簡単な構造でヨーク板に対してシールドボツクス
が横方向あるいは回転方向に位置ずれを生じるお
それがなく、発振部本体の金属容器とその外周面
に接触させられるシールドボツクス接触フインガ
との全周にわたる電気的接触が阻害されることも
ない。したがつてシールドボツクス壁の薄肉化に
よつても、ヨーク板とボツクスとが位置ずれを生
じるおそれがなく、信頼性の高い電子レンジ用マ
グネトロンを得ることができる。
しかも、組立てが容易で、製作コストも増大し
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す要部上面図、
第2図および第3図はその組立て手順を示す要部
断面図、第4図はその斜視図、第5図は同じくそ
の要部縦断面図、第6図は従来構造を示す縦断面
図である。 11……発振部本体、17……入力側絶縁容
器、22……永久磁石、23……ヨーク板、24
……シールドボツクス、31……切起し片、32
……ボツクス壁の透孔、33……切起し開孔部、
34……くい込み係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力側絶縁容器を有する発振部本体と、 該発振部本体上に積重ねられた筒状永久磁石
    と、 前記磁石の上面に磁気的に接し、本体を取囲む
    ように配置された強磁性体製ヨーク板と、 前記入力側絶縁容器を覆い、内部にフイルタ素
    子を収容し、ヨーク板上に固定されたシールドボ
    ツクスとを具備する電子レンジ用マグネトロンに
    おいて、 上記ヨーク板の上面に複数個の切起し片が形成
    され、 前記シールドボツクス底部に前記ヨーク板切起
    し片に対応する複数の透孔が形成されており、 前記ヨーク板の各切起し片がシールドボツクス
    底部の前記各透孔を通してボツクス内に折曲げら
    れるとともに、前記ボツクス壁の一部がヨーク板
    の切起し開孔部内にくい込ませられるように該ヨ
    ーク板と切起し片とで挟持され、シールドボツク
    スがヨーク板に固定されてなることを特徴とする
    電子レンジ用マグネトロン。
JP11148186U 1986-07-22 1986-07-22 Expired - Lifetime JPH0518836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11148186U JPH0518836Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11148186U JPH0518836Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6318744U JPS6318744U (ja) 1988-02-06
JPH0518836Y2 true JPH0518836Y2 (ja) 1993-05-19

Family

ID=30991444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11148186U Expired - Lifetime JPH0518836Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518836Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6318744U (ja) 1988-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0518836Y2 (ja)
US6046651A (en) Microwave component
US6955553B2 (en) Non-reciprocal device
JPH0648967Y2 (ja) 誘電体共振器の取り付け構造
US20020101312A1 (en) Shielded proximity switch encapsulated in a plastics housing
JPH11135331A (ja) インダクタンス部品
JPS6323865Y2 (ja)
JPS62184657U (ja)
JPH0734351B2 (ja) マグネトロン用フィルタケース
JP2840342B2 (ja) マグネトロン
JP4868559B2 (ja) 防磁型薄型トランス
JPS5918610Y2 (ja) マグネトロン
JPS6015237Y2 (ja) マグネトロン
JPS5930521Y2 (ja) 高電圧貫通形コンデンサ
KR970011497B1 (ko) 전자렌지용 마그네트론의 커패시터(capacitor)
KR900002896B1 (ko) 마그네트론
JP2749064B2 (ja) マグネトロン用フィルタケースの製造方法
JP2690892B2 (ja) マグネトロン
JPH0328493Y2 (ja)
JPS634362Y2 (ja)
KR800002183Y1 (ko) 고주파 코일
JPH0815051B2 (ja) マグネトロン装置
JPH10106447A (ja) マグネトロン
JP3001097U (ja) 高周波発振装置
JPH0432747Y2 (ja)