JPH0518792A - 巻取製品からの検査・試験用サンプルの採取方法および装置 - Google Patents

巻取製品からの検査・試験用サンプルの採取方法および装置

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JPH0518792A
JPH0518792A JP19831491A JP19831491A JPH0518792A JP H0518792 A JPH0518792 A JP H0518792A JP 19831491 A JP19831491 A JP 19831491A JP 19831491 A JP19831491 A JP 19831491A JP H0518792 A JPH0518792 A JP H0518792A
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JP
Japan
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web
roller
sample
product
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP19831491A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Takada
克彦 高田
Yoshimichi Doi
喜道 土井
Kenichi Wakabayashi
憲一 若林
Masuo Kabutomori
真州雄 兜森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプル採取のための人力を必要とせず、製
品の品質を維持することの出来る巻取製品からの検査・
試験用サンプル採取方法及び装置を提供することにあ
る。 【構成】 巻取製品12よりのウエブ1の端部を巾方向
において全面に空気浮上させる多数の空気吹出穴を有す
るシューター2と、該シュータ2により浮上させられた
ウエブ1を支持し搬送する水平に隣接する一対のサーフ
ェースローラ4a,4bと、該サーフェースローラの左
右両側部で前記一対のサーフェースローラに跨がる半円
ガイド5と、該半円ガイド5によって形成されたサンプ
ルロール13を半円ガイド5のないサーフェースローラ
の中央に相当する部分で押えて、サンプルロール13を
数巻巻回す前後一対の押えローラ7a,7bと、前記ウ
エブ1を切断するカッター10及びカッターにより切断
されたウエブのサーフェースローラ側に接着剤を施す手
段11とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻取製品からの検査・試
験用サンププル採取方法および装置に関する、特に写真
感光材料の巻取製品からの検査・試験用サンプル採取方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来写真感光材料の、巻取製品からの検
査・試験用サンプルの採取には、製品の品質を維持した
サンプルを採取する必要があるため、サンプルには摩擦
等を多く与えることが出来ず、機械化が困難であり、人
手によるサンプル採取となっていた。又機械化を行なう
場合、巻芯に巻きつけてサンプル採取する方法が一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手で
サンプル採取を行う際はサンプル採取の度に製造設備を
停止させねばならず、生産効率上好ましくなく、製造設
備を停止させない為には巻取設備の前のウエブのリザー
バを増加し、更に巻取装置をターレット式に複数本巻け
るものを採用しなければならず、設備量を多額に要し、
しかも、サンプル採取に人力を必要とするものであっ
た。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解消し、サン
プル採取のための人力を必要とせず、かつ巻芯を使わず
に、製品の品質を維持することの出来る巻取製品からの
検査・試験用サンプル採取方法及び装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は巻取
製品の端部よりウエブを送り出し、巻取製品の直下に位
置するシュータで、ウエブ先頭をお互に水平に位置する
一対のサーフェースローラ上に送り込み、該サーフェー
スローラの回転によって、前記一対のサーフェースロー
ラの間に跨がる半円形ガイドに沿って、ウエブ先頭を円
形に巻込み、コアなしで巻付けた後、半円ガイドを離脱
し、代りに押えローラによって数巻巻回してサンプルロ
ールとした後、前記ウエブを前記シュータと前記サーフ
ェースローラの間で切断し、該切断部をホットメルトに
よってサンプルロールを封じることを特徴とする巻取製
品からの検査・試験用サンプルの採取方法。
【0006】及び、巻取製品の直下部に位置し、巻取製
品よりのウエブ端部を巾方向において全面に空気浮上さ
せる多数の空気吹出穴を有するシュータと、該シュータ
により浮上させられたウエブを支持し搬送する、水平に
隣接する一対のサーフェースローラと、該サーフェース
ローラの左右両側部で、前記一対のサーフェスローラに
跨がる半円ガイドと、該半円ガイドによって形成された
サンプルロールを、半円ガイドのないサーフェースロー
ラの中央に相当する部分で押えてサンプルロールを数巻
巻回す前後一対の押えローラと、前記シュータと前記サ
ーフェースローラとの間にあって前記ウエブを切断する
カッター及びカッターにより切断されたウエブのサーフ
ェースローラ側に接着剤を施す手段とを有することを特
徴とする巻取製品からの検査・試験用サンプル採取装
置。
【0007】によって達成される。
【0008】巻取製品の端部よりウエブを送り出す場
合、ウエブ端部を支えるものがなければウエブ先端は巻
取製品の直下に垂れ下る。従って直下に垂れ下ったウエ
ブはシュータによって方向転換してやらなければならな
い。
【0009】本発明におけるシュータとしては、ウエブ
に接触して不必要な摩擦や傷をウエブに与えないように
ウエブを全面において空気浮上させる多数の空気穴を有
するシュータを、ウエブの走行方向を変える様に角度を
つけて常設しても良いし、ウエブの走向方向が他の支持
具によって支えられ後にシュータの面を垂直状態に直し
て、巻取製品からのウエブが垂直方向にU字を形成する
のに対し接触しない様その時は水平方向に空気を吹付け
る方法をとってもよい。
【0010】又、ウエブの先端をサーフェースローラ上
に送り込む前にニップローラを設け、ニップローラの上
側ローラを下側ローラより離して、下側のローラ上を経
由してサーフェースローラに送り込んでもよい。その場
合、ニップローラの上側ローラはウエブ通過後下側ロー
ラとウエブの上に乗り、ウエブを運び、更にウエブの切
断時にもニップローラとしての役目を果す。
【0011】本発明におけるお互に水平に位置する一対
のサーフェースローラは、その2本のサーフェースロー
ラ間でサンプルロールを作るためのもので、サンプルロ
ールの径に関連してサーフェースローラの径を決めるこ
とになる。サーフェースローラの径としては、サンプル
の剛性にもよるが、概してサンプルロールの径の約2倍
位の径を有するものを用いることが好ましい。
【0012】2本(一対の)サーフェースローラの回転
は、ウエブを送る同方向に回転し、2本のサーフェース
ローラの間にはサンプルロールを受けるための隙間が必
要であるが、この隙間の部分にはウエブ先端が入り込ま
ない様に、ウエブを導びくための工夫が必要であり、そ
のガイドとしてはガイド板もしくは細管からエアーを吹
出すパイプを該隙間に配設し、空気で支えることが好ま
しい。
【0013】本発明においてサーフェースローラの間に
跨がる半円ガイドとは、その半径はサンプルロールの最
少径に等しい径を有し、半円ガイドのサーフェースロー
ラに対する配置は、サーフェースローラの後側のローラ
の表面においてウエブを受けて円形に導びき、サーフェ
ースローラの前側のローラとの間はウエブがサーフェー
スローラ上に入り込むに適した最少限度必要な隙間を持
たせたやゝ半円形をかたむけた形状に配置される。又半
円ガイドはサーフェースローラの左右両側部にそれぞれ
或る幅を有して設置される。
【0014】次に本発明においてサンプルロールが一回
巻かれた後は半円ガイドは不必要な摩擦をさけるために
ウエブより離脱されるが、その代り押えローラを用いて
摩擦なしに数巻に巻回される。該押えローラは左右の半
円ガイドの間に位置するように、サンプルロールの中央
部に接触して回転してサンプルロールの巻太りに大して
離脱しながら数回の巻回しを行う。
【0015】サンプルの必要長を巻回すと前記シュータ
と前記サーフェースローラの間でウエブを切断するが、
本発明におけるカッターとしてはシェアカッターを用い
ても、ナイフが走行して切断するカッターを用いてもよ
い。
【0016】本発明においてカッターにより切断された
ウエブのサーフェースローラ側には接着剤を施すが、ホ
ットメルトの接着剤をガンによって吹付けてもよいし、
その他の接着剤をロールコートしてもよいし、接着テー
プを貼付けてもよい。
【0017】尚以上の如くして作られたコアのないサン
プルロールは、サーフェースローラより外されるがサー
フェースローラの一方のローラを傾けてサンプルロール
をサンプルストッカーに落とす方法が好ましいが、サン
プルロールに不必要な摩擦を与えないならばどの様な方
法,装置を用いても構わない。
【0018】
【作用】本発明の巻取製品からの検査・試験用サンプル
の採取方法および装置により、シュータ及び吹付パイプ
の空気浮上搬送,サーフェースローラ及び押えローラの
回転により、ウエブには不必要な摩擦を加えることがな
く搬送され、品質が保障される。
【0019】サーフェースローラと半円ガイド及び押え
ロールによって、サンプルロールはコアを必要とせず巻
付けることが出来るし、又装置として全体をシーケンス
制御することにより完全に自動化して省力化を果すこと
が出来る。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図を用いて説明する。但
し本発明は本実施例に限られるものではない。
【0021】図1において、写真感光材料の巻取製品1
2の端部よりウエブ1を送り出し、巻取製品12の直下
に位置し、巻取製品の端部よりのウエブ1を全面におい
て浮上させる多数の空気吹出穴を有するシュータ2でニ
ップローラ3を経て、お互に水平に位置する一対のサー
フェースローラ(4a,4b)上に送り込む。この実施
例の場合はシュータ2は空気吹出面を45°傾にしてウ
エブ1をニップローラ3上に導くが、その際ニップロー
ラ3の上側ローラは下側ローラの上部に離れた状態にあ
る。図2(A)に示すようにウエブ1を受けたニップロ
ーラ3は上側ローラを下側ローラ上にニップさせてウエ
ブ1をサーフェースローラ4a,4b上に送り込む、サ
ーフェースローラ4a,4bは、ウエブ1を支持し、例
えば/m巾のウエブを搬送する際、この一対のサーフェ
ースローラの間に跨がる半円ガイド5が前記サーフェー
スローラ4a,4bの左右両側部に例えば約200mm
宛の長さでウエブの行手を円形に丸める働きをなす。そ
の際、サーフェースローラ4a,4bの間の隙間には吹
出ノズル6が存在しウエブ1の先端が4a,4b間に落
ちこむことを防ぎ、かつウエブ1を半円ガイド5に沿っ
て進めさせる。この吹出ノズル6は場合によってはガイ
ドプレートに替えることも出来る。
【0022】ウエブ1の巻付が出来ると、図2(B)に
示すように左右の半円ガイド5はサーフェースローラ4
a,4b上より上部に離脱し、代りに半円ガイド5が存
在しないサーフェースローラ4a,4bの中央に相当す
る部分で、前後一対の押さえローラ7a,7bが働き、
回転することによってサンプルロール13を数巻、巻回
す。この際サンプルロールの傷等の発生を防ぐため、図
1に示すようにたるみ検知センサ8及びEPCセンサ9
によってウエブ1のたるみ量及びかたよりを制御し、ノ
ーテンションで巻取る。サンプルロール長が所定の長さ
巻き終るように前記シュータ2(又はニップローラ3)
とサーフェースローラ4aとの間でウエブ1を切断する
カッター10があり、カッター10によって切断された
ウエブのサーフェースローラ側に接着剤を施す手段とし
てホットメルトガン11がありウエブ1の端部にホット
メルトを吹付け、その端部がサンプルロール13に巻込
まれてサンプルロールを封じる。
【0023】次に、サーフェスローラの4aが4bを中
心として下側に位置を変え、それによってサンプルロー
ル13は下のサンプルストッカー14に落ちる。前述の
操作は全てシーケンス制御される。
【0024】
【発明の効果】本発明の巻取製品からの検査・試験用サ
ンプルの採取方法および装置により、巻取製品より製品
の品質を維持したコアレス形状のサンプルロールが全自
動で採取できることによりサンプリング工程における生
産性向上および生産コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取製品からの検査・試験用サンプル
の採取方法および装置の一実施例の側面図。
【図2】本発明に用いるサーフェースローラに於けるサ
ンプルロールの巻付け状況の側面図、巻付時(A),巻
回時(B)
【符号の説明】
1 ウエブ 2 シュータ 3 ニップローラ 4a,4b サーフェースローラ 5 半円ガイド 6 吹付ノズル 7a,7b 押えローラ 8 たるみ検知センサ 9 EPCセンサ 10 カッター 11 ホットメルトガン 12 巻取製品 13 サンプルロール 14 サンプルストッカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兜森 真州雄 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取製品の端部よりウエブを送り出し、
    巻取製品の直下に位置するシュータで、ウエブ先頭をお
    互に水平に位置する一対のサーフェースローラ上に送り
    込み、該サーフェースローラの回転によって、前記一対
    のサーフェイスローラの間に跨がる半円形ガイドに沿っ
    て、ウエブ先頭を円形に巻込み、コアなしで巻付けた
    後、半円ガイドを離脱し、代りに押えローラによって数
    巻巻回してサンプルロールとした後、前記ウエブを前記
    シュータと前記サーフェースローラの間で切断し、該切
    断部を接着剤によってサンプルロールを封じることを特
    徴とする巻取製品からの検査・試験用サンプル採取方
    法。
  2. 【請求項2】 (a)巻取製品の直下部に位置し、巻取
    製品よりのウエブ端部を巾方向において全面に空気浮上
    させる多数の空気吹出穴を有するシューターと、 (b)該シュータにより浮上させられたウエブを支持し
    搬送する、水平に隣接する一対のサーフェースローラ
    と、 (c)該サーフェースローラの左右両側部で前記一対の
    サーフェースローラに跨がる半円ガイドと、 (d)該半円ガイドによって形成されたサンプルロール
    を半円ガイドのないサーフェースローラの中央に相当す
    る部分で押えて、サンプルロールを数巻巻回す前後一対
    の押えローラと、 (e)前記シュータと前記サーフェースローラとの間に
    あって前記ウエブを切断するカッター及びカッターによ
    り切断されたウエブのサーフェースローラ側に接着剤を
    施す手段とを有することを特徴とする巻取製品からの検
    査・試験用サンプル採取装置。
JP19831491A 1991-07-15 1991-07-15 巻取製品からの検査・試験用サンプルの採取方法および装置 Pending JPH0518792A (ja)

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