JPH05187080A - 仕切板用支持機構 - Google Patents

仕切板用支持機構

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JPH05187080A
JPH05187080A JP4040057A JP4005792A JPH05187080A JP H05187080 A JPH05187080 A JP H05187080A JP 4040057 A JP4040057 A JP 4040057A JP 4005792 A JP4005792 A JP 4005792A JP H05187080 A JPH05187080 A JP H05187080A
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Tatsuhiro Abe
竜宏 安部
Tsuneo Miyawaki
恒雄 宮脇
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 向かい合わせに配置された机を仕切る仕切板
を利用してトレー部材を装置できるようにした支持機構
を提供するものである。 【構成】 仕切板Aの上縁部を跨いでこれを挟持する支
持部1を上端部に有して仕切板Aの前面に垂下する支柱
部材2と、この支柱部材2に高さ調節可能に取付けられ
る取付部材3と、この取付部材3の前部に形成したL字
状の段部位置に係止手段を介して着脱自在に取付けられ
る竪型トレー4とから成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、例えば向い合わせに配置
した机を仕切る仕切板を利用して書類を収納する竪型或
いは横型のトレー或いは電話機の載置台などを取り付け
る支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、机上にトレーや電話機載置台を取
り付ける構成として、机の天板縁部に取付金具により支
柱を立設し、或いは向かい合わせに配置された机相互間
に介在した筒状の枠体に取村金具を介して支柱を立設
し、この支柱にクランプを介してトレーや電話機載置台
を装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の構成によれば、棒状の支柱に片持ち梁状に支持され
たトレーや電話機載置台に加わる荷重が作用するので、
支柱の根元部の取付機構に格別の機械的強度が要求され
ると共に、使用上の安定性を欠き、また、トレーや載置
台の高さ位置調整及び支柱の立設位置の変更にも難点を
有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、例えば向
かい合わせに配置された机を仕切るローパーテイション
などの仕切板を利用してトレーや電話機などの載置台を
装置できるようにして従来のものの不都合を解消するた
めに、上部が仕切板の上縁部を跨ぐように支持されて仕
切板の前面に垂下する支柱部材と、この支柱部材に高さ
方向に調節可能に取付けられる取付部材と、この取付部
材に係止手段を介して着脱自在に取付けられる被支持部
材とから構成したことを特徴とするものであり、具体的
には、支柱部材が、上部を後ろ向きに屈曲して仕切板の
前面に垂下する長尺の支柱本体と、上部を前向きに屈曲
して仕切板の後面に垂下する短尺の挟持体と、これらの
上部を連結すると共に、支柱本体と挟持体との間隔を調
整する締付機構とから成り、前記締付機構が、支柱本体
乃至挟持体のいづれか一方の上部に固着され、かつ、水
平の通孔を有した挿通駒と、前記いづれか他方の上部に
固着され、かつ、水平のねじ孔を有したねじ駒と、挿通
駒の通孔に挿通されてねじ駒のねじ孔に螺合する締付ボ
ルトとから成り、また取付部材が、支柱本体を幅方向で
挟持する左右側板を有する取付金具と、この取付金具の
前部に一体に設けられ、かつ、係止手段を有した支持金
具と、前記係止手段を残してこれらを覆う取付カバーと
で構成され、前記取付金具の左右側板間に、それらの間
隔の広狭に調節する外部操作可能な挟持手段を設けて成
る。さらに取付部材が、前部にL字状の段部を有し、こ
の段部の両側位置に係止手段を構成する係止爪を設けて
成り、被支持部材が、垂直な基板に左右側板と底板とを
有したトレー本体と、その前面に取り付けられてトレー
本体との間に上面が開口する収納部を形成する前面板
と、トレー本体の基板背面中央部に取り付けられ、その
下部がL字状に屈曲されて底板まで延びその屈曲部が前
記段部に嵌合する支持部片とから成る竪型トレーであっ
て、前記支持部片の屈曲部位置に前記係止爪と着脱可能
な係止部を有して成る場合と、被支持部片が、水平な基
板に左右側板と背板とを有したトレー本体と、トレー本
体の基板下面中央部に取り付けられてその後部がL字状
に屈曲されて背板まで延びその屈曲部が前記段部に嵌合
する支持部片とから成る横型トレーであって、前記支持
部片の屈曲部位置に前記係止爪と着脱可能な係止部を有
して成る場合とがある。さらにまた取付部材内に、常態
で段部の水平面から突出して被支持部材の支持部片に設
けた係合孔と係合して取付部材に対する支持部材の取付
状態を保持する係合突部と、この係合突部を常時段部の
水平面より突出させる弾性付与部と、前記係合突部と前
記係合孔との係合状態を弾性付与部の弾力に抗して解脱
する機構を備えて成るものである。
【0005】
【作用】しかして、仕切板に支持部材を取付ける場合に
は、先ず締付機構により支柱本体と挟持体との間隔を仕
切板の厚さに合わせて調整し、この状態で支柱本体が仕
切板の前面で垂下するように支持部材を吊下げると共
に、支柱部材を仕切板の横幅方向の所要の位置に移動し
たのち、締付機構により仕切板を挟圧する。次いで、挟
持手段を緩めて取付部材を前記支柱本体の所要の高さ位
置に移動調整したのち、前記挟持手段により取付部材を
支柱部材に取付け、この状態で取付部材に被支持部材を
係止手段を介して取付ける。例えば竪型トレーの場合
に、基板と底板との屈曲部を、また横型トレーの場合
は、基板と背板との屈曲部を、取付部材の前部に設けた
L字状の段部に嵌合すると共に、係止爪を係止部に係止
することにより取り付けられる。また、取付部材に対し
取付けた被支持部材を取付部材から取り外すときとは、
係止爪と係止部との係止を解除して取り外すものであ
る。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、本願の取付支柱機構は、上部にローパーティショ
ンで構成された仕切板Aの上縁部を跨いで前後方向で挟
着する支持部1を有して、仕切板Aの前面に重合状に垂
下する支柱部材2と、この支柱部材2に高さ調節可能に
取付けられる取付部材3と、この取付部材3に着脱自在
に取付けられるトレー部材4とから構成されている。
【0007】前記支柱部材2は、図2で示すように仕切
板Aの前面に垂下する長尺な縦片の上部を後向きL字状
に屈曲した扁平状の支柱本体5と、仕切板Aの後面に垂
下する短尺な縦片の上部を前記支柱本体5の上部と対称
に前向きL字状に屈曲した扁平状の挟持体6とを、前記
支柱本体5の屈曲上部に固着され、中心に水平の通孔7
を有した挿通駒8と、挟持体6の屈曲上部に固着され、
中心部に水平のねじ孔9を設けたねじ駒10と、前記通
孔7に挿通されてねじ孔9に螺合する締付ボルト11と
から成る締付機構12により連結することにより構成さ
れ、従って支柱本体5と挟持体6とが仕切板Aの上部に
おいて仕切板Aをその前後面から挟持することにより支
柱部材2は仕切板Aに装着される。
【0008】前記支柱本体5は、縦長方形状の金属板の
上端部を後向きに直角状に屈曲した長尺な縦片15と短
尺な横片16とに夫々幅方向の中央部に沿って凸状部1
7を形成すると共に、前記縦片15の両側縁に直角に折
曲した外向きのリブ18を設けた支柱金具13から成
り、前記支柱金具13の縦片15は、支柱カバー14に
より覆われている。前記支柱カバー14は、図4で示す
ように、前記支柱金具13の背面中央部を除いた外面全
体を覆うように両側部をコ字状に屈曲形成した合成樹脂
製の長尺なカバー本体19の背面左右内側縁に、仕切板
Aの前面と対向する当接片20,20を一体に設けて成
り、この当接片20,20の上部背面にはゴム材から成
る滑止片21が、また、カバー本体19の左右外側面に
は上下方向に沿ってゴム材から成る保護片22が夫々設
けてあり、支柱本体5を仕切板Aの前面に垂下したとき
前記滑止片21が仕切板Aの前面に当接すると共に、支
柱カバー14の左右背面と仕切板Aの前面との間で係挿
溝23,23が形成される。
【0009】前記挟持体6は、方形状の金属板の上端部
を前向きに直角状に屈曲して前記縦片15よりも短尺な
縦片24と前記横片16とほゞ等しい長さの横片25と
の夫々幅方向の中央部に沿って凸状部26を形成して成
り、前記支柱金具13及び挟持体6は、その横片16及
び25の下面左右位置に、下面が仕切板Aの上面に摺接
する摺接駒28が配設してあり、また、横片16,25
の上面中央の凸状部17,26には取付孔29を介して
前記挿通駒8,ねじ駒10の一部が夫々嵌合溶着されて
あり、さらにまた前記支柱金具13及び挟持体6の下部
には、上向きコ字状に屈曲形成されて仕切板Aの前面乃
至仕切板Aの後面に当接する当片31を夫々有した同一
構成の端金具32が前記支柱金具13の縦片11及び挟
持体6の縦片16の凸状部内面に夫々溶着してある。
【0010】前記支柱金具13及び挟持体6には、その
下端部を覆う同一構成の端部カバー33a,33bとが
取り付けてある。この端部カバー33a,33bは外面
と左右側面と底面とを有した合成樹脂製の成形部材から
成り、外面が前記縦片11,24の表面と接した状態で
底面が止片34により前記端金具32の下面に夫々止着
され、前記当片31の外面には、ゴム板から成る滑止片
35が張設してある。
【0011】挟持体6の上部を覆う合成樹脂製の後上部
カバー36は、下縁が前記端部カバー32bの上縁と係
合すると共に、その係合位置からねじ駒10の高さ位置
まで延びる断面内向きコ字状の後部分37と、それから
前方に水平方向に延びる断面下向きコ字状の上部分38
とから成り、その上部分38の内面に、前記挟持体6の
横板25の前端縁に形成した係止凹部39と係止して後
上部カバー36を保持金具8に固着する係止片40が垂
設してある。
【0012】さらに前記支柱本体5の上部を覆う合成樹
脂製の前上部カバー41も亦、下縁が前記支柱カバー1
4の上縁と係合すると共に、その係合位置から挿通駒8
の高さ位置まで延びる断面内向きコ字状の前部分42と
それから後方に水平状に延びて前記後上部カバー36の
上部分38の外面と摺動可能に重合する断面下向きコ字
状の上部分44とから成り、従って、前記締付機構12
は、前,後上部カバー41,36によって覆われ、か
つ、前上部カバー41は取り外し可能となる。
【0013】前記支柱部材2の支柱本体5に対し上下動
調整可能に取付けられる取付部材3は、図5で示すよう
に前記支柱本体5をその側方から挟持する取付金具45
と、トレー部材4を係脱自在に支持する係止手段を有し
た支持金具46と、これらを覆う取付カバー47と、取
付金具45を、前記支柱本体5に挟待する外部操作可能
な挟持手段とで構成され、前記取付金具45は、高さが
低く、かつ、中央部に凹状の案内部49を有する前面板
50と、前部がL字状に切欠され、かつ、後部に屈曲部
51を介して挟持部52を有した左右側板53a,53
bと、その左右側板 53a,53bの後縁から内向き
に屈曲されて稍前傾に傾斜する受片 54a,54bと
から形成されており、前記挟持部52,52の前方位置
には左右で対向して挿通孔55a,55bとが設けてあ
ると共に、その一方の挿通孔55bの位置には、ナット
片56が固設してあり、前記挿通孔55a,55bに有
頭の締付ねじ57を挿通してナット片56に螺合すると
共に締付ねじ57を外部操作することにより前記挟持部
52,52の間隔を調整して締め付力を付勢する。
【0014】前記支持金具46は、前記左右側板受片5
3a,53bの前部に設けた切欠部位置に固着したL字
状の金属板から成る左右係止部片58a,58bと、こ
の係止部片58a,58bの垂直片同士を連結する連結
板59とから成り、係止部片58aと58bの垂直片の
上端前縁とその水平片の前端上縁とに夫々切欠部位置よ
り突出する係止爪60a,60b,61a,61bが形
成してある。
【0015】前記取付カバー47は、前面板50の前面
を覆う下部前面板64と、側板53a,53bの側面を
覆う側面板65a,65bと、切欠部位置を覆うL字状
の段部66と、支柱本体5を嵌合する凹状部67を後部
に形成した頂面68と、前面板64の下縁から内方に突
出する底面69とを夫々有した合成樹脂製の筐体から成
り、前記段部66の左右位置には、前記係止爪60a,
61aを夫々突出するスリット70a,70bが、ま
た、前記段部66の垂直面の中央内面には、前記連結板
60に設けた挿通孔71に挿通するねじ75を介して取
付金具45を取付カバー47内に止着するねじ受72
が、また、前記段部66の水平面の中央部には方形状の
開口部73が夫々設けてあり、さらに、左右側面には、
前記取付金具45に設けた挿通孔55a,55bに挿通
する軸孔74a,74bが開設してあり、支持金具46
を取り付けた取付金具45を取付カバー47内に嵌合し
て、これらをねじ75により止着し、かつ、締付ねじ5
7を挿通孔55a,55b 及び軸孔74よ挿通してナ
ット片56に螺合することにより前記スリット70a,
70bから前記係止爪60a,60b,61a,61b
が突出した取付部材3が構成される。
【0016】前記取付部材3には、これにトレー部材4
を係止した状態を保持するための保持機構48が備えら
れており、この保持機構48は、前記取付金具45の前
面板50に設けた案内部49と取付カバー47の前面板
64との間に形成された空間部に上下動可能に介在し、
上端に取付カバー47に設けた開口部73の位置で出没
する係止突部78を有した上部片79と、その下端から
後向きに水平に延びる指圧部80と、その後端から下方
に延びて前記取付カバー47の底面から下方に突出し、
かつ、左右側縁に上向きの弾性を付与する弾性付与片8
1,81を側方に突出すると共に、その先端に前記底面
69上に当接する支柱82を有した下部片83とから成
る合成樹脂の成型体から構成され、このように構成され
た保持機構48が、常態で前記係止突部78が開口部7
3から突出するように取付カバー47の前面板64の内
面にストッパー84を介して上下動自在に配設されてい
る。
【0017】図1で示される竪型のトレー部材4は、垂
直で方形状の基板85に左右側板86,86と底板87
とを有し、前記底板87の下面を後向きコ字状に屈曲す
ると共に、その中央部に前記取付部材3の前部の介入を
許容する開口部88を有した合成樹脂製のトレー本体8
9と、その前面に嵌合状に取り付けられて基板85との
間に上面で開口する収納部90を形成する透明の合成樹
脂から成る前面板91と、前記トレー本体89の外面中
央部に基板85から底板87に亘ってL字状に屈曲さ
れ、かつ、止ねじ96により止着されて前記L字状屈曲
部が前記取付カバー47の段部66に嵌合すると共に、
その屈曲部位置に支持金具46の係止爪60a,60
b,61a,61b及び保持機構48の係止突部73と
夫々係合する係合孔92a,92b,93a,93b及
び94を有した金属板から成る支持部片95とから構成
されている。
【0018】しかして、仕切板Aに支持部材2を取付け
る場合には、まず図2において前上部カバー41を取外
して締付ボルト11を回動操作して支柱本体5と挟持体
6との間隔、具体的には、滑止片21と35bとの対向
間隔を仕切板Aの厚さに合わせて広狭に調整する。この
状態では支柱本体5が仕切板Aの前面で垂下するように
支柱部材2の上部が仕切板Aを跨ぐように吊下げると共
に、摺接駒28,28は仕切板Aの上面に当接する。次
いで支柱本体5を仕切板Aの横幅方向の所要の位置に移
動したのち、締付ボルト11を緊締して、支柱本体5と
挟持体6とにより仕切板Aの前後面をガタ付きの生じな
い状態に挟圧し、これによって滑止片21と当片35a
が仕切板Aの前面に、また、当片35bが仕切板Aの後
面に夫々圧接する。
【0019】次に、支柱部材2に取付部材3を取付ける
場合は先ず締付ねじ57を緩めて取付金具45の側板5
3a,53bの間隔を支柱カバー14の横幅より広幅と
し、この状態で支柱本体5の下方から側板53a,53
bの挟持部52間に支柱本体5が介入するよう取付部材
3を係挿し、かつ、取付部材3を支柱本体5の所要の高
さ位置に移動したのち、締付ねじ57を回動操作して緊
締し、これによって側板53a,53bの挟持部52に
より支柱本体5の側面を挟圧する。この場合、側板53
a,53bの受片54a,54bが支柱カバー14の左
右背面と仕切板Aの前面との間に形成された係挿溝23
に介在すると共に、前記受片54a,54bが稍前傾に
傾斜しているので、図8から明らかなように取付部材3
は支柱本体5に対し取付部材3が稍々上向きの傾斜状態
に取付けられる。
【0020】このようにして、支柱本体5に取付けられ
た取付部材3に竪型のトレー部材4を取付ける場合は、
図8で示すように取付カバー47の段部66に竪型のト
レー部材4の支持部片95の屈曲部を対向させながら、
まず支持金具46の上部係止爪60a,60bに支持部
片95の上部の係止孔92a,92bを係止したのち、
この係止位置を中心として起立方向に回動する。このと
き、保持機構48の係止突部78が支持部片95の下面
で押圧されて弾性付与片81,81の付勢に抗して取付
カバー47の開口部73より一時的に没入すると共に、
支持金具46の係止爪61a,61bに支持部片95の
下部の係止孔93a,93bが係止して支持部片95の
屈曲部が取付カバー47の段部66に嵌合し、この状態
は弾性付与片81,81の付勢により係止突部78が突
出して支持部片95の係合孔94内に係止することによ
り保持されると共に、取付部材3に対し竪型のトレー部
材4は起立状態に取付けられる。
【0021】そして、取付部材3に対し起立状態に取付
けた竪型のトレー部材4を取付部材3から取り外すとき
には、取付部材3の下面から指により保持機構48の指
圧部80を弾性付与片81の付勢力に抗して下方に押圧
する。すると係止突部78が係合孔94より脱して開口
部73より没入するので、この状態で縦型のトレー部材
4を後方に倒しながら係止孔93a,93bと係止爪6
1a,61bとの係止を外し、次いで係止孔92a,9
2bと支持金具46の係止爪60a,60bとの係合を
解くものである。
【0022】なお、図10は基板が水平状である横型の
トレー部材を対象とした他の実施例を示し、この横型の
トレー部材100の前記竪型のトレー部材4と相違する
ところは、トレー部材4において前面板91を省略する
と共に、底板が背板となり、かつ、支持金具46の一方
の係止爪61a,61b及び係止突部78と係合する係
止孔93a,93b及び94を基板85の下面に位置す
る取付部片95側に、支持金具46の他方の係止爪60
a,60bと係合する係合孔92a,92bを背板の背
面に位置する取付片95側に夫々設けた点にあり、その
他の構成は基本的に同一である。また、前記横型のトレ
ー部100を電話機載置台と利用してもよいことは勿論
である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本願によれば、例えば向か
い合わせに配置された机を仕切るローパーテイションな
どの仕切板に支柱部材を取付けてトレーなど装備する構
成であるので、仕切板の前面をトレーなどの配置のため
に有効に利用することができると共に、支柱部材に加わ
る垂直荷重を仕切板の上面で受けることになるので、耐
荷重性に富むと共に、机上に支柱を立設する従来の構成
に比し、機械的及び使用上の安定性にも優れ、かつ、支
柱部材の位置設定も容易にでき、また、請求項4及び5
記載の構成によれば、締付機構により支柱本体と挟持体
との間隔が調整できるので、異なる厚さの仕切板にも対
応できると共に、支柱部材をガタの生じない状態に取付
けることができ、しかも締付機構が仕切板の上部位置に
あるので、その調整操作及び支柱部材の横方向の位置調
整も容易であり、また、請求項8記載の構成によれば、
支柱部材の長さ方向で取付部材の高さ位置を容易に調節
することができ、また請求項9及び10記載の構成によ
れば、取付部材の前部に設けたL字状の段部により、こ
の位置で竪型トレーの場合は基板と底板の屈曲部を、ま
た横型トレーの場合は基板と背板との屈曲部を夫々嵌合
すると共に、その位置でこれらを係着する構成であるの
で、取付部材に対するトレー部材の取付け状態が確実と
なり、さらに、また、請求項11記載の構成によれば、
被支持部材と取付部材との取付状態をより確実に保持す
ることができるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を省略した分解斜視図
【図2】取付状態を示す要部の拡大縦断側面図
【図3】前後上部カバーを取外した状態の取付状態を示
す支柱本体の拡大横断を上面図
【図4】取付状態を示す支柱本体の他の拡大横断上面図
【図5】一部を切欠して示した取付部材の拡大分解斜視
【図6】一部を切欠して示した取付部材の拡大正面図
【図7】一部を省略し、かつ、切欠した竪型トレーの拡
大底面図
【図8】竪型トレーの取付状態を示す要部の拡大縦断側
面図
【図9】竪型トレーの取付状態を示す他の要部の拡大縦
断側面図
【図10】横型トレーの取付状態を示す要部の拡大縦断
側面図
【符号の説明】
A 仕切板 1 支持部 2 支柱部材 3 取付部材 4 トレー部材 5 支柱本体 6 挟持体 7 通孔 8 挿通駒 9 ねじ孔 10 ねじ駒 11 締付ボルト 12 締付機構 14 支柱カバー 15,24 縦片 16,25 横片 17,26 凸状部 19 カバー本体 33a,33b 端部カバー 36 後上部カバー 41 前上部カバー 45 取付金具 46 支持金具 47 取付カバー 48 保持機構 53 側板 62,63 係止爪 66 段部 78 係止突部 85 基板 86 側板 87 底板 89 トレー本体 91 前面板 95 支持部片

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が仕切板の上縁部を跨ぐように支持
    されて仕切板の前面に垂下する支柱部材と、この支柱部
    材に高さ方向に調節可能に取付けられる取付部材と、こ
    の取付部材に係止手段を介して着脱自在に取付けられる
    被支持部材とから構成したことを特徴とする仕切板用支
    持機構。
  2. 【請求項2】 仕切板が向い合わせに配置された机の相
    互間に立設したローパーテイションより成る請求項1記
    載の仕切板用支持機構。
  3. 【請求項3】 被支持部材が竪型のトレー部材、横型の
    トレー部材または電話機載置台である請求項1または2
    記載の仕切板用支持機構。
  4. 【請求項4】 支柱部材が、上部を後ろ向きに屈曲して
    仕切板の前面に垂下する長尺の支柱本体と、上部を前向
    きに屈曲して仕切板の後面に垂下する短尺の挟持体と、
    これらの上部を連結すると共に、支柱本体と挟持体との
    間隔を調整する締付機構とから成る請求項1,2または
    3記載の仕切板用支持機構。
  5. 【請求項5】 締付機構が、支柱本体乃至挟持体のいづ
    れか一方の上部に固着され、かつ、水平の通孔を有した
    挿通駒と、前記いづれか他方の上部に固着され、かつ、
    水平のねじ孔を有したねじ駒と、挿通駒の通孔に挿通さ
    れてねじ駒のねじ孔に螺合する締付ボルトとから成る請
    求項4記載の仕切板用支持機構。
  6. 【請求項6】 支柱本体と挟持体が供に、長手方向の中
    央部に沿って凸状部を有した扁平な金属板を有して成る
    請求項4または5記載の仕切板用支持機構。
  7. 【請求項7】 支柱本体が、支柱カバーと、端部カバー
    と、締付機構の一部まで覆う前上部カバーとで覆われて
    おり、かつ、挟持体が、端カバーと締付機構の他部まで
    覆う後上部カバーとして覆われている請求項6記載の仕
    切板用支持機構。
  8. 【請求項8】 取付部材が、支柱本体を幅方向で挟持す
    る左右側板を有する取付金具と、この取付金具の前部に
    一体に設けられ、かつ、係止手段を有した支持金具と、
    前記係止手段を残してこれらを覆う取付カバーとで構成
    され、前記取付金具の左右側板間に、それらの間隔の広
    狭に調節する外部操作可能な挟持手段を設けて成る請求
    項1,2,3,4,5または6記載の仕切板用支持機
    構。
  9. 【請求項9】 取付部材が、前部にL字状の段部を有
    し、この段部の両側位置に係止手段を構成する係止爪を
    設けて成り、被支持部材が、垂直な基板に左右側板と底
    板とを有したトレー本体と、その前面に取り付けられて
    トレー本体との間に上面が開口する収納部を形成する前
    面板と、トレー本体の基板背面中央部に取り付けられ、
    その下部がL字状に屈曲されて底板まで延びその屈曲部
    が前記段部に嵌合する支持部片とから成る竪型トレーで
    あって、前記支持部片の屈曲部位置に前記係止爪と着脱
    可能な係止部を有して成る請求項1,2,4,5,6ま
    たは7記載の仕切板における書類保留体トレーなどの支
    持機構。
  10. 【請求項10】 取付部材が、前部にL字状の段部を有
    し、この段部の両側位置に係止手段を構成する係止爪を
    設けて成り、被支持部材が、水平な基板に左右側板と背
    板とを有したトレー本体と、トレー本体の基板下面中央
    部に取り付けられてその後部がL字状に屈曲されて背板
    まで延びその屈曲部が前記段部に嵌合する支持部片とか
    ら成る横型トレーであって、前記支持部片の屈曲部位置
    に前記係止爪と着脱可能な係止部を有して成る請求項
    1,2,4,5,6または7記載の仕切板用支持機構。
  11. 【請求項11】 取付部材内に、常態で段部の水平面か
    ら突出して被支持部材の支持部片に設けた係合孔と係合
    して取付部材に対する支持部材の取付状態を保持する係
    合突部と、この係合突部を常時段部の水平面より突出さ
    せる弾性付与部と、前記係合突部と前記係合孔との係合
    状態を弾性付与部の弾力に抗して解脱する機構を備えた
    請求項8または9記載の仕切板用支持機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112814219A (zh) * 2020-12-31 2021-05-18 北新集团建材股份有限公司 一种可吊挂物品的装配式墙体及安装方法
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