JPH0518694A - 風呂釜の洗浄方法及びその装置 - Google Patents

風呂釜の洗浄方法及びその装置

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JPH0518694A
JPH0518694A JP3844991A JP3844991A JPH0518694A JP H0518694 A JPH0518694 A JP H0518694A JP 3844991 A JP3844991 A JP 3844991A JP 3844991 A JP3844991 A JP 3844991A JP H0518694 A JPH0518694 A JP H0518694A
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JP
Japan
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cleaning
liquid
pipe
pressure
cleaning liquid
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JP3844991A
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English (en)
Inventor
Katsuji Tsutsumi
勝次 堤
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TSUTSUMI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TSUTSUMI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風呂釜の熱交換用配管に強固に付着した湯垢
を確実に除去する。 【構成】 洗浄液槽25に収容されている粒状体を含ん
だ洗浄液26を、固液混合物圧送装置1にて吸入して圧
送管28を介して浴槽23の一方の湯口24から風呂釜
20の熱交換用配管22に圧送し、他方の湯口24から
戻し管30を介して洗浄液槽25に戻して循環させ、熱
交換用配管22の内面に付着した湯垢を粒状体にて掻き
取ることによって確実に除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂釜の洗浄方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風呂釜の熱交換用配管内には浴槽内の汚
れた湯が循環するので、長期間使用する間に湯垢が付着
し、さらに一旦付着すると高温に晒されるため強固に固
着してしまって簡単には除去できなくなり、そのまま放
置しておくと細菌の温床になって湯を汚染し、不衛生に
なったり、また熱交換効率が著しく悪くなる等の弊害を
生ずることになる。
【0003】そこで、従来から浴槽の湯口から風呂釜の
熱交換用配管内に水道水を噴出させて水流の勢いで湯垢
を除去する方法や、湯口からポンプにて洗剤等の洗浄液
を圧送して洗浄する方法等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水道水を噴出
させるだけでは強固に固着した湯垢を完全に除去するこ
とはできないという問題があり、また水道水に代えて洗
剤等を含む洗浄液を圧送しても、洗浄能力はかなり改善
されるとは言え、湯垢を完全に除去することはできない
という問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、風呂釜の熱交換用配管に強固に付着した湯垢を確実
に除去できる風呂釜の洗浄方法及びその装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の風呂釜の洗浄方
法は、水又は薬液に粒状体を混合した洗浄液を固液混合
物圧送装置にて風呂釜の熱交換用配管内に圧送すること
を特徴とする。
【0007】又、本発明の風呂釜の洗浄装置は、水又は
薬液に粒状体を混合した洗浄液を収容する洗浄液槽と、
洗浄液槽から洗浄液を吸入して圧送する固液混合物圧送
装置と、固液混合物圧送装置の吐出側から延出され、先
端に浴槽の一方の湯口に対する密着部を有する圧送管
と、洗浄液槽に連通され、先端に浴槽の他方の湯口に対
する密着部を有する戻し管とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明の洗浄方法によれば、水又は薬液に粒状
体を混合した洗浄液を配管内に圧送することにより、粒
状体が配管内面に付着した湯垢を掻き取ってこれを除去
するため、強固に付着した湯垢であっても確実に除去す
ることができる。
【0009】又、本発明の洗浄装置によれば、圧送管と
戻し管の先端の密着部を浴槽の湯口に密着させて固液混
合物圧送装置を作動させるだけの簡単な作業で、上記の
ように強固に付着した湯垢を確実に除去することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。
【0011】図1において、20は風呂釜で、下部にバ
ーナ21が配設され、その上部に熱交換用配管22が配
設されている。この熱交換用配管22の両端は浴槽23
に開口された湯口24に連通されている。25は洗浄液
26を収容した洗浄液槽であり、その下端部に接続され
た吸入管27が固液混合物圧送装置1の吸入側に接続さ
れている。固液混合物圧送装置1の吐出側に接続された
圧送管28の先端には、一方の湯口24に密着可能な密
着部29が設けられている。又、洗浄液槽25内に連通
された戻し管30の先端には、他方の湯口24に密着可
能な密着部31が設けられている。固液混合物圧送装置
1の駆動媒体である高圧液体を導入する高圧液体導入口
4には高圧ポンプ32の吐出口が接続されている。高圧
ポンプ32の吸入口には洗浄液槽25内に貯留されてい
る液体を吸入する吸入管33が接続され、この吸入管3
3の先端には粒状体やその他の異物を吸引しないように
濾過フィルタ34が取付けられている。35は洗浄液槽
25の上部に設けられたオーバーフロー口である。
【0012】洗浄液26は、水又は洗浄用の薬液に粒状
体を混合したものである。ここで、水とは冷水だけでな
く、温水も含むことはいうまでもない。又、洗浄用の薬
液には洗剤や殺菌剤等が含まれる。粒状体は、比較的薄
肉の熱交換用配管22を損傷しないように、プラスチッ
クスやゴム等の材質からなるものが好適であり、その形
状は球形、円柱形、直方体等の任意の形状のものを用い
ることができ、その大きさも配管径に応じて適宜に選択
される。
【0013】ところで、上記固液混合物圧送装置1とし
ては、洗浄液26に粒状体を含んでいるので、プランジ
ャー式や渦巻き式のポンプを用いることができないた
め、エジェクター方式の圧送装置が用いられており、次
にこの固液混合物圧送装置1の構成を図2〜図5を参照
しながら詳細に説明する。
【0014】図2、図3において、円筒状のスリーブ2
の両端部に同軸状に出入口管3、3が接合されている。
各出入口管3は、スリーブ2の端部内周に螺合する接合
筒部3aと、スリーブ2の端面に係合するフランジ部3
bと、ホース等に対する接続管部3cとを有している。
スリーブ2の中央部には高圧液体導入口4が設けられて
いる。
【0015】スリーブ2内には、スリーブ2の内周面と
の間に環状空間5を形成するとともに内径が出入口管3
の内径とほぼ同径の可動筒体6が、出入口管3、3の端
面間で軸芯方向に適当な距離だけ移動可能に配設され、
かつ可動筒体6の両端面とこれと対向する出入口管3、
3の端面は、可動筒体6の外方に向かって小径となるテ
ーパ面7に形成されている。環状空間5は高圧液体導入
口4に連通している。
【0016】又、図3、図4に示すように、スリーブ2
の内周から可動筒体6をスリーブ2の軸芯上に保持する
保持リブ8が可動筒体6の両側部に対してそれぞれ周方
向に複数づつ突設されている。
【0017】スリーブ2の中央部の高圧液体導入口4と
は直径方向反対側にはボス9が突設されてその中央に軸
穴10が穿孔され、切換軸11が貫通されている。切換
軸11のスリーブ2内に突出した一端から短いレバー1
2が延出され、その先端に可動筒体6に形成された係合
穴14に係合する突部13が設けられている。切換軸1
1のスリーブ2の外部に突出した他端には切換レバー1
5が装着されている。
【0018】ボス9の内周部には切換軸11の外周との
間にシール材16が介装され、ボス9の外周に螺合した
袋ナット17にて押圧固定されている。
【0019】このような構成の固液混合物圧送装置1に
よると、スリーブ2の両端部に同軸状に出入口管3、3
を接合し、かつこのスリーブ2内に内径が出入口管3の
内径とほぼ同径の可動筒体6を配置しているので、内部
には直線状でかつ全く障害物の突出しない圧送流路18
が形成されている。そして、高圧液体導入口4から環状
空間5に高圧液体を導入すると、この高圧液体が可動筒
体6の端面とこれと対向する出入口管3の端面の間に形
成されたテーパ状のノズル19から圧送通路18内にそ
の全周から噴出するため、その上流側が負圧となって固
液混合物が上流側の一方の出入口管3から吸入され、他
方の出入口管3に向かって強力かつ効率的に圧送され
る。また、圧送流路18は直線状で障害物が全くなく、
かつその全周から高圧液体が噴出することによってこれ
ら可動筒体6や出入口管3の摩損も少なくて済む。
【0020】さらに、切換レバー15を図5に矢印Bで
示すように回動操作すると、仮想線で示すように、短い
レバー12の突部13が回動し、この突部13が可動筒
体6の係合穴14に係合しているため、可動筒体6はそ
の軸芯回りに回転しながら軸芯方向にdだけ移動する。
その結果、可動筒体6が吐出側であった出入口管3の端
面に当接し、吸入側の出入口管3の端面との間にノズル
19が形成されるため、圧送方向が切り換わる。かくし
て、操作レバー15を操作するだけで圧送方向を切換え
ることができる。
【0021】以上の固液混合物圧送装置1を備えた風呂
釜洗浄装置を用いて風呂釜20の熱交換用配管22を洗
浄する際には、洗浄液槽25に粒状体を含む洗浄液26
を収容し、図1に示すように圧送管28の密着部29と
戻し管30の密着部31をそれぞれ浴槽23の湯口24
に密着させ、高圧ポンプ32から固液混合物圧送装置1
に高圧液体を供給する。すると、固液混合物圧送装置1
が作動して洗浄液槽25から粒状体を含む洗浄液26が
吸入管27を通じて吸入され、高圧噴流となって圧送管
28を通じて熱交換用配管22内に送り込まれる。この
洗浄液26が配管22内を流れる間にその中に含まれて
いる粒状体が配管22の内面に付着している湯垢を強力
に掻き取るため、確実にかつ効率的に洗浄される。
【0022】又、配管22の内面の洗浄時に、配管22
内に詰まりが発生した場合には、固液混合物圧送装置1
の切換レバー15を操作するだけで極めて簡単に圧送方
向を逆にすることができ、詰まりを除去することができ
る。
【0023】上記実施例では、固液混合物圧送装置1の
駆動媒体として、高圧ポンプ32から吐出される高圧液
体を用いたが、高圧ポンプ32を用いる代わりに、図1
に仮想線で示すように高圧液体導入口4に水道管36を
接続して水道水の3〜5kg/cm2の水圧を利用することも
できる。この場合、最初に洗浄液槽25に洗剤や殺菌剤
等の薬液と粒状体を混合したものを所定量収容してお
き、以後駆動媒体として用いた水道水が追加されるのに
伴って徐々に薬液を希釈させて行き、一方余剰水は洗浄
液槽25のオーバーフロー口35からオーバーフローさ
せることによって、最終的に熱交換用配管22を水洗す
るようにできる。
【0024】又、本発明では洗浄液26に粒状体を含ん
でいるので、非常に洗浄力が強いため、洗浄液自体とし
ては水だけを用いても充分な洗浄力を確保することがで
きる。このように水だけを用いると、人体にも悪影響を
与えず、また排水が公害の原因になることもない。
【0025】さらに、上記実施例では洗浄液槽25を用
いた例を示したが、浴槽23自体を洗浄液槽として利用
することもできる。その場合は浴槽23に水を入れると
ともに粒状体と必要に応じて薬剤を投入して混合し、固
液混合物圧送装置1の吸入側に接続した吸入管27をこ
の浴槽23内に開口させればよく、粒状体は洗浄終了後
に適宜手段で回収しても良く、そのまま排水とともに廃
棄してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の風呂釜の洗浄方法によれば、水
又は薬液に粒状体を混合した洗浄液を配管内に圧送する
ことにより、粒状体が配管内面に付着した湯垢を強力に
掻き取ってこれを除去するため、強固に付着した湯垢で
あっても確実に除去することができる。
【0027】又、本発明の風呂釜の洗浄装置によれば、
圧送管と戻し管の先端の密着部を浴槽の湯口に密着させ
て固液混合物圧送装置を作動させるだけの簡単な作業
で、上記のように強固に付着した湯垢を確実に除去する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の風呂釜の洗浄方法を示す部
分断面正面図である。
【図2】固液混合物圧送装置の部分断面正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】可動筒体の斜視図である。
【図5】可動筒体の位置切換動作の説明図である。
【符号の説明】
1 固液混合物圧送装置 20 風呂釜 22 熱交換用配管 23 浴槽 24 湯口 25 洗浄液槽 26 洗浄液 28 圧送管 29 密着部 30 戻し管 31 密着部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水又は薬液に粒状体を混合した洗浄液を
    固液混合物圧送装置にて風呂釜の熱交換用配管内に圧送
    することを特徴とする風呂釜の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 水又は薬液に粒状体を混合した洗浄液を
    収容する洗浄液槽と、洗浄液槽から洗浄液を吸入して圧
    送する固液混合物圧送装置と、固液混合物圧送装置の吐
    出側から延出され、先端に浴槽の一方の湯口に対する密
    着部を有する圧送管と、洗浄液槽に連通され、先端に浴
    槽の他方の湯口に対する密着部を有する戻し管とを備え
    たことを特徴とする風呂釜の洗浄装置。
JP3844991A 1991-03-05 1991-03-05 風呂釜の洗浄方法及びその装置 Pending JPH0518694A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467791B1 (ko) * 2002-05-03 2005-01-24 한국에너지기술연구원 혼합유체를 이용한 열교환기 자동 청소장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467791B1 (ko) * 2002-05-03 2005-01-24 한국에너지기술연구원 혼합유체를 이용한 열교환기 자동 청소장치

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