JPH05279A - 配管内面研磨洗浄方法 - Google Patents

配管内面研磨洗浄方法

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JPH05279A
JPH05279A JP3038448A JP3844891A JPH05279A JP H05279 A JPH05279 A JP H05279A JP 3038448 A JP3038448 A JP 3038448A JP 3844891 A JP3844891 A JP 3844891A JP H05279 A JPH05279 A JP H05279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
solid
mixture
liquid
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP3038448A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Tsutsumi
勝次 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUTSUMI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TSUTSUMI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPH05279A publication Critical patent/JPH05279A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管内面に強固に付着している付着物を詰ま
りを生じることなく確実にかつ効率的に除去する。 【構成】 洗浄液中に粒状体を混合した混合物を固液貯
留槽23に収容し、固液貯留槽23内の混合物を固液混
合物圧送装置1にて吸入して配管21内に圧送し、配管
21を通過した混合物は固液貯留槽23に戻す。粒状体
を含んている洗浄液を配管21内に圧送することによ
り、粒状体が配管21内面の付着物に衝突してこれを除
去し、強固な付着物であっても詰まりを生ずることなく
確実にかつ効率的に除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種建物等における配
管の内面を研磨洗浄する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配管の内面には、時間の経過とともに錆
が発生したり、異物が付着したりして流路が狭くなった
り、飲料水配管の場合には衛生上好ましくない等の問題
が発生してくる。しかし、建物内の配管では配管し直す
ことは技術的にも経済的にも極めて困難である。
【0003】そこで、配管状態のままでその内面を清掃
する方法が従来から種々検討されており、その中で有力
なものとして、配管内にその内径にほぼ等しい外径のウ
レタンスポンジ等から成る清掃体を挿入し、これを水圧
で押圧して配管内を移動させ、配管内面の付着物をこす
り取る方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、清掃体を配管
内面にこすり付けて移動させるだけでは、強固に付着し
た異物や錆等を取り除くことは不可能であり、また清掃
体の外周面を配管内面にこすり付けて付着物を確実に除
去するには、清掃体の外周面を強く配管内面に圧接させ
る必要があるが、強く圧接するようにすると途中で詰ま
ってしまう恐れがあるという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、配管内面の強固な付着物を詰まりを生じずに確実に
除去できる研磨洗浄方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の配管内面研磨洗
浄方法は、洗浄液中に粒状体を混合した混合物を固液貯
留槽に収容し、固液貯留槽内の混合物を固液混合物圧送
装置にて吸入して配管内に圧送し、配管を通過した混合
物を固液貯留槽に戻すことを特徴とする。
【0007】好適には、粒状体として、径の大きい弾性
のある粒状体と径の小さい硬度の高い粒状体を混合して
用いる。
【0008】
【作用】本発明によれば、粒状体を含んでいる洗浄液を
配管内に圧送することにより、粒状体が配管内面の付着
物に衝突してこれを除去するため、強固な付着物であっ
ても確実にかつ効率的に除去することができ、またこの
研磨洗浄中に配管に詰まりを生ずる恐れもない。
【0009】又、径の大きい弾性のある粒状体と径の小
さい硬度の高い粒状体を混合して用いると、弾性のある
大きな粒状体の外周を硬度の高い小さな粒状体が高速で
流れるため、硬度の高い小さな粒状体にて配管内面を効
果的に研磨することができ、配管内面を効率的に研磨洗
浄することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。
【0011】図1において、21は内面の研磨洗浄を行
うべき建物20内の配管である。この配管21の洗浄区
間の始端21aには固液混合物圧送装置1の吐出側から
延出された圧送管22が接続され、終端21bには固液
貯留槽23に接続された戻り管24が接続されている。
固液貯留槽23の下端部からは取出管25が延出され、
その先端に閉止弁26が設けられている。この閉止弁2
6と固液混合物圧送装置1の吸入側が吸入管27にて接
続されている。固液混合物圧送装置1の駆動媒体である
高圧液体を導入する高圧液体導入口4には高圧ポンプ2
8の吐出口が接続されている。高圧ポンプ28の吸入口
には固液貯留槽23内に貯留されている液体を吸入する
吸入管29が接続され、この吸入管29の先端には研磨
清掃用の粒状体やその他の異物を吸引しないように濾過
フィルタ30が取付けられている。又、高圧ポンプ28
の吸入口には切換弁31を介して外部から給水管32が
接続されている。33は固液貯留槽23の上部に設けら
れたオーバーフロー口である。
【0012】固液貯留槽23内には、水、油又は洗浄用
の薬液から成る洗浄液と研磨用の粒状体との混合物34
が貯留されている。粒状体は、その形状として球形、円
柱形、直方体等の任意の形状のものを用いることがで
き、その大きさも配管径に応じて適宜に選択される。ま
た、材質も金属、セラミックス、ゴム、プラスチック
ス、研磨材等の単体又は混合物を、単独で又は適当に組
み合わせて用いることができる。
【0013】ところで、上記固液混合物圧送装置1とし
ては、圧送すべき混合物34に粒状体を含んでいるの
で、プランジャー式や渦巻き式のポンプを用いた場合に
は摩損が激しくて使用に耐えないため、エジェクター方
式の圧送装置が用いられており、次にこの固液混合物圧
送装置1の構成を図2〜図5を参照しながら詳細に説明
する。
【0014】図2、図3において、円筒状のスリーブ2
の両端部に同軸状に出入口管3、3が接合されている。
各出入口管3は、スリーブ2の端部内周に螺合する接合
筒部3aと、スリーブ2の端面に係合するフランジ部3
bと、ホース等に対する接続管部3cとを有している。
スリーブ2の中央部には高圧液体導入口4が設けられて
いる。
【0015】スリーブ2内には、スリーブ2の内周面と
の間に環状空間5を形成するとともに内径が出入口管3
の内径とほぼ同径の可動筒体6が、出入口管3、3の端
面間で軸芯方向に適当な距離だけ移動可能に配設され、
かつ可動筒体6の両端面とこれと対向する出入口管3、
3の端面は、可動筒体6の外方に向かって小径となるテ
ーパ面7に形成されている。環状空間5は高圧液体導入
口4に連通している。
【0016】又、図3、図4に示すように、スリーブ2
の内周から可動筒体6をスリーブ2の軸芯上に保持する
保持リブ8が可動筒体6の両側部に対してそれぞれ周方
向に複数づつ突設されている。
【0017】スリーブ2の中央部の高圧液体導入口4と
は直径方向反対側にはボス9が突設されてその中央に軸
穴10が穿孔され、切換軸11が貫通されている。切換
軸11のスリーブ2内に突出した一端から短いレバー1
2が延出され、その先端に可動筒体6に形成された係合
穴14に係合する突部13が設けられている。切換軸1
1のスリーブ2の外部に突出した他端には切換レバー1
5が装着されている。
【0018】ボス9の内周部には切換軸11の外周との
間にシール材16が介装され、ボス9の外周に螺合した
袋ナット17にて押圧固定されている。
【0019】このような構成の固液混合物圧送装置1に
よると、スリーブ2の両端部に同軸状に出入口管3、3
を接合し、かつこのスリーブ2内に内径が出入口管3の
内径とほぼ同径の可動筒体6を配置しているので、内部
には直線状でかつ全く障害物の突出しない圧送流路18
が形成されている。そして、高圧液体導入口4から環状
空間5に高圧液体を導入すると、この高圧液体が可動筒
体6の端面とこれと対向する出入口管3の端面の間に形
成されたテーパ状のノズル19から圧送通路18内にそ
の全周から噴出するため、その上流側が負圧となって固
液混合物が上流側の一方の出入口管3から吸入され、他
方の出入口管3に向かって強力かつ効率的に圧送され
る。また、圧送流路18は直線状で障害物が全くなく、
かつその全周から高圧液体が噴出することによってこれ
ら可動筒体6や出入口管3の摩損も少なくて済む。
【0020】さらに、切換レバー15を図5に矢印Bで
示すように回動操作すると、仮想線で示すように、短い
レバー12の突部13が回動し、この突部13が可動筒
体6の係合穴14に係合しているため、可動筒体6はそ
の軸芯回りに回転しながら軸芯方向にdだけ移動する。
その結果、可動筒体6が吐出側であった出入口管3の端
面に当接し、吸入側の出入口管3の端面との間にノズル
19が形成されるため、圧送方向が切り換わる。かくし
て、操作レバー15を操作するだけで圧送方向を切換え
ることができる。
【0021】以上の固液混合物圧送装置1を備えた研磨
洗浄装置を用いて配管21の内面を研磨洗浄する際に
は、図1に示すように圧送管22と戻り管24を配管2
1に接続し、高圧ポンプ28から固液混合物圧送装置1
に高圧液体を供給する。すると、固液混合物圧送装置1
が作動して固液貯留槽23から液体と粒状体の混合物3
4が吸入管27を通じて吸入され、高圧噴流となって圧
送管22を通じて配管21内に送り込まれる。この混合
物34が配管21内を流れる間にその中に含まれている
粒状体が配管21の内面の付着物に衝突することによっ
て配管21の内面が確実にかつ効率的に研磨洗浄され
る。
【0022】この配管21の内面の研磨洗浄において
は、粒状体として大きさが異なるものを組み合わせ、か
つ材質的にも弾力性のあるものと硬いものを適宜に組み
合わせたものを用いると大きな効果を発揮する。例え
ば、内径が20mmの配管に対して直径が18〜16mmの
弾性のある材質から成る粒状体と直径が1〜2mmの硬度
の高い粒状体を組み合わせると、弾性のある大きな粒状
体の外周を硬度の高い小さな粒状体が高速で流れること
によってこの硬度の高い小さな粒状体にて配管内面を効
果的に研磨することができ、配管21の内面を効率的に
研磨洗浄することができる。
【0023】又、配管21の内面の研磨洗浄時に、配管
21内に詰まりが発生した場合には、固液混合物圧送装
置1の切換レバー15を操作するだけで極めて簡単に圧
送方向を逆にすることができ、詰まりを除去することが
できる。
【0024】さらに、配管21が長い場合などには、図
1に仮想線で示すように、配管21の途中の蛇口21c
等を利用して複数の固液混合物圧送装置1を用いて混合
物34を圧送するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の配管内面研磨洗浄方法によれ
ば、粒状体を含んでいる洗浄液を配管内に圧送すること
により、粒状体が配管内面の付着物に衝突してこれを除
去でき、強固な付着物であっても確実にかつ効率的に除
去することができ、またこの研磨洗浄中に配管に詰まり
を生ずる恐れもなく、更に粒状体と洗浄液の混合物を固
液貯留槽に収容して循環使用するので安価に実施できる
等の効果を発揮する。
【0026】又、径の大きい弾性のある粒状体と径の小
さい硬度の高い粒状体を混合して用いると、弾性のある
大きな粒状体の外周を硬度の高い小さな粒状体が高速で
流れるため、硬度の高い小さな粒状体にて配管内面を効
果的に研磨することができ、配管内面を効率的に研磨洗
浄することができるという大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管内面研磨洗浄方法の一実施例の部
分断面正面図である。
【図2】固液混合物圧送装置の部分断面正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】可動筒体の斜視図である。
【図5】可動筒体の位置切換動作の説明図である。
【符号の説明】
1 固液混合物圧送装置 21 配管 23 固液貯留槽 34 洗浄液と粒状体の混合物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液中に粒状体を混合した混合物を固
    液貯留槽に収容し、この固液貯留槽内の混合物を固液混
    合物圧送装置にて吸入して配管内に圧送し、配管を通過
    した混合物を固液貯留槽に戻すことを特徴とする配管内
    面研磨洗浄方法。
  2. 【請求項2】 粒状体として、径の大きい弾性のある粒
    状体と径の小さい硬度の高い粒状体を混合して用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の配管内面研磨洗浄方法。
JP3038448A 1991-03-05 1991-03-05 配管内面研磨洗浄方法 Pending JPH05279A (ja)

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JP3038448A JPH05279A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 配管内面研磨洗浄方法

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