JPH0518666Y2 - - Google Patents

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JPH0518666Y2
JPH0518666Y2 JP15151987U JP15151987U JPH0518666Y2 JP H0518666 Y2 JPH0518666 Y2 JP H0518666Y2 JP 15151987 U JP15151987 U JP 15151987U JP 15151987 U JP15151987 U JP 15151987U JP H0518666 Y2 JPH0518666 Y2 JP H0518666Y2
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piston
cylinder
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ring
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、流体流量を測定する流量計と直列に
接続して、流量計の精度をオンラインで管理する
ピストンプルーバのピストンの構造に関する。
従来技術 流量計により流量を測定する場合、流量計構成
要素の経時変化、その他突発の故障等により流量
計特性に変化が生じ、計測誤差となるのを防ぐ目
的で第3図に示すように流路110に流通する被
測定流体を計測する流量計111に直列にピスト
ンプルーバ112を接続し、該ピストンプルーバ
112を通過する基準体積と流量計111とを通
過する体積の比較を比較演算回路113で行な
い、その結果に基づいて流量計111の精度を管
理している。この様な目的をもつピストンプルー
バには色々の種類のものがあるが、常時管理用と
して流量計側ラインに設置した固定式のものと移
動可能に車載可能にした小形のピストンプルーバ
とがある。ピストンプルーバの一例は特開昭54−
153062号公報に開示されており、その概要を第4
図Aに示し、その動作についてA,B,Cの順に
従つて説明する。第3図の被検流量計111から
流出した流体はピストンプルーバ112導入され
るが、その導入路は第4図の上流端面板2の上流
開口7に連通され、該上流開口7から流入した流
体は、円筒状のシリンダ1に導入される。シリン
ダ1は前記上流端面板2と、下流開口8を配設し
た下流端面板3とで計量室を形成している。シリ
ンダ1内には、該シリンダ1内を液密に摺動し、
往復移動可能なピストン4が収納されている。該
ピストン4は、平行に配置された2枚の円板部材
41および47と、該円板部材41,47間を一
体的に接合する棒状のスペーサ42からなつてお
り、各々の円板部材41,47間にはポペツト弁
45が介在している。該ポペツト弁45は上流端
面板2の外部にシリンダ1と同軸に伸びて、該上
流端面板2に固設されたアクチユエータシリンダ
60内に移動するアクチユエータピストン6と移
動軸5を介して連結されている。移動軸5は上流
端面板2を液密に摺動し、更に円板部材41の軸
上に挿着され、カラー43に挿入されポペツト弁
45と圧接する圧縮ばね44のばね力によつても
移動する。円板部材41は、同心円上に通孔41
1が穿孔され、流体の流通路を形成し、円板部材
47はポペツト弁45の弁座472と通孔471
とが同心で開孔している。弁10,11はアクチ
ユエータピストン6を移動するため、図示しない
空気圧等の圧力源と連通するもので、弁11に高
圧空気を導入したときは、弁10を開放してアク
チユエータピストン6を左方に移動し、右方に移
動する場合は弁10,11ともに大気開放する。
上流および下流ピツクアツプ91,92はアクチ
ユエータピストン6の移動を検出するための例え
ば電磁式の位置検出器である。
次に、ピストンプルーバの動作について説明す
る。
A図はピストン4がシリンダ1の左端にある場
合である。アクチユエータピストン6も弁11か
ら導入される圧縮空気により左方に位置し、か
つ、ポペツト弁45は圧縮ばね44のばね力に抗
して圧縮されポペツト弁は開路されている。従つ
て、流体は上流開口7、通孔411,471を通
つて矢標Q方向にシリンダ1内を流通して下流開
口8より流出する。次に、B図では弁10,11
ともに大気開放することにより、ポペツト弁45
は流体の動圧により右方に移動する。このとき、
ポペツト弁45には更に圧縮ばね44の伸長する
ばね力が加わり、ポペツト弁45をポペツト弁座
472に嵌入して流れを閉じ、これによりピスト
ンはQ方向に流れに従つて移動する。この間、ア
クチユエータピストン6は上、下流ピツクアツプ
91,92を通過して検出信号を発信する。この
信号の間にピストン4が排出する流体容積は既知
であり、この容積と流量計111の指示量とが比
較される。C図はピストン4が右端に移動した場
合で、移動軸の先端は、下流端面板3の下流開口
8に固着されたストツパ(図示せず)に当接し、
圧縮ばね44に抗してポペツト弁45を開路し流
体を通孔471から矢標Q方向に流出させる。弁
11から圧縮空気を導入することにより移動軸5
即ちピストン4を矢標P方向に移動し、A図の位
置の状態で停止し、次に来るポペツト弁閉止信号
の到来を待つ。以上の動作を繰返して流量計のオ
ンライン検定を行なう。
従来例の問題点 上述したピストンプルーバは、被検流量計11
1を、上・下流ピツクアツプ91,92間の区間
に相当するシリンダ1内の容積と比較するもので
あり、この容積が基準となるため、ピツクアツプ
間の距離、即ち、ピツクアツプ各々の位置検出精
度が高くなければならないのは当然であるが、ピ
ストン4とシリンダ1との摺動面およびポペツト
弁45と同弁座472間での洩れをなくすことが
基準値の信頼性を高める要件である。前者は
“O”リング等のシール材により摺動面での洩れ
を除いているが、ポペツト弁45と弁座472間
においては、ポペツト弁外周にシール(図示せ
ず)を施こしてあるが、該ポペツト弁45の嵌脱
を繰返えすことにより、移動軸5の上下方向のガ
タの発生等によりシール作用が低下することが起
こること、更にシール材の破損の発生等が起こ
り、ポペツト弁45を完全に液シールすることが
不能となり長期的には精度の信頼性が低下すると
いう問題点があつた。
問題点解決のための手段 本考案は、上述した従来技術の問題点を解決す
るため、ポペツト弁45のシール部分をより安定
にして液体の漏洩を防ぐことを目的としたもの
で、ピストンの外周部にリング状中空部を設け、
該リング状中空部を構成する側面に複数の開口を
穿設し、リング状中空部に流体圧により膨張収縮
する弾性チユーブを前記複数の開口を開閉可能に
配設し、シールをリング状中空部と弾性チユーブ
との接触面により行ない、摺動シールをなくし、
長期安定に高精度を保持できるピストンプルーバ
を提供するものである。
実施例 第1図は本考案の一実施例を説明するための図
で、図中、第4図と共通する構成要素には第4図
の場合と同一の符号を付しその説明は省略する。
ただし、本考案の特徴を示す構成要素には、新た
な符号を付した。即ち、ピストン401、該ピス
トン401と一体でシリンダ1と同軸で外方に伸
びる移動軸501、該移動軸の他端に固設したア
クチユエータピストン601、該アクチユエータ
ピストン601を気密に往復摺動可能にするアク
チユエータシリンダ602等がある。ピストン4
01は半径Rの円筒体で該円筒体内に該円筒体と
同心で半径rのリング状中空部402を穿設し、
該ピストン401を半径Roの円周上に中心もつ
開口404が貫通している。半径Roはピストン
半径R内にあり、リング状中空部402の半径r
よりも大きく、開口404はリング状中空部40
2の外周部を貫通している。該リング状中空部4
02内には、略同形寸法の弾性チユーブ403が
内挿されており、ピストン401とは輪状突起4
03a,403bで接合している。該弾性チユー
ブ403はピストン401内に穿孔された連通孔
405と連通し、更に該連通孔405は、アクチ
ユエータピストン601軸を貫通した中空軸50
2に連通している。中空軸502内には、油圧油
給排パイプ603がアクチユエータピストン60
1内に埋設されたOリング602により液密に摺
動可能にアクチユエータシリンダ端部60aに固
着封止されている。油圧油給排パイプ603はC
図に示す油圧ポンプと直列に循環路を形成する吸
入タンク103と吐出タンク102とバルブ10
4,105および導管106と連通している。次
に、上述した本考案のピストンプルーバの動作を
A及びB図によつて説明する。A図は第4図Bに
示す状態で、図示しない制御指令によりバルブ5
を開弁して吐出タンク103から導管106を介
して油圧油給排パイプ603に油圧を給油し弾性
チユーブ403に油圧を注入し図示のように弾性
チユーブ403を急速に充満する。第2図Aは流
れ方向からみたもので、ピストン401は開口4
04を開塞されるので、該ピストン401は弁1
1の大気開放により開口7より流入する流体と共
に、流れに従つて矢標Q方向に移動する。上記リ
ミツトスイツチ93は、上流ピツクアツプ91を
アクチユエータピストン601が通過するときに
ピストン401が流れを完全に閉止して通過でき
るように上限位置を確認するピツクアツプであ
る。B図は第4図Cの位置に相当するピストン4
01を戻すときの状態を示すもので、弾性チユー
ブ403内の油圧油はバルブ104の開弁により
吸入タンク102の油圧油給排パイプ603を通
つて吸入され収縮され、開口404が開口され、
流体が流通可能となりA図に示した位置方向に戻
される。このとき流れ方向からみたピストンは第
2図Bに示すように複数の開口404が配列しし
て流通路を形成する。下流リミツトスイツチ94
はピストン401が下流端面板3に当接する寸前
の位置を検出してバルブ104を開弁し、ピスト
ン401と下流端面板3との急激な接触を防止す
るものである。
効 果 上述のように、本考案によれば、ピストン40
1が流体の流れに同期して移動するための、従来
技術に示すポペツト弁45の閉弁動作はピストン
401と弾性チユーブ403との弾性接触による
面シールになり、弾性チユーブの伸長によりピス
トン401を損傷することもないので、シールが
長期安定に行われ、従つて、精度も安定してい
る。なお、ピストン外周に埋設されたOリングは
上下流側にあるので、ピストン401とシリンダ
1間の漏洩も完全に防げる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは、本考案によるピストンプルー
バの原理を説明する側断面図、第2図はピストン
401を流れ方向からみた図である。第3図はプ
ルーバの設置方法を示す図、第4図は従来のピス
トンプルーバの構造と動作を説明するための図で
ある。 1……シリンダ、2……上流端面板、3……下
流端面板、60……アクチユエータシリンダ、
6,601……アクチユエータピストン、4,4
01……ピストン、403……弾性チユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流れの上流側および下流側に流路と連通する開
    口をもつ端面板を有するシリンダと、該シリンダ
    内で往復動するピストンと、前記シリンダ外部に
    該シリンダに同軸に接合する駆動手段と、該駆動
    手段により移動され前記ピストンと連動する移動
    軸の移動を検出する検出手段とからなり、ピスト
    ンが所定区間で往路移動することにより排出され
    る容積から被検流量計を検定し、復路においてピ
    ストンを部分開路して上流側に流れに抗して往復
    動するピストンプルーバにおいて、前記ピストン
    内に該ピストンの同心円周にリング状中空部を設
    け、該リング状中空部を含みピストン側面を貫通
    する開口を穿設し、リング状中空部内に流体圧力
    により膨張収縮する弾性チユーブを収納し、該弾
    性チユーブの膨張収縮により前記複数の開口を開
    閉することを特徴とするピストンプルーバ。
JP15151987U 1987-10-01 1987-10-01 Expired - Lifetime JPH0518666Y2 (ja)

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JPS6455422U JPS6455422U (ja) 1989-04-05
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