JPH0518625A - 冷媒加熱式冷暖房装置 - Google Patents

冷媒加熱式冷暖房装置

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Publication number
JPH0518625A
JPH0518625A JP3167223A JP16722391A JPH0518625A JP H0518625 A JPH0518625 A JP H0518625A JP 3167223 A JP3167223 A JP 3167223A JP 16722391 A JP16722391 A JP 16722391A JP H0518625 A JPH0518625 A JP H0518625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
temperature sensor
outlet temperature
heating
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP3167223A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotoshi Maeda
田 直 敏 前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3167223A priority Critical patent/JPH0518625A/ja
Publication of JPH0518625A publication Critical patent/JPH0518625A/ja
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッサ停止時におけるアフターシュー
トを大幅に抑制して、出口温度センサの誤動作を確実に
防止できるようにしたものを提供する。 【構成】 暖房時に冷媒を加熱する冷媒加熱器6を備え
た冷媒加熱式冷暖房装置において、前記冷媒加熱器6の
出口温度を出口温度センサ17で読取り、この出口温度
センサ17からの信号によってレリース制御を行うとと
もに、このレリース制御を行うための設定温度以上に達
した時で、かつコンプレッサ停止時に室外送風機14を
一定時間運転させて前記出口温度センサ17の取付け部
を冷却する手段19を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房時に冷媒を加熱す
る冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式冷暖房装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、暖房時に冷媒を加熱する冷媒加熱
器を備えた上記冷媒加熱式冷暖房装置においては、冷媒
加熱器の出入口に冷媒の温度を読取る温度センサ(入口
温度センサ及び出口温度センサ)が設けられ、これらの
温度センサからの信号によって、暖房装置の暖房時にお
ける加熱量(燃焼量)及び冷媒流量をマイコン制御する
ようなされていた。
【0003】ここに、前記温度センサは、異常過熱時の
運転停止機能を果たす役割をも兼ね備えたものであり、
また通常、暖房運転時には、室外送風機はOFFの状態
を維持するようなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、暖房運転時における冷媒加熱器の周囲
温度や燃焼量のバラツキ、更にはコンプレッサ停止時
(燃焼停止時)のアフターシュート等によって、出口温
度センサが誤作動してしまうことがあるといった問題点
があった。
【0005】即ち、図4に破線で示すように、冷媒加熱
器の燃焼量を抑制したり、冷媒循環量を下げる制御を行
うレリース領域での暖房運転中に運転を停止させると、
コンプレッサの停止に伴う出口温度センサ部のアフター
シュート(温度変化)が大きくなって、これが異常領域
温度T0 を超えてしまい、出口温度センサの誤作動を招
く原因となっていた。
【0006】本発明は上記に鑑み、コンプレッサ停止時
におけるアフターシュートを大幅に抑制して、出口温度
センサの誤動作を確実に防止できるようにしたものを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る冷媒加熱式冷暖房装置は、暖房時に冷
媒を加熱する冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式冷暖房装置
において、前記冷媒加熱器の出口温度を出口温度センサ
で読取り、この出口温度センサからの信号によってレリ
ース制御を行うとともに、この信号がレリース制御を行
うための設定温度以上に達した時で、かつコンプレッサ
停止時に室外送風機を一定時間運転させて前記出口温度
センサの取付け部を冷却する手段を備えたものである。
【0008】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、冷媒加
熱器の燃焼量を抑制したり、冷媒循環量を下げる制御を
行うレリース領域での暖房運転中に運転を停止させた
際、暖房運転時に通常はOFFの状態を保っている室外
送風機を一定時間作動させて出口温度センサの取付け部
を強制的に冷却することにより、出口温度センサ部の温
度低減を効果的に行って、コンプレッサ停止時における
アフターシュートを抑制することことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1及び図2は、第1の実施例を示すもの
で、室外ユニット1の内部には、上下仕切板2が配置さ
れて、この上部の加熱室3と下部の冷凍サイクル組立室
4とに区分けされている。
【0011】前記加熱室2の内部には、円筒状のバーナ
5を備えた冷媒加熱器6が配置され、この冷媒加熱器6
には、燃料用送風機7、バーナモータ8、電磁ポンプ9
及び点火トランス10が備えられている。一方、冷凍サ
イクル組立室4の内部には、アキュムレータ11、コン
プレッサ12、制御器13及び室外送風機14が配置さ
れている。
【0012】前記冷媒加熱器6には、前記上下仕切板2
の内部を通過して上下に延びる排気管15の一端が接続
されているとともに、この排気管15の他端には、機外
に開口する排気トップ16が接続され、これによって冷
媒加熱器6で冷媒の加熱に使用された排気ガスは、この
排気管15を通って、この排気トップ16から機外へ放
出されるようなされている。
【0013】そして、前記冷媒加熱器6の出口温度を読
取って暖房時における冷媒加熱器6の燃焼量等を制御す
る出口温度センサ17が備えられているのであるが、こ
の出口温度センサ17は、冷媒加熱器6の出口側に位置
する冷媒パイプ18に取付けられているとともに、この
出口温度センサ17の取付け部を前記室外送風機14で
強制的に冷却して出口温度センサ17の温度低減を効果
的に行うことができるよう構成されている。
【0014】即ち、前記上下仕切板2の出口温度センサ
17の取付け部に最も近接する位置には、加熱室3と冷
凍サイクル組立室4とを連通させる換気口19が室外送
風機14の吸込側に位置して設けられている。これによ
り、室外送風機14の作動に伴って、加熱室3内の空気
を冷凍サイクル組立室4から機外に流出させて出口温度
センサ17の取付け部を強制的に冷却するようなされて
いる。
【0015】前記室外送風機14は、暖房運転時にあっ
ては、通常OFFの状態を維持しているのであるが、冷
媒加熱器6の燃焼量を抑制したり、冷媒循環量を下げる
制御を行うレリース領域にある暖房運転時に運転を停止
してコンプレッサ12を停止させた時、室外送風機14
を一定時間運転させ、これによって出口温度センサ17
の取付け部を強制的に冷却してアフターシュートによる
誤作動(出口温度センサ異常)を防止するよう構成され
ている。
【0016】即ち、暖房運転(燃焼)を行うと、冷媒加
熱器6の出口温度は、図3に示すように、温度T2 以下
のノーマル領域にある。そして、更に過負荷状態になる
と、温度T2 以上のレリース領域へと移行することにな
る。
【0017】このレリース領域で暖房運転を停止する
と、コンプレッサ12の停止に伴うアフターシュートに
より、図4の破線に示すように、異常領域温度T0 以上
になって、出口温度センサ17の誤作動の原因となって
しまうが、この時、停止状態にある室外送風機14を運
転させて出口温度センサ17の取付け部を強制的に冷却
する。
【0018】このように、室外送風機14を運転させて
出口温度センサ17の取付け部を強制的に冷却すること
により、同図の実線で示すように、コンプレッサ12の
停止に伴うアフターシュートを大幅に抑制して、出口温
度が異常温度T0 以上に達してしまうことを防止し、こ
れによって出口温度センサ17が誤作動してしまうこと
を防止することができる。
【0019】なお、上記暖房運転中に機器内部の温度が
上昇し、しかも排気管15の長さが短いため、特に高負
荷運転時に排気ガスの温度が上昇して、排気トップ16
やその周囲が熱くなる。このため、排気トップ16の周
囲に図1及び図2に示すように、ワイヤガード20を設
けることが一般に行われているが、このようにワイヤガ
ード20を設けるとコストアップに繋がってしまう。
【0020】このため、図5に示すように、排気管15
を排気トップ16と反対側前方に一旦導いた後、ある距
離を経てから後方に延ばして排気トップ16に接続させ
たり、図6に示すように、排気トップ16の取付け位置
を中央部に移動させることによって排気管15の総延長
距離を延ばし、更に通常は停止状態にある室外送風機1
4を運転させることにより、排気ガスを効果的に冷却す
るようにすることもできる。
【0021】図7は、この時の燃焼量(インプット)と
室外送風機14の運転の状態との関係を示すもので、冷
媒加熱器6の燃焼量(インプット)は、暖房サイクルの
負荷に応じて変化し、インプットの量が多いと排気ガス
の温度は上昇して、機器内部の温度上昇も大きくなる。
そこで、この負荷の上昇に応じて、インプット量の小さ
いところでは室外送風機14を停止させ、インプット量
が増加するに伴って、室外送風機14のタップを上げる
よう制御することにより、インプット量に左右されるこ
となく、排気ガス温度を一定に保持することができる。
【0022】これにより、排気トップ16及びこの周囲
の温度を安全な温度に保つとともに、排気トップ16の
周囲にワイヤガード20を張り巡らす必要をなくしてコ
ストダウンを図ることができる。
【0023】図8は第2の実施例を示すもので、上記第
1の実施例と異なる点は、以下の通りである。
【0024】即ち、冷媒加熱器14の出口側冷媒パイプ
18の一部を上下仕切板2の下方まで突出させ、この突
出部下面に出口温度センサ17を取付け、これによって
出口温度センサ17の取付け部を室外送風機14の運転
によって強制的に冷却するようにしたものである。
【0025】ここに、冷媒パイプ18の上下仕切板2の
挿通部には、ゴムブッシュ21が介装されている。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
コンプレッサ停止時におけるアフターシュート(温度変
化)を大幅に抑制することができ、これによって出口温
度センサ、ひいては制御器のアフターシュートに基ずく
誤作動を確実に防止することができる。
【0027】しかも、再起動時においても、起伏の少な
い安定した温度を得ることができるといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す側面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】出口温度センサの制御動作図。
【図4】運転停止時における出口温度センサのアフター
シュート状況を示すグラフ。
【図5】排気ガス温度の低減を図るようにした変形例を
示す側面図。
【図6】同じく他の変形例を示す正面図。
【図7】図5及び図6におけるインプットと室外送風機
の運転状態との関係を示すグラフ。
【図8】第2の実施例の要部を示す正面図。
【符号の説明】
2 上下仕切板 3 加熱室 5 バーナ 6 冷媒加熱器 12 コンプレッサ 14 室外送風機 15 排気管 16 排気トップ 17 出口温度センサ 18 冷媒パイプ 19 換気口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】暖房時に冷媒を加熱する冷媒加熱器を備え
    た冷媒加熱式冷暖房装置において、前記冷媒加熱器の出
    口温度を出口温度センサで読取り、この出口温度センサ
    からの信号によってレリース制御を行うとともに、この
    信号がレリース制御を行うための設定温度以上に達した
    時で、かつコンプレッサ停止時に室外送風機を一定時間
    運転させて前記出口温度センサの取付け部を冷却する手
    段を備えたことを特徴とする冷媒加熱式冷暖房装置。
JP3167223A 1991-07-08 1991-07-08 冷媒加熱式冷暖房装置 Pending JPH0518625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3167223A JPH0518625A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 冷媒加熱式冷暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3167223A JPH0518625A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 冷媒加熱式冷暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518625A true JPH0518625A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15845730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3167223A Pending JPH0518625A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 冷媒加熱式冷暖房装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0518625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5902877A (en) * 1994-09-21 1999-05-11 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Adsorbent of interleukins, process for removing the same, and adsorber for the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5902877A (en) * 1994-09-21 1999-05-11 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Adsorbent of interleukins, process for removing the same, and adsorber for the same

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