JPH05185709A - 香り付き浸透印および香り付き浸透印用インク - Google Patents
香り付き浸透印および香り付き浸透印用インクInfo
- Publication number
- JPH05185709A JPH05185709A JP2323592A JP2323592A JPH05185709A JP H05185709 A JPH05185709 A JP H05185709A JP 2323592 A JP2323592 A JP 2323592A JP 2323592 A JP2323592 A JP 2323592A JP H05185709 A JPH05185709 A JP H05185709A
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- JP
- Japan
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- ink
- percolation
- scented
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インク吸収体に香りを備えさせた香り付き浸透
印および香料成分を含有するインクからなる香り付き浸
透印用インクに関する。 【構成】印面に続くインク吸収体を備えるとともに、こ
のインク吸収体に香料成分を含有するインクを吸収させ
たことを特徴とする香り付き浸透印、ないし香料成分を
含有するインクからなることを特徴とする香り付き浸透
印用インク。 【効果】香り付き浸透印自体の商品価値を大幅に高める
ことができる。また香り付き浸透印用のインクは、浸透
印に充填して通常の浸透印を香り付きの浸透印に変える
ことができ、浸透印の大幅に商品価値を高めることがで
きる。さらに、捺印した印影自体からも長期間にわたっ
て芳香は発せられるので、この発明を適用した香り付き
浸透印ないし香り付き浸透印用インクを、意外性があっ
て非常に商品価値の優れたものとすることができる。
印および香料成分を含有するインクからなる香り付き浸
透印用インクに関する。 【構成】印面に続くインク吸収体を備えるとともに、こ
のインク吸収体に香料成分を含有するインクを吸収させ
たことを特徴とする香り付き浸透印、ないし香料成分を
含有するインクからなることを特徴とする香り付き浸透
印用インク。 【効果】香り付き浸透印自体の商品価値を大幅に高める
ことができる。また香り付き浸透印用のインクは、浸透
印に充填して通常の浸透印を香り付きの浸透印に変える
ことができ、浸透印の大幅に商品価値を高めることがで
きる。さらに、捺印した印影自体からも長期間にわたっ
て芳香は発せられるので、この発明を適用した香り付き
浸透印ないし香り付き浸透印用インクを、意外性があっ
て非常に商品価値の優れたものとすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインク吸収体に香りを
備えさせた香り付き浸透印および香料成分を含有するイ
ンクからなる香り付き浸透印用インクに関するものであ
る。
備えさせた香り付き浸透印および香料成分を含有するイ
ンクからなる香り付き浸透印用インクに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の浸透印は、印面に続くインク吸収
体を備えるとともに、このインク吸収体にスタンプ用イ
ンク等のインクをしみ込ませたものであった。またこの
インクは浸透印用インクとして市販され、インク吸収体
にしみ込ませたインクが切れたら補充して、何回でも繰
り返して使用できるようになっている。
体を備えるとともに、このインク吸収体にスタンプ用イ
ンク等のインクをしみ込ませたものであった。またこの
インクは浸透印用インクとして市販され、インク吸収体
にしみ込ませたインクが切れたら補充して、何回でも繰
り返して使用できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記浸透
印においては長年月にわたって基本的な商品形態が同じ
であって、商品価値の低いものであった。
印においては長年月にわたって基本的な商品形態が同じ
であって、商品価値の低いものであった。
【0004】またこれまで行なわれてきた浸透印用イン
クにおける改良も、捺印した印影が鮮明に捺印できたか
どうかの相違があるものではあっても、それ以外に何の
変化をもたらすこともできないものであった。
クにおける改良も、捺印した印影が鮮明に捺印できたか
どうかの相違があるものではあっても、それ以外に何の
変化をもたらすこともできないものであった。
【0005】この発明は、上記従来例の浸透印および浸
透印用インクの欠点を解消しようとするもので、簡単な
構成で非常に付加価値を高めた香り付き浸透印および香
り付き浸透印用インクを提供しようとするものである。
透印用インクの欠点を解消しようとするもので、簡単な
構成で非常に付加価値を高めた香り付き浸透印および香
り付き浸透印用インクを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の香り
付き浸透印は、印面に続くインク吸収体を備えるととも
に、このインク吸収体に香料成分を含有するインクを吸
収させたことを特徴とするものである。
付き浸透印は、印面に続くインク吸収体を備えるととも
に、このインク吸収体に香料成分を含有するインクを吸
収させたことを特徴とするものである。
【0007】またこの発明の香り付き浸透印用インク
は、香料成分を含有するインクからなることを特徴とす
るものである。
は、香料成分を含有するインクからなることを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】この発明の香り付き浸透印は、以上のように浸
透印自体も芳香を発するように構成されているので、購
買意欲を刺激することができ、大幅に商品価値を高める
ことができる。
透印自体も芳香を発するように構成されているので、購
買意欲を刺激することができ、大幅に商品価値を高める
ことができる。
【0009】また、捺印した印影自体からも長期間にわ
たって芳香は発せられるので、この発明を適用した香り
付き浸透印を、意外性があって非常に商品価値の優れた
ものとすることができる。
たって芳香は発せられるので、この発明を適用した香り
付き浸透印を、意外性があって非常に商品価値の優れた
ものとすることができる。
【0010】
【実施例】以下この発明の香り付き浸透印の一実施例を
図面に基いて詳細に説明する。
図面に基いて詳細に説明する。
【0011】図1において、1は、底のある筒状本体で
あり、この筒状本体1にはコネクタ2を介してインク吸
収体4の保持部3が連結されている。インク吸収体4の
端面には、ゴム素材からなる印面部5が形成されてい
る。このインク吸収体4は、微細でかつ連通する気孔を
形成した合成樹脂その他の素材からなり、香り付き浸透
印用インクがしみ込まされている。
あり、この筒状本体1にはコネクタ2を介してインク吸
収体4の保持部3が連結されている。インク吸収体4の
端面には、ゴム素材からなる印面部5が形成されてい
る。このインク吸収体4は、微細でかつ連通する気孔を
形成した合成樹脂その他の素材からなり、香り付き浸透
印用インクがしみ込まされている。
【0012】上記保持部3の外周上には筒状の保護カバ
ー6がスライド可能に取り付けられ、スプリング7によ
って常態では印面部5が隠れる位置に保持されている。
そして捺印時にはスプリング7の弾性で後退して印面部
5が露出するようになっている。8は印面部5に被せる
キャップである。
ー6がスライド可能に取り付けられ、スプリング7によ
って常態では印面部5が隠れる位置に保持されている。
そして捺印時にはスプリング7の弾性で後退して印面部
5が露出するようになっている。8は印面部5に被せる
キャップである。
【0013】上記香り付き浸透印用インクは例えばスタ
ンプ用インクからなり、香料成分が含有されている。こ
の香料成分としては、動物性香料や植物性香料などの天
然香料、テルペン系合成香料やベンゼン系合成香料など
の合成香料が使用できる。ちなみに動物性香料としては
じゃ香の類、植物性香料としてはジャスミンの類からな
る草花、クスやハッカの類からなる木の葉、ビャクダン
の類からなる木材、樹脂類、果実や果皮、種子等が挙げ
られる。またテルペン系合成香料としてはメントールの
類、ベンゼン系合成香料としてはシクラメンアルデヒド
の類が挙げられる。
ンプ用インクからなり、香料成分が含有されている。こ
の香料成分としては、動物性香料や植物性香料などの天
然香料、テルペン系合成香料やベンゼン系合成香料など
の合成香料が使用できる。ちなみに動物性香料としては
じゃ香の類、植物性香料としてはジャスミンの類からな
る草花、クスやハッカの類からなる木の葉、ビャクダン
の類からなる木材、樹脂類、果実や果皮、種子等が挙げ
られる。またテルペン系合成香料としてはメントールの
類、ベンゼン系合成香料としてはシクラメンアルデヒド
の類が挙げられる。
【0014】上記香料成分をインク吸収体4にしみ込ま
せる手順としては、朱色などの顔料とともに添加するこ
ともできるが、あらかじめ香料成分を前記インク吸収体
4にしみ込ませた上で、この香料成分を含浸したインク
吸収体4に、スタンプ用インクをしみ込ませることもで
きる。なお、あらかじめ製造されたスタンプ用インクと
香料成分とを混練してもよく、この場合にはスタンプ用
インクに香料成分をなじませるための時間が多少必要で
ある。
せる手順としては、朱色などの顔料とともに添加するこ
ともできるが、あらかじめ香料成分を前記インク吸収体
4にしみ込ませた上で、この香料成分を含浸したインク
吸収体4に、スタンプ用インクをしみ込ませることもで
きる。なお、あらかじめ製造されたスタンプ用インクと
香料成分とを混練してもよく、この場合にはスタンプ用
インクに香料成分をなじませるための時間が多少必要で
ある。
【0015】もちろん、あらかじめ製造されたスタンプ
用インクと香料成分とを混練して得た香り付き浸透印用
インクは、容器に入れて補充のための香り付き浸透印用
インクとして使用することもできる。
用インクと香料成分とを混練して得た香り付き浸透印用
インクは、容器に入れて補充のための香り付き浸透印用
インクとして使用することもできる。
【0016】以上の香り付き浸透印を使用して種々の用
紙に捺印する場合は、単に香り付き浸透印で用紙の上に
捺印するだけでよく、この捺印された印影からは常時芳
香が放散されていて非常に意外性のある文書とすること
ができる。
紙に捺印する場合は、単に香り付き浸透印で用紙の上に
捺印するだけでよく、この捺印された印影からは常時芳
香が放散されていて非常に意外性のある文書とすること
ができる。
【0017】なお本発明が適用できる浸透印としては、
丸型(例えば氏名印、役職印、代表者印、日付印等)や
角型(例えば社印、住所入りの社印その他)等の、浸透
印と称することのできる構造のすべてのゴム印や印鑑が
ある。また玩具のようなゴム印等にも適用することがで
きる。
丸型(例えば氏名印、役職印、代表者印、日付印等)や
角型(例えば社印、住所入りの社印その他)等の、浸透
印と称することのできる構造のすべてのゴム印や印鑑が
ある。また玩具のようなゴム印等にも適用することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】この発明の香り付き浸透印は、以上のよ
うに香り付き浸透印自体も芳香を発するように構成され
ているので、購買意欲を刺激することができ、大幅に商
品価値を高めることができる。
うに香り付き浸透印自体も芳香を発するように構成され
ているので、購買意欲を刺激することができ、大幅に商
品価値を高めることができる。
【0019】この発明の香り付き浸透印用のインクは、
以上のように浸透印に充填して通常の浸透印を香り付き
の浸透印に変えることができ、浸透印の大幅に商品価値
を高めることができる。もちろん浸透印の補充用インク
として使用することも可能である。
以上のように浸透印に充填して通常の浸透印を香り付き
の浸透印に変えることができ、浸透印の大幅に商品価値
を高めることができる。もちろん浸透印の補充用インク
として使用することも可能である。
【0020】また、捺印した印影自体からも長期間にわ
たって芳香は発せられるので、この発明を適用した香り
付き浸透印ないし香り付き浸透印用インクを、意外性が
あって非常に商品価値の優れたものとすることができ
る。
たって芳香は発せられるので、この発明を適用した香り
付き浸透印ないし香り付き浸透印用インクを、意外性が
あって非常に商品価値の優れたものとすることができ
る。
【図1】この発明の香り付き浸透印の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
1 筒状本体 2 コネクタ 3 保持部 4 インク吸収体 5 印面部 6 保護カバー 7 スプリング 8 キャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 印面に続くインク吸収体を備えるととも
に、このインク吸収体に香料成分を含有するインクを吸
収させたことを特徴とする香り付き浸透印。 - 【請求項2】 香料成分を含有するインクからなること
を特徴とする香り付き浸透印用インク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323592A JPH05185709A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 香り付き浸透印および香り付き浸透印用インク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323592A JPH05185709A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 香り付き浸透印および香り付き浸透印用インク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185709A true JPH05185709A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12104951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2323592A Pending JPH05185709A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 香り付き浸透印および香り付き浸透印用インク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05185709A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH694884A5 (fr) * | 2001-12-19 | 2005-08-31 | Stephane Pitteloud | Dispositif pour se parfumer et se maquiller. |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2323592A patent/JPH05185709A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH694884A5 (fr) * | 2001-12-19 | 2005-08-31 | Stephane Pitteloud | Dispositif pour se parfumer et se maquiller. |
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