JPH05184894A - 改良ガス−液体混合方法及び装置 - Google Patents

改良ガス−液体混合方法及び装置

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JPH05184894A
JPH05184894A JP4135695A JP13569592A JPH05184894A JP H05184894 A JPH05184894 A JP H05184894A JP 4135695 A JP4135695 A JP 4135695A JP 13569592 A JP13569592 A JP 13569592A JP H05184894 A JPH05184894 A JP H05184894A
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liquid
mixing
flow
outer shell
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Lawrence Marvin Litz
ロレンス・マービン・リッツ
Jr Thomas John Bergman
トマス・ジョン・バーグマン・ジュニア
Mitchell Adis
ミチェル・アディス
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Union Carbide Industrial Gases Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス及び液体の混合のための改良方法及び装
置を提供すること。 【構成】 AGRユニット46がリアクター容器40内
部の直列のミキサーとして使用され、下方ポンピングイ
ンペラー手段47の作動がAGRユニット46のアウタ
ーシェル51内部に循環流れ模様を創出しそれにより液
体は中空のドラフト管48内部を下降し、また前記中空
のドラフト管48とアウターシェル51の壁との間の環
状空間63内を上昇しこうした循環流れ模様が、AGR
ユニット46内部にガス−液体界面を提供する作用液体
水準位置にガス吸い込み渦65を発現させ、オーバーヘ
ッドガス空間57からのガスが中空のドラフト管48内
を降下する液体中に引き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス及び液体の混合に関
し、詳しくは液体内への酸素その他ガスの溶解及び或は
反応に関する。
【0002】
【従来技術】ガス及び液体を混合するための種々の技法
及びシステムが知られている。一般に使用される或るシ
ステムには攪拌−タンク型リアクター(STR)システ
ム(以下単にSTRシステムと称する)が含まれ、そこ
には例えば空気が、機械的攪拌デバイスによって散気さ
れる。機械的攪拌デバイスのインペラーが反応釜の内容
物を混合させ、例えば空気中の酸素をリアクター内の液
体中に溶解せしめる。そうしたSTRシステムは、種々
のガス−液体混合操作、例えば酵母或はある種の薬を創
出させるための大規模な好気醗酵操作、或はシアン化ナ
トリウムの水溶液を使用して金鉱物から金を溶解させる
ために使用される如き大規模な浸出タンク操作のために
使用され得る。しかしながら、多くのそうした操作に於
ては、溶解或はそうでない場合にはプロセス処理を効率
的なものとするためには酸素その他ガスを、従来からの
STRシステムに於て可能であるよりもずっと多く追加
することが所望される。その結果、種々の商業的操作に
おける実用上の要件を十分に満たすための他のガス−液
体混合プロセス及び装置が必要となる。しかしながら多
くの場合、一次混合システムは変更せずにこれに二次溶
解−プロセス容器を追加することが所望される。STR
システムの如き一次溶解器のガス溶解能力を増大させる
ためにしばしば使用されるガス−液体混合システムは、
所謂、側方流れポンピング(SSP)パイプライン接触
器システム(以下、単にSSPシステムと称する)であ
る。このSSPシステムの操作に際しては液体は代表的
に、STRの如き一次供給源から再循環パイプを通して
再循環され、液体内部に乱流混合状況を創出するに十分
な高い流れ圧力及び流速に於てガスが追加される。そう
した乱流混合状況は代表的に、液体に追加されたガスを
分散させるには十分なものであり、然も高い圧力が使用
されることと相俟って、ガス溶解目的のためのそうした
分散を助長し、またそれが適切である場合には、ガスと
液体或はそれらの成分との反応を助長する。SSPシス
テムからのガスが高濃度に追加された液体は、次いで一
次供給源を所望の濃度とするべく一次供給源に戻され
る。このSSPシステムはガス−液体混合目的のために
有効ではあるが、そのポンピングエネルギー要件は一般
に極めて高い。そしてこの要因はそうしたシステムを、
特に有意量のガスを液体に溶解させるために使用する場
合は大きな欠点となる。加うるに、SSPシステムでの
ガスの利用効率はしばしば、実際の商業的操作に於て所
望されるほどには高くない。従って、液体中に大量のガ
スを溶解させ及び或は液体と大量のガスとを反応させる
ための代替手段に対する強い要望がある。望ましくは、
そうした手段はSSPシステムを使用してのそれよりも
消費エネルギーのずっと少ない状態で液体中へのガスの
溶解を達成する。更には、そうした手段は望ましくは、
SSPシステムと比較して高いガス利用効率を達成可能
である。詳しくは、斯界には、液体中に酸素の如き別個
のガスを有効に分散させ、その液体に別のガス例えば空
気を導入する用途例でのそうした改良プロセス処理に対
する要望がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガス及び液体の混合の
ための改良方法及び装置を提供することであり、所望の
低さのポンピングエネルギー要件に於て液体中にガスを
溶解させるための改良方法及び装置を提供することであ
り、低ポンピングエネルギー要件との組み合わせに於
て、高いガス利用効率水準の下で液体中に大量のガスを
溶解させるための改良方法及び装置を提供することであ
り、第1のガスが分散される液体中に第2のガスを分散
させるための改良方法及び装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】エネルギー及びガス利用
効率の高い直列のガス溶解デバイスが、SSPシステム
のパイプライン接触器に代えて使用される。その結果、
ガスを液体中に溶解させ及び或は液体と反応させるに要
する単位量当りのエネルギー量は実質的に減少され、ま
たガス利用効率が向上する。
【0005】
【実施例】本発明の前記課題は、SSPシステムのパイ
プライン接触器に代えての、高効率の直列のガス溶解デ
バイスの使用によって達成される。これにより、ガスを
液体に溶解させる及び或は液体と反応させるための単位
量当りの必要エネルギー量は実質的に低減され、また従
来からのSSPシステムと比較して所望の高いガス利用
効率が入手される。本発明に実際に使用し得る高効率ガ
ス溶解デバイスの1例は、例えば米国特許第43281
75号及び米国再発行特許第32562号に記載される
アドバンスドガスリアクター(AGR)デバイスであ
る。そうした高効率のガス溶解デバイスは、本発明の実
施に際して前記SSPシステムの側方流れに使用される
パイプライン接触器に代わる直列のガス溶解器として使
用した場合、極めて有効であることが見出された。高効
率の、直列のガス溶解デバイスのそうした使用には、比
較的大量の液体中にガスを溶解させるための、そこでの
そうした液体の一部分のプロセス処理並びに、プロセス
処理されるべき前記大量の液体の残余部分への前記液体
の一部分の返流が含まれる。
【0006】図1には従来からのSTRシステムが例示
され、大型のリアクター容器1が散気手段2を有してい
る。該散気手段2はリアクター1の下方部分に位置付け
られ、制御弁4を含むライン3が外部供給源からの空気
その他ガスを前記散気手段2へと送通可能とならしめる
べく設けられている。STRシステムの操作上、オーバ
ーヘッドガス空間6がその上方に存在する状態に於てガ
ス−液体界面5が形成され、制御弁8をそこに具備する
ガス抜きライン7が、前記リアクター容器1からのガス
抜きのために設けられる。全体を番号10で示される循
環液体流れ模様をリアクター容器内に創出するインペラ
ー手段9がリアクター容器1内に位置決めされる。この
インペラー手段9は、リアクター容器1内の液体中のガ
ス散気手段2内に形成される気泡の均一な分散を容易化
し、かくして液体中へのガスの溶解を容易化させる。イ
ンペラー手段9は好適な駆動手段12と連結するため
の、リアクター容器1から上方へと伸延する駆動軸11
を具備する。
【0007】図1のSTRシステムを使用して可能であ
るよりも多くのガスを液体中に溶解可能とするために、
図2のSSPシステムがリアクター容器の外部でのガス
−液体混合のためのパイプライン接触器を提供する。図
2のシステムではリアクター容器20は制御弁22を含
み、またその底部からポンプ23へと伸延するライン2
1を有する。前記ポンプ23はリアクター容器20か
ら、ライン25を介して酸素の如きガスがそこへと送通
されるガス散気装置24へと液体をポンピングするよう
に適合される。このガス散気装置24からのガス−液体
混合物は、リアクター容器20から液体中へのガスの通
過に際してリアクター容器20内のガス散気装置24内
に形成された気泡を液体内に均一に分散させるために、
また液体内に前記ガスを溶解させるために比較的長い流
れライン、或は、好ましくは1つ以上の戻しベンド26
を含むパイプライン接触器25に送通される。望ましく
は制御弁27を具備するパイプライン接触器25からの
ガス−液体混合物は、リアクター容器20に収納された
液体内へのインジェクター28を通しての注入のため
に、リアクター容器20の底部に送通される。サンプリ
ング目的のためにリアクター容器20の底部からガス−
液体混合物の一部分を抜き取るために、制御弁30を含
むライン29が望ましく設けられ、同様に、パイプライ
ン接触器25からガス−液体混合物の一部分を抜き取る
ために、制御弁32を具備するライン31を設け得る。
空気の如き一次送給ガスが、ライン33及び散気装置3
4を介して一般に導入される。
【0008】従来からの加圧されたSSPシステムのパ
イプライン接触器の使用は、酸素の如き二次送給ガス
を、空気の如き一次送給ガスを使用するSTRシステム
を使用して効率的に溶解させ得るよりもより多く溶解可
能とする。このことから理解されるように、一次送給ガ
スはリアクター容器20内の液体中に直接注入すること
によって追加され、一方、二次送給ガスはガス散気装置
24及び従来からの加圧されたSSPシステムにおける
パイプライン接触器25を通してのリアクター容器20
からの液体の一部分に送給され、そして溶解された二次
送給ガスによって富化された液体はリアクター容器20
へと循環され戻される。代表的設計形状のSSPシステ
ムに於ては、SSPシステム内で毎時100ポンド(約
45.4Kg)の酸素を溶解させるためには、約115
馬力のモーターを具備するポンプが必要となる。そうし
たガス−液体混合操作での正味の酸素利用率は約75%
であり、従って、酸素100ポンドを溶解させ且つ利用
するためには酸素約133ポンド(約60.3Kg)を
SSPパイプラインの接触器25に送通させる必要があ
る。
【0009】一方、本発明のAGR具体例の実施に際し
ては、酸素利用効率は本質的に100%であり、従っ
て、100ポンドの酸素を溶解させるために要する動力
は約10乃至20馬力に過ぎない。図3に示されるよう
な本発明のAGR具体例では、比較的小型のAGRユニ
ットが大型のリアクター容器内部に位置決めされこれ
が、SSPシステムを使用して代表的に入手されるエネ
ルギー要件及びガス利用効率と比較して、全体エネルギ
ー要件を実質的に減少しそして酸素その他ガスの利用効
率を実質的に増大させる作用を為す。図3の具体例で
は、大型のリアクター容器40がその底部付近に位置決
めされたガス散気装置41を具備し、このガス散気にガ
スを送通するためにライン42が設けられている。ガス
散気装置41からリアクター容器40全体への気泡の分
散を容易化するためのインペラー手段43が、リアクタ
ー容器40内でガス散気装置41の上方に位置決めされ
る。駆動軸44が、このインペラー手段43を回転させ
るために使用されるオーバーヘッド駆動手段45に連結
される。全体を番号46によって示される小型のAGR
ユニットが、高剪断力の、軸流式の、下方ポンピングイ
ンペラー手段47を含んでいる。この下方ポンピングイ
ンペラー手段47は2重螺旋型インペラーとして例示さ
れ、中空のドラフト管48の内部に位置決めされてい
る。下方ポンピングインペラー手段47は好適なモータ
ー手段50に連結された駆動軸49によって回転され
る。
【0010】中空のドラフト管48及び下方ポンピング
インペラー手段47は、中空のドラフト管48の下方に
向けて伸延するアウターシェル51の内部に位置決めさ
れ、アウターシェルの下端には、AGRユニット46に
よって形成され、溶解酸素によって富化された液体をリ
アクター容器40内の液体53中に送通させるための出
口通路52が設けられる。液体53は代表的にはリアク
ター容器40の上方部分を充填し、ガス−液体界面54
が、前記液体とリアクター容器40内で増大する液体容
積に対する所望の空間を提供するその上方のオーバーヘ
ッドガス空間55とを分けている。アウターシェル51
は屋根部分56を含み、この屋根部分がオーバーヘッド
ガス空間55をアウターシェル51内部の上方のオーバ
ーヘッドガス空間57から分ける。ガス−液体界面59
の上方のオーバーヘッドガス空間57を僅かに加圧可能
とするための駆動軸シール手段58が設けられる。オー
バーヘッドガス空間57からの酸素その他ガスの幾分か
が溶解されそして消費されるに従い、酸素或は他のガス
のための供給システム61からの酸素その他のガスが、
圧力調節器60その他のそうした手段によってオーバー
ヘッドガス空間57へと送通される。好適なバッフル6
2が一般に中空のドラフト管48の上端に位置決めさ
れ、この中空のドラフト管48内への液体流れを容易化
すると共に、ガス吸い込み渦65の形成を促進する。中
空のドラフト管48の上端部には更に、中空のドラフト
管48の頂部内部への液体流れを更に容易化し、それら
液体を下方ポンピングインペラー手段47の影響下にそ
の内部を降下させるための円錐部分63が望ましく設け
られる。
【0011】図3の具体例では、AGRユニット46が
リアクター容器40内部の直列のミキサーとして使用さ
れている。下方ポンピングインペラー手段47の作動が
AGRユニット46のアウターシェル51内部に循環流
れ模様を創出し、それによって液体は中空のドラフト管
48内部を下降し、また前記中空のドラフト管48とア
ウターシェル51の壁との間の環状空間63内を上昇す
る。そうした循環流れ模様は、AGRユニット46内部
にガス−液体界面を提供する作用液体水準位置にガス吸
い込み渦65を発現させそれにより、オーバーヘッドガ
ス空間57からのガスを中空のドラフト管48内を降下
する液体中に引き込むようなものである。酸素その他ガ
スによって富化された溶液及び関連する気泡66が中空
のドラフト管48の底部から送通されるに従い、その下
降速度はAGRユニットのアウターシェル51の断面が
より大きいことによって、浮力によって生じた気泡の上
昇速度以下に低減される。その結果、気泡は中空のドラ
フト管48及びアウターシェル51間の前記環状空間6
3内部を上昇する。これらの気泡の幾つかはインペラー
領域内に戻る液体流れによって中空のドラフト管48内
部に戻され、一方、残余の気泡はオーバーヘッドガス空
間47に入り、結局、ガス吸い込み渦65によって中空
のドラフト管48内部を下降する液体中に戻される。オ
ーバーヘッドガス空間57からガスを抜くために、所望
に応じてガス通気孔67が使用される。本発明のこの具
体例を実施するに際しての酸素その他のガスの利用効率
は100%に接近させ得る。かくして、その実施に際
し、毎時100ポンドの酸素を溶解するために、対応す
る従来からのSSPシステムと比較して約33ポンド
(約14、9Kg)の酸素を節約可能である。
【0012】気泡がそこから逃出するところの、酸素そ
の他ガスによって富化された液体流れの下向きの運動量
が、この液体流れをAGRユニットのアウターシェル5
1の底部に搬送し、そして出口通路52から出てリアク
ター容器40内の液体53内部へと送通させる。酸素そ
の他ガスの含有量の小さい新しいスラリーがAGRユニ
ットのアウターシェル51の外側から内側へと、好まし
くはその上方部分に図示の如く設けられた開口66を通
して流入し、アウターシェル51の底部から排出された
液体流れの容量を置換する。AGRユニットにおけるガ
ス溶解能力は極めて効率的であること、また好ましくは
例示された如く使用される高剪断力の螺旋型インペラー
が非常にエネルギー効率的な高容量ポンピングデバイス
であること、そしてまた、本発明のシステムが本来大気
圧力にて作動されることによって、毎時100ポンドの
酸素を溶解させるに要する馬力はSSPシステムが約1
15馬力であるのに比較して約10乃至20馬力に過ぎ
ない。
【0013】本発明の図3の具体例は、ガス−液体混合
容器内の液体の一部分中へのガスの溶解を助長し且つそ
のエネルギー要件を低減させるために使用される、AG
Rユニットの高効率の、直列のガス溶解器としての使用
を例示するものである。この、直列ののAGRユニット
は、AGRユニット内でプロセス処理された所望のガス
−液体混合物の側方流れがリアクター容器それ自体、即
ちAGRユニット46のアウターシェル51の内部に収
納される点を除き、従来からのSSPシステムのパイプ
ライン接触器を代替するものである。AGRユニットの
高剪断力の混合作用が、ガスの大きな気泡をより小さな
ものとしそれにより、AGRユニットを通る液体部分内
へのガスの溶解を助長し、次いでリアクター容器内の主
たる液体内への排出を促進する。
【0014】図4には本発明の別態様が例示され、大き
な気泡を小さい気泡に破壊するために比較的高効率のガ
ス溶解器が、リアクター容器から離間した側方流れ内に
於て使用されている。小さく破壊された気泡は、リアク
ター容器から前記側方流れ及びその内部の直列のガス溶
解器を通して送通され次いでリアクター容器へと循環し
て戻される液体部分内へのガスの溶解を助長する。図4
に例示された具体例は、包囲された発酵システムその
他、空気が供給されるそうした液体リザーバーへの追加
的な溶解酸素の供給に関連する。図3の具体例を参照し
て説明したAGRユニットは一般に、本適用例で使用す
るために最も有効なガス溶解デバイスであるが、図4に
示される具体例は、効率は幾分低いものの本発明の実施
に際してエネルギー要件を低減し且つガス−液体混合作
用での酸素その他ガスの利用効率を著しく増大させるた
めに等しく使用され得るものである。
【0015】かくして、図4の具体例では、軸流の、下
方ポンピングインペラー手段が大きなガス気泡を小さく
破壊するための直列の高剪断力状況を創出してガス溶解
作用を助長しそれにより、システム全体のガス利用効率
を助長するために、ラシュトン(Rushton)ター
ビン型の半径方向流れ高剪断力インペラーと共に使用さ
れる。この具体例では、発酵容器70内に、その上方に
オーバーヘッドガス空間72が存在する状態に於て液体
71が収納されそれによって、ガス−液体界面73が形
成されている。空気注入ライン74が、空気を発酵容器
70の下方部分に位置決めした散気装置75に送給する
ために使用される。パドル攪拌手段76が散気装置75
を覆って位置決めされ且つ駆動軸77及び駆動モーター
手段(図示せず)によって駆動される。前記パドル攪拌
手段76が廻動されると、散気装置75から液体71内
にガスを注入するに際して形成された気泡は液体内に分
散され前記液体と共に発酵容器70内部の循環流れ模様
を通して送通され、液体内にガスを溶解させる。システ
ムからの未溶解ガスの除去を可能とするための通気手段
78が設けられる。発酵容器70から再循環される液体
の一部分に対する、側方流れと、直列の前記比較的高効
率の高剪断力のガス溶解器を通してガス溶解の増大及び
エネルギー要件の低減が達成される。
【0016】図4に例示されるように、発酵容器70の
上方からの液体はガス−液体界面73よりも下方の部分
を通り、本来水平な側方流れ入口導管79内に流入し、
ガス溶解器80の上方部分に入り、その底部から本来水
平な排出導管81へと排出され、次いで発酵容器70の
下方部分内部に再循環して戻される。縦方向の連結導管
82が入口導管79及び排出導管81間を連通する。排
出導管81の直径は望ましくは、そこを送通するガス−
液体混合物の流速が実質的に低い、例えば正味毎秒約5
フィート(約1.5メートル)以下でありそれにより、
前記本来水平な排出導管81内では前記ガス−液体混合
物の気泡は排出導管の上部へと上昇し、前記縦方向の連
結導管82との連続部では実質的に全ての気泡は、高度
に酸素化された液体相の小部分と共に連結導管82内を
上昇する。これにより、初期に於てガス溶解器80内で
溶解しなかった酸素その他、ガス富化された液体は高効
率のガス溶解器に戻され得る。そうした液体は次いで、
ガス溶解器80への再循環のために入口導管79内に送
通される。溶解酸素によって高度に酸素化された液体相
の主要部分は発酵容器70の底部に戻される。システム
内の静水圧均衡を維持するために、等容量の液体が水平
な入口導管79を通して発酵容器70からガス溶解器8
0内に戻され、そこで追加量の酸素が溶解される。
【0017】図4に示される如く、ガス溶解器80は2
つの軸流インペラー83及び84を具備し、それらの間
の共通駆動軸86にはラシュトンタービン85が位置決
めされ、前記共通駆動軸86は適宜の駆動システム(図
示せず)に連結される。上方の軸流インペラー83は有
益にはガス溶解器80内の液体水準以下の深さに位置決
めされそれにより、それら軸流インペラーはオーバーヘ
ッドガス空間87から空気或は好ましくは酸素を、ガス
溶解器80内部を降下する液体88の流れの内部に抜き
出すための渦を発生させる。ガス溶解器80を貫いて送
通される液体中への分散を助長するために、オーバーヘ
ッドガス空間87の内部に二次送給ガス、例えば酸素の
如きを導入し得るよう、ガス注入手段87Aが望ましく
設けられる。ガス−液体混合物がラシュトンタービン8
5の流れ模様内部を下方へと送達されるに従い、混合物
内部の気泡はラシュトンタービン85の剪断作用によっ
て実質的により小さく破壊され、それが液体内へのガス
の溶解を増長させる。ガス溶解器80の壁の周辺を巡っ
ての液体の旋回を妨害しそれにより、各軸流インペラー
の下方ポンピング及び剪断作用を改善させるためのバッ
フル89が、ガス溶解器80の壁に沿って或はその付近
に好ましく設けられる。下方の軸流インペラー84は、
ガス−液体混合物に追加的な下向きの運動量を付与しそ
れにより、例えば高度に酸素化された溶液を含む前記ガ
ス−液体混合物をガス溶解器80から排出導管81へと
ポンピングする作用を為す。当業者には、本発明の実施
に際し、先に説明され図3及び4に示された具体例に於
て使用された以外の他の高効率のガス溶解器を使用し得
ることを理解されよう。
【0018】本発明の利益を更に説明するために、AG
Rユニットが、側方流れガス溶解器80内の高効率の、
直列のガス溶解デバイスとして使用されたことを除き、
図4の具体例と類似のシステムに於てガス−液体混合操
作が実施された。図5の具体例における各要素は、軸流
インペラー83及び84、そして図4の具体例のラシュ
トンタービン85に代えて2重螺旋インペラー90が位
置決めされていることを除き、図4の具体例と同じ参照
番号で示される。図4の具体例のバッフル89は図5の
具体例では使用していないが、AGRユニット90をそ
の内部に収納する前記ガス溶解器80の内部への降下流
れを容易化し、またガス吸引渦の形成を容易化させるた
めに好適なバッフル手段91を位置決め可能である。前
記AGRユニットは、オーバーヘッドガス空間87から
酸素その他のガスをガス溶解器80内部の液体88の効
果流れの内部へと引き出すための渦をそれが発生するよ
う、ガス溶解器80内の液面以下に望ましく位置決めさ
れる。
【0019】本発明を実施するに際して入手され得る利
益の1例は、図5の具体例の側方流れの、直列のミキサ
ー具体例の実施に際し、AGRユニット90がそれと共
に使用されてなる発酵容器70が、その内部に発酵細胞
を創出させる小型の商業的発酵槽ユニットであることで
ある。標準STRモードにてこの発酵槽が空気散気装置
と共に作動した場合、発酵細胞の成長率が高い時の溶解
酸素濃度は溶液1リットル当り約1.5ミリグラムであ
った。AGRユニット90から除去された酸素富化流れ
を発酵容器70内部に再循環させる状態で図5の具体例
を使用した場合、溶解酸素水準は溶液1リットル当り約
30ミリグラムへと増大し、その場合のエネルギー要件
の全体的低下は約10%であった。
【0020】本発明を実施する上での、従来のSSTシ
ステムと比較しての利益は、液体と接触する回転軸シー
ルが本発明の実施に際しては不要であることである。S
SPシステムに於て使用され得る如き代表的ポンプシー
ルを使用して殺菌状態を維持する上で生じ得る問題は、
特定形式の薬学的発酵のためのSSP酸素化システムの
適用に際しての主たる関心事項であった。更には、本発
明のガス−液体混合システムは、従来のSSPシステム
が高い圧力を必要とするのに比較して、本来大気圧力状
況にて作動可能である。また、発酵作動に際して細胞を
破壊する恐れのある剪断力も、本発明を直列のAGRユ
ニットと共に使用した場合、主たるリアクター容器内の
液体に関してはSSPシステムを使用した場合よりもよ
り少い。
【0021】請求の範囲に記載された如き本発明の範囲
から離れることなく、発明の詳細を種々に変化及び改変
し得ることを理解されたい。直列のガス溶解デバイスを
通しての液体の一部分の送通に関しては、そうした液体
部分は液体中に所望通りに追加溶解された酸素その他ガ
スの量のみならず、使用されるガス−液体混合作動及び
使用される装置の特定の寸法及び特性に依存して変化す
ることを理解されたい。しかしながら一般に、前記液体
部分は、代表的には約30分から約1時間或はそれ以上
の至当な時間内にその全ての量が直列のガス溶解デバイ
スを通るようなものである。
【0022】従って、本発明によれば、液体中により効
率的に且つより有効に溶解させることの可能な改良され
たガス−液体混合方法及びシステムが提供される。これ
は、ガス−液体混合技術分野における望ましい高度な進
歩を意味し、然もガスをして高いガス利用効率及び低い
エネルギー要件の下で、実際に商業的に適用されている
従来からの方法及びシステムを使用する場合よりも大量
の液体中に溶解可能ならしめる。
【0023】
【発明の効果】ガス及び液体の混合のための改良方法及
び装置が提供される。所望の低さのポンピングエネルギ
ー要件に於て液体中にガスを溶解させるための改良方法
及び装置が提供される。低ポンピングエネルギー要件と
の組み合わせに於て、高いガス利用水準で液体中に大量
のガスを溶解させるための改良方法及び装置が提供され
る。一次送給ガスが分散される液体中に二次送給ガスを
分散させるための改良方法及び装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス及び液体の混合のための従来のSTRシス
テムの概略断面図である。
【図2】ガス及び液体の混合のための従来のSSPシス
テムの流れダイヤグラム図である。
【図3】本発明の1具体例の概略断面図である。
【図4】本発明の、側方−流れ型混合器ユニットを使用
する1具体例の概略断面図である。
【図5】本発明の、側方−流れ型混合器ユニットを使用
する別態様の概略断面図である。
【符号の説明】
40:リアクター容器 41:ガス散気装置 43:インペラー手段 44:駆動軸 45:オーバーヘッド駆動手段 47:下方ポンピングインペラー手段 48:中空のドラフト管 46:AGRユニット 50:モーター手段 51:アウターシェル 52:出口通路 53:液体 54:ガス−液体界面 55:オーバーヘッドガス空間 58:駆動軸シール手段 60:圧力調節器 62:バッフル 63:環状空間 65:ガス吸い込み渦 66:気泡 67:ガス通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロレンス・マービン・リッツ アメリカ合衆国ニューヨーク州プレザント ビル、ブライアウッド・レイン16 (72)発明者 トマス・ジョン・バーグマン・ジュニア アメリカ合衆国ニューヨーク州ノース・タ リタウン、ハドソン・テラス39 (72)発明者 ミチェル・アディス アメリカ合衆国ニューヨーク州ノース・ホ ワイト・プレインズ、ロレンス・ドライブ 39

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良ガス−液体混合方法であって、 (a)混合容器内で液体を再循環流れ状況に維持する段
    階にして、前記液体がガス−液体界面を具備し、このガ
    ス−液体界面の上方にはオーバーヘッドガス空間が存在
    してなる、前記混合容器内で液体を再循環流れ状況に維
    持する段階と、 (b)前記液体中に一次送給ガスの流れを直接導入する
    段階にして、前記再循環流れ状況にある液体の流路及び
    流速は、前記一次送給ガスの流れを前記液体中に導入す
    るに際して形成されるガスの気泡が、前記液体中へのガ
    スの溶解或は前記液体と前記ガスとの反応のために前記
    再循環流れ状況の液体と共に循環されるようなものであ
    る、前記液体中に一次送給ガスの流れを直接導入する段
    階と、 (c)前記液体の一部分を、エネルギー及びガス使用率
    の高い及び或は反応効率の高い直列のガス溶解デバイス
    を通して連続的に送通させる段階と、 (d)前記直列のガス溶解デバイスを通る前記液体部分
    中に二次送給ガスの流れを導入する段階と、 (e)前記直列のガス溶解デバイスから導入され溶解さ
    れた二次送給ガスの流れによって富化された液体部分を
    前記混合容器内の液体中に再循環させることによって連
    続的に戻しそれにより、ガス利用効率を高め且つ液体中
    に溶解させる或は液体と反応させるに要するガスの単位
    当りのエネルギーを最小限とする段階とを包含する前記
    改良ガス−液体混合方法。
  2. 【請求項2】 一次送給ガスの流れを空気とし、二次送
    給ガスの流れを酸素とする段階を含む請求項1に記載の
    改良ガス−液体混合方法。
  3. 【請求項3】 直列のガス溶解デバイスに、軸流の、下
    方ポンピングインペラー手段をその内部に位置決めして
    なる中空のドラフト管を設け、前記下方ポンピングイン
    ペラー手段を回転させそれにより前記直列のガス溶解デ
    バイス内部に再循環流れ模様を創出させる段階を含み、
    その場合液体は前記中空のドラフト管の内部を下方へと
    送通されそして前記中空のドラフト管の外側を上昇され
    てなる請求項1に記載の改良ガス−液体混合方法。
  4. 【請求項4】 直列のガス溶解デバイスに、液体の一部
    分をその内側へと送通させ、また溶解された二次送給ガ
    スの流れによって富化された液体をそこから放出するた
    めの開口を具備してなるアウターシェルを液体内部に位
    置決めしそれにより、前記アウターシェル内部の再循環
    流れが液体及び付随するガスの気泡を、ドラフト管及び
    アウターシェル間の環状空間内を上昇する液体中へと抜
    き出し、また溶解された二次送給ガスの流れによって富
    化された液体を前記アウターシェルの底部から混合容器
    内の液体中に戻す段階を含む請求項3に記載の改良ガス
    −液体混合方法。
  5. 【請求項5】 二次送給ガスの流れを、アウターシェル
    内の液体水準の上方のオーバーヘッド空間へと導入する
    段階を含み、アウターシェル内部の液体の再循環流れ
    は、渦を発生させ前記オーバーヘッドガス空間から、中
    空のドラフト管内を下降する液体中へのガス吸引によっ
    て二次送給ガスの流れを抜出すようなものである請求項
    4に記載の改良ガス−液体混合方法。
  6. 【請求項6】 一次送給ガスを空気とし、二次送給ガス
    を酸素とする段階を含む請求項5に記載の改良ガス−液
    体混合方法。
  7. 【請求項7】 中空のドラフト管を直列のガス溶解デバ
    イスのアウターシェルによって構成し、該アウターシェ
    ルを混合容器の外側に位置決めし、混合容器から直列の
    ガス溶解デバイスの上方部分へと再循環流れ模様を送通
    させ、この再循環流れに於ける前記二次送給ガスの溶解
    濃度を、前記直列のガス溶解デバイスの底部から前記混
    合容器へと戻る前記二次送給ガスの流れによって高める
    段階を含む請求項3に記載の改良ガス−液体混合方法。
  8. 【請求項8】 二次送給ガスをアウターシェル内の液体
    水準の上方のオーバーヘッド空間内部に導入し、再循環
    流れを、直列のガス溶解デバイス内を降下する液体中へ
    のガス吸引によって前記オーバーヘッドガス空間から二
    次送給ガスを抜出す渦を発現させるようなものとする段
    階を含む請求項7に記載の改良ガス−液体混合方法。
  9. 【請求項9】 一次送給ガスを空気とし、二次送給ガス
    を酸素とする段階を含む請求項8に記載の改良ガス−液
    体混合方法。
  10. 【請求項10】 ガス及び液体を混合するための装置で
    あって、 (a)混合容器にして、内部の液体を再循環流れ模様状
    態に維持するようになっている攪拌手段を具備し、前記
    液体が前記混合容器内部でオーバーヘッドガス空間を具
    備する状態に於てガス−液体界面を有してなる前記混合
    容器と、 (b)一次送給ガスの流れを前記液体中に直接導入する
    ための一次送給ガス導管手段と、 (c)前記液体からの液体の一部分を連続して受けるよ
    うになっており、また二次送給ガスを効率的に溶解させ
    及び或は反応させるようになっている直列のガス溶解デ
    バイスと、 (d)前記直列のガス溶解デバイスを通る液体の一部分
    に二次送給ガスを導入するための二次送給ガス導管手段
    と、 (e)前記直列のガス溶解デバイスからの溶解された二
    次送給ガスによって富化された液体部分を前記混合容器
    中の液体内へと連続的に戻すための機械的手段とによっ
    て構成されそれにより、ガス利用効率を高め且つ液体中
    に溶解させる及び或は液体と反応させるに要するガスの
    単位当りのエネルギーが最小限となるようにした前記ガ
    ス及び液体を混合するための装置。
  11. 【請求項11】 軸流の、下方ポンピングインペラー手
    段をその内部に位置決めし且つ直列のガス溶解デバイス
    内部に再循環流れ模様を創出可能である中空のドラフト
    管を含み、前記再循環流れ模様は前記中空のドラフト管
    の内側を降下しまたその外側を上昇してなる請求項10
    に記載のガス及び液体を混合するための装置。
  12. 【請求項12】 直列のガス溶解デバイスは液体内部に
    位置決めされたアウターシェルにして、前記直列のガス
    溶解デバイス内部に液体の一部分を送通させそして二次
    送給ガスによって富化された液体をその底部から混合容
    器内の液体中へと排出させるための開口を具備する前記
    アウターシェルを含んでいる請求項11に記載のガス及
    び液体を混合するための装置。
  13. 【請求項13】 アウターシェルの液体の水準の上方の
    オーバーヘッド空間内部に二次送給ガスを導入するため
    のに次送給ガス導入手段を含み、軸流の、下方ポンピン
    グインペラー手段は前記アウターシェル内部に再循環流
    れ模様を創出可能でありそれにより、前記オーバーヘッ
    ドガス空間から中空のドラフト管内部へと降下する液体
    中へのガス吸い込みによって二次送給ガスを抜出す渦が
    発生する請求項12に記載のガス及び液体を混合するた
    めの装置。
  14. 【請求項14】 中空のドラフト管は直列のガス溶解デ
    バイスのアウターシェルを含み、アウターシェルは混合
    容器の外側に位置決めされる請求項11に記載のガス及
    び液体を混合するための装置。
  15. 【請求項15】 アウターシェル内の液体の水準の上方
    のオーバーヘッドガス空間に二次送給ガスを導入するた
    めの二次送給ガス導入手段を含み、軸流の、下方ポンピ
    ングインペラー手段は渦を発生させそれにより、直流の
    ガス溶解デバイス内を降下する液体中へのガス吸い込み
    によって前記オーバーヘッドガス空間から二次送給ガス
    を抜き出すようになっている請求項14に記載のガス及
    び液体を混合するための装置。
  16. 【請求項16】 軸流の、下方ポンピングインペラー手
    段は2重螺旋インペラー手段を含む請求項15に記載の
    ガス及び液体を混合するための装置。
  17. 【請求項17】 軸流の、下方ポンピングインペラー手
    段は上方及び下方の軸流インペラーを含み、これら上方
    及び下方のインペラーは、それらの間部分に位置決めさ
    れた半径方向流れ式のラシュトン型タービン手段を有し
    ている請求項15に記載のガス及び液体を混合するため
    の装置。
JP4135695A 1991-05-01 1992-04-30 改良ガス−液体混合方法及び装置 Pending JPH05184894A (ja)

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