JPH05184841A - フィルター - Google Patents
フィルターInfo
- Publication number
- JPH05184841A JPH05184841A JP467492A JP467492A JPH05184841A JP H05184841 A JPH05184841 A JP H05184841A JP 467492 A JP467492 A JP 467492A JP 467492 A JP467492 A JP 467492A JP H05184841 A JPH05184841 A JP H05184841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- coil spring
- air
- flow
- valley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルターの構成において、フィルター密着
を防ぐためのスペーサーと同じ働きをするうえで風の流
れを遮断することなく十分な風量で吸い込むことがで
き、かつ車載用空気清浄器などに使用されても振動によ
りフィルターを傷つけることなくフィルターからずれ
ず、風量ダウンを防ぎフィルター寿命を延ばすことがで
きるフィルターを提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、ジグザグ状に折畳まれたフィルタ
ー材に挿入してあり、フィルター谷部に一定のピッチで
形成された多数のコイルバネをフィルター材の各谷部の
形状に合わせてある。
を防ぐためのスペーサーと同じ働きをするうえで風の流
れを遮断することなく十分な風量で吸い込むことがで
き、かつ車載用空気清浄器などに使用されても振動によ
りフィルターを傷つけることなくフィルターからずれ
ず、風量ダウンを防ぎフィルター寿命を延ばすことがで
きるフィルターを提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、ジグザグ状に折畳まれたフィルタ
ー材に挿入してあり、フィルター谷部に一定のピッチで
形成された多数のコイルバネをフィルター材の各谷部の
形状に合わせてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルターの構造に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のフィルターは実公平３−２
６８８７号公報に示されるように気体又は液体用フィル
ターにおいて、フィルター材２をジグザグ状に折畳むこ
とにより、多数の山部と谷部を一定のピッチで形成し、
そのピッチを保持するために、流れの各谷部にくし歯６
を有するスペーサ４を介在することは従来から知られて
いる。
６８８７号公報に示されるように気体又は液体用フィル
ターにおいて、フィルター材２をジグザグ状に折畳むこ
とにより、多数の山部と谷部を一定のピッチで形成し、
そのピッチを保持するために、流れの各谷部にくし歯６
を有するスペーサ４を介在することは従来から知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の発
明では振動による製品、例えば車載用空気清浄器などで
使用されるくし歯においては絶えず走行中振動がおこる
ためくし歯がフィルターからずれてしまいくし歯として
の働きができていなかった。
明では振動による製品、例えば車載用空気清浄器などで
使用されるくし歯においては絶えず走行中振動がおこる
ためくし歯がフィルターからずれてしまいくし歯として
の働きができていなかった。
【０００４】また、振動によるくし歯の上下、左右運動
によりフィルターに傷をつける原因にもなっていた。こ
の振動による対策として、接着等が必要であり、価格が
高いものとなってしまう。
によりフィルターに傷をつける原因にもなっていた。こ
の振動による対策として、接着等が必要であり、価格が
高いものとなってしまう。
【０００５】さらに、くし歯によりフィルター寿命を延
ばすことができるもののくし歯を入れることによりそれ
が壁になって風の流れを遮断してしまう。そのためフィ
ルター寿命を延ばすことはできるが風量が低下してしま
い吸い込み性能が低下するという問題を生じていた。
ばすことができるもののくし歯を入れることによりそれ
が壁になって風の流れを遮断してしまう。そのためフィ
ルター寿命を延ばすことはできるが風量が低下してしま
い吸い込み性能が低下するという問題を生じていた。
【０００６】そこで、本発明はこれらの問題点を解決す
るものであり、くし歯と同じ働きをするうえで風の流れ
を遮断することなく十分な風量で吸い込むことができ、
かつ振動などによりフィルターを傷つけることなくフィ
ルターからずれたりせずフィルター寿命を延ばすことが
できるフィルターを提供することを目的とする。
るものであり、くし歯と同じ働きをするうえで風の流れ
を遮断することなく十分な風量で吸い込むことができ、
かつ振動などによりフィルターを傷つけることなくフィ
ルターからずれたりせずフィルター寿命を延ばすことが
できるフィルターを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するため、フィルター材をジグザグ状に折畳みによって
形成されたフィルター材の各谷部にコイルバネ状のスペ
ーサを挿入してなるフィルターを提供するものである。
するため、フィルター材をジグザグ状に折畳みによって
形成されたフィルター材の各谷部にコイルバネ状のスペ
ーサを挿入してなるフィルターを提供するものである。
【０００８】
【作用】上記構成によればジグザグ状に折り畳まれたフ
ィルター材の各谷部にコイルバネを入れることにより風
の流れを遮断することなく十分な風量で吸い込むことが
できる。また、フィルターが目づまりし、フィルター材
が変形し、谷部どうしが密着して空気が流れなくなる現
状を防止する。よって低圧損が実現する。
ィルター材の各谷部にコイルバネを入れることにより風
の流れを遮断することなく十分な風量で吸い込むことが
できる。また、フィルターが目づまりし、フィルター材
が変形し、谷部どうしが密着して空気が流れなくなる現
状を防止する。よって低圧損が実現する。
【０００９】その他、車載用空気清浄器などで使用した
場合、振動等でも、コイルバネが球状なためフィルター
を傷つけることなくそれでいてコイルバネがフィルター
を押し広げる力が働いているため、フィルターからずれ
たり落ちたりする心配がなくフィルター寿命を延ばすこ
とができる。また、経済的に安価に提供できる。
場合、振動等でも、コイルバネが球状なためフィルター
を傷つけることなくそれでいてコイルバネがフィルター
を押し広げる力が働いているため、フィルターからずれ
たり落ちたりする心配がなくフィルター寿命を延ばすこ
とができる。また、経済的に安価に提供できる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１においてフィルターの実施例であり角
筒形の枠１内にジグザグ状に折り畳まれたフィルター材
２を挿入してあり、フィルター谷部５にコイルバネ３を
入れてある。このコイルバネ３は図２に示すように、フ
ィルターのピッチを保持するためにピッチにあわせてつ
くられている。
筒形の枠１内にジグザグ状に折り畳まれたフィルター材
２を挿入してあり、フィルター谷部５にコイルバネ３を
入れてある。このコイルバネ３は図２に示すように、フ
ィルターのピッチを保持するためにピッチにあわせてつ
くられている。
【００１２】上記の構成において、従来フィルター材の
各谷部にくし歯を入れると風の流れを遮断してしまいフ
ィルター寿命は延ばせるものの風量がでなかったのに比
べ、コイルバネ３をフィルター材２の各谷部５に入れる
ことにより風の流れを全く遮断することなく、それでい
て十分な風量を得ることができる。
各谷部にくし歯を入れると風の流れを遮断してしまいフ
ィルター寿命は延ばせるものの風量がでなかったのに比
べ、コイルバネ３をフィルター材２の各谷部５に入れる
ことにより風の流れを全く遮断することなく、それでい
て十分な風量を得ることができる。
【００１３】また、フィルターが目づまりし、フィルタ
ー材が変形し、谷部どうしが密着して空気が流れなくな
る現状（図３参照）を防止する。よって低圧損が実現す
る。その他、コイルバネがフィルターを押し広げる力が
働いているため、挿入枠にフィルターが押しつけられた
状態となり、振動によってもずれたりはずれたりするこ
とはない。
ー材が変形し、谷部どうしが密着して空気が流れなくな
る現状（図３参照）を防止する。よって低圧損が実現す
る。その他、コイルバネがフィルターを押し広げる力が
働いているため、挿入枠にフィルターが押しつけられた
状態となり、振動によってもずれたりはずれたりするこ
とはない。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、ジグザグ状に折り畳まれたフ
ィルター材の各谷部にフィルターのピッチにあわせてつ
くられたコイルバネを入れることにより風の流れを遮断
することなく十分な風量で吸い込むことができ、また、
車載用空気清浄器などで使用されるフィルターにおいて
も、コイルバネがフィルターを押し広げる力が働くため
フィルターからずれたり落ちたりする心配がなく端部を
フィルターに固定しておく必要もない。
ィルター材の各谷部にフィルターのピッチにあわせてつ
くられたコイルバネを入れることにより風の流れを遮断
することなく十分な風量で吸い込むことができ、また、
車載用空気清浄器などで使用されるフィルターにおいて
も、コイルバネがフィルターを押し広げる力が働くため
フィルターからずれたり落ちたりする心配がなく端部を
フィルターに固定しておく必要もない。
【００１５】また、コイルバネが球状なためフィルター
を傷つけることなく変形防止のための支持体としての働
きを十分におこなうことができ、長寿命で高性能、低圧
損のフィルターを提供することができる。
を傷つけることなく変形防止のための支持体としての働
きを十分におこなうことができ、長寿命で高性能、低圧
損のフィルターを提供することができる。
【００１６】また、複雑なくし歯状のスペーサーに比
べ、単純なコイルバネで形成することができ、安価な部
品として提供することができる。
べ、単純なコイルバネで形成することができ、安価な部
品として提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図
【図２】同正面断面図
【図３】スペーサーのない場合の正面断面図
【図４】従来図
【符号の説明】 １ 枠 ２ フィルター材 ３ コイルバネ ５ フィルター谷部
Claims (1)
- 【請求項１】ジグザグ状に折り込んで形成されたフィル
ター材の各谷部にフィルター材の変形を防止する支持体
としてコイルバネによって形成されるスペーサを挿入し
てなるフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP467492A JPH05184841A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP467492A JPH05184841A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | フィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184841A true JPH05184841A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11590446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP467492A Pending JPH05184841A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05184841A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0655746A1 (en) * | 1993-11-29 | 1995-05-31 | General Electric Company | Strainers for boiling water reactors |
| JP2008212780A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Nippon Muki Co Ltd | フィルタパック及びそれを用いたエアフィルタ並びにエアフィルタの製造方法 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP467492A patent/JPH05184841A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0655746A1 (en) * | 1993-11-29 | 1995-05-31 | General Electric Company | Strainers for boiling water reactors |
| JP2008212780A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Nippon Muki Co Ltd | フィルタパック及びそれを用いたエアフィルタ並びにエアフィルタの製造方法 |
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