JPH05184824A - インジェクタ用フィルター - Google Patents

インジェクタ用フィルター

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Publication number
JPH05184824A
JPH05184824A JP2457292A JP2457292A JPH05184824A JP H05184824 A JPH05184824 A JP H05184824A JP 2457292 A JP2457292 A JP 2457292A JP 2457292 A JP2457292 A JP 2457292A JP H05184824 A JPH05184824 A JP H05184824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injector
filter
mesh
retaining ring
insertion jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2457292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kishida
武 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Injector Corp
Original Assignee
Nippon Injector Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Injector Corp filed Critical Nippon Injector Corp
Priority to JP2457292A priority Critical patent/JPH05184824A/ja
Publication of JPH05184824A publication Critical patent/JPH05184824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/165Filtering elements specially adapted in fuel inlets to injector

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立工程を簡易化させ低コスト化を図ること
のできるインジェクタ用フィルターを得る。 【構成】 保持リング25と非溶着構造のメッシュ26
を別々に製作し、インジェクタ7の組立時に、これら保
持リング25およびメッシュ26を挿入治具28に保持
した状態で、該挿入治具28をインジェクタ7の上部開
口内に挿入して、保持リング25とメッシュ26からな
るフィルターアッシー27の形成と、該フィルターアッ
シー27のインジェクタ7への組み付けとを同時に行う
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子制御燃料噴射式
内燃機関用のインジェクタに用いられるフィルターに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子制御燃料噴射式内燃機関用のインジ
ェクタであって、内部に電磁コイルを備え、この電磁コ
イルに制御信号を入力することでニードル等の弁体が作
動して噴射孔より燃料を噴射するようにしたインジェク
タは、従来から良く知られている。ところで、この種の
インジェクタにおいては、通常、コアの軸心部に設けら
れた燃料通路の後方位置に、燃料中の不純物を取り除く
ためのフィルタが取り付けられる。上記フィルターは、
従来、フィルター単体での性能保証と組立性の向上のた
め、予め一つの部品として完成させ、その後、インジェ
クタ本体に組み付けられるのが普通である。
【0003】図5は従来のフィルターの製作工程の一例
を示すものである。この例では、まず、(a)に示すよ
うに矩形状のメッシュ1を2枚用意し、(b)に示すよ
うに、2枚のメッシュ1を重ね合わせて中央部にU字状
部1aを形成するよう所要部を溶接する。次いで、上記
U字状部1aの外側部分を切断して、(c)に示すよう
なメッシュからなる袋状体2とし、最後に、(d)に示
すように、上記袋状体2の口部に金属製の保持リング3
をかしめによって取り付けて完成品とする。
【0004】また、他の例として、図6に示す製作工程
によるものもある。この例では、まず、(a)に示すよ
うな横長の長方形状の1枚のメッシュ4を用意する。そ
して、このメッシュ4を、(b)に示すように長手方向
に円筒状に巻いて端部同士を溶着して筒状体5とし、こ
の筒状体5に樹脂のインサートモールド成形を施して、
(c)に示すように口部と底部が樹脂6で成形された完
成品とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のインジェクタ用
フィルターは以上のように構成されており、メッシュを
溶着した後、フィルター保持のために、金属製の保持リ
ングを取り付けるか、あるいは樹脂のインサートモール
ド成形を行うようにしているため、製作工程が複雑であ
り、それがコスト高を招いてしまうという問題があっ
た。
【0006】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、組立工程を簡易化させ低コスト化を図るこ
とのできるインジェクタ用フィルターを得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインジェ
クタ用フィルターは、筒状もしくは袋状の非溶着構造の
メッシュと保持リングとの組立体からなるインジェクタ
用フィルターであって、保持リングとメッシュとを別体
のまま挿入治具で同時にインジェクタに挿入することに
よりフィルターとして完成させ、該インジェクタに保持
せしめるようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、保持リングと筒状もしく
は袋状の非溶着構造のメッシュとが別々に製作され、こ
れらがインジェクタの組立時に挿入治具により同時に該
インジェクタに挿入・保持され、その時フィルターが完
成する。したがって、フィルター組立工程が簡易化さ
れ、低コスト化が図れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例に係るインジェ
クタの断面図、図2は同実施例において保持リングとメ
ッシュを挿入治具に保持した状態で示す断面図、図3は
同実施例におけるインジェクタを挿入治具の挿入状態で
示す断面図、図4は同実施例におけるインジェクタを挿
入治具の引き抜き状態で示す断面図である。
【0011】この実施例において、インジェクタ7は、
先端中央に開口8を有するバルブボディ9を備え、バル
ブボディ9の内側には上記開口8を開閉するニードルバ
ルブ10が摺動自在に装着されている。そして、上記ニ
ードルバルブ10の後端(図1で上端)にはアーマチュ
ア11が結合されている。また、上記バルブボディ9の
後部は、側面にOリング12を介するとともに、後端面
にストッパ13を介して円筒状のハウジング14の前部
に固定され、一方、該バルブボディ9の前部はカバー1
5によって保護されている。また、上記ハウジング14
の後端部には上記アーマチュア11に対向して配置され
たコア16のつば部が固定され、このコア16の軸心部
には中心部に燃料通路17を有するスリーブ18が嵌合
されている。そして、このスリーブ18の前端部には、
アーマチュア11を常時前方へ押圧してニードルバルブ
10を閉位置に保持する圧縮スプリング19が介挿され
ている。また、ハウジング14の内側には上記コア16
との間に環状空間が形成され、この環状空間には、密封
用Oリング20,21を介して、コイルボビン22に電
磁コイル23を巻装してなるコイルアッシーが配設され
ている。また、電磁コイル23には該コイル23に電流
を供給するターミナル24が接続され、また、燃料通路
17の後方には、保持リング25とメッシュ26とで構
成されたフィルターアッシー27が設けられている。
【0012】このような構成のインジェクタ7において
は、加圧燃料が燃料通路17を通してバルブボディ9に
送り込まれるが、常時は、バルブボディ9先端の開口8
が圧縮スプリング19に押圧されたニードルバルブ10
によって閉状態に保持されているため、燃料噴射は行わ
れない。この状態で、制御装置からターミナル24を介
して電磁コイル23に開弁信号が入力されると、ハウジ
ング14,コア16等に磁界が発生して、アーマチュア
11が圧縮スプリング19の付勢力に抗して吸引され、
それによってニードルバルブ10が後退して加圧燃料が
開口8から噴射される。
【0013】この実施例において、フィルターアッシー
27は以下に示す手順にしたがって作製される。
【0014】まず、保持リング25およびメッシュ26
は別々に製作される。ここで、メッシュ26は、非溶着
構造で袋状もしくは筒状に形成される。
【0015】次に、図2に示すように、先端が先細り状
に形成された挿入治具28を用い、インジェクタ7の組
立時に、この挿入治具28に保持リング25を挿入・保
持するとともに、その上からメッシュ26をかぶせて保
持する。
【0016】次いで、上記保持リング25とメッシュ2
6を保持した挿入治具28を、図3で矢印に示す方向か
らインジェクタ7の上部開口内に挿入する。それによ
り、保持リング25とメッシュ26のインジェクタ7上
部への組み付けと、フィルターアッシー27の形成とが
行われる。この状態で、挿入治具28を図4の矢印の方
向に引き抜くことにより、フィルターアッシー27のイ
ンジェクタ7への組み付けが完了する。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、メッシ
ュの溶着や保持リングの固定もしくは樹脂インサートモ
ールドが不要であるため、フィルター組立工程を簡素化
させることができ、それにより低コスト化を図ることが
できる。
【0018】また、メッシュ溶着時におけるスパッタの
付着によるメッシュのつぶれや、インサートモールド成
形によるメッシュのつぶれを防ぐことができるので、フ
ィルター性能の低下を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るインジェクタの断面
【図2】上記実施例において保持リングとメッシュを挿
入治具に保持した状態で示す断面図
【図3】上記実施例におけるインジェクタを挿入治具の
挿入状態で示す断面図
【図4】上記実施例におけるインジェクタを挿入治具の
引き抜き状態で示す断面図
【図5】従来のフィルター製造工程の一例を示す説明図
【図6】従来のフィルター製造工程の他の例を示す説明
【符号の説明】
7 インジェクタ 25 保持リング 26 メッシュ 27 フィルターアッシー 28 挿入治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状もしくは袋状の非溶着構造のメッシ
    ュと保持リングとの組立体からなるインジェクタ用フィ
    ルターであって、前記保持リングとメッシュとを別体の
    まま挿入治具で同時にインジェクタに挿入することによ
    りフィルターとして完成させ、該インジェクタに保持せ
    しめるようにしたことを特徴とするインジェクタ用フィ
    ルター。
JP2457292A 1992-01-14 1992-01-14 インジェクタ用フィルター Pending JPH05184824A (ja)

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JP2457292A JPH05184824A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 インジェクタ用フィルター

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JP2457292A JPH05184824A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 インジェクタ用フィルター

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JPH05184824A true JPH05184824A (ja) 1993-07-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102430298A (zh) * 2011-09-16 2012-05-02 中冶南方工程技术有限公司 大型袋式除尘器脉冲喷吹清灰控制系统及方法
JPWO2012086758A1 (ja) * 2010-12-24 2014-06-05 Necライティング株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子及び有機エレクトロルミネッセンス照明装置

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JPWO2012086758A1 (ja) * 2010-12-24 2014-06-05 Necライティング株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子及び有機エレクトロルミネッセンス照明装置
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